2020-11-11

自分用に開発した音声認識機能付の単語サービス公開してみた

中国語勉強を始めるにあたって自分用に単語アプリを作ってたら思ったより

大掛かりになってしまったのでせっかくなのでドメイン取得して公開してみたよ

当初は1週間くらいで完成させる予定だったけど2ヶ月くらいかかってしまった……

https://ankilt.net/

サービス名はankilt(アンキルト)

イメージとしては↓な感じ

https://i.imgur.com/VE4mA72.mp4

単語アプリなんて今どき競合だらけだと思うけど

既存スマホアプリは多くがデバイス間のデータの共有(特にPCとの)がやたら面倒だったり

編集画面スマホしか提供してなかったり微妙に不便なものが多かったので

今回はWebサービス(+PWA)として自分好みなUIで開発してみたよ、粗い部分もあるけどとりあえず公開だけ。

途中経過の保存とかは無理だけど一応未ログインでも使えるのと、

会員登録さえすれば覚えた単語、覚えてない単語シャッフル機能で並び替えたカードの順番とかが更新した瞬間にDBと同期されるので

朝に自宅のPCで半分くらい暗記して残りは職場の昼休みスマホからワンタップでそのまま続きを実行する、とかができる。

正否判定的な機能自由度高くするため敢えて緩め。



目玉機能としては音声認識発音確認ができること(win&androidchrome限定だけど)

一応中国語以外も英語韓国語などには対応してる

日本人には『right』『light』とか『year』『ear』の発音が難しいとはよく言われてるけど、その辺りの発音感覚音声認識のできる範囲で掴むことができるよ

あとは、中国語(簡体字限定)ではピンイン自動で表示してくれたりする



今回開発してて一番失敗だったと思ったのは、公開前提じゃなかったのでマネタイズかについての展開を開発中あんまり考えてなかったこと。

今回PWAとしてスマホアプリと近いものWeb実装する感じを意識したけど、このやり方だと広告サービス審査にはまあ大体は落ちる。

Ankilt単語帳一覧があって、その下に詳細ページ的な位置づけとして単語帳の実行画面があるページ設計になっている。

実行画面のファーストビューでは大体『apple』とかの1ワードが表示されてるだけなので、AdSenseを始めとしたASPからすると『文字が少ない=価値がないコンテンツ』と見なされてしまうみたいだった。

多くのASPSSPWeb広告あくまWebメディアブログ用のサービスであって、

いかがでしたブログでも適当に作った5chコピペブログでもいいか一定文字数で埋まったページではないと価値があるとは認めてくれないようで、

文字が少ないこの手のアプリブラウザゲームPWAとして実装した場合、仮にどんなに高機能品質の高いものを開発したとしても上記理由

基本的には単価が低いかアダルト寄りなもの以外つけにくく、サブスクモデルならともかくとして既存の人気ASP依存した広告収入モデルとはかなり相性悪そうだと思った。

マネタイズを狙うならもっとちゃんWebライクなインターフェースにして文字をなんとか埋めたりしてASP忖度するか、

またはガワネイティブででも同じ仕様ネイティブアプリを作ってアプリ広告(これはWeb広告審査基準がまた異なる)を載せた上でPlay Storeとかで配信する、

みたいなところに結局行き着いちゃう気がする(そこまでやるならPWAをやる意味は…)

要するにWeb用の広告からは「こんなのWebメディアじゃないか広告載せさせない」って言われてて、アプリ用の広告からは「こんなのアプリじゃないか広告載せさせない」って言われているような状態

ちなみにガワネイティブ案の場合広告審査とは別にGoogleAppleアプリ審査を通過するためにまた知恵を絞らなければならない。

調べてみるとPWA開発で同じような問題に直面してる人はまあまあいそうだった。

PWAってこの辺の事情があるから魅力的な技術の割に未だに流行んないのかなぁって気がした。

既存Webサービスを補助としてPWA対応するとかならまだしもガチガチアプリゲーム最初からPWAで作るなら心捨てていかがでしたブログでも作った方が金目当てだったらどう考えても楽だし得。

この辺りなんか良いサービス選択肢ないのかなぁ。

まあ今回は公開しても利用者自分だけとかになる可能性もあるので次回の教訓としてとりあえずは考えないことに。



今は最低限だけ実装してる感じだけどモチベの問題もあるのでもし需要があれば拡張していく予定。

まあよかったら見てみてね。

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