はてなキーワード: ゾンビランドとは
まだ出揃ってないが、今期は個人的にかなりヤバイ、量が多すぎる
S 絶対見る
A 多分最後まで見る
B 面白かった、多分見る(が数次第で落ちる)
C 3話くらいは見るかもしれない
X 盛り上がり次第ではひょっとしたら見るかも
Y 俺にはあわない
Z 見ない
やがて君になる A 1.25倍速で見る。等倍は恥ずかしい
ゾンビランドサガ B 今期ダークホース暫定、S化しそう 宮野がいる安心感
スライム B 意外と良さそうだった
抱かれたい男 X ニコ動でやれば見る
でびどる X 長いよなやっぱ
SSSS Y
SAO Z どっかで脱落したがどこで脱落したか覚えてない、2期は見た
ジョジョ Z 3期で止まってる
うちのメイド 予想A〜C
寄宿学園 予想B〜X マガジンだし
となりの吸血鬼さん 予想S〜C
RELEASE THE SPYCE 予想?
妹 予測X
ベルゼブブ 予想B〜Y
Ingress 予想?
ひもてはうす 予想?
ゴールデンカムイ 1期みないと
一般的に見てゾンビとかのホラーなんて下世話なものには、エロなんかの下世話な内容も突っ込みやすいのでは。スラッシャー映画からの路線というか。
しかしそんなにラブシーンとかエロスの匂いのあるゾンビものって実際はあまり思いつかないんだけど!
例えばロメロ御大であったっけ?ゾンビで堕胎うんぬんとか死霊のえじきでレイプ未遂みたいなのはあった記憶もあるけど…ランドのアーシア嬢がセクシーとか?
近年の人気作、ショーン、ドーン、ホード、ゾンビランドもRECもウォームボディーズもワールドウォーZもなかった気がするし。
ZOMBIOはおっぱい出てたし、バタリアン…は墓場であったかなあ? ブレインデッドは主人公がゾンビおかんに胎内回帰するシーンと、神父と看護婦がヤッてたか。28週後は直接のシーンではなかったような。プラネットテラーはリール抜けてる!しあれはターミネーターのオマージュ作品だしなあ。
タイトル通りゾンビの出てくるコメディ映画で、アメリカではヒットした。日本では、どうなのかな?
でもこれ、面白いんだよ。ゾンビ映画だが基本そんなに怖くない(だってコメディだしね)ので、映画好きで観れる人は観てほしい。
さてここから本題なんだけど、映画の中盤当たりでこの増田の事を思い出させるシーンがあったのでその事について書きたい。
当然、内容に触れるから、これから観るからネタばれはダメとか言う人は読まないで。
この「ゾンビランド」は上に述べたようにコメディ映画なんだけど、アメリカのコメディ映画のパターンの一つで、主人公はダメダメルーザータイプの人間に設定されている。
つまり非モテですよ。大学生、あるいはそれ以上の年齢設定になっているが、全然女の子にモテた事がない、家ではずっとテレビゲームをやっている非モテ青年。
別に見た目キモオタなわけじゃなく、演じている俳優さんも普通の顔立ちだが、映画の中では頼りない、情けない、モテナイ雰囲気を漂わせている。
そんな主人公がゾンビの増殖して人間社会が崩壊した後のアメリカでマッチョタフガイ一人と、二人の姉妹に出合い成長するという予想通りの物語なんだけど、この姉妹が詐欺師姉妹で、主人公とマッチョは何度か騙されるんだが、一緒に旅をするうちに主人公と姉の方が良い関係になりそうになる。
夜、二人っきりで酒を飲みながら話しているうちに、昔話をするようになる。
非モテの主人公でかつアメリカの話だから学生時代のうちに男女間でのイベントがいくつもあるわけで、そういうイベントで主人公が女の子達に相手にされなかったと言う話をすると、姉が怒り、主人公にその時の苦しみを償ってやると言って、主人公とチークダンスをはじめ、主人公はついにファーストキスをする一歩手前にまでいくが...
もちろん、ファーストキスにはならない。こういうオタ系主人公のコメディは基本成長物語なので、女の子と結ばれるのは最後の最後、試練を乗り越えた後になる。
なのでそれは当然なんだが(そして最後に結ばれるのも当然)、俺がこのシーンにとても強く惹かれてしまった。
それはこの姉が主人公の痛みをはっきりと認識し、そしてそれを今、償ってやる、と言葉にしたからだ。
同様のシチュエーションの映画は一杯あったし、最終的に非モテの主人公が女性に認められ受け容れられるのは娯楽映画として当然なんだが、その主人公達のかつての苦しみを女性が理解・共感し、それを償い・癒すと明言したことってあったなか?
この事をしつこく書いているが、それはこのシーンで一時期増田に出没していた「30過ぎてからモテても仕方ない」の非モテ達の事を思い出したからだ。
個人的には30からでも40からでもモテルならありがたいじゃないかと思うのだけど、俺も非モテなのでその感覚が全く分からないというわけじゃない。
彼らは30過ぎてから来る女は金や社会的地位の為によってくるだけで虚しいし、かつて持ちたくても持てなかった経験は今更どうにもならない、という。
そりゃ確かに10代の頃の彼女との経験など今更どうにもならないだろう。
しかし真剣にそれをいまになって求めるなら、それは愚かというものだ。
かつての非モテも、もう当時の痛みが風化して笑い話に出来るものいるだろう(俺は一応こっち)。
だが、まだ痛みを感じ、あるいははっきり覚えているものには、痛みがなかったかのような対応は傷口に塩を塗るようなもので納得できないこともあるだろう。
そして俺も当時の痛みがまったく疼かないわけじゃない。
もちろんそういった非モテの10代の時の痛みを与えた女性達と30過ぎてから知り合う女性達は別人なわけで仕方がないんだけど、人間の心はそんなに簡単じゃないよな、とは思う。
そういう頑なな非モテ達の心を癒すためには、この映画で描かれたようなシチュエーションが必要なんだろう。
だけど現実にはそうはなかなかならない。理解されず、そして償ってももらえるわけはない。
別人の女性達に償ってくれとか言ってしまったら、まさにアホかといわれるだけだろう。
だから傷は消える事はない。ただ傷がふさがり、痛まなくなるだけだ。醜い傷跡を残して。