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2009-06-09

日本ビールはなぜまずいのか

通勤の途中に成城石井があるので、ときどき海外ビールを買って帰る。

ほとんどのビール日本ビールよりもうまい

もちろんドイツビールうまいのはわかる。

ビール発祥の地(?)に簡単に勝てるはずがない。

フランスベルギーオランダビールに負けるのもまあよしとしよう。

でもなぜタイベトナム、果てはケニアビールにまで負けてしまうのか。

日本ビールには深さみたいなものが欠落している。

華やかじゃない。

すごく大量生産的な味なのだ。にがいだけ、というか。

日本ビールを飲んでいると渋柿を食べているような気になってくる。

逆に、日本に輸入されてくるような海外ビールには、苦いと思うものがほとんどない。

甘く軽やかなビールが多い。

ビールは苦いもの」と思って敬遠している人は海外ビールを飲んでみるとよい。

その味の広がりに驚くと思う。

ちなみにケニアビールタスカーです。

一度飲んでみると日本ビールとの違いがわかると思う。

素材の新鮮さがまったく違う。

まるで直前にとってきた材料から作ったみたいに新鮮ですがすがしい。

あるいは僕の味覚に関する遺伝子は多くの日本人のものと一致していないのかもしれない。

2009-05-20

こんどはロシアダイヤモンドの独占的備蓄を始めている

デビアス」の寡占体制に風穴を開け、世界市場を制御する野心か?

日本ではダイヤモンド結婚式の宝飾品としか考えられていない。戦略物資であるという世界常識日本では通じない。

世界市場性からいうと日本ダイヤモンドは特殊なマーケットで、1キャラット以下の、世界では換金の対象とはならない小粒のものに結婚市場が集中しているだけ。

そして小粒なのに、価格は不当なほど高い。

世界的規模と歴史を一瞥しよう。

ダイヤモンドは80年代まで、ほぼ南アに産出が限定され、アングロアメリカ、BHP、リオテントなど大手鉱業企業が発掘し、ダイヤ原石はデビアスが独占した。競合企業デビアスによって巧妙に排斥された。

ロンドンで決められる価格は、デビアスが需給バランスを睨んで一方的に決め、NYやベルギーイスラエルの研磨業者に入札された。その後の流通段階では「ニューヨークカット」とか「アムステルダムカット」とかの最新のファッション性で市場では売られる。

当時、ダイヤモンド世界第2位の生産国はソ連だった。しかしソ連は西側との窓口を持たず、工業ダイヤモンドに限って輸出を続けた。

工業ダイヤは削岩機、研磨機などに使われる。

デビアスの寡占体制を破壊したのは、西側だった。例の独占禁止法である。

つぎにソ連が崩壊し、ダイヤモンドがどっと西側にでる。

さらにダイヤモンドアンゴラナミビアコンゴリベリア、シオラレオネなどでつぎつぎと金鉱が発見され、供給豊富になった。

デビアスは巨費を投じてこれらの新興金産出国を抑えにかかる。だが寡占は無理だった。

デビアスダイヤモンド市場寡占は崩れた

デビアスの寡占をさらに破損するのはアフリカ特有の部族紛争と不正輸出。ゲリラ武器調達のためのダイヤモンド原石との交換などで、密輸業者が潤い、世界マフィアが乱戦。この頃、日本でも中央アフリカ産のダイヤモンドが割り引きセールで売られたことがあったっけ。

 

それでもデビアスは08年までは世界の40%のダイヤモンド市場を抑えてきた。

ロシアが、ダイヤモンド市場に参入し、産出量では世界一になった。国有企業「アルロサ」社(アレクサンドラ・ミリニン会長。90%株主ロシア政府。つまり、これも『プーチンカンパニィ』のひとつ)が世界市場の25%を占めるまでになった。デビアスが一方的に価格を決める体制は吹っ飛んだ。

そして世界不況

世界で215億ドルと見積もられるダイヤモンド市場は、2009年に120億ドルに冷え込むだろう。

価格は70%暴落したため、デビアスロシア供給を急減させて、価格維持に努めた。

だがダイヤモンド市場は値崩れを始めた。

デビアスロシアと共同して供給量を減らし、価格維持を図るが、EU独占禁止法の壁を前に円滑な価格操作ができない。

これにより資金繰りこまり株主に8億ドルの社債を売りつけて急場を凌いだ。デビアスロシアと組んで価格維持の共同を提案し、ロシア価格暴落を避けるために共闘を受け入れる。

ところが、ところが。

ロシア価格維持という目的は同じでも、デビアスと逆の戦術を行使している。

08年12月からダイヤモンド供給を止めたのだ。プーチンウクライナバルト三国グルジア向けのガス供給をとめたように。

同時にロシアダイヤモンド原石の戦略備蓄を開始し、インドベルギーイスラエルの研磨業者とは長期契約に切り替えたのだ。

 「毎月300万キャラットに相当するダイアモンド原石が品質ごとに選別され、大量に備蓄されている」、「すでに備蓄は4万5000キャラット見積もられる」(ヘラルド・トリビューン、5月13日付け)。

 場はいずれダイヤモンド市場で原石が払底し、価格は暴騰するだろう。そのときに供給を統括するのは、老舗デビアスではなく、ロシアのアルロサ社になる。

2009-02-19

 ヒラリー来日で興奮している場合だろうか?

中国は着々と資源外交で得点、満を持してヒラリー訪中を待つ

 胡錦涛アフリカ八カ国歴訪の旅を終えて北京へ戻った。

 主席として三回、副主席時代の歴訪を含めると合計五回、アフリカ諸国合計20ヶ国を訪問したことになる。

 『フィナンシャル・タイムズ』(09年2月10日付け)は、中国アフリカにおける「資源目当て」外交、その横暴な振る舞いを批判した。

 とくに露骨な投資コンゴに向けられており、道路鉄道学校病院建設北京政府は90億ドルもの資金を投入する。

 何が狙いか? 交換条件は銅鉱山だ。銅の鉱脈に付帯するのがレアメタルの代表=コバルト。これがないとハイブリッド車エンジン触媒や高速輪転機の裁断機などが生産出来なくなる。

 つまり戦略物資の独占的確保である。

 かつてコンゴ内戦コバルト鉱山の権益をめぐって争われ、ベルギーフランスなどが落下傘部隊を投入してコバルトを守った。

 モブツ・セセ・セコという大統領が同国に君臨していた時代、凄まじい汚職国民は疲弊し、一方で、モブツ大統領専用機に、秘書官三十数名を連れて欧州にたびたび出現し、保養地で遊んだ。

 秘書官の大半が美女で、何故「秘書官」か分からないほど政治も国際情勢も知らなかった。

 

 中国スーダンアンゴラ石油鉱区を保有し、輸入石油の20%前後は、この両国からである。ナイジェリアタンザニアにも触手を伸ばしている。

 資源大陸アフリカにおける列強の角逐に、日本外交今日も拱手傍観を決め込んでいる。

日本中東においてすら独自の「日の丸鉱区」を失っているのに。。。

2009-02-12

 中国、「もう海外投資はしない」はずの金融路線を再転換、積極攻勢か

 英紙「フィナンシャル・タイムズ」(2月12日)によれば、中国国有企業の「シナルコ」(CHINALCO)は、豪州最大の鉱山リオ・テント社の窮状を救うために現金で195億ドルを投じると報じた。

引き替え条件はレアメタル鉄鉱石、銅山、石炭などの鉱区。転換社債とも引き替えるので、CHINALCOは、いきなり9%から18%株主になる。

 コンゴにも90億ドルという天文学投資を続けている。

 道路鉄道学校病院建設北京政府は90億ドルもの資金を投入しているが、交換条件は、ずばり銅鉱山だ。

鉱脈に付帯するのがレアメタルの代表=コバルト。これがないとハイブリッド車エンジン触媒や高速輪転機の裁断機などが生産出来なくなる。

 つまり戦略物資の独占的確保である。

かつてコンゴ内戦コバルト鉱山の権益をめぐって争われ、ベルギーフランスなどが落下傘部隊を投入してコバルトを守った。

 

また中国銀行AIGアジア部門の買収に乗り出すという。

 総額200億ドル、世界一保険会社AIGアジアビジネス部門をごっそりいただこうと言うわけだ。

 倒産かどうかで揉め続けているベルギー最大の銀行フォーティスにも中国触手を動かしている報道がある。

 ともかく金融危機直後から中国の首脳は「もう海外投資はしない」と言ってきた。

 温家宝ロンドンで「米国債継続的にさらに購入するのは熟慮する」と消極的な姿勢を見せた。それから十日も絶たないが、「米国債の購入継続は規定の方針。中国は購入をやめると人民元高騰に陥るためやむを得ず、米国債購入を続けざるを得ないようだ」(同フィナンシャル・タイムズ。同12日付け)。

 中国は積極路線に再転換した可能性がでてきた。

2009-01-20

残酷な ”ハクジンの作り方”、猫ならぬ新生児を壁にぶつけて殺す国、先住民の告白 (オーストラリア) 

先日、アボリジニ女性と長く話をする機会があった。

彼女は推定40歳弱のアボリジニ女性。明日、生まれて以来一度もあったことのない姉に会うのに、とても緊張している、と言う。

私は、家庭の事情か、とちょっと思ったけれど(馬鹿な私)、よく聞いてみると、まだ一度もあっていない弟もいて、母親とは、3年ほど前、生まれて初めて会えた。という。

ベルギーに住んでいる弟もいるのよ。と写真を見せてくれた。

ヨーロッパ政府先住民政策のことを少しでも知っている人ならすぐにわかると思うが、そう、これは、イギリス政府 (後にはオーストラリア政府)の先住民同化政策のひとつで、アボリジニ女性から生まれた赤ちゃん出産後 母乳をやるのも許さず、すぐ取り上げ、ハクジン夫婦のもとで育てさせる。というもの。こうすることにより、アボリジニーのこども達は、親から文化を継承せず、イギリス人化する と考えたのだ。

私は知識としては知っていたけれど、まさか、こんな若い人がまだ、その政策の当事者として存在していることが、驚きだった。

私の勉強不足のせい、なのですが、ただ、この事実豪州政府は公にはしない。

事実をしるためには、アボリジニーから聞いた話をドキュメンタリーにした本やビデオしかないのだ。

彼女曰く、この政策は、1980年まで続いた。だから今26歳以上のアボリジニ〓は、みんな親を知らないで育った。「そんな最近まで!!」私には衝撃だった。

自分のこどもが、政府によって取り上げられ、2度と会えないのだ。親は子供写真を見ることも、消息を知らされることも この制度が廃止されるまではなかったという。

たとえ、海外に行っても、死亡しても、知らされなかったのだ、と言う。

これだけでも、悲しいのに、彼女の話は終らない。

この制度は、ただアボリジニーを先祖から引き離し、イギリス人文化に馴染ませるためだけのものではなく、アボリジニーを抹殺するかわりに、彼らの肌を白くする政策でもあったのだ。

アボリジニーをひきとる親のほとんどは、女児を好む。

女児なら大きくなれば強姦し放題だからだ。そして妊娠させる。そしてその赤ちゃんの肌は母親より少し白くなる。だから、政府はそれをよしとしたのだ。

強姦したいハクジンの父親は、早ければ8歳くらいには、強姦すると言う。

彼女の周りでも、たくさんのアボリジニ女性がまだ幼い頃に強姦され、12、13歳で妊娠した人がいっぱいいたはずだ、と言う。もちろん 強姦された挙句生んだ赤ちゃんは、すぐ政府によって取り上げられるのだ。そしてその子も女児なら、運が良くなければ、強姦される運命だ。

男児はどうなるのか。地方や役人によっては、男児は、何の役にも立たないので、(アボリジニ女性は、ハクジン男性の性の遊びの役に立つが、アボリジニ男性がハクジン女性セックスするのは、許されないし、アボリジニ女性性交渉をすると、二人の赤ちゃんの肌の色は白くならない) 不必要として、生まれた直後 近くの壁にたたきつけて殺したのだ と言う。

私には、言葉も出なかった。

彼女自分を育ててくれたハクジン両親はいい人で、とても幸運だったという。

統計などなくてわからないけれど、幸運なアボリジニーは少ない と言った。

彼女自分の父親が誰だか知らないという。あるとき、病気医者に行った時、医者から、両親にその病気をしたことがあるか、聞いていらっしゃい、それが予防に役立つと言われ、母親に父親の所在を聞いた。母親が インド人の男性だ、と教えてもらい、会いに行く直前、母親から止められて、何事かと思ったら、よく考えたら違うと言う。笑いながら、インド人だったら、あなたの肌はこんなに白くないわよね、と娘の肌をさすりながら言った と言う。で、父親は、アイルランド人、ハクジンだと言って、でも死んだのだ、と。

彼女は 父親に会うのはあきらめた、と言った。母親が話したがらないから。と。

考えてみればこのお母さんも 親から引き離されて、ハクジンの親の元、苦労して育ったわけだから、何があったかは、想像にかたくない。

彼女は、自分の肌をさすりながら、豪州政府はこの肌でもまだ白さが足りない、と言うわ。といった。肌の白さ、をこれほどまでに気にしながら生きていかなければならのは、信じられないほど理不尽だと思った。

彼女は言う。過去も悲しいけれど、今も悲しい。なぜかと言うと、時折話す、オーストラリア人(ハクジンだと思うけれど)は、総じてこの話を信じないと言う。政府がそんなことするはずない、と。彼女は、じゃあ、なぜ多くのアボリジニーがこんな都市に住んでいるの?各地にあった、トライブにいないの?なぜアボリジニーの言葉が話せないの?と聞くのだそう。

私には、ハクジンオーストラリア人が政府の行ったこの蛮行をしらないのはありえるとして、その本人からこういうことをされた、と言われて、政府がするわけない、と否定するその気持ちがよくわからない。

それほどまでに、政府を信じきっている気持ちが。いや、政府というか、ハクジンがそんな残酷なことをするわけない、とおもっているのかもしれない。

イギリス政府が行った数々の蛮行、植民地支配も何もかも習わず、海賊も彼らの誇り、アメリカ大陸の”発見”と勉強するし、あの土地近代化をひたすら美化し、第一次大戦も、その後のすべての戦争も (ベトナム戦争湾岸、今の戦争も)ひたすら、正義の戦いとして教わってきているからね。彼らは。ベトナムは、やるべきでなかった、とはいうけれど、政府には、ちょっと批判的でも、自国の兵士への同情だけ(ベトナムへはなし、)。

反省の”は”の字もない。

ここまで、国際社会の中で(おそらく、対非ハクジン国、民族にかぎって)イギリス系の自分達が間違っているわけない、という、強い信仰があるのだろうな。

一般の日本人が、沖縄の人から、占領された後、こういうひどいことを日本政府から、組織的にされた、と言われたら、頭から否定するかな。特に、強姦とか、殺人とか、そういうものは、抑圧につきものだし、あるかも、と思うのが、普通だと考えてしまう。

まあ、それはともかく、私はこの話をきいて、この国にいまでもひたすら起こりつづけている、先住民女児への、先住民男性からの強姦、性暴力事件の深層が、こういうところにあるのではないかと感じました。(下の方に投稿してあります。)

また、アボリジニ女性強姦された事件で、容疑者がハクジン男性アボリジニ男性にかかわらず、裁判員女性が複数いても(ハクジンのみ裁判員)、裁判で有罪にならず、釈放されてくる事実を見て、アボリジニ女性らが、「私達が強姦されても、とにかく、ハクジン達は、彼らが女性であるか、男性であるかにかかわらず、同情はけっしてされない。どういうわけか、私達は、強姦されてもいい生き物と思われている」、と言った言葉の裏の意味が、今少し理解できる。

さらに、大学時代クラスで見た(女性学の授業、フェミニスト系の女性教授の中には、アボリジニーのことを理解しようとする人はいる)まだ、上陸したばかりのイギリス軍アボリジニ〓を虐殺する物語ビデオですが、クライマックスは、偶然に森に入っていた9歳くらいの少女は殺されるのをまぬがれ、じっと木の陰から、自分の親、兄弟、姉妹を含む、部族全員がイギリス軍の手によって銃殺されるのを目撃する というような話だったのですが、悲しすぎて、涙がとまらなかった。明かりがついて、60人くらいの生徒の誰ひとり(私以外全員ハクジン女性(一応見た目ですが)、涙ひとつ、うるうるした様子ひとつないのには、映画の内容以上に驚いたことを覚えています。が今、その理由がわかります。

ついでに書きますが、こちらでは、もちろん、ハクジンが全員ひどいのではありません。何とかしようとするハクジンだっているのです。

最近こういう不満がハクジンから出され、報道されました。

今では、アボリジニーの赤ちゃん母親から強制的に奪われることはなくなりましたが、アボリジニー家庭はすさみ、アルコール中毒やら暴力やらで、親としてきちんと子育てできない家庭が多く、中には、ハクジン夫婦が 好意で親が落ち着くまで預かる制度があります。(これは、ある程度管理されていて、強姦などはできないようですが)

そのハクジンの親で、それは 自分子供のように一生懸命面倒見る人もいるわけです。

その中で、学校にきちんと行かせ、宿題をさせ、ドラッグをすわないように ある意味愛情こめてしつけている親がいました。政府はその親に対し、こういう”質のいい”子育てをするのは、契約違反だから、すぐ止めないと、告訴する、というのです。

腹を立てた親が、テレビ局に話して公になったわけです。

政府いわく、先住民のこどもはいずれ、ドラッグを吸い、しつけもろくにできない親元に返るのだから、かけ離れたことをするのは だめ。ということです。

ハクジン親は、親がたとえ吸っても、あなたは自分の身体のため、やめなさい。と教えて何が悪い、また、勉強に興味を持ち、学校に行く習慣ができれば、その子の将来の利益になる、と主張しました。

また、別の アボリジニーの子供をあずかった親からも こんな政府への不満がテレビ局にとどきました。

このこどもが自分のこどものように可愛く、将来は頑張って欲しいから、その子と別れる時、将来大学に行きたくなったら私に連絡しなさい。援助してあげる、と言ったそうです。それを知った政府にそんなことはするなと言われた、と。不公平だと。

あづかった親は、言う。政府は他の子に対し不公平だというが、本当の理由は違う。

彼らは、アボリジニーに、その地位を向上してほしくないのだ。

話をもとのもどすと、そのアボリジニ女性に、私は ここはあなたの土地よ。と言ってしまった。

むなしいだけなのに。

マオリの人に、私たちは、同じ先住民でもアボリジニーよりずっとましなんだ。といっていたことが胸にしみた。

どうなったら、彼らの幸せはやってくるのでしょうか。

私は、彼女に、日本人には、伝えるから、と約束しました。

http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/428.html

2009-01-03

吉本隆明フーコー

1978年、ぼくはミシェル・フーコーに会った。彼は1926年生まれだから、そのとき52歳、ぼくあh39歳だった。会ったといっても、文芸誌「海」での吉本隆明との対談企画者として立会っただけの話である。この対談、後に『世界認識の方法』(現在中公文庫)として単行本になり、『集成』第VII巻にも再録されている。

この対談終了後、フーコー吉本隆明に「往復書簡をしたい」と語った。社交辞令とは知っていたが、編集者としては敢えて真に受け、早速、吉本隆明に長文の手紙を頼み、出来上がった原稿を対談通訳者でもある蓮実重彦翻訳してもらい、フーコーに送った。内容は忘たが、道元ヘーゲルを巡っての、五十枚ほどの原稿だった。原稿を渡す時、吉本隆明は「ぼくの書いた内容なんて、フーコーさんなら当然知っていることばかりだけどね」と言い、また仏訳した原稿ベルギー出身の訳者の夫人に見せると、「この人、頭、悪いんじゃない」と言われた話など、いまでは懐かしい思い出だ。

夫人がなぜそんな言葉を口にしたのか。欧米人らの論文は、まず結論を先に述べ、それを論証する形で話を進めるのに対し、日本人、中でも吉本隆明のそれは、紆余曲折しながら何となく結論に向かう書き方ゆえ、原文に忠実に翻訳すればするほど、外国人には「頭が悪い」との印象を与えるようだ。国民性の差というやつだ。

件の手紙を出してから一年ほど経ったころだろうか、日本在住のフーコーの友人を通してようやく返事がきた。しかし危惧した通り吉本隆明の論考は意味不明、従って「返事は不能」とのことだった。またフーコーは、「吉本さんはヘーゲルドイツ語できちんと読んでいるのか?」とも問うたようだ。口先だけで国際化を論じるのは簡単だが、こうした一例を取っても、道はまだまだ遠いのだ。

2008-11-18

[][]2008年11月17日 朝日新聞 クルーグマンの記事 全文

08年のノーベル経済学賞受賞が決まった米プリンストン大学ポール・クルーグマン教授が14日、ニューヨーク記者会見した。深刻な世界不況が始まっており、米国では政府による60兆円規模の経済刺激が不可欠と強調。今は常識が通用しないときだとして大胆な対策を訴えた。主な内容は以下の通り。

経済の数字は日ごとに悪化している。すべてが、がけから転がり落ちているようだ。消費支出、小売販売額、失業保険の申請・・・。様々な指標を見れば、我々が世界的な大不況突入しつつあるのは明らかだ。だから、多くの対策が必要だ。米国失業率来年末までには8%か9%程度まで悪化するだろう。一方、完全雇用状態を示す失業率(自分に合う仕事を見つけようとするための失業などを除いた失業率)は5%程度と見るのが妥当だ。実際、この10年で2度、インフレを起こさずにその水準まで下がった。

失業率の変化と国内総生産(GDP)の関係をしめす「オークンの法則」を使って大雑把に計算すると、米国は、GDPの7%分も生産額が足りないという状況に直面しつつある。このギャップを埋めるには、巨額の財政支出による景気刺激が必要だ。「乗数効果」を計算に入れてもGDPの4%(約6千億ドル)の支出でも、まだやや足りないと思う。

こんな数字を言うと、人々はあごが外れるくらいに驚くだろう。しかしこれが現状なのだ。普通不況ならば、財政がすべての重荷を背負う必要などない。連邦準備制度理事会FRB)による利下げで間に合う。

しかし今や、利下げは限界に来ている。(政策金利の誘導目標になっている)フェデラルファンド金利が0.29%まで下がる例も出てきた。アナウンスはされていないが、すでに日本で採られたような「ゼロ金利」政策が事実上実施されているようなものだ。だから巨額の財政出動が必要なのだ。

その支出を何に使うのか。必要な刺激は非常に大きい。十分な使途を見つけるのが難しいくらいだ。基本的には、考えつく限りの事が出来る。インフラへの支出や州などの地方政府への補助、失業手当の増額。低所得者向けの医療保険を拡大したり、失業者にも医療保険を適用したりする事も挙げられる。これらはすぐにできることだ。

一方、医療保険を全国民に広げる法案は施行時間がかかるので、刺激策には含まれないだろう。グリーンな(再生可能)エネルギー環境への投資も有効だが時間がかかる。即効性が期待できるのは道路などのインフラ整備だ。たとえばハドソン川をくぐる2番目の鉄道トンネルなど、計画中のものを前倒しする事も出来る。

こうした支出をすれば、政府部門の債務GDP比でかなり上昇する事は確実だ。しかし、今は債務の増大を心配すべきときではない。

合理的判断のできる政府を持つ先進国なら、高水準の債務残高に相当期間は耐えられる。日本がそれを示してきたし、ベルギー債務膨張で混乱するような事態に陥ってはいない。いずれはもっと多くの財政収入が必要になるのだが、それすらも今は心配すべきではない。

ゼネラル・モーターズ(GM)などの自動車産業を救済すべきかどうかは、極めて難しい問題だ。もし救済すれば、ここに至った経営の失敗を今後も続けさせる事になる。しかし一方、この危機のさなかに自動車メーカーが消えていくのは避けたい。正しい事でも今はなすべき時ではない、という事もあるのではないか。

金融政策が影響力を失い財政政策しか残っていないと言うのは、「不思議の国のアリス」の世界だ。この世界では貯蓄を高めるのが悪い事で、健全財政も悪い事。逆に完全にムダな政府支出が善いこと。「あべこべ世界」だ。ここには長くいたくない。

奇妙経済学」を永遠に続けたくはない。しかし我々は今そこにいるのだ。完全雇用に戻りフェデラルファンド金利が5%になれば、もとの世界に返れる。しかし、今は違うのだ。

世界不況を克服するには、G20のような国際協調によるグローバルな景気刺激策が必要だが、残念ながら当事者能力を失ってるブッシュ政権の下では力強い合意は期待できない。米国中国財政による景気刺激策をとる方向には進んではいる。しかしたとえば各国が一斉にGDPの3%に相当する景気刺激策を採るといった合意は、すぐには望めないだろう。

我々は新興経済諸国の危機にも直面している。少なくとも97年の通貨危機に匹敵する規模の危機だ。先進国の危機対応に追われがちだが、通貨や信用の危機、突然の資本流入の停止などの深刻な事態に対応しなければならない。

国際通貨基金IMF)の改革も大きな課題だ。IMFは数十年にわたって、世界のパワーを反映した運営がされてきた。90年代には米国の政策を広める機関のようにみなされてきた。本当はより独立した機関が必要だが、ともかく現状よりましな機関にしなければならない。今は危機に陥った国々に対する国際的な「最後の貸し手」がかつてなく必要とされているときだ。

こうした危機になれば、アジア通貨基金をつくればいいとか、欧州連合EU)の事には口を出さないでくれとか、ワシントンの機関が牛耳るのは嫌だとか、いろんな意見が出ると思っていた。しかし、実際には、みんなが、IMFにしっかりしろと望んだ。これは興味深い事に思える。

米国はかつてのような覇権国ではない。貿易政策ではすでに長い間、EU米国が並び立っている。米国世界最大の国民経済であり続けるだろうが、10年か15年後には、米国ユーロ圏、中国インドが四つの大きなパワーになるだろう。世界はより複雑になっていく。最後に日本について助言するとすれば、「景気を刺激せよ、刺激せよ。ゼロ金利に戻れ」。これに尽きる。

2008-10-10

Depeche Mode:Tour Of The Universe 2009

■TOUR OF THE UNIVERSE 2009/ヨーロッパツアー全日

May/5月

Sun 10th テルアビブ, Ramat Gan Stadium / イスラエル

Tue 12th アテネ, Terra Vibe Park / ギリシャ

Thu 14th イスタンブール, Santral Istanbul / トルコ

Sat 16th ブカレスト, Park Izvor / ルーマニア

Mon 18th ソフィア, Vasil Levski Stadium, Tuborg Greenfest / ブルガリア

Wed 20th ベオグラード, USCE Parc, Tuborg Greenfest / セルビア

Thu 21st ザグレブ, Arena, Tuborg Greenfest / クロアチア

Sat 23rd ワルシャワ, Gwardia Stadium / ポーランド

Mon 25th リガ, Skonto Stadium / ラトビア

Wed 27th ヴィルニアス, Zalgirio Stadionas / リトアニア

Sat 30th ロンドン, O2 Arena / イギリス

June/6月

Tue 2nd ハンブルグ, HSH Nordbank Arena / ドイツ

Thu 4th デュッセルドルフ, LTU Arena / ドイツ

Sun 7th LEIPZIG, Zentralstadion / ドイツ

Wed 10th ベルリン, Olympiastadion / ドイツ

Fri 12th フランクフルト, Commerzbank Arena / ドイツ

Sat 13th ミュンヘン, Olympiastadion / ドイツ

Tue 16th ローマ, Stadio Olimpico / イタリア

Thu 18th ミラノ, Stadio San Siro / イタリア

Sat 20th WERCHTER, TW Classic Festival / ベルギー

Mon 22nd ブラティスラバ, Inter Stadium / スロバキア

Tue 23rd ブダペスト, Puskas Ferenc Stadium / ハンガリー

Thu 25th プラハ, Slavia Stadium / チェコ

Sat 27th パリ, Venue TBC / フランス

Tue 30th コペンハーゲン, Parken Stadium / デンマーク

July/7月

Thu 2nd ベルゲン, Koengen / ノルウェー

Fri 3rd アルヴィーカ, Arvika Festival / スウェーデン

Sat 11th ポルト, Superbock Super Rock Festival / ポルトガル

http://www.emimusic.jp/intl/news/?id=intl_news&no=100?rssno=941

2008-10-03

334 :可愛い奥様:2007/06/26(火) 09:46:19 ID:raxdPvfD0

OLだった頃、会社で働いていた日本に超詳しいベルギー人が言ったことに納得してた。

日本文化は身内受けの凝り性文化だそう。

外国文化に負けまいとしているのではなく、

世に意図的にインパクトを与えようとしているのでもなく、

今ここにいる同じ価値観を共有する仲間からの喝采を浴びたいと考える。

その結果、同じものを志す者同士の「これすごいだろ、おもしろいだろ」合戦が始まり、

そこで生み出される物が自然と研ぎ澄まされていく。

でもその競争は、敵対的なものではなく、お互いを尊敬しあいながら、静かに深く進行していく。

そしてある日、偶然目撃した異文化出身の人間外国人)から、

それがすごいものであることを知らされる。

ほとんどの日本人はその日が来るまで、自分たちが作り上げた物がすごいものとは知らない。

もろもろの伝統文化、芸能、電化製品アニメ、他、みんな同じパターン世界に広まっていった。

だから、日本がここまで発展してきたのも必然的なものだし、

この精神が衰えない限り、これからも日本は誰に頼まれることもなく、

知らないうちに勝手世界インパクトを与え続けていくだろうと。

2008-09-28

iPhoneってアイフォ「ー」ンなの?

俺はナチュラルに「アイフォン」って発音してるんだけど、活字で見かけるときは必ず「ー」が入るよね。同じ綴りが入ってる「Telephone」は「テレフォーン」とは記述しないはずなんだが、何か基準でもあるんだろうか。

追記

ぐぐったら何か出てきた。

iPhone」と書いて「アイフォーン」と読む

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/04/news090.html

アップルジャパン広報部に問い合わせたところ、カタカナ表記はやはり「アイフォーン」。アイフォーンが正式な商品名で、「アイフォン」ではないという。

何か意図があってのことなんだろか。

さらに追記

さらにぐぐったら何か出てきた。

アイホンが「アイフォーン」を巡りApple和解

http://journal.mycom.co.jp/news/2008/03/24/022/

アイホンは、名古屋市本社を構える東証 / 名証一部上場電気機器メーカーインターホン国内最大手として業歴は古く、AIPHONE CORPORATION (アメリカ) やAIPHONE EUROPE N.V. (ベルギー) など、社名にアイフォーンの発音を含む関連会社複数を擁している。2007年6月Appleが「iPhone」を発売した時点から、両社の間で商標使用に関し協議が続けられてきた。

商標の問題だったっぽいな。

2008-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20080817140027

OECDにみる国家ランキング

経済でみるランキング

経済軍事力に匹敵する力だ。力のない国は合併やむなし。

http://puck.sourceoecd.org/vl=3268030/cl=11/nw=1/rpsv/factbook/020101-g1.htm

アメリカ EUヨーロッパ連合

―――――威圧感がありますの壁―――――

 中国 日本

―――――しっかりした存在感がありますの壁―――――

ドイツ インド 英国 フランス イタリア ロシア ブラジル

―――――壁というほどの壁はありませんの壁―――――

スペイン メキシコ カナダ 韓国

―――――すこしのんびりしてますねの壁―――――

オーストラリア トルコ オランダ ポーランド

―――――ロングテール扱いですの壁―――――

南アフリカ ベルギー スウェーデン ギリシャ オーストリア スイス ノルウウェー チェコ ポルトガル デンマーク ハンガリー アイルランド フィンランド ニュージーランド スロベキア

―――――もはやグラフが見えませんの壁―――――

アイスランド ルクセンブルグ

経済成長率でみるランキング

出世頭にはいまのうちに投資しておくんだ。

http://titania.sourceoecd.org/vl=17916193/cl=13/nw=1/rpsv/factbook/020201-g1.htm

中国 アイルランド インド 韓国

―――――伸び盛りですの壁―――――

ルクセンブルグ ポーランド スロベキア トルコ

―――――ほぼ横並びの壁―――――

アイスランド オーストラリア ハンガリー フィンランド ニュージーランド ロシア 南アフリカ カナダ ギリシャ スペイン アメリカ ノルウェー ブラジル メキシコ 英国 チェコ スウェーデン

―――――少し息切れしていますの壁―――――

オランダ デンマーク オーストリア ポルトガル ベルギー フランス 

―――――結構離されてますの壁―――――

スイス ドイツ イタリア

―――――寝てるんじゃねぇのの壁―――――

日本

教育ランキング

人は資本だ。人間が育たない国に未来はない

http://puck.sourceoecd.org/vl=2877492/cl=23/nw=1/rpsv/factbook/090101-g1.htm

http://puck.sourceoecd.org/vl=2877492/cl=23/nw=1/rpsv/factbook/090101-g2.htm

http://puck.sourceoecd.org/vl=2877492/cl=23/nw=1/rpsv/factbook/090101-g3.htm

適当にミックスした。

フィンランド 韓国 オランダ 日本 オーストラリア ニュージーランド

―――――たいへんよくできましたの壁―――――

ドイツ イギリス チェコ スイス オーストリア

―――――よくできましたの壁―――――

アイルランド ハンガリー スウェーデン ポーランド デンマーク

―――――がんばってくださいの壁―――――

ポルトガル イタリア ギリシャ フランス アイスランド アメリカ

―――――もう少しがんばりましょうの壁―――――

ブラジル メキシコ トルコ ギリシャ スロベキア スペイン ロシア

幼児死亡率ランキング

おめぇ、いくらなんだってしんじゃぁおしめぇよ!

http://titania.sourceoecd.org/vl=17702584/cl=16/nw=1/rpsv/factbook/110102-g1.htm

ブラジル 中国 トルコ メキシコ 

―――――10歳まで育てばめっけものの壁―――――

ロシア

―――――結構やばいですの壁―――――

スロべキア アメリカ ポーランド ハンガリー

―――――ほんのすこしやばいですの壁―――――

カナダ 韓国 英国 ニュージーランド オーストラリア オランダ イタリア

―――――壁ともいえないけど壁―――――

デンマーク スイス オーストリア スペイン アイルランド ドイツ ギリシャ フランス ポルトガル チェコ

―――――ここまでくると異様な少なさの壁―――――

ノルウウェイ フィンランド 日本 ルクセンブルグ スウェーデン アイスランド



北欧は強いなー…。

これで、寒くなければ。。。

あと、シンガポールとか中東が無い。

2008-03-23

http://anond.hatelabo.jp/20080323071335

  1. 中国台湾取られたら日本は貿易ルートという首根っこを抑えられて終わり。(もう海南島潜水艦基地あるけどな。大丈夫かよ。)
  2. 中国による台湾併合には何の正当性もない。(同じ民族だから合併する?ベルギーなんてどうすんだ)
  3. 中国軍政治の言うとおりに動くとは限らないので、行動の予想が全くつかなくて安心できない。(関東軍かっつーの)
  4. 台湾一辺倒も中国一辺倒も問題。適時態度を変えながら国益を追求するのが基本。(自民党だって親米親中両方いるだろ?)

そんなわけで、多少台湾に肩入れしても悪くないんじゃねーの。

2008-03-22

すでに職場が法的に禁煙になっている国一覧

WHOタバコ対策の現状についての報告書(http://www.who.int/entity/tobacco/mpower/mpower_report_full_2008.pdf)より、"Regulation on smoke-free environments"の"Indoor Offices"がYESの国を書き出してみました。

アフリカ

アルジェリアベナンボツワナブルキナファソエリトリアガンビアギニアマダガスカル、マリ、モーリシャスモザンビークニジェールナイジェリア南アフリカウガンダザンビアジンバブエ

南北アメリカ

ウルグアイ

地中海東岸

バーレーンジブチエジプトイランヨルダンクウェートリビアモロッコパキスタンソマリアアラブ首長国連邦イエメン

ヨーロッパ

オーストリアベルギーエストニアフィンランドフランスドイツアイスランドアイルランドイタリアリトアニアマルタノルウェーポルトガルルーマニアスロバキアスペインスウェーデントルクメニスタンイギリス

東南アジア

ブータン北朝鮮インドスリランカ

西太平洋

カンボジア、クック諸島、ニュージーランドシンガポールベトナム

*

WHOの「タバコ規制枠組み条約」(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/treaty159_17.html)というのがあり、わが国を含め152ヶ国が批准しています。この条約の第2回締約国会議において、タバコ規制ガイドラインとして職場禁煙が全会一致で採択されています。

http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/jouyaku/071107-1.html

・すべての屋内の職場、屋内の公共の場及び公共交通機関禁煙とすべきである。

http://www.nosmoke55.jp/data/0707cop2.html

参加126ヶ国のなかで日本政府だけが3カ所の削除曖昧な用語への変更を訴えた。

http://www.mynewsjapan.com/reports/680

「しかし、その発言はパラオ代表の反対演説やニュージーランド代表の反論を招き、議長を務めるドイツ代表からは、議決をとってもいいが、141対1で否決されると思うが、と諭されて、日本代表団は提案をひっこめていました」

その結果、最重要課題であった受動喫煙防止問題をはじめ、議案は満場一致で原案通り認められた。

「残念だったのは、国際的に重要会議なので各国からはメディアも多数取材に訪れていたのに、日本マスコミは全く姿を見せず、

法的規制なんてこれまでの日本喫煙慣行からは無茶に思えるかもしれませんが、実際には上記の通り、すでに規制を実施している国が軽く50ヶ国以上あります。

いわゆる喫煙所コミュニケーションが有益(だった)としても、今からそれを理由に喫煙を始めることはおすすめできません。何年後かわかりませんが、近い将来日本でも法規制がかかったとき、そうした喫煙メリットはなくなります。残るのはタバコ依存になった身体だけです。

新大学生や新社会人も多い時期、誰も「たばこを吸うことの利点」を教えてくれなかったのような誘惑もあろうが(俺こういうのタバコ会社PRじゃないかと疑ってるんですよね)、ロボコップ日本語版風に言っとく。

タバコに手を出すな」

2008-02-10

世界各国にもあっ慰安婦・慰安所




http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/130519

《■世界各国に存在した「慰安所」「慰安婦

 そもそも、第2次大戦が行われていた1940年代には、軍隊用の売春施設は特に珍しいものではなく、

世界各国に存在していた。なぜなら、「戦場におけるセックス」の問題は、

どの国の軍隊にとっても重要かつ解決困難な課題だったからである。

 (1)ソ連

 世界難民問題研究会協会のドイツ課長であるライヒリンク博士によれば、ソ連赤軍ベルリンまで侵攻してくる間に、

190万人の女性が強姦されたという。そのうち140万人は旧ドイツ東部領など、50万人は後のソ連占領地域において強姦されたとされる。

ライヒリンク博士は、強姦の結果として生まれた子供の数をつかむことは不可能\だとしつつ、その数を29万2000人と推定している。

数値の相当性の問題はおくとしても、こうした戦場の現実が「慰安所」の存在を要求するのである。

 (2)アメリカ

 アメリカ軍1945年5月8日時点で、160万人の兵士がドイツに駐留していた。ハイデルベルク米軍司令部は、

45年3月から4月の間に裁判所で 487件の強姦が扱われたとしている。

1943年のシシリー島占領後、米軍ドイツイタリア軍が運営していた慰安所をシステムと人員ぐるみ引継ぎ、軍医とMPが規制した。

 アメリカ軍日本に進駐したとき、最初の1か月、それも神奈川県下だけで2900件の強姦事件が発生した。

7年の占領期間中には2536件の殺人と3万件の強姦事件を起こした。事態を憂慮したGHQは、

ついに東京都に慰安所の設置を要求した。これはうわさや誇張ではなくれっきとした事実である。

 (3)フランス

 フランス軍は45年4月21日にシュツッツガルトを占領した。福祉・保険関係責任者になったガウ教授はこう報告している。

女性住民はこの災難に十分な準備がなく、多くの場所で強姦事件が何百件となく起こった。

60歳以上の女性も16歳以下の少女もこれを逃れることはできなかった」。

 (4)ドイツ

 ソ連に侵攻したドイツ軍は、ソ\連ではスターリン売春を禁じていたので、慰安所を新設せざるを得ず、

慰安婦はしばしば強制徴用された。ドイツ本国への強制労働を拒否した若い女性は、

代わりに慰安所で働かされた。ユダヤ人も同様であった。

 ノルウェーデンマークベルギーオランダフランスではドイツ兵の子供が約20万人生まれたといわれる。

 (5)韓国

 ベトナム戦争に参加した韓国軍は、現地の慰安婦米軍同様に利用し、ベトナム人との混血児がたくさん生まれている。

そして韓国では、第2次大戦後も長期にわたり、米軍専用の売春施設が存在し、これを国家が管理していた。


 このように、戦場における性の問題は世界的な普遍現象である。

日本軍は確かに慰安施設を戦地に誘致し利用していたが、これは専ら強姦事件の発生を最小限に抑えるための措置であった。

 日本軍隊公娼システムにおいて、慰安所を運営したのは民間業者であり、軍の関与は生活物資の供給や衛生管理等にとどまる。

こうした軍隊公娼システムは当時の世界各国に普通存在していたものであり、

日本だけがことさら非難をされる筋合いは全くない。》

2008-01-17

71歳以上の財産はどうするべきか

70歳以上の人は、身内の人の了解がないと株も投信も買えません。ですから71歳の福田首相は一人で店頭に来て株を買ってはいけません。トヨタの株を買っていいかどうか判断できない、と法律上認定されている人が、日本国の重大事を判断していいのか、ということで、そりゃー、ひでー法律な訳ですよ。

http://blog.goo.ne.jp/kitanotakeshi55/e/6272735e461abb53549576ae5ee6f615

いわれてみりゃそうなんだが。

まぁ法律が酷いというよりは71歳首相をやってるのが酷いと

思うんですがいかがざましょ。

昨年の株価上昇率(S&P)のやつで、

1:ナイジェリア……+110.56%

2:スロベニア……+85.84%

3:インド……+78.98%

4:ブラジル……+74.64%

5:トルコ……+73.55%

6:中国……+66.91%

7:ペルー……+66.66%

8:エジプト……+51.79%

9:チェコ共和国……+51.79%

10:インドネシア……+48.14%

---------------------------

1:アイルランド……??19.62%

2:日本……??6.55%

3:ベルギー……??3.13%

4:スウェーデン……??3.06%

5:オーストリア……??0.42%

6:アルゼンチン……+0.39%

7:イタリア……+1.60%

8:ニュージーランド……+2.88%

9:イギリス……+3.62%

10:アメリカ……+4.02%

そりゃ金も逃げてくわ…。

2007-10-17

音楽が鳴っている

僕の頭の中で音楽が鳴っている。

街に出たらどこに行っても音楽が溢れている。

だけど、僕の頭の中のこの音楽は、僕の頭の中でしか聞こえない。

誰にも聞かせられない、誰にも伝えられない、不可知音楽

どのジャンルにもカテゴライズされない僕だけの音楽

僕はこれを何とか人に伝えようと、六年前から打ち込みをするようになった。

作った音楽ベルギーテクノレーベルに送ると、

こっちに遊びに来ないかと誘われた。でも、僕は断ってしまった。

既存の音楽の再構築はできても、僕の頭の中の音楽は、未だに再現できない。

僕の頭の中の音楽は、楽器では奏でられないのかもしれない。

2007-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20070910221157

オランダ人かベルギー人あたりの可能性も捨てがたいな

いやなんか美人がいそうなイメージっていうか

2007-08-18

脳トレするといいよ

I-Pod表記でiPod意味する人はI-PodiPodを同一視しているわけだ。同一視しているということは、区別がつかないんだよね。区別がつかないってのは、区別をつける能力が無いの。脳に区別をつける回路が無いんだよね。能力が不足している、簡単に言うと能無しってことだ。

日本人ってさ、外国人外国の区別がつかないよね。お前らオランダ人とベルギー人の違いわかんないだろ。イランイラクの違いも。外国人の顔が全部同じに見えるって、よく言うだろ。逆にあっちの人たちはさ、日本北朝鮮の区別つかないんだよ。日本中国も区別つかないわけ。やつらは日本に来たら日本人の顔はみんな同じにみえるんだよ。辻加護の区別がつかないオヤジと同じだ。

この「区別がつかない」っていう能力不足は、みんな根が同じわけ。脳に区別回路が無いの。つまり「I-PodiPodを同一視」と「日本北朝鮮を同一視」は同じ原因の間違いだってこと。同じくらいひどい勘違いだって主張したいわけ。

間違うなって言ってんじゃないよ。間違うのはしかたない。区別する能力が無いんだから。でもね、能無しだからといって、失礼が免責されるわけじゃない。

大切なのは、間違いに気づいたときにどうするか、だよ。人は困難な状況でその本性を現すよね。自分の間違いを指摘されたとき、その人の本性が少し見えるよ。内容と関係ないことで誤記を指摘されたらさ、モヒカンうざいっていう気持ちは分かるよ。でもね、名前を間違えたらさ、まずは失礼をわびようよ。名前を間違えた対象に失礼したんだからさ。「失礼しますた」の一言でいいよ。モヒカンと戦うのはその後だ。

名前じゃない間違いあるよね。的を得るとかさ。そういうのは誰にも失礼じゃないから、誰にも謝る必要無いよ。堂々とモヒカンと戦うといいよ。

2007-07-14

http://anond.hatelabo.jp/20070714124232

元ネタ

あるベルギー人から見た日本

http://res2ch.blog76.fc2.com/blog-entry-1659.html

334 :可愛い奥様:2007/06/26(火) 09:46:19 ID:raxdPvfD0

OLだった頃、会社で働いていた日本に超詳しいベルギー人が言ったことに納得してた。

日本文化は身内受けの凝り性文化だそう。

外国文化に負けまいとしているのではなく、

世に意図的にインパクトを与えようとしているのでもなく、

今ここにいる同じ価値観を共有する仲間からの喝采を浴びたいと考える。

その結果、同じものを志す者同士の「これすごいだろ、おもしろいだろ」合戦が始まり、

そこで生み出される物が自然と研ぎ澄まされていく。

でもその競争は、敵対的なものではなく、お互いを尊敬しあいながら、静かに深く進行していく。

そしてある日、偶然目撃した異文化出身の人間外国人)から、

それがすごいものであることを知らされる。

ほとんどの日本人はその日が来るまで、自分たちが作り上げた物がすごいものとは知らない。

もろもろの伝統文化、芸能、電化製品、アニメ、他、みんな同じパターンで世界に広まっていった。

だから、日本がここまで発展してきたのも必然的なものだし、

この精神が衰えない限り、これからも日本は誰に頼まれることもなく、

知らないうちに勝手に世界にインパクトを与え続けていくだろうと。

2007-07-10

http://anond.hatelabo.jp/20070709201329

最近の俺ブームはベルギーヒューガルデン

普通に家で飲むならエビスばっかりになってるな

毎日飲むわけじゃないから発泡酒とかには行かないです

2007-07-07

最低賃金

(単位:円)

日本円換算・為替相場2006年10月時点、法制度のない国は全部門平均を換算)

 

 

サービス残業公共料金の値上げを考えると、

最低賃金1000円でも少ないほうだ。

2007-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20070701174432

ツマンネ[Y.tzumannet](1899??1956 ベルギー) AA略

せめて前書きとか解説とかすんなよ頼むからさ…

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