「ペ・ドゥナ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ペ・ドゥナとは

2020-02-05

ネタバレあり 「『ほえる犬は噛まないからパラサイト 半地下の家族』を逆投射

久しぶりに「ほえる犬は噛まない」(以下犬噛)を見たら(2回目) 意外と「パラサイトそっくりじゃん!と思ったので書く。

下書きなし。


・大枠…社会階層

 上→→→→→下

 犬噛:学長→→→大学同窓の先輩後輩→主人公コ・ユンジュ夫婦→パク・ヒョンナムペ・ドゥナ)とチャンミ≒ピョン警備員≒つば吐きおばさん(Granny,キム・ジング)→浮浪者(Shadowman、キム・レハ)

 半地下:社長夫婦→半地下一家→全地下一家


 パラサイトは「格差社会映画とよく言われるが、犬噛と併せて考えると「勝ち組負け組」の映画と言った方が適切かもしれない。

 あるいは「勝ち組負け組」の構図のなかの特殊例か?

 犬噛の方には、上記のほか、パク・ヒョンナム上位者としての団地管理人上司たちがいる(勝ち組)。また、電車の中で物乞いをする肺病の親子も出てくる(負け組)。

 主人公コ・ユンジュは文系大学教員真面目系クズ。同期(や後輩)が出世したり安定した生活をしているのに、ほぼ無職子供のころは死ぬほど勉強すれば(するだけで)教授になれると思っていたが…

 犬噛の最下層の住人は半地下の誕生日トラウマ全地下おじさんにビジュアル面では瓜二つである

 その予期せぬ登場がストーリー上の重要ポイントであるところも似ている。

 違うのはShadowmanの方が知的障碍者である一方、誕生日トラウマおじさんは法律にも詳しいインテリであるところ。

 さすがに現代知的障碍者殺人を犯しますよ、とか直球のタブーからやむを得ない。

夫婦

 コ・ユンジュ夫婦は二人暮らしの家庭(妻は妊娠中) 上述のように人文系大学教員≒無収入の夫を銀行で働く妻の収入で支えている。

 家庭内には明白なヒエラルキーがあり、妻の理不尽にも思える命令に反発しつつも逆らえない子供じみたダメユンジュの生態がおもしろおかしく(そしてかなしく)描かれるのが前半の流れである

 どこからどうみても夫婦円満とは言いがたい。

 

2019-01-12

anond:20190111180250

俺もペ・ドゥナは好きだが、観客にペ・ドゥナを知っていることを要求するのは厳しい。

あと親父がこんなもの書いてたと知ったら自分ならグレる。

2019-01-11

anond:20190111180250

ツッコミが終始冷静なのがどう出るか。後半にかけて盛り上げてく感じでもいいような。

そしてペ・ドゥナかわいい

まれて初めて漫才ネタを書いた19歳女子大生です!感想お願いしま

はいどうもー」

「僕、今でこそ漫才師やってますけど、昔は刑事になりたかったんです」

唐突やね」

刑事ドラマって、テレビでよくやってたじゃないですか」

「あったね。たしかに、子どものころは憧れたね」

踊る大捜査線

「テッパンやね」

太陽にほえろ

「最高やね」

ジーパン刑事デカ)」

松田優作さんね、かっこよかったね」

あぶない刑事デカ)」

「舘と柴田

スケバン刑事デカ)」

ヨーヨーで戦うやつね」

「あと、ペニバン刑事デカ)」

「……?」

「ペニバン刑事デカ)」

「2回言った!なに、その刑事デカ)!」

「知らないの?ペニバン刑事デカ)」

「知らんよ!知らんし、《ペニバン》って公衆面前で言っていい単語なん?」

「《ペニバン》っていうのは…」

説明せんでいいから!」

「全世界の《ペ》の中で2番目にすごい、ってことなんだけど」

「……?」

「どうした?」

「…おれの思っていた《ペニバン》と違う」

「どんなのを想像してたんだよ」

「こんなとこで言えるか!…そもそも何やねん『全世界の《ペ》の中で2番目にすごい』て」

「いやもう、そのまんまだよ」

世界の《ペ》の中でランキングがあるってこと?ほな、1番すごいのは誰やねん!ペ・ヨンジュンか?」

「1番は、ペ・ドゥナだよ」

「ほな、ヨンジュンは何番やねん」

「2番」

「ペニバン刑事デカ)やないかペ・ヨンジュン、ペニバン刑事デカ)やないか!」

「そうだよ。何言ってるの?今さら

「そんな常識みたいに言われても」

「覚えてる?あの名シーン、雪だるまのシーン」

「知らんよ、そんなん」

「2人で作った雪だるまキスさせて」

「……」

からの、2人がキス!」

冬ソナやん」

「あのときユジン、かわいかったよね」

冬ソナやん」

「あと、雪玉のシーンもいいよね」

「……」

「『プレゼント!』っていいながら雪玉を投げて」

「それも冬ソナやん」

「雪玉を割ったら、本当のプレゼント

「もうええけど、平成が終わろうとしてるのに、その熱量冬ソナの話する?」

「雪玉の中から、巨大なディルドのついた黒ブリーフ

「ペニバンやん!」

「……?」

「それがペニバンやん!」

「ペ…ニ…?」

「ほんまは知ってるやろ!そんで、今そんな『不思議やな?』って顔するとこ?」

「(無視して)で、ヨンジュンはその黒ブリーフをおもむろに履く!」

「おれが最初に思い描いていたペニバン刑事デカ)の格好や」

「ここであの名台詞!『ぼくはペニバン刑事デカ)なんだよ』」

「せやろね」

「ここで曲が流れる!『あ〜いよ〜 き〜えないで も〜う〜』」

「……」

普段このタイミング流れるのはEDなんやけど、このときOP曲なのが、またアツい!」

「いや、それはたしかにアツい展開やけど!」

「だろ!」

「…ちょっと気になるからED曲を歌ってくれる?」

「『アスファールトータイヤをきりつけーなーがらー』

「《GET WILD》やんか!そして、やっぱりさっきのOP曲は《City Hunter〜愛よ消えないで〜》やないか!」

「お、知ってる?名曲だよね〜」

「そら知ってるよ!だってシティーハンターの曲やからね!」

「よく知ってるね〜、さすがこのネタを書いてるのが33歳既婚子持ちのおじさんだけあるね」

「設定めちゃくちゃやな!もうええわ」

2010-03-05

2010 第33回 日本アカデミー賞

空気人形」のペ・ドゥナよかったんだけどなー。

まあ、他の主演女優賞の映画みてないからなんともいえないんだけど。

個人的によかった去年公開された邦画は「ディアドクター」、「空気人形」、「愛のむきだし」あたりです。

サマーウォーズ」はまだみてないよ。

みんとねー。

【受賞者一覧】

◆最優秀作品賞:『沈まぬ太陽

◆最優秀アニメーション作品賞:『サマーウォーズ』(細田守監督

◆最優秀監督賞:木村大作『劒岳 点の記』

◆最優秀主演男優賞:渡辺謙沈まぬ太陽

◆最優秀主演女優賞:松たか子/『ヴィヨンの妻桜桃タンポポ~』

◆最優秀助演男優賞:香川照之/『劒岳 点の記』

◆最優秀助演女優賞:余貴美子:『ディア・ドクター

◆最優秀脚本賞:西川美和/『ディア・ドクター

◆最優秀音楽賞:池辺晋一郎/『劒岳 点の記』

◆最優秀撮影賞:木村大作/『劒岳 点の記』

◆最優秀照明賞:川辺隆之/『劒岳 点の記』

◆最優秀美術賞:種田陽平・矢内京子/『ヴィヨンの妻桜桃タンポポ~』

◆最優秀録音賞:斉藤禎一・石寺健一/『劒岳 点の記』

◆最優秀編集賞:新井孝夫/『沈まぬ太陽

新人俳優賞:

岡田将生/『ホノカアボーイ』『僕の初恋をキミに捧ぐ』『重力ピエロ

水嶋ヒロ/『ドロップ

溝端淳平/『赤い糸

渡辺大知/『色即ぜねれいしょん

榮倉奈々/『余命1か月の花嫁

志田未来/『誰も守ってくれない

平愛梨/『20世紀少年<第2章>最後の希望』、『20世紀少年<最終章>ぼくらの旗』

◆最優秀外国作品賞:『グラン・トリノ』(配給:ワーナー・ブラザース映画

◆協会特別賞:羽田澄子(記録映画作家)、帆苅幸雄音響効果)、松下潔(背景)、松田孝(衣装

会長特別賞:故 中岡源権(照明)、故 松林宗惠(監督)、故 村木与四郎(美術

会長功労賞:三國連太郎西田敏行/『釣りバカ日誌シリーズ

◆協会栄誉賞:故 森繁久彌俳優

◆話題賞俳優部門:綾瀬はるか/『おっぱいバレー

◆話題賞作品部門:『アマルフィ 女神の報酬

2009-09-28

空気人形」について

ペ・ドゥナが心を持ったダッチワイフ(はいはい、空気人形ですね)を演じる映画

事前の予想・期待を裏切られた点が二つあったので、それについて書きたくなったのだが、他にかけるところがないのでここで書く。

mixiとか、ブログとかだと、正直な事は書けないものだね。

でも、別になにかちゃんとしたまとまりがあることを書くわけではないく、ただ感じたことをだらだらと書くだけ。

なので別に面白いものでもなんでもない。そんなものでも書ける増田って便利だな。

また、ストーリの解説をやるつもりはないが、ネタばれは盛大にしていくので、映画をこれから観るつもりの人は読まないでください。読んでも面白いことは書かないしね。



まず第一点。この映画予告編を見た時点で即、観に行く事に決めていた。予告編に映し出された、ペ・ドゥナ、オダギリ、あるいは是枝監督のゆえ、ではなく、板尾創路の演じるダッチワイフ所有者の悲哀のゆえ。

あまりに悲しい...だって、自分ダッチワイフに別の男へ走られて、捨てられるんだぜ!

サマーウォーズ」とか「時をかける少女」を観て落ち込む男が色々といるようだけど、そういう人達にも観てもらいたいな。

俺は「サマーウォーズ」を観ても特に何も思わなかったんだけど、あれで落ち込む人達にはこれに何か感じたりするのだろうか?

予告編の中でペ・ドゥナARATAデートをし、自分の作り主であるオダギリ・ジョーに出会う。はいはい、やっぱ男前の方がいいよねと(まあARATAはそんなに男前ではないが)。

なので映画的にそこら辺は当然だろうと思ったのだが、同時に俺としてはこの綺麗で幻想的なように見える作品のなかで、板尾の役にはどういう結末が用意されているのだろう?という点に関心を持った。

予告のなかでも板尾ペ・ドゥナに元に戻ってくれ、と頼むシーンがあるのだが、俺はそこに行くまでにペ・ドゥナ精神的に裏切られていた事がわかって傷つくシーンがあるのだと勝手に思っていたのだよね。

劇中、心を持って動くようになったペ・ドゥナダッチワイフ板尾以外の人間からは人間として認識されるが、板尾からはダッチワイフとして認識され続ける。なので板尾ペ・ドゥナと一緒に風呂に入ったり、膝枕をしてもらったりする。この膝枕のシーンで、俺は恥ずかしながらまじうらやましさを感じたのだが、でもその裏でペ・ドゥナARATAの事が好きになり、板尾からのキスを避けようとしたり、板尾が眠った後、シャワーを浴びたりする。板尾ペ・ドゥナは完全に自分のものだという幻想の中にいるわけだが(だってダッチワイフだからね)、ペ・ドゥナの心は完全に裏切っていた。

だから板尾に一体どういう決着をつけてやるのかと思っていたら、何のことはない、板尾は完全に女の形をした自分の鏡がほしかっただけ、という設定なのだ。ペ・ドゥナに心があることが分かった後でも、板尾精神的に裏切られていたことを知る事はないまま、心をなくしてくれと頼む。俺が興味のあった点は、まるでペ・ドゥナの方が被害者である、かわいそうな存在というポジションを取ることで解決されてしまっていた。板尾が「ダッチワイフ」のペ・ドゥナラブラブ一人芝居をしている裏で、ペ・ドゥナARATAに恋して、そして悔しいかな正直、非常にかわいいデートをしていたりして、はっきり言って板尾の方が滑稽な哀れなピエロであったというのに。

で、第二点。そういう勝手な期待をしていたものだから映画の中盤くらいでなんか肩透かしを食らわされた様に感じたのだけど、実はその後、この映画はこっちがまったく予想していなかった素晴らしい方向で予想を裏切ってくれる!救いの神はなくとも、悪意の悪魔はいるというか。なんとこの映画の後半には、モダンホラーイメージがあるのだ!モダンホラー日常生活の中に紛れ込んだ恐怖を描くものと定義されているとおもう。この映画は半分過ぎまでファンタシーの要素がありつつも、基本日常生活を描写していく。そこからオダギリジョー人形制作所へ...あのシーンで、「悪魔のいけにえ」の地下室を思い出したのは俺だけではあるまい!

そしてペ・ドゥナARATAの最後のからみ、さらにその後のシーン。すばらしい!善きことを意図しながら、意図していた事とは全然違う結果になるという、経済学で言うところの Unintentional Consequence!って、ちょっと違うけど、でもあの意図のすれ違いはすばらしい。そしてそのシーンのペ・ドゥナが美しい。正直あそこで終れ!とすら思ったよ。ま、こんな事を思っているような人間だから、俺は板尾の役に共感を感じたりする事になるんだろうがな。

 
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