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はてなキーワード: 日本企業とは

2010-12-26

会計財務、もっと根本的には資源の配分というマインドに弱い人はリーダーになれないし、なるべきでもない。
2010年12月26日 ー 日本は発信後手で援助外交脱皮ならずー~アジアエネルギー最前線

2010年12月26日 ー 日本は発信後手で援助外交脱皮ならずー

日経の記事だが,「国力が衰えても,外交力はしばらく高止まりする。英国は影響力をうまく保った一つのだが,はたして日本はどうなるか」,と問いかけている。米国の陰に隠れて生き延びるのか,しか米国も全く実力がない国との同盟には,熱意を持てないだろう。人口も減ってくる。10年前には,我々の感覚としては,ベトナムタイは7,8千万人で,それに比べ日本は1億,と言う感じだったが,タイベトナムと肩を並べることになる。

私は,カンボジアミャンマーを見ていて,もう中国の資金力には太刀打ちできない,諦めた,と思っていた,多くの私の友人もそう思っていただろう。昨日のNHK海外ニュースアフリカアンゴラが出ていた。私の友人がJICAの仕事最近アンゴラに出かけていたが,何を今更,と思っていた。完全に中国経済に抑えられたアンゴラにJICAが出ていっても仕方がないだろう,と。しかしそうではなかった。

2008年7月には原油が最高値バレル140ドルをつけていた。このときアンゴラに対する中国経済介入が最高に達した頃だ。その後,あっという間に原油価格は下がり,2009年初めには40ドルまで急落している。この時点で,アンゴラはこれ以上中国元の支援が得られない金融状況に追い込まれた,返済できなくなったと言うことか。慌てたアンゴラ政府は,支援先の多様化を模索した

この事情を見た米国クリントン長官は,アンゴラを訪問して,金融面で一カ国に頼りすぎる危険を説いた。この新しい情勢に刺激された日本企業が,アンゴラへの積極的進出に出始めた。テレビでやっていたのは双日担当者で,どうしても会えなかったアンゴラ工業大臣が,やっと双日との面談を受け入れた。アンゴラには,このような意味で,新しい風が吹き始めているようだ。

その後,クリントン長官カンボジアプノンペンを訪問して,経済的に一つの国に頼りすぎることの危険性を説いて回っている。あの時は,長官は何を根拠に,と思っていたけれど,昨日のテレビを見て,クリントン長官アンゴラの例からカンボジアに注意を喚起しようとしたのだと分かった。あの当時,カンボジアのフンセン首相は,経済的にも政治的にも,中国以外の国には口も聞かない状態に陥っていた。

特に中国場合は,余りにも無条件の経済支援に,申し入れを受けた国々は,何の疑いもなく中国の資金力の膝下にひれ伏している。インドネシアも一時危なかった。カラ前副大統領北京を訪問して,「中国政治体制は最高だ,見習うべきだ」,ととんでもない発言して,第一次クラッシュプログラム,10,000MWの80%の資金を中国元で決めている。その後,中国姿勢に変化があり,インドネシアはその危険を自覚した

タイが攻め込まれている,北のノンカイからバンコクを経てシンガポールまでの高速鉄道建設を迫られている。タイ鉄道大臣北京に呼び寄せられて,何を躊躇しているのか,資金も技術人材も,何も心配することはない,後は着工するだけ,早く決定してくれ,と迫られている。さすがにタイである,この中国の申し入れに対して,タイ国会が首をかしげている,一体誰がこの高速鉄道の客になるのかと,即ち採算無視である

インドも無謀な中国の申し入れに困惑している。インドタイは,カンボジアミャンマーと違って魂まで中国に売ることはしない。石炭火力の超臨界機器を売り込み,リライアンスの4つの石炭火力で,15,000人の中国人ビザ受け入れを迫られ,内務大臣が唸っている。一カ所の発電所に3000人の中国人が必要,と上海電気が説明しているのである

実は我々は,強大な中国の資金力と,人権環境に条件を付けない中国アジア進出に打つ手なし,と諦めていた。Jパワーなどは,中国が出てきたところで,ダム石炭火力からは手を引く姿勢を示していた。しかしここ一週間ぐらいで,情勢は大きく動いている。資金面で国際協力銀行が大きく動く気配を示している。JBICの独立は,政府JBICの政策に沿って,日本金融資産などをベースに大きく起債できる可能性が出てきた。

「兆円オーダーのプロジェクトを年間20兆円レベル投資」,と言う政府の端的な考え方は,十分に中国現場で戦えるレベルである。ただ人権環境が大きな日本の壁ではあるが,これは逆に日本武器はなかろうか。中国が,人権環境はおろか,プロジェクト経済無視の姿勢で押してくるなか,開発にはどの様な考え方が必要か,日本側は相手国に説明してかかる,必ず先方政府には理解出来ると思う。

中国に比べて日本には資金力がない,と言うのは妄想はなかろうか。個人の金融資産年金基金郵貯基金など,これらを動員する理論の欠如や受け皿機関が収縮してしまっていたのではなかろうか。少なくとも,国家財政の半分以上は海外活動で調達しなければならない現実の前,何を恐れる必要がある,インドの超臨界機器タイの高速鉄道ミャンマーカンボジアダムインドネシア石炭火力等々,

中国の向こうを張って戦うべきではないか中国は無条件だ,と言うけれど,その無条件に従って中国依存に突っ込んでいくと,将来どの様な困難が待ちかまえているのか,何も遠慮することはなく,説明してあげてはどうか。採算無視の政治案件旧ソ連崩壊を招いたように,中国の言うとおりに進めると,自己破産に繋がる可能性が高いと。とにかく,JBICを先頭に立てて,大義名分海外投資の体制を立て直して欲しい

私が,日本国家を論ずるときに,企業海外進出が必要,と言っているのは,日本国内での成長は望め得ないと言うことと,日本の周辺に年率10%近い成長を続ける経済環境存在するからである国内だけ考えると,日本人はまます小さくなって行く。日本政府は本当に無茶苦茶である税金が40兆しかないのに90兆の国家予算である,誰も文句を言わない,90兆全部を国債で賄っても,鈍感な国民は何も言わないのか。

国債1000兆まで積み上げても何も起こらないのであれば,国家予算は当面全額国債で賄ってよいのではないか増税対応,と言っているけれど,出来る増税は焼け石に水だろう,増税しても意味はない,今年も来年も45兆ぐらいの国債,2年で90兆を発行する覚悟なのだから,今年90兆の国債を発行しても,大きな違いはなかろう。要するに,税という古来の概念国債に変えるだけである

国債を買える人が国家財政を支える国,とうものがあってもよいと思う。今年も国債の売れ行きは順調のようである国民は貯蓄の一つの形態として国債を買う,好きなとき日銀に行けば,いつでも現金化できる,日銀にどれだけお金があるのか,どれだけ紙幣増刷できるのか,それはブラックボックスであるインフレ数字だけを気をつけて見ていればよい,と言うことになる。野田さんは44兆に抑えたと言うが,何の意味もない。

パキスタンに対して,米国テロへの対策が生ぬるい,と非難している。中国温家宝首相は,パキスタンを訪問しパキスタン国会で演説をして,パキスタンテロ対策は素晴らしい,とブチ挙げた。余りに無責任温家宝首相に,米国は怒っている。途端に大規模な自爆テロ,43人が犠牲になっている。温家宝は何を考えているのか,と言わんばかりにオバマ大統領が非難声明を出した

中国は,自分国境回りを一生懸命属国化しようとしている,中華思想の根幹なのである北朝鮮問題など,如何にも真面目に6カ国協議のなかで処理しようとしているかに見えるが,北朝鮮韓国と対峙させながら軍事大国にしようとしている,と考えれば,中国北朝鮮への弱腰が理解できてくる,見せかけの弱腰で,朝鮮半島統一など,中国ある限り,夢のまた夢だろう。パキスタンミャンマー問題も皆同じだ。

ネパールのアッパーセティ水力に,ADBが詳細設計の資金を供与する,2012年まで作業が必要と。ネパール政府は,乾期に電力不足が起きるのは,貯水池式水力が少ないから,として,この水力を頼りにしている。ネパール貯水池計画には難しいところがある,大量のヒマラヤからの流砂である。超大規模なら流砂対応は可能だが,このアッパーセティには,規模から見て,設計に難しいところがある。

http://my.reset.jp/adachihayao/index.htm

2010-12-23

校風とか企業カラーとか

大学の出身講座の教授群が全部他学科出身者に変わって3年。名前と場所は同じだが、中身は別物になってしまった。とはいえ、大学自体のカラーは未だに同じようなイメージで残っている。伝統風物詩も残ってる。

もっと凄いのは高校で、親父も同じ高校なのだが俺の時と校風は変わってないらしいいま、従兄弟が同じ高校に通っているが、やはり同じ校風だそうだ。戦前からある古い高校とはいえ、公立校である以上は校長だって定期的に変わるものだし、先生だって異動するだろう。そもそも、その校風自体教師から見れば好ましいものじゃない。こういうものはどうやって受け継がれているのだろう?地域性とかも関係するのだろうか?

さて、最近企業海外学生をとるという。別にそれに反対はしないが、いわゆる企業カラーというのは、そういった場合にも受け継がれるのだろうか?海外における日本企業の優位性は(特に工業製品のおいて)、日本人のやたら几帳面とか不必要にマニアックという特徴から生み出される実績とイメージに依るものが多かったのではないか

日本人が優れているという気はさらさら無いが、そういう特徴が有利に働いていたのは事実はないだろう。非日本人会社の中で主体となったときに、そのイメージは維持できるのか?もしくはそんなものがなくても互角に戦える、もしくは戦う覚悟がある企業がどれだけあるのだろうか。

2010-11-26

なぜネトウヨ移民を嫌がるのか?

ネトウヨ移民競争したら自分が負けることを

心の底では分かっているのだと思う

ユニクロやパナや楽天外国人採用増やす言うと

ネトウヨは「売国奴だー」と一斉に反発する

経営者からすれば

日本語しか話せない馬鹿で口下手な日本人よりも

中国語英語日本語を話せる中国人留学生のほうを

欲しがるに決まってるだろ

日本企業日本人というブランドを信用しなくなった

日本人ブランド崩壊

でもネトウヨって既に崩壊した「日本人であることの特権」

という幻想にすがっているのよ

なぜならネトウヨの唯一の心の拠り所は

自分日本人であることだけなのだから

ネトウヨは最終的に民族主義に走る

日本人は神に選ばれた優秀な民族

日本人である俺は優秀」」

日本人以外の外国人は無能だから追い出せ」とね

それって何の根拠もないただのレイシストだよ

歴史的に人口が減少した国は繁栄しない

ネトウヨの好きな中国との戦争だって

国力が衰退したらできなくなるねぇ

なぜネトウヨ移民を嫌がるのか?

ネトウヨ移民競争したら自分が負けることを

心の底では分かっているのだと思う

ユニクロやパナや楽天外国人採用増やす言うと

ネトウヨは「売国奴だー」と一斉に反発する

経営者からすれば

日本語しか話せない馬鹿で口下手な日本人よりも

中国語英語日本語を話せる中国人留学生のほうを

欲しがるに決まってるだろ

日本企業日本人というブランドを信用しなくなった

日本人ブランド崩壊

でもネトウヨって既に崩壊した「日本人であることの特権」

という幻想にすがっているのよ

なぜならネトウヨの唯一の心の拠り所は

自分日本人であることだけなのだから

ネトウヨは最終的に民族主義に走る

日本人は神に選ばれた優秀な民族

日本人である俺は優秀」」

日本人以外の外国人は無能だから追い出せ」とね

それって何の根拠もないただのレイシストだよ

歴史的に人口が減少した国は繁栄しない

ネトウヨの好きな中国との戦争だって

国力が衰退したらできなくなるねぇ

2010-11-25

27歳になって思う今後の歩むであろう道と別の可能性について

先月27歳になった。

本題に入る前に簡単にプロフィールを紹介しておこうと思う。

性別=男性、年齢=27歳、独身地方在住、地方国立修士でそこそこ大きなメーカー研究職をしている。

年収は450万弱で、住宅会社持ちなのでそこそこ余裕のある暮らしだ。しか奨学金が数百万。

うちの会社は古い体質の会社でほぼ年功序列賃金抑制のために導入された形ばかりの成果主義採用する典型的な均衡縮小状態の日本企業だ。ここ数年は成長してなく、じりじりと追い込まれて言ってる状態だ。はっきりいって先は暗い。ただ現状の待遇は悪くない。土日、祝日はほぼ休みだし、有給は最低でも10日以上はとれる。上司もまともだ。仕事自体は自分に適正があるのかどうかはわからないが、評価だって悪くない。ただ驚異的なほどつまらない。つまらないというか興味がもてない。

 実は院生時代から薄々と自分はこの分野に楽しみを見出すことは無理なんじゃないかと思っていた。たぶんこういうことを言うと積極的に楽しくしようとする努力が足りないと言った趣旨忠告をいただくであろうが、しかし、うちから湧き上がってくるものがまったくなくそもそもそのラインにすら達しない場合はどうしたらいいのだろうか。散々悩んだ。結論から言えばどうしようもないと言うものだった。つまりこの仕事を続けている限り最低1日8時間以上の時間を費やす活動は自分に何の精神的な充足をあたえてくれないどころか、むしろマイナスにすらなるだろう。徐々に蝕まれて、よくいる窓際社員たいになれるならばまだいい。この先、漫然と過ごしていく中で年齢だけを重ねて、仮に会社がいよいよと言うことになればかなり高い確率で路頭に迷ってしまうのではないだろうか。そういう思いにとらわれてとたんに怖くなった。またどうせならば楽しみたいと言う理想も捨てきれない。もう27歳だが、まだ27歳だ。今なら間に合う。

 ここでとりうる選択肢は主に二つだ。今の会社に見切りをつけキャリアチェンジをする。もうひとつ仕事に関しては生活の糧を得るためだと割り切って続け、その上でもうひとつの道を加える。

 まず一つ目についてだが、これは非常にリスクがでかい。改めて違う分野の大学(院)にいくのか、直接違う分野の会社への転職を目指すのか、どちらも不確定要素が大きい上に、奨学金の返済もある。蓄えはないことは無いが猶予はそう長くは無い。学校に行くのはかなりぎりぎりの状態にならざるを得ないだろうし、この経済状況だ、異分野からの27歳を受け入れてくれる会社などあるかないかというレベルだろう。

 二つ目は例えば俗に言う週末起業のたぐいと、後は完全に趣味創作活動あたりだ。こちらは仮にそれらがこけたとしても生活に困るような自体にはなりにくい。しかしだ。自分で言うのもなんだが、自分にはそんな大げさな才能などありそうにもなければ、これといった人脈があるわけでもない、その上、本業があるからなどと覚悟まで薄めてしまえば、望むような結果が得られる到底思えなかった。

 一番怖いことはこうした悩みもいつか消えてしまい、惰性で生きるような状態になってしまうことだ。家族がいればまだいいかもしれないが、これまで何人かと付き合った結果恋愛にも向いていないようなので結婚して子供のためにというのもありえないだろう。こうしてうじうじと悩んでる間にも刻一刻と時間は過ぎ去っている。

 尻すぼみになってしまって申し訳ないが、ここで唐突に何もかけなくなってしまった。できれば今年中には答えを出したいと思っているが、現状ではそれすらもおぼつかないような状態だ。他の人を気にしてもしょうがないのは分かっているが、みんなはどうなんだろうか?今の仕事を楽しめているのだろうか。それとも自分と同じような状態なんだろうか、こうした堂々巡りはまって立ち止まっているのだろうか。それとも勇気を持って踏み出しているんだろうか。

2010-11-23

http://anond.hatelabo.jp/20101123222004

あとね、一応言っておくけど、君はあまり悪くない。

悪いのは会社の仕組み。


君を採るために、会社はそれなりの中長期計画を基に人材確保をしている。

当然いろいろ承認や手間も必要だし、もちろん、金も必要だ。

そういう流れで採用した人材に、他の社員が辞めろだの、使えないだの言ってる時点で、その会社の命令系統は著しくおかしい。

人事やら、上司責任をもって、見極めたうえで採った人材に、一般社員が文句を言うってのは、会社に楯突いてるようなもの。


そもそも、新卒が既存社員と同様の働きをすぐ出来るわけがない。

既存社員レベルにまで徐々に引き上げていくために、周りがフォローするなり、いろいろ手助けをしていく必要がある。

教育担当者がついて、マンツーマンでやる場合もある。

君の能力が発揮できないのは、君の努力不足もあるのかもしれないが、それをフォローしきれない教育管理に問題がある。

あと、新卒なのに、直接文句を言われるのもおかしい。通常、教育係なり、上司に連絡がいって、そこから君に話がくる。そこで改善が行われなければならない。


といっても、もしかするとそういう企業風土で、上から下まで頭悪いって可能性もなくもない。

依存でやってきた日本企業にありがちだけど。

そういうのを見極められなかったってのは。。。。


ここで暴れるのは勝手だけど、それで残りの人生無駄にするのって、もったいなくないかい?

そんな頭の悪い企業のせいで暴れて、身内が悲しむのって寂しいよね

2010-11-15

【日刊 アジアエネルギー最前線トルコ原子力日本狙いか

http://my.reset.jp/adachihayao/index.htm

レアアースとトリュームの関係,先日のNHKの特集まで,よく知らなかった。レアアースの中には相当規模のトリュームが含まれてい

放射能を発し,レアアース生産でこのトリュームを削除する工程が結構面倒くさいという。このために米国などは自国のレアアース

産は行っていないと言う。トリュームというのは,ウランなどの核燃料の代替案として浮かび上がってきており,インドなどはその技術

開発に熱心であることは知っていた。

インドは核燃料で世界の制裁を受けているときに,核燃料不足に悩まされて,国内豊富に埋蔵するトリュームを燃料とする原子力発電

を,大統領自ら喧伝していた。トリュームを燃やしてもプルトニュームが発生しないことから,安全なエネルギーが取り出される,この

面からも真剣にトリューム原子炉世界的に議論されている。インドレアアース東西の沿岸部を中心に包蔵し,当然この中にト

リュームが含まれている。

そこで疑問が浮かぶのは,世界レアアースの95%を生産してきた中国は,この取り除いたトリュームをどう処理しているのだろう

か。ネット上で調べても,中国レアアースとトリュームの関係は,特に述べられていない。しかし,中国レアアースにはトリューム

がない,ということはないでしょう。では中国はそのトリュームを廃棄したのだろうか,はたまた将来の利用価値を知った上で,密かに

備蓄しているのであろうか。

トルコのシノップ原子力開発について,トルコ政府が交渉に失敗し,トルコ日本東芝プラントシステムに,協議に応ずるよう要請

たと報道されている。裏側はよく分からないし,日本企業が長年に亘り根回しをしてきたであろうことは想像できるが,トルコ政府との

合弁方式による開発では,韓国価格が合わなかったとされている。UAEのケースは,原発建設だから,基本的にビジネスが違うこと

になる。

しかし,果たしてトルコは,日本との交渉においてこの価格競争となったときに,日本企業に有利な展開になる,と言う見通しを持って

いるのだろうか,そうとは思えない,韓国が受けられなかった価格日本なら受ける,ということはあり得ないだろう。勝手想像

が,トルコの人は本当に日本人が好きだ,その様なことでビジネスが動くのかどうか,疑問ではあるが,恐らく親日の心がいくらかでも

影響しているなら,東芝に頑張って欲しい。

ミャンマーでスーチーさんが解放されたが,全体的な論調としては,世界で最も著名な政治犯であるにもかかわらず同氏の立場は近年弱

体化した,であり,事実世界彼女が捕らわれているために,どれだけのエネルギーの消費を強いられたであろうか。今度もなお活発

な活動が続くと,再逮捕の可能性は高く,それだけまた世界エネルギー消費を要求することになる。エネルギーだけでなく,時間もど

んどん無駄に使われる。

勿論,自由の価値は命より尊いが,何年間も家に閉じこめられた状態ではどうしようもない,発信もままならず,西欧諸国も単に眺めて

いるだけで,手の打ちようがない。物事も,エネルギー資源も,ミャンマーの人心も,すべて中国に持って行かれるだけだから,この辺

りでけじめを付けて,日本も思い切った開発政策に乗るべきだろう。眞の民主化は4年後でも仕方がない。

日本政府が,横浜ビジョンの成案に一生懸命になっている頃,中国武漢では,中ロ印の3カ国外相が集まって,新興国として共同歩調

を確認しあっている。横浜での駆け引きの間,中国領内でのこのような会話が進んでいるのだ。このニュースを見て,核保有がなけれ

ば,誰も真剣に相手にしてくれない,湖錦濤などは実際に菅さんと会ったことさへもう忘れ去っている。米国核の傘の下,これをこの

まま使い続けるか。

インドネシア原油生産の落ち込みが現実になって,国会は焦っているが,外国企業は別として,プルタミナは原油生産増を真剣

図ってくれるだろう,とプルタミナに発破を掛けている。プルタミナにその国威のすべてを賭けている感じだが,実際にプルタミナの努

力が原油生産増に結びつくのか,今日の記事では,2011年には,2010年の日19万バレルを5.26%上げ,20万バレルとする

目標を発表している。

インドのアルンチャルプラデシュ,北東地域の水力開発の先兵のような存在で,中国チベット開発に対抗して,大規模ダム建設を進

めているが,環境基準の一つである,喪失した森林に相当する植林を行うことを義務づけている。州政府は,81%が森林に覆われてい

るこの州では,]新たな植林というのは不可能だ,と異論を唱えている。この基準のために,環境承認が遅れている。

アルンチャルの水力開発で喪失した森林はアルンチャルで埋めなければならないのか。同じような基準はタイなどにもあるが,元々地球

温暖化意識してないから,新たな植林は,プロジェクト近傍か,少なくとも同じ流域内,という観念がある。でも,森林喪失の影響

は,近年,地球温暖化と共に論じられており,理屈から言えば,代替植林は他の州でも良い,極端なことを言えば,インド森林喪失

を,日本列島植林で代替しても良い。

ベトナム中部は,再三台風に襲われて洪水に見舞われ,多くの犠牲者を出している。近年盛んなダム開発のせいだ,と住民が騒いでい

る。フォーラムが持たれて,洪水被害はダムの影響ではない,その証拠にダムが出来る前も洪水被害が出ているではないか,とダムを操

作している側からの発言が続いている。ダムがその機能を果たしているかどうかもさることながら,少なくとも警報の出し方には問題が

ある,と議論が進む。http://bit.ly/adBJ6K

実際,ベトナム中部日本列島と地形的に似ていて,急流だからダムの容量も大きくとれないし,洪水ダムに押し寄せてくる時間も短

時間で,洪水防御は大変に難しい。ベトナムダム開発は荒っぽいから,放流方法や下流への警報との連携など,もう少しきめ細かく操

作規定を作らなければならないだろう。私も一度,我が家の上流で工事が進んでいる安威川ダムの計画をチェックしておきたいと思って

いる。http://bit.ly/adBJ6K

2010-11-12

http://anond.hatelabo.jp/20101112002059

グーグル面接を取り入れている日本企業就職面接馬鹿馬鹿しさについてなんだが、まぁ俺の意見をきいてくれ。

マスコミでさ、報道の基本に5W1Hてのがあるだろう。

Who(誰が) What(何を) When(いつ) Where(どこで) Why(どうして)How(どのように)したのか

だ。

誰が、何を、いつ、どこで、どのように、はいいんだ。事実の指摘だ。

問題はどうして、だ。

たとえば殺人事件が起こって犯人が捕まったとしよう。

そいつも犯行を認めていて、おとなしく供述しているとするわな。

警察なりマスコミなりが犯人

「どうして殺した?」と聞いて、まぁ犯人

「あいつからの苛めに耐えられなくなって」と言ったとしようや。

今の日本マスコミ

「苛めなんてよくあること、他にも苛められている人は大勢いるけど、その人達が全員相手を殺しているかというと、そんなことはない。犯人はどうして相手を殺すまでいっちゃったのか?」

と話を続けるけど、この「どうして」は意味が変わってしまっているのが解るか?

犯行の直接の動機「どうして」は、あくまで「苛めに耐えられなくなって」なんだよ。

嘘言ってないか?本当に苛められていたのか?他にも動機がなかったのか?というのならおかしくないが、

認めた上で更なる「どうして」をぶつけるのは、報道の基本を逸脱しているんだが、連中は逸脱と思ってないわけだ。

これをグーグル就職面接に当てはめてみると、求職者が想定しているのは

まず「あなたを雇うことで我が社が得られる利益利点は?」であり、

次に「あたなはどんな人?自己紹介キボンヌ」なわけだ。

就職面接の場ってのは、その求職者の答えが本当なのか嘘なのか、

求職者自身は本心でも客観的に当たりか外れかを判断するところなのに、

地頭力を見ています」「身近な話題を数理的に見ることが出来るか見ています」「ストレス耐性を見るテストです」...

てのが、就職面接の意義から逸脱してるのが理解出来てないんだよね。

地頭力を見ています」以下略のことを本心から思っているのなら、その思考パターンを持っていることになっている

既職者達がその思考パターンでどれだけ仕事を成功させているのかの実績を、普段からアナウンスしてるはずだろ。

面接官は効果があると思っている。

なんの効果だ?面接官が採用を決めた人物に対して、その後何か責任をかぶること、あるのか?

あるとしたら求職者の嘘、それも見え見えの嘘を見抜けなかったときくらいしかないだろ。

増田も実はグーグル面接

毎日スーツを着て出社し、初めての社外の人とは名刺交換をし、愛想笑いで営業の話を受け流す。

と同じ事だと思ってるんだろ?

もっと素直になれよ。

2010-11-09

http://anond.hatelabo.jp/20101109195723

日本企業は人事部が権力持ちすぎなのが諸悪の根源だと思う。

サイコロ振って決めてるのと同レベル仕事しかしないくせに。

最低限のオペレーション以外は一度全部無くしちゃった方がいいんじゃないかと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20101108195014

ここでExcelの機能を覚えるではなく、電卓検算能力を極限まで高めるのが日本企業の効率化。

そりゃ生産性低いわな。

2010-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20101102231720

いや、いる所にはいっぱいいるから。

元増田だって女としては「全体の何%」レベルなんだし、本気で探せば絶対見つかる。

ただ、そういう男は芸能人合コンとかしてるから、浮気の一つや二つは覚悟するべきだな。

あと今収入よくても、ドメドメ日本企業の奴はやめた方がいいと思う。

将来的に豊かじゃなくなる可能性が高い。

http://anond.hatelabo.jp/20101102225201

ふつうより少ない収入で生活することは、

私にとってかなり大きなストレスなので、ある程度の収入は確保したいのはあります。

子供産む気でこういう希望があるなら、かなり収入の良い男を探した方がいいと思う。

今後は日本全体の豊かさが地盤沈下する一方だから。

日本企業で24歳でその収入が貰えるところって言うとそう数は無いと思うが、外資にしては少なめだからやっぱ日本企業か。

社内で出世しそうな奴を見つけるか、外銀あたりの優秀な奴を捕まえるのがいいんじゃないか?

2010-11-01

http://anond.hatelabo.jp/20101101114347

そして今ある仕事にいかに意味付けを見つけるかってことが重要

人は無意味な作業をしている時ほどやる気無くすからね。

なぜこれをやるのか?やるべきなのか?ってのを

自分なりに見つけだせればモチベーション向上につながってくるハズ。

意味の無いものに無理矢理意味づけする作業を皆がやってるせいで日本企業競争力ボロボロになってると思うね。

2010-10-19

http://anond.hatelabo.jp/20101019205923

さ、就職面接での「何か質問はありませんか」OK/NGガイド日本企業版)の解説だ。

さて、まずは例え話をする。

誤解を恐れずに言えば、就活は男女の仲、つまり婚活合コンに良く似ている。

一方が相手のことを熱烈に望んだとしても、もう一方が嫌がればカップルは成立しない。

ある程度の傾向はあるけれども、特定の相手を"落とす"手法は存在しない。

細かなことを積み上げ、相手に選んでもらえる確率を上げて行くしかないのだ。

だから、とても重要なこと(わかってる。愛だけじゃ結婚できないとかさ)だけど、

相手から「何か聞きたい事ってあります?」と聞かれて、

長男ですか?」「年収は?」「どこに住んでいるの?」「親とは同居希望?」とか

一人暮らし?」「淡泊そうって言われない?」「SMって興味ある?」とか

そういうことは聞くな。

重要なのはわかる。

大切なのもわかる。

世の中きれい事だけじゃ生きていけない。

でも「俺のことが財布に見えてるんだな」とか「風俗に行けばいいのに」とか思われたら駄目なんだ。

さて、といったことを頭に入れてから、質問内容のガイドを見て欲しい。

前提として「なにか質問はありますか?」というのは、単に聞いてるだけ。

実は、あまり評価には関係ない。単に印象が少し変わるぐらい。

でも、その差が大切。

ほんの少しの差が、次の担当者に書類を渡すかどうかを決める差になったりする。

実はさっきのリストは、実際に聞かれたことがある質問を分類しただけ。

(凄い質問もあったと思う。でも本当なんだ)

さっきの極端な例え話に似て、相手がどう感じるかを考えればわかる分類だと思う。

どう思うかのコメントでみるとわかりやすいかな。

NGリスト
  • 福利厚生給与、休暇、勤務時間などの質問
  • 近況、社会問題政治などの質問
    • 別に良いけど、うちの会社には興味ないんだね。
  • 採用に関する微妙な質問
    • 聞いてどうするんだ。よそに行きたいのか。断る気満々か。
  • 単純な質問(丸暗記系)
    • それは説明会で寝てたからもう一度聞きたいってことなの?
OKリスト
  • 業務、業界仕事に関する質問
    • どう働きたいのか、どんな仕事が降ってきそうか聞きたいのかな。
  • 入社前の自己啓発に関する質問
    • 結構本気で入るつもりなのかな。
  • 面接官がどう思っているかに関する質問
    • 結構ヤな質問だけど、これからの方向性が知りたいのか。
  • 質問はないが、と前置きしての雑談
    • まあ、突然聞かれても困るよね。


基本的には「うちを選ぶ基準ってそれなの?」という疑問を抱かせない質問ならOK。

言い直すと「キミはうちじゃなくてどこでも良いんだね」と思わせたらNG

繰り返しになるけどセミナーNGに分類した質問をしたからって評価が下がったりはしない。

(そもそも説明会で質問する人が少ないから、そういう点でチェックはされるかも知れないけど)

でも、面接時とか面接後とかに「ああ、そういやこの人はあれ聞いてたな」とちょっとトーンダウンしたりする。

再度繰り返しになるけど、とても重要ことなのは判ってる。

待遇が良いところで働きたい、別にその会社の事なんて知らない、同業他社はどこも同じに見える。

でも「どうして我が校を選んだのかな?」「家から近いからです!」と言って素直で宜しいと評価されるのは高校が最後だ。

「説明会ではステッパーが主力事業と言われていましたが、Nikonさんのシェアが高いと聞いています。どこで差別化しているのですか?」

なんて質問をしたからといって、選ばれるとは限らない。

でも「残業は多いでしょうか?帰りにくいとか感じることありますか?」と質問した人と比べたら、

面接官だって人の子だ。どっちを上にあげたくなるかは、察して欲しい。

「質問はないけど、と断ってからの雑談」というのが、質問ではないというのも、

場所によっては「それだって質問だよ」と面接官が笑顔で応じてくれるかも知れない。

でも、会社に関しての質問を期待されていたら?

コレを読んでいるあなたがもしも面接官で、課長とか部長とか決定権を持つ人に推薦する立場で

「おまえが推薦してくる学生はみんな落ちてるな」とプレッシャーをかけられていて、

質問はありますかと聞いて、パンフの2ページ目に書いてあるのに「企業文化について教えて下さい」と質問されたら?

企業文化には美意識を大切にするとあったのですが、茶道部とかそういったクラブ活動も社内で行っていたりしますか?」

そういって質問してきた学生と、どちらが良さそうだと判断するだろう。

まあ、最初に断ったようにどんなに熱望してもうまくいかないこともある。

なんであの2人が?というカップルも世の中にはたくさんいる。

でも「結局は※なんだろ」と言って腐っても意味はない。

Yシャツの袖が汚れてたって、寝癖が付いてたって、それで人間性や能力が決まる訳じゃない。

どうせ入社しないと社内の事なんて判らない。それも判ってる。

もちろん判ってる。

でも、スヌーピーも言ってただろう?どう転んだって、配られたカードで勝負するしかないんだ。

ほんの少しの差でも、出来ることは全部やっておくべきだと、そうは思わないか?

就職面接での「何か質問はありませんか」OK/NGガイド日本企業版)

就職活動の心構えとか就職面接転職時の面接での受け答えは日本とあんま変わんないね

と思ったのだけど、ほんとうに基礎から判っていない人がブクマ上でちらほら。

一応海外記事だから、日本向けの応用が必要。

だから、日本向けOK/NGガイドをば。

就職面接で「何か質問はありませんか」と聞かれたら--OK/NGガイド - CNET Japan

http://japan.cnet.com/sp/businesslife/story/0,3800105598,20421453,00.htm

ブクマhttp://b.hatena.ne.jp/entry/japan.cnet.com/sp/businesslife/story/0,3800105598,20421453,00.htm

例えば上の記事を読んで「福利厚生給与とか大事だろ」とかいう感想を持つ人はちょっとそそっかしい。

良く読もう。

最初面接では、給与や休暇、福利厚生、休憩時間といったことに関する質問は避けるべきだ。

これらは仕事と大きな関連があるものの、あなたにとって最大の関心事になっているとは思われたくないはずだ。

ね、大いに関連があるけど最初面接では避けるべき質問なのだ。

ここまでで「なるほどね」と思ったあなたは賢い。以下のリストで勘所が掴めるだろう。

良くわからなかった人は、リスト後のガイドも読んで欲しい。

NGリスト
  1. 福利厚生給与、休暇、勤務時間などの質問
  2. 近況、社会問題政治などの質問
  3. 採用に関する微妙な質問
  4. 単純な質問(丸暗記系)
    • 「御社の強みと課題はなんですか?」
    • 「入社後は、どのような業務を行うことになりますか?」
    • 「どういった社風、方向性を持っていますか?」
OKリスト
  1. 業務、業界仕事に関する質問
    • ある業務に関してのキャリアパス
    • 具体的な業務をあげて、それができるか/到達するには
    • 具体的な同業他者名をあげて、それらとの違い
    • 市場ターゲットに関する今後の予想
    • 関連分野への参入に関して
    • 会社の稼ぎどころ
    • 配属先、適正の見極め方、配置転換など
    • 研修学会、展示会などへの参加など
    • 海外勤務や英語の使用率など
  2. 入社前の自己啓発に関する質問
    • 具体的な資格をあげて、業務での有用性など
    • 具体的な業務をあげて、学んでおく知識・資格など
    • 入社前に学んでおくと役立つこと
  3. 面接官がどう思っているかに関する質問
  4. 質問はないが、と前置きしての雑談
    • 旅行など、入社前にやっておいた方が良いこと
    • 人事、法務特許などの部署との入社後の関わり方
    • 業界情報の仕入れ方など
グレー
  • 転勤の有無・頻度など勤務地に関して

OKリストを見て「そういうポイントもあったか」と思った人はここまでで十分。

風邪など引かないよう頑張って欲しい。

「『質問はないが、と前置きしての雑談系』ってなんだよ!質問じゃんか!」と思った人は、是非ガイドを読んで欲しい。

次のポストに続くよ。

2010-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20101018212242

馬鹿が行く大学自分たちが同じ大卒扱いが気にいらねえ

東大以外の旧帝大増田だけど、これは無いよ。

馬鹿大の卒業生なんて初めから比較対象とみなしてないよ。(当たり前だが例外はある)

純粋税金使うのが無駄ってのと、4年間無為に過ごすくらいならさっさと働いてくれた方が日本経済のためになるってこと。

誰でもできる仕事の癖に無駄大卒を求める日本企業を何とかしたいってのもある。

2010-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20101013054531

facebook嫌いだけど

理由は、

別にすごくない、実名が嫌、日本企業応援しろ。かな。

twitterにしてもustreamにしてもyoutubeにしても、インフラサービスに群がるのが嫌い。

シンプルで便利なだけ。付加価値がない。

利用者に頼り切り。

2010-10-12

2010年10月12日 ー ネパールの悲しい開発の現実

1960年代ネパール豊富な水資源開発のポテンシャルを持っていることで,その経済開発は早い,とネパール国民は期待していた。ラオスブータンと同じような自然環境にあって,内外からも期待は大きかった。事実,当時はインドとの協力で,コシ川とかガンダキ川で大規模開発が行われる手はずになっていた。ところが,ブータンラオス国民性と違って,ネパール政治家達は,当時王族も含め,疑い深かった。

コシ川やガンダキ川の開発は,便益は殆どインドが持って行くではないか,ネパールには何の便益もない,と言い始めたのである。こうすればネパールにも便益が落ちる,と言う知恵を出すこともなく,ただインド人を疑ってかかったわけである。彼等は正しかった,ということは,例えばラオスなども,外国資金による開発で,ラオスに何が残るのか,と我々がラオス政府に問いかけた疑念と一緒である。

事業による便益は,投資した人だけが得ることが出来る,だから,ネパールラオスは法整備を行って,ロイヤリティ租税で便益を受け取るしか方法はない,とよくラオスで議論した。ネパールの人は,もっと疑い深く,目の前を流れている川の水は我々のもの,インドには渡さない,と大プロジェクトとを前にして,インド提案のプロジェクトを拒否していった。その間,対中問題や王室政治的問題があり,大規模開発は行われなかった。

王制を廃して共和国となり,マオイスト派が政権の中心に座ることになり,ネパールの水力開発は脚光を浴びる。国会の中で資源外国に売る,憲法違反,などの議論もあったが,水から生まれる電気は商品で,インドへの輸出に問題はない,と自問自答した。マオイスト政権から離れ,再び治安悪化で開発は棚上げ,いつまで経っても開発が出来ず,宝の持ち腐れ,停電貧困の中で,ネパール国民は苦しんでいる。

今日の記事http://bit.ly/9d6kL2はこのネパール人の苦しみを訴えたものだが,筆者は重大な提案を最後に行っている。彼の結論は,ネパールは水資源で豊かになるためには,インド資本では駄目だ,ネパール自身が資本の蓄積をする必要がある,と気がついたが,実は鶏が先か卵が先かの問題なのだ。しかし,国際資本の協力があればインドと対等に開発できる,と気がついた。そうなんですよ,結局,資本分散,日本にも果たすべき役割があるはずだ。

メコンの水問題,今年,2010年4月は50年に一度の渇水に見舞われ,メコン総会でタイのアビシット首相が,上流中国ダムに水を溜め込んでいる,と発言し,これを否定した中国は水資料の提供に踏み切った,またメコン委員会中国理屈を認めた。それでも収まらないアビシット首相は,30年後にはメコン河は死んでしまう,と発言を繰り返している。しかしこれはメコンだけの問題ではないことは明白だ。

20世紀は石油の世紀であったが,21世紀は石油に変わる水の世紀になるだろう,と記事http://bit.ly/cdSIXMは繰り返していて,問題はヒマラヤであり,ヒマラヤ氷河の縮小と消滅は,中国インドタイパキスタンベトナムカンボジアミャンマーを巻き込んだ人類の壮絶な戦いの世紀になると言っている。問題は食糧で,中国インドがまず農業崩壊で,国際的な河川の水争いが避けられない,まさに地球の危機,というわけである。

タイのアビシット首相は,昨日,日帰りでミャンマーのネピドウを訪ね,タンシュエ将軍らと会談した。一部の国境閉鎖を解くと共に,カンチャナブリの交易ルートの開発,ミャンマーサルウイーン河口に位置するドウエイ海港の整備を提案,タイが積極的に開発を助けることで同意した。海港については中国が既に南西部の海岸で開発しており,これに対抗的な貿易ルートが,タイにとって重要だ,としている。http://bit.ly/cMYo65

更に重要なことは,アビシット首相タンシュエ将軍に対して,11月7日(11日ではなかった)のミャンマー国政選挙で手伝えることがあったら言ってくれ,と協力を申し出たことだ。スーチーを預かってくれ,と言ったかどうか明かではないが,タイミャンマーの官製選挙を全面的に認める立場ASEAN諸国と同じように,内政干渉せず選挙結果を容認,更に経済協力の幅を広げる,という立場である。

西欧諸国は,スーチーさんを自由にしない限り選挙は認めず,と言う立場である。日本もこの西欧の考え方を追随する限り,ミャンマーとの門戸はお互いに閉じたままとなり,数十年,閉塞状態が続くことになる,実際問題それは,国際的にも日本国益から見ても,ずいぶんなマイナスだ。何か日本独自の動き方がないものか。スーチーさんを日本で受け入れる合理的な方法はないものか。

中国の海洋石油CNOOCが,米国シェールガスの大手企業に10億ドル資本参加を行う方向で交渉に入っている。如何にも米国に対しては挑戦的な動きで,この前,UNOCALの時に米議会が拒否した事実を思い出させる。多くのメディアは,米国債を持ち人民元の見直しを拒否している中国が,どこまでなら米議会は我慢できるのか,という限界を確かめるための,中国の動きと見ている。http://reut.rs/cAhKR5

http://my.reset.jp/adachihayao/index.htm

2010年10月17日 ー 中国炭坑事故で21人犠牲

重要政治イベント共産党第17期中央委員会第5回総会(5中総会)が北京で開幕,この時期,これほど中国国際社会から異様な目で見られていることは,今までなかった。チリ政府が33人の命を救うために全国を挙げて取り組んだ直後に,国では簡単に21人の死者を出し,16人が閉じこめられているが,政権幹部は北京に居座ったまま,チリーの大統領パフォーマンスを非難されているが,中国にとってこれほど皮肉はなかろう。

尖閣諸島東南アジア諸国が中国対応に脅えて,米国の支援を期待,フィリッピンは一度出て行った米軍に帰ってきてもらうと考え,沖縄中国領だといわれた日本は,米軍沖縄基地の増強を求めることになりそうな雰囲気,中国犯罪人にノーベル平和賞が与えられて反発,欧州からも中国対応に非難が集中,更に米国議会人民元の見直しを迫っている。そこに反日デモが持ち上がっている。

日本企業の中にも,中国に集中することのリスクを改めて思い知っている状況だ。パキスタンノーベル賞の問題で中国を支援しているが,一方で強引に入ってきたインダス河のコハラ水力への手続き不全で国内が混乱している。次期主席と目されている習近平氏に対して軍事委員会ポストは与えず,従来の先軍政治を改革するという,軍からの反発が当然考えられるし,少し早いが,政権崩壊の匂いがする。

経済規模で日本を抜いたとされている。これは我々にも予想外で,8%成長で倍になるのは10年かかるはずだったが,あっという間に追いついてしまった。これは多分に人民元の値上がりがあったわけで,これは10年前には計算に入れてなかった。今米国人民元の見直しで40%という数字を出してきているが,人民元を40%上げるとどうなるか,一夜にしてGDPドル表示は1.4倍,6兆ドルになってしまって,米国に並びそうになる。

我々の関心は,余りに堂々と東シナ海南シナ海海軍を進めようとする中国であり,日本も含めたアジア諸国の反発が強まるとしても,中国は無言で軍艦を出してくる,南沙諸島まで中国領だというが,地図を開いて貰えば,中国が殆ど理屈で考えられないところまで領土を主張することが分かるだろう。沖縄中国領というのは,今ではジョークにしか聞こえないが,そのうちに深刻な問題になってきそうな気がする。

メコン河の問題だが,下流域に本流ダムを造る構想が持ち上がって,メコン委員会がこれをどう扱うか,関心を持ってみていた。メコン委員会ラオスなどの委託を受けているから,ルワンプラバン近くにダム建設の構想を持つラオスに対して,真っ向から反対するマンデートはない。10年は棚上げしてくれ,との報告書だが,タイラオスは無視する可能性がある。魚が問題,というメコン委員会は,説得力に欠ける。

フィリッピンマニラは,またもや計画停電の危機にさらされている。スワルとパグビラオの石炭火力が故障という。十分な供給力を持っていると思われるルソン系統だが,系統規模に比べて電源のサイズが大きすぎるから,このようなユニットレベル事故でも,停電になってしまうのだろう。スワルの石炭火力は東京電力が関係している。週末に整備が完了するかどうかが鍵らしい。

Facebook日本では流行らない

なんか今日ツイッターのTLをチラ見してたらFacebookがやたらHOTになってたので一言

Facebook日本じゃ流行らないんじゃね?

なんでかって?

ミクシィ()笑があるから。

GREE()があるから。

モバゲー(ry

なんでかって?

一部のネットジャンキー情報強者様達は新しく生まれてくるウェブサービストレンドに敏感で、

それらに飛びついては居心地が良いところを探し、一定以上定着すると次を探し求めて行く。

一方で情報弱者日本の一般ユーザは、マスメディアで取り上げられて、話題の的にされたものじゃないとまず使わない。

ツイッター最近になりようやくマスメディアに取り上げられることも増えたけど、それでも日本でのアクティブユーザ

爆発的に増えたかというとそうでもない。そしてコア利用者層と違い、それらの人々はクライアントを使わない(クライアント存在を知らない)

ツイッタークライアントがあって初めて使いやすいウェブサービスとなる。正直ウェブ携帯ウェブからは使いにくい。

けれど、最近メディア流行に乗せられて始めたような人はウェブ携帯ウェブから利用している程度である。

日本の一般ユーザはそれを「使いづらい」ままだと認識し、しばらくすると彼らはそのまま去っていくだろう。

クレームを入れる人もいるかもしれないが、サポート画面やサポート問い合わせ先が英語となるとそこで躊躇して

送るのをやめるものもいるだろう。

先ほどのmixiGREEモバゲーマスコミの力を利用しつつ、さらに日本の一般ユーザがよく利用するシーンに合わせて、それらから

より最適に使いやすいように最適化したものをサービスインタフェースとして提供している。

さらに、日本企業経営しているので、サポートももちろん日本語クレームも言いやすいのでバンバンクレームを入れる。

するとそのクレームに基づいて企業改善を繰り返していく。

日本人の一般ユーザにまだまだIEユーザが多いように、日本人デフォルトのまま、慣れたものを利用しようとする。

その中でさらに使いやすいものを取捨選択していくので、海外サービス日本の一般ユーザまでになかなか浸透しづらい。

そうすると、Facebook日本でも流行るという流れは、ごく一部については一時的に流行るだろうが、そこまでにとどまり、

広く一般には広まらずに沈下していくのではないかなと言うのが今の考え。

あと個人的に、Facebookのページをずっと開いてるとやたらとCPUファンが回り出すのが非常に鬱陶しい。

スペックPCユーザー

2010-10-10

http://anond.hatelabo.jp/20101010101742

日本人社員を出向させて、その下で

現地採用社員を働かせるとか

あるいは

②現地企業に下請けに出す

というのが今までのやり方だけども、

①のトップに立つのは常に日本人現地採用はどんなに頑張っても中間管理職というスタンスだと社員が育たないんだよな。

出向社員だって日本円換算での所得を要求するけど、現地採用人間にまで日本人と同じ給与は出さないしな。

②の場合は長期でみれば技術流出海賊版の氾濫を招く。

外国人社員日本人と同じ待遇を与えるか、日本人社員給料を下げるか、その二択に迫られる。

かといって、海外移転日本企業が生きる唯一手立てだということに疑念はない。

2010-10-04

http://anond.hatelabo.jp/20101004231504

昭和脳にもほどがあるな…。

日本企業の人事ってこんなのばっか。

こんな頭の固い連中に権限持たせてるんだから、そりゃ業績も悪くなるってもんだよ。

マジで

少しは自分を疑ったほうがいいよ。

マジで

2010-10-01

制作会社が無能になっていく

最近Web業界制作会社が敏感になっているなぁと思うのは、外注先に対して、制作した事例をブログなりTwitterなりWebで公開してくれるな、という、いわゆる守秘義務です。そういった類いのコンプライアンスの同意を求めてわざわざ新規に署名を求めさせることも珍しくありません。

はっきり言いますが、Web業界存在している制作会社は全体で見ると、この10年でかなり無能に成り果てています。企業の体力が落ちてきている、といっても良いです。有能な人は制作会社を離れ、新たに会社を起ち上げるか、フリーランスになるか、企業Web担当などに転職しているケースが顕著になっています。求められるスキル感覚も変わってくる中で、残っているのは自身で制作したことがほとんどないようなディレクターばかり、というケースも珍しくありません。一時のネットバブルのようなものの反動ですね。

フリーランスや下請け企業という立場は非常に弱いものですが、Webという土俵で仕事をしている立場上、Web自分たちの仕事を公開できない、という制約はその個人や企業の可能性や成長を阻害するものだということは当然なんですが、そもそもそれは発注している制作会社自体が「自分たちは過去の実績で仕事を取れるけれど実は無能なので中抜きを食らったら終わる」という不安そのものだったりします。

以前、海外(というかアメリカ)の企業仕事をして納品した時に、「これは誰が作ったんですか?」っていう個人の技術者に対してアプローチを求める質問に、会社ディレクターは「スタッフみんなで作りました」って言ってたけど、実は実際に「作った」と言える人はほぼ1人だったりしていた記憶があります。

会社のみんなで作りました」って言うものが実は外注先の、それもかなり個人の力に依って作られた、というのはおそらくこの業界に限らずかなりよくあることで、そういった現実をできるだけ隠そうとするのが日本企業の実態であり、それが有能な人材流出に繋がってしまっているのかなぁという気がします。こういうことをしている間はダメなんだろうと思うんですが。

2010-09-20

円高是正で為替介入が云々というのと、食料自給率を上げる云々って似てる気がする

そもそもドル円の取引とか投機筋とかがレバレッジ掛け捲ってて、ちょっとした介入ではどうしようもないんだし、そもそもやるぞー!的なアナウンス効果しかないんで、意味はないと思うんだよね。

てか、そもそも円安誘導しなきゃいけないの?って所がまず、宗教的に円安=善みたいに捉えられてるところが多いと思うんだよね。

でも輸出企業だって馬鹿じゃないから、派遣法改正で安い労働力日本で確保できなかったら当然海外に拠点を移すし、中小企業だって今やそうしてる。グローバル化している会社海外で作って海外で売るのが当然。法人税も高い日本工場を置く意味は全く無い。

円安誘導しても意味ないと思うんだよな。だから必然的に内需重視になり、海外へは投資をしてキャピタルゲインを得る方向性となるし、こんな日本でも観光資源とか安全な暮らしとか、既に作られたインフラがあるので海外投資ももっと呼び込めるはずだ。

その場合むしろ円高になって海外投資をもっと出来るようにしたり、原油とかの資源を割安に買えるんだからむしろいいことの様な気がするんだよな。

それは食料自給率の問題もおんなじで、上げないといけないと思って、その前提を全く疑わない人が多いからおかしいとしか言いようが無い。例えば米なんか100%の自給率だから国内で不作になると困るんだ。海外日本に輸出する用の米は全く作ってないから、もし不作の時は、安くて不味い余っている米しか日本に来なくなる。自給率がそれなりに低ければ、常に海外から輸入を出来るので、国内不作でも海外カバーできるかもしれない。

よく海外で天候不順になると日本に輸出しないんじゃないかとか言われるけど、日本企業が進出してそれなりに高い値段で購入する体制を作っておけば、無下にはできないはずだし、そんなときにも優先して輸出してくれるように外交を頑張っておけばいいのだ。

安全な作物云々の話もあるけど、海外でもきちんと生産現場までコミットしてやれば、それなりの安全基準やクオリティは確保できるはず。あれも眉唾のキャンペーンなんだと思うんだよな。

2010-09-18

http://anond.hatelabo.jp/20100918103758

Amazonまるごと購入して日本企業にしちゃったらどうか。

まったく損する感じがしない。

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