■中学生になる君に伝えたいこと

• お金と時間：節約すべきところと使うべきところを明確に分ける。将来につながるものは投資し、今楽しいだけのものは節約せよ。またお金は取り戻すことができるが、時間は取り戻せないことを肝に銘じよ。
• 恐怖：自身や家族死の恐怖や将来への不安と闘わなくてはならい。でも、大事なことは悩むことであって、年を取ればそのうち悩みは消える。自暴自棄にならないように。不安になったらぬいぐるみを抱いているか、星でもみていなさい。
• 恋愛：思い出作りである。正解はない。だが、相手は２，３度アプローチしてようやく意識することがあるので1回であきらめないこと。片思いの時や付き合い始めのワクワク感は数か月、男女としての興味はせいぜい３－４年しか続かない、その後は愛情と友情と惰性で結ばれることを覚えておくように。また、将来同窓会で会って結婚する人も一定数いること、この時期の恋愛は一生引きずる（引きずってもいい）ことも少なくないことを参考までに述べておく。思い悩んで時間をあまりに使うことも無意味であるが、割り切りすぎても困る。大いに悩めばよい。
• 勉学：勉強して損はない。一番大事なことは自分が何をわかっていないのかを知ること。成績だけなら最悪教科書を10回音読して丸暗記する方法もあるが、効率的にやるにはどうするか、考える力を伸ばすにはどうするか、最低限暗記すべきは何かをよくかんがえ、わからない点を教員にわかるまで質問すること。数式の天下りに出てくる部分に私は戸惑ったが、それは誰かが偶然発見したもので使うとうまくいくから暗記する物と、自分にも簡単に発見できるものや理屈から導き出せるものであることとの２つの種類がある。
• 肉体：体幹やバランス、体調に気を付ける。重い荷物を毎日持ったり、徹夜をしたりと無理が効く年ではあるが、後に響くので無理をしすぎない、自分の体によく聞くこと。適度なトレーニングの必要性はもちろんだが、部活の運動を通じた仲間づくりは大切。
• 社会：学校や自分の世代とのコミュニケーションで十分忙しいが、両親親戚はもちろん、仕事をしている社会人と積極的に関わることは将来の職業観の形成につながる。自分の興味を中心に学校の外、地域の外へももっと出てほしい。自分が興味をもった仕事や技術の集まりを探してなどに顔を出してほしい。大規模なところと、少人数のあつまりと両方顔をだせるとなおよい。
• 性：自分を律するのが困難になっても、運動するなりなにかに打ち込むものを見つけて工夫して、大学生までがまんしてほしい、犯罪やアブノーマルには走らないように、オンラインでなんとか済ませてくれ。大学生になったらピンサロでも彼女でもどこへでも行けばいいが、病気とお金の使い過ぎに気を付けて。
• 独自性：受け身の消費ではなく、何かあたらしいものをつくれるかどうかに挑戦してほしい。模倣でいい、著作権など気にしなくてよいから、なにかちょっとでも自分のアレンジを加えた作品や資料を作ってほしい。
• メモれ：とにかく今の時期の今感じたこと、その感覚はもう二度と来ない。日記なり、匿名SNSなりに思いのたけを書き残しておいてほしい。
• 自由研究：とにかく自由研究に独自の視点から取り組むことに力を入れた、親にそのために必要な顕微鏡にこんなものが必要とカタログとプランを説明してお金をだしてもらった。展示品の即売をやっていたカートン光学にその場で使い方も含めていろいろ教えていただき工場で後日調整していただき見学させてもらえたことはいい思い出である。

・・・追加のコメント希望。

Permalink | 記事への反応(0) | 12:55

ツイートシェア