はてなキーワード: 血液透析とは
先日のニュースで上島さんが自死をされたことを知って、ショックを受けた。
今までであればショックの中で『なんで……』とも思ったのだけど、今は『なんで』とは考えなくなった。
亡くなる少し前に母に『透析が怖い』と言ったり『足が震えて止まらない』と言って自分の車ではなく、お迎えに来てもらうようになったという。
そして、亡くなった。
遺書などない。
母の話を聞いたら、本当に急だったという。
そして、昼の散歩の後か何かの時にいなくなり、見つけた時にはもう……という状態だったようだ。
当初、母から父の自殺を知らされた時は、父に対して怒りまくった。
金の心配はない。
ポンコツな俺と兄という重荷はあるかと思うが、幸福者だろうと言える。
そんな状況下で、父は死を選んだことに腹が立ったのだ。
それに、俺に対しても『頑張ればなんとかなる』とか言ってたからなおさらである。
だいぶ月日が経って、遺影に映る父の顔にも見慣れた。
そして、父の死をなんとなく受け入れた。
『もう、疲れてたんだな』と。
あと『この先の見えなさが怖かったんだよな』って。
だから、自死を選んだことに対して『辛かったんだよな』と思えるようになってきた。
でも、それを選んでほしくなかったとも思う気持ちがある。
真面目過ぎたんだよ、きっとな。
いい加減でよかったのにさ。
孫はかわいがっていたし、妻との関係も良好だったが、俺とは別にって感じだったし、俺も父をそこまで好いていなかった。
嫌いとかじゃない、合わない。
それだけである。
だから会話もそこまで盛り上げないし、極力話してない。
亡くなった後も親父への悪態はつく……でも、それがある意味で供養になってるかと思うんだよ。
亡くなっていきなり態度変えるのも違うから。
もう1年経つのにな、ベッドの上で眠ってる親父の顔に触れた時の温度が、手から離れないんだ。
いつでも思い出せるんだよ。
あれは、人が持っていい体温じゃない。
俺の好きなLINKIN PARKのヴォーカルも自死だ。
『なんで自死なんてしたの?』と考えても、なかなか答えって出てこない。
いや、多分出ないと思う。
あの時も、ふらふらと用意をしてスッとセッティングをしてしまった。
寸前だった。
あの時『これが答えなのかもしれない』とだけ思っていたことを覚えている。
そう、それしか見えてなかったのだ。
俺はその時それを辞めて、今この場でカタカタと文章を書いている。
じゃあ、今生きていて楽しいのかって言われると返答に困る。
その度追い返せる体力はあるけどね。
でもまあ、生きてます。
何が言いたいのかわかんない文章になった気がするが、ご容赦願いたい。
Twitterでつぶやけばいいじゃん、なんて言われそうだったけど、親父の死を明かすことで気を遣われたくないし、なによりも、父の死をRT・いいねの数字に変えたくない。
皆さんも辛い時があると思う。
でもまあ、なんとかなるって思ってほしいなんて、俺は思う。
そして、精神科などに行きましょうって強く思う。
それ以外には、なにもできないかな、俺には。
長々と申し訳ない。
では、明日もあるとなんとなく思いながら眠りにつきましょうか。
グッナイ。
問題は「透析中止」にあらず、マスコミ報道に違和感|医療維新 - m3.comの医療コラム
簡単に言ってしまえば透析を続けたくない患者様を医師やクリニックの利益のために人工腎臓に無理矢理繋げている、という指摘です。「透析利権」である。
血液透析は患者様に強い負担を与えます。半数が生活習慣病である糖尿病由来であることから、その厳しい食事制限や水分制限にまず耐えられません。尿の出ない患者様は一日に1リットルの水を飲むことすら許されません。それ以上飲んでしまえば透析時の除水量は比例して増え、透析の負担が増します。一日おきの透析の度に胸が攣り、足が攣り、血圧が下がり意識を失います。透析後も一時間は体を動かす事すらできません。でも、それを乗り越えた後ストレスによってまた水を飲んでしまうのです。
血液を抜いて戻すために太り針を腕に刺します。これもたいへんな苦痛です。
永井先生も触れているとおり、透析にはたいへんなお金がかかります。投薬も多く、年間500万円は下らない金額がひとりひとりの患者様に投下されています。
お国のために、自分のために透析を中断したいという声に耳を傾けることなく、自らの利益のためだけに患者を縛り付けることがはたして人道的でしょうか。生きるべきではない、生きたくないいのちの声をタブーの一声でかき消してはなりません。
参考: 毎日新聞のミスリード:福生病院 透析中止の件について | Dr.Hisacchi:誰もがわかりやすく健康・予防・医療を理解する事ができるブログ