2021-01-28

XX民主党 はなぜ論理的に主張できないのか

XX民主党とは

「XX民主党・・・ 自由民主党立憲民主党国民民主党 のことを指してます

この人らって、「相手を納得させるために、自分意思ロジカル表現しようとする習慣」

が欠如しているように見える。これってなんなんだろう。なぜなんだろう。と、考えています

ダメな例:立憲民主党コロナ対策提案 by 枝野

論理性の無さの具体例がコレ。

https://note.com/edanoyukio0531/n/n5fab565585bc

提案内容の良し悪しは僕には分からないが、立論のしかたが超イケてない。

枝野なんて政治家のなかではかなり頭いい方(僕よりも全然頭イイはず)なのに、これですよ。

上の記事のどこがイケてないか、念のため書いてみるとですね。

導入:台湾NZうまくいってるよね。→うんうん

冒頭で、台湾NZうまくいってるよね、参考にできるよね と始めています

本当は冒頭は「各国がコロナに苦しむ中、NZ台湾では感染封じ込めに概ね成功し、経済も順調に回復しています」とかの方が

キャッチーなんだけどね。でもまあこれはよい

つづいて:台湾NZうまくいってるのは、ゼロコロナを目指したから →雑すぎないか

うまく行っている理由が、ゼロコロナを目指して「徹底的な感染の封じ込めに取り組んだ」ことが奏功、

としている。これはさすがに雑すぎるだろう。

ゼロコロナを目指すことは、原因ではなくて、結果なのだろうに。

というのも。そもそも はじめから Withコロナを目指す国なんて いるわけがない。

しくじってコロナ蔓延させてしまった国たちが、

仕方なく Withコロナいかにして国民生活を回していけるか考えているわけですよね。

ゼロコロナを目指しさえすれば、ゼロコロナが達成できる、だったらパンデミックなんて起こってない。

つづいて:台湾NZうまくいってるのは、島国から →おいおい

んじゃ、なぜ台湾NZではゼロコロナが達成できてるんだろうか?

この問いを立て、彼らのやっていることを分析し、日本も真似よう! まあそういう筋立てになるべきですよね。

ところがこの問いに対する答えは、「台湾NZ島国日本も同じ島国からできるはずだ」で終わっているw

おいおい。

結論:ぼくの考えたさいきょうのたいさく →待ってくれよ

こんなふんわりした掛け声から、どう具体的な対策はが生み出されるかというと

台湾NZ成功との関連性が全く見えない、3つのプラン唐突に出てきておわり。

なにこの「ぼくの考えたさいきょうのたいさく」。

結論が正しくても 論理破綻していたら無意味

なんとも、極めて残念な立論だと思うのですね。

たとえ提案内容が正しく、丹念に検討されたものだったとしても、それを納得させるための論理破綻している。

これじゃ誰も立ち止まって聞いてくれやしないっすよ、残念極まりない。

XX民主党ダメ理由

なんでこんなことに、なってしまうのでしょうか。

僕が思うに。「自分意見を、違う意見の持ち主に納得させようとする」

という良い大人なら、極めて日常的に行われる営み、XX民主党の人たちには欠如しているのではないか

本来選挙で勝つための王道っていうのは、自分意見を、異なる意見もつ有権者に訴えて、

ほおアイツの言うこともモットモだ、と思わせること(小泉純一郎なんかはそれだな)。

野党であればなおのこと、その戦略に頼らざるを得ないはずなんだが

XX民主党与野党わず、全員この試みを放棄して、次の戦略をとっている。

  1. 多数派意見自分意見として訴える(例:「国民はこう考えているんですよ!」)
  2. 集票力のある支援者意見を、自分意見にする(連合、教団、後援会・・・

そうして票を集めるために、最初から結論多数派意見に合わせようとするから論理おざなりになる。

論理おざなりになることの副作用

論理おざなりになるということは、大変深刻だと思うのですね。

政策決定プロセスブラックボックス

モリカケ桜、学術会議問題なんかで共通する

問題本質は、政策決定プロセス不透明性ですよね。

結論が正しければ正しいんだ」「連合意見と一致したからこれがいいんだ」

政策を決められると、困る。なぜか。

状況変化に対して無力

結論に至るプロセスブラックボックス化されると何が問題かというと、

状況の変化に対して政策を柔軟に変えることができなくなる。

政策の前提となるINPUTに変化があれば、それは政策変更のトリガになるべきなのに

どのようなINPUTから政策立案されているか可視化されていないと、その変化を検知できない。

かくして1945.8.15まで戦争が続けられる、と、まあこれは飛躍ですが

やばいねこれは。

この問題が、自民党だけでなく、すべての XX民主党政策立案共通してんだよな。

フルーツバスケット

いきなり乱暴結論に飛躍しますが。

この構造を変えるには、まずは人を全取り換えしてみるしかなさそうな気がしてます

多選の禁止、すなわち現職・元職の議員出馬禁止

こうすれば属人化も防げてあらゆる議論可視化され、一石二鳥なんでないの。

僕今まで選挙に行ったことないけど、もしフルーツバスケット党ができれば、一票いれるよ。

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