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はてなキーワード: 社会心理学とは

2010-04-01

http://anond.hatelabo.jp/20100401162223

それは君の思い込みじゃなくて、社会心理学辺りにソースがあったと思った。

2010-01-22

http://anond.hatelabo.jp/20100122125330

そもそも消費や景観のために不細工とか言っているわけないだろ

理由となっていないことを否定しても不細工という言葉を否定は出来ない


まぁ一般に言われている容姿差別恋愛就職が多いと思うけど

恋愛なら個人に選択の自由があるし

容姿は異性の魅力として社会心理学的にも示されているから

合理的な目的性を有するから差別じゃない

就職の場合は容姿が合理的な目的性を有することは少ないし

私企業にも多少は公共性を求められるからグレーゾーンかもね

でもイケメン不細工って言葉恋愛に関して用いられることが圧倒的に多いと思うし

そもそも差別は基本的に変更が困難な性質に対するものだけど

容姿なんて整形せずともある程度は変えられるんだからそおれを差別というのはおこがましい


そして何度も消すな

2009-12-16

http://anond.hatelabo.jp/20091216141811

社会心理学、いいね。

すごい面白いから、教えがいがあるな。

全員が社会心理学勉強している社会健康環境だ。

世界平和になるな。

http://anond.hatelabo.jp/20091216140451

そもそも人間の心のメカニズムなんてそう解明されてないだろ。

理論はそんなにやらなくてもいいと思う。

僕が大事だと思うのは臨床心理学だよ。

あれには精神を安定させ効率的にする実用的な方法が含まれてるから、それを教えればいいんじゃねと。

生活技能訓練みたいに増田の皆様が大好きな「コミュニケーション能力」を向上させる訓練もあるから。

真っ先にアルバートエリスアーロンベックドナルド・マイケンバウムの名前が出るような授業ならいいと思うんだわ。

フロイトユングについて名前以上の説明が出るなら全くのムダ。

(でもユング文学として面白いことは否定しない)

それと社会心理学も大事じゃない?

2009-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20091128162848

横だけど、「社会的現実」というキーワードでこの手のことは社会心理学でたくさん研究されてる。

アメリカ研究先進日本も同じようにやってるけど人間ってかなり簡単に噂を信じる。日本人にその傾向が強いことを示した研究もある。

2009-11-13

社会心理学

社会心理学自分の欲を叶えるのに役に立ちそうだ。

入門書を何冊か読んだら、人生希望が持てた。

さー、バックドアをこじ開けるぞー!

2009-10-19

配偶者のいる増田に聞きたい10のこと

1 相手のどこを好きになったの?

2 相手の嫌なところは何?

3 それを上回る魅力ってどんなところ?

4 相手と自分釣り合ってると思う?

5 結婚した決め手は何?

6 元々結婚願望があった?

7 結婚恋愛ってどこが違うの?

8 結婚して想像と違ったところはある?それは何?

9 結婚して後悔してない?

10 結婚できるならした方がいいって人に勧める?

(10月20日に補足)

沢山のトラバありがとう!ブクマもなんかついてるね。

べつに社会心理学ナントカでもなんでもなくて、ただの素朴な疑問。

最初にタイトルを思いついたので質問を10個むりやり増やした。

誰かブクマで書いてたようにリアルじゃ面と向かって話してくれないような内容なので

匿名増田で聞いた。

やっぱり増田だと女性感想小町と違って押し付けがましくなくていいね。

ありがとう。面白かった。

2009-10-15

http://anond.hatelabo.jp/20091014102938

元増田です。(直接ではないですが)コメントありがとうございます。参考になります。

物あげれば機嫌直ると言ってる増田の場合、恐らくもう奥さんは諦めてるんだよ。

自分の夫は自分意見の交換など出来ない人間なんだと。

自分経験からいっても、社会心理学的に言ってもプレゼント作戦は有効だとは思います。

夫婦の関係はそれぞれなので奥さんはあきらめている、という夫婦もあれば、そうではない夫婦もあると思います。

断定的な書き方がきになってしまって、このようなことを書きました。

気を悪くしたらごめんなさい。

2009-09-11

他人を使える様に行動している、18歳の男の話

(22:56 追記)

(ご指摘がありましたので、誤字脱字を含め文面全体を修正しました。それによって以前の文章と文意が異なる箇所が出てくると思いますが、それは私が言い合いについて感情的にならずに出来るだけ客観的になろうとした為です。

ですが、この文章を書いた動機であり目的である「こんな腹の立つヤツが居るんだけど、みんなどう思う?」という部分については一切、変わっていません。この文章を書いた動機、目的についての批判は真摯に受け止めたいと思います。)

昨日、一緒にゲームを作る事になった男の子ゲームに使う画像の取材に出かけた。その取材の帰りに一緒にご飯を食べることになったのだが、その食事の席で些細な話から言い合いになった。18歳と25歳の醜い言い合いは、僕の完膚無きまでの敗北で終わったしまったが、彼は負けてしまった俺に対して「薄い人間だなぁ」と言い放った。

彼はこのゲームで、立ち絵イベントグラフィック原画ゲームシナリオを書いている。そして更にはそのゲーム自分の声も収録するらしい。自分の声を収録するために、専用のマイクアンプとケーブル一式を格安で揃えたという。そうして自分が目立つ場所に立とうとするのは、このゲームを発表することで自分を売り込みたいという気持ちがあるからだ。彼が何度も「このゲームを作っているのは売名が目的だからね」とさえ言い切ってしまうほどに。

けれどゲームを作るというのは彼の最終的な目標ではない。彼がやってみたいのは『会社経営』であり、その理由も「他の人を自由に使えるようになるから」いう物だった。だから彼が行っているゲームイラストなどは、趣味楽しいから勉強しているだけで、人生のすべてを打ち込むほどやるつもりはないらしい。

今作っている同人ゲームも「人をどうやって動かすか」という勉強の為であると言った。使える人間と使えない人間の事について把握し、そしてどの様に管理できるかを実践しているのだと言う。その時にこの制作チームの中で使えるだろう人間はいるのかと尋ねてみた。

彼は考える間もなくすらすらと、いま同人音楽制作している人と、自分の書いた原画を塗ってくれるグラフィッカ、あとはめきめきと能力を上げている声優志望の女の子の3人だけと答えた。それ以外の人は、思ったほど役に立っていないとも答えた。役に立っていない人間の中には俺も含まれている。スクリプトプログラム役の僕はただ反省をするほかない。

また彼は現在ゲーム制作に関わっている人達について「ただ人間として付き合うとすると、面白い人達はいないですね」と言っていた。自分なりの持論を持っているから、その持論に見合うだけの価値観を持っている人間以外は、面白くない人だと判断してしまうのだろうと思う。それについては、反論したいところもあったのだけれど言葉が見つからなかった。

言い合いとなった食事の席でも彼の持論の一部が見えた。それは「うつ病の人はただ社会に甘えているだけ」や「何の目標もなくフリーターになっている人はだめ」や「面白くない人とは付き合っても仕方が無いです」というものであり。彼は自分とは無関係の他人に対して、徹底的な無関心な態度でこの世界を生きていた。

その理由も「 ○○ さんにこういう事を教えても、僕に危害はないからね」と俺を評価しているからだった。

彼は自分が負けず嫌いだという事を認めた上で行動している。どうすれば他の人に勝てるようになるのかを考えているうちに出会ったのが、心理学社会心理学についての人間の行動心理についての学問だった。それを元にして彼は他人を見るようになった。「昔から人間は人の行動について考えていて、有名な神話伝説もその人間の行動について知りたいから作られたものなんですよ」おそらくは、そういう神話伝説人間について分かりやすく把握しよう、させようとした末の結果の文章という事なのだろうと思う。詳しくは聞けなかった。

それだけの知識があるならば、なぜカウンセリングなどの道は選ばなかったのかと聞いたが、(本心を言えば「宗教を作って人を集めないのか」ということなのだが、それは彼には伝わらなかった)彼は、平然と「本心を言ってしまうから無理ですねぇ。カウンセリングは駄目な人に、取るに足らない些細な事でも褒めて、自信を持たせて社会に復帰させるのが目的ですけど、僕はうつ病の人は『甘えいるだけ』で社会的に貢献できてないと思っていて、そして思っている事を本人に言ってしまうので、とてもカウンセリングにならないと思います」と言った。さらに興味のあるカウンセリングについて尋ねたら、彼は「褒める」事ですねと答えた。つまりは「褒める」事で更に能力を引き出そうという意図があるのだろう。

他にも彼の性格についていろいろと話を引き出そうと試みたのだが、言った言葉がすべて俺の心理学的な部分についての考察として帰ってきてしまうので、そこまで深くは聞けなかった。それについても彼は笑いながら「能力不足ですね」と評価した。「 ○○ さんは話の展開が下手くそなんですよ。討論や会話で勝ち負けを決める人達は、自分の話に伏線を引いたり、自分の都合の良い回答を相手から引き出そうとして、あれこれ工夫するんです」

自分より能力が劣っている他人について、一切の関心がないと言い切ってしまう彼ではあるが、それでも世の中の理不尽に虐げられている人を見かけたら、自分の知識で助けようと思っている。「なんかおかしいなと思ったら、僕に何かできるか行動するかもしれない」と言っていた。しかし、それは「能力がある人間でさらには面白い価値観を持っている人間か、もしくはその人の存在が自分の保身になっている人」でなければならないはずだ。他者に対しては無関心であるのだから。

彼がこのように自分より下の人間に対して自分の事をさらけ出せてしまうのも、自分の事を話すのが本当に大好きだからなのだろう。そして自分がもっと有名になるためには、自分が好きなことについては努力を惜しまない人間でもある。その自分が好きな部分で有名になった後で、自分に興味のない部分や、努力の足りない部分を他の人で補おうとしているからだろう。そして現在、彼はその目指すべき目標達成の為に、あれこれ試行錯誤しながら動いている。

こんな事を本人の目の届かないところで書いてしまうと、ただの陰口にしか見えないので俺の評価は下がるだろう。確かにこの文章を持って人の関心を引こうとしている部分もある。だだその部分とは別に、彼なりの価値観で世の中を生きようとしている、18歳の若い彼の事をはてなの人に紹介したくて文章を書いているのだ。俺はまだ精神的には未熟であるからこのような価値観は持てないのだけれど、世の中が求めているのはこのような価値観で生きている人だろうと思うからだ。

本当は彼が直接「はてな」や別のビジネス系のウェブサービスに参加して、いろんな業種の人達と交流を深めて、参考になる意見自分の中に取り入れて欲しいと思っているのだが、現在彼にはその興味はないらしい。それはとても残念な事なので、できるだけ早くいろんな大人の人達との交流を育んで欲しいと願う。大人な人達との交流ができていない俺が言える立場ではないのだが。

そんな彼に、自分の将来像ついて聞いてみた。

「70%はニートになるんじゃないかなぁ。20%ぐらいは普通の人。10%は成功しているかな。でも、この10%は他の人が持っている成功の%よりも大きいと思っているよ」

彼の今後を俺はできるだけ見守りたいと思う。

2009-08-07

じゃあ文句を言うなよw

社会心理学者「テレビゲームの主人公が白人男性ばかりなのは問題」

http://www.gamebusiness.jp/article.php?id=203

アメリカ社会心理学者がビデオゲームキャラクターに関する研究を行い、ゲームの主人公が若い白人男性ばかりなのは問題だと指摘する論文発表しました。

社会心理学者で南カリフォルニア大学助教も務めるDmitri Williams氏は、全てのプラットフォームレイティングを含む1年以内に発売された150作品ゲーム対象に、登場キャラクターの傾向を調査。その結果、成人の白人男性を主人公にしたゲームが多すぎることが分かったそうです。

氏の研究報告によると、特に分布が少ないのはヒスパニックラテン系キャラクターで、一部のゲームで確認できたものの、そのほとんどはノンプレイアブルの脇役であるとのこと。

ラテン系子供たちは白人子供よりもたくさんゲームで遊んでいるのに、彼らは自身の人種プレイすることができない。これは同一性形成において問題だ。(中略)皮肉なことに彼らがゲーム制作者になることも少ないので、この循環が断ち切れないでいる。”

女性ネイティブ・アメリカン子供高齢者といった存在もゲーム中に登場する機会は少なく、プレイアブルキャラクターのうち女性キャラクターは全体の 10%という結果に。その一方、アフリカ系のキャラクター現実と同じ割合でゲームに登場するものの、そのほとんどはスポーツゲームだったり、50 Cent Bulletproofのようなステレオタイプを助長するような描写が多いようです。

尚、この研究対象となったゲームには、人間が登場しないものや、キャラクターが画面上に表示されないファーストパーソンゲームは含まれていないとのことです。(ソース: Science Daily: Video Game Minority Report: Lots Of Players, Few Characters)

じゃあ「白人男性」並みに悪役や憎まれ役に割り当てられる事も受け入れてくれんとな。主人公や善玉が全員白人で、悪役一派が黒人メイン、なんて構成のゲームも平等に容認しないとバランスとれんだろ。

2009-01-20

anond:20090120003918

まだ学生でよかったじゃないか。

大学生なら文系理系学部にとらわれるず自分が興味もったことを学ぶのもいいと思うぜ。

宗教のことをよく知ってる人は、軽々しく神の存在を「根拠がない」なんて言えないぜ。

とりあえず、哲学とか宗教とかの授業を受けてみるんだ!!社会心理学とかもオススメ

2009-01-08

オタク」叩きに日本国民性を思う

派遣村」叩きに日本国民性を思う

http://blog.goo.ne.jp/kurokuragawa/e/04549e7f7cf7672ef21e3b1599f8a8c5


下記は引用じゃなくて、私の記述です。

素直に社会心理学の調査結果を受け入れれば「オタク」叩き・ロリコン批判はそのまま理解できる。

 「たいていのオタクロリコン)は信用できない」

 「オタクはスキがあれば児童を暴行しようとしている」

 「オタクは他人の役にたとうとするつもりなどない」

という不信感が判断の基盤であれば冷酷な批判が生まれないわけがない。

さらに身も蓋もないことを言えば、多くの日本人の心理的基盤がかくも強い不信感で彩られているのであれば、

「2次元児童ポルノ規制」反対の「アーティスト」の人たちがどれほど熱心に説明し説得しても受け入れられることはないだろう。


とか、書いたら「何を言ってるんだ、お前は?」とかフルボッコにされそうな気がする。

嫌われるのはオタクの「自己責任」なんだよね。

キモイ」と言ったところで国民性は疑われないし、その現状に対して「オタクなんてやってるからだろ?ww」とか言っても、

それについて「批判してる」とかって感情を持つ人は少ないだろう。


いいよな「派遣労働」。

現状に対して「派遣なんてやってるからだろ?ww」とか言ったら、国民性が疑われるんだぜ?

自らの選択で「派遣労働」を選んでいたとしても、ほら、世論は味方してくれるよ。

2008-11-12

[][]「興味深いのは、一貫性に欠けていることだ」

http://wiredvision.jp/news/200811/2008111121.html

ある状況下では、1人を犠牲にしてたくさんの人の命を救うことは全く正しいことに思える。一方で、同様の命の救い方が、良心に欠けると感じられる状況もある。道徳観念において、われわれの考え方は思ったほど理性的ではないのかもしれない。

「興味深いのは、一貫性に欠けていることだ」とハーバード大学社会心理学者Mahzarin Banaji氏は言う。



5人が線路上で動けない状態にあり、そこにトロッコが向かっていると想像してほしい。あなたはポイントを切り替えて

トロッコを側線に引き込み、その5人の命を救う、という方法を選択できる。ただしその場合は、

切り替えた側線上で1人がトロッコにひかれてしまう。

多くの人は遺憾ながらもこの選択肢をとるだろう。死ぬのは5人より1人の方がましだと考えて。

しかし、状況を少し変化させてみよう。あなたは橋の上で見知らぬ人の横に立ち、トロッコが5人の方に向かっていくのを見ている。

トロッコを止める方法は、隣の見知らぬ人を橋の上から線路へ突き落とし、トロッコの進路を阻むことしかない。

この選択肢を示されると大抵の人はこれを拒否する

2008-10-21

http://anond.hatelabo.jp/20081021211956

リアルで抱えてる患者ならまだしも

赤の他人のために処方箋を書く義理って、なくね?

なにか書くのはシロクマメリットがあるときだろ。

シロクマ風に言えば「執着」か。

症例を直接見ずに病名ありきで解釈するのは素人仕事

将来的に起こることをある程度の幅をもって予測することも

臨床経験を積んだ人間ならできるだろうが、100%の予言は不可能。

だから社会心理学とか社会学で話を進めるのが戦略的にお利口なんだよ。

全部俺の妄想だけどな!

というかwおいっ

他人事だからさじも投げるwww

2008-10-19

最も必要な事を、その主要点から着手しなさい。ヒルティ

仕事をするときには、いつでも、

まず第一もっと必要なことをしなさい。

元気よく、そしてその仕事の主要点から着手しなさい。

これが多くの仕事のために時間を得る手段である

それとほとんど同じようによい第二の手段は、

必要仕事努力をすべて避けることである

ヒルティ スイス政治家哲学者


一番重要な事柄を最初に処理する。カーネギー

80点主義

認知資源

2008-09-16

歴史について思うこと。

私はどちらかといえば選民思想な人であるが、僕たちは歴史に学ぶことは意外に無駄なのかも知れない。私たちは第二次世界大戦から多くを学んでいる、が学んでいない。パラドキシカルであるがたぶんこれは事実であろう。言い換えれば、私たちは歴史から学んだ事実を史実しか学んでいないのではないかということだ。うむ、意味がわからない文章だ。

例えば、第二次世界大戦ドイツを例にとってみれば(ここではホロコースト事実だの事実でないの数が多すぎるだの少ないだのイデオロギーによる論争を提起するものではない。)、第二次世界大戦社会心理学において大きく寄与したはずだ。例を出してあげるならばスタンレーミルグラムスタンフォード監獄実験アッシュによる同調実験、大多数の少数に与える影響の実験(これはアッシュ実験と同じか)、また少数が大多数に与える影響の実験ブルーグリーンパラダイム)、(お勧めはUnderstanding Genocide:: The Social Psychology of the HolocaustとObedience to Authorityとか関係ないけど長谷川真理子とかそのあたり)私たちは如何にして自らの意思を捻じ曲げ如何にして無意識のうちに他人の意識を捻じ曲げているのか理解しなければならない。

さらに言い換えよう、なぜ人々は南京を否定することに躍起になるのか、なぜ人々は南京を肯定することに躍起になるのか、なぜイデオロギーは人を惹きつけるのか、私たちが学ばなければならないのは史実などではない。人間である。南京で虐殺したから日本人はひどい人間だ、なんてまったく無意味なことに気づかなければならない。なぜ彼らは自虐することに意味を見出すのか、それはどのようにして彼らに利益をもたらすのか(必ずしもお金ではない。集団に属するという意味もしくは心理学的意義を理解せねばならない。そこからどのようにして自虐的行為が何にどのような利益をもたらすのか知らなければならない。)

歴史を明らかにするのは重要だ。だかそれ以上に重要なことはあるのではないのか。イデオロギーによる闘争に身を投じて君は成長できるのか。君はイデオロギーから何を学ぼうとするのか。君はなぜイデオロギーにひきつけられるのか。理解しなければならない。

パラフレーズだから文章は論理整合かもしれない。まぁ、気にするな。

2008-08-10

Understanding Genocide: The Social Psychology of the Holocaust

少し難しいかもしれないけど高校生にはぜひ読んでほしい本。ホロコースト社会心理学による説明。

Product Description

When and why do groups target each other for extermination? How do seemingly normal people become participants in genocide? Why do some individuals come to the rescue of members of targeted groups, while others just passively observe their victimization? And how do perpetrators and bystanders later come to terms with the choices that they made? These questions have long vexed scholars and laypeople alike, and they have not decreased in urgency as we enter the twenty-first century. In this book--the first collection of essays representing social psychological perspectives on genocide and the Holocaust-- prominent social psychologists use the principles derived from contemporary research in their field to try to shed light on the behavior of the perpetrators of genocide. The primary focus of this volume is on the Holocaust, but the conclusions reached have relevance for attempts to understand any episode of mass killing. Among the topics covered are how crises and difficult life conditions might set the stage for violent intergroup conflict; why some groups are more likely than others to be selected as scapegoats; how certain cultural values and beliefs could facilitate the initiation of genocide; the roles of conformity and obedience to authority in shaping behavior; how engaging in violent behavior makes it easier to for one to aggress again; the evidence for a "genocide-prone" personality; and how perpetrators deceive themselves about what they have done. The book does not culminate in a grand theory of intergroup violence; instead, it seeks to provide the reader with new ways of making sense of the horrors of genocide. In other words, the goal of all of the contributors is to provide us with at least some of the knowledge that we will need to anticipate and prevent future such tragic episodes.

2008-08-04

心理学は俺にあわない

心理学が俺にあわないと見切りをつけ、

就職を決めた俺。

当初、カウンセリングとか臨床方面に興味があったんだが、

身近に精神疾患を抱える人たちを見聞きしたり、

症例を学ぶにつれ、

どうしても

「どうかんがえても本人のせいだろ」という考えが最後まで頭から離れなかった。

うつ病は個人の責任じゃないとか言うけど、

うつ病になるような状況を作り出してるのは圧倒的にクライエントであるというように見えて仕方なかった。

今でもその考えは変わらない。

もしかしたら俺の神経が図太くて、少し人より打たれ強いのかもしれない。

最近女がらみで周辺環境が泥沼になり、うつ病の診断を受けた後輩の相談を聞いていて、

またそんな考えが浮かび上がってきてしまった。

マッチョな考えだとも思わない。

世間はメンヘラに甘すぎではないだろうか。

こんな考えが論破されることを願う。

追記

・人の心の動きはすごく不思議社会心理学なんかはすごく面白かったし、卒論もそれで書いた。

データで明らかにされないことはずっと疑ってしまう。そのため、臨床や発達は胡散臭く思わざるを得なかった。

うつ病環境要因は大きい。が、その環境を選択しやすい個人や作り出してしまいやすい個人が少なからずいると思ってしまう。

座右の銘「大概のことはやればできる」

追追記

・だいたいこんな感じのことを会社の偉い人は考えてるんじゃないかなと思ったのも付け加えておく。

2008-07-05

血液型と性格との相関を本気で信じている人って…

大学社会心理学勉強している。

統計を使って、社会現象や、人間の性質について、データを集めて分析していると、血液型と性格のあいだに相関関係はないことは、明白。

心理学で調査をする時に、性別や、年齢をデータとして取ることはあるが、血液型や皮膚の色を取るようなことはない。前提にすらあがってこない。論文を調べたら、心理学的には、血液型と性格には相関がないことは、レポートされている。

例えば、企業で、採用や人事で血液型を参考にしたりしてるの(個人的にはしていたら大問題だと思います)?

ただし、血液型が普及しすぎて、血液型のせいではなく、知識の影響でA型がよりA型っぽい性格になるというレポートはある。

まあ、ちょっと真面目に考えれば、家庭環境や、親の性格、経験を差し置いて血液型がその人の性格を決定ずけるなんて、ありえないことは、わかりそうなものだが、それは、私がたまたま心理学勉強しているから?

この話を真剣にすると、別に本当かどうかはさておき、話題作りとか、場を盛り上げるのにいいんじゃない?といった意見が出ることがあるが、血液型と性格に相関はないのに、取りざたするのは、肌の色と知能に相関がないのに、盛り上がるからいいじゃん、というのと同じぐらい危険差別思想だと思う。理不尽な区別は差別

さすがに、大学で、社会科学系の勉強をしている人は、仮説を構成する概念を検証するトレーニングを積むだろうから、大丈夫だと思うが、ちゃんと学問をしなかった人は、素通りで、定説として信じてしまってるのだろうか?

小学校教科書ぐらいに、ちゃんと「血液型と性格に関係はない」と社会理科で教えてほしい。

日本人のどれぐらいが血液型と性格の相関を信じているのだろうか?

まあ、朝のニュース番組星座血液型占いを垂れ流しているレベルの国ではあるので、仕方ないのかもしれないけれど…。

良識と学歴のありそうなはてなの諸君はどう考えてるわけ?

2007-12-26

メリークリスマス

まずは次のデータを覚えておいてください。

1、  1355万円

2、  1570万円

3、  1427万円

4、  1572万円

5、  1112万円

6、   574万円

世の中は金がすべてだろうか。

答えはイエス。100%イエス

金がなければ、電車に乗って会社に向かうこと自体できないし

タネ銭がなければ金儲け自体を進行することが出来ない。

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「カネ」がそんなに悪いのだろうか?といつも思う。

北朝鮮マスゲームを見ていると

もったいないよな。これを企業に売り込んで

例えば広告として使ったり、大金持ち結婚式イベントとして売り込めば

結構儲かるのに」と思ったり、レバノンとかイスラエルなんかで

見る地中海の美しさを観光客用に整備すれば

紛争地域ももっと豊かになるだろうにと思ったりする。

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カネまみれで生きることは確かに美しくしくはないし、

近寄りがたい印象が強い。

しかし、金儲けのことを考えるだけで北朝鮮レバノン

平和な社会が見えてくると言う矛盾。

「カネ」という道具は使い方によっては争いにもなるし、

平和の道を作ることができる。

誰もが欲しいくせに、「カネ」というトーンは、

どこかネガティブイメージを抱える。

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例えば金持ちは手にしたカネを贅沢に使い、

ビジネスを大きくするためにさらに投資する。

一般の感情からはそんなに儲けたいのか、と思ったりする。

しかし、ある程度の富を手にしたらその富を回転させて

再生産を繰り返すのが理想の姿。

金儲けに人生を掛けている人間というのは、近づき難い、

嫌なやつといったイメージ

ところが資本主義ルールだと、金を世の中に

送り込む作業をする人間というのは

社会のために生きていることになる。

金儲けがいいとか悪いとかを真剣に考え抜いたとしても、

明日になって買っておいた宝くじがあたったりすれば

嬉しくてしょうがないのが人間の感情。

お金に羨望の眼差しを向け続けるのに、

世の中のほんの一握りの人間にしか微笑んでくれない現実が

金持ち」に対する嫉妬心を増幅させる。

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今年ももう終わり。

クリスマスイルミネーション

あと1週間もすれば門松に変わる。

ここ何年かで経済面で大きな事件といえば

ライブドアショックを忘れることができないでしょう。

同じ頃に起こったマンション耐震偽装問題も

当事者にとってはまだ終わっていない問題です。

ライブドア堀江社長ヒューザーの小嶋社長も、つい2??3年前までは

成功者」として「格差社会」の頂点に君臨していたわけですが、

気まぐれなマスコミからは今は忘れ去られようとしています。

奢れる者は久しからず。

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こう見てみるとここのところメディアを騒がせている

格差社会」という仕組みも、

実は勝者がずっと勝ちつづけるわけでも

ないことが見えてきます。

これまでの安定した人生が保証されなくなったのは事実で、

格差に怒りを感じてしまうことも事実

しかし、格差社会というものが今一つピンと

来ないところがあるのも事実

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この言葉自体や、振りまいている人達に抵抗感を感じてしまうのは、

どうもうまく仕掛けられている、といった感覚。

今は本当に格差社会なのか、という疑問がふつふつと沸いてしまう

のです。

このあたりの分析は「新平等社会」(山田昌弘著)で詳しく解説されていて、

格差社会」と言うキーワードを引っさげて、

なんでもかんでも小泉改革のせいにしてしまう短絡ぶりに

疑問を投げかけている。

「希望とは努力が報われると思う時に生じる、

絶望は努力してもしなくても同じだと思う時に生じる」

?? ランドルフ・ネッセ(社会心理学者) ??

この言葉が紹介されていて

1990年頃まではほとんどの人が希望を持てる条件が揃っていた」

と書かれていたが実際には努力が報われないことも結構多かった。

とくに企業が安定していた頃は実力よりも

「社内政治」??会社で生き残ることだけしか頭にない人間

結構威張っていて、それを思えば能力がないくせに権力だけは

持っている人間がいなくなるだけでも格差社会も悪くはないか。

昔はよかったというけれど、安定していた昔はそんなに良かったか、

とも思う。

自分の力で生きるという選択肢が少なく、ほとんどの人が、

企業奴隷として生きることを強いられた時代。

私も初めて就職した会社を辞めるとき、周囲から「この世の終わり」と

いうような脅しを受けたけれど、今思えばあのまま奴隷人生

生涯の価値基準にならなくて良かったと思っています。

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一方では相変わらず「成功者」たちがメディアに顔を覗かせる。

「格差」の一つの正体には他人の成功に対するねたみもある

のかもしれません。

テレビを見れば自称「セレブ」が信じられないような生活を送り、

自分もいつか、と夢を膨らませる。

勝ち組」という虚像に対する憧れや絶望感を感じながら日々を

生きさせられている嫌な感じ。

羨ましくも「うまくやりやがって」という、モヤモヤした感情。

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ところで最初に見てもらった金額は

ある企業に勤める社員の平均年収。

会社名は何かと言うと

1、テレビ朝日

2、TBS

3、日本テレビ

4、フジテレビ

5、テレビ東京

6、三菱UFJフィナンシャルグループ

7、永谷園

(MSNマネー企業概要より)

格差社会を憂いている人達が、社会の最も頂点に存在している皮肉。

普段給料が高いと批判をされている銀行でさえテレビ局には勝てない。

お茶づけ”の永谷園がこの中では最も一般社会の感覚として

納得できる企業。

こういったレベル人間が弱者の味方の振りをしたり

格差社会に怒る振りをして、スポンサーからお金をもらい、

そのスポンサー商品を我々が買う。

バカ高い広告料は販売コストとして商品価格に添加され、

それを消費者が支払い、デフレで賃金が押さえられている今でも、

テレビ局には大量のカネが流れ込む。

結局は「格差社会」という言葉事態が、

勝者で居続ける大手マスコミの商売道具であるという一面。

テレビ局なんていうのは、ほぼ独占ビジネスで、

彼らは競争相手が少なく勝ち組の代表。

郵政省からの天下りと談合に守られ、生涯が保障されている人たち。

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しかし、彼らを支援しているのは結局は我々で、

たとえば亀田兄弟。

亀田を持ち上げ、批判し、また持ち上げ

何をやっても思考回路停止のままついてきてくれる

視聴者の皆様のおかげでTV局員の高額報酬が

永遠に約束されております。

職員に代わりまして、わたくしが御礼申し上げます。

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格差社会」に限らず、テレビ、新聞の大企業マスコミ

何か言い出したらロクなことはない。

「地方の時代」と言う言葉が使われた時代があって、

そう言っている割には自分の会社は東京のど真ん中にあって、

地方の実態なんかにはこれっぽっちも興味のない連中が発信をしていた。

「女の時代」と言う言葉が使われた時代もあって、

そう言っている割にはマスコミ各社の役員に女はどれくらいいたのか。

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格差社会」は多分真実でしょう。

また、「格差」は仕方がないという言葉を、

今の時点で一応成功している企業の経営者なんかが

語っているのを見るとカチンとくるけれど、まあ真実の声でもある。

しかし、メディアが喜んで使うキーワード

いちいち振り回されるのもまた腹が立つ。

大手メディア学歴社会やコネ社会の

勝利者が集まる空っぽの洞窟。

彼らの持つ価値観は、大企業生きること以外

は敗北者という「勝者の視点」。

物凄く狭い価値観の中で、勝った負けたと騒いでいる状態。

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格差社会」というキーワードも、観測地点を変えればその通りだったり、

そうじゃなかったりするわけです。

例えば障害者に対する援助の打ち切りは格差の助長だと思うけれど、

都会に住む中産階級の子供が大学に行けるとか行けない、

というレベルの問題に関しては格差でもなんでもない。

そんなもん知るか。

メディアは一方では「格差社会」への不安を警告し、

一方では消費社会をひたすら煽る。

消費だけが幸福バロメーター

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格差社会」とか「閉塞感」という言葉が出てきた理由は、

人間味を殺ぎ落としてまでも効率よく収益を上げることが正しい経営、

という価値観に影響を受けた経営者が増えたからかもしれません。

メディアの振りまく「成功イデオロギー」だけしか選択肢が無くなった不幸。

これが格差社会の正体。

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フリーライターの宮島理さんのブログにあった記事。

―「弱者」というものが、常に「エリート」によって「発見」されるという、

これまた古典的な構図による。

 ネットカフェ難民ニート年金生活者、在日コリアン……というように、「エリート」同士の

政治闘争に利用できる、明白な「弱者」だけが「発見」されていく。

エリート」は「弱者」を利用して政治的なライバルを攻撃し、「エリート」内の階段をのぼる。

「弱者」のなかにも、それを見透かして、政治的な「利権」を手にする圧力団体

ようなものが出てくる。両者は共犯関係にある。―

http://miyajima.ne.jp/index.php?mode=res_view&no=56#nmjp57

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弱者の味方として商売を続けるエリートインテリ達は

彼らの将来を間接的に奪ってるんじゃないか。

「かわいそうなあなたたち」という視線は絶対に救いにはならない。

「自分は不幸だ」「悪いのは世の中だ」と彼らに煽られても

誰もチャンスも仕事も金も持って来てくれないぜ。

特にあいつらは。

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下流社会 第2章」の新聞広告コピーライティング。

□2005年9月の衆議院選挙で初めて自民党投票した。

石原慎太郎に心ひかれる自分がある。

オリンピックサッカーワールドカップでは心から日本を応援する。

□中国や韓国はいやだと思うことがある。

これらのコピーの上に「以上の項目が半分以上当てはまる人は下流的である“!」

と書かれていて、「格差社会」「下流社会」という言葉が、

ある種のバイアスのかかった人達の『商材』であることがなんとなく見えてしまう。

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問題は、以前ほど未来に対しての安心感

ないまま日々を送らないといけないこと。

もう一つは、一度企業社会のコースを外れてしまうと

落伍者として見られる価値観がいまだに残っていること。

フリーターや職歴の多さ、履歴書での空白を企業は嫌う。

なぜ嫌うかというと、そういう決まりだから。

なぜそういう決まりかというと、そういう決まりという決まりだから……………

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リトル・ミス・サンシャイン」という映画を今年見ました。

7歳のオリーブという少女美少女コンテスト

出場するために車でニューメキシコから

カリフォルニアに向かう旅を描いたストーリー。

アメリカ映画と言うとアクション、CGやパニック物で

エンターテイメント」としての役割を背負った作品が

圧倒的に多い。

そういったファンタジーものとは別に、

現実のつらさを描いたのがこの作品。

おもしろいのはこの映画に出てくるオリーブちゃんの父親は

金持ちになる方法を教える成功コンサルタント

人間には2種類しかいない。勝ち組と敗け組だ」が口癖。

しかし生徒は集まらず本人はビンボー。

2種類のうちでは敗け組の方。

成功コンサルタントの裏面を皮肉的に取り上げていて

この映画を見ると「ギクッ!」とする人も多いのでは?

「オレたちはみんな、敗者だ!」

映画の中で誰かが叫ぶ。

アメリカ人がみんな勝っているわけじゃない。

アメリカ人自身が「成功を追いかけ続ける敗者」で

あることをうすうす解っている。

アメリカ型成功には無数の敗者が存在することを知っている。

その成功をありがたがる「いいお客サン」である日本人

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アメリカ型を追いかけるのが難しい理由としては、

日本アメリカとのマーケットの大きさの違いがあると思います。

人口が日本の2.5倍の3億人という巨大なマーケット

抱えるのに加えて、英語圏全ての地球規模で

ビジネスの勝負ができる条件。

例えば映画ビジネスを取り上げると、作品が映画館で上映され

その後DVDキャラクターグッズが販売される。

このマーケットの大きさはアメリカ日本の5倍。

日本国内でビジネスがほぼ終わってしまう

日本との環境の差は無視できない。

もしあれだけ大きな市場があれば一発くらい狙ってみたくなるし、

多少のリスクは背負ってもいいかなと思う。

しかし、一発でかく儲ける戦略を取るには

日本ではリスクが大きすぎる。

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億万長者を生み出すベンチャービジネスからくりの一つを見てみると、

株式を上場して上場益の恩恵に浴するという戦略があります。

強引な売り込みを仕掛け、訴訟をいくつか抱えて裁判沙汰に

なってたとしても、株式上場で金が手に入れば

それでOKとする考え。

もちろんその戦略があたればバンバンザイだけれど、

上場できなければ会社は破綻。

メディアに出てくるこういった成功者達の極端な考え方が、

いつのまにか今の世の中基準になってしまった。

多くの人が抱えていることは、こんなことをしてまで

金儲けをしなきゃいけないのかよという感情。

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ビジネス成功者として華やかな世界の人達がよく取り上げられる。

しかし例えば、スナックの経営で儲けている人とか、

好きな仕事でそこそこ生きている人達なんかは

絶対にメディアでは取り上げられない。

彼らは「成功の法則」からは外れたところにいる透明人間

結局のところ、巷に言われている「成功」とはメディア

流通させるための包装紙に包まれた商品であって、

成功にも本当は色々あることは知っておいて損はない。

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成功するというのはすばらしいし、

誰もが「勝ち組」になりたいのは正直な気持ち。

しかし、「勝ち」とか「負け」とかはどっちでもいい

というベクトルも世の中には存在している。

勝つこともあれば、負けることもある。

勝ち組企業の社員になれば幸福なのか?

「勝利」を維持するためのノルマと無理な目標設定。

どんなに給料を貰っても、心を開く友人のいない職場や、

責任だけは日々大きくなるくせに何も決定権を

持たしてもらえない状態が幸福とはいえない。

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この先、我々はもう一つの成功者

生み出す必要があるんじゃないかと思います。

金とはさっぱり縁がない。だけれど成功者という存在を。

多分「格差社会」ということに関しては

我々が試されているんでしょう。

たった漢字四文字にうろたえて人生を振り回されてしまうのか、

冷静でいられるのか。

この世は金が全てか?

ノー。100%ノー。

「カネが全て」だけでは人の感情や行動にも

限界があるという事実

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格差と言う割には日本社会はかなり「のし上る自由」のある国で、

世襲制度がイギリスとかフランスよりも強くないという現実もあります。

エスタブリッシュメントは『永続性のある権力と威光の階層』を

意味するのですが、イギリスなんかは貴族社会ですから綿々と

この手の権威が継承されてきています。

しかし日本エスタブリッシュメントと言われる存在はほとんどなくて、

歴史的に見ても「下流の人間」がのし上れる社会でもあります。

豊臣秀吉は百姓出身、伊藤博文大久保利通

岩崎弥太郎は下級武士の出身。

本田宗一郎坂本竜馬も権威とは無縁の人達

ということは弱者が強者にだってなれるということ。

しかし「欧米的なもの」が進んでいて自由である、

という、でたらめばかりを言ってきた連中は、

この手のことには触れようとしない。

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別にカザフスタン型成功でもポルトガル型成功でも

カンボジア型成功でも好きなのを選べばいいのです。

ごく一部の人達が、人生ゲームでの

「あがり」を生み出す思想からの脱出を。

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アントニオ猪木の逸話の中で、こんなのがあります。

どうしても敵わない相手に押さえ込まれて、

全く体が動かない状態になった時、

小指の一本でも動かせないかともがいてみた、

という話。

とにかくもがいてみる。

すると小指の先から徐々に動かせるようになっていく。

そして小指が動くようになったら今度は手が動かせないか。

手の次は腕。

そして足、という風に少しずつでも抵抗をしていく。

うまく行かないときは絶望感に襲われてしまうけれど、

小指の先から暴れてみることを考える。

誰もが出来る小さなレジスタンス運動

結局「勝者」とはこういうことを少しでも考え、

実行できる人だと思う。

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冒頭に見てもらった年収を稼ぐ人達がつくる「社会の常識」が

いつのまにか社会を支配してしまいました。

彼らの生活基準がいつのまにかこの世の幸福になり、

そこから外れたら敗北者。

東京のごく狭い範囲で起こっていることが

日本社会の価値観として定着する。

しかし、絶望ばかりでもなくて今までよりも

時代が変わっているのも事実

例えばセレブ人達としてあこがれの的だったのは歯科医

親が金持ちで、格差の頂点にいる勝者。

絶対に負けない人達

ところがこんな事実がある。

現在コンビニが全国で4万店。

歯医者が7万店。

そして今は歯科医が開業をして初年度で25%が倒産

つまりスタートして四分の一は消えてなくなる。

今までの金持ち勝ち組が永遠ではないという証拠。

社会環境が完全に変わり、今までのやり方が通用しなくなったのも事実

これまでアウトサイダーだった「オタク」が巨大なマーケットを作り、

マンガアニメゲームが外貨を大量に獲得する。

今はかつての「負け組」が勝つ時代でもあるというのは本当でしょう。

つまり今年までの負け組来年には勝ち組にもなれるということ。

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今年の終わり。

この日記を読んでいる方は残りの数日間、

ふと一人になった時、こんなことを考えてみてはどうでしょう

自分にとって金より大事なことは何なのか。

これがこれから先のあなたを成功に導く。

金より大事なもの。

      自分の子供。

      レスポールギター

      古本屋でやっと見つけた本。

      仕事仲間とのクリスマスパーティ

      家族。

      ヒップホップダンス仲間。

      大枚をはたいて買った骨董品

      一人になる時間。

      いつも通う喫茶店の窓際の席。

      成功。

      愛車。

      ロックンロール

クリスマスのこの日。

世界中幸福を感じる人間がいて、

その何倍も不幸を感じる人間がいる。

元々クリスマスなんて家族と静かに過ごす日なのに、

いつのまにか孤独や不幸が通常よりも

増幅してしまう日になってしまった。

今、日本を覆っている「閉塞感」(マスコミだけで通用する

つまらない言葉)の正体は結構こんなことじゃないでしょうか?

他の突出した人間と比べて勝手に不幸を感じたり、

負け組」を探し出して、勝手に見下しているだけだったりする。

カネ以外のものに対する情熱を持っていれば、

この先の時代はあなたは有望。

今の時代の「成功」はまもなく消え去る。

時代は変わる。

「オレだって」「私だって」という野望が

結構受け入れられるのが、日本社会です。

そのためにはカネよりもまず「情熱」という

革命用の武器を手にする必要がある。

美しい人生を手に入れるために、心に情熱を!

そして、メリークリスマス

== == == == == == == == == == == == == == == == == == == = == == ==

      コーヒーブレイク

== == == == == == == == == == == == == == == == == == == = == == ==  

Gladys Knight and the pips - Neither one of us

http://jp.youtube.com/watch?v=1p57xtVXEAM&feature=related

この曲はサンボーンバージョンが好きでよく聴いていました。

デヴィッド・サンボーンバージョンも好きだけれど

ボーカルものもやっぱいい。

ドラマチックな盛り上げ方に時代を感じるものの、

いまこれがやれたら結構かっこいい

安室奈美恵チャンも、アメリカブラックミュージック

トレンドばっかり追いかけないで、この路線で勝負すればいいのに。

Dean Martin, Gladys Knight & The Pips

http://jp.youtube.com/watch?v=3thV0XGJlEE&feature=related

グラディスが太った安室ちゃんだった頃の映像 

アメリカシャボン玉ホリデー

"Memphis Soul Stew" King Curtis & The Kingpins (Live)

http://jp.youtube.com/watch?v=6WHcWu-1iUg&feature=related

フィラデルフィアからメンフィスヘ移動。

ギターコーネル・デュプリー

ドラムバーナード・パーディ

ファンク系は司会までラップノリでグルーブしまくっているところが

超かっちょいい。

Jaco Pastorius- Soul Intro- The Chicken (Live 1982)

http://jp.youtube.com/watch?v=RJfiYdQcQtc

メンフィスからお次はニューヨーク

ソウルつながりでジャコ。

82年のオーレックスジャズフェス日本でのライブ

ドラムピーター・アースキンの髪の毛が健在な頃で

このバンド自体は当時のジャズ界ではかなり異端な扱いでした。

どっちかというとオーケストラロックバンド

やってしまった例。

Smile by David Sanborn

http://jp.youtube.com/watch?v=9wQKl2P7Ql0

最後は東京に戻って

さんまの番組でのデイヴィッド・サンボーン

Smile 」はポール・サイモンの曲(サンボーンのライブ盤での曲)

じゃない方のスマイル。(ナット・キング・コールが歌っていた。)

この映像は以前ユーチューブで削除されていたので、

もしかしたらもうなくなっているかも。

さんま。お前は判って聴いてんのか?)

それでは皆さん、よいクリスマスを。

2007-11-12

http://anond.hatelabo.jp/20071112093446

確証バイアス(かくしょうバイアス)とは社会心理学における用語で、個人の先入観に基づいて他者を観察し、自分に都合のいい情報だけを集めて、それにより自己の先入観を補強するという現象である。

例えばグループに一人だけAという女性がいた場合(他は全員男性)、Aが様々な行動を示していたにもかかわらず、自分(男性)が持つ女性への固定観念に合致する行動だけを特別に認識して、「やはり女性は○○である」という結論を導くといった行為を指す。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A2%BA%E8%A8%BC%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9

これかな?

2007-10-18

http://anond.hatelabo.jp/20071017235038

社会心理学実験で、不正をした人間が儲かるようなシステム(つーか簡単なゲーム)を作ると、日本人欧米人に比べ不正が圧倒的に多いらしい。

>その代わり、不正をした奴の名前を公表するようにしようとか、お互いに不正を監視できるようなルールをすぐ生み出すらしい。

それはつまり以前はその不正に対して罰がなかったってことじゃないのか?つまりそれは不正じゃなかったってことじゃないのか?

どういう状況だったのかいまいちわからん。いわゆる道徳的に不正、っていうものだったのか?

もしも、道徳的にもなんともなくて、そのゲームの枠内においてのみ不正(でも罰なし)という定義だったら、そりゃあ問題ないんだからやるでしょ?

となると、やはり好意的に判断すると、道徳的には不正、っていうものだったのかな。ライアーゲームみたいな。

2007-10-17

http://anond.hatelabo.jp/20071017235038

あと日本人はまじめで良心的ってのも嘘だよ。

社会心理学実験で、不正をした人間が儲かるようなシステムを作ると、日本人外人に比べ不正が圧倒的に多いらしい。

その代わり、不正をした奴の名前を公表しようとか、お互いに不正を監視できるようなルールをすぐ生み出すらしい。

結局日本人は回りを気にすることでしか正しいことができない。

「誰も見てなくとも、神様は監視している」。逆に「誰も良い行いに気づかなくても、神様はわかってくださる」という

「神の目」がないからな日本には、人に見てもらうしかない。

この視点で、中国人について希望

嫉妬嫉妬

http://anond.hatelabo.jp/20071017233438

ワイドショーなんか殺人で捕まった人の取材で

「高級外車を乗り回し・・」って言うのは「金持ちざまーみろ」って精神だよな。外車乗り回しちゃだめなのかよ。

詐欺で儲けた金でってことならわからなくもないが、殺人犯がどんな車乗っていようが関係ないもん。

児童買春だって、被害者がかわいそうというよりは、うらやましいことしやがってけしからんって感じだし。

あと日本人はまじめで良心的ってのも嘘だよ。

社会心理学実験で、不正をした人間が儲かるようなシステム(つーか簡単なゲーム)を作ると、日本人欧米人に比べ不正が圧倒的に多いらしい。

その代わり、不正をした奴の名前を公表するようにしようとか、お互いに不正を監視できるようなルールをすぐ生み出すらしい。

欧米人個人主義だからか協力してルール作りなんて面倒なことはしない)

結局日本人は回りを気にすることでしか正しいことができない。

「誰も見てなくとも、神様は監視している」。逆に「誰も良い行いに気づかなくても、神様はわかってくださる」という

「神の目」がないからな日本には、人に見てもらうしかない

追記: ゲームの内容。

4人集まって100円玉10枚づつ渡される。その千円をみんな一つの封筒に入れて、銀行に渡しましょうと言う。(誰がいくら入れたかはわからないように)

銀行は総額を2倍にして返す。返されたら4人で平等に分ける。

全員が1000円を渡せば、全員が2000円もらえる。

だが一人がケチって500円しか出さなければ、分け前は1750円づつになる。ケチった奴はさらに500円持っているので、2250円となり

一人だけより多く儲けることが出来る。

ゲーム意図は明かされないまま、銀行の仕組みだけ教える。こうすれば儲かりますよなんてヒントも与えない。4人は面識させない、終わったらそのまま帰れる。

ゲーム中に本質を見抜き、なおかつズルい奴だけが不正をするように。テレビでも再現したが、そのときは爆笑問題太田がずるこいた。)

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