2020-09-23

半年ぶりに彼氏と会った

もう正確に最後に会ったのがいつか思い出せないが、2月の後半~3月始めだったと思う。

こんなにも会わなかったのは私がコロナウイルス感染してはならない職種であったこと、

距離が50km以上離れていて大きな駅で何回も乗り換えをしなくてはならないこと、なにより県を跨ぐこと、

連休が取りづらく、いくつもの感染リスクを背負ってまで会う必要を感じなかったから。

出身も年齢も違うのに不思議と考え方や価値観が似ていたのでお互いに不満はなく、

誕生日カメラ通話で祝うなど自粛しながらもそれなりに生活できていた。

  

珍しく連休が取れたことと、世間職場での規制緩和の状況からこの4連休に彼が私の部屋に泊まりに来ることになった。

2人とも家・職場スーパーの往復しかしていなかったのでレンタサイクルで少し運動をしようと話していた。

スマホ変えたね、髪伸びたねなどど雑談しながら自転車をこぎ続けたが自粛で体力が落ちていて2時間くらいで疲れてしまい、

昼食をとった後すぐに帰宅し、風呂に入り着ていた服を洗濯したあとは2人して昼寝してしまった。

起きたのは日が沈んだ後で、テレビを見ながら作った私が作った豚汁を食べて99人の壁を見て雑談をした。

私が飯を作ったから皿洗いをお願いした。彼はいいよと言って食器シンクまで運び始めた時に豹変をした。

  

「なにこれ?」

  

私は台所周りの片づけが大変苦手であった。調理スペースには豚汁使用していない腐った食材調味料が散乱し、

いつ洗ったかもわからない食器がずっと水切りカゴに放置され、赤い鍋はギトギトで真っ黒だった。

食器棚があるがいつも決まった皿しか使わず、たまに使った小鉢やなどが水切りカゴに放置され続け、木製のカトラリーはかびていた。

  

彼は「今度お母さんに言うから」と言った。このお母さんというのは私の母である

コロナ禍以前、彼、私の母、私の3人でよくポケモンGOで遊んでいて私がトイレに行っている間に私の部屋(主に水回り)の汚さを分かち合っていた。

母も私の家を訪れては「汚い」とだけ言っていた。2人に「汚い」と罵られるのが嫌で風呂トイレ、洗面台はいつもきれいにしていた。

台所生ごみを捨て、排水口に洗剤を投入し、コンロを拭くだけで掃除した気になっていた。

  

次に彼が「掃除をしよう」と提案した。当たり前である

一度台所にあるものを移し、徹底的に清掃することになった。水切りカゴの下は異臭がひどく、さびも落ちるかわからない状態だった。

深夜1時まで清掃は続いた。私が清掃した箇所に汚い鍋を置いたことで彼が怒り、会話はほとんど確認のみになっていた。

  

明日ホームセンターに行こう」と彼が提案してきた。断ることはできない。

1人暮らし始めてから5年以上経過しているため、かなり汚れが蓄積されとても家にある清掃道具では太刀打ちできなかった。

彼は飲食店経営している知人の家の台所を参考に、汚れづらい台所まわりの活用法を提案してきた。

いきなり2リットルペットボトルを飲み干し、切ってスポンジ置きを作り、汚くなったら捨てて新しく作るんだよ、と教えてくれた。

コンロの下や横などの油ハネしないように衝立を買うこと、水切りカゴはシンク内に設置し、乾いたら移動する習慣を付けることなどいろいろ言われた。

  

彼の物言いは厳しいものもあったが、私もこれを機に台所を変えようと本気で思った。

おそらく彼はこの家で一緒に暮らそうと考えているからここまで本気で言っていることがわかったからだ。

翌朝ホームセンターでコンロの衝立や下敷き、新しい水切りカゴやさびに強いたわしなど購入した。

家に帰ってくるとさっそくさび落としに励み、コンロの下の掃除や今まで使用していた水切りカゴの解体を始めた。

特にコンロの下は油でギトギトになっており二人で交代で作業した。

汗だくになりながら一心不乱に鍋の汚れを落とし、炊飯器を磨き、あっという間に夕方になってしまった。

真っ黒でギトギトだった鍋も赤く戻り、新品のような輝きを取り戻していた。

いつ使用たかからない腐った食材は一掃され、さびは落ち、入居してきたばかりの状態に戻ることができたのだ。

  

夕飯を私が作り、食べ終わった後昨日のように皿洗いをお願いしたら新しい習慣を付けるために自分でやりなさいと言われた。

彼は背中から姑のように監視し、「これはまだここに入れないで」や「さきにこっちを洗わないと水切りカゴに入らないよ」などと指摘して私を震えさせた。

次の日私は仕事があるため、ひと段落したところで今日はここまで、となった。

私はもう正直満足していたが、口答えできる立場ではなくなっていた。

  

私は彼に言われる前に母に自分で言おうと思い、2日間の清掃の記録を連絡をした。

母は呆れると同時に「ドラマの私の家政婦ナギサさんみたいだね」などとのんきに言っていた。

途中からかなりスパルタになっていたため、ナギサさんには程遠く(しかもそんなに年齢差はないし)、

どちらかというとのだめカンタービレのだめ千秋のほうが近かった。

この話を寝る前に彼にしたら、彼がのだめカンタービレを見たことがないとのことでアニメ1話を視聴してから寝ることにした。

彼はあんまり共感はしてくれなかった。(私が汚くしているのはあくま台所だけなので…)

  

台所掃除の件では私が圧倒的不利嫁と姑のような関係ではあるが、私が立場の強い時もある。

色々あるが、洗濯の頻度に関しては私が逆に姑と化すこともあるし、彼の趣味コレクションの一部を管理していたりもする。

よくある旦那コレクション勝手に捨てる妻の対極にいると自分で思う。

お互いのできないことをサポートしてここまで来ているので、このまま結婚できたらなと思っている。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん