はてなキーワード: Gantz:Oとは
20日に幕張新都心のATOMOS URTILA環境で見てきた。
再現不可能なのはわかっていたのでその点については言及しない。
ただ、中盤は少し盛り上がりにかけるのと終盤の場面転換が頻繁に行われる点は多少減点される感はある。
それでもタイトルコール、サナカン戦、最後の軌道エレベータのシーンはキリイのテーマとあいまって昂揚した。
あと重力子放射線射出装置かっけえ。
作者がインタビューなどで言っていた面白い方向に振っていくという試みはそれなりに成功していたし楽しめた。
また3DCGが昨年のFF15、Gantz:Oに続いてキャズム(この言葉にあんまり良い印象ないけどw)を越えてきた感じがある。
TVシリーズではわからないが、映画規模の予算と尺であれば十分に鑑賞に堪えうる作品が日本のアニメ業界でも見れる土台が出来てきたと感じる。
もともとゲーム業界であればそれなりのCGは作れていたのでポテンシャルはあったと思うのだが予算がつくことで遂に壁を乗り越えてきた。
それと音響に関しては、ATOMOS URTILAで見たというのもあるかもわからんが一流と言って良いと思う。
君の名は、声の形、この世界の片隅に、SAOなど一連のアニメ作品を続けてみてきたけど
音(音響・劇判等)に関しては和製アニメ作品は実写邦画とはもう比較にならないレベルまで到達してる気がする。
もちろん、それだけで映画の評価が決まるわけじゃないから全体としての評価はまた別なんだけどさ。
話の流れの作り方とかカット割とか指摘はできるとこはあるけど全体で見ればまぁ俺も8/10点くらい(ちなみに俺は評価あまめだと思う)
ディズニーピクサードリームワークスやイルミネーションエンターテイメントに比べたら赤ちゃんみたいなもんです
表情、芝居、アクション、生々しさ、そしてエフェクト(ビームや爆発や波の表現)や絵としての魅力などでは全然質が高くないのが現状です
コストも高いので本数をこなすのはむずかしいという問題もあります
一方、手描きでは日本のアニメーションは、ディズニーとは違ったオルタナティブな進化を遂げており
その作画の個性が日本のアニメを視覚的に印象的なものにしているわけです
宇宙やロボットが出て来るSFモノだとかなり効果的に使えるようになってはきています
ただ人間や自然になると・・・現場は今そこのブラッシュアップに力を入れているはずです
もう一つの問題として日本においてはCGアニメは人気がないという現実があります
日本でもトゥーンレンダリングのアニメがたくさん作られるようになってきましたが、大ヒットとは言い難いのが現状です
芝居が作り込めないのもあってかキャラクター人気も持続しておらず、ビジネス展開の期待は(現状)あまり出来ません
さとうけいいち監督はアニメでも活躍されている方で、才能豊かな監督が加わるだけでここまで面白くなるのかと感心しました。
そういうわけでCGはまだ厳しい状況です
GANTZ:O
どの映像作品も今まで見たことのないような世界を俺に見せてくれた。
キングスグレイブで日本の映画がここまでの3DCGを作れるのかと驚き、そしてその超絶なアクションに興奮した。
シン・ゴジラでは戦車に興奮し、ハリウット映画とは違うヒーロー達の姿を見せてくれた。
君の名は。は極上の恋愛映画を堪能させてくれたうえに、日本中にアニメを見ることを広めてくれた事に感謝したい。
聲の形では青春期のコミュニケーションの難しさや生き辛さを見て大いに共感した。
そしてGANTZ:Oではキングスグレイブとは違った方向性の驚異的な3DCGを見て、また驚かされた。
もちろんレッドタートルもズートピアも傷物語もプリキュアもコナン等の他のタイトルもみな素晴らしい。
そして11/12日アニメ映画としておそらく今年最後の期待作「この世界の片隅に」が公開される。
予告を見ただけで泣いてしまった俺はおそらくこの映画を見て号泣するだろう。