2015-09-04

ヘイト創作」についての雑な感想刀剣乱舞ヘイト創作問題から

世の中には、「ヘイト創作」というものがあるらしい。いや、ある。

それに関してはピクシブ百科 http://dic.pixiv.net/a/%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%88%E5%89%B5%E4%BD%9C あたり、

実害やら前例に関しては ピクシブ百科「冬木ちゃんねる」 http://dic.pixiv.net/a/%E5%86%AC%E6%9C%A8%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%8B

なんかが詳しいので説明は省く。

今ざっくり言ってこの問題あたりで刀剣乱舞界隈が揺れている。

これに「同人公式はなんぞや問題」というものも並行して議論があって、なかなかに混迷を極めている。

今回のごたごたの機会に、ちょっと分析してみて、いろいろ考えたことについて以下にまとめてみる。

分析感想であって、提言でも注意喚起でもない。一種の野次馬根性研究精神表現としては近い。

ヘイト創作について考えてみよう!というわけだが、

ヘイト創作」と「特殊性癖やらのアレコレを含む二次創作(リョナバットエンド・闇落ち…etc)」の違いについて考えるのをきっかけにしてみたい。

私の言う「違い」の意味するところだが、今回はひとまず、閲覧者側の区別ではなく、書き手精神によりスポットを当てる。

ので今回は、読み手から区別がつかない!とかそれによって出る被害について考察するのは今回の主題ではない。

定義しておくが「ヘイト創作」は上記の基準によるもので、夢全般創作さにわ全般を指すものでは決してないということを最初に明記しておきたい。

ちなみに当方相模鯖のさにわであり、成人済みの腐女子である。ちびちびと自分でも描いたり書いたりする。

ヘイト創作を選んで見ることはしないが、闇落ち・リョナの類は選んで見ることがある。

まぁそんな一プレイヤーの戯言です。


さて、まず両者の違う点について、結論から言えば、

創作の主目的

にある。

後者目的なんて、そりゃあ「好きなキャラクターを好きな方法で可愛がること」である

人によって可愛がり方は様々だが、その主目的は「特殊なアレコレ(と今のところ考えられる風潮のある傾向)」でない二次創作と変わらない。

ヘイト創作」を書く目的、読む目的とは何か?を純化して、それでなくてはならない理由を考えてみると、

「誰かの不幸な状態・誰かが攻撃されている様を面白がること」にある。

オリキャラ可愛がりも俺TUEEEEも、閲覧数稼ぎも、ジャンル荒らしも、それは目的を達成させる動機ひとつであって、主目的ではない。

なぜなら、それらは「ヘイト創作」というジャンルの形をとらずとも、他の二次創作で達成することができるものからだ。

ヘイト創作にあたらない、オリキャラ可愛がり、俺TUEEE、閲覧数稼ぎ、ついでにジャンル荒らしも、きちんと存在している。

「誰かの不幸な状態・誰かが攻撃されている様を面白がること」

これは大きさに個人差はあれど、多くの人間存在している。

頑なに拒否するそこのあなた、胸に手を当てて考えてみてくだされ。

この面白さが一定の支持を得ていなければ、

ゴシップ誌もワイドショーも、「ご近所付き合いの怖~い話」みたいなレディコミの類も存在しない。

ヘイト創作」は、根源にこの主目的を持っている。それが様々な形をとって創作され、消費されている。

それ自体は、特に悪いことでも良いことでもない。ただただ、そういう現象存在している。

両者の大きな差はまた、「主目的キャラクターという存在あるかないか」とも言い換えることができる。

ヘイト創作」がエアプ、原作未読、未視聴でも作り出せる理由はここにある。

そしてここが、大戦争の原因なのだ


キャラクターを可愛がること」を目的とする二次創作者と、「キャラクター目的に含めない」二次創作者が存在し、

それらがお互いの居場所を食い荒らし始めた場合、当然のように衝突・摩擦が起きる。

二次創作、そして同人界隈における、衝突・摩擦は最も避けられるべきものひとつだ。

なぜなら、同人とは辞書通りに言えば、同好の士が集まったコミュニティであり、衝突によって同好の士でなくなったら最後、それは概念ごと崩壊するからだ。

崩壊の例は様々だが、とにかくありがたい状態ではないし、精神的、社会的物理レベルまで取り返しのつかない事態さえ発生する。

そのために、これらの衝突は皆が注視し、議論し、時に殴り合う。

それ自体が衝突と化していくことも往々にしてあるのだが、流れとしてこうなってしまうのが、同人というコミュニティ存続のための危機意識なのだ

この、コミュニティの維持には大変なエネルギー必要とする。

一人で創作して楽しむのとは異なり、創作へのエネルギー+コミュニティ維持へのエネルギーが、現状の二次創作には必要になる。

以上のように考察してみた。

ヘイト創作」が二次創作として1つの位置づけをとり、

かつ同人というコミュニティ崩壊させない安定した存在となるには、

書き手読み手双方の、創作・鑑賞の主目的への自覚

・衝突を避けるための手段をつくす

の二点が必要になるだろう。

コミュニティ破壊自体をたくらむ人の話はまた後日、だし

大変に雑な分析ではあるが、

ヘイト創作について考える人への1つの視点提供になれば、自分野次馬根性昇華として嬉しく思う。


個人的アドバイスをすると「誰かの不幸を面白がりたい気分」になったとき知恵袋とか覗くと省エネで発散できていいと思う。





追記:9月5日に一部修正

  • いや、ヘイト創作とは何かってことが知りたいなら、作品とその作者と読者をリサーチしないことには始まらないんじゃないか? コレ分析っていっていうかただの想像だよね? 外部から...

    • 貴重なご意見ありがとうございます。上のエントリの筆者です。 ご指摘のとおり、今回の文には想像の部分が多くあります。 今回、これを書くにあたって、ヘイト創作を面白く読んで...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん