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2009-07-18

ほんとに社会ってのは厳しいところなのかね

俺は受験生だけれど、まあいらない学校の授業を切ったり、

気分が乗らないときは学校をサボってぶらぶらしたりするんだ。

でまあ、成績はまあいいし、頭の回転も早いらしいから、

学校先生からは可愛がられてるんで、

学校サボっても、遅刻してっても、そこまで怒られることもなくて、

「まあお前はちゃんとやっとるやろ」くらいしか言われない。

これが、俺の信用ってやつだ。


だけれど、学校をサボったくらいで、親は怒るんだなー、これが。

挙句の果てに「あんた、もう東大行かなくていいわ!普通の子になって!」だってさ。

面談で俺のこと褒められて、東大に行かせるつもりになってたのは誰だよ。

俺は東北でいいつってんのに、先生に乗せられて東大に行かせようとしてたのは誰だよ。

俺の進路は、てめーの一時の感情に左右されるようなもんじゃねーっつの。

ばーか。死んでしまえ。


で、まあいっつも言われる紋切りのような文句がさ、

「あんたそんないい加減じゃあ社会でやってけないのよ!信用が得れないわよ」っつーんだよね。

俺なりに築いた信用はあるんだぜ。

だけどお前が俺を信じてないだけで、お前は俺がお前の望むとおりになることが、

信用だとかなんだとか思ってるんだ。それだけだ、クソババア

ファックオフ


追記

割と大事なことを書き忘れてた。

俺は学校をサボるのも、授業に出ないのも、全部それが許してもらえることだと知っているからだ。

行事をサボったり、体育祭だとか文化祭の手伝いをしなくても、俺は許してもらえるのだ。

学ランを着ずにカーディガン一年中過ごしていても、俺は許してもらえるのだ。

でも、社会に出て、仕事をして、サボりだとかが許されるとは、俺は思ってないんだ。

今は許してもらえるラインをギリギリをつっぱしってるわけで、

当然そのラインが上がったらそのラインのギリギリか、そのちょっと上くらいを行くだろう。

だけれど、一事が万事の調子で、「社会に出たらやっていけない」なんて言葉をのたまわれるから、

ついつい俺は「お前は俺がそんな調整もできない阿呆だと思っているのか」なんて思うんだ。言わないけどね。

人の進学先をてめーの感情で決定された時点で、俺はもう割とこの親に愛想は尽きた。

養ってもらうのはありがたいが、それはある意味で作った奴の義務でもあるし、

また人間なら当然だろ、とも言いたい。少なくとも俺はきちんと結果は残してるんだから。

親視点でも学校視点でも俺視点でも。

以上、傲慢に育ってしまった受験生がお送りした。

2009-06-19

Perfumeについて本気出して考えてみた

本気ってのは嘘なんですけど、

いやー、Perfumeですよ。

まぁ俺はCDとかDVDとかはほとんど初回で買ってるけど

現場行くほどってわけでもないライトなファンな上に、

性的には14歳最強論者なので、特別ショックとかもなくて

処女性求めるような対象でもないだろって感じなんだけど、

ふと思うのがあれだ。ゴリ

やっぱ今までゴリは一番がんばってきてるわけよ。

のっちかかしゆかはカワイイし、

要領よくやってるなかで、

ゴリは男も作らずヤラハタ貫いて

とにかくPerfumeのためにまっすぐがんばってきたの。

で、Perfumeだんだん人気出てきて、

世間に知られるようになるとさ、

のっちかしゆかはやっぱちやほやされるじゃん?カワイイし。

けど、ゴリウザイとか妊婦とかスモウレスラーとかラテンの血とか

しずちゃんボクシングやれとかサックされたとこ見たことないとか

バナナでも食ってろとか語尾はウホにしろよとか言われちゃってさ。

それでも、前向きにがんばってればなんかいいことあるかもって

ゴリはまだまだウホウホとがんばっちゃってるわけ。

そうやってウホってるゴリを見てるくせに、

のっちかしゆかも自覚なくキャッキャウフフ

ギシギシアンアンんぎもっぢいいーって撮られちゃって、

ひとまとめでPerfume便器だなとか言われちゃって。

ゴリはやってないのに。そのゴリの気持ち。

一応ゴリ女の子なんだし、やっぱ夢見ちゃってると思うの

アイドルでもアーティストでもいいけどさ、

こうやって芸能人として成功して、

イケ山メン蔵に優しく抱いてもらってウッホーイイって。

けど便器。処女なのに便器。どよーん。

ウホも下がり目のイントネーションになるわ。ウホー。

規模違うけどさ、なんか高校文化祭とかでなかった?

クラスで劇みたいのやりマースとかなってさ、

カースト下の身分だし、どうせ見返り的なものもないしって思いながらも、

生来のまじめさで徹夜とかして裏方がんばっちゃってさ。

カースト上位の女の子にちょっと声かけられて舞い上がっちゃったりすんの。

で、本番。劇うまくいったねー、最高だったねーなんてやってたら、

要領よくサボってたイケメンが、二次会ではやっぱ主役になっちゃってさ、

俺は7時くらいで家に帰ってるときに、

イケメンが俺に声かけてくれたあの子と初体験ってなって。

「最初だけだけど、生挿入とか…しちゃった、エヘ」だって。なにそれ?

あー所詮俺ががんばったところでな…みたいにさ。

なんか仕事ヒマなんでそんなこと妄想してたら、

結論として、

のっちとやりたい

かしゆかと付き合いたい

ゴリガンバ

・俺、ガンバ

ってなった。


これで来週はゴリが撮られてたらいろいろごめん。

結論は変わらないけど。

2009-06-15

とらドラ見終わった

前 http://anond.hatelabo.jp/20090612000559

ようやく見終わった。

ハッピーエンドでよかったよかった。

いい作品だ。

キャラ感想

大河。好きだけど、ヒロインだということもあり、好感度を上げる演出がこれでもかとあったからこれも当然かなと。

櫛枝。後半で一番好感度上がったキャラ。これだけ感情爆発させて直球でぶつかれる女の子はなかなか現実にはいないな。というより、現実世界の櫛枝ポジションの子って多分クラスいじめとかしてるよ。24話冒頭の、竜児が「追いかける」宣言した後のあの泣きそうな、悔しそうな顔がお気に入り。今「自分の手で掴み取る云々」言ったばかりじゃん! それでも男の子自分を選んで欲しかったっていうのがすごく女の子っぽい。

川嶋。女としての狡さを出し切れない子供っぽさがよかった。お気に入りは21話修羅場直前の竜児との会話シーン。弱さを見せて竜児に優しくしてほしい、って部分を(半ば無意識に)出してるあたりに狡さを感じるけど、狡くなりきれないあたりが子供だなって感じた。結局、前半で仮面をとったように見せかけて最後まで仮面をつけたままだった子。だけどこの子の竜児への恋心は多分幻想だと思う。あ、この子結局最後まで誰にも竜児への想いを理解されなかったのか。かわいそうな子だ。

北村。単純バカ。とらドラ女の子達は仮面を脱ぎ捨てて本音でぶつかり合うシーンがあるのに、男性陣にはそういう演出が用意されてないのが残念だ。仮面のかの字も出てこないよこの人。ある意味女の子から見たらこういうストレートな男気のある人は理想男性像なのかもしれない。でもやっぱ、一度くらいは竜児と殴り合うか何かするシーンがほしかったな。とてもそんな状況起こりそうにないけど。

生徒会長。一番子供っぽくて女々しい。北村のことが好きといっても、自分の夢を捨てる気はない。遠距離恋愛する気だってない。だから距離を置こうとしても、未練たらたらではっきり断らないばかりか下級生に徴発されただけで泣いて本音をぶちまける。北村はメッセで会話したりとかメールやりとりぐらいしてたんだろうか。そんなのもなしで追いかけて海外行ってもロクな結果にならないだろうね。でもまあ、北村だったら他の女の子モテるだろうしいいのか。あ、別にそんなに嫌いじゃないよこの子。

竜児。一番感情移入しづらかった。ギャルゲーの主人公的というか、深い心理描写も特になく、受身体質。結局なんで櫛枝のこと好きだったのか分からずじまい。大河のことも、大河の方が竜児を好きになったから自分も好きになっちゃったって感じがして、先行き不安。いくら大河ががんばろうと、大河が竜児に依存する関係が変わるとも思えないし、もしそういう状況に竜児が疲れを感じてしまうようになったら危険だよね。でもハッピーエンドでよかったよかった。竜児自体はとっても気に入っている。特によかったなと思うのは最終話。初めてできた恋人と二人だけの世界に入り込むんじゃなくて、ちゃんと親や周囲の環境と向き合おうとしたのは高校生としてすごく立派。そう考えると、受身体質だったのもそれを打破して最終話の行動に出たのもストーリーの根幹の一部なので、それにどうこう言うのはナンセンスか。いやでもそれだったら、そういう受身体質な部分にスポットを当てたエピソードがほしかったな。いかん、下品な批評めいたことを書いてしまった。

竜児がもし大河以外の子と付き合ったとしたら? と考えてみた。

もし大河がいなければ、結構普通に櫛枝と付き合うところまでいけたかもしれない。北村つながりで、それなりに接点あるだろうし、川嶋とのからみ(5~6話)も大河の代わりに櫛枝がいれば、ディテールが違っても竜児・櫛枝・川嶋は原作通りに親しい仲になっていた可能性がある。そんな中でうまいこと櫛枝と付き合う流れになってもおかしくはない。でもすぐ(1~2年で)別れるんじゃないだろうかと思う。多分、櫛枝がそのうち「太陽」仮面を被り続けることに疲れちゃうだろうから。仮面とっちゃったら単なるめんどくさい子なので、世話焼きの竜児が面倒みるかもしれないがそれもいつまで続くか不明。

では川嶋はどうだろう? 俺は、竜児と川嶋が一番上手くいくんじゃないかと思う。川嶋の片想いって、片想いのうちは幻想だと思ってる。竜児って川嶋にとっては多分初めての「本当の自分を見せれる異性(北村除く)」だろうから、年頃の女の子だったら恋して当然。でもその部分「だけ」で好きになっちゃったらやっぱりそれは幻想だ。しかし、竜児がその想いを受け入れたらそれはもう幻想じゃなく現実になる。そうなると、多分川嶋は竜児に思いっき依存する。典型的ツンデレになる。でも川嶋は (1)大河と違い、そこそこ正常そうな家庭を持っている。すなわち、大河と違い、恋愛以外の生活のあらゆる部分で竜児に依存することはない (2)学生と違い、仮面を被り続けなければいけない仕事世界修羅場を抜けてきている(と思う) の2点で他のキャラとは違う。結局、恋愛以外の世界、竜児のいない世界を多く持っているからそれだけ依存しにくい環境にある、あるいは一時的にのぼせ上がって依存しまくっても、現実復帰するのが早い(というより現実復帰しなければならない)環境にある。これがうまく回れば、適度に竜児に甘えつつ適度に対等に接する、そんな関係になるんじゃないだろうか。

もう一つ妄想。もし川嶋の恋心を周りの誰かに悟られてたら?

櫛枝。もし知ったら、真っ先に妨害すると予想。自分のために、大河のために。

大河。ばかちーのこと気を遣っておろおろするんだろうね。そして櫛枝に知られ、上と同じパターンに。

北村。すごく喜んで、そして協力すると思う。かといって大河邪魔をしたりとかはしないと思うけど。フェアプレー推奨。

竜児。夏休み文化祭直前ぐらいまでだったら案外落とせたんじゃないかと思う。

とまあ妄想含め色々書き散らしてみたが、とらドラ本当に面白かったしキャラはみんな好きです、はい。

いい年したおっさんがこれ好きなんてカミングアウトしたらどんびき間違いないので言わないが。

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(09/6/16 追記)

帰ってきたらなんかいっぱいブックマークついてて驚いた。

>楽しそうでなにより。亜美ちゃん名字で呼ばれると違和感あるぜ。原作読むといいよ!

呼び方は竜児の呼び方で統一してる。さすがに亜美ちゃんとか(自分キモくて)言えない。

会長に関しては原作のが描写が細かいかなー。

こちらでも原作プッシュか。ラノベとか10年ぐらい読んでないけど一度読んでみるか。

とらドラ!については本当に思うところが多々あるが、それを書くリソースがないし、たぶん自分の中に抱えて解決すべきものな気がするので当分書くことはないと思う。

id:y_arim さんの感想は是非読んでみたい。

亜美ちゃんツンデレ描写見たかったな・・・。

俺も見たかった

あの子のツンっぷりが尋常じゃないと感じたのは、24話で櫛枝が泣き崩れるシーン。

よくあの涙見てツレ泣きしなかったなと思った。

普通女の子はあの状況だったら泣いちゃうだろ。

あのプライドの高さが好き。

デレっぷりに期待できそうだと感じたのは、22話で自販機前で座ってるとき、聴こえる足音に期待しまくりの顔したとき。

あれは心の中で絶対しっぽ振ってたな。

チワワってあだ名は本当に上手い表現だ。

増田なのに率直でいい感想だ…!

ありがとう

亜美は不憫な子だ。だからすきなのかもしれない。PSP版買おうかな

亜美視聴者に気づいてもらえるだけマシだと思う。現実世界じゃ誰も気づいてくれないんだよね。

原作で満足しちゃったけど、アニメも見てみようかなあ

小説版読んだことないけど、やっぱり原作見てるとがっかりする部分あったりするのかな。

この部分カットしやがって、みたいな。(上の方でもあった、会長の描写とか?)

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(09/6/17 追記)

飲み会帰りだがまた一からとらドラ観たくなってきた。

ブクマコメに返信。

>巧みな分析

分析と言われると恥ずかしい

キャラツッコミみのりんのように激情を発する女子は普通に結構いるけど可視化されてない。亜美子供っぽいと評する人は珍しいかも。北村は根は熱いけど爆発しないのは偏に竜児や大河への信頼感が絶大だからかな

櫛枝については言葉足らずだった。

ああいう風に「さわやかに」爆発させることができる女の子ってなかなかいないよなと書きたかった。殴りあったりとか。偏見かもしれないが、普段隠しておきながらいざとなると爆発する女の子ってどうしても陰湿な部分があるという印象があるから。

亜美の評価は珍しいのか。おっさん目線で観てしまうとどんな子も子供に見えてしまうからな。

北村については、信頼感というよりも無関心に見えた。無関心は言いすぎか。「まああいつらは勝手にうまくやるだろ」的な。あ、そう考えると信頼感と言えなくもないか。ううむ。

2009-05-17

お前らの「面白い」は俺にとっての迷惑

迷惑。マジで迷惑。

なんなの?そんなに「楽しい」「面白い」が大事なの?

「人の不幸は蜜の味」なの?

「不幸」は文学を発展させたとか言いたいの?

なんで人の迷惑を顧みず「ネタ」を求めるの?

俺はお前らの望むような「面白さ」は求めてないんだよ。

そんで「おまえは文化祭クラスが盛り上がってるのに客観視して入ってこれない子だ」とかいうの?

何様?「盛り上がってる雰囲気」に属すればいいの?

生きるからには楽しまなきゃいけないの?

ネタ」のためなら「貧乏」も「親」も「PS3」も犠牲にするの?

おいしいって何?それ食えるの?おいしいの?

2009-05-07

想像力が足りない

高校同窓会が荒れまくった時の話

http://anond.hatelabo.jp/20090501205227

せっかく青春の1ページとして残ったのに何が不満なのだろうか。

仮にその彼がピアノ担当になったときのことを想像してみたのだろうか。

・彼のピアノは相当な腕前なわけで、毎日何時間も練習していただろう。

文化祭の練習より、自分の将来がかかっている練習のほうが彼にとってはるかに重要で、彼にしてみればできるだけ自分の練習に時間を割きたいだろう。

・というかそもそも文化祭レベルであれば彼は練習などほとんどしなくても弾けるだろう。

・というわけで彼は練習に付き合わずに帰るだろう。

・そんなことをすればきっとクラスメートに叩かれるだろう。

・でもピアノ自体は問題ないので本番は成功するだろう。

これと実際に起こった女子生徒とクラス一丸青春の一ページを刻んだ話を比べれば後者のほうがはるかにいい思い出だと思う。

むしろ立候補しなかった彼に感謝すべき。

2009-05-03

http://anond.hatelabo.jp/20090501205227

そんなもん知るかよw

どうして、偶然一緒になった奴らと仲良くしなきゃいけないんだよ。

どうしようとそいつの自由だよ。

それに、文化祭は成功したんでしょ。ならいいじゃんw

ピアノが僕らを引き裂いた話

http://anond.hatelabo.jp/20090501205227

先日、高校同窓会があったようだ。

密かに見ている当時のクラスメイトmixiで知った。

イタリアにいる僕は参加できないし、おそらく日本にいたとしても参加していないだろう。

今の地位を築くために失ってきたもの、それが僕の少年時代だった。


両親が音楽家だったせいもあり、当然のようにクラシックかかる家で、幼稚園に入る頃にはピアノを習わされた。

幼稚園の頃は、音が出るだけで楽しかった。

うまく弾ければ先生がほめてくれたし、発表会でステージにあがるのは、「大人」になった気分で、

ものすごく緊張したけど、そこで弾くピアノは最高に気持ちが良かった。

真っ暗なステージ

スポットライトを浴びて、ステージ中央のピアノへ向かう。

いつもよりもいいピアノで、当時の僕でも分かるくらい音が違った。

僕の原点はたぶん幼稚園時代の発表会だ。

あの時の快感が忘れられなくて、今でもピアノを弾いている。


ただ、小学校に入ってからはそうもいかなかった。

友達が遊んでいる中、僕はひたすらピアノの練習をしていた。

ファミコンなんてしたことがない。

ドラゴンクエスト、というのが流行っているというのは知っていた。

親に今度の発表会で金賞を取ったらドラクエ3を買ってとおねだりしたら、思いっきりぶたれたのを覚えている。

テレビゲームで遊んでるヒマがあったら、ピアノを弾きなさい。

頭の中が真っ白になった。

でも、ピアノを弾いて見返すしかないと、ひたすら練習に励んだ。

ピアノピアノピアノ

クラスメイトの話題について行けず、ピアノをやっていると言ったら、「男なのにピアノやってるの?」と思い切り笑われた。

それ以来、僕は人にピアノのことを話すのはやめた。

たぶん、僕はピアノを最も愛しながら、ピアノを最も憎んでいた。


今でも忘れられないのが、高校3年の時の文化祭だ。

出し物の都合でピアノを弾ける人が必要になった。

「誰かピアノを弾いてくれませんか?」

文化祭実行委員が立候補をを募る中、僕は手を挙げようか挙げまいか迷っていた。

当然のように、僕はピアノをやっていることを誰にも話していなかった。

相変わらずゲームのひとつもせずに、ピアノ一色の生活だった。

マンガドラマゲーム、みんなの会話に何一つついて行けず、かといって勉強運動が出来るわけでもなく、

いてもいなくてもわからないような存在

ピアノがなければ、僕は何も出来ない男だった。


ピアノさえなければ。

ずっとそう恨んできたが、その時、初めてピアノが役に立つと思った。

最後の文化祭

言い方は悪いが、普段の練習からすれば、たいした曲ではないだろう。

それでも僕がみんなの役に立てる唯一の機会。

ピアノが僕をクラスメイトから遠ざけてきたけど、今、初めてピアノが僕とクラスメイトを結びつけようとしている。

手を挙げかけた瞬間、小さな声がした。

もう名前も覚えていない、僕と同じように地味な女子だった。

意外な立候補に周囲がざわめいた。

「○○ってピアノやってたっけ?」

「あいつにできるの?」

それでも彼女は、震える手を下げようとしなかった。

僕の居場所は、なかった。


文化祭は大成功だった。

受験も控えた文化祭で、はじめはあまり乗る気ではなかった人も多かったが、ピアノをろくに弾いたことのない彼女のために、クラスが初めて一丸となった。

元々器用ではない彼女が、いきなりピアノを初めて、うまく弾けるわけがない。

練習中に彼女があまりに弾けなくて「ごめんなさい」と泣き出したこともある。

それでも演奏が出来るパートのみにうまく再編成して、文化祭を成功させた。

僕がピアノを弾かないことで、クラスはまとまったのだ。


その後、僕はとあるコンクールをきっかけに、欧州の楽団からスカウトを受け、

受かっていた大学を蹴って留学することになった。

当然、僕を見送ってくれる人はいなかった。

パソコンを閉じた後、

密かに練習していたものの、

結局一度もみんなの前で弾くことのなかった高校の校歌を、

一人、奏でた。

:::追記:::

当然だが、創作だからね。

題名もつけてみた。

元増田(とそのクラスメイト)があんまりにも一方的な怒りを感じていたので、勝手妄想して書いた。

だから、元増田の怒りを踏みにじるつもりはあるw

ピアニスト君は、本当はみんなと一緒にやりたかったかもしれないよ?ってのを、

ラストの練習はしたけど、一度もひかなかった校歌のくだりに託してみたw

当然ピアニスト君の事情はわからないけど、

彼への肯定的な想像力があってもいいんじゃないかと思う。

したことにせよ、しなかったことにせよ、相手の決断を尊重できる人でありたいもんだね。

2009-05-02

http://anond.hatelabo.jp/20090501205227

ま、価値観の違いでしょうな。

彼にとって、たかだか文化祭の出し物程度で貴重な自分の練習の時間を削って

練習のために放課後時間拘束される

なんて、割に合わなかっただけのことでしょう。

プロになるほど真面目にピアノに打ち込んでいたなら、

文化祭の出し物(≒お遊び)と自分ピアノの練習を秤にかけて、前者が重いはずはどう考えたってない、と思いませんか。

それにしても、

当時あの高校の敷地内が全てだった俺達の価値観

などとは、小中学生ならまだともかく、高校生にもなってその程度の視野だったのですか。

大変広い識見でようございますね。

私がもしそうだったら、恥ずかしくて、たとえ匿名でも、とてもとてもそんなことを悪怯れもせず書いたりなどできないのですが。

2009-05-01

http://anond.hatelabo.jp/20090501205227

1.高校3年の文化祭で、出し物の都合でピアノ奏者が必要に。

どんなんだろ?合唱ミュージカル演劇オペラ

2.重要な役割なのでプレッシャーが高く、また練習のために放課後時間拘束されるのを嫌がって誰もやりたがらなかったが、内向的だったピアノ経験の女子生徒が立候補

1のレベルにもよるけどここでいきなり難易度アップ?

3. 彼女バックアップするためにクラス一丸となって準備に奔走する。

あれ?2と矛盾してないか?長時間拘束されるのが嫌なやつばっかりだったんだろ?それが何ゆえクラス一丸となるのやら。

4.結局彼女は最後まで習得できなかったが、演奏可能なパートだけで曲を再編成するという力技でなんとか成功させる。

やっぱり合唱?寸劇?

それは、クラスではさほど社交的ではなかったとある男子生徒(同窓会には欠席)が、幼稚園時代からピアノの英才教育を受けて現在プロとして海外で活躍中だということが、海外赴任から一時帰国したクラスメートによって報告されたことに端を発する。高校卒業直後にどこかのコンクールに参加し、そのままやたらと長い名前欧州の楽団にスカウトされたとか何とか。彼女が持ってきたパンフレットや現地の雑誌には、彼の来歴は確かにそう記載されてあった。

ピアニストが楽団にスカウトされるって何それ?クラシックじゃないんだね、きっと。

しかも同級生の海外赴任先で発覚って、発見した同級生はよっぽど音楽好きだったんだね。

凄い偶然があるものだなあ。ちなみにお国はどちら?

当時あの高校の敷地内が全てだった俺達の価値観

今時こんなことを考えている集団が存在することが驚きだ。ルーキーズか?ゴクセンか?

今でもあるのか、その高校文化祭行ってみたいよ。

自分たちは高校文化祭の、しかも3年生の、しかもクラスの出し物にこんなエネルギーは使わなかったよ。

それぞれクラブとか、バンドとか、そっち優先だったなあ。

なので、帰宅部連中も含めてクラスの出し物は分担してさくさくとクールに済ましてたな。もちろんここぞと働く帰宅部もいたけどな。

なんで、そのピアにスティックな彼がクールにやり過ごしてたとしても、全然不思議に思わないなぁ。

ましてや高校同窓会ってなにそれ?群れない俺は一度も行ったことがないわ。会いたい奴もいないしなあ。

まあ、良い思い出が崩れて残念なことでした。これを機会に、青臭い話は終わりにして、大人になろうじゃないか。


蛇足だけど。

これ書いた人と同じ人なんじゃあるまいか。→http://anond.hatelabo.jp/20090408121545のキメ台詞

きらきらと目を輝かせて語る将来の希望をまるごと受け入れて道を示してやれないダメ教師の俺らには、美味い酒などなかった。

今回のキメ台詞

当時あの高校の敷地内が全てだった俺達の価値観を、なんだか最悪のタイミングで彼に否定されたようで、俺はその夜まんじりともしなかった。

なんだかメンタリティが同じだよな。

http://anond.hatelabo.jp/20090501205227

その場の空気がどうだったかなんていうのはその場にいた人間にしかわからないことだし、あなたの感じるもやもやもわかる。

でもまあ、あなたも書いているように

また練習のために放課後時間拘束されるのを嫌がって誰もやりたがらなかったが、

ってことなんじゃないのかなあ。

ピアノがむちゃくちゃ上手い人に「ちょっと弾いて」とか、絵がむちゃくちゃ上手い人に「ちょっと描いて」とかって気軽に頼む人いるよね。まあ頼まれる人との人間関係次第だし、人によっては気安く引き受けてくれる場合もあるからほんとにケースバイケースなんだけれど。

「○○がすごく上手い」からといって、「○○を簡単に出来る」とは限らないんだよ。

一応自分、ある種の技能でもって飯を喰っているんだけれど、いつまでやっても「楽になる」感じがしない。辛さはあんまり変わらない。けれど、その辛さに耐えられるだけ土台を作れたから、やっていけるって感じ。あと、やればやるだけ、ぶちあたる天井が高くなる感じはあるかな。上に昇れば昇るほど、怖さも増すんだけどね。

そのピアノの彼がどういう気持ちだったかはわからないよ。ほんとうに高校クラスを重視してなかっただけかもしれない。でも、ピアノプロを目指してコンクールも数ヶ月後に控えているという状態がどれほど大きなプレッシャーかはある程度想像できる。それに、人間、集中できる時間には生理的限界がある。彼は少しでもピアノに触る機会があるなら課題曲をさらっていたかったのかもしれない。あるいは集中力を欠いて文化祭での演奏をすることをよしとしなかったのかもしれない。そして、そういう事情を正直に言ったところでわかってもらえないと思ったのかもしれない。例えばその彼女ピアノを教えるだけ、という立場になるとしても、ピアノに対して真面目であればあるだけ、適当に教えるだけでは済まなくなる可能性があると思ったのかもしれない。

まあ全ては憶測にすぎないし、そう思ったからといってあなたの気分が良くなるわけでもないとは思うけれど。

高校同窓会が荒れまくった時の話

  1. 高校3年の文化祭で、出し物の都合でピアノ奏者が必要に。
  2. 重要な役割なのでプレッシャーが高く、また練習のために放課後時間拘束されるのを嫌がって誰もやりたがらなかったが、内向的だったピアノ経験の女子生徒が立候補
  3. 彼女バックアップするためにクラス一丸となって準備に奔走する。
  4. 結局彼女は最後まで習得できなかったが、演奏可能なパートだけで曲を再編成するという力技でなんとか成功させる。

という、まさに「青春の一ページ」的な話に花を咲かせていたわけだが、しかし事態は一変する。

それは、クラスではさほど社交的ではなかったとある男子生徒(同窓会には欠席)が、幼稚園時代からピアノの英才教育を受けて現在プロとして海外で活躍中だということが、海外赴任から一時帰国したクラスメートによって報告されたことに端を発する。高校卒業直後にどこかのコンクールに参加し、そのままやたらと長い名前欧州の楽団にスカウトされたとか何とか。彼女が持ってきたパンフレットや現地の雑誌には、彼の来歴は確かにそう記載されてあった。

しかし彼がピアノに力を入れていた事を把握している者は(担任も含めて)当時誰一人としておらず、また当人は当時某有名私立大学受験合格し、その前の進路相談でも当然のように進学の意思を示していたので、その場にいた我々は鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていた。

その「出世」ぶりに驚く人もいれば、やはり激怒する人もいた。担任は前者だったが、しかしその心中はいかばかりか・・・。

立候補者が現れないまま時間だけが過ぎ行く重苦しいホームルーム空気と、学級委員文化祭準備委員の苦悩に満ちた表情が思い出される。あの時あいつはあの場でいったい何を思っていたのだろうか。当時あの高校の敷地内が全てだった俺達の価値観を、なんだか最悪のタイミングで彼に否定されたようで、俺はその夜まんじりともしなかった。

[]

話の展開、確かに早い。もう夏。文化祭

原作は知らないけど、暴走気味の登場人物たち。

唯の合奏・弾き歌いレベルまでのギター上達。

やりすぎなほどの澪の怖がり痛がりキャラ演出。

誰がよろこぶ演出・設定なんだろうか、紬の妄想設定。

先生。おしとやかできれいな人が実は激しいキャラと行動をもつという二面性のパターンはよくあると思う。

しかしあいかわらず絵がかわいかった。

話の展開のリズムもよかった。

でもやっぱり無理矢理だなあと思うのであった。

けいおん!

2009-04-25

http://anond.hatelabo.jp/20090424232517

中心で話し合うタイプのそばにいて、そこで決まったことを即座に実行に移すタイプ自己主張や改善案を考える事が面倒くさいので、その代わり機械的に雑務に徹する事で貢献度でバランスを取っているつもりになっている。当然、周囲から評価される事も最初から期待していない。ある意味文化祭に最も無関心なタイプ

2009-04-24

文化祭準備で明らかになる社会の縮図

HRの時に場を仕切ったり、仕事を振りわったりなどと仕事量は最多。

この人たちがどれだけしっかりしてるかによって出し物の質が決まる。

多ければ多いほどいいってもんじゃない。量より質の世界

  • 影でゴニョゴニョ言ってるタイプ

話し合いなどでは特に発言などはしないが、内輪でいろいろと案を出し合ってるタイプ

実現不能なバカな出し物を話し合っている場合と、中心で話し合うタイプとは正反対の意見について話し合っている場合の2タイプがある。

やる気はあるが、意見が食い違っているし、話し合いにも参加しないので、中心で話し合うタイプとは敵対的になる可能性が高い。

意外といい意見を持っている場合もあるので油断は禁物である。

話し合う気がない。みんなで文化祭成功させようぜ!という闘争心に燃えていない。

中心で話し合うタイプに怒られるが微動だにしない。

ほっとけばいいのである意味で一番ラク。

キャラ同士で群れてて近寄りがたい。結界張ってる。

気が強いタイプの陰キャラだと、中心タイプに口出しをするが、華麗にスルーされる。

男子は楽しければいいのだ。みんなでわいわい出来ればいいのだ。

そのため、企画段階では下ネタで盛り上がる。

内装をつくる期間では必死にペンキを塗り買い出しに走り、女子のご機嫌をとる。

当日は、自分の持ち場をてきとーに済ませたあと、他の男子と群れて他のクラスの友達をひやかしに行く。

打ち上げには絶対参加。男子とはバラエティに溢れているのだ。

2009-03-26

とある男子校の場合

http://anond.hatelabo.jp/20090326132240

共学って、青春できていいよなぁ~

僕の出身の群馬の場合、いわゆる進学校に分類される県立高校は、一部の例外を除いて男女別学になっている。

僕の通っていた高校も、県内有数の進学校だったのだけど、例に漏れ男子校

で、男子校恋愛事情なんだけど、これが恋愛のレの字も無いw

一部の部活動では、近所の女子高と一緒に練習する機会があったりするらしいのだけど、あまりそこでカップル誕生したという話は、意外なほど聞かなかったなぁ。

(そもそも、女子高の女の子はブs・・・以下自粛)

文化祭イベント女子高生と一緒にフォークダンスというだけで、異様に盛り上がってたたし。

で、僕たちの専らのアイドルは、家庭科教師。

ほとんど唯一の女性教師で、赴任してきた当初は、みんな用も無いのに職員室を覗きに行った思い出が(笑)

まぁ、校内に「恋愛カースト」が存在しなかった分、ある意味、のびのびと育つことができたのだけど、大学へ入ってからが大変だった。

僕の観察によると、男子校出身者が大学へ入って男女ともにいる環境に曝された場合、その環境変化への対応は、大きく分けて2つのグループに分けることが出来る。

タイプ1「恋愛暴走型」

これまでの不遇な環境を埋めるべく、やたらめったとくっつきまくる。元々、恋愛というよりエロへの強烈な欲望を持っていたにもかかわらず、不遇な高校時代に欲望を極度に抑圧してきた事への代償と思われる。変態ちっくな方向へ走る者も多い。

タイプ2「完全無視型」

そもそも、女子という存在自体に無視を決め込むタイプ。まったく未知の生物である女子にどう接していいのかわからず、心の平静を保つため、初めから存在しないものとみなして行動する。主に、学部自体に女子学生の少ない理系で多く見られる。

僕は完全にタイプ2。ほんと、女アレルギーを治すだけで、5年以上もかかったよ・・・

2009-03-18

東大文1に半年で受かった勉強法(10年前だけど)

偉そうに合格体験記でも書いてみようかと思います。知り合いにもはや受験生はいないのですが、d:id:lonlon2007:20090317が目に付いたので。

ぶっちゃけると受験勉強は「想像していたとおり楽。」でした。受験勉強を始める前は受験生ってのは寝てる時間と飯食ってる時間以外は全部勉強に当てて、たま徹夜勉強する!みたいな偏見は全く持ってなかったんですが、やっぱりそのとおりでした。むしろ10月までバイトしていたのがたたって出席日数が足りず授業のコマ数が増えたうえに出席日数を充たした他の生徒が次々と休み始めるために授業中に寝にくくなり、平均睡眠時間が減っていきました。(寝ないと動けないんですが・・・)

東大は天才じゃなくちゃ入れないっていうのは確実に嘘。「東大生」は学部生だけで約1万、ほぼ京大もほぼ同じ、わずか4〜5歳間に2万超もいる人たちを「天才」とは言わない。天才なら楽に入れるなら本当かも。

秀才が3年間こつこつ勉強して入れるっていうのは本当。「〜初めて入れる」は微妙。秀才でも凡人でも3年間もコツコツ勉強すれば入れるんではないでしょうか。本当に「コツコツ勉強」していれば。

「色んな人が色んなところにこうやれば受かる勉強法!みたいなのを書いていますが、個人個人で合った勉強法は違うので、色々な方法を試してみて、自分に合ったものをやるのが一番いい」というのは当然のことで、id:lonlon2007が長々書いてる中で唯一の真理

id:lonlon2007を逐一もじるのは早くも飽きたので、というよりもそんなに長く書くこともないので簡潔に。

ちなみに残念ながら僕は、『苦手科目は世界史日本史得意科目は数学と化学と物理と地理』だったので「理1なら1ヶ月で受かるんだけどな、下手すりゃ今日にでも受かるかも」と思いながら勉強していました。

あと、基本的に家では喫煙を禁じられていたので、主にガストジョナサン勉強してました。当時(約10年前)のファミレスはせいぜいがホットコーヒーのみおかわり自由で、ジョナサンアイスコーヒーおかわり自由とガストドリンクバーには大変助けられました。あっ、嘘だ。一番勉強したのは学校。さっき書いた通り10月バイトを止めてからは授業にかなり出るようになったので、授業科目を耳で聴き、別の科目の教科書を目で読み、2科目並行で勉強してました。あとはファミレスで数学や英語(主に英作文)の難問を広げ、頭の片隅でその回答を考えつつ苦手の世界史テキストを読んでいました(たぶん後で書くけど教科書ノートよりも新書が多かった)。

風呂の中や通学電車の中で小説を読んでる時も、未だ解けていない難問や数日内で間違えた問題のことを完全忘却しているわけではないのですが、机の前以外では何か思いついても頭の中にメモるだけ。勉強しない時は勉強しないとメリハリをつけるようにしていました。ちなみに「机の前」には授業時間が含まれます。高校生は一日の半分近くを学校で机に向かっているわけだから、勉強時間は非常に長い。一部の(私立)進学校や特別選抜クラスのような環境でもなければ「授業のコマ数が減る」ことはないと思いう。嫌でも一日の半分近くが勉強時間。「寝てる時間と飯食ってる時間以外は全部勉強に当てて、たま徹夜勉強する!みたいな偏見」は授業時間を効率的に使えていない人が持つのではないかと思います(あとは生徒に自由時間を多く与える方針の学校の生徒)。そういう意味では「勉強効率」がポイントというのは同意できる。

うちの高校(某都立)では文化祭(とついでに体育祭)が一大行事としてありますが、殆どの人は夏季講習と文化祭の準備を両立させ文化祭が終わった9月頃から本格的な受験勉強を開始するようです。かく言う僕も文化祭が終わって(ちょっと学校側とイロイロあって)バイトを辞め、10月から受験に力を入れ始めました。今、気付いたんですがid:lonlon2007は「6月から」とのことなのでタイトルに偽りありで約半年、僕の方も10月からなのでタイトルに偽りありで約4ヶ月ですね。開始をもう1月遅らせておけば「四半期で受かった勉強法」とゴロ良くピッタリなタイトルにできたのに。

まず何をしていいか分からない!ということで過去問を解いてみました。いや、模擬試験を受けたかも。なにぶん10年前なので記憶が・・・。とりあえず法学部志望なのに受験敵性では明らかに理系向き。その分、周りが国公立を難しいという理由の一つである文系なのに理系科目(理系でも文系科目)、という関門はあっさり突破。選択授業も理系用の数学(と化学と物理)をとっていたので2次試験の数学もさほど難しいとは思いませんでした。

「まず」も何も、とにかく苦手の世界史だけやろう!ということでそれまでは小説に費やしていた読書時間を歴史系の新書に切り替えました。もともと古本屋めぐりは趣味だったので行動範囲の古本屋の50-100円コーナーで歴史系の文庫新書を買い占め。2年半バイトしていたので他の高校生男子よりもお金を持ってはいました(うちの高校は縁遠かったけど世間では「ブルセラ」華やかなりし頃。女子高生は金を持ってた)。がそんなこととは関係なく、買い占めたと言ってもせいぜい100冊程度。私立や塾に通うことを考えれば微々たるものです。

いつどんな問題でも満点を取れる!と思わない科目を勉強する分には必ず点数の上昇につながるので、わざわざ『勉強スケジュール』を組む必要はありません。数学は1日勉強しても1点分しか稼げないけど、英語は1日の勉強で2点稼げる、てなことが計算できるのなら『勉強スケジュール』も有効かもしれません。しかし、そんな計算ができる人は自分の欠点が分析できているのだから、すぐに数学でも2点稼げるようになります。満点を取れない間は何をやっても点数に繋がるのだから『勉強スケジュール』なんか不要。そもそも『勉強スケジュール』を考えようと言う発想が今日今日までありませんでした。夏休み宿題@小学校で1日のスケジュールを考えろと言われた時以来の衝撃です。『勉強スケジュール』は学校バランス配分してくれた「時間割」で十分だと思います。

夏休みバイト文化祭だけだったので、休日勉強について。休日はNHKで将棋を見てから昼食、最寄り駅周辺の古本屋を回ってからファミレスへ。(好きなのが将棋で幸い。これが囲碁だったら午後の大半がテレビでつぶれる。当時はネット中継がなかったのも幸便)本を1冊読んで(1〜2時間)から勉強。最低2時間はやろうと決めていて実際2時間くらいなら集中力は続きます。鉛筆ナメナメ英作文を推敲していると気付くと2時間なんてこともあって最低2時間の縛りは苦痛ではありませんでした。(学校じゃサボってると言ってもそれ以上やってるわけですし)

夏の「初の東大模試」は受けたような気がしてきました。模試の判定は最後までE判定だかF判定だったので「予備校の採点基準が間違ってる」と思ってました。私立であればともかく国公立の論述問題は大学教授を信用して、「間違ってはない」回答が書けていれば良しとしておきましょう。予備校の採点は予定された正解以外を大幅に減点する傾向があるように思います。英作文であれば日本語の1単語には4〜6音節の1単語の英語を対応させれば文句なしの正解で模試ではこれ以外は減点。実際にはそんな難しい単語を知らなくても中学校レベルの単語を組み合わせて意味が合っていれば大学教授は正解としてくれるようです(大学に入ったからといって採点基準を教えてもらえるわけじゃないけど、じゃなければ不合格だったはず)。

時期別対策?

10月〜11月

相変わらず模試は最低判定。意に介さず淡々勉強(授業)。

12月

出席日数を充たした生徒が続々と授業に来なくなる。いやがおうにも授業中に寝れなくなる。友人も受験モード突入で遊びの誘いも減る。悪循環?好循環?

センター対策は・・・必要なんでしょうか。東大京大の2次試験を見据えていれば不要な気がします。敢えて言うなら文系理科理系社会科でしょうか。僕の場合理科得意科目だったので無視。

センター

というわけでセンター試験対策としては過去問をやってみたくらいです。悪くても90点以上だったので、本番の集中力があれば大丈夫だろうとタカをくくる。それでも素材がたっぷりあるうえに冬休みは午前中の将棋(NHK)もない。勉強時間は比較的長かったように思います。午前に1〜2時間、昼飯を食って古本屋。別のファミレスで本を1〜2時間勉強1〜2時間。僕の中では最初と最後の時間差だけとって「6時間もやった」と思っていました。

冬休み学校に行かないので、毎日図書室で読んでたJapan Timesが読めなくなりました。かわりにテレビニュース英語音声で聞くようにする。親と妹も「受験生」ということで不満は抑えてくれてたようです。

ちなみに過去問時間を気にせずやっていました。調子が悪い時や面白い問題にであったときは1時間を超えることもあったと思います。過去問で高い点数を取ってもあまり意味がないので答えや力の確認ではなく、とにかく「どんな問題でも時間さえあれば解ける」という確信を持てるように。時間を気にしていないので早く解き終わった時も確認とかはしない。「できた!」と思った段階で答え合わせ、間違っていたら原因を考える。

二次試験

とりあえずセンターの自己採点が大丈夫そうだったので、気が抜けました。本番でも緊張しないことが分かったのが収穫で相変わらず学校の授業に出る日々。得意で好きだった数学・理科はそろそろ休めます。教師との不仲が極限に達していた英語国語は最後の最後まで授業です。

東大の○○25ヶ年』シリーズって何?赤本と友人がやり終えた予備校テキスト文庫新書、あとは学校教科書勉強してました。友人から借りた予備校テキストはザッと解いて印象に残った問題だけ書き写して返す。別にビンボーだったからじゃないですよ。公立・公立・都立ときて親にはあまり負担をかけてないし、大学国立の予定だし、バイトガッツリしてたし、参考書を買う程度で躊躇することはありません。『東大の○○25ヶ年』シリーズはたぶん僕の頃にはなかったんだと思います。

そんなこんなでさすがに学校も行かなくてすむようになり(都立とはいえ受験校なので他の生徒は来ないし、教師もそのつもりでいる)、時間ができたので予備校に潜り込むようになりました。友人は私立志望が多かったのと私立の方は全く自信がなかったので私立コースです。あと友人は理系にも多かったので理系東大コースみたいのにもたまに行ってました。2ヶ月も真面目に勉強するとさすがに疲れ(飽き)たのか、この時期に大きく伸びた気はしません。予備校では、僕が無意識にやっていたことを言語化してもらった感が強く、それはそれで頭の整理ができました。有意義だったと思います。

ぶっちゃけ全科目やるって言っても、高校で一日授業を受けているようなものなのであんまり死ねませんでした。

科目別対策

数学

得意で理系の授業をとっていたので苦労なし。解けない問題は絶対に回答を見ず、翌日へでも翌週へでも持ち越してひたすら考える。答え方を覚えるよりも、答えの見つけ方を思いつくことが重要だと思います。図形問題なら知ってる定理・公式を片っ端から引っ張り出してやみくもに補助線を引く。そんなことを繰り返してるうちに、問題を見ると求めている回答がわかるようになってきます。センター試験は余力で解けるので無視。

使った参考書・問題集:東大京大・私立理系過去問

現代文

現代文は二三回本番形式で練習して、形式に慣れるくらいでいいと思います。現代文はみんな取れなくて差がつかないし、勉強すりゃ上がるっていうもんでもないので、比重は極めて低かった。漢字常識の範囲内なので、よっぽど苦手な人でなければ悪くても1問間違えるくらいで済むでしょう。

加えて日頃読んでいた小説・随筆は役に立ったかな。乱読・雑読ですが古今東西ジャンルに捕らわれずに古本屋投げ売りコーナーで目に留まった本を片っ端から読んでたので、過去問模試でもたまに知っているテキストがありました。新刊でも買うような好きな作家受験には向いていないようで、これも幸いでした。好きな作家テキストが出ていたら「正解」ではなく「持論(自論)」を書いてしまうひねくれた者なので・・・

知っているから解ける、知らないと解けない、というわけではありませんが、抜粋されたテキスト前後や著者が分かることにデメリットはありません。「受験のため」としてはお勧めできませんが、今まで読書に費やした時間も「無駄ではない」程度の気休めに。

使った参考書・問題集:なし

古文と漢文

暗記が苦手なので古文には多少手を焼きましたが、学校の授業で十分。むしろ暗記法があれば教えてもらいたいくらい。単語帳とかがいいんでしょうか。僕は単語帳を作るのが面倒だったので、とにかくテキストを繰り返し読んで単語の意味や用法を文脈から類推するように心がけました。おそらく全科目で一番教科書を使いました。和訳(現代語訳)では自然日本語になるように心がけました。意味が分からないから曖昧に訳すのではなく、文理や言葉のかかりを強調する翻訳体をさらに自然言葉に訳す感じです。英文和訳でも同じ。

使った参考書・問題集:教科書過去問

物理と化学

センター試験対策。教科書過去問で十分。感覚を忘れないように授業がなくても週に一度はやる。勉強期間が短いので過去問が枯渇する心配がない。

使った参考書・問題集:教科書センター試験過去問

世界史と地理

うちの高校では入学時点で日本史と地理の選択を迫られます。歴史の暗記(人名年号)が大の苦手だったので深く考えずに地理を選びましたが、これが功奏。日本史世界史日本史と地理が無関係とは言いませんが、世界史(の特に近現代史)と地理は密接不可分。片方を勉強すればいやでも他方の学力もあがります。

比較的得意だった地理。これは教科書一般教養新聞新書)で済ませました。とにかく視点を広くして、知らないことがあって当然、知らなければ考える。このとき世界史の知識や新聞書籍で読んだ現代社会の知識が役立ちます。社会政治は地理的条件や歴史的背景に帰結することが珍しくありませんから知らないことでも十分に推測がききます。

あとは地図を見ることかな。別に国名や地名を覚えようとする必要はなくて、国名や都市名とだいたいの位置が繋がればそれだけでたくさんの情報が得られます。内陸なのか平地なのか、頭の中で地形図や気候図とおおまかに重ねられればなお良し。世界でn番目に長い川の名前とかm番目に広い国土といったクイズ的な知識は不要。そこに川はあるのか、国土は山がちだが狭くはない、その程度で事足ります。

都市名と工業農業産業を単にセットで暗記するのではなく、そのような産業が育まれた地理的要因を考える。基本で当然のことのようですが、結局はこれにつきます。

歴史(世界史)。大の苦手。とにかく年号人名が覚えられない。ルイとかシャルルまでは分かるけど何世かが覚えられない。清教徒革命フランス革命前後関係因果関係)は分かるけどそれぞれの年号は知らない。(日本史なら足利某までは分かるけど某が分からない)それでも何とか解けるのが東大京大論述問題の良さ!

細かい年号はザックリと捨て拙い記憶力は人名とせいぜい事件の名称に費やす。あとは前後関係因果関係意識しながら歴史を概観する。

教科書や授業では国や地域で縦に切り、ついで年代で横に切って学習しますが、前後左右のつながりを考えて大きな年表を作ります(頭の中でも良いし、模造紙や今ならパソコンソフトで実際に作ってもいいかも)。先の例で言えば清教徒革命イギリスの歴史においてどのような影響を与えたのか、さらにヨーロッパアメリカのどのことがらにつながっていくのか、フランス革命フランスの歴史、ヨーロッパアメリカの歴史にどのように・・・こうやって年表に→を書き始めるとすぐに→だらけで見るにたえなくなっていくと思います。そんな因果関係を大まかに覚えていく。このような大きな流れがつかめると東大の問題は急に簡単に見えてきます。

教科書と資料集を片手に短時間で問題を解けるようになれば、あとは覚えるだけ。

教科書・資料集をわたしてもキーワード人名年号・地名・事件)をピックアップすることしかできずそれらをつなげて論説できない人が東大京大論述式問題を難しいと言ってるように思います。僕の場合は逆で、キーワードが分からない(正確に覚えていない)もののキーワード部分を穴あきにした回答は組み立てられた(センター試験の問題文のような文章)。教科書・資料集があれば穴埋めは簡単。あとはキーワードを覚える。受験勉強のほぼ全てをこれに費やしたと言っても過言ではありません。

例題を解く時は分からない問題もいきなり回答を見るのではなく教科書などを見ながら一度回答を完成させてから回答を見る方がいいでしょう。「覚えさえすれば」という段階に至ることが重要

もう1つ、大まかな流れを雑ぱくに理解するのに新書のような読み物が役立ちました。受験用ではないので縦横に細切れにされていませんが、その分全体的な流れが見えてきます。気分転換にもいいでしょう。

最後に暗記について。当時は思いもよらず、最近になって思いついたのですが、書いて覚えるのではなくしゃべって覚えるというのがいいような気がします。英単語漢字は書いて覚えるのも効果的だと思いますが、(ルイ)14世、15世、16世と書き連ねたところであまり役立つとは思えません。関連する人名年号・ことがらをセットで口に出すと覚えられそうな気がします。ぼくは学校ファミレス勉強してたので、当時思いついたとしても実行できませんでしたが。ちなみにこれは法学勉強を通して気付きました。自分レジュメを作ったり授業を聞いていても条番号はなかなか覚えなかったのですが、ゼミなどで口に出す頻度が増えると自然と覚えていました。

英語

英文和訳は慣れ。知らない単語は前後の文脈で予想。そのために役立ったのは英字新聞Japan Times(とテレビニュース英語音声)でした。朝に日本語新聞で読んだ内容が英語に書き直されてるようなものだから、知らない単語があってもドンドン読み進められる。これを2ヶ月も読めばいやでも単語力や読解力、類推力や速読力が身に付きます。

辞書をひくのはあとまわし。類推した単語はあとで必ず辞書をひく。この2点がポイントと言えばポイント辞書をひくのをあとまわしにするのは「考える」ことが重要だから。あとで必ず辞書をひくのは、1つの単語が持つ複数の意味を「とりあえず知っておく(覚えなくてよい)」のが重要だから。

今では多くの英語新聞記事がネットで見られますが、日本新聞とはフォーカスが違うので今なおJapan Timesが良いと思います。「英文を読む」よりも「大まかな内容を知っている英文を読む」ことが重要です。

趣味と実益を兼ねて好きな作家原書も読みました。が、これはさすがに知らない単語(と専門用語)が多すぎて勉強にはなりませんでした。

あとは過去問東大京大ではずいぶんと傾向が違うのですが、それでも私立の問題よりは国公立の問題の方が東大受験には役立つ。私立の問題は「知らなきゃ解けない」うえに教科書にないものも多い。国公立とは別のことを問うています。

単語帳は古文同様に作るのが面倒。教科書では物足りなかったり電車教科書を開くのが恥ずかしかったりなら、ペーパーブックを1冊だけ買って眺めていればいいのではないでしょうか。3日も同じページを読んでいればいやでも内容が分かるようになり、使われている修辞・技巧なんかにも気付くようになると思います。

DUOとか知らないしiPodは当時はない。当然使ってません。今なら英語ニュース議員さんのPodcastiPodで聞くのはありかも。(議員さんやニュース英語は分かりやすいです)

例文を覚えるという発想はなかった。過去問模試を解いているといやでも覚えてしまう文法的技巧や慣用句はありました。「覚える」というよりも「(自然と)覚えた」という感じなので「覚え方」は分かりません。

自由英作文は想定されている答えを探すのではなく「意味」が通る英文を書くことが重要。正しい文法で知っている単語の継ぎはぎする。どうしても分からなければ少し長めにあけた余白に薄く日本語を書いておき、あとで考えましょう。日本語1単語に5 words前後の余白を対応させるくらいの気持ちで。他のことを考えているうちにピッタリくる単語(1単語)が浮かぶこともあるし、そうでなくても空白のまま出すくらいなら中学校で習った単語を並べて意味を表現する。とはいえこれは苦肉の策。単語を知っていて損することはないので、時間と金と記憶力に余裕があるなら単語や例文はいくらでも覚えてください。大学に入っても社会にでも英語が足かせになることはないと思う。

英語(と現代文)は教科書をあまり使わなかった気がします。

使った参考書・問題集:国公立大学過去問模試、英字新聞

模試

模試は一通り受けたと思います。「教える」ための教科書と「考えさせる」ための試験では勉強の内実が違います。「教わる」よりも自ら「考える」ことの方が重要なので省エネ勉強のためにも受けて損はありません。嫌でも丸一日勉強したことにもなります。

東大模試は受ける。結果が悪くても気にしない。結果が良ければ安心する。結果が悪くて自信もなければそれを機に諦める(浪人するなり志望校を変えるなり)。

過去問を見るかぎり、東大よりも京大の方が正解の範囲は広いと思います(模試ではなく本番の話)。模試結果に納得いかない人は東大より京大に向いているかもしれない。

本番

寝過ごした!電車で寝過ごしたけど、高校受験で軽く遅刻した反省をいかして少し早めに出ていたのが功奏して間に合いました。遅刻だけは気をつけましょう。

遠方からの受験生ホテルなどに宿泊する方は寝坊に注意。受験まで1年のこの時期に言っても「そんなわけない」と思うかもしれませんが、1校しか受けない本名中のPermalink | 記事への反応(0) | 18:06

2009-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20090315151456

アスペだけじゃなくて、軽度でも自閉傾向にある人は

ルールとか習慣に対するこだわりが半端ない。

中でも自分が正しいと思ってる事は彼らにとって絶対で、

それを破る人を見ると極論(この場合だと死刑)で騒いだりするし、

自分が妨害されるとパニックに陥ったりする。

あと、物の裏を読めない。

何でもストレートに受け止める。

ここからは俺の思い出話なんだが、

高校時代にも頭はいいんだが自閉の子がいてなぁ。

ほっときゃあいいのに苛めたくなるのか他のクラスからちょっかいを掛けに来る奴らがいたわけさ。

そしたらそいつ、最初はダッシュで保健室とか職員室に逃走してたんだが、

ちょっかい掛けに来る奴らがエスカレートしていくと、カッターナイフ持ち出して振り回したりして対抗しだした。

丁度テレビとかでナイフ云々が取りざたされてた時期で、どうやらそれに影響受けたらしい。

文化祭でサボってる奴にノコギリ向けたり、まぁいろいろ大変だったよ。

だから言っておくが、変な目で見たり、変に手をだしたりしないように。

普通の人として扱う限りにおいて彼らは害を加えない。

ちょっと変わった傾向がある程度の普通の人として接することがコツだ。

2009-02-04

オタクが攻撃されたときのパターン

http://anond.hatelabo.jp/20090203224844

元増田です。

皆さんブックマークありがとうございます。

よもやこんなに反応が返ってくるとは思いませんでしたよ。そして、その大半が馬鹿馬鹿しくて取るに足らない発言なので頭が痛くなってしまいました。いちいち反応していても時間無駄なのでちょっと分類化して遊んでみました。

もちろんこれに当てはまらない真っ当な反応をしている人もたくさんいます。その人の言葉はきちんと噛み締めて、今後の糧にするのでご安心ください。

例えば「そんなところからは抜け出せばいい」と言ってくれた人。大丈夫です。今は大学を越えた優れた人間サークルを作ろうとしていて、その人たちとGEISAIに乗り込みます。各大学文化祭を見て回って、探し歩きました。いずれ大学だけでなく学歴や年代を越えたすごいサークルになるでしょう。

それでは私が分類した「オタクが攻撃されたときのパターン」です。

(1)定義避け

これは「××はこうだ」と攻撃された時に「本当の××はそうじゃない」と言って逃げる方法。相手の前提を無視して勝手に再定義を行い、恣意的に相手の前提を外して「本当の××」を打ち出して逃走する。さらには「お前は本質を見極められないタワケだ」と見下せるオマケ付き(このオマケが大好きでこの方法を繰り返している人は多そう)。

これは何にだって使えるが、しかし、いったい何が「本当の××」を保障してくれるのだろうか? 相手の言った「××」が「本当の××」でない可能性があるのなら、定義避けの連中が打ち出した「本当の××」だって「本当の本当の××」でない可能性が出てくる。そんなんじゃ袋小路だ。

相手に何かモノを言うのなら、まずは相手の前提を受け入れて共有しなきゃ発展性は生まれない。そうじゃなきゃいつまでも不毛定義付け争いに終始してしまう。

(2)冷笑

相手の言っていることを全く無視して、主に相手の人格や行動を冷笑することによって優位を保とうとする。攻撃されてダメージを受けていることを必死に覆い隠そうとして出る態度。

例えば今回なら「元増田もそういうのと程度が同じだってわかってるのかねえ」「『詰まんない詰まんない』言ってる人間楽しい人間であった試しがない。」「いまさらダイエット成功おやじ引用か」などが当てはまる。

相手の粗を探してディティールまで読み込み、冷笑できる部分はないかと必死に探す。そこまで読み込むのなら普通自分意見を構築して発言すればいいのにそれはしない。いや、できないのかもしれない。

言うまでもなくこんなのは意見になっていないし、一連の行動は「相手を言い負かしてやったぞ、俺ってクールクールな俺はこいつの言っているダメな××には当てはまらない」と自分プライドを取り戻すための行動にすぎない。傷ついた心を自分で必死にベロベロ舐めているのだ。

そもそもこの人は戦場に出た途端に速攻で撃たれて病院送りになってしまったようなもので、戦争に参加していないので無視すればいい。もしくは「ああ、この人は負傷してしまったんだ」と慈悲の目で見守るのがベターだろう。


(3)自己責任

相手の訴えている不満や現状を全て「自己責任」に帰すことで意見をねじ伏せる非常に乱暴な振る舞いだ。

例えば「君が入れる程度のガッコには相応の人材かいないんだよ」「普遍的な進路を選んだ時点でオタクを逃げ場にしてるのはお前も同じだ」「話は聞かせて貰いました!増田が全面的に悪い」などだ。

相手の言っていることや取り巻く状況を一切無視して、相手の立ち位置を批判して黙らそうとする。これも何にだって使える万能ツールだ。

映画がつまらないのは面白く見ようとしないお前が悪い」

「親が死んで辛いのは今まで精神の研磨をしてこなかったお前が悪い」

しかし、我々の口は何のために存在し、思考とは何のための時間で、対話とはいったい何のためにするのだろうか。少なくとも、相手を見下して気持ちよくなるためにするものではない。このような態度を取ってしまう人が21世紀になるまでの人類歴史が、いったい何を発展させてきたかを考えてみてほしい。

(4)決め付け

相手の書いていない部分は全て自分よりもレベルが低いと決め付けて安心しようという態度。

自分の行動について書いていないから何もしていない口だけに決まっている」

ブログについて何も書いていないからアクセス一日数ヒットの弱小ブログに違いない」

「どこの大学か書いていないから偏差値の低いバカ大学のはずだ」

ともすれば、「そうなんだろ。言ってみろ!」と尋問を始めてしまう人もいる。相手の言っていることを全く見ないその行為は、相手が自分よりも低い存在だと確認して安心したいだけである。

相手のパーソナルな部分を探ろうとしてどうなるというのだろうか? 唸るような実績を相手が出していたら意見を受け入れるのだろうか。なんという権威主義だろう。


しかし、何で自分自尊心を守るためだけの発言なのに「言い負かした」気になってしまう人がネットには多いんだろう? 例えばkanoseさんの発言はすべてこれらを駆使しているだけです。

急いでぬるま湯に飛び込んで傷を癒しているだけなのに、まるでそれがクールかのように必死に装っている。傷ついたときが思考のアップデートの絶好のチャンスなのに。

モニターの前で頭から湯気を出しているあなた。あなたはモニターを見る前に鏡を見て顔を洗った方がいいですよ。

2009-01-22

http://anond.hatelabo.jp/20090113205704

可愛い女の子の一生

幼稚園→近所の人から「可愛い子ね」と、他の子よりチヤホヤされる。

小学校→同級生の男子にちょっとカラかわれちゃううけど、クラスの人気者。

中学校部活の先輩や同級生の不良っぽい男と付き合う。 初体験は中3の夏休み

高校高校は中の下。高1の夏までは地元ヤンキーと遊んでる。

 だが高1の文化祭から大学生ナンパされ、金のある年上の男と遊びだす。

 女子高生の内がハナと、大学生を食いまくり

短大→1年:大学生、2年:社会人食いまくり堕胎経験する

社会人(20代前半)→最初は同期の男と付き合う。大学時代彼氏二股中。

 だが半年以内に2人とも切る。ちょっとカッコいい中年のおじ様とベッドイン。

 不倫経験して、大人の女になる。「これで私も苦労を知ったイイ女!」

 25までは男の方から無制限に寄って来て、自腹で物を買う機会が少なくなる。

だが25過ぎてから、男性の集まりに陰りが・・・。

20代後半→1度目の転職。若い娘がチヤホヤされるのが気に入らない。

 「あんな子、大した事ないのに。ホント男って馬鹿ね」と男性批判に走る。

 自分よりブスが先に決まっていくたびに「私はあんな妥協はしない」と自分に言い聞かせる。

 年下男に手出したり、クラブに通ったり、資金力をバックに色々活動してみる。

30歳→ここが運命の分かれ道。ここで男をGET出来ないと、2ch男女板の常連に・・・。

 何とか男をGET。相手は理系旧帝大のマジメ君。女性経験無し。

 貯金も500万くらいはある。 披露宴最後のスピーチ新郎、涙のスピーチ

 「僕はこれから、彼女幸せな生活を築いて行きます。」

こうして高学歴理系男は、地元ヤンキー文系男の食い散らしを

ありがたく一生の伴侶とするのであった。  完

出典:2ch

リンク:2ch

2009-01-14

幸せに。

高校の時、クラスヤンキーっぽい女子が居た。

髪を金髪に染めていて肌はガサガサで三白眼で、お世辞にもかわいいとは言えなかった。

ヤンキーっぽいと言ってもタバコを吸ったり夜遊びしたりという程度のもので

別に俺自身が不快な思いをさせられたというような事はなかったが。

その女子が、文化祭打ち上げの時に小さい子供を連れてきてた。

なんでも、最近再婚した母親の方の連れ子らしく、都合で家に置いていられなかったので連れてきたのだった。

汚れた口を拭いてあげたりして、かいがいしく面倒を見ていたらそのうち同じクラスヤンキー男子

「なんかお前、ねーちゃんっていうより母ちゃんみてえ」とからかった。

するとその女子は「ホント?そう見える?」といって、とてもいい笑顔を見せた。

久しぶりに同窓会であったその女子は、髪も黒く染めて落ち着いた服装をしていた。年内に結婚すると言っていた。

結局高校在学中も卒業してからもまったく連絡も取っていなかったくせに、俺はなぜか少しショックを受けた。

これは俺の歪んだ先入観と積極性の無さが生んだショックに違いなかった。

ヤンキーは身内にだけは甘いんだとか、普段悪っぽい人がいい事をすると過剰に良く見えるとか、

いくらでもバカにされそうな話だった。

ただ、あの打ち上げの時のあの子の笑顔は本当に美しかった。

俺の中でそれだけは間違いなく真実

2008-12-14

http://anond.hatelabo.jp/20081213220509

これ見るとなぜだか↓のコピペ思い出す。

俺の周りは馬鹿が多い。特に学生時代はすごかった。

こういっちゃ何だが一般学生の年間馬鹿接触率の8倍ぐらいだったと思う。

そこで学生の頃の俺の一日を紹介させてくれ。

まずは朝、学校に行く。

同級生は「あろは」と言いつつ俺のチンコを揉みに来る。

ノーリアクションで席に着く。HRまで軽く寝る。

先生フランスパンで叩かれ目覚める。

2時限目の休み時間弁当を食おうと弁当を開ける。

半分食われている。いらつく。

隣のヤツのバッグにフランスパンがささっている。半分食う。

教室のストーブの上にスルメが乗っている。イカくせぇ。

休み、購買にジュースを買いに行く。

自販機の前にピクニックシートを敷いているヤツが居る。

シートの上を歩きジュースを買い、何もいわず立ち去る。

踊り場でコタツ麻雀をしているヤツがいる。ガラガラうるせぇ。

教室に戻る。ストーブの上にスルメが乗っている。早く食えよ。

午後の授業が始まる。後ろのヤツがヤニくせぇ。

隣のヤツが黒板を写している。筆ペンを使うな。馬鹿か。

机の中にフランスパンが入っていた。いじめか。何もいわず捨てる。

放課後。バッグを持って席を立ち、教室を出る。

ストーブの上のスルメが恨めしそうに俺を見ていた。

ロッカーに行くと隣の席のヤツがいた。クツが無いらしい。

見るとクツの代わりに上履きがたくさん入っている。何もいわず立ち去る。

こんな感じで俺の一日が終わっていく。

馬鹿ばっかりだ。どうでもいいけどね。

文化祭とかイベントの時はもっとひどかった。

さらなる俺のエピソードに耳を傾けてくれ。

待ちに待った文化祭

当日、学校に行くとさやわかに同級生がお出迎え。さっそく俺のチンコに群がる。

ノーリアクション開店準備をする。出し物はダンスフロア。俺の役目は準備と片付けだ。

準備が終わったので他のクラスを見て回る事にする。

校庭に出る。やたらイカ焼き屋が多い。イカはもういい。

「俺の生写真」と言う店を見つける。そいつの生写真を売っている。出店許可すんな馬鹿

「闇たこ焼き」と言う店を見つける。買ってみる。中に消しゴムが入っていた。いらつく。

説教屋」と言う店を見つける。覗いてみると隣の席のヤツが説教されていた。何もいわず立ち去る。

体育館教員ライブを見る。「ポケモン数え歌」を熱唱するいい大人。馬鹿か。

ライブが終わり、劇が始まる。タイトルは「ジャンボなお姫様」。馬鹿か。

所狭しと舞台を駆け巡る巨体(メス)。見苦しい。いらつく。

特殊教室の棟へ行く。

看板を見つける。「ドキッ!男だらけのフォークダンス大会」。何もいわず立ち去る。

焼き物屋」で隣の席のヤツを発見。粘土で真剣ウンコを作っている。何もいわず立ち去る。

化学室から呪文らしき声が聞こえた気がした。何もいわず立ち去る。

後片付けの為、教室に戻る。

誰もいないダンスフロアで後ろの席のヤツを見つける。

半狂乱でただ一人踊り続けている。見苦しい。いらつく。

後片付けをせず、家に帰る。

馬鹿ばっかりだ。もういやだ。

2008-12-05

女が嫌い


俺は女が嫌いだ。

スペックを言うと、大学2年生で、基本的に2chによくいるような人格

非モテで、スイーツをバカにしつつもてたいみたいな感じかな。

鯛みたいながっつきはないけど。それで中高時代は全くモテなかった。

高校時代に何度か女とデートしたものの、中高一貫男子校という環境で対女コミュ力は全く鍛えられず

(今思うとそれは男に対してもで、単にコミュ力が低かっただけかもしれない。)

全く実らなかった。ブスからのアプローチとかはカウントしない。


だけど今はだいぶ変わった。大学生活で荒波にもまれ、いろいろ辛いこともあったがコミュ能力はついたと思う。

女に対しての距離感のはかり方や、相手にチューニングしてSっぽく振る舞ったりするやり方もだいたい習得した。

高学歴かつ外見もそこそこだから、俺がアプローチすれば落とせるくらいの実力はついたんじゃないかな。

たぶん普通の人だとここら辺で満足して、普通恋愛を送っていくのかもしれないけど、俺は違った。

自分はどうも劣等感の塊みたいで、女が嫌いらしい。

今までの非モテ体験や、(実際中学時代はオタクだったし、スクールカーストでも本当に下位だった。)

DQNと付き合うかわいい女子」っていうのを見てきたり、

2chの喪板を見てたり(夏の葬列とかも)で、

「女は一部のイケメンDQNに利用される立場のバカだ」っていう認識ができてた。

当時は手の届かない存在だったし、憎悪や嫉妬ばっかりしていた。

たぶん「俺みたいな優しいいい男がいるのに何であんなクソみたいな奴に惹かれるんだ」

っていうのもあったんだと思う。実力もないくせにプライドだけは高かったんだな。

こういう今までの鬱屈した思いがあった上で、普通の人みたいに恋愛生活を送るのはバカらしく考えるようになった。

だから彼女ができても浮気はするし、悪いとも思っていない。具体的に言うと、俺は今彼女が3人いる。



1人目は同じ団体に所属している女。背高くてスタイル良し、オシャレ、顔上の下、人によっては中の中くらいかも。

俺にとっては初めての恋人で、キスセックスも全部始めての相手。

相手にとって俺は三人目だけど、処女だったからあまり気にしてない。アゲマンだし一応本命。将来を考えられるレベル

2人目はネットで知り合った女。めっさんこ可愛くて、モデル。そして処女。これは本当に奇跡だと思った。

でも元彼を引きずってて、正確もわがままだから、処女を頂いた後はすぐ捨てる予定。

奢ったりしてるけど初期投資ということで我慢。セフレに持ち込みたいけど無理だろうなあ、割りにあわん。

3人目は大学文化祭ナンパしたJK。顔中下。おっぱいはでかい。

正確に言うと付き合ってはないんだけど、アタックしたら確実にいけるからちょっと盛って書いたw

非処女だからしばらくしたら終わりにする予定。面白い子だから友達になると思う。




こんな状況。これまでも単にセックスだけとかは少しあった。(本命には秘密だけど)

これからも浮気は続けてくだろうし、辞める気もない。

浮気マネージメントは大体完璧なんだけど、たまにバレたりもするからそれはその都度なんとか対策をとってる。

自分の状況書き連ねて何が言いたいかというと、自慢ってのもあるけど、一番は女とか鯛男に対しての俺の立場の表明。

女はいかにバカかってのをこれ見て考えて欲しい。あ、でも別に喪男とか童貞諸君の味方ではないです。

というか昔そうだったし気持ち的には味方につきたいんだけど、逆にウザいと思うのでどちらからも憎まれる立場になりたい。

上長文おわり。日本語でおkな部分多かったと思うんですがお許しを。

ブタプロデュースしたあいつ

高校時代になんでも思いつきで実行に移す楽しい奴がいて

「野豚をプロデュース」ってドラマタイトルを聞いてインスピレーションを受けたらしい彼は

聞いたその足で校舎裏にすっとんで行って

畜産部で飼ってる子豚を借りてきて、ああだこうだと子豚をいじりだした

またあいつの馬鹿が始まったよと僕達は笑っていたんだけど

文化祭ステージで彼とその子豚が出てきて驚いた

泥まみれだった豚はブラッシングされた真っ白な毛並みで

血色良いピンク色になっていて

彼がプロデュースしたらしい赤い蝶ネクタイを付けていた

芸も出来るようになっていて

たどたどしい足取りで彼の回りを回ったり、ボールを鼻でつついて持ってきたり、すごく愛らしくて可愛かった

なにより彼に抱かれてる子豚は幸せそうだった

全校生徒が拍手喝采

子豚は学校公認のペットとして女の子にキャーキャー言って世話される事になったんだけど

その後彼から「あの子豚でフランクフルトを作って(文化祭で売って)プロデュースの締めくくりにするつもりだった」

と聞いた時は驚いた。

2008-11-16

通信簿

就活自己分析をするには自分史を書く、っていうのがまあ普通らしい。

でも、中学時代が全然思い出せない!!

なぜ?記憶喪失

先輩に相談したら「通知表見てみれば?」と。 (°∀°)なるほど!

で、母に探してもらうと・・・・

でるわでるわ。

え?勉強得意だったっけ?(3年間オール5の科目があった。)

え?学級委員とかやってたっけ?

え?放送委員も?

覚えてねー!

かろうじて覚えているのは、文化祭部活部長をやっていたことくらい。

興味関心の欄や、協調性の欄は三角ばっかり。

昔からマイペースな子だったんだね。

その代わり責任感や達成度は二重丸かー。

なんか必死に一つのこと突き詰めてた気がする。

そうそう、この時期からゆとり教育が始まったから、総合の科目がある!

でも、通信簿ってこの年齢にはないからすごいおもしろい

こういうフィードバックやら他己分析やらがもらえる環境って貴重だよね。

いやー先生てすごい職業だなぁ。

2008-11-10

http://anond.hatelabo.jp/20081110001929

思わず笑ってしまった。

そうかそうか、だから修学旅行でも、宿の他の人のことや従業員のことを考えず、

文化祭にもロクに参加できなかったような人間だから、就職活動もうまく行かずに

社会人としてもうまく行かずにこんなところにいるってことを主張したいのか。

その原因が、学校教育であると。俺は悪くないんだぞー!と。そう言いたいのか。

いや、こういう議論をするときは自分の中でゴール(どういう主張に持って行きたいのか)を

先読みした上で発言しないとさ。もっとがんばろうで賞を進呈する。

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