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はてなキーワード: モニターとは

2009-03-13

http://anond.hatelabo.jp/20090312183925

空を眺めていました。

いつになく晴れた青空や、ゆうぐれにかすかに赤く染まった空、

そして、夜空に浮かぶ霞んだまあるい月。

モニターの向こうにいる大切なひとが眺めている空に

この空も、きっとつながっている、

ネットを介して一緒の時間を過ごしていると思うと

ななこころが緩んでいく気がしました。

帰りにカフェに立ち寄り、

大切なひとが書いてくれた護符のことばを読みました。

手書きの文字があたたかかった。

「この不安が、笑い話になったときに

あなたの周りに、あたたかいものが

満ちますように。」

ことばで誰かを失うこともあるかもしれないけれど

それだけじゃなくて、ことばが誰かをつなぎとめることもあります。

だから伝えてほしいし、伝えたくなる。

ただ、大切に想うからこそ

ことばを介さないこと、黙っていることも大切ですね。

2009-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20090312041444

真剣に向き合うほど、何から伝えればいいのか、それすらわからなくなる。伝えたいことを表すのにふさわしいことばが出てこずに、ありふれたことばをいじくりまわす。

でも、いじくりまわすだけでは何も伝わらない。最高にぴったりなことばではなくても、何か、伝えなくては。

そう思う一方で、そのことばを放つことによって、あの人を失ってしまったらどうしようと怖くなることもある。

モニターの向こうのあの人の顔を思い浮かべながら、黙ってぼんやり空を見上げていたいなと思うのです。

ことばを介さずにただ、一緒に時間をすごしてみたいと。

提案:増田ラブレターの練習台として利用する。

モニターの向こうにあの男/女がいることを想像する。真剣に。

いつもの愚痴じゃなく、釣りでなく、意味のない呟きでもない、何かしら湧き出てくる/身のうちに確かに存在する/伝えなければならない言葉を探す。

「見つめ合うと素直におしゃべりできない」じゃないけど、真剣になればなるほど言葉があやふやになる。

身のうちに存在する、伝えなければならない「何か」は、確かに存在するように思われるのにそれを形容する言葉が見つからないのだ。

見つからないんだよ、というのが愛の言葉になるかどうか自信が持てない、ので、私はずっと言葉を探し続けることになる。

あなたに、私がいまなにを考えているか伝えたいのです。

あなたが、いまなにを考えているか知りたいのです。

私は、あなたに応えたいのです。

あなたに応えてほしいのです。

あなたを尊敬しています。

あなたが笑うと幸福です。

あなたに嫌われるのが怖いのです。

いつかあなたに認められたいです。

私がこころからあなたの重しになりたくないことを、わかってほしいです。

いつかあなたと離れるときが来ることを想像するとすごく怖いです。

そのことを伝えるのも怖いです。

だからこの手紙を書いているときも私はすごく怖くて、えーと私はなにが書きたかったんだっけか。

それにしても私は呆れるくらいレブレターを書くのがヘタだ。明日読み返したら死にたくなるに違いない。

ああ、増田でよかったなぁ、ということで増田ラブレターの練習台として良い場所だと思う。

2009-03-11

anond:20090311215623

自分がどうしようもならないと思う部分はあきらめたらいいんじゃね?

 

些細なミスをしてしまうなら、事細かくメモを書いて貼付まくったらいい。

話が飛ぶなら、覚えてることとやるべきことをを書いて手元に置いておくべき。

ワークシェアリングなんて苦痛を軽減させるためにやってるんじゃない。

自殺未遂の話を軽々にするとか、やっぱり元増田はちょっと甘い。

 

あきらめるって言い方が嫌なら、割り切るって言い換えて自分に言い聞かせたらいい。

 

俺は最近ばあちゃんが入院して、そのためにプライベートがほぼなくなった。

平日は仕事病院スーパー帰宅、じいちゃんのご飯作り。

土日は両方ともじいちゃんを病院に連れて行って、家事をして終わり。

もう1ヶ月毎日病院行ってる。

母親は昔に亡くなってるし、父親は全くあてにならない。

仕事帰りに飲みに行くことも、休日本屋に行くこともできない。

このままだと彼女もできないし、友達とも疎遠になる。 

でも仕方ない。

じいちゃんとばあちゃんを見捨てられないから、自分プライベートはあきらめた。

隙間時間自分楽しみを見つける。

ネクタイをする時にディンプルをきれいに作るとか、晩ご飯をおいしく作るとか、

今日満月だから月がきれいとか、そんなんで満足するように努めてる。

 

だから元増田もがんばろう。

ミスをしてしまうのなら、ミスの原因をつぶしてく。

無事仕上げた仕事自分を褒める。

病気のせいで明るく考えられないのなら、目標:明るく考えると書いてモニターの横に貼る。

 

ミスの原因をつぶして、できたことを自分で褒めようぜ。

2009-03-04

去りゆく米軍、増加されるロシア空軍 キルギスタンは誰の国?

マナスの基地代替はトルコのトラブゾン基地移転

米軍は2010年8月までに、中央アジアキルギスから去る。

アフガニスタンへの最大兵站拠点を失う。

米国退役統幕幹部のリチャード・マイヤーズはAFP(2月20日付け)のインタビューで、キルギスマナ空港米軍使用しているのは主として燃料補給であり、代替はいくらも可能という「強がり」の見解を示した。

米軍マナ基地を撤収することになる18ヶ月後にそなえ、ひそかにカザフスタンタジキスタン基地使用交渉をしてきた(ユーラシア・ディリー・モニター、2月23日)。

またウズベキスタンとも基地使用再開の交渉秘密に開始したという噂も飛び交った。

 

俄然トルコのトラブゾン基地が有力視される。

理由はトルコNATOの一員でもあって米軍との共同作戦が多いうえ、トルコ地政学的にもカフカス中東、そして中央アジアに近く、恒久的な戦略ポイントであるからだ。

ましてキルギストルコ系の民族トルコ系のコトバを喋る。

オバマ政権によるアフガニスタンへの増派が決定した以上、2010年8月までに代替基地建設するか、外国の既存の基地借用を決める必要がある。

それも早急に代替基地を見つけなければならない。

一方、受け入れに熱心に見えるトルコだが、この世俗イスラム国家の国内にはイスラム原理主義が猖獗を極めており、アルカィーダがトルコ国内に多数が潜伏、とくにユダヤ人を標的にテロを再開する動きがある。

 08年12月にもトルコ警察はアルカィーダのメンバーと見られる二十数人を拘束している。

テロリストの攻撃目標は国際都市イスランブールのほか、NATO海軍基地があるイズミール、加えて首都アンカラだ。ユダヤ人観光客を狙うという情報もある。

こうしたテロ情報により、これまでテルアビブトルコを結んでいた航空機フライト中断に追い込まれた。

ユダヤ人観光客への攻撃を恐れたこともあるが、トルコ飛行機は、イスラエル警備員を登場させないため、安全保障上問題があり、同時にイスラエルの「サンドル航空」も、トルコ乗り入れ便を休便とした。

不気味に高まるロシア軍存在

他方、キルギスではロシア軍の動きが活発化している。

ビシュケク国際空港マナスに米軍は2000人規模で駐留しているが、そこから30キロだけ離れた場所がロシア軍の駐留するカント空軍基地だ。

イシククル湖はソ連時代、秘密ベールに包まれた保養地だった。このイシククル湖を囲むようにキルギスという国家は地形的になりたつが、湖にロシア軍海軍施設が残っている。

沿岸警備というより湖沼警備隊で、主たる任務は武器密輸の取り締まりである。

ロシアにはCSTO(緊急展開部隊)があり、キルギスカント基地に駐留している700名は、このCSTO所属。

キルギス政府米軍撤退をきめた直後から動きが出た。

第一にビシュケクカザフスタンを繋ぐ鉄道計画の着手と見られる初期工事を始めた。モスクワから鉄道工作兵30名がキルギス入りしたのが2月20日に確認されている。

第二にキルギス南部オシにある飛行場も軍事利用する可能性を探っている。これは近未来タジキスタンのアンイ空港を本格化させて、カントーオシーアンイを結ぶ空のルートを確定する動きと見られる。

第三にロシアカント基地にはミグ21が、48機配備されているほか、スホイ25,スホイ27,アントノフ輸送機(AN26)、武装ヘリにくわえて、L39訓練機などが駐機している。

オバマ政権アフガニスタン増派に対して、米軍の有力な兵站基地キルギスマナ空港。背後から政治的に圧力をかけてバキエフ政権を動かし、米軍を撤退させる一方で、ロシア軍は着実に増加させる。

これがロシアの対応である。

2009-02-05

 キルギスマナ米軍基地の閉鎖を通告、在ビシュケク米国大使館は「知らない」

 キルギスマナ米軍基地の閉鎖を通告、在ビシュケク米国大使館は「知らない」

 バキーエフ大統領モスクワ記者会見オバマ政権に強烈なブロー

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 キルギス大統領ロシアの圧力(?というより取引条件)に負けて、首都ビシュケクマナ空港に駐屯している米軍基地の撤去を決定したとモスクワ発表した(2月4日)。

 『モスクワ記者会見』での発表がミソで、クレムリン向けのパフォーマンスの可能性もあり、まずキルギス国会承認が必要だが。。。。

 この基地には大型輸送機などが駐機、米軍は2000人規模。

 米軍はこの基地の「家賃」として毎年1億5000万ドルをキルギス政府に支払い、さらに過去五年間でおよそ8億5000万ドルを教育振興、インフラ整備、雇用機会増大などを目的に援助してきた。

 むろん「独立国」としての矜恃を示すためにもキルギス国内には反米ナショナリズムがあり、基地継続使用に反対する勢力があった。それらは微々たる政治勢力で、そもそもキルギスの民は遊牧民が多く政治的無関心エリート海外へ出稼ぎに行く。

 バキーエフ大統領は、ロシアから20億ドルの援助と引き替えたのだ、という情報が飛び交かい、AFPがただちに在キルギス米国大使館に確かめたところ「何も聞いていない」と回答があった。

 『ユーラシア・ディリー・モニター』(2月5日号)によれば、モスクワがバキーエフのクレムリン訪問で提示したのは水力発電建設プロジェクト(ただしロシアとの合弁)に17億ドルの拠出という魅力ある条件だった。

これは2005年にプーチン大統領(当時)がビシュケクを訪問した際に約束した総合20億ドル援助のなかに含まれる。

 ついでバキーエフを魅惑したのは次のキルギス大統領選挙へのロシア支援キルギスマスコミロシア統制、+選挙資金)である。

 さらにキルギスからロシアへの出稼ぎ労働者は60万人。おそらく後者も死活的条件。なぜならロシアグルジアアゼルバイジャンと対立すると、出稼ぎ労働者を追い出すからだ。

キルギスは国内的に失業者だらけであり、追い出されると政情不安にも繋がる。

 ▲米軍基地を失えばアフガン作戦に戦略的障害となる

 もしキルギスが正式に米軍の撤退を要求する挙にでたとすれば、オバマ政権にとっては強烈なブローとなる(キルギス国会承認が必要なので米国の再交渉はありうる)。

なぜなら米国アフガニスタンへの増派を決めたばかり、すでに二年前にウズベキスタン空軍基地から撤去をさせられ、中央アジア最後の拠点だったビシュケク飛行場を喪えば、米軍アフガニスタン攻略計画に大きな支障がでるからだ。

 筆者はおととしキルギスの、この拠点のマナ飛行場を取材している。

 http://miyazaki.xii.jp/tyosya-kinkyou/index.html

 (このHP、2頁目の中段に写真があります ↑)

 米軍が借用しているマナ基地から僅か30キロの地点にはロシア駐留軍が陣取り、キルギス宗主国然として、米軍を監視している、不思議な構図が、ビシュケクでは展開されてきた。

   

 今回、唐突なキルギス米国離れの印象があるが、じつは舞台裏で進んでいたのはロシア資本によるキルギスメディア支配で、過去三年ほどに、このロシア統制下にあるキルギスメディアが何を報じたか。

 まず米軍基地では麻薬取引が行われ、さらに核兵器を隠匿しており、アフガンの次にイラン攻撃の拠点となる云々という作り話、うわさ話を広めてきたのだ。

 07年12月には米軍軍属が、キルギス人のトラック運転手をひき殺す事件が発生し、どこかの国の反米闘争が往々にして、こうした事件を政治利用するように、背後に反米運動組織化がなされていた。

 つい一週間前、メドべージェフタシュケントを訪問し、ウズベキスタンのガス全量をロシアが購入するという独占契約に調印した。

 ウクライナベラルーシへのパイプラインを締めあげて瓦斯代金を値上げし、いずれウクライナ東半分とベラルーシとの合邦を考えているロシアは、中央アジアの嘗ての属国群を巧妙に老獪な手段を繰り出して、いままた隷属化させようとしている。

 プーチンはすでにトルクメニスタンの瓦斯利権を抑え、今度はウズベキスタンの瓦斯の全量を抑え、アフガンに隣接するタジキスタンには軍事援助、そのうえで、勇躍、キルギスを囲んだのだ。

これでクレムリンに全面降伏せずに独自資源外交を展開するのはカザフスタンのみとなったのである。

2009-02-04

オタクが攻撃されたときのパターン

http://anond.hatelabo.jp/20090203224844

元増田です。

皆さんブックマークありがとうございます。

よもやこんなに反応が返ってくるとは思いませんでしたよ。そして、その大半が馬鹿馬鹿しくて取るに足らない発言なので頭が痛くなってしまいました。いちいち反応していても時間無駄なのでちょっと分類化して遊んでみました。

もちろんこれに当てはまらない真っ当な反応をしている人もたくさんいます。その人の言葉はきちんと噛み締めて、今後の糧にするのでご安心ください。

例えば「そんなところからは抜け出せばいい」と言ってくれた人。大丈夫です。今は大学を越えた優れた人間サークルを作ろうとしていて、その人たちとGEISAIに乗り込みます。各大学文化祭を見て回って、探し歩きました。いずれ大学だけでなく学歴や年代を越えたすごいサークルになるでしょう。

それでは私が分類した「オタクが攻撃されたときのパターン」です。

(1)定義避け

これは「××はこうだ」と攻撃された時に「本当の××はそうじゃない」と言って逃げる方法。相手の前提を無視して勝手に再定義を行い、恣意的に相手の前提を外して「本当の××」を打ち出して逃走する。さらには「お前は本質を見極められないタワケだ」と見下せるオマケ付き(このオマケが大好きでこの方法を繰り返している人は多そう)。

これは何にだって使えるが、しかし、いったい何が「本当の××」を保障してくれるのだろうか? 相手の言った「××」が「本当の××」でない可能性があるのなら、定義避けの連中が打ち出した「本当の××」だって「本当の本当の××」でない可能性が出てくる。そんなんじゃ袋小路だ。

相手に何かモノを言うのなら、まずは相手の前提を受け入れて共有しなきゃ発展性は生まれない。そうじゃなきゃいつまでも不毛定義付け争いに終始してしまう。

(2)冷笑

相手の言っていることを全く無視して、主に相手の人格や行動を冷笑することによって優位を保とうとする。攻撃されてダメージを受けていることを必死に覆い隠そうとして出る態度。

例えば今回なら「元増田もそういうのと程度が同じだってわかってるのかねえ」「『詰まんない詰まんない』言ってる人間楽しい人間であった試しがない。」「いまさらダイエット成功おやじ引用か」などが当てはまる。

相手の粗を探してディティールまで読み込み、冷笑できる部分はないかと必死に探す。そこまで読み込むのなら普通自分意見を構築して発言すればいいのにそれはしない。いや、できないのかもしれない。

言うまでもなくこんなのは意見になっていないし、一連の行動は「相手を言い負かしてやったぞ、俺ってクールクールな俺はこいつの言っているダメな××には当てはまらない」と自分プライドを取り戻すための行動にすぎない。傷ついた心を自分で必死にベロベロ舐めているのだ。

そもそもこの人は戦場に出た途端に速攻で撃たれて病院送りになってしまったようなもので、戦争に参加していないので無視すればいい。もしくは「ああ、この人は負傷してしまったんだ」と慈悲の目で見守るのがベターだろう。


(3)自己責任

相手の訴えている不満や現状を全て「自己責任」に帰すことで意見をねじ伏せる非常に乱暴な振る舞いだ。

例えば「君が入れる程度のガッコには相応の人材かいないんだよ」「普遍的な進路を選んだ時点でオタクを逃げ場にしてるのはお前も同じだ」「話は聞かせて貰いました!増田が全面的に悪い」などだ。

相手の言っていることや取り巻く状況を一切無視して、相手の立ち位置を批判して黙らそうとする。これも何にだって使える万能ツールだ。

映画がつまらないのは面白く見ようとしないお前が悪い」

「親が死んで辛いのは今まで精神の研磨をしてこなかったお前が悪い」

しかし、我々の口は何のために存在し、思考とは何のための時間で、対話とはいったい何のためにするのだろうか。少なくとも、相手を見下して気持ちよくなるためにするものではない。このような態度を取ってしまう人が21世紀になるまでの人類歴史が、いったい何を発展させてきたかを考えてみてほしい。

(4)決め付け

相手の書いていない部分は全て自分よりもレベルが低いと決め付けて安心しようという態度。

自分の行動について書いていないから何もしていない口だけに決まっている」

ブログについて何も書いていないからアクセス一日数ヒットの弱小ブログに違いない」

「どこの大学か書いていないから偏差値の低いバカ大学のはずだ」

ともすれば、「そうなんだろ。言ってみろ!」と尋問を始めてしまう人もいる。相手の言っていることを全く見ないその行為は、相手が自分よりも低い存在だと確認して安心したいだけである。

相手のパーソナルな部分を探ろうとしてどうなるというのだろうか? 唸るような実績を相手が出していたら意見を受け入れるのだろうか。なんという権威主義だろう。


しかし、何で自分自尊心を守るためだけの発言なのに「言い負かした」気になってしまう人がネットには多いんだろう? 例えばkanoseさんの発言はすべてこれらを駆使しているだけです。

急いでぬるま湯に飛び込んで傷を癒しているだけなのに、まるでそれがクールかのように必死に装っている。傷ついたときが思考のアップデートの絶好のチャンスなのに。

モニターの前で頭から湯気を出しているあなた。あなたはモニターを見る前に鏡を見て顔を洗った方がいいですよ。

2009-01-27

デーモン小暮閣下の謝罪を分析してみた。

デーモン小暮閣下の「相撲解説。(一部、謝罪も含む)」がホッテントリ入りしてたので、何がすごいかちょっと分析してみた。

http://demon-kakka.laff.jp/blog/2009/01/jan26dc11-55e1.html

さて、本日未明、吾輩がこの場に「ゆゆしき問題である!」という表題にて、麻生総理大臣および日本相撲協会関係者を批判する書き込みをおこなったが、それは吾輩の見当違いの発言であったことが判明したので、ここにその文章を削除するとともに、この場を借りて、麻生総理大臣日本相撲協会に謝罪いたす。

・いつ(本日未明)

・誰が(吾輩が)

・どこで(この場に「ゆゆしき問題である!」という表題にて)

・誰に対して(麻生総理大臣および日本相撲協会関係者

・何を行ったのか、(批判する書き込み)

それが誤りだと判明した時に

・誰に対して(麻生総理大臣日本相撲協会

・どういう対応をするのか(その文章を削除する、謝罪いたす)

が明記されている。

事実と被害対象の確認をしている。

その書き込みは「麻生首相が靴を脱がずに表彰式の土俵に上がった」と決めつけて書いてしまったが、実は光沢のあるスリッパであったと関係者からの指摘を受け、吾輩も追ってそれを確認した。

麻生総理大臣には何の否もなく件の文章はとんだ言いがかりであったとともに、また「注意をしなかった」と日本相撲協会にも見識を誤った物言いをつける結果となってしまった。

ここで簡潔に自分の誤りを明示し、ちゃんと確認した上で、それが間違いだったと明言している。

さらっと書いてあるけど、「吾輩も追ってそれを確認した。」という点が素晴らしい。

誤りを誤りと認めないことが最大の誤りだ。

そして全面的に間違ってると分かったら、100%自分ミスを認める。

これは頭で分かっていても難しいことだ。

・・・とはいえ、調べてみたら、実は最初は「 追伸:TVモニター、買い換えよう… 」とあったようだが(>>391参照)、

後に削除されたようだ。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1211865.html

だいぶ迷ったのだろうが、消して正解だ。

言い訳したら、やはり格好がつかない。

今後は、この場もマスメディアであるという自覚のもと、ちゃんと事象の確認をおこなって発言をしてゆく所存である。

失礼した。

最後に自分責任のだめ押しである。

で、一番スゴイのは、実は

ではまたWeb Rock!

これなんじゃないだろうか。

それまでも「吾輩が」「謝罪いたす」「失礼した」と、普通の謝罪文ではあり得ないような、

いつもの閣下節でありつづけて、いつものように「ではまたWeb Rock!」で終わる。

この一文が浮かないキャラ作り、デーモン小暮閣下「凄み」がここにある。

正直、謝罪文としては基本でしかない。

新聞謝罪広告とさほどかわらないだろう。

ただ、昨今の新聞と違い、閣下には圧倒的な「信頼」があった。

同じブログでも、これが中途半端芸人などだったら、更に炎上していだだろう。

四半世紀(聖飢魔IIは82年12月末に結成)もこのキャラを続けているだけでもスゴイ。

悪魔からすれば一瞬みたいな時間だろうが、人からすればオギャーと生まれた赤ちゃんが、

大学出てフリーターやって派遣社員になったけど派遣切りにあってネカフェ難民になってるくらいの長さだ。

ビジュアル系やそれに近いバンドで、

メジャーどころで今でも髪を立ててるのはBUCK-TICKのヤガミトールくらいだが、彼だってこんなメイクはしてないw

インディーズ系はわからない)

そして閣下の場合、相撲に対しての深い知識と愛情がある。

人格者というか、悪魔としての格が違う。

好対照なのが、今回の騒動で、スポニチ閣下の二次情報を元に記事を書き飛ばしているが、

謝罪もせずにさっさと削除している(しかも「土俵」→「土表」の誤字のオマケつき)。

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20090126038.html

http://s01.megalodon.jp/2009-0126-1253-51/www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20090126038.html

・・・えーと、マジで絶句してしまったんだけど、謝罪記事って出ないの?

webなら消してしまえばどうでもいいと?

・・・そりゃあ、マスゴミだの何だの言われるわ。

悪魔のほうがよっぽどまともだ。


もう単純に言えば、

一言「ごめんなさい」って言ったときの発言の重みが、

マスコミ企業なんかと違うわけだ。

ありきたりで説教くさい話になるけど、日ごろの言動が積み重なって「信頼」となるわけだ。

10万年の信頼は重みが違う。

2009-01-11

http://anond.hatelabo.jp/20090111183559

ありがとう

オジサンもモニターが曇って見えないよ!目から出てるの、これ、汗かな!

国政モニター

http://www8.cao.go.jp/monitor/monitorbosyu/h21bosyu.html

色々意見があるから応募してみようかと思う。

政府の回し者ではない。たまたま広告を見つけただけ)

2009-01-08

降ってくる女の子

降臨賞】空から女の子が降ってくるオリジナル創作小説漫画募集します。

http://q.hatena.ne.jp/1231366704

条件は「空から女の子が降ってくること」です。要約すると「空から女の子が降ってくる」としか言いようのない話であれば、それ以外の点は自由です。

字数制限 : 200??1000 字程度

あー、もう期末テストの出来は最悪だったと思って空を見上げたら、なんか黒い物体が空に浮かんでた。飛行機かと思って見ていたらだんだん大きくなってくる。微妙に落ちてくる感じだ。世界史は他の科目との兼ね合いで、一夜漬け勉強しなければならなかったから徹夜になってしまって、目が疲れてるのかもしれない。下を向き、目頭を二、三度両手で揉むようにして、もう一度、空を見上げた。やはりどうみても何かゆっくりと落ちてきている。しかも、はっきりと視認できたが、人間のような形をして、水着っぽい何かを着ている女の子にように見える。

待て。落ち着け常識的に考えろ。こんなにゆっくり落ちてくるなんて自由落下の法則を無視してるだろ。ニュートンが困るだろ。ニュートンの身にもなれ。そんなことを考えているうちに、スク水である事が判明し、しかもどうやらこっちに目がけて両手を広げるような姿勢のまま、目をつぶって落ちて来てる。自由落下の法則を打ち破っている事が一番の問題のような気がしていたが、本当に大事なことはそれで良かったのかわからなくなってきた。

第一、なんで空から降ってきてるんだ? 昔何かの本で、空から魚が降って来たという話を読んだ事がある。その話によれば、何でも竜巻とかで空に巻き上げられた魚が降ってきたことがどこかの国であったそうだ。竜巻って牛も空に浮かべる力があるらしいから、案外学校プール時間水泳していた女の子竜巻に飛ばされて今落ちてきているのかもしれない。問題は、今、季節が冬という事くらいで、竜巻に飛ばされたにしては随分長い間空に浮いてたんだなあという事くらい。この説はありえるかもしれない。

いや、待て落ち着け。ここはベタ宇宙人説だろう。今空から降ってきてる女の子は、やっぱり宇宙人だよ。そうしないとゆっくり落ちてきている説明がつかない。たぶん地球では開発されていない反重力エネルギーか何かの力を込めたペンダントをしてるというありがちな設定だろう。そのまんまラピュタじゃん、あれ、シータ宇宙人だっけか? もう何年も見ていないから忘れてるだけかな? シータ海賊のオバサマの若い頃とそっくりというのは、アニメの中で最もきついトラウマの一つだ。

などと考えていたら、どきりとするくらい近い距離まで女の子は落ちてきてる。黒いツヤツヤの髪は肩のあたりまでありそうな長さだ。反重力が効いているのか、黒髪は緩やかに広がっている。目は閉じているけど顔は、かなり可愛くて、色白って感じ。日本人っぽい宇宙人なのだろうか。えーっと、ペンダントは・・・してない。これはラピュタではないみたいだなと思いながら、胸元の白い肌を見ていた事を再認識して顔がかあっと赤くなった気がした。

このまま行くと、恐らくこのスク水で可愛い女の子を持って返らないといけない流れになるのでないだろうか。突然現れた女の子と繰り広げるどたばたラブコメディ。もうベタすぎて困るくらいだが、一生に一度はそういうベタな展開があってもいいだろう。許す。

まず、ゆっくりと女の子を着地前に抱きとめて、しっかりとお姫様抱っこするだろ、すると女の子が目覚めて、「ここどこ?」と言うんだろうな、日本語だな、当然。「大丈夫。心配ないよ」と言いながら学生服の上着を着せるだろ。しかし、スク水学生服。これは想像しただけで凄まじい破壊力

とりあえず、家までつれて帰って部屋に入れるだろ。待て、飯はどうしよう。着替えもないぞ。それよりもまず、親にはなんて言えばいいんだ? 「ごめん、降って来たから拾って来ちゃった」とここは正直に行くべきか。「自分でちゃんと世話するのよ」という話の流れになるのだろう、ベタに。まあ、最初からベタだからそこはベタでも問題無さそうだ。

うわ、もう2メートル上空。

緊張で喉がカラカラに渇いて、思わず、唾を飲み込んだ。落下速度はますますゆっくりになっている。

そして1メートル上空。手を伸ばして、女の子に指が触れるのを待つ。いやらしくないところをキャッチしないと、いやいや、安全が第一。いやらしいとか考えていること自体がいやらしいわけでこの場合、下に落として怪我させたりしない事が何よりも優先されるから多少アブナイ場所をさわってしまう事は不可抗力であり、「どこ触ってんのよ!」という言葉を引き出すことこそがラブコメ王道であり、使命であり、ファンの総意であり、正義であるはずだ、うわわ、あと30センチ、10センチ、3センチ・・・

これ以上ないというくらい女の子おっぱい体に伸ばした右手が、まさに体に触れようかという刹那・・・

ぎゅおおおおおおおおおんんんんんんんん・・・・・・・・・

音が『あと』だった。女の子の体が、音速を超えて空の彼方に消えていくのが先だった。

女の子は右手が触れるほんの一瞬前、空に向かって信じられないような速度でバックしたのだ。

まるで、右手に触れて、バウンドしたボールのようにどこまでも青い空に吸い込まれるように飛んで行った。触れてないけど。

虚空をむなしく彷徨う右手をズボンのポケットに入れた。無意識に一言だけ口から漏れた。

「なんだったんだよ、全く・・・」

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m9(^Д^)プギャー 、なんだったんだよ、全く・・・来た!」

「いやーベタですねー」

ベタだねー」

新ジャンルニュートンの身になれ」

「途中、微妙に勘がよくてあせった(^^;」

ラピュタ思いつくあたりもベタでいいよね」

「俺もオバサマ、トラウマだよ」

「このベタさがいいよねー」

「和むわー」

掲示板に書き込みが相次ぐ。

ここは、銀河2ちゃんねるの『バウンドガール』スレッド。バウンドガールという女の子を降らせるおもちゃを使って、地球人の反応を見て宇宙人が喜ぶスレッドだ。降ってくる女の子を見た地球人が色々な妄想をするのをモニターしつつ、掲示板に書き込みする。

もちろん、最後に女の子が飛んでいったあとの反応を見て楽しむのが、最後の山場だ。

地味に宇宙人の間でブームになっている。

そして今日も、どこかの地球人の所に女の子が降り、宇宙人が喜んでいる。

http://d.hatena.ne.jp/g616blackheart/20090108/1231398885

http://anond.hatelabo.jp/20090108151602

http://d.hatena.ne.jp/pal-9999/20090108/p1

http://anond.hatelabo.jp/20090109102413

UP300x

モニターした人からは、けっこう不満の声でているんだなぁ。

7万かぁ。300xが69,800円

ttp://blog.livedoor.jp/mensstudio/archives/50729232.html

2009-01-03

モニター映像表現

特にアニメーション作品でよく見かける、「これはモニターに出力された映像ですよ」という演出として描かれる独特な表現がある。正確な名称を知らないけれど、ブラウン管テレビインターレースのように、映像の間に互い違いに縞模様のように黒い線が入っている、あれ。

あれは確か、これから一般化していくであろう液晶テレビ(ディスプレイ)、プラズマテレビ(ディスプレイ)では起こりえない現象だったはず。となれば、将来的にはこの描写も時代遅れなものとして描かれるんだろうか。既存の作品における、ブラウン管CRT独特の「くすみ」や、数秒おきに画面を上下に通り抜ける走査線の帯といった描写も、今後は登場した頃とは全く違うアイコンとして機能していくのだろうか。

2008-12-09

http://anond.hatelabo.jp/20081209155049

現状では二次元はまだまだリアルに劣っています。

二次元視覚聴覚しか使わないから三次元と違って刺激が圧倒的に少ない。

刺激の多寡が問題とは限らんのじゃね

刺激多い=優れている、と単純に言い切れるモノなのか、どうなのか。


量の違いよりも質の違い(高い低いじゃなくてな)として、

二次元による刺激の質の方が好きだ、という奴がいたって別にいいじゃん。

趣味なんて人それぞれなんだから、当人がそれがいいってんならほっといたれや。


あと、

結局、人は霞を食って生きていく事はできない。寝込んでもモニターの中のキャラは看病もしてくれないしな。

風俗嬢も寝込んだ時に看病はしてくれないと思うぞw

エロゲを捨てよ、ソープへ行こう!

二次元は人を幸せにするだろうか?もしそうならマトリックスみたいに一生夢を見続けるのが最高の幸せなのだろうか・・・

現状では二次元はまだまだリアルに劣っています。

二次元視覚聴覚しか使わないから三次元と違って刺激が圧倒的に少ない。

ヴァーチャルリアリティーの技術が発達して三次元を凌駕するようになるには、後20年はかかるだろう。

重度のヲタリアルをこき下ろし、二次元を至高の存在として褒め称える。

だが二次が三次に勝るなら、マンガ超大国の日本幸福度が低いのはなんでだぜ?

他のどの国より幸福でもおかしくないのに・・・

結局、人は霞を食って生きていく事はできない。寝込んでもモニターの中のキャラは看病もしてくれないしな。

萌えキャラは寂しさが生み出した幻想であり、孤独を埋めてくれる事はない。

エロゲなんてもう捨てちまえ!萌え萌え言ってないで風俗へ行け!!

http://0dt.org/000734.html

2008-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20081208142700

だれかあなたを気にかけてくれる人がおありですか?

さっきから煽るともなく煽っている私を悪く思わないで下さい。

そこから何が見えますか、たばこの煙越し モニターの彼方。

管理人はあい変わらず何も話さない、自分のことも何も話さない。

夜の入り口はさみしくて、眠りにつくまでさみしくて。

人の気配のする壺に身を寄せたくなります。

2008-11-28

不器用な奴らが、何を前提することによって生を保ち、過ごし、価値差し出すかってこと

【辿り着いたのは、「死」は自分に属さないという考え方】(吉本隆明あたりから。)

死が自分のものじゃないってことが言えるだけでね。

でもそれは十分、生きるための「抜け道」にはなったんですよね。

それで結局、生きる価値はどこにあるんだ?

それはちょっとね、本当にわかんないですね。わからないでしょう。

何で価値があるかなんて、わかんないですよね。

わからなくても、ある場合には何かに夢中になってるから、その時間があるから、まあ、間に合っているというか、

生きてるほうにいるわけだけれど、生きてどうするんだなんて言われても、そんなの何もないですよね。

そんなものないし、あるぞ、みたいなことを言うのはおかしいんじゃないかと、逆にそう思いますよね。

そこからスタート

そうするってーと。

何によって(酔って)基礎づけるだな。

【Based on ・・・・what?】

・Based on endowment

バッキンガムあたり?

・Based on acted list

・Based on wants

ex おいしい、きもちいい、はやい、やすい、うれしい、すごい、たのしい、すがすがしい、たすけたい

・Based on needs

ex Opportunity Gapを埋めるから、Hope Gapを埋める。

「Everyone can make a difference」を信じることすらできなくなるという状態を指すのでしょう。

が2段目。

だけど、ポストモダニストが行動を制約してくるんで。

【「何が問ふに価するのか?」と問ふことはあまり大したことじゃない】

「何が問ふに価するのか?」と問ふことはあまり大したことじゃないと思える。

最初から価値が決まっている問題なんかありはしない。

そもそも価値が決まるという、そのプロセス自体に価値が.....とかいって無限後退に陥るばかりなのだ。

そうしたら先はみえている、

いざ!言語問題へ立ち行かん! といって爆死するのだ。(本当かよ.....)

私は、そういった人間を何人も見てきた。

そう。自分の中に。(結局そういうおちか......)


私がその問題にどれだけ没頭できるか、人生を費やし、命を賭けられるか、それだけが問ひの価値を決め、行為の価値を決めるのだ。

この哲学を刻魂せしものが世の中では結局のところ強い。

圧倒的に。

「私は、真善美というものを設定する前段階でうろーうろーとしているので、固有な真善美を基軸にして世を誘うなんて、生来おこなえぬたちなんですよ♪」

なんて思ってはいないか?

うそこけ!このボケが!

そういったことは考える時点で、バカ丸出しだし、意外と世の中的なことは出来ちゃえると思います。

バカ丸出しという理由は、上記の言明を吐くもののが単に慈愛をもとめているだけと思われるからだ。

あとは、思考が生煮えの状態で垂れ流しにしてるってのもあるなあ。

この症状がみられるのは、承認欠乏病か、身体未動病の方である。

処方箋としては、彼氏彼女)つくるか、三鷹天命反転住宅にでもいくことだ。

決してジブリをみてはいけない!

というのが3段目。

ここまできたら楽なもんだ。

あとは「それだけですか?」というのに耐えることかな。

つまりは自分モニターできることのみを扱うってこと。

肥大する志を抱く事、分を弁えることの重ね合わせ。

さいきんミッションビジョンの1大ブームやけどさ(「感じるマネジメント」)、かなり政治的だね。

そういうミッションファシスト性でこけちゃう貴方

そのための競争があるのだ!

独占、寡占じゃなきゃいいんだもんね。

なるほど。

市場原理ってのは、ミッションファシスト性を緩和してくれるのか。

って、マクミラン(「市場を創る」)が書いてたわ。嘘

市場の妥当性原理(この5つをどのようにデザインしていくか)

(1)情報スムーズに流れること(情報の非対称性、取引コスト

(2)人々が約束を守ると信頼できること

(3)競争が促進されていること(独占・寡占)

(4)財産権保護されているが、過度にはされていないこと

(5)第三者への副作用外部不経済)が抑制されていること

というのが4段目。

まあ後はなりふり構わずやれってことだな。

五味一男 (「トップ・プロデューサー仕事術」)

「とにかく死に物狂いで一本あてること.一度実績をつくってしまえば信頼されるし、スタッフもついてくる。」

自分おもしろいと思うことではダメなんだ.それに気づいたことがターニングポイントになりました。」

もっておくと健康的な態度は。これかな。

【思考の浅さへの向き合い】 (吉本隆明あたりから。)

人は「自分は、このようにちゃんとしたことを考えているんだ」と強く思えば思うほど、

周りの他人が自分と同じように考えていなかったり、全然別のことを考えていたりすると、

それが癪にさわってしょうがなくなる、ということでね・・・。

でも、それはやっぱりダメなんですよ。

真剣に考える自分の隣の人が、テレビお笑いに夢中になっていたり、

遊んでいたりするってことが許せなくなってくるっていうのは、間違っているんです。

2008-11-13

アステカやインカの人ってスペイン軍来た時こんな気持ち?

30代。女。非モテです。合ってるかどうか、ちょっと聞いてください。

昔から自分がブサイクだってことには気付いてた。小中高と、典型的非モテ女が通るような道を歩み、外見でちやほやされるかどうかが決まる世の中への歪んだ鬱屈が形成されていったと思う。

道が開けたのは大学時代パソコン通信というものの存在に触れてから。

私が知ったのは、インターネットへとバトンタッチしかけている最終期ではあったが、そこで、外見に左右されないで済む居心地のよい世界を初めて知った。今で言うネトゲ廃人などとは違うが、むさぼるように夜ごとモニターごしの世界を堪能し、失われた自分の居場所を回復していったものだった。

たまにおそるおそるオフ会などに出席してみても、その時代のそういったところには美人などまずおらず、女性であるというだけで大事に扱ってもらえるような雰囲気が、私のそれまで完膚なきまでに破壊されていた女としてのプライドを徐々に持ち直させてくれた。主流の場がインターネットに変わってからも、早くから場慣れしていた私にとってそのデジタル社会は、住み慣れた安住の地に他ならなかった。モヒカン族に刈られることもなく、刈る側に回るほどではなくとも、お気に入りのテキストサイトや2chなどを泳ぎながら先住民として快適にすごしていた。

状況に異変がおき始めたのはここ数年。

パソコンを持っているのはネクラオタク」という前時代の雰囲気は完全に一変し、ケータイネットアクセスすることも徐々にできるようになりつつあったその時代。一億総インターネット社会に、SNSが追い討ちをかけた。

もちろんネット上でのアンテナをそれなりに伸ばしていた私は、そういったSNSにもいくつか参加し、頭ひとつ抜けることになるmixiにもその成長に寄り添うかのように依存するようになっていった。今思えば先住民気取りかつ外見差別のなかったネット社会の居心地のよさに平和ボケしていたのだろう私は、それまでのオフ会のような感覚mixiオフ会などにも参加してゆくことになる。

はじめは小さな違和感にすぎなかった。mixi人口が右肩上がりで増え始め、mixiこそ私にとってほぼ失われていた親友を作る機会というものを補完してくれる強力なツールと錯覚しはじめた頃に出席したいくつかのオフ会が決定的だった。

仰天した。もはやそこにいるのは、これまでのオフ会で会って来た様な、いかにもネットの住人という、どこか安心させてくれるある意味カタワ的な容姿の者などではなく、颯爽と街を歩くイケメン、美女らそのもの(私の目から見たら)。

これまでのオフ会ではむしろ場違いだったそのような人らが普通コンパのように幅を利かせ(普通コンパ知らないけど)、むしろ場違いだったのは私(の顔)だった。当然のごとく、そのような環境での私の扱いは、自分がただのブサイクであることを思い出させられるものとなる。別にオタオタと挙動不審だったとかではない。情報過多なネットの住人だったこともあり、それなりにどのような話題にもついて行けるし飲むこと自体は好きになっていた私は、その場では分け隔てられることなく楽しく過ごしたつもりでも、終わってからのメッセージのやり取りなどではいつの間にか無視され、次の飲みの機会(オフではなくあえて飲みと書く)があっても、顔を見られた後では誘われることはなかった。おなぐさみのように女性と打ち解けてみたりしたが、中身を知ればとても恒常的関係を築けるような相手ではないと(たぶんお互いが)感じて立ち消えたりディスコミュニケーションに陥って喧嘩別れしたりした。

リアル世界ではとても近寄りがたく避けていたそのような人らが、ついに私の楽園だったネット社会にまで侵略してきたのだ。

彼らの侵食は苛烈を極め、もはやそこにあるのはリアル社会と何ら変わらない、外見差別とそれを隠すおためごかし。いたたまれなくなった私はmixiから撤退するに至った。

そしていまや私は、最後の砦であるはてな村に追い込まれている。ここではまだ、自分の中の女性性を否定し尽くさないで済む程度にはちやほやしてもらえる。でもここもいつか現代のスペイン軍によって、陥落させられる時が来るのだろうか。

2008-11-01

日本は侵略国家であったのか」を読む つづき

前回↓が途中で切れたため、その段落から改めてつづきを貼ります。

http://anond.hatelabo.jp/20081101232814

 さて日本中国大陸朝鮮半島を侵略したために、遂に日米戦争突入し3 百万人もの犠牲者を出して敗戦を迎えることになった、日本は取り返しの付かない過ちを犯したという人がいる。しかしこれも今では、日本戦争に引きずり込むために、アメリカによって慎重に仕掛けられた罠であったことが判明している。実はアメリカコミンテルンに動かされていた。ヴェノナファイルというアメリカの公式文書がある。米国国家安全保障局(NSA)のホームページに載っている。膨大な文書であるが、月刊正論平成18年5月号に青山学院大学福井助教授(当時)が内容をかいつまんで紹介してくれている。ヴェノナファイルとは、コミンテルンアメリカにいたエージェントとの交信記録をまとめたものである。アメリカ1940年から1948年までの8年間これをモニターしていた。当時ソ連は1回限りの暗号書を使用していたためアメリカはこれを解読できなかった。そこでアメリカは、日米戦争最中である1943 年から解読作業を開始した。そしてなんと37年もかかって、レーガン政権が出来る直前の1980年に至って解読作業を終えたというから驚きである。しかし当時は冷戦の真っ只中であったためにアメリカはこれを機密文書とした。その後冷戦が終了し1995年に機密が解除され一般に公開されることになった。これによれば1933年に生まれたアメリカフランクリン・ルーズベルト政権の中には3百人のコミンテルンスパイがいたという。その中で昇りつめたのは財務省ナンバー2の財務次官ハリーホワイトであった。ハリーホワイト日本に対する最後通牒ハル・ノートを書いた張本人であると言われている。彼はルーズベルト大統領親友であるモーゲンソー財務長官を通じてルーズベルト大統領を動かし、我が国を日米戦争に追い込んでいく。当時ルーズベルト共産主義の恐ろしさを認識していなかった。彼はハリーホワイトらを通じてコミンテルンの工作を受け、戦闘機100機からなるフライイングタイガース派遣するなど、日本と戦う蒋介石を、陰で強力に支援していた。真珠湾攻撃に先立つ1ヶ月半も前から中国大陸においてアメリカ日本に対し、隠密に航空攻撃を開始していたのである。

 「ホームページに載っている」と、また典拠をあいまいになさっていますね。アクセス日時を明記して、該当のURLを示すことも論文ルールとして確立しています。典拠となる論文の題名も該当ページも省略されていますが明記するのが普通です。先行研究の要約と著者の意見の区別がつかないのも問題です。先行研究の要約にオリジナリティはありません。先行研究について論じたいのであれば別でしょうが、先行研究を手がかりに、何かを主張したいのであれば、引用でも注でも根拠となる史料(この場合は「機密資料」)の該当部分を明記するのが論文ルールです。ちなみに孫引きは基本的にしてはいけません。原典にあたらずに引用元の編集が正確であるとは言えないからです。つまり、読む側からすると、根拠が示されていないがために、その主張を認めることはできません(学問ルールにおいては、主張する側に立証責任があります)。

 ルーズベルト戦争をしないという公約大統領になったため、日米戦争を開始するにはどうしても見かけ上日本に第1撃を引かせる必要があった。日本ルーズベルトの仕掛けた罠にはまり真珠湾攻撃を決行することになる。さて日米戦争は避けることが出来たのだろうか。日本アメリカの要求するハル・ノートを受け入れれば一時的にせよ日米戦争を避けることは出来たかもしれない。しかし一時的に戦争を避けることが出来たとしても、当時の弱肉強食の国際情勢を考えれば、アメリカから第2,第3の要求が出てきたであろうことは容易に想像がつく。結果として現在に生きる私たちは白人国家植民地である日本で生活していた可能性が大である。文明の利器である自動車洗濯機パソコンなどは放っておけばいつかは誰かが造る。しかし人類歴史の中で支配、被支配の関係戦争によってのみ解決されてきた。強者が自ら譲歩することなどあり得ない。戦わない者は支配されることに甘んじなければならない。

 繰り返しますが、根拠のない推測は論文の中では無価値です。さて、戦った結果、無条件降伏して占領(=支配)されました。その後、戦争をせずとも、サンフランシスコ講和条約を結んで独立できましたし、奄美諸島小笠原諸島沖縄も返還されました。

 さて大東亜戦争の後、多くのアジアアフリカ諸国が白人国家の支配から解放されることになった。人種平等の世界が到来し国家間の問題も話し合いによって解決されるようになった。それは日露戦争、そして大東亜戦争を戦った日本の力によるものである。もし日本があの時大東亜戦争を戦わなければ、現在のような人種平等の世界が来るのがあと百年、2百年遅れていたかもしれない。そういう意味で私たちは日本の国のために戦った先人、そして国のために尊い命を捧げた英霊に対し感謝しなければならない。そのお陰で今日私たちは平和で豊かな生活を営むことが出来るのだ。

 しつこく繰り返しますが、風が吹けば桶屋が儲かる式の主張に説得力はありません。「国家間の問題も話し合いによって解決」とのことですが、イラク戦争グルジア戦争は話し合いではありません。「百年、2百年」の根拠も示されていません。「人種平等」を推進した国際連合を結成したのは、勝った「強者」の国々でした。

 一方で大東亜戦争を「あの愚劣な戦争」などという人がいる。戦争などしなくても今日平和で豊かな社会が実現できたと思っているのであろう。当時の我が国の指導者はみんな馬鹿だったと言わんばかりである。やらなくてもいい戦争をやって多くの日本国民の命を奪った。亡くなった人はみんな犬死にだったと言っているようなものである。しかし人類歴史を振り返ればことはそう簡単ではないことが解る。現在においてさえ一度決定された国際関係を覆すことは極めて困難である。日米安保条約に基づきアメリカ日本首都圏にも立派な基地を保有している。これを日本が返してくれと言ってもそう簡単には返

ってこない。ロシアとの関係でも北方四島は60年以上不法に占拠されたままである。竹島韓国の実行支配が続いている。

 また、「・・・・・・という人」、さらに「・・・・・・と思っているのであろう」ですが、藁人形を叩いても論文に説得力は生まれません。論文で心情の吐露をしても説得力は増しません。私の立場を表明しておきますが、人の生を無益だとする考え方には賛同しないことと、批判的検討を行うことは両立すると考えています。

 東京裁判はあの戦争責任を全て日本押し付けようとしたものである。そしてそのマインドコントロール戦後63年を経てもなお日本人を惑わせている。日本の軍は強くなると必ず暴走し他国を侵略する、だから自衛隊は出来るだけ動きにくいようにしておこうというものである。自衛隊は領域の警備も出来ない、集団的自衛権も行使出来ない、武器使用も極めて制約が多い、また攻撃的兵器の保有も禁止されている。諸外国の軍と比べれば自衛隊は雁字搦めで身動きできないようになっている。このマインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない。アメリカに守ってもらうしかない。アメリカに守ってもらえば日本アメリカ化が加速する。日本経済も、金融も、商慣行も、雇用も、司法アメリカシステムに近づいていく。改革のオンパレードで我が国の伝統文化が壊されていく。日本ではいま文化大革命が進行中なのではないか。日本国民は20年前と今とではどちらが心安らかに暮らしているのだろうか。日本は良い国に向かっているのだろうか。私は日米同盟を否定しているわけではない。アジア地域の安定のためには良好な日米関係が必須である。但し日米関係は必要なときに助け合う良好な親子関係のようなものであることが望ましい。子供がいつまでも親に頼りきっているような関係改善の必要があると思っている。

繰り返しますが、論文における藁人形叩きに意味はありません。

 自分の国を自分で守る体制を整えることは、我が国に対する侵略を未然に抑止するとともに外交交渉の後ろ盾になる。諸外国では、ごく普通に理解されているこのことが我が国においては国民に理解が行き届かない。今なお大東亜戦争で我が国の侵略がアジア諸国に耐えがたい苦しみを与えたと思っている人が多い。しかし私たちは多くのアジア諸国が大東亜戦争を肯定的に評価していることを認識しておく必要がある。タイで、ビルマで、インドで、シンガポールで、インドネシアで、大東亜戦争を戦った日本の評価は高いのだ。そして日本軍に直接接していた人たちの多くは日本軍に高い評価を与え、日本軍を直接見ていない人たちが日本軍の残虐行為を吹聴している場合が多いことも知っておかなければならない。日本軍軍紀が他国に比較して如何に厳正であったか多くの外国人の証言もある。我が国が侵略国家だったなどというのは正に濡れ衣である。

 国を主語にしたのですから、そのように表明している公式見解くらい示してください。個々の語りについても、他者が参照できる形で提示されないものは論拠になりません。最後まで「侵略」の定義がなされないままでしたね。

戦時中アジア諸国と日本との関わりについては以下の諸論文を参照。

吉川利治「タイ国ブーン政権太平洋戦争」『東南アジア研究』19(4)、1982年、363-387ページ。http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/56071/1/KJ00000133800.pdf

大野徹「ビルマ国軍史(その2)」『東南アジア研究』8(3)、1970、347-377ページ。http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/55632/1/KJ00000134014.pdf

中里成章「日本軍の南方作戦とインド」『東洋文化研究所紀要東京大学)』151、2007年、149-217ページ。http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/5716/1/ioc151004.pdf

黒田展之・小林裕一郎「シンガポール華僑粛清事件裁判記録(1)」『法と政治関西学院大学)』49(2/3)、1998年、327-337ページ。http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiLog_Navi?name=nels&type=pdf&lang=jp&id=ART0001061933

同「シンガポール華僑粛清事件裁判記録(2・完)」『法と政治関西学院大学)』49(4)、1998年、575-614ページ。http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiLog_Navi?name=nels&type=pdf&lang=jp&id=ART0000592111

谷川榮彦「太平洋戦争東南アジア民族独立運動」『法政研究九州大学)』53(3)、1987年、361-398ページ。http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiLog_Navi?name=nels&type=pdf&lang=jp&id=ART0008279870

 日本というのは古い歴史と優れた伝統を持つ素晴らしい国なのだ。私たちは日本人として我が国の歴史について誇りを持たなければならない。人は特別な思想を注入されない限りは自分の生まれた故郷や自分の生まれた国を自然に愛するものである。日本の場合は歴史事実を丹念に見ていくだけでこの国が実施してきたことが素晴らしいことであることがわかる。嘘やねつ造は全く必要がない。個別事象に目を向ければ悪行と言われるものもあるだろう。それは現在先進国の中でも暴行殺人が起こるのと同じことである。私たちは輝かしい日本の歴史を取り戻さなければならない。歴史を抹殺された国家は衰退の一途を辿るのみである。

事実を丹念に」見せるのが実証的研究です。この「論文」はそうではありません。

「嘘やねつ造は全く必要がない」心の底から同意します。

以上、お目汚し失礼しました。もっと勉強しなければ……

(追記)日本新聞記事へのリンクを貼り忘れていたので追加します。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081031-00000123-jij-soci

http://www.asahi.com/politics/update/1031/TKY200810310298.html

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008110102000087.html

(再追記)論文の題名に誤りがあったので訂正しました。田母神様、申し訳ありませんでした。

http://twitter.com/tsuda

津田さんがシンポジウム中「ノートPCの画面閉じろって言われた!」って怒ってるけど

会場が暗くされてるとディスプレイの発光で、会場前方の大型モニターが見にくくなるからでしょ。

実際にまぶしいんです、ノート開いてると後ろの人が。

2008-10-30

スターフライヤーを選ぶメリット・特徴など

日本航空会社スターフライヤーの特徴

 サービスレベルが高い

・シートピッチ(前のイスとの距離)が通常より12cm広い

・座席、バータイプフットレストあり(可動式、3段に変更可能)

・座席の斜度17.5度

ヘッドレストあり、可動式

コンセント使用可能(各席に1つ)

タッチパネルモニター映画NHKBBC、よしもとチャンネル

コーヒータリーズ、ビターチョコ付き

エアバスA320使用、座席本革張り

2008-10-19

今年(1999年)の2月、「卒業旅行」ということで、大学の友達3人と僕の4人で、新潟県佐渡島に2泊3日の旅行に行った。一応は「卒業旅行」ということになっていたんだけど、卒業するのは僕以外の3人で、その時すでに留年が決まっていた僕にとっては、ただの佐渡島旅行。なんかこう、なんとなくその場の流れで行くことになった。男4人で…。いや、別にスネてるわけじゃないんだけど。「金山掘って、ドカーンとひと山当てるかー!ドンブラコー!ドンブラコー!」とかそういう男っぽい目的は特に無くて、全くただの旅行

数ある旅行先候補の中から、あのクソ寒い2月という時期にになぜ佐渡島が選ばれたかというと、一緒に行った3人の中の1人、K君のおじさんが、佐渡島ホテル経営していらっしゃって、おじさんの御好意で「卒業する前に友達を連れて遊びに来なさい。」ということで、ホテルの料金なども特別に安くしてくださって(ホテルに到着して部屋を見て、あんまりにも立派で驚いた。よだれがでちゃった。)、まあそれで、佐渡島旅行ということになった。男4人で…。いや、別にスネてるわけじゃないんだけど。

佐渡島にいる間、特に何をしようっていう目的は無かったんだけど、せっかく佐渡島まで来て、ずっとホテルに缶詰めになってるのもつまんないから、一応佐渡島の「観光名所」と呼ばれている所を、ひととおりまわってみた。

佐渡金山金山はちょっと楽しみにしてたんだけど、あいにく、愛用のツルハシヘルメットを持ってくるのを忘れちゃったし、仕方がないから他の3人が金山に入ってる間、1人で外で待っててもよかったんだけど、それじゃあなんとなく薄情な感じだし、とりあえず中に入ってみた。たしか入場料600円くらい取られたと思う。金山に金を取られてしまいました。中に入るとロウ人形が穴を掘ってるんだけど、やっぱつまんないんだよな。「ああ、ロウ人形が穴掘ってるんだなあ」と思った。あたりまえだ。

みそ工場。…まさか佐渡島でみそ工場見学するとは思わなかった。しかも男4人で…。いや、別にスネてるわけじゃないんだけど。

 やっぱりワカメみそ汁が一番おいしいですね。あと、みそを小さい皿に盛ってつまようじで突っつきながら酒を飲んだら、さびしい気分を味わえて面白いんじゃないか?と夜中に思いついて、実際にためしてみたことがあるんだけど、やっぱり死ぬほどさびしくてゲーゲー吐いてしまった。

ということでみそ工場なんだけど、特別な感想はなかった。「ああ、ここでみそを作ってるんだなあ」と思った。あたりまえだ。連れのS君は、『ここでしか買えない特製みそ』みたいのを買ったんだけど、帰りのフェリー乗り場のお土産屋さんでは、主力商品としてバッチリ売ってた。まあ、観光地のお土産なんてそんなもんだ。

歴史博物館。…ほかに行くとこないのかよって言われそうだけど、その通り。無い。ここも入場料を取るんだけど、さすがにちょっと見る気がしなかったし、車酔いで頭の中がグルグルしてて歴史どころではなかったから外で1人で待ってたんだけど、日本海から吹いてくる風が殺人的に冷たい。煙草に火をつけるのもたいへんだ。車の中で待とうにも、キーを持ってるK君が博物館の中だから、外で待つしかない。入場料払って中に入ってK君にキーをもらってこようかと思ったんだけど、おいおい、それだったらわざわざ車に戻らないで博物館の中にそのままいればいいんじゃないか。なあ、みんな。

佐渡トキ保護センター。朝起きて気がついたらセンターの前におろされていて、オレの感覚的にはその間30秒くらいだったから、(1)あぁ寒い、(2)あぁつらい、(3)あぁ眠い、(4)あぁ帰りたい、(5)あぁ誰かカネ貸してくれ、と切に思った。

センター内にはトキに関するいろいろな資料が展示してあるんだけど、その中に、『ボタンを押せば世界各国のトキの鳴き声が聞けるコーナー』みたいなのがあって、一応全部押してみたんだけど、どこの国のトキの鳴き声も大きな違いがなくて、みんな「グエーッ!」。全然面白くない。センターに入るときに「協力料」っていう名目で、入場料を200円払ったんだけど、お金を取ったからにはちょっとくらいサービスしてほしかったな。ドイツトキボタン押したら「グワッヒ!」とか。そのくらいあったっていいじゃないか。

トキなんか保護しないで自然に滅びるのがほんとじゃないかって思ってたから、別に興味もなかったし、一目見れればいいやくらいに思ってたんだけど、実際は一目どころかテレビモニターでしか見れない。トキのオリは保護センターの裏のほうにあって、オリの前にビデオカメラが取り付けてあって、観光客はそのカメラが映したトキを、保護センターの中のモニターで見る。別に生で直接見せてくれたっていいじゃないか。あやしいな。実はもうとっくの昔に死んでるんじゃないか?何年も前に撮ったビデオを流してるだけだったりとか。

あれって実はトキ着ぐるみを着た保護センターの職員なんだって。昼間のパパは、ニッポニアニッポン。あっ、日本代表みたいでちょっとかっこいいかもしれない。

毎朝8時に出勤して、タイムカードを打って、着ぐるみに着替えて「グエーッ!」。疲れて黙ってると無線で「鳴け、鳴け!」って上司に言われて泣く泣く「グエーッ!」。着ぐるみの中にクモかなんかが入っちゃって思わず「ギョエーッ!」。上司が「おお、今日はあいつ、演技気合が入ってるなあ。」だって。気合じゃなくてクモが入っているんです。

トキが残り1羽になっちゃって、「日本トキの血を絶やさない為」に中国トキを呼んで殖やすっていうのは…、ちょっとおかしいぞ。日本トキの血統を守りたいんだったら、繁殖よりも切腹ハーフは作らなくていい。

もしも人間トキの立場が逆になって、オレ1人だけ生き残って、『中国サキ(メス)』を目の前に連れてこられて、「繁殖しろ!」って言われたら、なんとしても反抗して、最後には自害だ!って思いたいけれど、「ニイハオッ♪繁殖しましょ♪」なんて言われたら、コロッと気が変わったりして…。

あんな情けないキン(トキ名前)のやつは、人間の年齢に直したら100歳を超えてるっていう話だから、どうせあともうちょっとで死んじゃうんだし、費用だってかかるんだから、いっそ焼きトキにして食ってしまおう。その際には『焼きトキ食べれる権』を競売にかけて、景気回復。それか、剥製にしてしまって東京タワーてっぺんに飾る。色合いもちょうど良さそうだし。「日本シンボル」的な感じも出るし。で、毎日夜12時に東京タワーの照明が消える時に、「ギョエーッ!」。

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