最近も主に考え方などの違いで気分が悪くなるような争いがある。
状況的には
・その際、母と仲の良かった母兄弟と離婚について諍いなったようで、30年近く音信不通。
・数年前、母兄弟の住む地方で災害があり、それをきっかけに、うっすら連絡をやり取りするようになる。
・現地最終日、母兄弟と連れ合いは、方々のお礼や所用に車を出してくれて付き合ってくれた。親族でなくなった父の見舞いにも立ち寄り、お見舞金と共に、母兄弟が連れ合いに内緒でお金を渡してくれた。
・不満を訴える。
・それを諭すと「離婚後の大変な生活を知っているのか!私の兄弟がどんな人間か知らないくせに!話はここまで!」キレられた。
よく言うと思う。
母親は自分が望んで離婚したのだから、大変になっても仕方ない部分があるではないか。
事の始まりは、自分の決断からはじまったことで、誰かが強いたわけではない。
何も知らないくせに!と言うが、そちらこそ何も知らないだろう。
就活期間は両親がいる前提で話されるので、面接受けるたびに落ち込んだ。
小学生から大人になるまで行き来があり、親友に近い友人に、親が離婚したことを告げると連絡が来なくなり、非常に傷ついた。
雪の降る夜。高熱を出したため、車を出してくれるよう頼んだ父に無視をされ、往復30分程度の行程を1時間かけて歩き、薬を買いに行った。
この時は本当にやばくて、薬局から帰る途中、足に力が入らずひっくり返ってしまった。
しばらく、人も車も行き来のない歩道に転がって、静かに雪の降る空を見ていた。起き上がる力がなかったから。
何かあるたびに、報告はしたものの「しかたない。あきらめろ」としか言わなかった。
慰めの言葉さえかけてくれない。
この人は、子に対してはそんな態度をとるくせに、逆の立場になると、何でもかんでも文句を言ってくる。
自分は頑張ったのに!
苦労したのに!
と。
教育を与えられ、奨学金を使わずに済んだので、何の負債もなく社会に送り出してくれたことは感謝している。
父が倒れても自分がどうにかねばならず、誰かと分担することさえできない。
幸い、関係各社の責任者は、事情を知って同情もしてくれて、色々な事柄に猶予を作ってくれた。
父の住まいはタバコの匂いがきつく、とても宿泊には使用できないので、宿も取らねばならない。
その全ては、私が望んだことじゃない。
でも「相談できるかもしれない誰か」の存在は、いるだけで心強い。
年を経るごとに、父は丸くなり、自らの過去の態度を悔いるようになった。
父は、両親に素っ気なく扱われたこともあり、自分はもらい子だと思っていたようだ。
母兄弟がお見舞いに来た時、父は感極まって泣いていた。
「◯◯は立派だ。心配しなくてもいい」と慰めてくれたのだった。
それに引き換え、母は外に外にと怒りをぶつけるようになった。
私の子供の頃は、そんなことは一度もなかったと言うのに。
あの頃は大変だった。誰も助けてくれなかった!…と訴える。
でも、私も同じだ。
誰も助けてはくれなかった。困った時、あなたは何と言った?
しかたない。
諦めろ。
私にはそう言ったよ。
私には忍耐を強いてきたではないか。
母兄弟が本当のところ、私にどんな気持ちを抱いているかはわからない。
体面を気にする人たちなので、よく思っていなくても仕方がないと思っている。
ただ、子供の頃は本当に行き来が多く、母の兄弟姉妹の中では、一番親しく感じる人たちだった。いとこ兄弟とも年齢が近く、よく遊んでもらったものだった。
みんな色々なことで傷ついて、苦しんでいるんだよ。
でも、そう言う気分の悪さを乗り越えて、みんな繋がり続けているんだよ。
いざとなれば私に頼ればいい。
借金する人は大っ嫌いだと言ったね?
お金がない時は、シーツや枕カバーが破けても買い替えないで、必要なところにお金を回した。
私はどこまでも母兄弟に頼るつもりはないよ。
何とかできるはずだと気持ちを新たにする。
そうして、どうにかこうにかやろうとしている時に、何でこの人は、いつもこうなんだろう?
母には、母兄弟に似て、何を考えているかわからないと言われたことがある。
あなたみたいに、誰彼構わず牙を剥くほど私は考えなしではないし、人の痛みには敏感でいるつもりだ。
あなたは自分たちの離婚で、私が不利益を被っていたことなど知らないだろう。
相手ははっきりと言わないが、様々な場面で嫌な思いをしたし、それで結婚も諦めた部分もある。
私が受けた様々なことを知らないで、母兄弟を悪し様に罵るようなことを言われても、その真偽がわからない以上、私は、それに素直に頷くことはできない。
様々な人たちとの関わりの中で、私は自分の見たものを信じ、他人の語る悪評は言葉半分に受け止めることにしている。
それがもし、子供として薄情だと言うなら、私は薄情でもいい。
本当に疲れた。
けれど、私は大人になっていたし、母親のことを考えたら、それを反対するのは人間としてどうかとも考えたから、表向き賛成したのだ。
それなのに、今の旦那さんの頑固なところに辟易して悪口を言う。
私は、今の旦那さんは会ったことがないし、あんまりいいイメージを持っていない。
でも、この人は何を言ってるんだろうって思っていたよ。
完全な中年になった私は、自分が死んだ時、いかに処理をしてもらうか本気で考えている。
誰にも頼れないのだから、できる限りのことを考えて、やっておく必要がある。
もう疲れたよ。
今日も女は毒親叩き