はてなキーワード: 自由主義思想とは
『80年代には海外では見直されていた「生活習慣病」という考え方』
https://news.yahoo.co.jp/articles/5015da26607a03ab2fd804f94bd39019607c12f9?page=3
ーー先生が立て続けに、「生活習慣病」について書いた論文を読んで驚いたのは、当初、アメリカでは真逆の発想で導入されたという事実です。1950年代から60年代にかけて公民権運動が活発になった時に、自由主義思想の広がりと共に広がったと書かれていますね。
《生活習慣病概念は自由主義的自己決定権意識と結びつくことで、自らの将来を自らの力で変えることができるという「健康版アメリカンドリーム」として米国の市民・政府・科学者の間で広く受け入れられたのである。(『糖尿病プラクティス』38巻2号)》
元々は、「生活習慣病」は、「専門家に縛られず、自分で自分の未来を切り開く」というアメリカンドリームだったんです。当時の発想としてはすごく良かったし、その考え自体は今後も活かすべきだと思います。
これ凄く重要な指摘だな
なるほど、「生活習慣病」という発想も、元々はそこまで悪いものではなかったんだね
パターナリズム(父権主義)に対する反抗の趣旨を含む概念だったと。
でも今は寧ろ逆だよなあ
俺はフェミニストではなくて横から見てるだけだけど、フェミニズムの問題意識と弱者男性の問題意識は根本的に違うんだよ。
フェミニズムは機会や競争環境の不平等を問題視してる。能力があるにも関わらずガラスの天井で阻まれてるって考えてる。根底は自由競争による結果の不平等を是とする自由主義思想。経済右派。
弱者男性は機会や競争環境じゃなくて能力や結果の不平等を問題視してる。反自由主義であり社会主義、経済左派なんだよ。
この話題で「フェミはー」って考える人は右翼・左翼の1軸で捉えてた上でフェミ=左派だと考えてる人が多いと思うけど、右翼左翼の1軸での分類は全くもって現実を反映できない欠陥品。フェミや弱者男性や自分自身が何を考えているのか理解したかったら、とりあえず経済右派左派と権威主義・反権威主義の2軸の「ポリティカルコンパス」を導入するところから始めよう。
その自由主義的な流動性を高めるアプローチはセーフティネットが盤石で人々に受容されていなければうまく機能しないが、日本人は失敗を恐れドロップアウトである無職や生活保護受給者を蔑視しがちな空気を払拭しきれずにいる、ましてフリーターや派遣社員ですらそれを生む社会でなく当人を責める風潮があるから、純粋な自由主義思想、ひいては資本主義に厳密に準拠する政策を取ることは不可能であり、社会主義的なパターナリズム、介入による裁量的救済、つまり個別的な福祉政策を混ぜ込んでスマートではないやり方をして綻んだそばからせっせとパッチワークし続けていくことで「失敗」自体を誤魔化す道しか選べないのである。日本人には「裁量よりルール」の発想は不可能である。しらんけど。
逆だろ?
とにかく自由にするのが最適なんだ!という考えのもと法人と富裕層をとにかく減税してきたから財源がなくなったんだよ。
挙句の果てに、そいつらが金を溜め込みまくったから、景気も悪化した。
更にいうとこれは100年前の再来な。100年前も自由主義がおき、その元産業化がすすんだ。だが、貧富の格差が膨れ上がり、さらにはバブル生成、バブル崩壊と、バブル崩壊後の長期不況が起きた。
その過程の中で、ドイツはメフォ手形を使っての財政出動をしたが、行きづまって海外拡張をした。
日本でも国を守る兵士の姉妹が貧困ゆえに売春宿に売られるとは何事だ!と226事件が起きた。226事件は鎮圧されたが、軍部が強引に物事を動かすのが良いという風土になり、二次大戦に至った。
一方で、ケインズが生まれ、資金循環についての思想が生まれた。西側諸国であれど、戦前の自由主義思想は放逐されて、国が資金循環を調整する考えがあった。
ケインズ単独ではオイルショックのような突然の生産力減少に対処できないが、だからといってケインズを否定する形で生まれた新自由主義はそれに解を与えるものでもない。
ただバブル生成崩壊とバブル後の長期不況が起きるという100年前と全く同じ流れとなっている。失われた30年を作った。
ケインズ時代に富裕層、法人にとって税金が高くて嫌だったというのはわからんでもないが、放置していたら金を溜め込んで景気を落とす。