2013-02-10

近未来の悲観的予測(a)

経済背景

2020年代に日本デフォルトする

デフォルトすると政府部門の予算がなくなり統治体制が危うくなる

現在シリアを見ても分かるとおり、資金供給が充分にない状態だと政府軍は1年程度しか兵站を維持できない

日本資源は大して存在しないが企業の莫大な所得収入(地球規模で稼いで東京本社所得が分配される)があるので、日本を支配するメリットは少なくない

近隣諸国

2020年の段階で中国は今の発展を維持できるかどうか微妙だが、人口動態からすると現状程度で推移すると考えられる

韓国北朝鮮はこのまま中国属国化するであろう(というか最初から属国)

ロシアは堅調に推移する

海洋国家である日本に他に軍事的に関わりを持てるのは北米同盟オーストラリア

アメリカ日本前後してデフォルトしているか財政的に苦境に陥っているであろう

国連は相変わらず常任理事国の代弁機関であると思われる

利害

・他国が日本全土を占領する意味はあまりない。山しかないし、田舎なんて何の経済的利益もない

本社機能を有する東京代替機能をある程度有する大阪を確保する利益は大きい。仙台名古屋福岡大企業本社移転するにはやや狭いが念のため確保の必要がある

本社機能移転するまもなく関東平野制圧し、そこにいる人材ごと軟禁した上で、企業権益株式を接収すると利益が大きい

本社機能が逃げられることを予防するために、仙台大阪名古屋福岡は占拠しておくか破壊しておくのが望ましい

 

とすると近隣諸国の最善手は

デフォルトするまでに紛争状態・本気でない戦争状態を作りだしておいて、大義名分やなし崩しで動ける状態を作っておく

(いきなり参戦するのはなかなかハードルが高い…WW2でソビエトはやってのけたけど)

となる。

以上から考えられる予測

中国およびロシアは、尖閣しろ北方領土しろ、それらを口実にして紛争状態を開始する

ゆっくり、非常にゆっくり戦線を拡大する

日本事実上デフォルトに陥ったら適当な理由をつけて(あるいはつけないかもしれない)本州攻撃を開始する

国連安保理拒否権機能しない

アメリカは建前上守りには行くが、予算不足であまり作戦行動ができない

オーストラリアダークホースだが、海軍規模からするとそれほど激しく動けない

・上記により中国ロシアアメリカの3国の利害が入り乱れるが、占領政策を維持し続けられるのは地理的に近い中国ロシアアメリカは分が悪い

しか大阪東京では東京のほうが戦略重要性が高すぎるため、[太陽の黙示録]のように東日本西日本で分割するのは両者が合意しない

・2国+α(アメリカ)の直接戦闘はその後のコストを考えても割に合わないのでどこかで手打ちが行われる

 (手打ちが不調だった場合山手線東西ベルリンの壁38度線のような構造物ができる可能性がある)

本州戦後アメリカは建前上多少応戦するが押し返される

・そうこうしているうちに日本政府自衛隊予算が尽きる

自衛隊能力がかなりの程度減弱したところで、総攻撃開始

本州東京以外の大都市は陽動部隊を送り込みつつも、本攻撃は核または大量のミサイル都市インフラ破壊しておく

・それと前後して北方面からロシアが、西方から中国が防空網および海上防衛網突破、地上部隊が関東東京制圧

関東圏は中国およびロシア混成軍に占領され、政治機能も奪われる。占領地域日本人財産を接収される

必要に応じて中国は本土から農村部の膨大な余剰人口を入植させる

どうだろう? シミュレーションとしては何か無理あるかな?

  • 直接統治は面倒だから、東京臨時政府を作らせちゃって、その収入を両国で分配するのが楽なんじゃなかろうか。 大阪も同様。滅ぼすメリットよりはショバ代取り上げたほうがよさそう...

  • 士郎正宗先生。 早くアップルシードの続きを描いてください。

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