「恫喝」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 恫喝とは

2009-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20090105061809

アメリカは無警告で使用したことはあるけれど、脅威をちらつかせて恫喝したことは一度もない。

2008-12-11

http://anond.hatelabo.jp/20081211190103

そういう行為をわざわざ写真にとってアップするっていう行動が

自分はこの作品のせいでこんなに傷つけられた」

「俺らの満足するような世界を提供しないとこういうことになるぞ」

っていう恫喝に思えてしまうんだよね。

追記:

http://anond.hatelabo.jp/20081211174903 読んだ。

自分は今回の件はそもそも「批判」ですらなかったと思っています。彼らは路線変更を狙ったのでもなければ、作品解釈押し付けようとしたのでもない。全く無目的無意味な怒りの表明を行ったのではないでしょうか。

うーん、自分はそういう風に思えなくなってきている。

これは「怒りの表明」なんて大それたものじゃなくてもっと小さい「不満のあらわれ」なんじゃないかと。

 

これと似たような騒動で某イラストレーター

ゲームディスクを割った画像ブログにアップして炎上ということがあったけど(たしかゲームの出来が悪かったからと記憶している)

この場合は今回と違って意見を表明すればきちんと受け止めてもらえる場はあったろうし

自分はこんなにもルサンチマンを抱いている」ということを知らしめる

なんて風になるとは考えにくい。

自分の不満を表明する手っ取り早い手段として行っているだけなんじゃないかと思えてしまうんだよね。

 

上手くまとめられないが、こういう行為が作品の不満に対する「お約束」と化してしまうと

いくら「見えない枷」を壊そうがこういうことは起きてしまうんじゃないかな。

http://anond.hatelabo.jp/20081211184128

「受け入れざるを得ない、それ以外どうしようもない」というような意味

他にあるだろう

その手段がまさしく、単行本を切り裂き捨てるという拒絶。

作者が発表した作品に対して、受け手が「こんな世界受け入れられるか」と拒絶する。

これのどこがクレーマーなんだ?と疑問に思ったが、そうかこれはまさしく君が思っている「受け入れるしかない」という前提があるからなのか。

その前提を否定するから君から見ればクレーマー((過剰に被害者を演じ、時には恫喝とすら思えるような行為に及ぶ者))なのかね。

クレーマー

http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%AF%A5%EC%A1%BC%A5%DE%A1%BC

というかはてなキーワード重いよw

2008-11-26

http://anond.hatelabo.jp/20081125165352

懲戒を一切禁止するというのなら判りますが、そうではないと。

結局あなたが言ってるのは、子供精神に苦痛を与えるのはOKで、身体への苦痛はダメ、という事です。

まったく理解不能な価値観です。

>おっしゃるような「傷付かないレベル体罰」でその目的は果たせるのでしょうか。

当然です。ビンタレベルの適用が有効な場面もあるでしょうが、

懲戒を記号的に示す程度のノックなどすら、無分別に全面禁止されている状況ですから。

言葉が云々なんて夢物語を語る人は、世界から警察を無くしてみたらいかがですか?

人間は、人工知能でも霊魂でもなく、身体を持った生き物なのですから、

懲戒を示す記号として通じやすく効率的な身体記号は一律に禁止して、

回りくどくて非効率な言語記号や物理接触を排除した恫喝などのアクション記号での

懲戒子供の心身に危害を加える)事を許すのは、まったく理に適いません。

結局の所、ほとんどの体罰否定者は、真摯に子供の事も教育の事も考えず、

体罰ダメ」という社会的風潮に乗っているだけであって、

その意味で「黒人は劣等人種」「穢多非人は人外生物」というかつての社会

黒人や被差別階層差別迫害して良心の呵責を感じなかった人達と同様である事を認識すべきです。

(あるいは、子供を自らのイデオロギーの踏み台にしている人も少なくないでしょう)

2008-11-24

善悪の判断に法律を持ち出す人って

http://anond.hatelabo.jp/20081124150056

>あまり法治国家をなめるなよ? 私刑するようなやつ国外追放ものだぞ。

反論の代わりに恫喝、法治を謳いながら法的根拠不明な国外追放…。

先日は「下向きの想像力」なんてエントリがあったけど、やはり世間の多数はこの程度のアホウで占められてると実感する。

自由主義社会では自分の頭で考えると言う事に価値を認めるとしても、自ら思考と無思考の区別もおぼつかない彼らが、

既存法を越える思考が適切に出来るとは到底思えない。

こういう人達には、無理に物事なんて考えずにただ法の言うがままに生きて貰うしかないのだろうか。

2008-11-23

http://anond.hatelabo.jp/20081123143917

「げんこで殴ること」程度でも容認されなくなったのは、これはもう不可逆な変化で仕方がない。背景には、「教師が学校の中で何をしているかが見えやすくなった」とか色々あるわけだが、そこで素朴に「親が教師を信頼しないのが悪い」と憤って見せても、もはや何の解決にもならない。信頼関係ってのは、正論恫喝で得られるものではないわけで。

やはり、今こそ新たな枠組みが必要とされているわけで、その中にはもしかしたら「体罰を制度的に取り入れる」という選択肢もあるのかもしれない。しかし、あくまで制度として正当化を図るなら、それは教師の裁量で自由に振るえるといったものにはできないし、あってはならない。おそらく、仮に実現したとしても、体罰肯定派が望むのとはかけ離れたものになるだろう。

2008-11-12

DQNの形式美

http://d.hatena.ne.jp/shibuyan730/20081111/1226428535

面白い。面白いけど、俺にはどちらかというと一方的にDQNオタク文化を吸収しているように思える。オタクDQN文化を吸収した例ってある?

たとえば、それまでエロ抱き枕でニヤニヤゴロゴロしていた集団が、だんだん鉢巻占めて長ランでオラーっとかやっている例はどのくらいあるんだろう。言葉を変えると、オタクの硬派化、オタク体育会系化ってのはどのくらいあるんだろう。長島は面白い例だが、あれを傾向といえるかどうかは、俺にはよくわからない。彼のほかに頂点には上れなかったけど、体をとことん鍛え上げたオタクピラミッドがあるの?そうならばオタク体育会系化しているけど。

単発ではアニメに詳しい格闘家とかいたじゃん。

なんとなくだが、単にDQNが形式美を失いつつあるんじゃないかと思う。まっとうに暮らしているやつはこういうことを言うと、なに言ってんだと思うだろうが、暴走族にも鉄の団結と厳しい上下関係がある。乗り回している車とか単車は、一般人が目を背けるような改造であっても、連中なりに「しぶい」「かっけー」という基準があった。単にお行儀のよさに対するアンチでめちゃめちゃやってるだけと考えると、少なくともDQN文化という見方からは降りる必要がある。彼らは彼らの美意識規範を持っている(社会的に容認できないが)。そういう意味で、文化を論じたい筋からは彼らはカウンターカルチャーだろうが、彼ら自身にとって「カウンター」という言葉は無用だ。

話がそれた。

アニメ暴走族に関しては、単に暴走族としての美意識が崩壊しつつあるんじゃないかと思う。というか、集団的な美意識を構成員に押し付けられなくなった。「萌え??」とか「アニメ」とかいっているやつを、「馬鹿じゃねーの、恥ずいことしてんじゃねーよ」と恫喝できる鉄の組織を維持できなくなった。なぜなら、DQNに限らず日本人全部が美意識を失いつつあるから。

大阪の引きずり回し殺人の父親のコメントが印象的だった。どう見ても犬猫以下の生活が報じられていた男の親と思えないくらい、常識的なお詫びを言っている。言わされたというより、本人の内側から自然にそういっている。たぶん会社ではきちんとした社会人だったんだろう。でも、わが子にはペット程度のしつけしかできなかった。

日本中上から下までそんな感じだろう。だめなことはだめ、文句を言わずに黙って言うことを聞けという最低限のしつけさえされていないペットが街にあふれている。暴走族が例外だと思ったら大間違いだ。彼らだって若い連中をそういった層から入れざるを得ない日が来る。そんな連中が、びしっと筋の通った浪花節価値観、美意識を受け入れられるか。言い換えると厳しさを受け入れられるか。あまったるい、萌える快楽だけの世界へとゆっくりと降下していくだけだ。

つーわけで、一部暴走族に発生している(とうわさで聞く)痛車化は、DQNカルチャーオタクカルチャーの融合とかではないと俺は思う。どちらかというと、お米にエロゲー原画化に絵を描かせて売る、美意識のなさ、常識のわきまえなさ、痛さに近い。

つまり、一億総痛い人化の一例に過ぎない。

2008-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20081102004901

流石に全ての宗教に対して当てはめる事は出来んだろ。

確かに、過去に「そういう目的」に利用されてきた宗教はいくつもあったが、それとは無縁な宗教も掃いて捨てるほど存在していた。

しかし「そういう目的」に利用された宗教がどんな悲惨な事態を招いたかを考えれば、創価学会はそろそろ一定の枠を設けて、そこから絶対に出てこられないようにしておくべきだろう。そう考えれば、首相恫喝する位に焦ってる姿は逆に安心感を誘う。

とりあえず池田大作テレビのさらし者にするか、それが無理なら当人がくたばる次のステージへ進むのを待つしかない。公明党池田が作ったようなものだしな。1960年会長就任の翌年に公明党の前身が結成されてる(それ以前から政界への影響力強化に執着していたけど)。

2008-10-29

某所を見て思ったこと

民主主義って嫌になるんだわ、たしかに。面倒くさいし。日本人はバカだと思いながらも、他国民を見たらまああれよりましかと思ったりして、例えばアメリカ人でもいいか。大きくみたら日本人アメリカ人よりも頭良さそうなのに、アメリカには日本以上に政治運動を煽るヤツ煽られるアホがたくさんいるのに、なんでアメリカのほうが統治がうまく行くんだろう。いまの金融危機の処理を見たって、日本で何年もかかったことを、多少手間取ったり不要に銀行をつぶしたりしたけど、でもちゃっちゃとやってしまった。で、自分なりに考えた。

たぶんこういう違いだ。アメリカにも日本にも愚かな大衆がいて、左右の煽り屋が国をあやまらんとしている一方で、アメリカにはバーナンキがいてポールソンがいるけど、日本にはいない。日本にいるのは、愚かな大衆空気におもねる専門家かいない。あるいは、力を持っているのがそういう類のニセ者だけだ。

聞くところでは、ポールソン財務長官はきわどい場面で、あるいは土下座まがいに頭を下げあるいは恫喝もどきに脅し上げ、その職務を遂行したそうだけど、こういう芸当は自分の考えの正当さに信念を持っていないとできない。その自信は専門家としての自信に他ならない。

空気に支配されて、空気を読むしか芸のない専門家というのは、本当の専門家なのか。日本の失われた十何年とやらは、大衆の愚かさに由来するのでなく、専門家の不在によるものではなかったか。

2008-09-08

まだ、殺してなんかやらない

父の横暴振りが目に余るので、本気で殺したくなっている。

自分の思う通りにならないと暴言を吐き、怒鳴り、手を出す。最低だ。いっそ手も出ないようにしてやりたい。

仕事が出来る事と、人間として優れているかという所は全く別の問題である。

私は仕事人としての父は尊敬するが、人としての父を尊敬は出来ない。

父の持病(一生治らない病気)の件について、要らぬ事を吹き込んだ馬鹿が、どうも父の顧客に居るらしい。そいつにも殺意が湧く。

何もしないしできない癖に、ちょっと黙ってろ。お前の軽口がどれだけ家族に迷惑なのか知らないのだろうな。知っていたら言えまい。

私は、だが、冷静ではないだろう。殺すなら的確にせねばなるまい。冷静になることが必要であり最低条件だ。

この家から逃げてもどうにもならない。父が変わるか、死ぬかだ。母がどんなに父の生活に気を配っても、あの馬鹿が全部台無しにする。ぶちのめして病院にぶちこんでやりたい。あれは病院にすら行かない。怖いからだ。怖いから酒に逃げて他人を恫喝して精神を保っている。人の形をした糞だ。その糞から半分遺伝子を貰ったこの私も糞以外の何物でも無い。

デスクワークの私は、日ごろから肉体を使う父とどう比較しても貧弱だ。人体に対する知識も、書籍と、自分と、親しい人間の表面から推測できる構造位しか知らない。

的確に綺麗には、ちょっと無理。予行演習できない。滅多刺しだろうなぁ。ありがち、それに美しくない。わらい。

私は底辺だから、失う物は少ない。HDDを4台全部物理破壊すれば大抵の「まずいモノ」は問題ない。ついでに言えば友人も少ない。

高々200万程度の貯金なぞ、あまり意味は為さない。あの男を病院に放り込めばすぐに使い切ってしまう、鼻糞のような金だ。

あとは、機会と覚悟が一番大事。一番難しい。

父が苦しいのはわかってる。でも父は苦しみから逃げてばかりだ。説得も意味を成さない。

私だって苦しいんだ。なにより苦しいのは、母だ。

頼むから殺させないでくれ。お願いだから。

2008-08-01

非モテだから仙人になるのではない。非モテだから仙人になれるのだ

増田で提示された「仙人になるための八つの試練」は、間違いなく仙人になる『試練』であり、非モテが異性と関係を持たぬまま幸せになる『方法』などではなかった。確かに仙人になる利点は述べてあったけれども、即、幸福とは直結しないことは誰にでも読み取れたし(ただし読み取れなかった思い込みの激しい人は少なからずいた。後述)、これを完遂できる人間がいるとは誰も考えていなかった。

著者はおそらく現代日本社会適応した、古くからいる神仙の類だろうと思われる。彼は面白半分に仙道の入口を指し示しただけなのかもしれない。だが彼や読者の推測を超えて日本社会は爛熟の相を迎えており、仙人になる才能、すなわち仙骨をもった人間を多く生み出していたのだった。彼らの多くは非モテと自称していた。

『試練』が提示されたことで多くの人が興味半分に仙道の門をくぐった。どうしても親を断ち切れない杜子春が大勢いた。色欲食欲につながれる俗人が大勢脱落した。酒に陥落するものもいた。それでもまだ十分に多い人数が残り、仙人と呼ばれるにふさわしい域まで到達した。

欲に突き動かされるのが凡俗であるならば、欲を捨て去るものを憎悪するのもまた凡俗である。西洋の哲人は有様を「ルサンチマン」と名付けた。

怒れる凡俗は非モテという名の道士に向かって叫ぶ。

「性欲を捨てたいんなら念じずともぶら下げているものを切り落とせばいい」

しかし仙道とは堕ちるに易し、極むるに難きもの。誰が好きこのんで折り返し不能点を低く定めようか。たしかに本邦には自らの素手により去勢を行うことで、怪力益々猛り剣術冴え渡る剛の者もいたと人伝えに聞く。だがそれで神仙に至れるなら宦官はこれすべて仙人でなければならぬ。無益な助言であった。無駄恫喝であった。非モテ、いや道士たちはこの種の脅しに耳を貸すことはなかった。

仙人の域に到達したものが誰でも一番最初に驚くのが、人は生殖にいかにリソースをつぎ込んでいるかという事実であった。進化論的には生殖エネルギーを使う生物がより生き残るのは当然である。おなじポテンシャルを持ちながら生殖に邁進するものとそうでないものの二種では、例え後者が2倍、いや3倍の寿命を持ちえたとしても前者の有利は揺らぐことがないだろう。

そう、八つの試練を乗り越えると目に見える結果が伴うのだ。不死とは言わないまでも不老長寿を現代の仙人たちは獲得したのであった。もっとも彼らにとって若さとは活力を維持できることを意味するのであって、若さがもたらす美しさには無頓着なのだった。

切望するが自分にはないもの、それを他人が持っていてなおかつ利用するそぶりすら見せない場合、それは容易に憎悪対象になりうる。一般人オタクを怖れ憎むのと、似てはいるものの違った論理で、凡俗は仙人たちを憎んだ。陰に陽に凡俗の仙人狩りが始まった。

メディア若さを保っている人としてある仙人が取り上げられたのがそもそもの始まりだったという。その仙人にしてみれば、自分に嫉妬するものがいようなどとは思いも及ばず、軽い気持ちで受けた取材であった。メディアによりそのような人間が個の特質ではなく少数ですらないことが知れ渡ると、さらに凡俗の嫉妬心を煽った。

容姿に秀でたものはそれをもって傾仙を謀り、才能に自負を持つものは才で仙人どもを踏み越えんと欲した。何も持たぬ多くの凡夫は石をもって追った。当時進行中であった社会の静かな崩壊もその傾向を助長させ、事態は魔女狩りの様相すら帯びてきた。

まず童顔と形容されるような人々が不遇な扱いを受けるようになった。禁欲に関係のない才能ある普通の人々が、当人にすらわからぬ理由によって職を追われた。静かに暮らしていた同性愛者のカップルが襲撃され、犯人のわからぬまま時効を迎えた。子を持たぬ夫婦が……。

仙人のほうでも座して死を待つつもりはなかった。隠遁し、人に紛れ、そして連帯した。彼らの能力資本をただ一点に集中し生き残りを画策した。彼らは宇宙開発に活路を見出したのである。結果、宇宙に居を定める最初の人間日本人となり、今なお最大の人口を持つスペースコロニー日本に所属するものとなった。構成員はほとんどが仙人であったのは言うまでもない。

これが東方にありといわれた神仙蓬莱島の縁起である。

それから千年の後、宇宙から地上を支配するに至った彼ら仙人達に、積もりに積もった殺劫でローマが壊滅することになるのだがそれはまた別のお話

参考

http://anond.hatelabo.jp/20080728205902

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20080728205902

2008-06-09

勝つ見込みの無い戦争戦争じゃない、というか戦争にならない

加藤智大格差社会代弁者ではない

ttp://d.hatena.ne.jp/naoya_fujita/20080609/1212966011

  だから僕は赤木智弘さんの「希望戦争」のように、「あんまり追い詰めると爆発するぞ!(だから金銭配分したほうがリスク回避になりますよ)」という恫喝には一定の効果しか認められないと思うし、今回の事件にもそう思う。それに、通り魔をする前に、社会運動をする、デモをする、小説を書く、演説をする、投票をする、ブログを発信する、その他その他、あと精神的なものなら精神科に行くなど、できることはまだたくさんある。安易に通り魔代弁者として賛美してはいけない。その前にやるべきことなど、大量にあるのだ。そして世界を変えていくほうが、通り魔なんかよりずっと有効である。

すでに社会運動通り魔が同列に語られちゃっててウケた。これに同意できる奴まだいるの?

もうブコメから死ねばいいのにを外しますよ。みなさんもそうした(ry

ブコメの運営のことでこれだけ悩んだのは久しぶり。いろいろ悩んだけどね。もうブックマークコメント欄を自粛しますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。ということにしました。

……引っ張りすぎですか、そうですか。

えぇまぁ、はてなサービスが、その存在が目障りで仕方ない輩により、閲覧の制限のリスクにさらされてる問題についてですよ。

件のエントリが、のっけから女子高生が受けた「死ね」と、"彼"がつけられた「死ねばいいのに」がまるで同列だよという調子ではじまってるが、この欺瞞は許しがたい。女子高生自殺は、死ねという言葉を書かれるような周囲の悪意を受け流す、能力の育成が間に合わなかった事にあって、「机に花びんを置くいじめ」状態に置かれた事を察知しなかったか放置した、周囲の大人の対応の不備という問題ですよ。"彼"のやってる事は、それとは全く違って、その事件で出てきた「死ね」というシニフィアン意味ではなく文字そのものってことね)が同じという点だけを援用し、つまり単に自殺した女子高生をダシに使って、自分への批判言説を「死ね」という言葉暴力と同一化した印象操作に他ならない。

普通に考えれば「とうふの角に頭ぶつけて死んでしまえ」や「いっぺん死んで来い」という言葉を使ったところで「死ね」等という意味に解釈する方があたまがおかしいのは分かるでしょ。「死ねばいいのに」という言葉は、「バカは死ななきゃ直らない」と同じく、無知蒙昧な寝言を言ったマヌケにあきれ果てる時に使う言葉であって、それを「殺人を示唆する」等と解釈するのは牽強付会もいいところなわけですよ。まぁ隕石にぶつかって死ぬぐらいには願ってるかもしれないけどw。エントリで名指しされた相手への捏造でも明らかなように、死ねと殺意に結び付いているかの如き虚構は"彼"の印象操作の産物でしかない事は確認しておきたい。

しかし、そうであっても、はてブ利用者としてそれで突っぱねていいのかという問題は別に考えましょうよといいたいのですよ。はてブを使っている目的を第一に考えるのなら、最重要事項は、さまざまな自由な意見表明そのものだし、その意見の内容は「死ねばいいのに」という言葉を使わないと表現出来ないものじゃないよね?という点を考えましょうよ。

日常より侮蔑的表現を他人に使い、中傷するのはもちろんの事、放送分野以外の経済科学社会分野で多々繰り広げる常識見解からかけ離れた珍説の引用で、一部のリテラシーの低い層に本当の真実(笑)欲求に対するマッサージを提供し、自殺した女子高生までも平気で自身の情報操作の道具にするという、常識に基づいた知性や良識に対し異様なまでの憎悪を抱く人物に、本意でない藁人形押し付けられて、その弁明を強いられてまで、この「死ねばいいのにタグを守る価値はないでしょう?

それが、ブコメから死ねばいいのにタグを外しましょうという主張の意味するところです。(こう言うと、往々にして手段が目的化しがちな筋の方々にとっては、「死ねばいいのに」は我々のひょーげんのじゆーの砦だー!ここで戦わないお前は葛藤が足りないとかいう人がポップする悪寒もあるけどなww←おっと、○ねばいいのにと突っ込んでしまうところであったwwww)

"彼"にとって今回、「死ねばいいのにタグを道具に言論の外側のルールを使ってはてなをけん制しようとしたという事は、結局は自分の主張に論理的な正当性に自信が無いことの裏返しな訳なのですよ。普段の自分の行為を平然と棚に上げて、今回のように外部の権力を使って圧力をかけようと目論む、このような言論テロリズムに対しては、いずれまた粛々と”対策”を行っていけばよろしい。理性的に、言論のルールに基づいて、上に示したような論理を示す事で立ち向かったところで、このような罵倒恫喝的な方法にイナゴのように飛びつくような品質の何万ビジターとやらを背後につけた虚像、もとい巨象の「殺人を示唆するタグ」というワンフレーズポリティクスと正面から対峙するなど、愚の骨頂ですよ、退いた方が合理的ですよ、とだけ言っておきたいのです。

また、単に"彼"相手の問題というだけでなく、検閲団体というこれまた言論の自由に対して理解力があるのかあやふやな団体により、実際に制限をかけられる可能性がある程度残っている限り、利用者としてはインフラ自体に対する被害を与える可能性を漸減させる可能性が(0.002%ぐらい?)あるならば、対応するのが道義というものだと思うのですよ。

PV非対称性の上に更に、言論のレイヤで解決すべきの話を、言論を担保する装置の話にに持ち込んで、コトの賭け金を引き上げた、言論に対するテロ行為は記憶しましょう。そして"彼"の行っている、数々の反社会的言説に対してはおいおい、本人が自ら言ったとおり、正統に、評判を落とし、市場からたたき出すために、教育の腑での地位や、言論の自由に深くかかわる組織の代表としての社会的責任を考えていただかざる得なくなるように、メッセージを出してさし上げましょう、お望みどおりに。

簡単に言うと、刃物を振り回しているキチガイからは逃げましょう。でもそのキチガイは後でちゃんと取り押さえましょうという話です。ということで、「もうブコメから死ねばいいのにタグを自粛しますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ」というくらいだなということは、変わりません。私は決めました。はてブには価値がある。でもその価値を維持するには不便もある。

こうですか><

2008-03-18

時間くらいは守ってください。お願いだから。

物心ついたときから携帯電話を持っている世代の人々と

一緒に仕事をすることが増えてきた。

私が携帯電話を持ったのは社会人になってからで、

それでもかなり遅いほうだった。

それで思ったのは、

物心ついたときから携帯電話を持っている世代の人々」は

なんでも携帯電話があれば済むと思ってるんだなあ、ということ。

たとえば面接や、仕事上での大事な打ち合わせでも

電話をかけてきて「すみません、遅れます」と言っちゃうのである。

もちろん連絡せずに遅れるのは言語道断だし

連絡してくるだけマシだろうという意見もあるが

待たせてはいけない人を待たせているとか、

時間を守らなければならないシーンでも、

遅れると連絡を入れてくるのはいかがなものか。

自分が注意すべき立場だった場合は、ちゃんと注意してみる。

すると、明らかに不満げな顔をされるのだ……

「遅れるって連絡して遅れたんだからいいじゃない!」

そうじゃないのだ。

一番若く、まだすべての仕事を任せることもできない人間のために

打ち合わせが遅れたりすることは、本当に、あってはならないのだ。

そもそも携帯電話なんて、どんなアクシデントで使えなくなるかわからない。

電池切れ、水没、落としたところを人に踏まれて破損など

身の回り携帯電話トラブルに見舞われた人を知らない人など、いないだろう。

しかもそんな携帯電話の普及のおかげで、街角からは公衆電話が激減中。

困ったものだ。

と思ったりもするが、遅刻をしないための方法はとても簡単だ。

時間に遅れないように行動すればいい。

関東に居ると電車が遅れるのは当たり前、だから少し早めの電車に乗れば良い。

(もちろんこの前のように東海道線の大きな事故があったときは、どうしようもない。)

起きられる自信がないなら、目覚まし時計をたくさんセットすれば良い。

さてある日、そんな若い、一人の女性スタッフが、他社のスタッフトラブルを起こした。

それは女性スタッフにも決して落ち度がなかったわけではないのだが

誰の目からも明らかに、他社スタッフに問題があると思われるトラブルだった。

とはいえ、彼女だけの言い分だけを聞いて会社としての判断するわけにはいかず

事実関係を確認するために、その場所に居た人から話を聞いたり、

会社としての対応を考えたりと、重役も含め何人もの人間

彼女のために時間を割いた。

事実関係の確認ができ、先方も非を認めるまでにかかった日数は実質3日。

相手方の会社との調整も含め、彼女を交えて今後のことを話し合うことにした。

「ショックを受けたのでしばらく休みます」という連絡以来、

音沙汰がなかった(要するに無断欠勤)彼女に連絡をとり、

彼女に都合の良い時間を聞いて、比較的家からも近い場所に

打ち合わせの場所を確保した。

そして待ち合わせの時間になって彼女以外の全員が集まったとき、

重役の携帯電話が鳴った。

彼女からだった。

彼女電話でこう言ったという。

「今から家を出ます。30分ほどで着きますから、待っててください」

無断欠勤のこともあり、重役はさすがに声を荒げた。

「誰のために集まってると思ってるの!

君が悪いとは思っていないけど、こういうときくらい

ちゃんと時間を守ってくれないと、皆も困っちゃうよ!」

それに対して彼女は言い返した。

「私は被害者なんですよ! なんで怒られなきゃいけないんですか!

わかりました、もういいです。今日は行きません」

ガチャ

その直後、彼女はとんでもないことをやらかした。

忘れ物を取りにきた」と休みの日に警備員に鍵を借りて職場に入ると

「この会社トラブルがあっても誰も守ってくれない。

それどころか被害者恫喝し、話し合いにすら応じてくれない」

という内容の文章を、会社PCから、システムに登録されている

顧客メールアドレスに送りつけたのだ。

休み明け、会社には苦情やら抗議やら問い合わせやらが殺到する。

提携企業先にも突撃メール電話やら。

トラブルになってもスタッフを守れない会社」というレッテル

まだ当分、ついて回ることになるだろう。

まだ会社に籍は残っている彼女には申し訳ないが

(誰が電話をかけても、メールを送っても音沙汰がないため、どうすることもできない)、

彼女が使っていたPCパスワード

及び彼女が知っているシステムパスワードは全て変更した。

警備会社にも話し、休日彼女が来たときも決して鍵は渡さないようにと言った。

皆、歯を食いしばりながら仕事をしている。(←この一文のみ加筆しました)

誰も、彼女がどうしているのかは知らない。

わからない。知りようがない。

一度だけ彼女の友人を名乗る男性から連絡があり、

おそらく彼が知るであろう語彙の中の、罵倒に相当する

言葉の全てを浴びせかけられたことはあったが、それだけだ。

結局、トラブルの件も、宙に浮いたまま。

彼女がこんな行動を起こしてしまったのも、

本当はトラブルの相手に対する不満ではなく

「いつも連絡して遅刻しているのに、いやな顔をされたり、怒られる会社

への不満があったのだろう。

遅刻を繰り返されたら、どこだって嫌な顔をすると思うのだがね。

アルバイトなら時給引かれて終わりだけど、正社員だし。

こうして今も誰もが嫌な思いを胸に抱えて、

行く先々でも謝りながら仕事をしている。

先方の会社では独自に彼を処分したようだが、これからもしこりは残るだろう。

もちろん、遅刻しがちな若い人が皆、ここに出てくる彼女と同じだとは思わない。

少し、彼女は特別だったのだ。

そう思いたい。

そう思わないともう誰とも仕事ができない。

2008-03-17

コピペ保存

1949年 東トルキスタン侵略、占領(ウイグル大虐殺)、民族浄化継続中

1950年 大躍進文化大革命3000万人大虐殺開始

1950年 朝鮮戦争参戦

1951年 チベット侵略、占領(チベット大虐殺)、民族浄化継続中

1959年 インド侵略(中印戦争アクサチン地方を占領

1969年 珍宝島領有権問題でソ連と武力衝突

1973年 中国軍艦が佐渡島に接近、ミサイル試射

1974年 ベトナム、パラセル諸島(西沙諸島)を軍事侵略、占領

1976年 カンボジアクメール・ルージュによる大虐殺を強力支援

1979年 ベトナム侵略(中越戦争)、中国が懲罰戦争と表明

1988年 スプラトリー諸島南沙諸島)を軍事侵略、占領

1989年 天安門事件

1992年 南沙諸島と西沙諸島の全てが中国領土と宣言

1995年 フィリピンミスチーフ環礁を軍事侵略、占領

1996年 台湾総統選挙恫喝台湾沖にミサイル攻撃

1997年 フィリピンスカーボロ環礁の領有を宣言

1997年 日本尖閣諸島の領有を宣言

2003年 スーダンダルフール大虐殺を強力支援

2005年 日本EEZ内のガス資源を盗掘

道徳で問題は解決しない。

http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080316/1205641886

上記エントリブクマを見て何とも言えない気持ちになったので書いた。

備忘録みたいなもの。

勇気を出して解決する問題と言うのも確かにあるだろうが、全ての人間勇気を持てる、というのは幻想。だから、勇気を出さずに生きる生き方を、元エントリ主も否定まではしなかった。にも拘らず、このエントリの友人は間接的に「だせぇ」と言われたくないなら「勇気を出せ」よ、と言い、このエントリへの肯定的なブクマコメントには、「勇気を出せない人間」を蔑視するものが幾つか見られた。「勇気」を道徳のように扱うことはあまり適当と思えない。

行動を起こさない人は、

・行動する自信がなく、誰かに肩を押してもらいたい。

・行動するという発想・選択肢自体が奪われている。

・行動する手段・方法を見つけられない。

・行動するコストが、それを改善したいという願望より高い。

という四種に大別できるが、一番上の人間を除いて、「勇気を出せ」という道徳はほとんど何の処方箋にもならない。行動するという発想・選択肢が何らかの物理的手段や恫喝によって奪われている人間にとっては、より一層苦悩を深め、追い詰めることになりやすい。行動する手段・方法が見つけられない人間にとっては、具体的な手法の解説ではないため、ヒモなしバンジーになりがち。最後の、行動するコスト改善したいという願望より高い、という人間に至っては、「文句をやめて、勇気を出して行動しよう!」なる祝福はむしろストレス発散法を取り上げる結果になる。

決断しないことを「だせぇ」と評し、不満を訴えることを否定する道徳は、むしろ多くの人間を抑圧する。勇者であることを強要されるような社会は、より多数の歪んだルサンチマンを生み出すことになる。(既に2ch等で見られる過激な言動からは、時折そうした怨念が読み取れる)一方で、醜いルサンチマンは、より一層こうした道徳による締め付けを強めていく。そういう意味で、元エントリ主の問題提起は、火薬庫ダイナマイトを放り込むようなものだ。

勇気を持つことは必ずしも素晴らしいことじゃない。全ての人間に、行動することへの強い願望・動機があるとは限らないからだ。行動しても、それに見合った代価がけして得られない、という人間も居る。そうした人間にとって、勇気とはただの罪悪感を縛り付ける錠前に過ぎない。長い長い間、ずっと疎外され続け、希望も、願望も、動機も失ってしまった者。その者達に向かって、「勇気を持って、もう一度行動してみろよ」と無邪気に口にすることは、彼らの「疎外されてきた苦しみ」を冒涜するのと同じ効果を発揮することすらある。苦しみの文脈についての言葉と知識を持たないまま、建前・理念道徳を説けば、反発を招くのは必然だ。その反発を「道徳」で否定しても、彼らの怒りはより深まるだけ。「希望戦争」という主張が示す通り、虐げられた者達が「勇気を持って」社会全体に憎悪を向けることが望みなら、また話は別だが。

全ての人間勇気を持つ、というのが幻想である以上、当人の置かれた環境によって変わりやすい個人の性質に期待するよりも、社会システム人間の弱さを補う方がよほど合理的だし、うまくいく。そして、実際に人類はそうやって制度進化させてきた。それを忘れて、個人の努力勇気に頼ろうとするなら、その社会の先は長くない。

2008-03-07

他人のふるまいが許せない社会

平城遷都1300年祭・マスコットキャラクターについて

内容の当否は別にしてメールで抗議している人々の品格の無さに驚く。

20代

[性別] 男

[メッセージ]

センス無いわ。さっさと廃業したら?

↓あんたの書いたキモイマスコットの評価を知ると良い

http://blog.livedoor.jp/・・・・・

この人が提示しているURLはおそらく、「痛いニュース」だろう。

しかし普段の「痛ニュー」は、モンスターペアレントクレーマーなどを侮蔑すべきDQN行為と認定するような編集方針があると思う。

これは「痛いニュース」を見て、他人のDQNな行為に呆れるような人でも一歩違えば自分がDQNクレーマーになってしまうということを示しているのではないだろうか。

もう一つ。

J-CASTニュース : 読売記事で「会社員」ブログ炎上 「炎上して当然」発言が引き金

21世紀の今になってイソップ童話なみの教訓話が実話で見られるとは思わなかったが、それはともかく

この会社員は、ブログで騒ぎをあおり、不用意発言は「炎上して当然」と言った、と記事で紹介していた。

この騒ぎで、「会社員」がブログに書いた過去の記事が次々に非難の対象になった。07年7月26日ブログ記事で、マクドナルドドライブスルーの車が邪魔になって駐車場に入れないと店のスタッフ恫喝し、看板を何度も蹴り上げていたことが分かった。また、08年2月17日の記事では、自転車同士がぶつかりそうになり、高齢者男性が転んだにもかかわらず、そのまま逃げたことを告白していた。

会社員」は、読売の記事で、「(自らのブログで)相手の名前や住所をさらしたこともある」とされていた。ところが、2ちゃんまとめサイトに自分の個人情報がさらされた。すると、3月1日ブログ記事で、「私の発言がハンドというペナルティだとしても、個人情報ネット上にばら撒くのはルール違反です。レッドカードです」と訴えた。

この会社員は他人が行った不用意発言や不道徳な行為は「炎上して当然」だとしながら、自分が同じような理由で炎上した場合は大目に見てくれという。

こうした事例は今の日本社会道徳意識が非常に端的に表れている例なんじゃないかと個人的に思っている。

産経新聞企画溶けゆく日本人」に出てくるようなワガママ人間を目にすれば誰だって気分が悪くなる。しかし、そういうワガママ不快感を抱く人が沢山いるのは間違いないのに、かといって日本社会モラル全体が向上したという話は聞かない。

これを考える鍵が上に挙げたクレーマー炎上ブログの例にあるように思える。

要するに他人の言動が自分にとって不快か否かだけが重要なのではないか。ミーイズムを憎悪するミーイズムとも言えるのかもしれない。「お前たちは私が不快にならないように振舞え」というふうに。

(個人的な経験から言っても、他人のモラルに厳しい人が自分にも厳しいモラリストだった試しがなかった)

また、少し前に「斉藤さん」平均視聴率15%超 「カッコイイ」10代支持という記事があった。

こうした茶の間反響に、担当の西憲彦プロデューサーは「ティーンが見るとは思わなかった。日本人はまだまだ正義感が強いと思った」

などというが、これも実際に正義感が強いのかどうかはわからない。

単に自分の気に入らない人間を叩いてスッキリしているだけかもしれないからだ。

現実では「斉藤さん」みたいな存在を「せっかく秩序だった社会ができているのに、それを破壊するわがままDQN」というふうに扱っているというのは、いかにもありそうだ。

2008-02-29

往生際が悪い人

http://blog.goo.ne.jp/matsuoka_miki/e/913622b3e987cbf42ebeb0f70f93fe14

著作権法を持ち出して恫喝すれば相手が平謝りして言うことを聞くと思ったのに、うまくいかなくて逆切れしている「プロライター」の図。

本当に「編集の基礎知識」とやらを示すためにWikipedia引用したなら、最初から「引用とはこのように行うべきである」などと、それこそ“わかりやすく”書いて示すべきだったろう。相手には「一見してわからない表記の仕方は避けてください」と言うくせに、自分のやってることは何なのだ。

そもそも、見出しには著作権が認められないことを本当に知っていたなら、なぜこの件とは無関係なはずの著作権法の項目なんかを引用したのかわからない。知っていてわざとやったなら、「消防署の方から来ました」とか言って消火器を売り付けようとする悪徳業者と変わらない卑怯な人だし、知らなくてやったんなら、自分の非をごまかそうとしていつまでも屁理屈を捏ねつづける恥ずかしい人だと思う。

2008-02-15

http://anond.hatelabo.jp/20080215144415

論理的思考力というのもそうなんだが要するに集中力と持続力ですよ。

だから、1年かけて絵を仕上げたとか、不利な対局でも投了を認めざるを得ないとこまで

がんばるとか、そういう事と等価な部分はあるでしょう。うんざりするような単純作業を、

完成形をイメージしてこつこつ進めるという事は、「すぐに結果を出すこと」とは矛盾するし、

頭のよい人ほど安直に結果を出すことを求められがちになるけど、みんながそれをやったら

責任のなすりつけあいと業績のかすめとりあいで社会が貧しくなるので。

ただし特に数学をやっときゃよかったと思うのは「数式の読み方」がわからないことです。

オイラー(理系数学者/天文学者、有神論者)が無意味な数式をディドロ(文系哲学者

無神論者)に突きつけて、「ゆえに神は存在する、返答せよ!」と恫喝した、という

ネタがありますが(ちなみに実話ではないそうです)こういう不安感は一介の文系としては

いつも持っています。そうすると、ちょっと数学を知っている人が tips 的なものを書い

たり、最新科学の業績について「わかりやすく」解説した本とかを買って読んで何の役にも

立たないといったことにもなるわけで、そういうのが嫌なら少し勉強したほうがいいです。

まぁなんというか工学的制御の結果として「一定速度」とかを実現している電車

到着時刻を考えるのに微分方程式は要りませんよね(時刻表を見ればいい)。で、最短

ルートを求めるという「組み合わせ最適化」についていえば数学ができることは

それほど強力ではないし。エンジニアリングがうまくいって世の中に人工物が溢れた

結果が、数学があんまり役に立たない、という現状をもたらしたともいえます。

2008-02-04

URL.TVとは何だったのか

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080203-OYT1T00032.htm

まぁ恫喝されたりされなかったりとそう言うところは話題になったけど、

実際のアプリケーションがどうだったのかという話が全然出てこないのが寂しい。

要は、「定期的にキャプチャ動画HTTPサーバアップロードするプログラム」。

それ以上でもそれ以下でもない。一定より古い物を消すとかそういう配慮は有り。

http://url.tv/~k0001n0001/0001/1/

こういう感じでアップロードされる。

エンコードには添付のWMEを利用している。

http://www.url.tv/site_pages/live_manual.pdf

http://www.url.tv/site_pages/livepro_manual.pdf

これに2000億円出すかはまぁ個々人の判断だけど。

2008-01-04

MJ-12とやらについて

http://anond.hatelabo.jp/20080104021513

自分は宇宙物理学者でもなければ、国際政治学者でもない。識者ですらない。しがないサラリーマンだ。もちろん、陰謀現場に居たことが無い。21世紀を生きる若者だ。

ある無いの論争に参加する気はさらさらない。大雑把に見て、これは事実なのだろうと感じられる部分といえば、「アメリカ政府による故意の情報隠蔽工作はあった」のだろうと思う。ミステル・ヤオイ番組ニコニコで見た。UFO飛来を虚偽だと主張する国家による提示資料に、あきらかな捏造があった。それは事実なのだろう。捏造であることの指摘自体が捏造だなんて、そこまで凝ったことは、この論争がまきおこって真偽に厳しい昨今では難しいだろうという、漠然とした個人の主観で「米国が一部の資料を捏造した」というのは事実なのだろうと感じた。

個人的には、宇宙人との密約だなんて、そんな陰謀は「なかったほうがいいな」と思う。でも、あったのに無かったことにされるのはイヤだなと思う。無かったのに有ったことにされて非難されるのもイヤだ。結局、大多数の素人の主張なんて、どれが一番イヤかどうかを選んでから、その理由付けを探して異論に対して優位に立ちたがっているだけだ。物理学者といったって、だれだって学者を名乗れる以上、大学名や出版書籍の売り上げなどから、権威を誇示できるかどうかで信用するしかなく、その誇示された権威だって政治的な思惑でどうとでもなる世の中だから、いったい何を信じたらいいのかどうかは、とても難しい問題だ。

すると、どれを信じたらいいのかは、自分が信じたい物になるより他ならない。武力で世界恫喝する米国の言うことは信用できない。CIAFBIを使って言論を封じているような国家が、証拠を捏造して主張するような物事が、どうして信じられよう。

2007-12-04

職務質問を受ける前に言っておくッ!

おれは今、警察権力の恐怖をほんのちょっぴりだが体験した

い…いや…体験したというよりは全く理解を超えていたのだが… あ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!

職務質問を拒否したら柔の技を駆使され、45分足止めされた』

な…何を言っているのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…治安維持だとか善き市民の隣人だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

と、いうわけで

半年前に秋葉銃刀法のウソで書いたとおり新宿でひどい目にあった増田ですがね。こんどは渋谷でひどい目にあってきましたよっと。サマリーは上の通りなので、ディティールを多少。

時間は、遅めのランチだか夕食だか分からないごはんを食べて、職場へ戻る16:30。場所は道玄坂小路から円山町を抜けてシネアミューズ裏へ出る小道。Google マップの「2丁目」の字の右下あたりの坂を上ってる途中で声をかけられた。服装はデザイン迷彩ジャケット(おそらくこの服装の第一印象がまずかった)。

正面から降りてくる3人の巡査の一番若いやつが「すいません。ちょっといいですか」とにこやかかつ慇懃無礼に言ってくるので、こちらも応じて「いやです(にっこり)」。新宿であんなことを体験してて、しかも食事休みが終わるギリギリかつ帰ったら業務が待ってる。そんな状況でハイハイと機嫌良く職質に応じるヤツがいたら、そいつはよほどの聖人君子か論理的思考のできないバカだ。とか思いつつ横を通り過ぎようとするおれ。「そうですかー」とか言いながら苦笑の警察官

次の瞬間、全く信じられないことが起こった。

は? な ん で お れ の 袖 口 は 掴 ま れ て ま す か ?

若い巡査はそのまま苦笑いでおれを通す気らしかったのだが、どうも後ろに控えていた35くらいの巡査はそうじゃなかった。がっつり袖口つかんでぐいと引っ張りつつ「まあまあそういわずに、お話だけでも」相変わらずにこやか風ではある。が、「面倒ごと」イベントフラグが立ったのは死ぬほどよく分かった。

とりあえずおれは当然の権利を口にしてみる。

「いや、この職質は任意ですよね?」

「はい」

「じゃあ僕には拒否する権利がありますよね?」

「いやいやそういわずにお時間は取らせませんのでお話を」

とか言いつつ、ぐんぐん歩いて職場に帰ろうとするおれを必死で邪魔しやがる。フォーメーションとしては

ーーーーラブホの壁ーーーーーーー

  俺 35     →進行方向

  若  荒

という感じで35歳は手を広げての後ろ歩き&サイドステップをしつつ、折を見ては胸や二の腕、手の甲で押し、俺をラブホの壁へ追い込もうとする。若い巡査はおれと併走(?)しつつ35のサポート。荒(荒川良々にそっくりだったのでいま命名)は35に1.5mほど先行し、不意の飛び出しに備える。

ってこれ俺の愛するフットボールで言うところの「ライン際で時間を使わせるゾーンディフェンス」まんまじゃないですか!

そんな感じで円山町を登り切るまでにまんまと15分ほど使わされました。ほんの50mですよ? その間おれは手を組み、決して肩より上にあげないようにしつつ無駄な会話を楽しみ。スキット風に抜粋するとこんな感じ。

-

俺「仕事中で早くオフィスに帰りたいんですけど」

35「ああそうなんだ。じゃあ早く協力してくれれば早く解放されるよ。ところでオフィスの住所は?

露骨に個人情報の開示を要求。

-

俺「『転び公妨』とかないですよねw」

35「ないよーw(肩で俺を押しつつ」

あ、知ってるんだ転び公妨。

-

俺「いや、だから新宿でこれこれこういうことがあって、職質は受けないことに決めたんです」

若「それは大変だったねー。でもここは渋谷だから

すげーセクショナリズム

-

35「そんなに拒否するってことは何か持ってるのかなー、と思っちゃうでしょ」

俺「何も持ってないですよ。だから個人の信条として『職務質問は拒否する』って決めてるんです」

若「何も持ってないなら受けても大丈夫じゃない」

俺「だから個人の信条として……」

以下ループ




そんなことしてるうちに、荒川良々似が35の支持を受けて応援を要請。4人目が登場。

またコイツが最初の3人に輪をかけて官憲論理でムンムンなヤツで。もう話を聞かない聞かない。プレッシャーのかけ方も、35とかは肩や胸でじゃまする程度だった(それでも充分ひどい)のに、こいつは露骨に両腕を使ってゴリゴリ押してくる。Jリーグゾーンディフェンスが、プレミアマンマークに変わった感じ。もしくは競技自体がカバディに変わった感じ。最終的にはシネアミューズ裏の壁のくぼみに追い込まれて、全く逃げられない状況(「4」が4人目の応援巡査)。

   |_

荒 4 俺|カ

 若   |ベ

  35 |

4は左手を壁の角につけて、右手でおれの左腕を押し、絶対に動かさない。えっと、これって警察官職務執行法で禁じられている「身柄を拘束」じゃないんですかね? しかも態度が明らかに対不審者に硬化。

さらに不毛になる会話はこんな感じ。

-

4「僕は○○と言います。あなたの名前は?」

俺「いや、教えたくもないです」

4「僕は自分の名前を言ったでしょう。なんで言ってくれないんですか」

俺「個人情報だから当然じゃないですか」

4「わからないなぁ。僕は自分の名前言ったじゃないですか。何か名前を言えない理由があるんじゃないかと疑っちゃいますよ」

俺「ありますよ。でも残念ながらあんたらが思ってるような怪しい理由じゃなくて、プライバシーっつー正当な理由で」

4「でも僕は名前言ったじゃないですか

以下ループ

-

俺「職務質問は拒否できるんですよね? 天下の往来を自由に通行する権利は、誰にも犯せませんよね?」

4「利権利と言うがね、我々にも渋谷の治安を維持する義務があるし、市民もそれに協力するべきなんじゃないのかな」

出たよ。権利は義務とトレード厨。法を執行する人たちの認識がこんなでいいんスかね。

-

俺「あの、こんな人目につかないところに追い込んで恫喝して、卑怯じゃないですか? 人通りの多いところ行きましょうよ。東急本店前とか」

4「じゃあ行こう。行ったら話してくれるんだよね?

なんで交換条件なんだよ。成立するわけねーだろ。

-

4「なんでそんなに拒否するの」

俺「いやだからさっきこの3人には説明したんだけど、また言うの? 新宿でこれこれこういうことがあって」

4「また持ってるの? そのキーホルダー

俺「持ってねーよ!」

4「わかった。もし君がそのキーホルダー持ってても何も言わないから。身体検査させてよ

もうなんかいろいろ破綻してて意味が分からない。整理してみよう

  1. 新宿では任意出頭の対象で、渋谷では放免、という警視庁ダブルスタンダードを容認
  2. そもそも俺の「持ってない」発言はあたまから嘘だと言い切ってるに等しい発言
  3. 協力したら放免にしてあげる=しなかったらどうなるかわかってんだろうなぁ、という軽い脅迫

もうね、ここまで言われて誰が協力するかと。そもそもそれまで俺が、警官による軽犯罪法私物化(「正当な理由」の現場判断)に対する疑義をずっと呈しているにもかかわらず、ですよ。

-

4「あなたも渋谷で暮らしてるんでしょ? 職務質問で凶悪犯人が捕まったケースもあるんだよ。渋谷の治安が良くなったらあなたも嬉しいでしょ?」

俺「ふーん。で、何人に声かけて、何人の凶悪犯がつかまったの? 何%くらいなの?」

4「そんなこと、正確な数字は知らないよ

俺「いや、ボリューム感でいいから。何千人に何人とか、1年に何人とか。統計あるんでしょ」

4「統計担当じゃないから、そんなこと分からないよ」

え? 自分の仕事のおおまかな効率も知らないでやってるの?

それって勤務態度としてどうなの。それとも、あまりにも数値が低くて言えないの?

-

4「だから職務質問によって治安が良くなるから、協力してよ」

俺「いや、『この職務質問』に関しては良くはならないよ。だって俺は『俺が凶悪犯じゃない』ってこと知ってるし。ああ。そうか。わかった。メタで見ればこういうことだ。あなたたちは『マスの職務質問の中の1件』としてこの職質をとらえてるから、あなたたちの立場から見ればこの職質は治安向上につながるかもしれないけど、俺の立場からすりゃこの職質は『1の1』だから、この職質は治安向上に貢献しないって分かり切ってる。なら協力するいわれはないじゃん」

4「うん。酔ってるところ悪いんだけどさ職務質問で治安が良くなったら、あなたもうれしいでしょ? 協力してよ」

酔ってNEEEEEEEEEEE!!!!!! 「仕事中」って言ったろうが!

そしてその論理は通用しねぇっておれが懇切丁寧に説明したところだろうが!

-

4「だから協力してよ(言いつつ強引にポケットに手を突っ込もうとする)」

俺「だーかーらー。新宿であんな目にあって、協力するわけ無いじゃん! そりゃ以前は『警察官は体張って市民の安全を守って、大変な仕事だなぁ』って協力してたよ! でもひどいことされて、その後協力するわけないじゃん。ゲーム理論でも『しっぺ返し』がいちばんの戦略って基本じゃん!」

4「ゲーム? ゲームやるの?

いや、やりますよ。ヴィデオゲーム全般やりまくりですよ。でもそれ今関係無いっつーか、数学の話なんですけど? いままあ要するに『ゲーム脳の恐怖』! 『ゲーム=不良』! って言いたいんだろ? お生憎様。どんだけ時代錯誤やねん。

-

いちばんひどいと思ったのがコレ

4「いやだと言われて『ハイそうですか』と通しちゃ、自分たち仕事にならないんだよねぇ〜

893セリフまんまじゃないスか。



そんなこんなで2〜30分薄暗い壁のくぼみに、ゴツい成人男性4人で押し込められて、こんな不毛な会話。会話ッつーかもっと暴力的な何かだと思うが。最終的には同意を得ずに強引にボディチェック。それってセクハラなんじゃね?

で「うん、何も持ってないようだね。ご協力ありがとうございました」

冗談じゃねーよ。

そこで必要なのは感謝言葉じゃなくて、謝罪だろーが。おれがすぐオフィスに帰ってするはずだった業務が、45分遅滞した損害に対する。

てな感じ

職質拒否、ってけっこうスローガンとしてあるけど、社会人が実行するのはマジたいへんですわ。その後が内勤だったからできたようなものの、打ち合わせとか入ってたら拒否しきるのは厳しかったと思う。

ここでも結論は新宿のときと同じ。

教訓:時間はいつでも警察の味方だ。奴らは自分たちに分別可能な動機が出るまで粘り続ける。

もうね、何がつらい、と言うかひどいって。ヤツらは自分が理解不能なことがあると、それらは全て「劣っている」と見なすことによって、自分の精神的優位を保とうとするんですよ。

ゲーム理論の件しかり、「酔っぱらってる」発言しかり。

まぁね、おれも怒りのあまりハイになりすぎて、しなくていい発言をした、とは思ってるけど。それにしたって人としてあんまりだ、と思った。「自分たちは目的遂行のため優位でいなければならない」って思い続けた結果、「自分たちは優位だ」にみごとに置き換わってる。

ほんとうに反吐が出る体験だったよ。

あと、これを機にオタクがナイフを持ち歩く心理が理解できない - 神聖マルチ王国とかを読み返した結果、おれはもう一度ビクトリノックスキーホルダーを持ち歩くことにしたよ。古典自由主義者の姿勢の表明として。マルチツールキーホルダーを、グルーミングキットとして持ち歩くことを「正当な理由ではない」と恣意的に判断する警察は、やはりどう考えても、間違ってる。それに対するささやかな抗議だ。


【是非見とくべきURL

白川さん。あなたの勇気ある行動から、まる3年。事態は何も変わってないようですよ。必読!

私が受けたような職務質問が公然と許されるようになれば、わが国は早晩警察国家となるでしょう。犯罪現在よりも摘発が楽になるでしょう。治安も多少は良くなるでしょう。だが、私たちの人権は確実に侵され、私たちは国家に対して従順に生きていかなければなりません。テロとの戦争ということで、イラク国民を十数万人も殺したアメリカを公然と支持する小泉首相が率いる国家に、私たちはどうして従順に従わなければならないのでしょうか。私に対してあのような石頭的対応しかできなかった警察官のやることを、私たちはどうして素直に受け入れなければならないのでしょうか。少なくとも私はそういう社会には住みたくありません。日本をそんな国にはしたくないのです。

白川勝彦Web 政治理念 忍び寄る警察国家の影


あと転び公妨の映像資料。「ちょw近いwww」なカバディーからセクハラ(抱きつき)、小外掛けのコンボで戦闘不能! ほんとに中盤はおれの職質もこういう状態だった。

YouTube - 転び公妨 オウム 公安調査庁 森 達也

ニコニコ動画(RC2)‐警察の必殺技「転び公妨」に御注意

最後に。職質の根拠となる警察官職務執行法。

第1条第2項 この法律に規定する手段は、前項の目的のため必要な最少の限度において用いるべきものであつて、いやしくもその濫用にわたるようなことがあつてはならない。

第2条第3項 前2項に規定する者(引用者注職務質問を受ける者)は、刑事訴訟に関する法律の規定によらない限り、身柄を拘束され、又はその意に反して警察署派出所もしくは駐在所に連行され、若しくは答弁を強要されることはない。

警察官職務執行法

2007-11-23

http://anond.hatelabo.jp/20071123100916

これは被告の準備書面なので恫喝云々の真偽はわからない

わからない割には被告に厳しい立ち位置だな。

まだ積水ハウスの「ネズミ裁判」に関するデマが出回っていて悲しい

積水ハウスの社員に対し差別的な発言をしたとして顧客が訴えられた事件が昔あった。この事件は在日朝鮮人という格好のネタがあったため、ネット右翼を中心にさまざまな憶測が飛び交った。この裁判和解されたので、どうなったのか詳しい内容はよくわからないし、たかが憶測なので特にいうことはない。しかしひとつだけ確実にデマといえることがある。それは積水ハウスが欠陥工事を行ったことである。これだけは確実にデマだ。準備書面や勝手インタビューまで捏造して非常に悪質だ。

まず欠陥工事を行ったというデマについて説明しておく。これは積水ハウスが欠陥工事を行い、それがばれるのを恐れて裁判を起こしたというデマである。こちらデマの詳しい内容である。このデマは準備書面を捏造し、ネットアップロードして信憑性を高めた。こちら捏造された準備書面である。

なぜこれがデマといえるのか。被告の第一回準備書面の内容と明らかに矛盾しているからである。私は関係者でもなんでもないので、特別な情報を持っているわけではない。しかし被告の第一回の準備書面をきちんと読み内容を照らし合わせた結果、悪質なデマと判断した。

例えばそもそもの言い争いの発端となった費用だ。被告の第一回の準備書面によればこれは工事費用となっている。

本件積水ハウスCSは、見積書もださずに、被告の了解もないのに、本件洗浄工事を完了した後、平成17年2月9日頃、洗浄費用として金23万1000円の見積書を出し、その金額を請求した
しかし捏造された準備書面によれば調査費と工事費用
6.したがって、森氏は、平成17年2月4日に、必要もないファイバースコープの調査をした上、「会所に穴があいている。ねずみが原因であるから、急いで会所の補修工事をしないと」と嘘の事実を告げて、被告に補修工事を勧め、過剰な調査費と工事費用を騙し取ろうとしたことが分かった。
これは矛盾である。被告準備した資料によっても調査費が請求されたことはないことはいえる。この資料の11ページ目に発端となった請求の請求書があるが、調査費の項目はない。従って調査費を請求したと被告がいうはずはない。

おかしい点としてはこのほかにも平成17年2月4日の出来事がある。被告の第一回の準備書面によれば、平成17年2月4日ファイバースコープを使うことについて話しただけだ。

(4)平成17年2月4日頃洗浄工事

平成17年2月3日頃、再び、前回と同じ場所の排水管が詰まった。

被告は、本件積水ハウスCS電話をして洗浄を依頼した。

同月4日頃、森氏から電話があり、「調査の為ファイバースコープを使います」と言ってきたので、被告は「ファイバースコープまで必要が無いので止めてください」と返答した。

森氏は、「分かりました」と言って電話を切ったが、しばらくして、電話があり、「連絡ミスがあり、連絡がつかないまま現場に行ってしまいました」と言うので、被告は、「それは困る、中止してください」と返答した。しかし捏造された準備書面によれば、2月4日時点で調査結果を話し、ねずみについて言及している。

森は、被告に対し、平成17年2月4日頃、「ファイバースコープ調査で、本件店舗ビルの101号室(空室)の案内会所を調査したところ、101号室内の会所に(土間をコンクリート舗装しているので、コンクリートを剥がさないと会所を開けることが出来ない状態にあった)ひび割れが生じ、その周りが40センチメートル四方の穴ができている。その穴はねずみが掘って大きくしたものである。放っておくと、穴は大きくなり、1メートルになる。パイプ管の先も破損している」と電話で話した。
話の内容が大きく異なっている。また第一回準備書面によればねずみについてはじめて言及されたのは2月9日だ。
本件積水ハウスCSは、見積書もださずに、被告の了解もないのに、本件洗浄工事を完了した後、平成17年2月9日頃、洗浄費用として金23万1000円の見積書を出し、その金額を請求した(乙7)。

当時、森氏から電話があり、「工事は終わったので、見積書金額25万円を支払ってください」と言ってきたので、被告は、「うちは頼んでいないものまで支払いません、工事相場の2倍である5万円位までしか出せません」と返答した。

森氏は、「せめて15万円までだしてもらえませんか」と頼んできたが、被告は応じなかった。

すると、森氏は、「排水管の詰まりの原因は、ねずみはコンクリートを噛む習性がある。空き店舗の内部の会所のコンクリートをかみ砕いて、そのコンクリートを、今回、詰まった会所まで運んだのです」と言い、今後の詰まりをふせぐには、ねずみが運んでくることを防ぐための工事が必要であることを暗に勧めた。

他にも2月24日の出来事などがおかしい。第一回の準備書面によればねずみや工事について説明したのは森氏である。

(1)平成17年2月24日、森氏が、被告宅へ訪れた。

森氏は原告を同行してきた。原告は、黙って名刺差し出し、森氏より上席に座った。

森氏は、原告を現場ファイバースコープで調査した者であると紹介したが、原告が調査した内容を説明することもなく、森氏と被告との話を、にらみつけるように聞き、終始黙っていた。

(2)詰まった原因の説明

森氏が、被告に対し、ファイバースコープで分かった内容につき、

ネズミが石を運び、通路を確保する為に会所へ石を入れている」

「空き店舗の会所には約50センチ穴があるが、ほっておくと1メートルの穴になり、建物に影響します」と説明した。しかし捏造された準備書面では原告になっている。

2.平成17年2月24日、原告は、被告宅において、「私が、ファイバースコープで調査したところ、穴が開いています。このビデオをみれば明らかです」と言うので、被告ビデオに写っているのかと聞いたところ、原告は「ビデオには写っていません」と答えた。被告は、このようなセキスイの説明に不信を抱いた。


もっとあるがここではこれだけにしておく。被告と原告で主張が食い違うのならともかく、被告の主張がここまで矛盾しているのはおかしい。ネット右翼でも通常の頭脳を持ち良心的であれば、ここまでで充分捏造であるということがわかるだろう。しかしそれでもわからないネット右翼もいるだろう。しかしデマであるという決定的な証拠があるのだ。それが捏造された準備書面の次の文章である。

3.そこで、平成17年8月3日頃、被告は、訴外リテック株式会社に対し、本件店舗ビル101室内の会所に穴が空いているのかの調査を依頼した。

訴外リテック株式会社は、本件店舗ビルの101室内の会所部分のコンクリートを剥がして会所を開けたところ、会所にひび割れも、穴もない、パイプも破損していないことが分かった。

4.平成18年8月28日頃、本件配水管が詰まったので、被告は、訴外リテック株式会社に対し、配水管がつまる原因の調査と、補修工事を依頼した。

訴外リテック株式会社の調査報告によると次のことが分かった。

 ?? 設計図面の配水管・汚水間の配置とは異なり、本件ビル工事は、報告書別紙の配管略式図のとおりに押す遺憾・配水管を配置した。

 ?? 報告書別紙の配置略式図のおける配水管は、流れが悪い。特に、番号3会所と番号4の会所の間の流れが非常に悪かった。

 ??番号3と番号4の間のパイプを調査すると逆勾配となっていた(別紙会所中央断面図??参照)。

 ??本件ビル建築工事においてパイプと会所のつなぎのところに、十分なモルタルを入れたので、土中の小石がコンクリート塊が会所に流出せず、流れが悪いながらも、長年、詰まることはなかった(別紙会所中央断面図???の状態参照)。

 ??平成14年4月に本件ビルの配水管・会所の取り替え工事を行った。この時の工事がずさんで、パイプと会所とのつなぎ部分に十分なモルタルを注入しなかった(別紙会所中央断面図2参照)

 そこで、土砂の圧力で、モルタルが壊れて会所に流れ込み、更に、その隙間から土中の小石やコンクリート塊が会所に流れ込み流れを詰まらせた(別紙会所中央断面図??、??参照)。

5.そこで、被告は、訴外リテック株式会社へ補修工事を依頼して工事をしたところ、配水管が詰まる事はなくなった。どこがおかしいかわかるだろうか?わからずだまされたネット右翼馬鹿が多いのだが、あなたはわかるだろうか?リテラシー向上のために考えてほしい。ヒントはこの文章自体ではおかしいといえないことだ。わかっただろうか?答えをいうとおかしいのは日付だ。このデマによれば、積水ハウスの欠陥工事が判明したのは平成18年8月28日頃か、調査にかかる時間を考えればその一月後だろう。少なくとも積水ハウスの調査が嘘だったことは17年8月3日にわかっている。ここで被告の第一回目の準備書面をよく見直してほしい。第一回目の準備書面が提出されたのはいつだろうか?平成18年11月2日である。これは被告の準備書面のPDFファイルのほうにきっちり記載がある。もうここまでくればわかるだろう。ネットで広まった流言が本当だとすると平成17年8月3日には積水ハウスの嘘が判明し、平成18年8月28日から少しあとには欠陥工事が判明しているはずだ。しかしその後に提出された第一回準備書面にはその記載がまったくないのである。これはおかしい。もし調査報告の嘘や欠陥工事真実であり積水ハウスがそれを隠すために裁判を起こしたとすれば、これらは非常に強い証拠になる。それなのに第一回の準備書面ではまったく触れられてないのだ。上記のような多くの矛盾点と日付の食い違いからデマと判断できなければ私の手には負えない馬鹿である。

積水ハウスが欠陥工事を行ったというのは明らかに悪質なデマなのである。

ひさしぶりに積水ハウスネズミ裁判を思い出して、どうなったか調べてもっと前に和解があったことを知った。それでデマについても調べたが、まだデマというのが広まっていなかった。自分のブログで書いたんだけど、影響力はないようだ。なので増田に書いておく。

最後にこの裁判に関する自分の意見を付け加えるなら、やっぱり被告が悪いように思う。前はデマの真偽に集中していて、あまり被告の発言については見てなかったが、今回改めてみるとやっぱりひどい。繰り返すがこの件は和解判決が出てないので第三者からすると真偽はわからない。しかし被告の準備書面を見るとやっぱりそういうことをしそうな人だとわかる。例えば

被告は、「私は、拉致をした北朝鮮をけしからん国と思っているが、私のような拉致家族に同情する者に対し、北朝鮮人を窺わせるハングル語の名刺を出せますか」「ハングル語をいれると、入れた人の意図を考えざるをえません。ハングル語の名刺からは、文句を言えばただじゃ済まないと受け取る人もいます」と言った。

すると、原告は、「私の国籍韓国です。日本で生まれ、日本学校をでました」と言った。

そこで、被告は、「何や、韓国籍ですか、日本で生まれ育ったのですか」と安堵の声を上げ、「最初から、在日韓国人だといえば、問題なかったのに」と言った。とか。裁判とはあんまり関係ないけど、これじゃ北朝鮮籍の在日朝鮮人はすべて悪いみたいじゃないか。当否はともかく、戦略上こんな差別意識があるように見えることを準備書面に書いてこれるなんておかしいよ。この発言がどうとらえられるか理解できてないんじゃないだろうか?自分が正しいととりつかれた人間に見える。原告が傷ついていることも被告の準備書面を読めばわかる。

??  森氏が再び、新工事の話を持ち出し「今回の工事費用も含めて考えますから、安くしますので、新工事を考えてくれませんか」と執拗に勧めてきた。

被告は、「新工事は気が進みません」と言ったところ、原告は、「建物に大きな穴があいているのにどうするつもりや。家主やったら責任あると違うんか。よそに仕事させてももっと高くなるんやど」と脅迫した。

それでも、被告は、新工事を承諾しなかった。

??  すると、原告は、突如、豹変して、「このハングル文字をとればいいんですね。日本帰化して、日本名に変えますから、新工事をして下さい」と懇願する態度をとった。これは被告の準備書面なので恫喝云々の真偽はわからないが、最後の原告の行為ってどう考えても自分の出自がわるいと思ってやったことだろ・・・。でも被告はそれを

被告は、原告の豹変した態度がうす気味悪く、恐ろしく感じ、「ハングル文字を入れたままで良いですよ。日本帰化することはありません。あなたの自由です」と答えた。
としている。やっぱり被告の準備書面だけ見てもどうもデリカシーがないというか思いやりのない被告に見える。被告が悪かったんじゃないのかと思う。

2007-11-16

http://anond.hatelabo.jp/20071116151048

人生は有限なので詭弁論者に付き合っている暇はない。


■何でも相対化
価値の妥当性を問う場においては単なる思考停止。大抵、自分に対する批判の無効化や優越感に浸るために相対化をする。


■価値の押し付け
この手の論者は、異見を散々相対化した挙句に自論を押し付けてくるので徹底的に相対化してやる。その結果何でも相対主義者に変貌することがあるので注意。


■空疎な述語の濫用
ひたすら抽象的なレトリックに終始し、主題を曖昧化する。比喩表現を「なぜか」難解にする。 ex)ポストモダニスト


■己が守れぬ規範を強制
法やモラルに裏付けされているならともかく、恣意的なルールに従う必要はない。発言者が守れないのならなおさらである。


■倫理恫喝
一見、「普遍的」な概念を語るように近づき、法的責任のない罪に対し、「個人へ」贖罪意識を迫ってくる。カルト常套手段なのでまず相手の設定した前提を疑う ex)募金をしないことによる間接殺人

あんたはどれがあてはまってる?全部かな?w 倫理恫喝は身内共々(ry

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