はてなキーワード: 鉄道ヲタクとは
学生時代、鉄道サークルに可愛い女性の先輩がいて鉄道なんて微塵も興味が無いのに鉄道サークルに入っていたことがある。
なお、その女性の先輩は殆どサークルに顔を出すことはなく私が大学2年になる頃にはサークルを辞めていた。
残ったのは男性会員だけだったが彼らは思い出話としてその女性の先輩のことを話題に出すもののこれといって執着してはいない様子なのでヲタサーの姫という感じではなかったようだ。
鉄道ヲタクと言えばマナーが最悪で酷い自己中心的な人間であるというイメージだが、私が大学4年間を共にした彼等の思い出を記していこうと思う。
同じ学部だったので、講義のことなど学生生活を上手く立ち回る方法をよく教えてくれた。
私が入学した時点で4年ほど大学に在籍していたようだがまだ2年生だった。
なんとか私より先に卒業したものの、サークルの部室には卒業後も度々顔を出していた。
政治の話が好きだが、私が興味無さそうに適当に相槌を打っていると話を変えてくるぐらいの空気は読める人だった。
同じ学部だったが、人に物を教えるのが好きなようで色々な資格の講座を趣味で開いていた。
上下関係に非常に厳しい人だったが、それさえ守れば非常に頼れる先輩でよくご飯を食べに連れて行ってもらえた。
女子高生好きらしい、女子高生との恋愛について異常に真剣に考えていたが物凄く軽いノリで会話を返していたらすまなそうな顔をしていたのが印象的だった。
物凄く後輩の面倒見がよく、体育会系で培ったであろうコミュニケーション力の高さで誰とでも仲良くやっていた。
講義の空き時間が被ったときなどはキャッチボールや雪遊びなどを一緒にしていた。
巨乳の女性が好きと言っていたが携帯電話の待受はアニメの子供の女の子だった。
ここまでの流れからやはりというべきか、他人に迷惑をかける鉄オタは死すべしと思っていた。
とても物静かな人だった。
サークルの同期と一緒に旅行する計画を立てていたとき彼は参加しないのに移動手段として車だけを出してくれたりした、いい人だ。
いつもニコニコしているので、会話は殆どしないもののなんとなくみんなに好かれていた。
車には大量の同人誌がおいてあった、本人曰く「気にしないでね」とのことだった。
静かな彼の口から聞くと言葉に重みを感じるのだが、他人に迷惑をかける鉄オタは死すべしと思っていた。
おそらく私と同じ理由で入会したのだと思う。
空気が読めないので先輩からは顰蹙をかっていたが本人は何処吹く風といった感じだった。
空気が読めないといっても上下関係を重視する人たちにとってはという感じなので、同期としてはかなり仲良くしていた。
家も目の前だったのでよく遊びにいっていた。
アイドルが好きで、先輩方とアイドルに関する討論をよくしていた。
空気が読めずともマナーはわきまえているようで、他人に迷惑をかける鉄オタは死すべしと思っていた。
学業成績も学年ではトップだったようで、勉強出来るタイプだった。
同じ学部だったのだが、当人が優秀すぎてあまり面倒見ることがなかった。
講義選択の話をしている際に、彼のノートPCを開くことがあって視聴途中のAVが映ったときのなんとも言えない空気感は今でも忘れない。
見た目通りカチッとしている彼ならではで、他人に迷惑をかける鉄オタは死すべしと思っていた。
見た目がチャラいが言動もチャラい後輩だった。
鉄道模型が特に好きなようで、彼から鉄道模型のなんたるかを熱く語られて必要以上に知識がついてしまった。
それ以外は「フットサル」「合コン」が彼の口からよく聞く単語だった、尚、私の聞いた限りでは合コンの勝率は0%。
チャラ男×鉄道ヲタクである彼らしいのだが、他人に迷惑をかける鉄オタは死すべしと思っていた。
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サークルでの活動は鉄道の知識が無くても楽しめるものが多かったし、世間から言われるほど鉄道ヲタクは悪くないんだなと思える大学生活だった。