はてなキーワード: 金髪とは
まー、後半からの引用はやめるとして、ちょっと面白かった部分を引用しよう。
(太字は原文通り)
だいたい俺は顔がキモいわ。『電波男』で「俺の顔をキモがった女ども、ゆるさんぞっ」と
居直って叫んだら、とたんに「いやキモくないですよ」と言い出す女どもが現れたけど、
うるさい黙れ死ね黙れ。今までさんざんキモがっておいて、俺が被害者だ貴様らこそが悪だ
と告発したら今度は善人面かよ。どこまで都合が良いんだ!いいか貴様らは悪だ!もちろん
美少女や美人にしか興味がない俺も悪だ!ブスやオバハンに迫られてもキモいだけだ!そうだ、
人間の性、悪なりだ!しかし、自分が悪だという自覚がない奴ら、頑として己の悪を認めようと
しない人間こそが一番の悪なのだ!悔い改めない悪は、悪をやめることができず、悪を自覚
しないものは悪を積み重ね続けるのだ!そして良心の呵責すら感じないのだ!偽善者め!
で、悟空はフリーザ倒すんだけど、これってもともとは猿(アジア人)だった悟空が文明開化
の後に人種的にも進化して「白人」になれました、っていうお話なんだよね・・・・・・。白人至上主義
的な人種進化論なのだ。だからヨーロッパやアメリカで受けるのも当然なのだ。
もちろん、日本でも馬鹿ウケ。『AKIRA』は「日本人は超能力を持ってしてもアメリカには
かなわないよトホホ」というイヤな現実を描いてしまった。しかし『ドラゴンボール』はその先を
行った。
「だったら、オラが金髪碧眼のアーリア人に進化しちまえばいいんだ」
誠にその通り!ただし、マイケル・ジャクソンもそう考えてあんな大変な顔面になってしまった。
という感じで、面白かったのだけど。
まだ頭の中がまとまっていない感じで、整理された感想というのが思いつかないのだが、女性もなかなか大変だというか、なんらかのロールモデルを提示しないとまずいのでは?という感じがした(一応、この本は喪女もターゲットに入れているみたいだが)。「負け犬の遠吠え」はまだセレブ感があったと思うが、現実はもっと悲惨なのではないかと思うから。
ビアンカ派 | |--- やっぱり幼馴染みがいちばんだよ派(積極的ビアンカ萌え派) | | |--- 俺のほうこそずっと大好きだったよ派(初恋は結ばれてこそ美しいビアンカ派) | | |--- 小説・CDシアター・天空物語の主ビアにラブラブ派(もちろん主人公はリュカだよ派) | | |---パッケージも出版物もそうなんだからビアンカでなきゃDQ5じゃないよ派(公式派) | | | |--- 幼馴染みの健気な年上お姉さんなんて最高じゃん派(時代は姉萌えだろ派) | |--- フローラなんて見ず知らずの女となんか結婚できるか派(自称常識派) | |--- フローラ選んだらビアンカかわいそう派(消極的ビアンカ萌え派) | |--- 幼馴染み2カップルどうしで大団円派(ハッピーエンド症候群派) | |--- ビアンカ選ばなかったらずっと独身なんだぞ派(女は結婚してこそ幸福派) | |--- 父の友人ダンカンの願いを無下にできるわけがない派(漢の約束派) | |--- フローラはアンディを看病してたじゃないか派(フローラはアンディ>>>主人公だろ派) | | |---フローラは男なら誰でもいい尻軽女に違いない派(非処女は女じゃないよビアンカ派) | | | |--- ビアンカ捨てるなんて頭おかしいだろ派(論争型過激派) | |--- 俺のまわりだってみんなビアンカを選んだぞ派(横断歩道みんなで渡る派) | |--- フローラとじゃ勇者が産まれないじゃないか派(フローラ未プレイ派) | |--- 金髪っ娘に憧れてました派(もちろんおさげも好きだぞ派) | |--- 勇者がサイヤ人になってイイ!派(DBひきずり派) | |--- 子供の髪を見た瞬間ビアンカが好きになりました派(フローラ好きだけど子供イラネ派) | |--- ビアンカも好きだけど本当はベラと結婚したかったよ派(もう一人の幼馴染み派) |--- はっちゃけエロエロなお嬢様にはついていけねえよ派(アンチPS2フローラ派) |--- うわっフローラ計算高すぎこんな腹黒い女とは思わなかった派(アンチいたストフローラ派) |--- フローラと結婚できるなんてガセネタだろ派(論外派)
フローラ派 | |--- 金も鎧ももらえてしかもイオナズン使えるお嬢様を選んだ俺たちは勝ち組派(ゲーマー派) | |---盾さえくれるなら愛なんていらねえよ派(自称生粋のDQ信者派) | |--- 偶然出会った瞬間恋に落ちた派(一目惚れ派) | |--- 健気で天然世間知らずなお嬢様を守ってあげたい派(男の本分派) | |--- フローラと主人公はビスタ港でお互い初恋派(PS2新設定派) | |--- 俺こそあのときの青い髪の女の子に会いたかったよ派(初恋は結ばれてこそ美しいフローラ派) | |--- フローラのほうが本当の幼馴染みなんだ派(先に会ったヒロインこそ真のヒロイン派) | |--- ビアンカウザ杉勝手についてくるなよ派(ビアンカは2代目ストーカー派) (注:初代はローラ姫、三代目はマリベル) | |--- おいおい幼馴染みと結婚?ありえねえよ派(反ギャルゲー派) | |--- ビアンカは結婚なんてしないほうが自由でいいんじゃねえの派(ご都合主義フェミニスト派) | |--- 宿屋の娘のビアンカはきっと客とヤリまくってるぜ派(非処女は女じゃないよフローラ派) | |--- アンディなんてヘタレなヤサ男にフローラをやるもんか派(男の独占欲まるだし派) | |--- アンディにやるくらいなら俺がもらう派(隣の薔薇は白い派) | |--- ビアンカに比べてフローラの扱いが悪すぎるぞ派(自称平等主義的過激派) | |--- ベホイミの使えるおしとやかなシスターが大好き派(潜在的マリア派) |--- 堀井の掌で踊るのはいやだ派(反公式派) | |--- 周りがビアンカだったのであえてフローラを選びました派(個性履き違え派) | |--- だって俺フローラと結婚するためにお屋敷行ったんだし派(律儀頑固派) |--- なんだよビアンカってけっこう腹黒じゃん幻滅だぜ派(アンチPS2ビアンカ派) |--- うわっビアンカ毒吐き杉こんなヤな女とは思わなかった派(アンチいたストビアンカ派) |--- フローラと結婚できるのかなと試してみたら結婚できちゃいました派(それならそれでいいや派)
中立派 | |--- 1度目ビアンカ2度目フローラ派(自称ノーマル派) | |--- 二人とも親友(姉妹?)なんだから仲良くしろ派(積極的信者仲裁派) | |--- なんでこんなことに熱くなってるの好きなほう選べばいいじゃない派(信者論争見るのも嫌派) | |--- 架空のキャラクターにどうしてそんな本気になれるの派(萌えって何だよ派) |--- 1度目フローラ2度目ビアンカ派(RPGとことん派) | |--- 醜い争いヲチるの楽しいな派(痛いカプ厨がいるスレはここですか派) | |--- 二次元キャラのカプに萌えるなんておまいらキモイキモイ派(カプスレヲチ派) | |--- ネタ投下してやるからほらもっと暴れろ派(信者スレヲチ派) | |--- メラゾーマをとるかイオナズンをとるか悩むよなあ派(ガセネタ振り回され派) |--- なんでもいいから両方ついでにマリアとベラとドリスとも結婚させろ派(一夫多妻制マンセー派) |--- どっちだっていいからとにかく産まれてくる王女と結婚させろ派(ロリペド近親相姦派) |--- 幼馴染みやお嬢様なんかより苦楽をともにした大親友ヘンリーと結婚させろ派(アッー!派) |--- ルドマンさん僕本気なんです派(ウホッ派) |--- からかってません僕は年増専門です派(メイドのおばさん派) |--- 普通に両方と結婚できますが何か?派(PS2OT重婚派) |--- 主人公の性別選べるDQ5をプレイしたいよ派(DQV Girl's side派) | |--- その他
見辛かったので修正しました><
http://chalow.net/2006-01-06-1.html
ポテチを箸で食うのはいいけどさ、箸って利き手で持つよね。増田なんか読んでる俺やお前は世間から見れば充分インターネット中毒症だと思うんだけど、ポテチ食うにしてもコーヒー飲むにしてもタバコにライターで火をつけるにしても、お前らパソコンの前から動かないっしょ? そんときマウスはどうするわけ、マウスは?
こういう話するとさ「俺はキーボード派でほとんどマウス使わないから関係ない(そんな俺ちょうクールじゃね?)」ってニヤニヤしながら言い出す奴がいるけど、まあ別にお前は好きに生きてくれよ。今そんな話じゃないわけ。
多くの人間はマウスが大好き。マウスと共に目覚め、マウス握りしめながら死んでいくわけだ。Dell の付属品マウスとかちょっとポップでキュートだけど使いにくいマウスとか妙にでかいレシーバー付きのワイヤレスマウスとか1万超えるようなマウスとか、いろいろあるけどみんなマウス使う。利き手で。何で利き手?
大学時代にさ、ヒマだった俺は FMV が最高の友達だったんだ。宇宙最強の危険リンク集とかファニーゲーマーズヘブンとか見ながら生きてたわけで、当然海外アダルトサイトにもお世話になった。細い回線を通ってじわーって上から徐々に表示されるお姉ちゃんの画像が予想を遙かに下回りまくって「俺はバカだ。俺よ、サムネイルをよく見てみろ。どう見たって期待値以下だろ。何を期待してクリックしたんだ。俺よ、俺の2分を返せ」とか呟いたりしたわけ。
そんなときマウスを利き手で握っていたけど、まあ当然例のあれがあれするとき、利き手が必要になるわけだよ。わかるな? ほんでその時、俺は反対の手にマウスを握るわけだけど、なんかうまく操作できないわけ。ウィンドウでかくしようと思ったのに3分かけてやっと全部表示されたエロ画像ウィンドウを間違って閉じちゃって、気が狂いそうになったりしたわけだ。
修行したよ、俺は。マウスは利き手と反対で使えるべきだと確信した。え、俺を操作する手を逆にすればいいって? そりゃ確かにそうだけど、俺はそっちは利き手が好きなんだよ!
VHS デッキが普及したのは電器屋がお父さんたちに「これ買ってくれたらエッチなビデオあげますよ」って言ったからだという都市伝説がある。本当かどうかわかんないけど、エロは強いということを身をもって体験した俺は、案外本当の話なんじゃないかと思ってる。少なくともうちの親父はそれでビデオデッキ買ったんだろうと確信してる。エッチって言ってもセクシーな金髪水着美女がぎこちないポールダンスするだけの17分のビデオだったけど、それでもうちの親父はビデオデッキを買い、瞬く間に操作に習熟した。その親父の息子として恥じぬよう、いや恥だらけだけど、まあとにかく俺はマウスを逆手で練習したわけだ。
そしたら変わったんだ。世界が。
この前うちに遊びに来た友達とモスバーガー食おうぜって話になったんだけど、あれ事前に電話してから行くとすぐ買えるじゃん。1時ぐらいに行きますって言っておくと、待たずに買える。でも地元のモスバーガーの電話番号わかんなかったからネットで検索して、左手でマウス動かして番号調べながら右手で携帯に入力したわけ。友達がなんか驚いてた。「器用なことするなぁ」って。
ああそうか、普通はマウスを利き手で使うんだよな。大学時代に逆手でマウスを使う特訓をして、使えるようになってから随分経つ。その間に就職した会社が潰れたり友達に誘われて仕事したら給料が出なかったりしたけど、マウスが逆手で使えることで随分……あ、それほどじゃないか。でも結構……いや、うーん、そこそこは……まあ全然ってほどじゃなく、それなりには役立ったんです! 多分!
害虫は人に害をなすから害虫なわけですが、単純に害虫を殺戮していいかというとそういうわけではありません。生態系というのはとても複雑であり、ある種の動植物を絶滅させることは系のバランスを崩す恐れがあります。害虫を絶滅させた結果、生態系のバランスが変わりとてつもない被害をヒトがこうむる可能性は少なからずあります。
社会という系も、各々の機関やヒトが複雑に絡み合うことによって構築されています。何が悪であるのか、何が害であるのか、その線引きは非常に難しいと言われています。今は、そのことはひとまずおいておきましょう。さて、ここに害を及ぼすと言われているものがあります。単純にそれを禁止したり撲滅したりするだけで良いのでしょうか。バランスの崩壊によって、害以上の害が、悪以上の悪が生じる危険性があることを忘れてはいけません。
ここに、ある系を「正しく」することの難しさがあります。良いことと悪いことは別に独立して存在しているわけではありません。ある一つのシステムの中でそれぞれがそのような「役割」を担って存在している場合があります。必要悪。なんて分かりやすい言葉でしょう。大切なのはバランスをとることです。極端な禁止や撲滅はバランスを悪化させる原因となりえます。
あなたは児童ポルノが嫌いですか?愛国者が嫌いですか?フェミニストが嫌いですか?金持ちは嫌いですか?権力者は嫌いですか?喫煙者は嫌いですか?オタクは嫌いですか?子供の髪を金髪にする親は嫌いですか?セックスしまくる女は嫌いですか?単純に死ねばいいと思いますか?そういったことを制度化すればいいと思いますか?システムに組み込んでしまえとお考えですか?
http://anond.hatelabo.jp/20080313111254←この続きです
0.30.50 黒髪、朝帰り。それを待つヒロインが一言、「不良!」この監督にとって朝帰ってくると不良なのです。
0.31.10 「血!どうしたの?」「やめろぉ」とか言ってるうちにヒロインがベッドに押し倒されます。
0.21.25 ラブシーン開始。言わなくてもいいと思うけど黒髪は延々と棒読みです。
0.31.30 「ミキちゃん俺のことどう思う?」→「好きよ」→「俺はもっと好きだ。(棒読み)」→キス
0.31.55 近未来っぽいものもう一個発見。ショッピングモールの巨大な街灯がテレビになってニュースを放映。ボブサップがニュースを読んでます、英語で。画面に字幕が付いてません。人々はじーっと見てるけど、英語が分かるのか。人々って言ってもエキストラの人数はほんのちょっとしかいません。あちこちで大量殺人が発生したらしいです。
0.32.05 ショッピングモールに郵便職員登場。「・・てぇ。くいてぇ。」
0.32.36 デーモンに取り付かれている(と思う、変身してないので今ひとつ不明)。亀を食う。このおっさんマジで食う。
0.32.37 それを見た小学生がマジでびっくりしている。そりゃそうだ。この映画の中でかなりハイレベルな叫び声。(映画のレベルが低すぎるだけなんだけど)。小学生がひっくり返ると、かけていたメガネがおでこにずれる。(監督の遊びごころ)
0.32.45 郵便職員、亀を咀嚼しながらワニっぽい顔に変身。それを見ていた回覧板が腰を抜かす。
0.32.50 いきなり夜になる。黒髪がバイクに載っている。たすけてぇと言う回覧板の声を聞く。
0.33.04 海岸に行く。
0.33.10 バイクから降りて、海岸を探し回る。
0.33.35 たすけてぇと言う声が更に聞こえる。海に入る。
0.33.45 海に顔をつける。1秒で顔を上げる。どこだーって、探してるらしいです。
0.33.50 デビルマンに変身。飛ぶ。
0.33.55 森に着陸。ノブオモードになる。デビルポーズ。デビルポーズをキープして動かない。
0.34.25 デビルポーズ解除。回覧板からねちょねちょ音がします。
0.34.35 回覧板が一言「おれ、こいつに食われちゃったよぉ」
0.34.55 ジンメンですね。原作を見てない人たちはわかんないだろうけど。「俺死んじゃったよ」ってさ。
0.35.00 ノブオメイクの黒髪(以下ノブオ)、顔を近づけすぎです、「”こいつ”に食われた」って言ってるのに。
0.35.10 ジンメンの顔が伸びて「グワー、俺はジンメン、おまえは誰だー」。ノブオ驚く。
0.35.45 ジンメンの質問を無視してノブオと回覧板が会話。「滅びろジンメン」って言いながらデビルマンに変身。
0.35.50 ジンメン一撃でやられる。
0.36.05 「おまえ、デーモンのくせにデーモンを殺しやがって、デーモン同士は殺しあわねぇはずじゃねぇかぁぁ」とジンメン。まあ三つほど突っ込んどく。<1>殺しやがってって言えるうちはまだ殺してない。<2>コロシアワネェハズジャネェって聞き取りづらいです。発音もしづらいと思います。<3>デーモン、殺しあってたでしょ?原作の設定でも殺しあってたし、ほんの数分前にもトミナガがデビルマンを殺そうとしてたし。
0.36.20 ノブオとジンメンが雑談。野生動物は自分が食べる分しか他の生き物を殺さないが、人間は無駄な殺生をしすぎる。という説教が始まる。ノブオは無視。
0.36.55 サタンが人間を皆殺しにしようとしている。サタンって誰だ?という演技をするノブオ。サタンはさっき見たじゃん。
0.37.05 バイクから降りる黒髪。場所はショッピングモール。ボブサップがニュースを読んでる。
0.37.25 せっかく頑張って演技をしていたのに「怪物と化した人間が・・・」というくだりではネクタイの結び目に手をかけるボブサップ。クサイ演技はナスの陰謀だろう。
0.37.35 教室。教師が回覧板の遺影を誰も座っていない机に置く。テスト中。
0.37.55 黒髪は、「銀髪は悪魔だと自称していた」、という回覧板の台詞を思い出す。
0.38.05 黒髪銀髪見つめあう。なんか距離感がおかしい。
0.38.10 川本さん(みんな、覚えているかな?いじめられっこの川本さんだよ!)が私服のまま校門から入ってくる。
0.38.20 パソコンの授業。その教室の横を川本さんが通り過ぎる。
0.38.35 授業終了。
0.38.45 川本さんが教室の中にいるヒロインに接近。自分から呼びかけたくせに「どうしたの?」と言われると遠ざかる。
0.39.20 川本さん(以下ミーコちゃん)に対し、いじめっ子達が一人づつ絡んでいく。要約すると「おまえはデーモンじゃないのか、服を脱げ」
0.39.35 別室に連れ込む。見せてみろと迫る。
0.39.45 取っ組み合いにヒロインも参加。ミーコの服の袖だけが破ける。腕にデーモンっぽい模様ができている。
0.40.05 違う違うと言いながらおびえるミーコ。「デーモン!」と叫びながらミーコに物を投げつけるいじめっ子。
0.40.10 ミーコの腕から緑色の光線発射。
0.40.15 地球儀に命中、地球儀が粉になる。けど、金属部分は残る。ミーコは一瞬だけ薄目。演技が細かいぞ、ミーコ。
0.40.30 逃出す生徒を見て静かに涙をこぼすミーコ。
0.40.35 ヒロインだけはミーコに接近する。
0.40.55 ミーコは自分から離れようとする。ヒロインはミーコに背中を向ける。ってさっきは接近しようとしてただろ。
0.41.30 黒髪がキープアウトを乗り越えて教室の中に乱入。
0.41.55 地球儀の部屋にいたヒロインが黒髪を見て部屋から出てくる。「川本さんは人間だ。なぜなら泣いたからだ。」とヒロイン。もういいや、棒読みの台詞はもういい。それよりも泣いたからデーモンじゃないって何ですか?それよりもナス夫妻がデーモンをどのように定義づけているのかをしりたい。
0.42.05 ショッピングモール。ボブニュース。海外からの映像をお届けします。
0.42.20 外人さんのデーモンが銃を乱射。こいつは光線を出さないのか。テレビカメラはなぜあんなに近づくのか。
0.42.35 ミーコ接近。「隣、いい?」
0.43.00 家に帰らなくていいの?ママ、怖いんだ。って名シーンじゃないですか。ママがデーモンってやつですね。
0.43.30 ママ、来る。「ススム?遅いから心配しちゃった。帰りましょ」ススム君後ずさり。
0.43.50 「パパも帰ってて、ススムのこと待ってるのよ?」「ほんと!?」
【このシーンだけは、役者がみんなまともです。最初はママの表情が良く見えず、まず、優しい声、次に優しい顔、ただ、「パパも・・・」の台詞だけ口調を変えて、ブランコに腰掛けるという女優さんの演技。ススム君が自分の母親の形をしたデーモンに対して、探りを入れつつそれでも母親を信じたいという演技。まともだ・・・】
0.44.00 ママの優しい笑顔。緊張しつつも笑顔を見せるススム君。「じゃあ、帰る」(はっきりと意志のこもった口調、カツゼツは黒髪銀髪の三万倍良いです。)
0.44.30 今度はミーコがブランコに乗ってスローモーション。まともだ。まともに演技をしている。ミーコの寂しさが伝わってくるぞ。
0.44.49 ススムが家に帰ると、恐怖体験が・・・
0.45.00 ススム君、ちゃんと叫んでます。単調じゃない叫び声。久し振りに聞いた。
0.45.25 エレベーターから降りるミーコ(だからどこのエレベーターに乗ってるんだよ!糞みたいな設定を出すなナス!)。ミーコがススム君の叫びを聞く。
0.45.35 いいところでボブニュース。マンハッタンがデーモンに襲われてる。日本のデーモン対策本部は対応が遅れてるらしい。
0.46.00 町の中では化粧をしている男性や、スキンヘッドの男性が武器を持って暴れてる。(室内)
0.46.15 顔が変形するので彼らがデーモンだということがわかる。でも、デーモンの能力を顔面整形意外にしか使わない。(室外で虐殺)スポーツカーに乗って黒銀コンビが到着。
0.46.40 虐殺され行く人々を静観しながら討論。争点は「助けに行くべきか否か」。
0.46.55 黒髪が離せ!と言って助けに行く。銀髪は「勝手にしろよぁ。ばかぁ」とヤンキー風の巻き舌で罵る。ばかぁ?みやむーのAVを思い出しちゃうんだよ。こんちくしょう。
0.47.00 室内で虐殺してることになって、日本語のラップがBGM。壁が崩れてノブオ登場。デビルポーズ(約15秒間)。
0.47.15 腕が変形。バトル開始。
0.47.20 スキンヘッドに顔面パンチ。
0.47.41 滅びろ、デーモンと言って化粧男も倒す。
0.47.50 助けたくせに走って逃走。そこにいた若者達が「フドウ?」とか言って黒髪に気づくんだけど、この複線はもちろん回収されません。
0.48.05 手についた血のりを池(のようなところ)で洗い流すミーコ。ススム君はうつむいてます。
0.48.30 観覧車の下で(テレポートです。)寄り添いあうミーコとススム君。
0.48.35 ボブニュース。日本ではデーモン狩りが開始。って複線になるような大事件は何も無いですし、デーモンの疑いがある人間を刈っても良いと言う根拠は何も示されない。【原作ではちゃんと示されます。少なくとも永井豪自身は納得できる根拠で人間社会が徐々に徐々に崩れていきます。原作バンザイってわけではなく、ただ私が言いたいことは、「何の根拠もなく人間狩りが行われる」なんてことをナスは信じていないにもかかわらずそれを垂れ流したということです。そりゃぁ説得力もないでしょう。客を馬鹿にしたと言われるでしょう。】
0.48.50 夜、牧村家、スーツのヒゲが帰宅。ヒゲ妻は料理中。
0.49.00 ヒゲ:飲まなきゃやってられねぇよ。ヒゲ妻:なんか会ったんですか?以下ヒゲの回想。
0.49.15 白いトラックの前面にマーク。ダビデの星の中に十字架。(アホかナス)
0.49.20 ヒゲ「同僚が・・・デーモン特捜隊に、逮捕された。」のナレーションにあわせて、鳥肌実が田んぼの中をダッシュしてる。稲刈りが終わった時期らしい。稲刈りが終わると田んぼに水が張るものなの?
0.49.30 叫ぶぞ実。頑張れ実。泥の中でコケながら叫ぶ。トレードマークの髪型が濡れて頬まで落ちる。特捜隊が実の周りを囲む。
0.49.45 実が射殺されそうになる。ヒゲは助けたいけど、かばう人間もデーモンにされるぞと言われて我慢する。
0.49.50 実、叫ぶけど捕まる。墜落したUFOから発見されたグレイみたいな様子で連行される。
0.50.05 実を密告したのは実を嫌っていた同僚でした、と回想終わり。アホか、ナス。人間はバカである、という前提を取らない限り絶対にこんなストーリーを作れないぞ。
0.50.35 その話にいつの間にか参加しているヒロインと黒髪も憤慨する。ヒゲ:恐ろしい社会になったものだ。
0.50.45 物々しい音楽とともにもったいぶって登場する建物。多分、デーモン特捜隊の基地なんだろうけど6階建て。低っ。
0.51.00 その建物の中にいるミーコとススム。「何で僕らが捕まるの?」と呆然とした表情のススム君。ギンクロコンビ、このススム君の表情を見とけよ。役者が口を開けたままでいて良いのはこういうときなんだよ。
0.51.15 学校の前にバイクで来る黒髪とヒロイン。門には「休校」の張り紙とデーモン特捜隊の例のマーク。
0.51.20 川本さんの家も特捜隊のマークがべたべた貼られ、家の壁は落書きだらけ。
0.51.40 黒塗りの車が黒髪のバイクにクラクションを鳴らす。運転手が「おい、なんちゅうとこにとめとんじゃぁ」
0.51.45 車の中から小林幸子登場。普通の赤いスーツ。割と胸がある。トミナガよりあるぜ。おなかはトミナガのほうがぽこっとしてたけど。
0.52.00 幸子、熱演。というかマジで演技上手。表情がころころ変わる。ここはデーモンの家だ、あんたらもでーもんか?
0.52.05 幸子、退場。
0.52.35 神父とシスターが玄関の掃除をしてる。教会の中に入ってゆく二人の後姿を思わせぶりに見つめる神父。やっぱ、神に仕えてると何か気付くものがあるのか。もちろんこの複線も回収されません。
0.53.10 祭壇の前でひざまづき祈るヒロイン。その横で、座り、ポケットから緑色のグロい悪魔の形の携帯ストラップを取り出す。
0.53.30 黒髪:このストラップをおまえの携帯につけてくれ。 ヒロイン:やだ。きしょい。 黒髪:そっか。(ショボーン) ヒロイン笑顔。
0.54.00 黒髪:何を祈ったんだい? ヒロイン:アキラ君(黒髪)と結婚できますように。子宝に恵まれますように。って祈ったの。
0.54.25 黒髪はあんまり良い反応をしてくれず、そのまま教会の中から出る。その後姿を見るヒロイン。
0.55.00 夜。ヒロイン宅にスポーツカー。黒髪は玄関で銀髪をまっている。(この時期の撮影になると色が抜けてきたらしく、銀髪って言うか金髪のプリン頭。)。 ついてこい、というプリン頭のブリーチ野郎。
0.55.05 銀髪「ひしょぐんだ。時間がない。」って言ってますが「急ぐんだ」と言いたいはずです。
0.55.10 スポーツカー発信。
0.55.15 目的地らしき白い建物の周りにはマスコミが詰め掛けています。
0.55.35 デーモン特捜隊が一斉捜査をします。デーモンはみんな射殺です。とアナウンサーのおばさんが笑顔を見せると、スケキヨみたいなマスクを被った人がいきなり現れて射殺される。
0.56.00 一つの扉から人々が出てくるので、マシンガンで片っ端から撃ち殺す。デーモンたちは、もちろん能力を使いません。それを見つめる黒髪と銀髪。
0.56.15 いぐぞ。人間を皆殺しだ、と意気込む銀髪。手にはマシンガン。
0.56.25 やめろ、と言う黒髪に対し、「おまえはこんな人間が許せるのか」と言う銀髪。許せるも何も人間から何も直接危害を加えられたことのないようなきがする。
0.56.35 黒髪は、無言で自分が持っていたライフル(マシンガンかも)を銀髪に渡す。銀髪は「そうか」って納得してます。おまえとナスだけだよ、納得できたのは。
0.57.00 二丁の銃を持ってよたよたと進む銀髪に、小太りのスキンヘッドの男(背中に蝶の羽みたいなのが付いてる)が、「助けてくれ、サタン、サタン」と羽をパタパタさせながら四つんばいで手を差し伸べる。
0.57.05 「サタン!?」とここで初めてびっくりする白々しい黒髪。そんな黒髪を見つめる銀髪。
0.57.35 前転をしながら特捜隊の前に飛び出す銀髪。階段を駆け上りながら銃を乱射する銀髪。銃がとっても重そうだ。白い建物の中に入るときもアヒル走り健在。
0.58.00 KONISHIKIの出番終了。やったことは;建物の中からよたよた出てくる;両手を広げて「デーモンバンザーイ」と言う;蜂の巣にされる;最後に「デモンバンザイ」と呟いて前のめりに倒れる。以上でした。彼の吐く息だけが白かったんですけど、やっぱ体温が高いのかな。
0.58.05 それを見つめる黒髪。
0.58.45 神父が新聞を読む。世の中が荒んできてる。街頭でマシンガンの大安売り。売人は黒人なんだけど、黒人の売人を見せてナスはどんなメッセージを私達に送っているのでしょうか。
0.59.15 「人々は気に食わない奴らを片っ端からデーモンに仕立て上げて襲い始めた。」という黒髪のナレーション。スクリーンには著しく太った人が三人組で他人を襲っている。なぜデブ?
http://anond.hatelabo.jp/20080313111147←この続きです。
1.29.20 おじさんおばさん、ただいま!お帰りあきら君っていう情景を想像していたのに、玄関からちらりと見える景色はいつもと違う。
1.29.50 ヒゲとヒゲ妻の死体を見る。どこで拾ったのか分からないけどパーカーのフードを被る。「おじさん」と言ったあと、右下を見て「おばさん」と言う。期待を裏切らぬ棒読み。
1.29.55 上から(上ってどこ?)ヒロインの携帯がだらーんとぶら下がって落ちてくる。
1.30.50 画面が赤くなる。(恐らく、携帯をきっかけに、黒髪がデーモンとしての直感を用いてヒロインの最後を知ったことの象徴なのだと思う)
糞台詞:ヒロインの最後
ヒロインが包丁を持って「あたしは魔女よ!なめるな!」と言う。暴漢はヒロインの背中にピストルを一発。うつぶせに倒れたヒロインが一言。「あたしは魔女じゃない・・・」
1.31.00 黒髪「みきちゃん・・・ぅふうわぁ・・・はああああ」
1.31.05 ヒロインの生首が串刺しになって目の前に。
1.31.20 へあー。へあーへあーと三回叫ぶ黒髪。おまえ絶対にタバコ吸ってるだろ。肺活量と腹筋が無いに等しいので、何の迫力も無いシーン。
1.33.30 二分以上も延々とマネキンの首を持ってそこらへんをうろつく黒髪。荒廃してしまったかつての町を歩いている。まあ、ここまではっきりとCGって分かるとすがすがしいね。NHKの大人向け医学番組のCGで今から赤血球の働きを見ましょう、って感じの景色の中を歩く黒髪。
1.34.20 教会に到着。町には建物が一つも無かったはずなのにガラス一枚割れていない教会。謎の教会。祭壇に生首を供えて一言、「みきちゃん・・・着いたよ。」
1.34.35 生首を撫でる黒髪。泣いてるって設定なんだけど、思いっきり目薬。ミーコを見習え。
1.35.15 ゆっくり祭壇から離れてくれ、と演技指導された黒髪は、混乱したらしく、ロボットダンスみたいな動きで祭壇から離れ、教会内の椅子にどすっと座ります。
1.36.10 ヒロインの「子宝に恵まれますように」のお祈りを思い出して、黒髪が薄笑いを浮かべる、どうした?と思ったが、どうやら泣く演技をしたいらしい。でも泣けない。ナス!泣けないんだから顔のアップはやめろ。
1.36.30 後ろから人の気配。振り向くと銀髪。そこで銀髪が一言「神はいたかぁ?」はいよくできました。
1.36.35 銀髪がコートを脱ぐと、下はスーツ。なぜぬぐ?人間は守る価値があったか、アキラァ
1.37.05 黒髪が振り向きながら立ち上がる。そこで一言糞台詞。「おまえは最初からサタンだったんだな。おまえは俺をだましていたんだな。」・・・よく整理して考えてみよう。だますって、何について?銀髪が自分はサタンじゃないってだましていたってこと?いや、だましてないよ。最初から正体をばらしてたし。つうか、一時間二分五十秒のときにいってたよね。「サタンだから」って。ばか?いや、糞なんですよ。ナス夫妻が糞。
1.37.40 痴話喧嘩開始。新しい世界を俺と生きてくれってさ。
1.37.45 銀髪頑張る。「再び」両手を広げる。「デーモンの世界を俺は目指した。」右手だけ胸に、左手は体側に。「しかし」右手だけ広げる。「人間の数は異常に多かった。」右手を元に戻す。「いくらデーモンをよみがえらせても」右手を広げる。「人間を滅ぼすことは不可能だった。」右手を体側に戻して、はい、がんばりましたねー。学芸会以下の演技指導でしたねー
1.38.35 銀髪「でも人間同士で殺し合いを始めた。笑えたね。」と言ってヒロインの生首のアップ。彼女の死の事も笑えたのでしょう。黒髪がキレる!そして一言「おれをころせぇ」、ってキレ無いの?
1.38.45 黒髪「おれあけ生かして、なんにあうー」カツゼツが・・・
1.40.15 例によって会話が成り立たないので要約。銀:俺と一緒に来い⇒黒:嫌だ、おまえを殺す(何故こうなる?)⇒銀:ならば俺がおまえを殺す。 こいつら幼稚園児です。何の理由も無く殺し合いをしているようにしか見えません。カツゼツが相変わらず悪いし。俺はデビルマンだぁらな!ってなんだよ。
1.40.40 見詰め合う二人。デビルマン、変身。サタン、変身。
1.40.50 二人の闘気がぶつかり合い、空襲を絶えぬいた教会が爆発し、教会の床が抜けて、実は床下には巨大な空間がありましたとさ。
1.41.00 いつものデビルポーズ。滅びよ、サタン。滅ぶのはおまえだ、デビルマン。
1.41.10 バトル開始。どうでもいいです。いろいろな人がプレステのオープニングだとか、色んなことを言ってますが、一言で言うと、価値の無い映像。二言で言うと、ありきたりで安っぽい映像。サタンはビーム系の技。デビルマンは直接当てる技です。よく引用されてる「地球を割る」って技は1.42.00にでます。地面がぴしぴしなるだけです。
1.42.10 デビルポーズ。ここで、地割れが起きます。さっきの技とは無関係だと思います。
1.42.45 どちらの攻撃も有効打は無く、地球の一割くらいが炎でできたキノコ雲に覆われます。
1.43.30 人間が塔のように重なり合いながらうねっています。(人間竜巻?)私が読んだことがあるのは文庫本のデビルマンだけなので、原作でのこの塔の位置付けは良く分かりません。というか、ただ、出したかっただけなんだろう、ナスの場合。
1.44.00 その更に上空でサタンとデビルマンが対峙してます。サタンはデーモン軍団をつれています。デビルマンは隕石みたいなのに乗っています。
1.44.20 ほわーと言いながらデビルマン、青い炎に包まれて巨大化。それを見るサタンの目に涙。
1.44.35 ここでも「滅びろ、サタン」と言って、青いまま特攻。ザコデーモンは全員死亡。サタンは耐えます。
1.44.50 炎を使い果たしたのか、デビルマン。サタンが右のミドルキック。デビルマンは右ストレート。デビルマンの胴体が削れます。
1.45.05 ぐおぐおいってたデビルマンが、空から落ちます。落ちながら黒髪に戻ります。黒髪になってもぐおぐお言ってます。
1.45.15 回想シーン。黒髪の餓鬼と金髪メッシュの餓鬼が、海辺で砂の城を作り終えたところです。
1.45.45 雨が降ってきたので、二人が自分達の体でその城を守ろうとしているところで回想終わり。
以下は、あの有名なラストシーン。
1.46.10 黒髪、生きてます。目を開けます。きょろきょろします。岩の上で仰向けになっているようです。
1.46.20 岩の下から銀髪が這い上がってきます。
1.46.40 アキラ、リョウ、とか言い合ってます。わざとらしくぶほっと血のりを吐く黒髪。
1.46.55 銀髪「死ぬなよ、生き残れよ。デビルマンだろ。」
1.47.15 黒髪「おまえが生き残ればそれでいい。」・・・この人の発言の意味がわかりません。何故こんな台詞を言わないといけないのがが分かりません。で、そのまま黒髪は目を瞑ります。
1.47.20 銀髪が名前を呼んでも黒髪は返事をせず、黒髪の下半身に目を向けると・・・
1.47.50 下半身がやばいことになってる、と。二人無言。
1.46.00 銀髪が吐血。え?サタンなのに吐血?ナスにとってのサタンってのはいったいなんなのでしょう。かつての神と同じことをしようとして、しかし、愛を持っていたゆえに失敗してしまった堕天使、ってのがサタンなんじゃないの?まあ、どうでもいいや。
1.48.15 「まってろよ、アキラ、すぐ行くぞ。」と銀髪。
1.48.30 それを聞いた黒髪が、死んだはずなのににやっとわらって、それをみて銀髪もひひひひと笑う。
1.48.40 真っ赤な月の下、銀髪の笑い声が響く。「明が笑った。ふひふひふひ」
1.48.50 崩れたコンクリートの壁にもたれかかって座るミーコ。
1.49.04 「おねえちゃん!」とススムの声が聞こえると虚ろだったミーコの表情に生気が戻る。ススムがミーコに駆け寄る。
1.49.20 「何を見ていたの?」とススム。「心の中を見ていたの」とミーコ。アホか、ナス妻。心の中ってなんですか。ミーコは、地球が平和だった頃の海、空、森を思い出していたらしい。と、語りながら涙をこらえるミーコ。
1.49.30 泣きそうになるミーコの顔をみて、ススムがボソッと言う。「そんなとこ、もう無いよ。」
1.49.50 表情を引き締めるミーコ。頬には涙が一筋。ススムと見詰め合い、「生き延びるのよ。私達だけでも」
1.50.10 手のひらを握り締める。その中にはヒロインが渡した口紅。「牧村さんと約束したんだから。」「うん」とススムも表情を硬くしながら言う。どっかのアイドルの歌がBGMに流れる。
1.50.25 ミーコが立ち上がり、続いてススムも立ち上がる。口紅を握り締めたミーコの掌をススムがその上から握る。
1.50.30 二人が手を繋いで、このペースで歩いてねーってのはナスの陰謀だな。だって、危機管理としてなってないじゃん。こんなヨチヨチ歩くなんて、普通の想像力ではありえない歩き方。かわいそうな二人。せっかくの感動シーンを台無しにするナス。
1.51.00 二人は今までいたコンクリートの残骸の出口に立つ。画面がセピア色になる。カメラがぐーっと引いて、周りの荒廃しきった景色を写す。周りに人間の塔(人間竜巻?)が山ほどある。
THE END
映画:デビルマンの悪評を聞いて、どれだけバカな映画かを見に行きたくなってしまった人は、上のあらすじを読んでうんざりしてください。
追記。(2005年6月10日)
東映さん、怒ってます?
これから一生東映の映画を私は見に行かないので、(東映の映画に関しては「観る」という漢字を使わずに「見る」という漢字を用いますよ。ポリシーの問題です。)べつに怒ってくれても全くかまいません。怒った後にきちんと反省してください。(どれほど反省したとしても私はこれから先一生東映の映画を”見に”いきませんが)
一番嫌な状況は、東映から圧力がかかってこのblogそのものが消えることです。
圧力のかけ方として、一番考えられるのは著作権違反を理由とするものだと思うので(何せ宇宙一詳しいあらすじなので、翻案権に関してはかなりやばい。抗議を受けたら必ず消される。)、東映と対立することは全然平気なのですが、blogが消えるのは凄く嫌だ。
以下、考えました。頑張れ、自分。
翻案権は完全に侵害しているけれど、その上で引用をしているので、少しだけ状況が複雑なのだろうと思う。
「血液型と性格」事件の判示(東京地裁判決平成10年10月30日、学者の間でも評判は悪くない)によると
新たな言語の著作物を創作する上で、他人の言語の著作物の全体あるいは相当広い範囲の趣旨を引用する必要のある場合があるが、その場合、それを原文のまま引用するのでは、引用の名の下に他人の著作物の全部または広範な部分の複製を認めることになり、その著作者の権利を侵害する程度が大きくなる結果となり、公正な慣行に合致するものとも、正当な範囲内のものともいえなくなるおそれがある
とあり、
簡単に言うと、
<1>映画そのものを皆さんに配布する
<2>映画そのものは配布せず、自分で翻案・要約した文章をオマケとしてくっつける
の2つの方法が考えられ、
それなら<2>の「要約引用」で行った方が良いんじゃない?みんなやってるし、普通でしょう?
ということです。
あのシーンは「映画」だったからね。
つまり、必要な部分だけしか引用していないのです。
以上から、私の文章は、著作権法32条1項(引用の場合の著作権行使の制限)の適用を受けるので、著作権を侵害していないと言える。
のだと思います。そう思いたいです。
うお、もしかして私のブログが消された?東映から苦情が来たのか?と自意識過剰な不安に駆られるのです。
今日、つれづれなるままに考えてみて良かった。
多分、(多分、としか言えない。何せ要約引用の判例なんて、ましてや映画の翻案に関する判例なんて、かなり少ないし多分存在しない。)、私は不正なことをしていない。
痛いニュース(ノ∀`):【英国】 新・英国旗デザイン案、ネット投票…1位は「グレン団」、2位は「ルイズ」(2ちゃんねらー考案)とかもう。痛ニューって名前が洒落になってない。ブクマの連中もだよ。バカか。
【元ネタ: The new face of Britain? Flag poll results - Telegraph 】
なんというか、おめーらおめでてぇな、というか。マスゴミに政争の具にされてまでそんな目立ちたいか、という。
「Bizarre」とか形容されて、おめーらの大好きなグレン団のシンボルを「クールなドラゴン」とか著作権ガン無視で転載されて。ヤプー体質まる出しだよ。金髪美人のウンコ食って喜んでる方がまだ健康的だぜ。
あのな、おれもそんなにUK政治メディア事情に詳しいワケじゃない。でもこれくらいはわかるぜ。
デイリー・テレグラフってのはイギリス保守王道なの。大ブリテン主義。中央集権。当然保守党支持一色。
「大ブリテン人であることに誇りを持とう!(ウェールズ人とかスコティッシュとかナンセンス!)」っていう特集組んじゃうくらいなの。日本で言えば読売なの。
で、今回のはなしの元は何だっけ? 「そろそろウェールズも国旗に反映させようぜ」だろ?
誰が提案したんだっけ? そう。ウェールズ出身の労働党議員ルーカスさんだ。
背景には何があるんだっけ? ウェールズ=労働党の支持基盤。ウェールズへの不完全な地方分権だ。
(参考:イギリスの地方議会選挙とスコットランド・ウェールズ議会選挙)
ここまで話してもわからねぇか?
よっし。じゃあバカなお前らのためにわかりやすく日本に置き換えてやる。
たとえば社民党が「沖縄やアイヌの文化も取り入れた新しい国旗を作るべきだ!」って提案したとしよう。
そしたら読売が「へー。いーんじゃない。じゃあ紙面で募集してみるよ」って言う。
そこにバカな米人が「日本といえばGo Go Yubari!!」って言って白地にモーニングスターを描いたデザインを送ってきた。
それを読売が得々として「日本のメディア戦略を反映した良い案かもね」っつって載せた。
その真意は。
「ホラこんなダサイのが来ちゃったよ。日の丸が通用してるし日の丸カッコイイんだから日の丸のママでいいじゃん。なんなら旭日旗にしようよ。日本の中心は東京、というか皇居なんだし辺境の貧乏人どもの言うこと聞く道理はないよね。しょせん社民党なんて図体ばかりでかくて脳みその無い米人と同レベルなんだよプゲラ」だろ?
国旗が変わるとは思ってないけど、ちょっとだけの地位向上を期待してた沖縄人はどう思うかね?
あー……なんか日本の喩えにしたらねらーが喜びそうな結果になっちゃったな。
まぁそこで労働党を貶すための「バカな米人」にされてそんなに喜んでるのはそれこそバカだぜ?
っつう話だよ。
夜中、突然に風呂の電球が切れたので、コンビニまで買いにいった。行ってから気づいたのだけれど、ちゃんと品番を控えていない。
家に調べに帰るのはめんどうだなと思っていると、横で同じように並んでいる電球を目の前に思案している、濡れた髪を乾かしたばかりの匂いのする、けっこうかわいい女の子がいた。
なんとなく目があって、気まずいし、誰にたいしてなのかよくわからない恥ずかしい気持ちになるので、普段ならなにも言わずにコンビニの島を一周するんだけれど、
思わず話しかけた。
「ワンルームのお風呂の電球って、ごく普通の丸いヤツなんですけどどれですか」
自分の口から出て行く言葉を喉の奥から手を出して引っ込めることができたらいいのになとおもうような
なんでもない言葉が出てきたんだけれども、その女の子は、話しかけられたことに驚いた様子もなにもなく、
すごく自然に笑ってくれた
「私はお風呂に入っている途中に急にパチンと真っ暗になっちゃって。ホンマびっくりしました。全部手探りで!
ハミガキは床に落とすし、いつもやるシャンプーは一回で、いつもは二回シャンプーしてからトリートメントなんやけど
一回にしてトリートメントも一瞬で流して、すぐにあがってきたん」
すごい勢いでこうまくしたて、一気に言い終わってからまた笑って「ごめんなこんなに勢い込んで喋って」と言いながら
丸い電球を二つ棚から手に取り、一つをぼくの手の上に乗せてくれた。
そのまま無言でレジへと向かったので、犬ぞりのリーダーに導かれるあんまり頭の良くない犬みたいに虚無の顔でついて行き、
彼女は会計を済ませた。
ああ、これでバイバイかな、なんでこんな感じで女の子に話しかけられたのかなとうれしいような寂しいような気持ちになっていると、
その女の子は僕を待っているのかそうでないのか、アイスクリーム冷蔵庫の上に乗っている、コンビニでやっているクリスマスケーキや、年末カウントダウンイベントのチケット告知を見ていた。
僕は目の前でレジをしている前髪を垂らしたド金髪の男に、「この見かけを派手にしたけれどあっさりとしすぎな能面フェイスめ、その前髪の長さはお前の内向的な性格と必死の自己防御の表れなんだよぐずぐずんなハイドーハイドー!」と呪った結果か、かなりスムーズで一分以内にお金を払い終えた。今後、同じような境遇になったときのために(たぶんないだろうけど)携帯でできる電子決済についてちょっと興味が出てきながら、駆け足で相手に強烈なプレッシャーを感じさせないようにアイスクリーム冷蔵庫そばの彼女のところに行き、なんか気のきいたこと、今後につながるなにかしらなにかしらなにかしらなにかしら な に か し ら ないかなと手に脂汗グッチョリ状態で十秒ぐらい必死に回らない頭で考えた結果出てきたのが
「アイスクリームケーキって、今年も製造年月日偽装することになるんかなアレ、アレ、赤福とかでもあったでしょ赤福。ケーキとかクリスマスに一気に作るわけには絶対にいかないから先に作っておいて冷凍しておいてね、それを解凍して生クリームだけ仕上げにして箱の中に入れるんだよこれは人からきいたとか最近のあれこれじゃなくって学生の時にケーキ屋さんでアルバイトをしていた友達がいて、クリスマスシーズンになると一日中冷蔵庫のなかで作業する一日バイトとかする募集がいっぱい出るし、クリスマスフェアとか見ると楽しいっていうよりもいっつもバイト大変だなとかその話をしていたヤツとはもう音信不通になったけれどどうしているかなって」
頭の中ではつまらない話をしているなだめだこれではこんなネガティブな時事ネタとか初対面の人に振ってはいけないし方向転換しなくてはいけないな。そもそもそんなに黒いことばっかり言う人間じゃないよ僕は。でもとっさにこんな事が出てくるなんてやっぱ意地が悪いのかそれならそれである程度は認めつつも、せっかくこうして普通に話をできる状態になったんだから状態っていうかコンビニで立ち話だけれどもこのままではいかん聞き上手にならなくては、といっても今更聞き上手にここでなれるわけはないから、せめてポジティブでふんわりした甘い話題甘い話題甘い話題。それも急に言って意表を突こうとして言ったそばから後悔したのだけれど
こんなコントでもなんか作文でもちょっとそんなことを言わないだろうっていう言葉を口にして、汗をかきながら苦しげな顔をしていただろう僕に彼女は
小さい頃、追いかけっこをすると必ず転ぶ危なっかしい弟で、それで救急車に2回もお世話になってどうしようもなくやんちゃで、でもみんなそれが好きでかわいがって、兄は落ち着いていてそれと比較されると不快な顔をしていたずらして、小学校で素行は良くなくて、中学受験で兄より偏差値は高くても次男だからあまり歓迎してくれないのがとてもつらかったと思うし、せっかく入学した中学はマンモス校で人の個性なんか関係なしに型通りにものを運ぶことを強要された教師どもが子供の未来を摘み取っていくどうしようもない学校で、中学時代にやんちゃで学校からしょっちゅう注意されて、それでもやめなくて結局受験のときに見放されて、それが原因ではなく勉強が得意でなくてできなくてしなくて遊んでばかりだったから兄とは偏差値も離れている高校にいってしまって、中学校に見放されたあたりからよくない仲間とつきあいだして、眉毛を剃るのを先頭に髪の毛を長く伸ばして汚らしい色に染め、仕舞には高校に金髪ピアスで登校、成績も最下位で2年生で進級したところで学校に行かなくなって、携帯電話は勝手に親の同意書を書いて契約して請求書をかさませ、自室に閉じこもって夜中出かけて朝帰って酒も飲みタバコも吸い、自転車を盗んだり夜中小学校に忍び込んで補導されたり、まだバイクで暴走していないものの渋谷の同じような格好をした暴力団の下部の下部の下部のそのまた下部のどうしようもない若者を集めてサークルだとか言って金をつぎ込ませて、そのうちいろいろな悪いものを引き込んで、家中の金をあさり金目のものと生活用品を誰だか知らない仲間の車を呼んで運ばせ家出して、そのうち金をどこからか借りたのか遊びほうけて、携帯電話はいつまでも使い続け、たまに帰ってきたと思うと人の肌の色をしていなくて、それでも兄はなんとか話をしてみて、やっと優しい言葉をかけられたと、そのときの弟の涙は一生忘れられないと思ったのに、家出から帰ってきて両親は高校ぐらいでないとこれから先つらいと定時制にやってみたけど、そのうち興味も失せて、携帯電話にかじりつき、契約書はDocomoが親の同意書だけで契約成立させるような金目当てのフランチャイズばっかりだからどうしようもなくて、親は弟の名前で契約できないように申し立てると今度は兄の名義で携帯電話を契約したのをDocomoから送られてきた郵便で知って、ああ、なんだろうこれちゃんと今月払ったよねと言ってあけたら知らない電話番号で契約されていたから1分ぐらい思考停止してたから母親がずっと兄が探していたパスポートの可能性を指摘したときにはもう兄の部屋からパスポートを盗んで契約したという可能性の思考は自分の中では過ぎ去っていたよとそっと言ったんだけれどそれでも考えたくはなかったよねとその兄は母親に伝えて、あーあ、なんでだろうとこれまで100回はつぶやいた自信はあるが、それ以外の家族としての兄としての自信は全くない18歳とはこの自分であるということを認識したくなくて、どうしてこんなことになったのかもう3年ぐらい考えているけど答えは出ず、父親、母親、自分、社会、学校、弟、、、といろいろなもののせいにしたけど全部答えじゃないと思ってしまったからあああああああああああああああああああああああああああああもういやだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ、帰りたいあの頃に帰りたい帰りたいかえりたいかえりたい帰りたいどうしてこんなに食い物にするどうしてこんなに追いつめるどうしてこんなに訳が分からないどうしてこんなに冷たいどうしてこんなにうつろうんだどうしてどうしてどうしてどうして、ああ。
怖い世の中やーとか思うけど
自分の中学生の時を思い返してみると(さして前じゃないが)
そういや、いじめ、あったなあ…
いや、いじめというか、不良がいた。
学年に一人もうどっからどうみても不良ですと言わんばかりの不良がいた。
髪金髪。逆立ててる。服はもう上はほとんど私服。派手なTシャツを着て、ぶかぶかにはきこなしてる?学ラン。ゴテゴテのベルト。兄が暴走族だとか、ホンモノのそっち系だとか色々噂があって、皆怖がってた。
それでもまぁ、多分こんなのは今思うと全然ヌルい方の不良だったんだと思う。
授業中は結構教室にいたし(一番後ろでふんぞり返ってたり、バイク雑誌読んでたりはしてたが、特にうるさくもなかった)まあでないこともいっぱいあったしギャーギャー騒いでる時もあったんだけども。校内にバイクで乗り込んだ事が一度だけあってちょっとした騒ぎになった。でも特に乗り込んで何をしたわけでもなく一周して帰っていった。とはいえ先生にきめえよといったり叫んだり反抗はものすごいしていたが。男子達はそんな不良に皆おべっかをつかってヘコヘコしていた。2人ほど、いかにも弱い、めがねをかけたのび太君のような感じの男子は、時折廊下で蹴られていた。準不良組みたいな男子が10人ほどいたが、彼らもその不良の前では尊敬してますよーな顔しておいて、裏では「あいつ何様だよ」「マジ氏ねよ」「兄がいなかったら俺らでボコボコにしてやるのに」とか言っていた。準不良は学ランは一応着てるものの中に真っ赤なTシャツとかをきて、前を空けてそれを見せてたりくらいの着崩しはしていた。その不良は学校にそもそもこないことも多々あったため、そんなときは彼らが大きい顔をして、他の普通、あるいは弱い男子をからかったり、例ののび太君みたいな2人に対してはやはりまた蹴ったりしていた。廊下ですれ違うときに、意味もなく何故か蹴るのだ。ただそのままボコボコにするとか、そういう事は特になく、蹴ることがあっても一度一人だれかが蹴るだけだった。そういう意味で今に比べればまだヌルいんだろうけどそれでも意味もなく蹴られたり殴られたりからかわれたりする彼らは可哀想で仕方が無かった。しかし男子達の(それも不良の)イジメに女子が一人入っていけるわけもなく私は何も出来なかった。
その不良(と準不良)たちのイジメは時折一部の女子にもとんだ。言葉の攻撃だった。「お前今日もキモいねーw」とか、そういう類のイジメだった。友達もそれでからかわれた事があったがまたしても何も出来なかった。しかし彼女は強く、給食中「相変わらずキモいね○○さん」と言われても「ハイハイ」などと言っていたのだが(それでも彼らはそれにすら反応して「ハイハイだってぇーw分かってるんだw自覚してるんだw」とか言ってたわけだが)
まだボコボコにし続けているとかなら「先生を呼びに行く」という助けが私にも出来たが、彼らのイジメは全て目撃した瞬間に終わってるタチのものばかりだったため、何も出来なかった。優等生ぶって「蹴るのはよくないよ!」なんて言ったところで彼らは聞くわけもない。笑われるだけだ。
結局色々不満があるからそれを周りにぶつけていたんだと思う。準不良は不良に媚びるストレスを弱者に発散していたし、不良は何をどうすればいいのか自分でも分からないがゆえにそれを先生や物や何もかもに当たっているといった感じだった。
ある一人の先生は、その不良の悪事を見るたびに叱っていた。小さい先生(A先生とする)だったが見る度に叱っていた。キモいんだよと何度言われても叱っていた。他の先生はといえば、ある程度は見逃し、酷くなれば、黙って数人で職員室へ連行、そんな感じだった。
ある時A先生が怒っていると、他の先生の一人が呆れたように「先生、そんな、まともにいちいち怒らなくてもいいでしょう」と言っていたのを、私は見た。「何言ったって反抗するんですから、まともに相手したってだめです」と。A先生は、「悪いことをしたら叱るのは当たり前の事でしょうが」と怒っていた。他の先生はやれやれといったように不良を黙って連行していった。
正直、それまで私も「そんなこんな反抗期真っ最中の不良にまともに何か言ったってダメだって」とか思っていた。そいつに叱ってるせいで授業が遅れるし、そんなのどうでもいいから授業してくれ、と思っていた。でもA先生は多分、唯一不良をまともに相手してくれる人だったんだと今は思う。A先生に対してだけは、不良はやけに真剣に怒っていた。怒鳴っていた。A先生も負けじと言い返していた。不良は、他の先生に対しては、どこかなめたような冷めたような感じだった。「どうせこいつらに言っても無駄だ」的な、そんな目だった。他の先生は不良を単なる「頭を抱えたくなる問題要素」としてしか見ていなく、A先生だけは彼を生徒としてみていたのかなと月並みだがそんな事を今なら思う。とにかく生徒に対して全力投球な人だった。
特に何もなかったと思ったけど、きちんと思い返してみれば中学が一番荒れていたように思う
僕は西方諸侯領の出身だ。だからここに連れてこられたとしても今更どうということはない。彼らに供されるということは、とても名誉なことだ。僕は彼らの一部となり、彼らが大いなること成すその僅かな手伝いになるのだから。食するに値すると認められたのだから。父も母も、泣きそうになりながらも僕の名誉を喜んで、笑顔で僕を送り出してくれた。母は今頃泣いているかもしれないけれど、僕は笑顔で送り出してくれたことに感謝している。誰だって、記憶に残る愛しい人には笑っていて欲しいものだ。僕はきちんと笑顔で別れを告げることができたんだろうか。急に色んなことが起こりすぎて、記憶がうまく残っていない。
顔を上げると、茶色いふわふわした頭が上下に揺れるのが目に見えた。その動きに合わせて小さな嗚咽が聞こえる。ここに入ってから半日ほどの間、彼は途切れることなく泣き続けている。僕はいささか憂鬱な気持ちになりながら、その丸まった少年の小さな背中を眺めた。彼は僕よりも少し幼い感じだった。幼い上に東の辺境から連れてこられたから、彼にはこの名誉が理解できていないのだ。
僕は気鬱を吹き飛ばすように彼らを讃える詩を小さく唱えた。
泣いている少年を見ていると、まるでこれから彼らの糧となることがまるで嘆くべき悲劇のように思えてしまう。僕は自らの気弱さを諌めた。名誉を疑うなんて、それはしてはならないことだ。けれど少年の嗚咽は収まるどころかどこまでも続くようだった。広くて綺麗な部屋に彼の泣き声が絶えず響く。
彼が一際大きく鼻を鳴らした時、窓際に座っていた最も年長に見える少年が荒々しい動作で立ち上がった。
「いい加減泣くのを止めろよ、鬱陶しい」
彼は鋭い眼で小さくなった少年を睨んだ。嗚咽が止まる。彼はそのまま僕にもそのきつい眼差しを向けると、茶色い髪の少年に向けるよりももっと棘のある口調で、馬鹿らしい、と吐き捨てた。
「くだらねえ詩を読むのをやめろ。西の人間は頭がおかしいんじゃないか。あいつらを有難がるなんて」
「くだらないだと」僕は思わず立ち上がって同じように声を荒げた。「名誉を理解しない東の蛮族ごときが彼らを貶して許されると思うのか。何故君がこの名誉に預かれたのか、僕にはそれこそ理解できないな」
「名誉だと?本気で言ってるのか?」彼は僕につかつかと近寄ると僕を見下ろして言った。
「西の人間は馬鹿ばっかりか。あいつらを有難がって、あいつらに食われるのを喜んで!」
「君にこの名誉が理解できないのは分った」僕は強いて冷静を装った。
「東の人間に理解できるわけがないんだ。あの汚い土地で犬のように暮らしている君たちにはね。四足には人間の言葉を話せても意味は理解できな、」
最もありふれた東の人間への侮辱を僕が口にした瞬間、彼の髪が逆立つのが分った。僕の言葉は容易く彼の逆鱗に触れたらしい。鍛えられた腕が、全く反応できていない僕の顔に振り下ろされる。衝撃に、僕は後ろに倒れた。間髪入れずに彼は僕の上に飛び乗る。咄嗟に顔を庇うように僕が腕を上げた瞬間、鞭のような鋭い声が室内に響いた。
「やめろ!」
それは命令し慣れた声だった。僕は手を止めた少年を下から恐る恐る眺め、やがて声の主に視線を移した。美しい少女だった。色の薄い金髪を顎の下で切り揃え、僕らと同じ服装だというのにまるで豪華な衣装を身にまとっているかのような気品がある。彼女は冴え冴えとした眼を僕ら二人に向けた。
「神々の家畜を傷つけることは許されない。手を控えよ」
その言葉で、彼女が西方諸侯領、それも北の出であることが分った。かの地方には貴族制度が残っているというから、きっと彼女はどこか名のある家の令嬢なのだろう。僕は呆然としている少年を押しやると、立ち上がって元の椅子よりも少し、彼女に近いところに腰を下ろした。彼は力なく床に腰を下ろして、先ほどまでの激昂が嘘のように項垂れている。
「……馬鹿馬鹿しい……泣いてるそこの坊やの方がよほど人間的だぜ」泣いているような、声だった。
「東の人間には理解できないだろうが、私は家畜であることを誇りに思っている。彼は言い過ぎたが、彼の誇りを損なうのはやめてくれ」
彼女の声に顔を上げると、彼は眉毛を下げたまま、悪かったな、とやけくそのように言った。僕は慌てて、僕も悪かった、と声を出した。
「すまない。言い過ぎだった」
「……まあ、理解し合えるわけがねえしな」彼は顔を上げて彼女と僕を交互に眺めた。
「しっかし、名誉か。これが名誉ね……俺はあのいとたかき方々に石を投げつけたおかげでその名誉の死を賜るわけか。ぞっとしねえ話だぜ」
「石?」僕は彼を思わず見やった。僕の目線の先で、彼が苦笑するように唇を歪める。
「そやって、言葉を喋る猿でも見るような顔をするのはやめてくれねえかな」
「いや、そんなつもりは……」慌てる僕に構わぬように、彼女が呆れたように口を開いた。
「東の人間が無謀だというのは聞いていたが、投石とはな。そなたらは我らのように、死を意味あるものにしようとは思わないのか」
「おもわねえな。少なくとも俺らの土地にはそう思うやつはいねえ。そう思うやつは西にいくからな。死を意味あるものにするといえば聞こえはいいが、実際は仲間の命で自分たちの生活を購ってるだけだろ。他人の命を代償にした恵みを受け入れて、自分の番が来ないことを祈るのか?……いや、あんたらには名誉なのか」
「例え名誉の死でも、死は死だ。怖くないわけではないがな。しかし私の死は無駄ではない」
「誤魔化しだろう」
「誤魔化しだろうと何だろうと、見返りはある。比べてそなたの死は?」
「まあ無駄だな。結局、あいつらに抵抗するたって甚振られてるだけなんだから。俺の死は無駄だし、何も購うことはねえ」彼はちょっと笑うと、僕と彼女を見た。
「けど死ってのは無駄なもんだろ」
「まあ、そうだね」僕は小さく同意して、言った。「扉が開くよ」
僕の視線の先で、重厚な扉が開こうとしている。先ほど彼がこじ開けようとして手も足も出なかったドアだ。完全に開くと、銀色の滑らかな肌をした彼らが入ってくる。不敬だけど鳥と蜥蜴を混ぜたような姿を彼らはしている。彼女がかるく息を呑むのが分った。
彼らは彼女の神で、僕の尊い存在で、彼の憎むべき敵で、おそらく茶色い頭の少年の恐れる何かなのだ。
甲高い声がひとつ聞こえ、彼らの一人が僕らに近寄ると、美しい光沢の刃を取り出した。剣というよりももっと別の何かに見えるもの。僕はゆっくりと彼らに祈った。彼らを目の前にしながら、彼らに祈った。僕の住む町の平穏を。彼らが僕の大切な人々を、冬の寒さや日照、狼や熊、病から守り、保護してくれることを。僕が彼らの糧となり、彼らが僕らを守ることを。
名誉の死でも死は怖い。その通りだ。僕は母さんと父さんに笑顔で別れを告げることができなかった。でも願うことならば、母さんと父さんの記憶には、笑顔の僕が残っていればいい。
ただ、そう願う。
振り上げられた刃が最も扉に近い位置にいた茶色い少年の首の後ろにつき立てられる。次は彼。そして僕。
剣ではない、これは、そうだ、母さんがいつも使っていた大降りの包丁に似ている。
二十歳前後の子で、けっこうかわいかった
テクニックが凄くて、気がつくと「らめぇぇぇ!」と叫んでいた(恥
その子は攻めながら、
「駄目なのぉ?駄目なのぉ?ビクンビクンしてるよぉ〜?」
などと言ってくる。
後にも先にも、こんなに攻められたことはない・・・
20代後半でそれなりにかわいい子だった。
個人的には、風俗未体験の人は、ローションは是非体験して欲しいものである。
やはり、見た目もそうだが、雰囲気というか、持っている空気というのは重要だと思った。
30代半ばっぽく、見た目もいまいち。
テクニックはあるのだが、いかんせん事務的というか、嫌われないようにおどおどしているというか、
そんな感じだったためボルテージは低くなってしまい、なかなかいけなかった。
かなりかわいい子だったし、サービスも良かった。
まぁ、内容は普通かな。
金髪の色白ねーちゃん。
あまりの臭さにたえられず、いったふりしてThank you, thank youと繰り返し終わり。
最悪だった。
やや太り気味で、綺麗とは言えないかもしれないけれど、持っている雰囲気が良く良い感じだった。
ローションの最中に攻めると、本気で感じるところはとても良かったと思う。
すさまじい手の動きだった。
手だけでも、極めるとこんな事になるのかと、感心した。
何にでも言えることだろうが、プロ意識の高い人と言うのは仕事も丁寧で、勉強させられる事も多い。
風俗利用のきっかけは、風俗嬢を見下す発言をする友人と口論して、風俗に行ったことないのにと言われ、ついカッとなって行ったのが理由。
少し前はてな界隈で話題になった「らき☆すた」は面白いのか論争を眺めてたら、面白くない派のヒステリックな反発が興味深くてとりあえず原作を読んでみた。
正直つまらなかった。
なんか日常のあるあるネタのオタっぽいやつ?
キャラもかわいいのか?萌えるのか?なんか変身後のあかりとか、金髪の晴子さんいるけど。
日常萌えのあざとさとしては「よつばと」に遠く及ばない。オタのあるあるネタとしては「さよなら絶望先生」のこれでもかとの鬼気迫る詰め込みようと比べるとあまりにぬるい。
そもそもオタネタって、「でもそんなことを言ってる自分こそ??」という永久ループの自分の背後取り。終わらないシャドーボクシングが面白いと思ってるんだが。「そういうあんた何歳?」「娘にエロゲーやらすな」程度のつっこみで今時のオタのハートが掴めると思うのか?っておおおおおおまえらこれがいいのかあああああってなんでだよおおおお
なんだよ、これで面白がってるのかよ、今のオタはと思うと急に不安になってきた。
昔「伝染るんです」というマンガが世代断絶の踏み絵として使われていたことを思い出した。私も「これが笑えないなんて老害」とか優越感ゲームに浸っていたが、そろそろ私も笑われる方の年になってきたということだろうか。
面倒くさいので細かい定義づけとかしないけど、オタって第一世代、第二世代に加えて第三世代が今増えつつあると思うんだ。
オタ第一世代と第二世代ってのは第一世代のオタ論客が主に使ってると思うが、ぶっちゃけ、自分の感覚と近いのが第一世代、ずれてきてるのが第二世代。程度じゃないかと。と、いうのはあんまりなんで、一つものさしとして「『萌え』が分かるかどうか」というのが割と使い勝手のいい踏み絵になっているように思う。
で、第二世代と第三世代。おおざっぱに言うと第二世代を象徴するのがPC、第三世代を象徴するのがケータイじゃないかと。インターネットに求めるものに情報の比重が高いのが第二世代。インターネットに求めるものにコミュニケーションの比重が高いのが第三世代と言えるかもしれない。
もちろん乱暴で無根拠な定義づけなので異論反論大いに結構。つかしておくれ。
まあいいや。疲れてきたので先に結論を言っておく。私にとって「らき☆すた」は原作はつまらなかったが、アニメ版は非常に面白かった。のに、なんだよお前ら最終回のあの反応はー。いいじゃんか白石。私は大好きだぞ。
って感じ。
アニメ版の何が面白かったかって言うと。
まずOP。最高。これは多分私ら第二世代にも異論は少ないんじゃないかと思う。曲、映像、シンクロ度全てが高いレベルにあり、アニメ史上語り継がれるOPとなるだろう。
本編。原作で食い足りなかったオタネタだったが、かなり補強されている印象。というか京アニの自己パロディが多いらしいが詳しくないのでよく分からない。分からないから面白くないという訳ではない。分かったり分からなかったりするから面白いのだ。
オタネタというのは全然分からないのと全部分かるは等しくつまらないのではないかと思う。
そして、そして、らっきー☆ちゃんねる。これこそがアニメ版のキモ。ぬるい日常からエキセントリックな言動飛び交う劇場。この対比が実に面白かった。
後半の白石実写ED。あのバカバカしいスタッフのオナニーショーは第二世代な私は「ウゴウゴルーガ」を思い出した。好き勝手やってる感じがとてもよいんだが、ニコニコ眺めるに非常に不評のようだ。なんでだよ。
すげー尻すぼみの文章になったけど時間切れ。あとでなんか追記するかも。
徒歩だったり車だったり自転車だったり様々。
場所は真昼間の街中だったり夜の帰り道だったりほんと様々。駅近くもあり。
ある人はささっと寄ってきて用件と値段を耳打ちし、無視すると去ってゆく。
ある人はしばらくの間友達のように隣で寄り添って歩いて親しげに話しかけてくる。
ある人は自信なさそうにあのー…って声をかけてくる。道を聞くついでとか。
金髪でサングラスでジャージでヴィトンもったお兄ちゃんだったり、
白髪まじりのオジーサン?とオッサンの境目みたいな年齢だったり、
こんな時間に出歩いてるんだから自営業?ってオッサンだったり、
ほんとのほんとに様々。サラリーマンもあり。
俺のオナニー見て下さい、って昔車から声かけてきたお兄さんは大学生くらいで、少し格好よかった。
…けど明らかにナンパを通り越して変質者だよね。
「マッサージいかが?」
「お兄さんマッサージどう?」
道玄坂を下っていると何人かの女性から声を掛けられた。終電を逃した午前2時すぎ。
「写真だけでも見てってよ」と言ってきた人は、中国人かなあ、綺麗だった。
「いやー、帰りまーす♪」そう言うとあっさり去ってくれた。
「『ヌキ』なんかどう?ヘルスは?」
スーツの男。これはシカトした。
客引きの数がすごい。ひどいな。なんだこの街。最低だ。
……昨日までならそう思ったと思う。でも今夜は違った。
みんな必死に生きてるんだよね。いろんな生き方があっていいはず。他人の人生を否定してはいけない。否定してはいけない。僕はこれを忘れちゃうことがあるから困ったものだ。
さてさて。
なんてこった!スターバックスが開いてる。。始発が出るまでここで読書をしよっかな。鞄の中には読みかけの『傭兵ピエール』
店に入る。本日のコーヒー330円。あれ、若干高い?まーいーや、と思ったら閉店30分前らしい。やめたやめた。
外で適当に時間をつぶそう。
こうして今、僕はセンター街入り口のところで突っ立ってケータイに向かい親指を動かしている。
始発電車が動き出すまで2時間弱。それまで何してよう?
スクランブル交差点からぐるっと周りを見渡す。ざっと30人は目に入る。
『渋谷センター街』と書かれたゲートの下には一人の男が立っている。ナンパしているようだ。
そばを若い女性が通る。
声をかけた。。。無視された。
男、声をかける。女たち立ち止まる。
「ご飯食べ行こう」と言ってるのが聞こえた。
あまり言葉を交わした感じはなかったけど、20秒位で交渉成立?4人で一緒にどっか行っちゃった。
母ちゃん、東京はこげんばい。
太めのカップルが僕のすぐ後ろで揉めている。
「じゃあ、もう、朝帰るぅ」手を強く握りながらA子(Aliceとする)が言う。
「意図がよくわからない」B夫(Bob)は困った顔をしている。
Aliceは甘え声で「どこからでも帰るぅ??。ていうかもう帰らないぃ。」
あ、Bobに抱きついた。しかもキスしてる。
Aliceよかったねー。続きはあっちでやってねー。
坂の上に消えてく二人。
へんなひとはまだまだいる。
韓国人の男二人がスタバをバックに写真を撮っている。こんな時間から観光か。
空が白んでだいぶ明るくなってきた。時刻は四時を過ぎました。
おやすみ。
先日帰郷したら、実家のTVは画面が横長になっていた。個人的に実家のTVに恨みも恩もないし、ふてぶてしく僕の実家に居座られたところで僕の恥ずかしい過去が所詮Panasonic製品に見られるわけでもないので気にしていない。
よく画面の上端の字幕や人間の頭がきれるので、横長TVが普及していないことはわかる((どういう規格なのか知らない))。たまに実家で安っぽい「バラエティ」や「ドラマ」をTVで見ているとたまにDQNという言葉を思い出す。「こんなものがおもしろいのか」。本屋の新書コーナを見ていると「低所得労働者を夢のある低所得労働者に変えるシリーズ」が売れているようだ。阪神電車に乗っているとほとんどホームレスみたいな身なりの日雇い労働者らしき人間が酒盛りをしていた。
格差論がはやっているらしい。60年代米国に於いて同様に格差論的にいろんな社会現象・心理が説明されたという。
私は普段は独り暮しで学校以外の社会をもたない。そういう私を格差論による説明は説得できない。例えば、「受験勉強に対するモチベーション」について格差論に基づいて説明されてもまるで納得できないのだ(されたのだ)。「下流」の親をもつ人間は努力を無意味だと感じ、「上流」の親をもつと将来への見通しをもち自身の目的のために邁進するらしい。
ところが格差というものの存在を想像する時がある。予備校の近くで浪人生らしき金髪を見た時、コンビニの雑誌コーナの片隅の安っぽい自己啓発本を見つけた時、DDの浜田のシモネタを聞いた時。たまに遭遇する「社会」の表象は、格差の存在を示唆している。しかし、理屈として格差論にはいつも違和感が伴う。騙されていはいないだろうか?「これだから、格差社会は」と。
私は学校以外の社会をもたない。私が感じるものと多くの人が感じているものの違いがそれだけに依存しているわけではないが、格差論が本質をついているとは思えないのだ。蔓延する格差論に漠然とした不安を感じる。
よく遊ぶ女の子が幼稚園に二人。三人仲良くってことはなく、必ずどっちか一人と遊んでて、どちらも俺を独占したいみたいで、二人はよく喧嘩してた。
住んでるマンションの前には、近隣の子どもたちが集まって遊ぶ広場があり、そこで遊んでいると、俺を非常階段の扉裏に連れ込み、キスをしてくる子がいた。俺はキスの意味がわからず、何だか嬉しそうに唇をくっつけてくる相手の顔を「何なんだろ?」と不思議に見ていたのを覚えている。
この二つの体験から、自分の容姿が「何か変」で、女の子に好かれちゃう顔を持っていることを認識しました。
小学生の頃は、女子の友達が多くて、バレンタインデーにチョコを人より貰うって程度で、告白されたけど「考えさせて」って言ってそのまま有耶無耶にしてたな。
中一になると、下校中や外で遊んでいるときに、面識のない女子高生に声をかけられて、頭を撫でられたりすることが何度か。美少年がいるって話題になってるらしくて、色々話して、その時仲良くなった子と、交換日記をするようになり、その子で初マンコでした。セックスを覚えて野獣化。でもまだ一人の子と集中的にヤるって感じ。ヤッた子の髪の毛とマン毛を金髪に染めて、マーキングして遊んだ。
修学旅行ではツーショット写真を撮りたいと色んな子から頼まれた。パーキングエリアでは、他の中学の子にまで頼まれて、バスに遅れそうって。
高校に入ると、電車通学になって、明らかに俺の方を見てなんか言ってる子らや、空いてる車内でわざわざ向かいに座ってジッと顔を見る子、「どこの高校に通ってるんですか?」って声をかけてくる子もいたな。
高校だとなんかみんな積極的で体操服を「においかがせて」って近寄ってくる子がいたり、普通に抱きついてくる子がいたりで楽しかった。
バイトするようになって、バイト変える度にそこで働いてる女の子とヤッた。
行動範囲広がって繁華街に行くようになり、逆ナンパされたりするようになった。ナンパでヤッて、合コンでアプローチかけてきた子とヤッて、クラブ行って声かけたりでヤッて、告白したりデートしたりを省いてセックスするようになり、経験人数が一気に増えた。
はっきり言って、黙ってても女の子が寄ってくるし、声かけたらもっと寄ってくる。3Pもしたことある。四つのおっぱいに挟まれながら射精する幸せは、おそらく普通の人は味わってないでしょう。
セックスだけじゃなくて、単純に贔屓・優遇もあるし、男に好かれたりなんてのもね。
こうやって書くと美形ってすごい得に見えるかな。
前述した幼稚園の女の子二人の喧嘩なんだけど、ある日それが先生の目に入ったことがあって、その時どういうわけか先生は泣いている女の子二人を慰めるのに対し「原因を作ってるのは俺」ということで、俺だけ説教されたの。
告白を断ったら、その友達らに囲まれて糾弾されたり。演劇部の瓶底メガネにストーカーまがいなこともされたな。
あと痴漢ね。お尻はまだいいよ。チンコへの刺激が一番やだね。なんなんだろあいつ。死んでいいよ。
一番の後悔は女の子が向こうから来るもんだから遊びすぎて、勉強が疎かになって大した大学に行けなかったこと。
一応マーチだけど、マーチの最下位。最初は喜んでたけど、2chとか見てて現実を知って落ち込んだ。
良い給料の会社はみんな俺より上の学歴の奴が占めているという現実。
これじゃカッコ悪くて学歴言えないし、結婚するなら高学歴の女の子がいいけど、たぶん相手にされない。
周りの人との知識の量の差が恥ずかしい。今じゃ勉強の大事さ・面白さに気づいて、遊びも程々にしてるからか、好成績取れてるけど、ここで良い成績取れてもな……なんて。
10代の時は女とヤリまくってましたなんて、何のステータスにもならないし。
でもさ、俺に群がってくる女にも責任あるよな。中学生とヤる女子高生ってどうかと思うぜ。いや、気持ちよかったけど。触られただけでちょっと出ちゃったけど。
……こんな時間に長々と何書いてんだ俺。自慢じゃねえか。調子にのんなよ、ホントに。そういや、俺って人生で顔しか誉められたことないんじゃねえの。落ち込んだ時は、どうするんだっけ? ああ、女に慰めてもらお。
どのくらい前だろうか、グッドルッキングボーイズだとか、そういう名前の番組をたまたま見たんだ。
イケメンが時間内に何人の女性の携帯電話番号を聞けるか競ってたり、誉め言葉じゃない侮蔑語としての「バカ」が似合う番組で「アホだなぁ」と永久歯がポロポロ落ちるんじゃないかという思いをしながら見ていたら、その中のトークコーナーでロンゲで金髪の赤ちゃんみたいな可愛い顔をした男が逆ナンパされたときのことを話していた。
話の内容は、風邪を引いたので病院にいったらそこの女医から診察中に携帯の番号とメアドを聞かれたという「それで先生、病気は?」的な羨ましいエピソードだった。
新鮮な時間だった。このコーナーを見ながら、私はこみ上げてくる嬉しさを、抑えられなかった。
常日頃から感じていた憤りが私の中にはあった。
それは正直者がバカを見るような現代社会の仕組みについてではなくて、テレビ番組に出ているイケメンと称されるタレントたちについてだ。
彼らはバラエティ番組などでイケメンという謎な肩書きで登場するのだが、司会者に「モテますでしょう」と聞かれると決まってこう言う。
「いやいや」
彼らは決まってこの話題になると黙して語らず、なのだ。しかし、美形がモテることは世の道理なのでこの「いやいや」は「いやいや(全然モテませんよ)」ではなくて「いやいや(そんな話できませんよ)」なのだ。
司会者もどうせ否定することを想定してこの質問を投げかけてる。
モテない組はモテないエピソードをネタにしたりしているのだ。美形もそうしてほしい。
こうやったらモテる、じゃなくてこんなモテ方をした、が聞きたい。
美形タレントが顔を出して、客を想定した形で楽しげに披露する。
私は美形が「モテますでしょ」と聞かれて「そうなんですよ。この前こんなモテ方しましてね」とフランクにモテエピソードが話せる世界を望む。
何より山下智久や成宮寛貴だとかのテレビに出てくるような美形のモテトークが聞きたいのだ。
きっとすごいモテ方をしているはずなんだ。
カウンターに男二人。
どうやら予備校生のよう。
左側はちょっとモテそうな感じ。服や髪型のセンスもいい。
一枚の紙を取り出す。
「一年の可処分時間」について計算したものらしい。
「このままのペースで俺とお前が勉強したら、一年で○○時間の差がつくんだよ?わかる?」
「これ、睡眠時間抜いて、土日も同じペースで勉強すると仮定しての計算だから。」
定量的に相手のダメさを証明して危機感を煽ろうとしているらしい。
ボサボサのやつが頼り無げに頷いている。
常に半笑い。
日本人。
店内にいた内田裕也のような男がその女を鋭い目つきで追う。
女が座った席のすぐそばに裕也も異動。
アジア人観光客のカップル。
店内で記念写真を撮っている。
二枚撮ると、何も買わずに出て行く。
一時になり、店内清掃とやらで全員追い出される。