はてなキーワード: TCupとは
ニコ生を2015年くらいから見ているのだが、2017年くらいまで、あからさまなクズみたいな放送者が多かった。
たとえばネット対戦で、負けそうになると回線切断して相手をBANにするなど、めちゃくちゃだった。
また、声質もあきらかに悪者というか悪人みたいな感じで、それを隠さないようなゲス発言も多く、リスナーとゲスい発言の応酬をすることも多々あった。
ところが自分が本格的に参加し始めた2017年以降、2018年のシステム大改修(銀座だっけ?)を経て、明らかに放送主とリスナーの民度が上がってしまった。
変な発言をするリスナーも減り、基本的には放送主を賛美することが多く、また、放送主の発言もゲスい内容が減った。
これは世の中もそうだと感じる。もちろん探せば便所の落書き(by石原しんちゃん)みたいな場所もあるのだろうが、いかんせん減った。
ニコ生でいえばAWSをインフラにし、HTML5をUIにしたことでユーザ体験が向上したことが原因と思っている。
たとえばクラシックが流れている大理石のパーティ会場と地下の大音響のクラブハウスとでは同じ人間でも行動が変わってくるだろう。
そういうことだと思っている。
たとえば、タイの日本人掲示板などをみると、なつかしい20年前のTCupやyy-bbs掲示板システムのようなものを使っており、中身も駐在員や現地社員ぽい人たちが、あの風俗店はどうたらとかとにかく民度が低い会話をしている。まさに20年前の2ちゃんねるを思い出させる。
つまり何が言いたいかというと、環境で人間の民度は変わってくるのである。
中国もタンを吐く人が減ったりしているようだが、これは北京オリンピック以降、ニーハオトイレ(ついたてがなく隣人と挨拶しながら排泄する)が減ったことや、インフラが清潔に改善されていることがあるだろう。
現在100万人のウイグル人を「職業訓練所」に入れ、電気棒で叩いて訓練し、反抗的なら臓器を抜いて、可愛い娘は自由にレイプする、そんな民度もいずれは改善していくのだろうか。
学生の時、「CD再販制度反対」ってのと「PSE問題」ってのがあった。
それぞれ、「洋楽CDが高くなる!」「中古ギターアンプが売れなくなる!」という角度で反対運動が起きた。
身近な音楽の話だし、義憤に駆られたバンド界隈の人間も多く、バンドマンの掲示板(いまは廃れたtcup)を中心に拡散した。
たしか、どこそこの学生は活動の興奮とにのめり込み、就職に向かう大事な時期を費やし、そのまま活動家になった。
まあ、活動家になるのは個人の自由だが、不思議なことに、どちらの運動も「始まったときにはすでに法案を止められない遅いタイミング」だったと記憶している。
そんで、その活動家になった人たちの後ろ側にいた政治家たちは「わざと間に合わないタイミングで焚き付けて、敗北の怒りを覚えさせて活動家を量産している」のかなと邪推した。数字が命の議会制民主主義で、将来を見据えて兵士を育てたいのもわからないでもないが、もうちょっと早くやれよと思う。