はてなキーワード: プラスマイナスとは
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51344900.html
櫻川昌哉氏によれば、向こう100年間に日本の財政が破綻する確率は99.91%だが、それが1年後なのか99年後なのかはわからない。
と書いてあるんだが、
その後「問題は債務の絶対額ではなく、それが市場で消化できるかどうかという需給状況」と書いてる。
破綻の定義は「100年後に2006年のGDP比債務残高を上回る」となっている。
http://agora-web.jp/archives/790006.html
破綻確率の計算方法は以下のとおりです。まず政府の目標値に沿って、今後の平均的な実質成長率と基礎的財政収支を設定します。次に成長率と整合的な金利を算定した上で、将来のGDPと債務残高(GDP比)をシュミレーションし、最後に100年後の債務残高の分布を描き、それが、骨太の方針が初めて公表された2006年度の債務残高(GDP比)上回る割合を「破綻確率」として算出しています。
つまり、最初に100年後に2006年の残高を上回るかどうかを問題にしておきながら、後から額の問題じゃねえと書いてるわけだ。額の問題じゃないなら100年後の額が今より多いかどうかだって問題じゃないだろうに。これ見て納得してる人たちってソースもろくに確認してないんだろうな。外国の記事のときでもソース見たら全然違うとかよくあるし、この人はろくに読まずにやってるのか、わかってるけど「どうせ愚民はいちいち確認するわけない」と読者を馬鹿にしてるのか、どっちなんだろうか。
内国債だから問題ないというのは、「外人は信用できないが、日本人なら国債が紙切れになっても保有してくれる」という根拠のないナショナリズムを表明しているだけだ。邦銀も国債を保有する義務はないので、値崩れが始まったら売り逃げる。むしろ買い手の95%が日本人だということは、現在の金利がリスクに見合わないと海外の投資家がみていることを意味する。つまり世界の常識からみると、日本国債の価格は、すでにバブルなのだ。
この人はなぜ内国債かどうかが問題になってるのか全然わかってない。
財政再建論者は「子孫につけを回すな」というから、それに対する反論であって、国債が値崩れしにくいどうかという話じゃない。日本人が国債を保有してる場合低利でも高利でも利息収入は日本人が受け取る。値崩れで金利が上がれば子孫が返済する負担が増えるが受け取る利息も増える。結局全体で見ればプラスマイナス0。もちろん遺産額増税額とかは各自で違うので個別で見れば違うが、財政赤字によってあたかも子孫全体が損をしているかのように言う人には要注意。財政再建を唱えるならそれが国民全体子孫全体の利益ではなく、一部の国民が得をするために一部の国民に損をさせる政策だという事をはっきりさせなければならない。
あと本当に国債バブルがおきているからといって財政再建したほうがいいともいえない。バブルだといわれるほど価格が上昇してるなら供給を減らすのではなく増やすのが普通の市場経済。納税者からしても国債がリスクに見合わないほど高価格=低金利なら、もっと発行を増やして手取りを増やしてもらったほうがよい。そうすれば増えた収入をリスクに見合ったより高利なところで運用すれば利ざやを稼げる。逆に今増税して手取りを減らすのは機会損失が発生する。財政再建するのはリスクに見合わないほど国債が暴落してからにしないと納税者に余計な負担が押し付けられる。
「通貨を無限に発行すれば無税国家ができる」とかいう下らない話を信じているイナゴが多いようだから付け加えておくと、日銀納付金は国債などの金利だけで、通貨発行益は計上しません。通貨の環流や売りオペで回収するとプラマイゼロになるからです。したがって無限に通貨を発行できるとしても、それは最終的に日銀か政府がファイナンスしなければならないので、フリーランチにはならない。
いつのまにか背理法で否定したい仮定(=通貨発行で財政ファイナイスしてもインフレおきない)のほうを信じてることにされてるのも困り者だが、普通は日銀の金利収入を国庫納付してるのも通貨発行益というんじゃなかろうか。それに通貨を廃止するんでなければ全部回収することはないんだから還流売りオペでプラスマイナスゼロになることもない。それにインフレになることがコストなんだからもともとフリーランチだといってるわけでもないし、インフレになるなら貨幣保有者がコストを負担することになり、政府がファイナンスしなければフリーランチになるというわけでもない。
「お洒落じゃなくても、清潔感があればいい」という言葉に「じゃあ具体的にどうすれば」という人もいるだろう。
ここにひとつの実例を記録しておきたいと思う。
出会った時の印象は「暗い、いかにも理系くん」。
でも、話してみると意外とウマが合って、いろいろあって付き合うことになった。
彼の外見は、
・足短い、頭でかい
・真っ黒な剛毛、一応短くしてますってだけの髪型
・古着屋で買った、くすんだベージュのミリタリーコート(冬中いつもこれ)
・おじさんぽい皮のスニーカー
・まゆげぼさぼさ(太い)
よく見るとかわいい顔してるのに、これはもったいないなーと思った。
本人は、こぎれいにしたいという気持ちはあるけど、どうしていいかわからないという。
で、買い物や、服のコーディネートに関して、全面的に相談に乗ってほしいと言われた。
そして、お洒落な知人男性から知恵を借りつつ、試行錯誤で実行したのが以下のステップである。
1.美容院に行った
一人では怖くておっさんがやってる床屋にしかいけない!というので、一緒に美容院に行った。
社会人なので染めることはしなかったけど、多すぎる髪をすいて、短めに切ってもらった。
ワックス等あまりつけなくても維持できる髪形。(沢村一樹みたいなの)
これでかなり劇的に垢抜けた。出来上がりを見て思わず笑ってしまったほど。
あと、私が持っていたアイブローお手入れセットで眉毛を整えた。
(本当は美容院でやってもらえばよかったのだが、当時それができることを知らなかった。)
それから、色味がきれいで、ジャストサイズのトップスを何着か。
とにかく、着古してよれてる、暗い色の服ばかりだったのでこれを一新した。
「着心地が楽」というだけで選んでいた、大きめサイズから、体にフィットするサイズに。
ここまでで、ぱっと見の「暗い」という印象はかなり変わった。
ずっと着てた微妙すぎるミリタリーコートのかわりに、アバハウスでジャケットときれいめダッフルコートを買った。
靴はマルイでカジュアルな革靴と、ABCストアでほっそりしたシルエットのスニーカー(アディダスかな?)を。
遠距離恋愛で、リュックにぎっちり荷物を詰めて会いにきていたので、モノコムサで鮮やかな黄色のキャリーを買った。
それから、ポーターの小さい肩掛けバッグを買って、財布・携帯を入れるようにした。
時計をしていなかったので、FOSSILのファッションウォッチを買った。
デニムも、ディーゼルでラインのきれいなのを一本追加。これが本当に足が長く見えて驚いた。
ステップ2までは3ヶ月くらい、ステップ3でさらに半年くらい。
結果としては、ずいぶん明るい印象になったし、さわやかになったと思う。
(と言って、モテになったわけではないけど。人見知りな性格が問題。)
お洒落!ではないけど、清潔感がある、見た目がプラスにもマイナスにもならない状態ではあると思う。
今でも自分で服を選んだり、服屋の店員と話すのは苦手なようだが、ワンシーズンに4,5着は買って、新陳代謝させている。
試行錯誤する中で、ユニクロでもなんでも、とにかくジャストサイズで、きれいな色の服を選ぶのが大事だと思った。
黒、グレー、カーキだけじゃなくて、さし色を入れていくこと。
本人は気に入っていて使い勝手もいいかも知れないけど、客観的にはやっぱりちょっと違和感がある。
というか、そのひとつのアイテムだけで、貧乏くささがMAXになる。
店やアイテムの選び方について、上記のは本当におしゃれな人から見れば笑っちゃうようなチョイスかも知れないけど、
そういう「おしゃれ界隈」での評価にとらわれずに、まずぱっと見こぎれいにしていくっていうのも、第一歩としては大きいのではないだろうか。
お洒落な人に「お洒落」と認めてもらうことが目的ではないからだ。
学生さんだと、スクールカーストやファッションによる友人選択が行われていて、難しい面もありそうだが…。
追記
増田に初めて書いたのですが、いっぱいブクマされておびえています。
特定怖いので少しだけ変えました。
小心者なのに深く考えず書いてしまい申し訳ありません。
私はもともと洋服は好きだったのですが、メンズにはあまり興味がなかったです。
あと、「プラスのお洒落」というか、特徴あるアイテムを買って凝った格好をするのが好きなのです。
つまり、私自身は服オタの気があるということです。
それで、「プラスマイナスゼロ」っぽいメンズの着こなし(と言うほどのものでもないが)と言うのをいろいろ試行錯誤しました。
そのときのノウハウのようなものを参考にしていただければなーと思って書きました。
完全にスタイリストみたいに振舞ったのではなく、二人三脚でいろいろやってみた、という感じです。
それから、さし色と言うのは、モノトーン(白黒グレー)や地味な色合いの服装をしたときに、
一色きれいな色(黄色、緑、ピンク、紫など)を加えることでワンポイントにする、というテクニックです。
グレーやカーキのような、くすんだ印象の色でなく、原色でもない、普通にきれいな色を指します。
さらに追記
「きれいな色」の例示ですが、実はこの質問に答えるのすごく怖いですね。
私だって、自分のセンスにそんなに自信があるわけでもないですし。
実物を見て選んだわけではないので、あくまで参考で。私個人の趣味・感覚です。
たとえば全身白黒でも、下のようなマフラーを追加するだけでアクセントになると思います。
(3色とも)
http://www.selectsquare.com/greenlabelrelaxing/g252301si/
ベーシックなジャケットのインナーにこんなのとか。(黒とグレー以外の色参照)
http://www.selectsquare.com/journalstandard/g240564/
定番チェックシャツならこんなのも。
http://www.selectsquare.com/quadro/g249131/
あと、お金ですが、ユニクロに行ってトップス2着とデニム1着で1万円くらい。
美容院は安いところ探せば3000円であります。
靴は奮発して2万円くらい(ここはあまりケチらないほうがいい)。スニーカーなら1万円。
日本での「祝賀」報道とは裏腹に、9日に発表された「ノーベル平和賞」受賞のニュースは、アメリカ社会にとって、そしてオバマ大統領にとっても驚きと困惑以外の何物でもありませんでした。慎重に言葉を選んだ9日午前の会見、そして12月の授賞式にノルウェーには行くが、賞金は全額寄付するという「苦渋の落としどころ」その全てがオバマの「窮地」を物語っています。
問題は2つあります。まず医療保険改革でアメリカの保守派と全面対決状態のオバマにとっては、「国際派エリートのきれいごと」を嫌う保守派をこれ以上刺激したくないということがあります。また、アフガンの戦況が思わしくない中、平和賞をもらっておきながら増派というのも国外から非難されますし、逆に平和賞をもらった勢いで宥和策などということでは、やはり国内保守派からは強硬な反対が起きるのです。
オバマの周囲は「先週の五輪が当たりで、今回の平和賞がハズレだったら良かったのに」という声が聞かれます。「北欧から2週続けて変な決定が来た」というわけです。ちなみに、世論は全く分れており、受賞賛成論、賛成だが時期尚早、反対のそれぞれが3分の1ずつという感触です。ただ、関心は高く、10日の早朝にニューヨークの空港ロビーでCNNを見ていた乗客は、このニュースになると真剣にTVに見入っていました。勿論、ニューヨークのとりあえず飛行機を待っている層では、全員が反対ではないわけだと思いますが、要は政治的なプラスマイナスについて非常に微妙な問題として関心が高いのです。
更に私がビックリ仰天したのは、11日の「広島・長崎市長」による五輪招致構想です。平和賞の衝撃どころではありません。これは本当に大変な問題です。提案した側は、オバマ大統領の核軍縮宣言に勇気づけられ、それがノーベル平和賞で世界から承認された流れを受けて、招致に自信あり、などという感覚で言っておられるのでしょう。そこに悪意は何もないと思います。ですが、これは完全に逆効果であり、オバマ大統領の足を引っ張るだけだと思います。11月の訪日へ向けても暗雲が漂ってきました。
恐らく、オバマ夫妻の個人の胸の内としては「ヒロシマ・ナガサキ」へ赴いて、自分がアメリカを代表して謝罪するようなことも、心の準備ができていると思います。そうした大統領がアメリカで在任しているというのは大変なことであり、千載一遇のチャンスとして周到に流れを組み立てなくてはなりません。ですが、まず、このオバマ大統領のヒロシマ・ナガサキ献花ということと五輪というのは、全くの別問題です。五輪というアイディアは逆効果の方が大きいと思うのです。
まず、アメリカには「日本への原爆投下は必要な作戦だった」とする世論がまだ50%弱は残っています。その一部は「本土決戦による米兵の流血、日本人非戦闘員の大量殺戮、日本の本土インフラの完璧な破壊、天皇制の崩壊、共産化」といった最悪の事態を回避したテクニカルに正当な作戦という認識です。また、そんな難しい話に興味はなく、ただ「アメリカが極悪人にされることには何でも反対」という世界中どこにでもいるナショナリズムの感覚で言っている人も多いと思います。下手をすると、「ヒロシマ・ナガサキ五輪」にはアメリカは参加できないかもしれません。そのぐらい、原爆投下の倫理的評価というのは、残念ながら国論を二分する問題なのです。
いずれにしてもアメリカの保守派は、オバマ大統領の核軍縮戦略そのものも敗北主義であり、アメリカを核攻撃の脅威にさらすモノとして反対しているのです。こうした反対論に上手く対応しながら、「献花によって日米同盟がより深化する」「日米の世論が最終的な和解に至る」という演出をしながら、夫妻にヒロシマ・ナガサキ訪問を成功させるというのは、非常に難しい問題なのです。恐らく、日本の知米派、アメリカの知日派の心ある専門家の方々は、コツコツ難問を解くようにしてこの問題に取り組んでいると思います。
1つのカギは、明仁天皇、美智子皇后両陛下にハワイのオアフ島にある真珠湾の「戦艦アリゾナ記念館」で献花をしていただくことです。そこで日米の和解を長い困難の果てに完結させる輪の半分が出来、そしてアメリカ側から「オバマのヒロシマ・ナガサキ献花」という行為が輪の残り半分を完結させる、そうしたストーリーです。これでアメリカの保守派が100%納得するとは思いませんし、日本の保守派は抵抗するでしょう。憲法に禁じられている天皇陛下の政治利用になる、その論議も避けては通れません。
ですが、これなくしてコロコロ変わる日本の総理大臣がどんな言動を行っても、2つの国家が歴史の上に「和解の輪を完結させる」ことにはならないのです。それは憲法にうたう「国民統合の象徴」による行為ではない、単なる行政府の長の「事務仕事」では耐えられない重みがある問題、国外からはそう思われているからです。
残念ながら今年のカナダ・ハワイ公式ご訪問に際しては「アリゾナ」献花は実現せず、両陛下は丘の上の「太平洋平和記念碑」に献花をされただけでした。これは外務官僚、宮内庁官僚の失態ではありません。麻生政権という「弱体政権」では、こうした込み入った問題に関する世論との対話能力がなかったからでした。このままですと、この構想は時代の流れの中で実現せずに終わる恐れもあるように思います。ギブアンドテイクというのは道徳的ではない印象を与えるかもしれませんが、この「相互主義」というのは外交の基本原則です。これなくして、この種の厳粛な問題は進みません。
もう1つの問題は、五輪がヒロシマ・ナガサキで行われた場合は、アメリカは「犯罪者」として参加する位置づけになります。オバマ大統領の核軍縮が進み、国内の反対論が弱まっても尚、自分の国が「唯一何らかの謝罪をする側」に立たされる中での五輪参加ということは、アメリカとしてはまず無理でしょう。仮にアメリカが参加できたとしても、例えばの話ですが、開会式でコッソリ「エノラ・ゲイ」の旗でも振る選手でも出ようものなら、何もかもが台無しになってしまいます。
それに、アメリカ以外の国はその「非核五輪」に参加しながら自分も核廃絶をしようと真剣に思うでしょうか? 例えば中国は「これだけ反核の機運が高いのだから自分も廃絶へ努力」しようなどとは思わないでしょう。むしろ、日米の世論にヒビが入ることのメリットを感じるのではないでしょうか?
私としては、残念ですが、現実論として「ヒロシマ・ナガサキ」五輪は不可能だと思います。不可能なことを進める場合に、それでも運動を進めることに意義があるケースもあると思います。ですが、今回の一件には反対です。それはこうしたアイディアを進めること自体が、オバマ大統領の足を引っ張ることになるからです。それよりも何よりも、膨大な死の記憶を継承している慰霊の地で「運動会」ですか? 私にはどう考えても非現実的だと思うのです。
っつーか、友達づきあいって損得勘定ありきのもんだと思う。
たとえば、自分がその人に何かをしてあげるのが快感で、その人は人に何かをしてあげるのが快感だとすれば、それは利害の一致した対等な友人関係と言えるわけだし。
形はどうあれ、自分にとって利益のある相手(物質的か精神的かは問わない)と一緒にいるのが、人間一番楽しいわけだから、お互いがそういう相手であれば、利害関係はプラスマイナスゼロで、「一緒にいて楽しい」ということになる。
いきなり無償の友情を求めるのは都合がよすぎるし、こっちがいきなりそれをやったら向こうも戸惑うだろう。
極端にいえば、「損得抜きで自分と付き合ってほしい」というのは、自分の利益でしかないわけで。
「自分を楽しませてくれる相手」という利益を求めてその人と一緒にいてみて、向こうが自分に対して何かの利益を求めてくれれば対等な友達関係は成立する。
割り切って、というか、もっと簡単に「自分が一緒にいたい相手・利益のある相手」とだけ付き合ってみて、その利益を自分が得るために、相手に何をしてあげればいいか、っていうのが人づきあい。これはどこまでいってもそうだと思う。
最低賃金引き上げても採算が合わないなら雇用はなくなる。雇用がなくなる分需要が減るわけだから引き上げた人の消費が増えるといっても全体で見れば、ほぼプラスマイナス0なんじゃなかろうか。値上げしたらその商品から輸入品とか他の安いものにシフトしたりするし、その商品を買った場合も他の商品を買うのにまわす金が減る。
マクロ経済が理解できない人というのは全体で考えるという事ができない人が多いように思う。
リフレで物価上昇というのは全体の物価を継続的に上げることであって、最低賃金上昇させる場合は一部の商品の一時的な値上げでしかない。これだとリフレなんかになるわけがない。貨幣量を増やし続けないとだめ。
http://d.hatena.ne.jp/kawango/20090626/1246030883
「経済学的に正しい」っていうのは、本来的には「有形/無形の障壁なければ長期的にはそこに収束する」という意味(≒予測)であって、「倫理/道徳的に正しい」という意味ではないんだが、経済学をかじった人の中に後者に近い意味で主張する人が多くてから困ったもの。
あと、著作権(文脈的により正確には著作財産権)が「経済学的に」社会にとって有害なのか有益なのかは、前提とするモデルによって(特に静的or動的で)全く反対の結論が出ることは十分にありえるので、「有害」と断定するのはちょっと無理があると思う。ちなみに「有益」な部分というのは、著作財産権がなければ工面することが難しい商品の再生産に必要なお金を稼ぎやすくなるので、著作財産権があることによってより質の高いコンテンツが生産されて消費者もハッピーみたいなところ。
ただし、逆に現行の制度がトータルのプラスマイナスでみて「有益」と断定できるかと問われればそれも微妙で、特に権利期間に関しては、社会的に「有益」な範囲を大幅に越えている可能性は十分にある思う。一部のロングセラーを除いて、作品の売上の大半は発売から1年以内だろうし、何よりも短期的に回収できる売上しか再生産に役立たなさそうだから。
※追伸: つーか、池田信夫先生の該当しそうな記事(http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/70fad22f40bdebcdf8b188c0a103bdef)を読んだら、↑↑と同じく期間の延長に対しての反対じゃん、『著作権なんてみとめるのは社会的に損失だと主張』なんか言ってないじゃん。
それもおかしい。
解決手段から始まった犯罪になってしまった場合、解決手段が原因と考えるのが筋でしょう。
たとえケースが一部だったとしても、それは発生率の中に入るわけだから「発生率」は変動するよね。
これもおかしい。
プラスマイナスで考えたら無視できる数だねっていうのは変でしょう。
ポルノを見て犯罪を犯したのが1件あるけど、1件だけだし数に入れないでいいよね?っておかしいよね。
そういう省いた数では、正しくない情報を残すだけになってしまう。
そんな適当な考えで物事を考えちゃいけないでしょう。
人口増えてたら国債発行が成り立って減ったら成り立たないというものでもないと思うが。人口増加中に財政破綻した国なんかいくつもある。たいていは外国から借りてるからそうなる。日本は国内から借りてるわけだから、極論を言えば明日日本人が全滅したって返す人だけでなく返される人もいなくなるので財政破綻しない。国債発行して現在の負担が減って将来の負担が増えるというわけでもない。インフレ率や金利が上昇することで現時点での負担が発生する。将来世代は返す側であると同時に返される側でもあるので全体としてはプラスマイナスゼロ。負担の偏りがいやならもっと相続税を上げれば済む話。
飲酒は社会に害悪を及ぼすので法律で禁止すればいいんじゃないでしょうか。みなさんだって子供の頃は飲まずに生活してきたわけだし、もとからなかったと思えば生きていけますよ。
今の草なぎくんの心持について想像してみてください。絶対に「ああ飲まなければよかった…」と後悔していることと思います。じゃあなんで飲んだんだよってつっこみたくなりますけど、酒飲んだら楽しいからなんですね。
草なぎくんの人生において酒は酒を飲む楽しさと泥酔の前後不覚から引き起こした不祥事のプラスマイナスの両方を彼にもたらしたわけですけど、この場合マイナスの方が大きそうですよね。
ではこれを社会全体でみたらどうでしょうか。プラスとマイナスのどっちが大きいでしょうか。
いまやタバコはマイナスのほうが多いという意見が大勢を占めていますよね。
アルコールについては今のところぜんぜんみんな好意的に見てることはわかってぼくも書いてるんですけど、20年後はどうでしょうか。40年後はどうでしょうか。ちょっと不安になってこういう釣りがしてみたくなっちゃいました。
みなさん酒はどう思います?
がくえんゆーとぴあ まなびストレート!をようやく見終わった。
とあるラジオ経由で知って興味を持ったので見たんだが、キャラの絵柄に騙されてはいけないと思った。ストレートな学園青春ものだった。色々複雑でプラスマイナスの気持ちが入り乱れて上手く言語化できない。
評判通り、サブキャラのみかんちゃんの成長譚だったな。そして生徒会の「仲間」たち。感動した、と言いきりたい。でもそれだけじゃなくて感情移入できない部分もあってそれが引っかかりになっている。自分の学校生活なんてきらきらでわくわくとはほど遠いものだったことがどうしても思い出されるな。細かいところでは最後いい終わり方だったんだから、スプレーの空き缶くらい持ち帰ろうよ。しっかり者のめぇちゃんがいながら、まったくもう。
これが2007年の作品だということで、リアルタイムで見たかったな。
ま、でもいいはなしだった。見て良かった。
不況の時期に失業者増やしたり設備の稼働率下げても、後でその分多く使えるようになるわけじゃないから、金の面でプラスマイナスゼロでも実体経済はプラスマイナスゼロにはならない。ただのマイナス。
その国際的な学力テストの詳細を読んだんだけどちっとも落ちてないらしいよ。
例えば前回4位→今回11位みたいのがあるんだけど、原典に近い方を見ると「(日本は2位グループ)」って書いてあったりする。
これどういうことかというと、視聴率なんかでもそうなんだけど、300世帯とかの統計を元に出してるから、実際の視聴率に対しプラスマイナス5%の幅があるとされている。
つまり視聴率10%の番組があったとして、本当は5%だったかもしれないし、15%だったかもしれない。サンプル数が少なくてそこまでの特定はできないんだっていう。
この国際的な学力テストでも同様で、2位グループっていうのは、サンプル数が少なくてそのグループ内の序列化が不可能って意味なんだよね。統計の限界。
で、この○位グループってとこからいくと、日本の学力はほぼキープ。
ところがマスコミレベルではここは言わないで、実際の順位だけを言うんだ。世論操作は明らかだよね。話題作りと言ってもいいかもしれない。
ま、それはそれとして、だけどここで注意しなきゃいけないのは、この結果は「上がったか下がったか不明」であって、そこには「下がっている可能性も含まれている」という部分は残る。つまり「下がってない!」という意見ではなく、「不明」という意見だということも重要になってくる。
祝日の月曜日、成人の日。知人Aと話していたのは、私が海外で暮らしたい理由について。
私は日本にもっとコミットしたいのだ、という説明に彼は理解できない表情を見せる。
たとえば、村上春樹は一度デタッチメント(コミュニケーションのあり方とか、もっと物理的に日本からも)に凄くふれたからこそ、今コミットメントに戻ってきているのだと思う。それは、(世の中の)時節とか(人間の一生における)時期とか、色んな要因があるとは思うけれど、一度おもいっきりデタッチメントに触れたからこそ、だと私は思う。その触れ幅があったからこそだと。
私は、もっと日本とか、もっと言えば近しい人々、あるいは家族、にコミットしていかなければいけないと思っている。私は日本が決して嫌いではないけれど、決して好きでもない(プラスマイナス0)。あるいは、家族とは無関係を基調とした関係を築いている(マイナス)。もっと、コミットしなければと頭では考えているのだ。しかし、感覚は動かない。
「海外で暮らしたい」というとある種の人々にはよく言われる、
「日本のすべてを知っているの?日本にはいいところがたくさんあるのに、それを知らぬ間に海外?」
の発言に対する答えとしては、「いちど離れてみないとわからないことがある、私はもっと日本のよさを発掘したいし日本を、日本にいる人を、もっと言えば近しい人々を、家族を、好きになりたいのです、だから海外に行きたいのです」だ。
そう、離れて俯瞰してみないと、別のものと比較してみないと、わかりえないことはきっと多いと思うのだ。井の中の蛙で日本のよさを語る人にはなりたくない。ただの勘違いでないといいきれるのか?俯瞰図を、比較結果を、知識として知りたいのではなくて、もっと感覚的な身体的な言語として会得したいのだ。
あけて火曜日の今日。知人Bと飲みに行った。そこで、再び海外で暮らしたいのはなし。
上記の説明をすると、「ぬるいなー若いなー」というような、青臭い学生でも見るような目つき。
でも、こんな話をしていると、それは凄く納得できると同意を得る。
海外に身を投じること。それは、携帯もない、メールもない、ネットは限られた場所で限られた時間のみ、活字も限られていて、言語的な問題から道行くときのインプットも少ない。日本に暮らしているときとの圧倒的な情報インプット量の差。ようするに、やることのない、無、の状態が多くなるということだ。その状態にあえて身を置くことで、考えるようになる。孤独を感じ、つまらないなーと感じ、自分を深く掘り下げていく。日本にいたときの自分を取り巻く状況を、外側から見れるようになる。必然的にそうせざるを得なくなる。その状況にあえて追い込むことで(そのときはつらかったとしても)得るもの―経験として得るもの、その状況をどう自分は対処するのか、というその過程そのもの―に意味があるのではないかということ。どんどん深まっていき、最終的にはコミットなって必要なくて一人でいいジャンとなってしまうかもしれない、そういう考えの深化。私は、それを求めて旅行ではない、長期的な海外生活をしたいのだ。
それも確かに、私の本心なのだ。しかし、求めているのは結果としての孤独ではなく、そこにいたる過程。
日本にいても、感度のいい人なら、実行力のあるひとなら、あるいは意志の強い人ならできるのかもしれない。けれど私は、あえて異なる環境に自分のみを投じることで、変化を掴み取るというやり方をしてきたし、これからもそういう風に生きていくだろうと思っているし、生きていくという意思もある。
あえて、自分を異質な環境へ放り込むのだ、強制力を持って自分を変えるのだ。
そういう野蛮なやり方が、私にはあっているのだと思う。
だから、私は海外に行きたい、旅行ではなく暮らしたいと思うのだ。
異なる文化に身を投じ、異なる考え方を知りたいと思うのだ。
自分は孤独であることを実感し、自分の孤独をきちんと見つめたいのだ。
日本からの、近しい人からの、家族からの、あるいはデタッチメントになるのかもしれない。
けれどやはり、そこを経ないといけないと思うのだ。そこを経ないと変えられない自分の中の何かわだかまりがあるのだ。小さく硬い見えないけれど違和感のあるかたまり。
それを、気にしなくても済むほどの、あるいはつまはじきにできるほどの。圧倒的な経験(異質なものへの対峙)。
そこを経ることで、生きる事が楽になるような気がするのだ。
だから、私は海外で暮らしたい。
単純に、つきあいきれないとおもったんじゃないのかな。
文面からも、以前から思っていたとあるし。
ただ今まではそれでも、プラスマイナスでいけばプラスが勝っていたから、友達づきあいをしてきたんだろうけど
こういう内容を見せられて、手を叩いてもてはやす女は非常に稀だろうし
γも、とうとう元増田と友達づきあいをするのが嫌になったんでしょう。
メールを出してみるという意見があったけど、返事が来るかは謎じゃないかな。
γは信頼できるが、結構ブサイクで、やる気もやられる気もない。
若い女とはとにかくやりまくりたい。
逆に言えば、セックスの対象の女はとにかくやれればそれでいい。穴さえあればいいわけでしょ。
セックスの対象外の女、γなんかは、ある意味”お前は女じゃない””女としては価値がない”と常に言われてるようなもんだし。
そりゃオスの本音でしょうけどね。ドン引きするよ。
元記事 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0811/11/news053.html
JnJのプレスリリース(pdf) http://www.jnj.co.jp/group/press/2008/1105/enquetegraph_1105.pdf
血液型によっての違いを見てみると、1カ月以内に歯ブラシを交換している割合が多いのは「B型」(29.9%)、「A型」(26.8%)、「AB型」(23.0%)、「O型」(19.9%)と続き、B型とO型では10ポイントの開きがあった。
ちょっとマテ。
1か月以内交換ライン?
標本数が300人ということは、単純に考えてA:O:B:ABは120人・90人・60人・30人ってことだよね。
ここから各血液型の「一か月交換ライン」における、正規分布を仮定した標本誤差を考えてみる。
参考:ビデオリサーチ http://www.videor.co.jp/rating/wh/07.htm
よって
ということは、どう考えたって
は誤差の範囲でしょー。
男女別にすると、ますます不確かな統計になる。
異性からモテるためには「白い歯が必要」と考えている人は、どの程度いるのだろうか。全体では「重要」と考えている人の割合は57.9%。しかし血液型で見るとバラつきがあり、「重要」と感じているのは、「O型の女性」が最も多く71.0%、逆に「重要でない」と答えたのは、「A型の男性」で49.6%だった。
この結果は、「重要:重要でない」=6:4とすると標本誤差はおよそプラスマイナス15ポイントくらいか。
これも誤差の範囲じゃん。
何よりひどいのは、元pdfファイルにすら「誤差」とか「統計」という概念が全く盛り込まれていないことだ。
こういう「意味のない結果」を統計的な説明もなしに記載することで、Business Mediaみたいなのが「血液型で見る、歯ブラシ1本の交換期間」と釣り見出しを仕立て上げるわけで。
もうねアホかとバカかと。
切り詰めようと思えば切り詰められるがまぁ25万くらいだと二人なら結構余裕があるのでは(誤差範囲はプラスマイナス3万くらいかな)。これだと年収は400??500万位?
子供が生まれると食費や衣服,日用品,その他の部分がかなり増えるので+15%くらいかな。となると600万位。
ソースが見つけられてないけど一般的にもそのくらいだって言われてるよね。
専業子なしなら400??500。子作る予定なしなら400台でも専業でいいっていうならいいよーというかな。
専業子ありなら600くらいから。子供用品って結構かかるし,子どもが成長していくことなどを考えると貯金額も増やしたいし。
兼業子ありだとするなら自分の稼げる額にもよるが600万こえるように調整しながらとかになると思う。