まだそこまで人数こなしてないけど、自分が通した人がその後の面接も通って採用に至った人が初めて出てきた時は嬉しかったし、次の面接で落ちた人が出てきた時は申し訳なく思った。
「ウチは1次面接で7割落とす」と言われていて、意外と落ちるんだなあと思って臨み始めたが、いざやってみたら本当にそうだった。驚くほどNGポイントを志望者が丁寧に突いてくる。
というわけで、増田が見てきた「落とした例」を列挙するよ
列挙の前に書いておく。会社から「人柄重視で、スキルは足切りするか否かを見る程度で」と言われているのでそれに従っている。スキルは次の面接で深く見ることになっている。
今の会社を辞めようとしてる(もしくはもう辞めた)のだから、転職動機とかである程度他責の話が出てくるのはあまり問題なかったりする。
ただ、その他責に対して自身がどう立ち向かったか、自身に改善の余地はなかったのか、会社を辞める以外の選択肢は無かったのか、という前向きな話が全く出てこず、会社や人の悪口に終始してしまう人がたまにいる。
一番酷いケースでは、経歴質疑応答で出てきた人物全員をdisってた輩もいた。こんな人を採用したら現場が壊されてメンヘラ社員が大量生産されるのがオチ。
もちろん面接終了後は秒でNG連絡。この傾向は書類選考では見抜けないので、来てしまうのは仕方ないんだけどな…
基本的には書類選考で落ちるはずなのだが、たまに通ってしまうことがある。求人サイトのスカウトメールを起点とするケースで起きやすい。スカウトメールは経歴がキーワードでヒットしたらbotが送るというものでしかないのだが、体面上書類をある程度通さないといけないため、ジョブホッパー型の人が書類選考を通過してしまうことがある
この手の人は退職理由を複数社聞いてみると理由に一貫性がないのが常なので、「単に嫌なことが我慢できないだけなんだな」と判断し、落としている。なお上記1番に当てはまる人は高確率でここも当てはまる。
「サブリーダーやってました!」「何々管理の経験があります!」と経歴書、自己紹介とかで高らかに言ってくるも、具体的な局面でどう動いたかを聞くとしどろもどろになったり、リーダの指導の下、単なるメンバーとしての活動を答えてしまうケース。
スキル確認は足切り程度で良いとは言え、さすがに経歴書とミスマッチな人を「スキルを深く見る次の面接」に渡すわけには行かないので、落とす。
なお、エージェント経由の応募でこの傾向が目立つ。エージェントから経歴水増し指導されてるんだろな…。
面接のタブーとして最も知られているはず…なんだが、以外とやらかす人は居る。増田も昔はそうだったし、そうなりがちなのは話を誤解されないように配慮した結果だったりするので分からなくはないんだけど、初対面の人に仕事の背景を長々と話されても何も入ってこないんだよ…こちらには透視能力ないんだし…。
スポーツに例えたら、さすがに野球とサッカーくらいのミスマッチ例は見ないが、サッカーとフットサルくらいのずれがある志望動機を平気で言ってくる人がたまにいる。もちろん志望動機の時点でも足切りなのだが、面接内の質疑応答で応募者もミスマッチに気づくのかだんだん表情が曇りがちになってくるのがデフォ。話してて申し訳なく思ってくる。
こういう人を面接するのは互いに時間の無駄だから、書類選考で落とせよ…
HPの会社概要や求人ページを見ればすぐ分かるようなレベルの質問をしてくる人がたまにいる。休暇制度とか主要取引先とか。この時点で「この人弊社に興味ないんだな」とみなして落としている。それまでの質疑応答が及第点であっても。
HPの奥地にあって増田でも把握しきれてない記事に関する質問だったらプラス評価にするけどな。そこまで見てくれるのは有り難いし。
他にも足切り要件はあるが、増田の会社独自要件になるので割愛する。ここで挙げた例は、増田が他の会社で面接官やったとしても落とす事例だ。
ところで御社はそんな贅沢を言えるくらい応募があるんですか? 応募すらない会社はどうすればいいですか?
無名の中堅がいない変なベンチャーだとこれぐらいの思い上がりは普通
ここで挙げられてる「落とした人」と一緒に働きたい、働けると思えるのかね君は
募集条件見直せよ
給料と待遇と労働条件は絶対に上げることはできませんが、相談してくれれば窓側の席にすることはできます!
ところでどこの面接も通らない人間はどうすればいいですか?
死ねばいいとおもう