はてなキーワード: 国際競争とは
このシステムに則り始めた日本の経済はどうなった?一人当たりGDPは?労働生産性は?景気は?購買力平価は?
絶対値で横ばい、他国との相対比較では、圧倒的に負けってとこだな。
だからといって経済的には「総中流万歳」にはならんだろ。アンタ自身が指摘してるが、日本はアメリカやシンガポールみたいに優秀な移民を
活用する体制になってないんだから、そもそも「突出的に賢い奴らがその少数だけで回して凄くいい仕事、馬鹿は切り捨て」が出来てない、
まだまだ「総中流コース」寄りだ、ってだけの話だろ。格差拡大してるのか統計的には微妙、ってだけでも「総中流コース」の範疇に収まってる
って考えた方が妥当だと思うぞ。
横ばい&相対的低下なのは、その「総中流コース」が駄目駄目、ってことではなくて、「総中流コース」(なんなら「総中流コースの残り火」でもいいけどさ)は
そこそこのパフォーマンスを出してるんだけど、グローバル経済下だと、「最強生産性」の連中には勝てないってだけだろ。「総中流コース」を
極めたとしても(今よりましだろうけど)、結局は「最強生産性」連中には届かない、ってのは認めないと。
繰り返しっぽいけど、俺は「移民ばんばん、馬鹿切り捨て、最強生産性目指して頑張ろうぜ!」は個人の幸福面でのデメリットが多すぎると思うから
反対だし、実現性にも難があるとは思ってる。ただ「総中流路線」がマクロ経済的には既に「負け組コース」なのは認めなきゃあかんだろ、と。
ま、何が言いたいかと言うと、「一億総中流」から悪化した主原因は、「優秀者活用」を狙って「総中流コース」の生み出す価値を毀損したことじゃなくて、
「総中流コース」よりもっと凄い奴らが、ばんばん出てきて国際競争に負けた、って所にあるだろ、と。
よくわからない外人が日本のあちこちに中華街みたいなのを作る社会が嫌なら、経済を捨てるしか無いわな。経済だけ見てたら移民マンセーになるだろうけど、それは頭の悪い結論だ。
は賛成だけど、これを主張する同志が「総中流コース」に戻れば経済もなんとかなる、なんて経済音痴な認識してるのは気に入らんのだよw(内ゲバだなあw)
今更総中流コースを極めたところで、国際環境が全然違うんだから、経済では「昭和の勝利」は戻って来ない、という認識してないと、経済成長万歳厨に
鼻で笑われるだけだろ。
楽天が英語を公用語化する、という話を聞いて、都内の超高層化を思い出した。
三木谷氏は「日本人を覚醒させるキッカケとして、英語を公用語化する」と
発言しているようだが、
「覚醒なんかしたくない、背伸びしてグローバル化したくない」が
で、なぜここで超高層化が出てくるのかというと、
「東京を国際金融都市にするために、土地利用をもっと超高層化すべし」という意見が、
グローバル化論者からしばし飛び出しているからである。
ソフトバンクの孫氏も
東京が高層化されていない田舎町に見える」旨の発言をしている。
「実際に住んでいる住民」側は、そのような意識は極めて希薄である。
要は、麻布十番の散髪屋のオヤジとか、神保町の喫茶店のオヤジは、
「東京に、多少無理してでも国際都市になって欲しい」と思っているか、と言えば、
答えは「ノー」である。
その証拠に、こういう住民の声がもっともリーチしやすい
「高層化なんかさせたくない。絶対高さ制限で高層化を阻止してやる」として、
東京都の方針に反して「絶対高さ制限の導入」に動いているからである。
最近日経の地方版とかに「都市計画権限を巡って、東京都と特別区が綱引きしている」という
記事が載っていたりするが、その背後には
「背伸びしてグローバル化・高層化させたい都」と「背伸びしたくない特別区」の
対立がある。
実際、3,500万人首都圏住民の中で、
「せいぜい35万人、1%程度」じゃないのか?
残りの「3,465万人は、非グローバルな仕事なので、グローバル化のために背伸びしたくない」のが
本音じゃないか?
まさに「英語をビジネスで使っているのが、せいぜい日本勤労者の中で1%程度」
というのと相似である。
「グローバル都市競争的な仕事にタッチしているのが10%程度いて、
その波及効果を考えると、彼らの望む政策を進めるのが最合理的」であるが、
東京は「グローバル都市競争のためのスペシャル都市に特化するには、
あまりにも巨大化し過ぎていて、「ジェネラル都市」である」。
まあ正解、「だいたいあってる」なんだけど、
欧米みたいにディスカッション、プレゼンテーション、ロジカルライティングの授業も入れないと。
国際競争を考えるなら枝葉末節より土台の鍛錬をしっかりやらねば。
で、それを口を酸っぱくして言い続けてるのが大前研一さんなんだが。
君と同じことは大前さんが言い続けてるのに日本人たちはロクに耳を貸さない。
ただ、大前さんと違うのは、大前さんは専門家の時代はとっくに終わってると言ってる点。
普通科を減らし専門的な学校を増やすべきという意見は、時代遅れなんだよ。
それ以外は正解。
あと、PCでの授業とくれば、iPadになる。その点は安心していい。必ず20年後までにはiPadの教科書で授業が行われるようになる。
.
それと、もっと大きな話をすると、君の言ってる国際競争云々というのより、もっと大きな問題があるんだよね?
日本国としてのプライドとかそういうちっぽけなことに拘ってるあまりに、世界規模の情勢が見えてない人間があまりに多い。
ちょうど我々がウヨサヨの対立や自民党と民主党の対立がチッポケに見えるのと同様に、日本国としてのプライドというのもまた、世界レベルで見ればチッポケなんだ。
なぜ、こんな話をするかというと、30年もしない間に人類は大きな壁にブチ当たるからなんだけど、そのあたりの認識はまだ無い人が多いよね。
今そんなくだらないことをいちいち議論するな。
そもそも国際競争で負けている時点で貧困国になって、首が回らなくなる。
「食わなきゃ食われる」んだ。
考えてみろ。中国人の成金たちが物価の安くなった日本の若い女を買っている姿を。
俺はこんな日本見たくないね。
「食わなきゃ食われる」んだ。
国内での奪い合いはどうでもイイ。海外から奪わなきゃならない。
変えるべきところは教育からだ。
・プログラムを小学校5年生からの教科に入れろ!主要教科にするぐらいの勢いに。数学に混ぜてもいい。
・経営、簿記、複利、株、お金の仕組みの基礎を中学生にも教えろ。これらをまとめて1科目でもいい。
・そのぶん古文や漢文や社会を減らせ。漢文学んでも中国語聴き取れねえから。
・図工での工作はPCの自作も混ぜてみろ。美術はDTPをメインにしろ。もちろん音楽はDTMを。
・基本PCで授業を受けるような流れにしろ。
・普通科高校を減らし、職業訓練校としての高校を増やせ。工業高校に変えてプログラミング高校を増やせ。
・大学は8割いらない。大学で研究をして意味のある人間なんて一部の人しかいない。一般人は無意味だ。
・ホリエモンみたいな若い経営者が明らかに有利になる仕組みを作れ。30代社長だと税金半分とか。極論。
・体の芯から染みついている年功序列の考え。日本人は小さいころから先輩がエライという考えがしみついており、
どの会社に行っても年長者の発言権が大きい。その考えは変えられない。完全に染みついているからね。
じゃあどうするか。焼け石に水だが、まずは敬語をなくすことからはじめる。丁寧語は残すが、年上に対する敬語の
文化を「意図的に」壊す。国の政策としてこれを行う。40年計画だ。
ともあれ、「抜本的」じゃないとダメだ。一度壊さないと、GHQがぶっ壊したみたいに既得権益を全てぶっ壊さないと、
これ以上の発展はできない。
このままだとガチで中国やインドに負ける。いや、もう負けてるが。
30年後の日本人が勝てるよう、今から抜本的に直さないと!今から!
「食わなきゃ食われる」んだ!
見直さない気持ちはわかる気がしますw
めんどくさいんですよ。もう一度状況をバッファにロードするのが。
キャッシュメモリとかほとんど無いんで、問題を解き終わったら情報は既に揮発しています。
いちいち脳内パーサを起動して構造を解釈する作業がまた発生するので、負荷が凄く高いです。
個人的に子供の頃こう教育して欲しかったなあと思うのは、「見直すのが面倒なんだったら他の解法を考えてみろ」という考え方ですね。
結論が食い違えば嫌でも見直したことになります。
国語系(つまり社会人的な見直し)には役に立たないですけどね…。
で、小学生のお子さんに対して今何をしたらいいかですが
自分の経験に即して考えると、何よりまず成功体験を積ませることが必要だと思います。
周りの子供や先生の大多数は馬鹿なので、「空気が読めない」という時点でそれ以外の要素がどんなに優れていても落第者のレッテルを貼ります。
これは増田で日々繰り返される頭の悪いレッテル貼り合戦を見ても明らかです。
そうすると、本当は優れた面があるにも関わらず「自分は落第者なんだ」と自己認識してしまって委縮するようになってしまいます。これは負のフィードバックです。
それを跳ね返すためには、自分のやり方で成功した体験を積むのが手っ取り早いです。
成功への道筋が見えるようになれば、「ひょっとして馬鹿なのは自分じゃなく周りなんじゃないか」と考えることができるようになります。
社会人としてどうしたらいいかについては、まず確かに、高度な空気読みスキルを要求するような職種は困難だと思います。
ところが日本におけるそういった職種(≒総合職)は、一部の優秀な人を除いて単なる「特に何も得意なことが無い人」にすぎないため、国際競争の中で淘汰される傾向にあります。
自分の得意分野を持ってそれを軸に周辺分野に触手を広げていくような専門職の価値は相対的に高まっていて、お子さんのようなタイプは専門職にはむしろ適性があると思います。
従ってお子さんの得意分野を伸ばすことが重要で、またその分野が社会的需要と結びつくように必要に応じて微妙な軌道修正を掛けてあげることが重要です。
結論としては
これが重要だと思います。
うちのような学も調査力もない知的に下流な両親(両親が嫌いなわけではありません)の下に生まれ、全てを自分で発見するしかなかった俺のようなケースに比べれば、お子さんには遥かに可能性があると思います。
あくまで参考までに、頑張って下さい。
あらゆる場面において、前進するためには「試行錯誤」が必要だ。つまり社会が成長し続けるためには、常に一定数の「試行錯誤人間」を確保する必要がある。ここで、どのような立場の人間が試行錯誤をすべきかについて、次の二つの見方ができると思う。
・地位や財産があって、失敗を許せる余裕のある立場の者こそが試行錯誤をすべきだ
・地位も財産も無い、守るべきもののない立場の者こそが試行錯誤をすべきだ
ところが、不況かつ国際競争が進む今の世界では、持つ者はその立場を守るのに、持たざるものは競争の中で生き残るのに必死で、両者とも試行錯誤をやりにくい環境になる一方だ。一体どちらが進んで試行錯誤をすべきなのか。
俺は、世の中は前者の考え方を採用すべきだと思う。つまり、地位や財産を持つ者が積極的に試行錯誤すべきだということだ。なぜなら、試行錯誤を生きるか死ぬかの弱者に課すより、死ぬことはない強者に課すほうが個々を尊重する現在の倫理観では現実的だからだ。
俺が言いたいのは、格差是正じゃない。格差なんてどうでもいい(俺はどちらかといえば持たざる者だ)から、とにかく、持つ者は自分の立場を守るばかりでなく、その余裕を活かしてもっと試行錯誤して欲しいということだ。
今の日本の法律って、労働者を手厚く保護しているよな。どこまで守られているかは別として。
じゃあ、日本がこの先どんどん国際競争で弱くなっていって、日本の労働者全員に対して今の手厚い保護を与える余力がなくなったときには、日本はどうなるんだろうか。
終身雇用だとか残業代の支給強制だとかいう労働者の手厚い保護は、裏を返せば人件費の高コスト化を意味する。じゃあ、日本の国際競争力が下がり富が減少して、そういう高コストで人を雇うだけの収入を企業が得られなくなったときにはどうなるんだろうか。
日本全体が豊かなら、他の企業が代替すれば良いだけだから問題にならないかもしれない。じゃあ、日本全体が沈みこんでいった場合は、どうするんだろうか。どこの会社も今で言うブラックな待遇で人を雇うのが限界になってしまったらどうなるんだろうか。
今の法律でどんどん取り締まることで、一部の労働者を一時的には救えるかもしれない。でも、企業自体に余力がなくなってきたら、取り締まれば取り締まるほど企業の体力が失われて、潰れていく。そんなことをしていたら、更には日本全体が沈んでいくことになって、悪循環にしかならない。
とすると、結構近い将来には、法律が改正されて、今のブラック企業の待遇が当たり前になる時代が来てしまうんだろうか。労働者のコストを下げることで国際競争力を保たないといけない時代がきてしまったら、そうせざるを得ないのではないだろうか。
うーむ、恐ろしい話だ。
雇用を流動化させようという言説はそこら中にあるけど、
経営者を流動化させようという言説はあまり見かけないのはなぜだろうか。
同族会社とか、創業一族に生まれたというだけでボンクラでも社長になれて、
そんなボンクラが経営したために業績が悪くなってる会社もたくさんある。
それなのに、事業継承税制とか言って同族会社を存続させようとする。
ボンクラが自分で経営するよりも、能力のある他人に会社売った方がいいんじゃないか?
その方が業績上がって、顧客も従業員もみんな幸せになるかもしれない。
国際競争と言うんだったら、海外の優秀な経営者を日本に呼んで、
【IT】深刻な情報処理技術者の不足、社会基盤を支える人材の育成を急げ--東洋経済 [01/14]
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1263458599/
1 名前:ライトスタッフ◎φ ★[] 投稿日:2010/01/14(木) 17:43:19 ID:???
賛否両論の渦巻いた事業仕分けの中でもとりわけ注目を集めたのが次世代スーパー
コンピュータだろう。学界、産業界からの強い反発を受けて、鳩山首相から
「凍結見直し」が示唆されたが、現政権の国家戦略・百年の計のなさをはしなくも
露呈する結果となった。
民主党のマニフェストにも「科学技術の育成」はうたわれている。しかしターゲットが
不明なうえ、育成のために何をすべきかすらもまったく見えない。政策の骨格が見えず、
予算削減という目先の目的一つで政策自体がぐらつく。この政権に対する産業界の
不信は根深い。
開発が中断し、ロードマップが途切れると、その遅れは二度と取り戻せない。単にその
期間分の遅れにとどまらない。産官学の共同研究は、いったん解体されると二度と同じ
メンバーを集められない。
さらに、スーパーコンピュータ開発の遅れは、他分野の研究にも多大な影響を及ぼす。
医療、宇宙、気象など、さまざまな分野での解析・シミュレーションに不可欠な
インフラだからだ。インフラが脆弱では、世界のトップをうんぬんする以前の話で、
国際競争の中で生き残ることすら難しい。
資源の乏しいわが国にとって、唯一の資源は人材であり、中でも「ものづくり」を
中核とした科学技術の力は、最も期待の大きい分野といっても過言ではない。しかし
科学・技術開発のタイムスパンは長い。ハイビジョンテレビという民生技術でさえ、
技術方式が考案されてから一般に普及するまで30年の歳月を要した。量子コンピュータの
開発ロードマップも30年計画だ。長期にわたる技術開発だけに、現在の科学者、技術者
だけで終わる話ではない。研究開発の継続性を念頭に置いた、教育による人材の育成も
また、計画の中に織り込まれねばならない重要な要素だ。国家単位での長期的視点からの
下支えがなければ、企業努力だけではどうにもならない。
国の財政支援によって育成すべきは、スーパーコンピュータのような最先端技術だけ
ではない。表面的には見えにくいが、今や情報産業は経済社会のインフラというべき
重要な存在だ。資金、生産・販売、コスト、労務人事、決済に至る企業活動のすべてが
情報化され管理されている。鉄道、航空など輸送の運行制御、高速道路のETCシステム、
銀行のオンラインシステム、お財布携帯など電子マネー、自動車や家電製品の電子シス
テムなど機器の組み込みソフトに至るまで、情報産業のバックグラウンドなしに経済も
社会も生活も成立しえない。
IT産業のうちシステムやソフトウェア開発等サービス関連の市場規模は5兆円(IDC調べ)。
自動車産業の十分の一にすぎないが、重要性において他産業に決して劣るものではない。
情報処理技術者試験を管轄している独法の情報処理推進機構(IPA)の集計によれば、
情報系大学出身者の半数以上が情報産業以外に職を求めている。卒業生数自体、年間
わずか2万1000人にすぎないのに、である。一方で情報系学生の新卒求人は情報産業と
※続く
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100114-00000000-toyo-bus_all
686 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/17(日) 01:25:53 ID:rK1wYYKs
ピンポンパンポ~ン 定期的にお知らせします。
143 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/14(木) 20:42:03 ID:J4ojKbk3
だからさぁ、不足してるのは人材じゃなくて新卒の間違い。これがFA。
320 名前:名無しさん@毎日が日曜日[] 投稿日:2009/11/17(火) 14:23:09 ID:XvIqWccI
一般的に人事部ではそう呼ぶ。
(中略)
はっきり言ってしまえば、殆どの企業で「既卒者は門前払い」となる。
それは、本人の学歴がどんなに素晴らしくても変わらない。
「計50社ぐらいは送りましたね。履歴書と送料で3万円は払ったかな」
近藤君は28歳のフリーターだ。現在は都内で進学塾講師のバイトをしながら暮らしている。
月収は15万円ほど。家賃が6万だから、けして楽な暮らしではない。
(中略)
「ネットや企業の就職説明会でエントリーしても、その後なかなか呼び出されないんです。
でも、ネットで調べてみると同じ時にエントリーした人は内定を貰っている。
10社以上回ってみてからですね、ようやく変だな、と思ったのは」
私自身、人事部に配属されて最初にやった仕事は、新卒応募者の中に紛れ込んでいる
取り除けた履歴書は、オフィスの隅の箱に入れられたまま、二度と人の目にすることは無かった。
・出典
これは記事の文脈を読めば気付くはずですが、皆さんはボケでレスされていることと思います。
奴隷が不足してるってことだろ?というのも違います。
下っ端の奴隷はむしろ余ってるので言及する必要すらないだけです。
本当に高度な技術者はITに限らず育成で何とかなるものではないので、やはり言及なしでしょう。
新卒が不足すると困る理由は、大手IT企業が年功序列を維持できないからです。
そして肝心の、新卒不足の理由は>>116、キャリア・パスに全く希望・魅力が無いということです。
ちなみに実質人材余りの理由は>>294の後半。これが奴隷化への意図的な布石の意図まであったとしたら悪魔的戦略でしょう。
116 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/14(木) 19:20:32 ID:J4ojKbk3
262 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/17(木) 01:34:58 ID:Lf+iFfjd0
IT系の会社は、社員がある程度歳を取ったら 『自発的に』 辞めてくれるような環境を作る。
みんな 『愛想を尽かせて』 辞めたり、『仕事が苦痛になって』 辞めたりするんだけど、これ実は会社の意向なのよね。
この手の会社は平均年齢を若く保たないと駄目だから。
IT系は若い頃は他の業種より多少収入がいいんだけど、 これ実は未来の自分の財布から(不効率な方法で)現金をくすねているだけに過ぎない。
会社に残る 中小ITに転職 零細ITに転職 異業種に転向 独立開業 無職
35歳 40人 20人 10人 20人 5人 5人
40歳 20人 15人 20人 30人 5人 10人
45歳 15人 10人 15人 40人 10人 15人
50歳 10人 5人 10人 65人 10人 10人
定年 5人 0人 0人 75人 10人 10人
IT業界20年の俺が見た所、人数の推移はこんな感じ。
加えて言うなら、定年まで会社に残れる5人の中に、経営者の親族が3人くらいは入っているw
残りはほとんど未経験の異業種で恐ろしく低賃金で働かざるを得ない人生の負け組として人生を終える事になる。
若い頃のプログラミングは楽しいものだが、それを仕事にしてしまうと、かなりの高確率で負け組が確定する。
この業界に入るなら、能力が上位1割(独立開業できるライン)に入る自信がなければ止めといた方がいい。
270 名前:名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/17(木) 01:43:12 ID:ZfD4e96GO
262の言う通りだべ。何か読んだが、ITは30までに管理職になれないと辞めさせられる環境らしいしな。
342 名前:名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2009/12/17(木) 03:37:05 ID:miR7gPpU0
本当はアメリカと比べたくないけど、アメリカの場合は職種が専門家されていて、デベロッパー(あえてプログラマと書かない)だったらデベロッパーとして、ITプロとしてだったらITプロとして食べていけるけ。
日本の場合は、管理職にならないと給料が上がらない仕組みだから、ある程度の年齢になると、希望する/しないに関わらず管理職にならざるを得ない。(それが嫌なら独立するか)
これが日本にIT職が根付かない理由だと、個人的には思っているんだけど。
↑↑↑
294 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/15(金) 04:39:15 ID:5gPqY2Sw
>>160,167,226
>>172,206,228
その通りなんだろうが、記事の文脈では人材不足じゃなくて新卒不足を言ってますw
ピンって1割って意味だったらしいよw
1割ならすっごくすっごく良心的
165 名前:名無しさん@毎日が日曜日[sage] 投稿日:2009/10/26(月) 20:13:06 ID:/5Ruvz1N
ほんの少し前まで未経験30男を採用する企業が実際にあったのよ
ブラック限定だったけど
で、その頃の情報がネットに飛び交ってるし、職安の馬鹿職員共の頭にもこびりついてて、
こいつらは職安でその当時の情報を吹き込まれてるわけ・・でそれを鵜呑みにしちゃってるの
何故ITは一時的に極度の人手不足になったのか?
それは急激にIT化が進んだ為であり、あくまで一時的に人が大量に必要になった為。
今はIT化の波が一段落して逆に人余りの状況になっている。
そして、その人余りの状況に、この大不況がぶつかってしまった。
だから仮に何年先かわからないが、景気がよくなっても、残念ならITの需要はかつてのようには増えることはない。
そして人余りの状況に変わりはない。当然、30代の未経験者が仕事にありつけることはない。
457 名前:非決定性名無しさん[sage] 投稿日:2009/10/27(火) 00:40:22
顧客にものすごく工数がかかると錯覚させるのが元請けの戦略なんだよ
100人規模のプロジェクトで本当に必要な人材は上位20人のみ
他80人はいてもいなくても関係ない人材だからね
これで1人月100~200万×100人を顧客に請求していたわけ
その他80人に対して50~100万×80人を払えば差分は丸儲けの仕組みだったんだよ
このその他80人を埋めるための人材を提供していたのがIT人売りと言われる企業
スキルあろうがなかろうがどっちでもいいから未経験でも受け入れてもらえてたんだよ
466 名前:非決定性名無しさん[] 投稿日:2009/10/27(火) 07:56:43
多重下請構造の生み出した、無駄と無駄のヒダの間で生きていたのが、人売り会社とフリー
業界がスリム化して、入り込む隙間が小さくなれば、そりゃ生き残れる奴は少なくなる
でもこれが本来の姿
二度と戻る事はない
奴隷から抜け出せない現象は、手配師やタコ部屋、“型にはめる”などのヤクザの手法が応用されているかもしれませんね。
一見カオスですが、不完全情報ゲーム下での均衡状態の一つなような気がしますが如何でしょうか。
IT業界に限らない日本低迷の理由は、硬直した年功序列+新卒至上主義+ピーターの法則、一段階正義のパターナリズム、そして>>273ではないでしょうか。
273 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/15(金) 03:36:03 ID:PYTcTri7
下級将校は熱狂的に戦う。
しかし、将軍は無能である。
特に金モールを吊った高級将校は低能としか いいようがない。」
以上、詳細は引用先をご参照ください。 ピンポンパンポ~ン。
【学術/政策】研究者待ちぼうけ–最先端研究の革新費60億円が未執行 [01/10]
ttp://kasuya666.myura.jp/wp/?p=10569
1 名前:ライトスタッフ◎φ ★[] 投稿日:2010/01/10(日) 13:07:18 ID:???
iPS細胞(新型万能細胞)研究など、国際競争が激しい研究分野を緊急支援するため、
2009年度当初予算に計上された「革新的技術推進費(革新費)」60億円が、
政権交代のあおりで執行できないままになっている。
新政権下で配分先の決定手続きが滞り、最終選考に残った研究者らに待ちぼうけを
食わせるという最悪の形だ。
革新費は、「iPS細胞を活用した再生医療・毒性評価技術」「高効率な太陽光発電
技術」など5課題に配分する予定だった。各課題に取り組む研究者を公募し、昨年
8月中の採択を目指していた。
5月に成立した補正予算で、より高額の研究費を提供する「最先端研究開発支援
プログラム」が発足。重複を避けるため、革新費の採択は「最先端」の配分決定後に
決めることにした。しかし、自民党政権時の9月初めに決まった「最先端」の配分の
仕方を民主党政権が変更して今も調整中。革新費は宙に浮いたままだ。
革新費の最終選考に残っている研究者は「海外の研究チームの勢いに負けないための
緊急支援のはずだったのに」と嘆く。内閣府の担当者は「何とか今月中には配分先を
決めるめどをつけたい」としている。
5 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/01/10(日) 13:14:27 ID:LVh4PWy1
10 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/01/10(日) 13:17:33 ID:iPptIfCw
増税して福祉を削減してでも教育と科学技術振興に配分しないと日本はダメになるよ。
でも子供をろくに育てず国債地方債で子孫の財産を食いつぶして手厚い介護を要求する
23 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 14:21:23 ID:RRggH9TC
>>10
来年育てるはずの種籾を今年食べてしまうような行為だからな。
26 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/01/10(日) 14:42:12 ID:lIvAVKbs
ばらまいて無駄にしちゃったよな。あれでは育たない。
感情的な行為だ。
ラオウならちゃんと部下に育てさせるんじゃなかろうか。
いるがせいぜいものすごく強い流れの用心棒である
17 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 13:28:55 ID:TMeeSJZn
19 名前:名刺は切らしておりまして[] 投稿日:2010/01/10(日) 13:34:49 ID:bg/vr5i5
小泉ですら「将来につながる予算だ」と削らなかったのに(分野によっては増額)。
>この物語は「米百俵の精神」という言葉になり、小泉純一郎(内閣総理大臣)が第一次内閣を組閣した後の国会での所信表明演説で引用されて有名になり、2001年の流行語になった。
>平成17年度予算においても科学技術振興費は1兆3170億円で、前年度に比
>べ2.6%増加しています。厳しい財政事情の中、前年度に比べて予算が増額
27 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 15:26:43 ID:62uD8kQU
国に頼りまくっている米国は世界シェア一位でボロ儲けしてるのに、日本には一銭も出すなと言う馬鹿が居る。
そんなもの競争する以前の問題で米国に勝てない事は勿論中国にも確実に負ける。この程度の予算すら渋るようでは韓国にもそのうち追い越される。
iPS細胞なんて米国は2兆円位だしている所を日本は数百億とかそんなレベルだぜ?イギリスですら7000億ぐらいだしているのに。
全く国に頼っていない日本の研究者なのに国に頼るなと罵倒されてしまう今の日本、大丈夫か?
28 名前:名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/10(日) 15:31:20 ID:RRggH9TC
これくらいは朝飯前w
>>東京が金融で発展しても日本人一人当たりだとあまり増えないのでは?
そう増えないよ。東京国を作れば東京国民の一人当たりのGDPを800万円とか1000万円にするのは可能って言ってるだけ。
規制緩和して税率を限りなく下げれば日本や海外から脱税とか、利便性を求めたマネーがやってきてそれを鞘抜きできる。
ルクセンブルクってそういう国。そしたら東京国の国民一人当たりのGDPはあがり、東京を除外した日本国の国民一人当たりのGDPは下がるだろう。
そうその通り。何度も言うが労働環境が糞なのは設備投資してそれをすぐバージョンアップで
捨て去っているからだ。近所のコンビニなんてすぐ建って、すぐ倒産してるだろ。工業製品もしかり。
作っては燃やしている。ヨーロッパの物や建物は何百年も変わらない。日本の建物や物は30年で変わる。
国際競争に負けるっていう強迫観念で、作っては捨てるラットレースをしている。
いやヨーロッパも無駄が多い、作っては捨てて燃やしている。しかし日本はそれ以上に激しい。
あとはサービスの質が良過ぎる事。海外のサービスは糞だ、だから労働者は楽。
>>あとインフラとか知識は急になくなるものじゃないから先進国であり続けるのはおかしなことじゃないと思う。
落ちるっていうより、他が追い抜いていくってことな。
自分は所謂「はてサ」とは立場が大分異なるような気がするんだけど、適当に答えてみるよー。
正直、引用されたブログ記事のこの認識にはあんまり賛同できないです。
私はそもそも、経済のグローバル化というか、ITの発達によって世界が近くなり中国の人たちなんかが、先進国に追いつけ・追い越せで一生懸命頑張った結果、日本の経済的地位が相対的に低くなり、でも日本国内には沢山人がいて就職先も必要だから、国内に製造業の工場なんかを残して、でも国際競争に勝つために賃金水準を落としたり、不況でも生き残れるように人材を流動化したいと思って製造業派遣が解禁され、それが日本企業の国際的地位を維持することに役に立ったと思っているのです。
当然ながらそれは、中国をはじめとする新興経済国との競争に勝つためであり、彼らの力が相対的についてきていることが、日本の競争力を相対的に落としてきているということであり、それが世界標準の格差社会に日本を近づけている理由でもあるのだと思うのです。
まず『国際競争力』という概念で経済を理解すること自体が不適切に思います。別に生産性で劣ることになろうとも、比較優位があれば貿易による利益は得られるわけですし(日本の製造業の国際的地位を守るために国民が存在している、と仰るなら話は別ですけど、別にそんなことないよねえ?)。もちろん生産性が劣る『企業』はそれによって打撃を受けるかもしれませんけど、それは産業構造調整によって解決すべき問題でしょう。自分達の産業が持つ競争力を守ることが、そのまま労働者の利益も守ることになる、というのは企業家らしい誤解だなと思います。そういう物の見方は、一企業家としては正しいのかもしれないけれども、経済全体を俯瞰するには向いてないんじゃないかしら。
そもそも、就職先が製造業派遣でなければならなかった理由は、マクロ経済政策の失敗によって、日本経済が長期停滞を余儀なくされたからじゃないのかなあ。でなければ別の高付加価値な産業が生まれ、それに人が集まっていたんじゃないかしら。雇用の流動性が低い状態のままであれば企業が雇用・採用を手控え、若年層の失業は一層深刻になっただろ、という主張が全くの間違いとまでは言わないけど、それは一面的な見方でしかないでしょう。確かに賃金の下方硬直性を緩めることで雇用者側のリスクを低減し、結果的に失業者の数を少なく保った(であろう)ことはある程度評価しても良いとは思う(※)。けど、それは本質的な解決策ではなかったよね。雇用を回復したいのなら、そういう構造改革よりも適切な金融政策を実施した方が効果高かったんじゃないの(それを堀江に求めるのが間違ってるのは分かってるけど。企業側に出来ることではないし。ただ、そうやって状況を所与の物として唯々諾々と受け入れさせ、現場レベルで無理矢理適応させる、というのは誠に日本的で微笑ましいよねえ?)
で、逆に聞いてみたいんだけど、元増田自身はこのブログの記事についてどのような見解・意見をお持ちですか。
よかったら俺の認識・意見についての反論も含めて聞かせてよー。
(※)むしろ製造業をそのような形で延命したことの方が後々重い負担となってのしかかるんじゃないかなあ。製造業派遣みたいな業態に慣れ親しんだ人間が将来「高い生産性を持った産業」に移行することって著しく困難なんじゃないかと思うし。その意味では日本の潜在成長率を大きく毀損しているのではないか、という疑念を持ってるんだけど(確証は無いけどさー)。
某京都の大学やら最近は頻繁に大学で性的不祥事が続いているが、この話は以前にも某大学関係者から聞いていて、昨日またもや別の大学の関係者から、全く別ルートにて聞き、マスコミはおろか、ネットでも殆ど語られていない、事態の深刻さ&闇のお話・・・
以前聞いていたのは国立系大学。昨日聞いたのは旧帝大系大学。共に内容は同じだったので、ほぼ間違いないと思う。
あ、話し始める前に、某京都の大学の件は被害者を非難するつもりは毛頭無く、また加害者を擁護するものでもない。しかし一般的に大学において性的加害者やまた大学関係者の認識が甘いその当たらずとも遠からずな事情について書くよ。
前提として大学セクターって閉鎖的なとこあるけど、それについては当たり前だとして話を進める。
[参照記事⇒留学生受入れの概況http://www.jasso.go.jp/statistics/intl_student/data05.html]
それに伴って多くの以前から考えると質の悪い学生も増えてるそうな。
で、晴れて日本の大学に入ってくる訳だが、彼等は入った後に研究テーマにおいて話し合い、意気込みだけは揚々と語るらしい。しかし日は過ぎてもデータは一向に増えない。データが無いから分析もできない。もちろん学位取得の道は遠のくばかり。そして留学期限の3年が迫ってくる・・・
で、上記の留学生(ここではあえて女子留学生と限定する)等はどうすると思う?
そう。ご想像の通り、学位取得の為に股を開いて学位授与のキーマンとなる担当日本人教官と一夜を共にするわけさ。
で、彼女等は何食わぬ顔をして翌日も学校に来て、そして学位を取り大学を出て行く・・・ってわけ。
これらは殆ど表に出ることも無く、当事者間だけの秘密で闇に葬られる。合意といえども犯罪だ(不正取得及び幇助という点でね)。
一番情けないのは日本人♂教官だが、直情的に「けしからん!」と言う前に考えて欲しい。特に男の場合、女性が向こうから誘ってきたら断固として断ることができるか?100%断る事が可能か?俺はそれがたとえ外国人であっても100%の自信は無いね。いくらかは迷うと思う。そこに彼女等はつけいる訳さ。国内で一個人にハニートラップしてやられてるわけ。
女子留学生等のしたたかさにゃ恐れ入るよ。
で、そんな子達がいる大学とやらは、そもそも閉鎖的なアカデミズムとやらの中で育ってる♂教官等の中に勘違いして日本人もそうだと思い込む輩が出てこないとは言えないよな。
昔から結構な数の不祥事があってたらしい。昔は被害者も泣き寝入りしてたのだけれども今は声をあげると一気に情報化されて流れるから、騒がれてるだけ。でも実態の数(ハニートラップも含めた数)は変わってないっていう事実。だから大学関係者も「ああ、マスコミ台風が来たよ」ってな感覚らしい。
それこそ管理強化をして加害者側が「日本人♀には近づくまい。女子留学♀にしとこ」なんてなったら基も子もないだろ?愛国者じゃあるけど差別主義者じゃないんで、あえて国名は入れてないが・・・想像してくれ。あ、もちろんそんな不貞な事しない国の女子留学生がたくさんいるって事はわかってるよ。
(※話し変わるけど。へぇ・・・日本ってこんな事もやってるんだ。http://strategy.co.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=797)
話を元に戻す。
・留学生は優遇
(・出産もタダ)
だれがこんな政策を後押ししてんだ!って話。
後押ししてるのはどうせ理想主義的な開放主義者+男女参画社会推進論者+文部官僚の連中なんだろうけど。
そもそもこの三者って所属してる個々人の考え方が結構似てないか?
・方法1:留学生の受け入れ枠を減らす
・方法2:閉鎖的な教育界に外部からの血をたっぷりと流し込む(産業界から教官をレンタルする?)
ただねぇ・・・いづれの方法も結局は上に書いた人たちにとって都合の悪い結果になる。
・方法1:⇒日本人の入学者数減少⇒文科省予算削減⇒文科省官僚衰退+開放主義者涙目
・方法3:⇒ジェンダー推進者反発⇒教育現場混乱⇒文科省官僚面倒+男女参画社会推進論者本末転倒
要するに今の状況って、構造的問題が大きく横たわってるのにそれを無視して
「けしからん!けしからん!」って言ってたって短視眼的でなんら変わらんよ。って話。。。
一部かもしれないが、上記の様な表に出てこない現実が、今大学で現に起こっている事だけは知っておいた方がイイ。
※注1)
ある意味では「日本の女性も国際競争させられてる」って視点にもなるのかもしれんが・・・
※注2)
アジアの成長を日本の成長につなげる為に、アジア総合開発計画の策定や、アジアの広域インフラ整備への支援などをぶち上げたらしい。
アジアが成長するならば、それを世界にとって望ましい方向に誘導する為に関わるべきであろう。しかし、成長しない物を成長させる為に、日本国民の血税を他国に注ぎ込むODAのばら撒きや工場の移設、技術供与は、必要ない。当然、仮にアジアが成長するとしても、世界にとって望ましい方向に誘導する為の発言力は、資金や技術の提供で得るべきではない。
アジアには、経済を成長させる前に、民度を成長させなければならない国家が多すぎる。そして、民度を上げるには、政治体制が障害になっている場合が多い。
政治体制を放置したまま経済を成長させたり、生活水準を快適化したりすると、好ましくない政治体制を延命させる事に繋がる。好ましくない政治体制をとっている国家には、民度を引き上げる為の方策が必要になる。内政干渉にならずに、政治体制の欠陥を自覚させるには、国境の無いメディアであり、しかも、閲覧者の閲覧行為が無ければ見れないwebが望ましい。これは、pushメディアでない事が有利になる使い方となる。
web上のコンテンツを充実させる事と、コンテンツクリエイターを増やし、その活動を秋葉原等に集約して観光資源とする事は、つまるところ、お金の問題でしかなく、新しいスポンサーを作り出す事は不可能であるから、既存のお金の流れを、権利を独占してピンはねしている既得権者から実際に物作りをしている人へと渡るように調整する事が手段となる。
ド田舎の温泉地を観光資源化しても、一度行けばそれで終わりであり、パリやロンドンやNYのような、リピーターが確保できる観光地にするには、毎日進化し、変化する芸術や学術を、観光資源としなければならない。ハコ物を作ればそれでおしまいという考え方とは正反対であるし、何が支持されるかわからないので、税金でやらせるようなやり方は、失敗しか生み出さない。
低炭素革命については、低炭素化の為に買い換えるのでは、逆効果である。需要を生み出す為の手段としては、確実に間違っている。使える物は最後まで使いきるという考え方こそが、低炭素な考え方であり、これは、需要活性化とは、正反対になる。すくなくとも、需要を生み出せるような話では無い。なんでこの話が出てくるのか、理解しがたい。燃費の良い自動車に買い換えるならば25万円を税金から補助するという話みたいな物で、自動車を買い替えた時にかかる費用と、節約できるガソリン代から算出できるメリットとを比べれば、タクシー業者並に走り回らないと元が取れないという間抜けな話になる。自動車を処分して、必要な時にレンタカーを借りるというやり方の方が、駐車場代の高い都会ではコスト的に有利になってしまうし、自動車を製造する時に発生する炭素を排除できる。一人だけの移動手段としては、バイクの方が安いし燃費も良いとなる。
あとは、健康長寿社会という話であるが、健康に気を使う人を増やすには、まず、企業が従業員を使い捨てにしない事である。また、健康に気を使いたくとも、代わりは幾らでも居るという雇用側の態度では、まともな労働者は居なくなる。外国人労働者を使わなければならないほど国民に嫌われている企業は、日本から出て行くか、行動を改めるかの二者択一をせまるべきである。
公害を撒き散らし、従業員を使い捨てにして国際競争に勝つのならば、経営者は誰でも良いとなる。公害を防ぎ、多くの人が従業員になりたがる雇用環境を維持しつつ、国際競争に勝ってこそ、高額の役員報酬を受け取れる人材となる。同様に、財政赤字を撒き散らし、賄賂をとりまくって政権を取り、維持するのであれば、政治家は地域にばら撒きを持ってきてくれる人ならば誰でも良いとなる。財政を黒字に保ち、身辺に一片の曇りも無い状態を維持しつつ、国益を増進させてこそ、高額の歳費を受け取れる人材となる。
目的を達成する手段の選択や、役職や地位にふさわしい行動を取っているかどうかを、客観的にわきまえられる能力は、民度の基礎である。
戦時中 「祝ひ終った、さあ働かう!理窟言う間に一仕事!足らぬ足らぬは工夫が足らぬ!」
現在 「企業の利益を上げるためだ!サービス残業は当然だ!業績が悪いのは従業員が働かないからだ!」
戦時中 「空襲時にバケツリレーで消火できないのは根性が足りないからだ!全ては大和魂だ!」
現在 「正社員になれないのは努力が足りないからだ!全てはコミュニケーション能力だ!」
戦時中 「ぜいたくは敵だ!日本人ならぜいたくは出来ない筈だ!ガソリン一滴は血の一滴!一億玉砕だ!」
現在 「痛みを伴う改革が必要だ!改革で痛んでも凍死や餓死さえしなければ有難く思え!米百俵の精神だ!」
戦時中 「飛行士が足りん!とにかく若者をかき集めろ!練度など未熟でも構わん!離陸さえ出来れば充分だ!」
現在 「即戦力が足りん!外国人労働者をかき集めろ!団塊世代の定年を延長しろ!新人を育てる余裕など無い!」
戦時中 「今日も決戦明日も決戦!欲しがりません勝つまでは!月月火水木金金!」
現在 「甘えるな!国際競争に勝つためには長時間労働が必要なのだ!過労死など自己責任だ!」
戦時中 「先日我ガ軍ハ敵空母10隻ヲ撃沈、敵航空機100機ヲ撃墜ス!一方我ガ軍ノ損害ハ非常ニ軽微ナリ!」
現在 「景気は着実に回復している!現在のわが国は『いざなぎ超え』の空前の好景気である!」
戦時中 「若者をどんどん戦場に送り込め!代わりならいくらでもいる!大学生の徴兵猶予を廃止しろ!」
現在 「労働者をどんどん使い捨てろ!代わりならいくらでもいる!派遣労働の規制を緩和しろ!」
戦時中 「日本が戦争に敗れることなど決して有り得ない!最後には神州日本に必ずや神風が吹く!」
現在 「資本主義が崩壊することなど決して有り得ない!世界経済はデカップリングで必ずや息を吹き返す!」
戦時中 「安全な資産である国債を買え!国債は自国民からの借金なので経済が破綻する心配は無い!」
現在 「安全な資産である国債を買え!国債は自国民からの借金なので経済が破綻する心配は無い!」
いやあ、本当によくできてると思うよ。オチが特に。
荒川:ポッドキャスト連動コーナー。週刊ミヤダイ。今週のテーマはこちらです。
荒川:年末年始、派遣切りされた労働者の方々が年を越すということで、日比谷公園に派遣村ができました。でも、派遣村じゃあダメだというお考えですね。
宮台:「だけ」じゃあだめだと申しましょう。「だけ」という言葉をつけておきましょう。
宮台:あるいは緊急経済対策であるとかですね、シビルミニマム、あるいはベーシックインカムを保障するための最低限の所得を保障する政府の再分配、こうしたものは全部緊急避難として重要ですけれど、結局、緊急避難でしかないのですね。長期的にまわる社会の経済や仕組みにつながっていなければ、結局それもできなくなっていってしまいます。
まず、根本的に考えなければいけない問題があります。キーワードは「グローバルガバナンス」というのですが、グローバル化に関係することなんです。
どういうキーワードかというと、さっき法人税の話をすこし話をしましたけれど、たとえば1960年代にドイツの税収に占める法人税の割合は40%あったのですが、今はEU筆頭のドイツですら16%に下がっているのですね。
宮台:つまり、BMWとか、シーメンスとか、ジーメンスとドイツ語で言いますが、こういう会社はもうドイツでは会社はお金を納めていないんですよ。資本が流出していて、税金の安いところに工場があったり、移転、いろんな支部があったりということがあるんですね。そうしないともう国際競争では勝ち抜いていけないというふうになっているんです。
荒川: ええ。
宮台:それでドイツでは法人税収入が下がってきた。対処してどんどん法人税を下げてきた結果、法人税収入は上がったんです。そうすると、実は、他の国々も「じゃあうちも」「うちも」というふうに法人税を下げて流出を阻もうとしますね。そうするとどういうことが起こるかというと、短期には法人税を下げることで工場・本社が戻ってきて税収は上がるけど、続かないんですよ。だってみんな下げちゃうから、最終的に。
荒川:ああ、はい。
宮台:結局、どういう方策しかないか。もうお分かりですよね。国際的に連携して企業からはこれだけ税金をとりましょうというふうにやっていくしかないね、という話になっているんです。
荒川:はい。
宮台:ただ、ここで重要な問題は、そうやって国内で税金を納める企業がいなくなって国外に出て行く、タックスヘイブンとまでいかなくても、企業にとっていいところで税金を納めているということは、そういう国国の多くは低開発国でしょ。そうすると、実はこれは所得の移転なんですよ。従来、南北格差として知られていた経済の格差が縮まる方向性なんですよね。だから世銀、世界銀行が出している統計なんかにもありますように、グローバル化がすすむとそうしたことも背景にあって、地代や労賃が安いだけじゃなくて法人税が安い低開発国に資本が流れて、そこの国の国富が増大するということがあるんですね。そして、いわゆる「旧南側」の国々は、グローバル化がなくしては国富は増大しないというこがあるんです。
荒川:ええ、はい。
宮台:そのことを考えると、グローバルガバナンスという観点、さっきのワークシェアという問題と同じ問題をはらむんですよ。簡単に言えば、「誰とシェアするんだい?」という問題。国内だけでシェアしていいのかという問題。そもそもそういう問題をたてるまでもなく、国内の労働分配率が下がっているというのは、南北格差が縮まるという問題“でもあり得る”のですね。
荒川:現に日本も、低い労働賃金ということを求めて中国だベトナムだとずうっと企業が移りましたよね。
宮台:そうです。あるいは逆に外国人労働者が高い賃金を求めて入ってくるということになりますよね。昔、労働力はあまり空間移動はしないものだというふうな前提のもとで資本が動いていたのですが、今はそういうことはなくなっているんですよね。そうすると、ワークシェアの応用の話になりますけれど、いままでのような一国の枠の中で見て、「政府は手当てをしろ」とかですね、「企業は派遣を切るな」「全部正社員にしろ」とかって言っているわけにはいかなくなってしまう。だって企業が逃げてしまったらもともこもなくなってしまいますよね。
荒川:そりゃあそうですよ。グローバル化っていうのはそういうことですもん。日本だけじゃなくていいんだと、安い労働力を求めて日本を離れますものね。
宮台:もちろん右翼としてのわたしは、そういう人を「売国奴」として批判してもいいんですよ、日本から出て行ってしまう人たちをね。でもそれはムダでね。なぜムダかというと、だって倒産したらもともこもないです、企業は。雇用されている人も含めて。なので、競争から勝ち抜く必要から、これは望むと望まざるとに関わらずそうしないではいられないという企業の原則もあるのですね。
荒川:よくわかります。ただ、しかし、国内から逃げてしまうということになると、今度は日本の国内にいる労働者はどうすればいいんですか?
宮台:…そういうことなんです。
荒川:…。
宮台:だから、さっきのワークシェアの応用問題と考えるしかなくて、自分たちの労働分配率が下がった、と。「これはグローバル化のせいだ」「グローバル化がいかん」と話をするのは一方的なんですよ。そうじゃなくて、グローバル化である種の所得の再配分が進んでいるという“面”もあるんですね。だから自分たちが良ければいいという話じゃすまないというのがさきほどテレフォンにもありました。この発想を柔軟に広げていって、その上でグローバルガバナンスということを言わないと、「みんなで国際的に協調しましょう」と言っても「うちはこれだけのパイがあってこれはもう譲れないんだよ!」とかいい始めるともうにっちもさっちもいかなくなっちゃうんですね。
荒川:うーむ。
宮台:だから、ここは我々のある種の“賢明さ”が問われる場面だというふうにも思われます。
荒川:となるとですよ、派遣というところでいけば、派遣村「だけ」じゃあダメだとい今日のコーナーのテーマなんですが、じゃあ派遣禁止ということで正解が生まれてくるのか?
宮台:生まれませんね。細田官房長官もあるいは御手洗さんも仰っていたように、企業は逃げます。間違いなく逃げちゃうんです。なので、そこはそれなりに愛国心を持ってもらいたいなという思いもありますけれど、基本的に国際競争に勝てるようなどういう仕組みを、しかし社会の保全と両立するようにたてるのか、と。たとえば、公共投資の使い方、財政出動の使い方をはじめ、さまざまなセーフティーネットの張り方、あるいは所得を再配分するときの頭数の数え方、いろんなところで知恵を絞って、少ないパイを“合理的に”わけるというふうにしなければいけない。少ないパイというのは国内だけじゃなくて世界中全体の、グローバルな問題なんですね。なので、「グローバルガバナンス」がキーワードなんです。そのときには、我々のような、別に利己的という意味ではないのですが、ある種のアタリマエさ、自分のことを考えるのはアタリマエという発想では、実は解決がつかないんですよ。
荒川:ただ、緊急避難的な対策にはつながらないかと思いますけれど、日本の労働力の問題、あるいはコストの問題で、外に行った企業、だけど製品の品質が落ちてしまったということから、日本に戻ってきている企業がどんどん増えてきているんですよ。
宮台:だから、経済の流れとして言うと、VTRからDVDへとよく言いますけれど、昔はプラントを輸出しなければならないような技術が重要だったんですが、今はコーポーネンツ、つまりアセンブリー産業になっているんですね。いろんなところで作られた部品を単に組み合わせて作ればいいという作業になっている。自動車もそうですよね。インドのタタ自動車が15万円で乗用車を出しました。これもDVDとかパソコント同じように自動車を作ることができるということを世界に示しているわけですよね。もちろんそういう中で、トヨタのように、人こそが資源だということで優秀な人材だけを集めてものすごい付加価値の高い車をつくるというやり方もありますが、そういう車は高いので所得が高い人にしか売れないわけですよね。そうすると市場を当て込むことができませんので、トヨタもどの会社もいずれにせよ、アセンブリー産業的な側面を抱え込んでいく以外に生き残ることができないんです。
荒川:うーむ。
宮台:そうなると、グーローバル化にむしろふさわしい適応形式ということになっていくんですよね。
荒川:ということは、グローバル化ということからもう目をそむけることはできないわけですね。
宮台:できませんね。
荒川:グローバル化ということを認識した上で、じゃあ次の産業とはなんなんだと、これを模索することが。
宮台:だからさっき強啓さん仰ったように、いまだったら技術水準下がるというふうにまだ言えるかもしれないけれど、プラントが世界中に輸出されているので、それぞれの昔の低開発国といわれるところでも、高品質の商品を、生産材ですけれど、作れるようになってきている。
荒川:なってきているんですね。
宮台:そうすると、昔の「先進国」という言い方がもっているアタリマエさは、もう通用しないんです。
荒川:うーむなるほど。次へのジャンプが新しい労働力、それから仕事のクォリティ、それを政府というか、国全体でそこを探さなければならないと。
宮台:そうです。という時にアメリカのオバマさんが大統領になるのはとてもいい兆しです。
荒川:はい。社会学者宮台真司先生でした。どうもありがとうございました。
宮台:ありがとうございました。
企業はコストありきで動くから、炭素税かければすぐできると思うよ。要するに太陽光が火力より割高なら、火力を割高にしてしまえばいい。
ただし、国際競争があるから世界で足並みを揃えなきゃいけない。これが難しいんだ。アメリカや中国は言うこときかないからね。アメリカについて言うなら、オバマにしろマケインにしろ環境にはまともな理解があるから今後は期待できるけれども。
だからこそ補助金なんだよな。太陽光を火力より割安にする。ただしそのための財源は当然エネルギー増税になるが、エコを唱えたその口で「ガソリン税反対」を言ってるマスゴミが全盛ではどうにもならないな。