2010-11-25

27歳になって思う今後の歩むであろう道と別の可能性について

先月27歳になった。

本題に入る前に簡単にプロフィールを紹介しておこうと思う。

性別=男性、年齢=27歳、独身地方在住、地方国立修士でそこそこ大きなメーカー研究職をしている。

年収は450万弱で、住宅会社持ちなのでそこそこ余裕のある暮らしだ。しか奨学金が数百万。

うちの会社は古い体質の会社でほぼ年功序列賃金抑制のために導入された形ばかりの成果主義採用する典型的な均衡縮小状態の日本企業だ。ここ数年は成長してなく、じりじりと追い込まれて言ってる状態だ。はっきりいって先は暗い。ただ現状の待遇は悪くない。土日、祝日はほぼ休みだし、有給は最低でも10日以上はとれる。上司もまともだ。仕事自体は自分に適正があるのかどうかはわからないが、評価だって悪くない。ただ驚異的なほどつまらない。つまらないというか興味がもてない。

 実は院生時代から薄々と自分はこの分野に楽しみを見出すことは無理なんじゃないかと思っていた。たぶんこういうことを言うと積極的に楽しくしようとする努力が足りないと言った趣旨忠告をいただくであろうが、しかし、うちから湧き上がってくるものがまったくなくそもそもそのラインにすら達しない場合はどうしたらいいのだろうか。散々悩んだ。結論から言えばどうしようもないと言うものだった。つまりこの仕事を続けている限り最低1日8時間以上の時間を費やす活動は自分に何の精神的な充足をあたえてくれないどころか、むしろマイナスにすらなるだろう。徐々に蝕まれて、よくいる窓際社員たいになれるならばまだいい。この先、漫然と過ごしていく中で年齢だけを重ねて、仮に会社がいよいよと言うことになればかなり高い確率で路頭に迷ってしまうのではないだろうか。そういう思いにとらわれてとたんに怖くなった。またどうせならば楽しみたいと言う理想も捨てきれない。もう27歳だが、まだ27歳だ。今なら間に合う。

 ここでとりうる選択肢は主に二つだ。今の会社に見切りをつけキャリアチェンジをする。もうひとつ仕事に関しては生活の糧を得るためだと割り切って続け、その上でもうひとつの道を加える。

 まず一つ目についてだが、これは非常にリスクがでかい。改めて違う分野の大学(院)にいくのか、直接違う分野の会社への転職を目指すのか、どちらも不確定要素が大きい上に、奨学金の返済もある。蓄えはないことは無いが猶予はそう長くは無い。学校に行くのはかなりぎりぎりの状態にならざるを得ないだろうし、この経済状況だ、異分野からの27歳を受け入れてくれる会社などあるかないかというレベルだろう。

 二つ目は例えば俗に言う週末起業のたぐいと、後は完全に趣味創作活動あたりだ。こちらは仮にそれらがこけたとしても生活に困るような自体にはなりにくい。しかしだ。自分で言うのもなんだが、自分にはそんな大げさな才能などありそうにもなければ、これといった人脈があるわけでもない、その上、本業があるからなどと覚悟まで薄めてしまえば、望むような結果が得られる到底思えなかった。

 一番怖いことはこうした悩みもいつか消えてしまい、惰性で生きるような状態になってしまうことだ。家族がいればまだいいかもしれないが、これまで何人かと付き合った結果恋愛にも向いていないようなので結婚して子供のためにというのもありえないだろう。こうしてうじうじと悩んでる間にも刻一刻と時間は過ぎ去っている。

 尻すぼみになってしまって申し訳ないが、ここで唐突に何もかけなくなってしまった。できれば今年中には答えを出したいと思っているが、現状ではそれすらもおぼつかないような状態だ。他の人を気にしてもしょうがないのは分かっているが、みんなはどうなんだろうか?今の仕事を楽しめているのだろうか。それとも自分と同じような状態なんだろうか、こうした堂々巡りはまって立ち止まっているのだろうか。それとも勇気を持って踏み出しているんだろうか。

  • 失うものが多すぎると言うのは立派に悩んでいる証拠だと思うけど 増田でさえそれ以上先が書けないのなら、そのまま会社にいるほうがいいよ。

  • 逆に歳くってくると、管理職的な今までとは別の仕事がメインになると思うんだけど、 そっちの適正はどうなのかだよね。それすら無理なら転職して別職種というのもいいのかも。 そも...

  • 勇気を踏み出して初めの一歩。 それが出来ないと、どんどん現状に適応する能力が高まっていく一方で 外の世界へ向かう意欲や能力は反比例して下がっていくよ。 現状の居心地の良さ...

  • 優良企業に勤めたいなら、同業種転職は不景気の時に、異業種転職は好景気の時にという大原則がある。 前者は、不景気の時に求人を出せる企業は優良企業である確率が高いため。 後者...

  • 俺もそんな感じだ。 一緒になんかやってみねーか?

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