2008-09-08

まだ、殺してなんかやらない

父の横暴振りが目に余るので、本気で殺したくなっている。

自分の思う通りにならないと暴言を吐き、怒鳴り、手を出す。最低だ。いっそ手も出ないようにしてやりたい。

仕事が出来る事と、人間として優れているかという所は全く別の問題である。

私は仕事人としての父は尊敬するが、人としての父を尊敬は出来ない。

父の持病(一生治らない病気)の件について、要らぬ事を吹き込んだ馬鹿が、どうも父の顧客に居るらしい。そいつにも殺意が湧く。

何もしないしできない癖に、ちょっと黙ってろ。お前の軽口がどれだけ家族に迷惑なのか知らないのだろうな。知っていたら言えまい。

私は、だが、冷静ではないだろう。殺すなら的確にせねばなるまい。冷静になることが必要であり最低条件だ。

この家から逃げてもどうにもならない。父が変わるか、死ぬかだ。母がどんなに父の生活に気を配っても、あの馬鹿が全部台無しにする。ぶちのめして病院にぶちこんでやりたい。あれは病院にすら行かない。怖いからだ。怖いから酒に逃げて他人を恫喝して精神を保っている。人の形をした糞だ。その糞から半分遺伝子を貰ったこの私も糞以外の何物でも無い。

デスクワークの私は、日ごろから肉体を使う父とどう比較しても貧弱だ。人体に対する知識も、書籍と、自分と、親しい人間の表面から推測できる構造位しか知らない。

的確に綺麗には、ちょっと無理。予行演習できない。滅多刺しだろうなぁ。ありがち、それに美しくない。わらい。

私は底辺だから、失う物は少ない。HDDを4台全部物理破壊すれば大抵の「まずいモノ」は問題ない。ついでに言えば友人も少ない。

高々200万程度の貯金なぞ、あまり意味は為さない。あの男を病院に放り込めばすぐに使い切ってしまう、鼻糞のような金だ。

あとは、機会と覚悟が一番大事。一番難しい。

父が苦しいのはわかってる。でも父は苦しみから逃げてばかりだ。説得も意味を成さない。

私だって苦しいんだ。なにより苦しいのは、母だ。

頼むから殺させないでくれ。お願いだから。

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