はてなキーワード: インナーウェアとは
全く止まってないしラブタイツ以降大幅にレッグウェア部門の売上落としたで、レナウンインクス子会社化でインナーウェアは51%増したのに、同じくレナウンインクスを子会社にしたレッグウェアは34.2%減少した。
https://www.atsugi.co.jp/ir/stockholder.html
[繊維事業]
(1) レッグウエア分野
新型コロナウイルス感染症の拡大による取引先店舗の臨時休業、在宅勤務や外出自粛の広がりを背景とした個人消費の冷え込み、生活様式の急激な変化等の影響を受け、プレーンストッキングなどのベーシック商品の販売が期初より苦戦し、更には最盛期である秋冬期においてもタイツなどの季節商品が伸び悩むなど全般的に厳しく、同分野の連結売上高は9,899百万円(前期比34.2%減)となりました。
(2) インナーウエア分野
レッグウエア同様、新型コロナウイルス感染症の拡大による取引先店舗の営業自粛、在宅勤務や外出自粛等の影響を受けましたが、株式会社レナウンインクスを子会社化したことなどにより、同分野の連結売上高は5,073百万円(前期比51.0%増)となりました。
これらの結果、繊維事業の連結売上高は14,972百万円(前期比18.7%減)、営業損失は2,922百万円(前年同期は690百万円の損失)となりました。
アツギ騒動があった2020年11月以降に売上の減収があったのか、財務諸表から検証したメモ。
判明したことは以下
・2020年4月~9月期累計では前年同期比61.2%であったのに対し、同年10月~12月単体は前年同期比71.8%と少し回復基調。
・2021年1月~3月単体では前年同期比143.2%と非常に好調。
年度累計 | 4~12月期累計 | 4~9月期累計 | 10~12月期単体 | 1~3月期単体 | |
2020/3期 | 18,409 | 14,576 | 9,242 | 5,334 | 3,833 |
2021/3期 | 14.972 | 9.484 | 5,655 | 3,829 | 5,488 |
前年同期比 | 81.3% | 65.1% | 61.2% | 71.8% | 143.2% |
・単位は百万円。
・売上高に使った数字は「繊維事業」の外部顧客への売上高を使用したため、海外、物流請負事業、OEM生産、その他繊維商品などの実績も含んでいると思われる。
・四半期単体の数値は、当四半期の累計値から前四半期までの累計値を差し引いて算出。
以下追記
よく見たら「経営成績等の概況」にレッグウェア事業単体の数字も載っていたので追記。
その結果は以下。
・2020年4~9月期累計の前年同期比56.1%と比べると、同年10月~12月単体の前年同期比が67.8%と回復。
・2021年1~3月の前年同期比は87.0%と繊維事業全体の前年同期比143.1%と比べるとマイナス成長だが、それでも騒動前の2020年4~9月の前年同期比56.1%と比べると回復基調。
以上より、こちらでも騒動の影響はあまり見当たらなかった。因みに、2021年1~3月の繊維事業全体での高成長はインナーウェア事業(ブラジャーおよびショーツ中心)の好調さに起因している。
年度累計 | 4~12月期累計 | 4~9月期累計 | 10~12月期単体 | 1~3月期単体 | |
2020/3期 | 15,050 | 12,071 | 7,476 | 4,595 | 2,979 |
2021/3期 | 9,899 | 7,306 | 4,191 | 3,115 | 2,593 |
前年同期比 | 65.8% | 60.5% | 56.1% | 67.8% | 87.0% |
誤解している人も多そうなのでATSUGI炎上の経緯をまずまとめる。
⑴ 11月2日(月)インナーウェアメーカーのATSUGIが、イラストレーター数十名にタイツやストッキングを着用した女性のイラストを描いてもらい、#ラブタイツというタグでTwitterにそのイラストをツイートした。
⑵ そのイラストのなかで、スカートをたくしあげてタイツを見せる女性のイラストや、股間が見えている構図のイラストがあった。(ごく少数)
⑷ ATSUGIが説明なく⑵のイラストのRT取り消し、ツイートの消去をした。
・ATSUGIの広報が#ラブタイツのイラストレーターのファンであるとATSUGIのアカウントで発言、作品集の宣伝ツイートをRT
→「女性の性的搾取である」「女性の防寒着に対して性的なまなざしを向けることを企業が扇動しないでほしい」
→「女性がメインターゲットであるにも関わらず、なぜ男性主体の広告を打ったのか?」
・「女性の防寒着に対して性的なまなざしを向けることを企業が扇動しないでほしい」
→「それが嫌なら全身を覆える服を着て生活すればいい」
・「女性がメインターゲットであるにも関わらず、なぜ男性主体の広告を打ったのか?」
→「男性や男性に性的に見られたい女性がターゲットなだけ。新規開拓しているのでは」
また「⑵のイラストを描いたイラストレーターもATSUGI広報も女性なの知らないのか?」
「男性に性的に見られることがダメならファッション誌のモテコーデなどもダメになる」
「性的に見えるのは見る側がそう思っているだけで全然性的じゃない」
などの意見も見られた。
#ラブタイツのイラストの多くに対してはかわいいな、とは思ったが、やはり⑵のイラストを見たときに違和感を覚えた。
私にとってストッキングやタイツは防寒着でもありオシャレでもある衣類ではあるが、他人(男性でも女性でも)に性的なまなざしで見て欲しくて身に着けたことがないからだ。
もちろん世の中にそういったフェティシズムがあることや、他人に性的なまなざしで見て欲しくて身に着ける人もいることはわかっている。
しかしATSUGIユーザーの多くは、そういった目的で身に着けていなかったのではないだろうか。
私がストッキングやタイツを履くとき「性的なまなざしで見られたくて履いているんだな」と思われたくはない。ただの衣類に変な意図や意味を付けられると困る。
謝罪してほしいというわけではないが、説明もなしに⑵のイラストを消すというのは、企業としてどうなの、とは思う。
あとATSUGIの件だけでなく、フェミニズムっぽい意見を書くとすぐ「これだからフェミは」とか言うのはやめてほしい。
暴走している一部のフェミニストやその振りをしている釣り(偽者)が悪印象なのはわかるが、それらとフェミニズム、フェミニストを一緒くたにしないでほしい。
別にフェミニズムは男性を憎んでいるわけではない。いまは男性か女性かで分けられる世の中ではないし。男女対立構図はもう終わりにしたい。
今までの人生で、他人に性的なまなざしで見られるだけでなく、直接的な被害にあって嫌な思いを何度もしてきた。
これは顔やスタイルの良し悪しに関わらず、女性だけでなくもちろん男性も被害にあっているだろうし、加害者も男性とは限らない。
私個人の話としては、長いスカートを履いていて痴漢に遭い警察に突き出したら「痴漢が嫌ならスカートを履かないようにしなさい」と言われたことや、
同級生に胸を触られたことや、自転車に乗って信号待ちをしていたら知らない人に下から覗き込まれたこともあった。
そういう嫌な経験を自分より若い世代の人にさせたくない。好きな服を好きなように着ても、嫌な思いをすることがない社会になってほしい。
そしてそういう社会をつくるには、一個人の心がけももちろん大事だが、企業の力も必要だ。
今回の⑵のイラストをインナーウェア企業の広告として使うのは、嫌な思いをする人を増やす手伝いをしていることにATSUGIには気づいてほしい。