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2009-11-29

http://anond.hatelabo.jp/20091129023638

それ、鬱になる典型的パターンだね。

 

鬱になったら、あなたも、あなたの上司も、自己管理能力および、部下の管理能力がないって、双方問題になるパターンだよ。

いずれにしろ、そんなひどい状況に陥ってる段階で、双方管理能力がなさそうってのはありそうだが。

正直、ダンピング気味に受注して予算足りなくて人足りないのか、受ける技術が無いのに受注したのか、期日の見積もりが甘いのか知らないけれど

いずれにしろ、不当な対価で不当な労働をしているのは、あなただけじゃなくて、業界全体、作る方も発注する方にもメリットがないからやめてくれと思う。

2009-11-19

社畜って言われるけど

最近なんだか「社畜」って用語が流行ってるよね。

日本ニートで、今は海外就職した人のブログが先導してはやらせてる人の言葉で、

会社私生活もささげ、長時間サービス残業して、有休も取らず、そしてそれを誇ってるみたいな人のことを指すようなんだけどさ。

まず最初に言っておくけど、私は他人にサービス残業強要したり、有休取ろうとするのを嫌な顔したりとかは一切してない。

そんでもって、別にサービス残業する自分を誇ってもいない。

けど、結局、あれなんだよね。

疑問点としては、みんな、だって18時に会社出てなにするの??

暇じゃないの?

私は彼氏いないから遊んでくれる人だっていないし、

給料だって女なのにこのご時勢でギリギリ1人暮らしできるだけの給料がもらえてるだけでもありがたいし、

つまり自由に遊びにいったり友達とご飯食べたり買い物したりってのも家計的になかなか頻繁にはできないわけだよ。

せいぜいネットyoutubeとかニコニコとか2ちゃんねるとかオンラインゲームとかやるくらいしかないわけ。

そうすると、どうしても飽きてくる。

ずっとネットやってると、脳みそがただれて行く感じがするし。

本は、図書館で借りてきてるけど、最近面白い本がないから、何度も同じ本読んだりして、それも結局飽きるし。

そうしたら、だらだら会社サービス残業してるほうが、なんか楽なんだよね。

人と話せるしね。

家帰ったら一人ぼっちだから、人が一緒の空間にいて、時々喋れて、やる事(仕事)があるっていうのは、それだけでもなんかありがたい。

同じような思いで会社に残ってる人、結構いるんじゃないかと思う。

会社が今、大変なの知ってるし、残業代寄こせと言ったら、その分ボーナスが減るのは目に見えてるし(もともとボーナスなんて雀の涙ですけど)。

そもそも、上司が必死でがんばってる横で、「帰ります」なんてノウノウと言って帰っても、

家でご飯食べてネットして本読むだけで、正直あまり生産性もないし……。

と考えると、サービス残業してしまうんですよ。

最近、そういう人が「社畜」「害悪」「労働力ダンピング」とか言われる風潮が強まってきてるけど、

そう言われてもなあ……というのが正直なところです。

だから、「仕事は定時で上がらせろ!」「有休は全部消化させろ!」といっている人は、

一体、平日の夜や休日に、何をそこまでやることがあるんだろうと不思議に思ってしまうんだよね。

私が非モテ非コミュだから、そう思うだけなのかもしれない。

まあ、「人間」の皆さんに迷惑かけるかもしれませんけど、「社畜」の存在も許してよ、と言いたいんです。


なんだか少し誤解があるようなので追記しておくことにします。

>「どうせみんな家に帰って暇してんだろ?」 っていう元増田の決め付け

そんなつもりは毛頭なかった。

むしろ、他のみんなは有意義にすごしているであろうアフター5(死語)を、寂しく無意味にすごしている私という自虐的なエントリのつもりだったんだ。

非モテ非コミュだし、お金ないし、習い事なんていけないし、彼氏もいないしなー…。

よく仕事だけが趣味」って言ってるオッサンの気持ちのほうがよくわかってしまうんだ。


元増田料理をしない人とみた。

むしろ貧乏なので自炊しかしないです。

ただ、うちの住んでるあたりだけかもしれないけど、スーパー激戦区で、24時まで空いてるスーパーが3つもあるんだよね。

24時近くになると、べたべたと値引きシールが貼られた生鮮食品とか、ワゴンに移された見切り品とか増えるので、それを狙います。

これも言ってて全然威張れる内容ではないし、なんか空しいですけど。


>家でやることが無いって、そんな人生楽しいの?

楽しいってことはないですけど、まあまあですね。

だから、家でやることがあるって人や、彼氏と遊んでたりする、充実している人たちがうらやましいんですよ。

そういう自虐趣旨エントリだったんですけど、そうは読み取れなかったようで申し訳ありません。


増田とは違う理由で、中年のおっさんどもが家に帰っても自分の居場所がないからと残業している事例をよく知っている。

うちの上司は、これと、「夢を目指してファイトオー!」のハイブリッドな感じです。よく会社に泊まってます。

2009-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20091006011301

この話のどこに正直者がいるんだ?立場を変えれば、元増田と似たスキルで似たような仕事に就きたい労働者から見れば、元増田のやってきたことは不当に給与相場を下げる行為なんだぜ?こういう人間がいっぱいいれば、労働ダンピングみたいなもんだ。この現代では無知は罪だ。大体黙って大人しくしてれば、いつか誰かがやってきて「よく頑張ったね、私は全部見てたよ」なんて言ってくれて報われるなんて馬鹿な夢を見てる人間が多すぎ。経営者は、お前の母ちゃんでも小学校先生でもねーぞ。立場が違うだけの只の人間だ。

これだけで終わると元増田に悪いのでちょっと書いておくと、元増田は、その同族会社を続ける気なら、その会社の上の立場の人間掴まえて「今から私が話すことは、あなたを責めることじゃないし、誰を責めるつもりでもないけど、言っておかないと私の気が済まないの。」って前置きして(ここ重要)、エントリに書いたことを言って、よしよしってしてもらうといいよ。そういう問題だと思うから。辞める気なら、労働者市場にようこそ!

http://anond.hatelabo.jp/20091006095415#tb

日本以外には団交が無いように読めちゃったのかな。それは失礼。個人交渉してしかるべきホワイトカラー層やスキル持ちであっても個人交渉が出来なくて、団交の形式をとりたがることについて書いたつもりだった。指摘ありがとう。

2009-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20090922224423

自分の意志で1日16時間働いてる人間の自由は無視か。

まぁダンピングが云々とか言って逃げるんだろうな。

2009-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20090921110448

http://anond.hatelabo.jp/20090921071330 を書いた増田です。

意見ありがとう。

ただ格差は小さく固定化しないほうがいいというのは建前で多くの国民格差縮小や流動化を望んでるわけではなくて自分生活水準が落ちにくくなることを望んでる。最低賃金引き上げ派遣規制で割を食うのは少数派の失業者非正規雇用でしかない。多数派の正規労働者にとってはダンピングしてる相手を締め出せるんだから規制したほうが得。

建前論、すごく納得できます。

多くの国民格差縮小や流動化や労働規制緩和グローバリズムは、近眼的には多くの国民にとって損なのかもしれません。

また、次のような、私の個人的感覚も説明できます。私の個人的感覚では、労働規制派はマスコミTV新聞)で9割強、親しい友人で5割弱、ネットで5割弱です。世代の違いはあるかもしれませんが、マスコミに4割ちょっとの上乗せ分の人は、格差縮小を建前として、自分生活水準が落ちにくくなることを望んでるだけなのかもしれません。

しかし、国際的な同一労働同一賃金格差の縮小が進む中、日本はどのような政策を取ればいいか、難しいところですね。

http://anond.hatelabo.jp/20090921071330

議論の余地のないほど絶対正義にされてるのは労働規制じゃなくて格差縮小なんじゃないかと。ただ格差は小さく固定化しないほうがいいというのは建前で多くの国民格差縮小や流動化を望んでるわけではなくて自分生活水準が落ちにくくなることを望んでる。最低賃金引き上げ派遣規制で割を食うのは少数派の失業者非正規雇用でしかない。多数派の正規労働者にとってはダンピングしてる相手を締め出せるんだから規制したほうが得。本気で格差拡大固定化を望んでないならグローバリズムに賛成するはずなんだが、たいてい途上国との格差を流動化し縮小するはずのグローバリズムは悪の権化にして、農業とか保護主義を唱えるし、日本人中国人格差を縮小するべきだなんていう人は出てこない。

2009-09-13

俺もダンピングでしか生き残れないアニメ産業なんて死んだほうが良いと思う

779 名前金持ち名無しさん貧乏名無しさん[sage] 投稿日:2009/09/13(日) 19:06:54

>>776

アニメって賃金の上昇程度で死ぬ文化なんだw

じゃあ死ねよって思うけどなぁ

技術革新もせず、毎度根性論でしかのりきれない馬鹿産業

CGの導入もしていないようだし

馬鹿みたいに作画崩壊がどうとか言ってる無能なオタク

送り手も、受け手馬鹿しかいないのがアニメだよね

元となるのはいつも漫画ラノベ

自ら想像なんてしない。まず原作を探すことから始める

単純労働

だから賃金も上がらない

だけどクリエイター気取る

売るのも他人任せ。電通様々

死んで良いよアニメーターなんて

2009-09-11

アニメーター賃金が低いのは、低くする事がメリットとなる構造があるから

アニメーター貧乏なのは、制作費の分配が不適切だからだろうか?

アニメスタジオ仕事を受ける時には、契約書を取り交わす。この契約書を作るのが、プロデューサーの主な仕事である。

契約書の金額に不満があるならば、サインをしなければ良いのであって、仕事が欲しいから低い制作費に甘んじておいて、分配が不適切と言っても通用しない。しかし、仕事アニメ製作会社から貰わなければやっていけない。アニメスタジオの取引先が、アニメ製作会社だけに限定されていることが問題と言える。そして、この取引先が限定されるという状況が、結果的に下請けいじめという外形を発生させる。日本製造業にはよくある話だ。

将来を目指し、アニメスタジオ制作進行を雇い入れ、プロデューサーに育てて製作会社化するという事もありえるのだが、この場合、アニメスタジオの芸風に沿った作品だけしか作れず、時代の変化に対応できなくなる。芸風が違う作品を作ろうとすると、スタッフは自社作品よりも描き易い外部から請け負った作品を優先する事になって、スケジュール管理が出来ず、自社作品のスケジュールがぼろぼろになるという事もある。

そのため、原画動画スタジオ製作会社とが分離されたのは、やむをえない変化であった。この辺は、映画世界においても同じであった。製作会社スタジオを持ち、全部のスタッフを抱え、役者まで専属契約で囲い込んだ結果、ワンパターン映画しか作れなくなり、そういった囲い込みの無いテレビ世界に、人気を全部持っていかれてしまった。売り上げが減ってお金が無いのに、賃金を切り下げられず、労働争議の挙句、映画会社は、企画・製作部門を切り離し、スタジオ部門を切り離し、映画館を統制する配給会社となっていった。

製作会社出資をして配当を受け取るスタジオは、赤字で受注しても製作会社からの配当で黒字に出来るが、そうでないスタジオは、赤字で請け負うダンピングするスタジオがあるから、価格水準としてその価格を強制されるということもある。製作会社利益を集約する事で、結果的に、同業者搾取するという話になっているのである。

アニメーター賃金が低いのは、低くする事がメリットとなる構造があるからで、その構造に乗っかって搾取する側に回るか、構造を変えるかという話になるが、どちらかというと、この構造を変えるのは難しいであろう。ただ、この構造が結果的にアニメーションの質を落としているというのであれば、アニメーション自体が客からの支持を失うという形で、構造が否定される事になる。そうなった時に、どのようにして立て直すかという話であれば、企業出資比率ではなく、作品毎の貢献度と出資比率とを等しくして、分配を求めるという考え方にしていくしかないであろう。

2009-09-06

http://anond.hatelabo.jp/20090906052539

民主党政権取られてしまいしたが…

ようやく激昂が治まって正常に物が言えるようになったので、ささやかな抵抗として「民主党」「政権交代」と狂ったように連呼するマスゴミが報じない事でも書いておこうかと。

マスゴミは「史上稀に見る白痴」という旨で麻生太郎を評したが彼と彼が率いる日本政府国民の大多数から見向きもされない中で、

・日印安全保障協力共同宣言に署名

・日中遺棄化学兵器処理問題を終結

・李・明博大統領慰安婦問題と強制徴用問題の謝罪要求を放棄させる事を誓約

ポーランド大統領温暖化問題で連携を確認

国連へ提出した「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」が圧倒的賛成多数で採択

日本排他的経済水域の起点となる「国境離島」を含む無人島などの保全活用に本格的に取り組み

大陸棚拡張国連に申請・決定

・新テロ特措法を成立させ、「竹島は固有の領土」とする答弁書閣議決定

外務省HPの「竹島日本の領土」という宣伝資料を10カ国分に拡大

北朝鮮制裁の徹底を指示し、初めて政府主催拉致問題の集会を開催

IMF外貨準備高から1000億ドルを貸し出し

ASEAN+3の通貨スワップ拡大を話していくことで合意

・二国間の経済支援要請をすべて拒否し、G7での行動指針を採択

・G20にて金融市場の透明化で共同合意し、空売り市場監視等を強化

・改正金融機能強化法を成立

・反ダンピング関税欧米並みに

国連で8割超えの得票を得て非常任理事国を決定させた。

内政においても、

政府銀行マネーロンダリングへの対応が甘い事を指摘した翌日から数件の経済ヤクザ逮捕が始まる

安倍政権で行われ福田政権で止まっていた朝鮮総連アーレフ革マル派等のガサ入れを再スタート

朝鮮総連傘下団体の多数を摘発

農林水産省利権地方政局国土交通省利権創価枠)の地方整備局の廃止・統合を指示し、公益法人から1076億円を国庫に返納させることを決定させた。

上記は全てわずか一年の間に、である。

その間、マスコミ麻生太郎について報道した事といえば、

漢字の読み間違い

カップラーメンの値段の間違い

・”ホッケの煮付け”

・ペンのキャップを口にくわえて原稿を読む

ホテルのバー通い

中川(酒)の”朦朧会見”

・給付金を貰うか貰わないかという問答

・慰労会の為に日本酒6本を買う

母親の命日に墓参り

この程度だ。一方、鳩山由紀夫が「日本列島日本人だけの所有物じゃない」等々と売国奴である事を公言しても取り上げすらしなかった。

箇条書きにしてみた

少し読みやすくなった?

(そうでもないか

http://anond.hatelabo.jp/20090906052539編集

主党に政権取られてしまいしたが…

ようやく激昂が治まって正常に物が言えるようになったので、ささやかな抵抗として「民主党」「政権交代」と狂ったように連呼するマスゴミが報じない事でも書いておこうかと。

マスゴミは「史上稀に見る白痴」という旨で麻生太郎を評したが彼と彼が率いる日本政府国民の大多数から見向きもされない中で、

  1. 日印安全保障協力共同宣言に署名し、日中遺棄化学兵器処理問題を終結させ、
  2. 李・明博大統領慰安婦問題と強制徴用問題の謝罪要求を放棄させる事を誓約させ、
  3. ポーランド大統領温暖化問題で連携を確認し、
  4. 国連へ提出した「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」が圧倒的賛成多数で採択され、
  5. 日本排他的経済水域の起点となる「国境離島」を含む無人島などの保全活用に本格的に取り組み、
  6. 大陸棚拡張国連に申請・決定させ、
  7. テロ特措法を成立させ、
  8. 竹島は固有の領土」とする答弁書閣議決定し、
  9. 外務省HPの「竹島日本の領土」という宣伝資料を10カ国分に拡大させ、
  10. 北朝鮮制裁の徹底を指示し、
  11. 初めて政府主催拉致問題の集会を開き、
  12. IMF外貨準備高から1000億ドルを貸し出し
  13. 過去に例のない最大の貢献」と最上級のお褒めの言葉を頂き、
  14. ASEAN+3の通貨スワップ拡大を話していくことで合意し、
  15. 二国間の経済支援要請をすべて拒否し、
  16. G7での行動指針を採択し、G20にて金融市場の透明化で共同合意し、
  17. 空売り市場監視等を強化させ、改正金融機能強化法を成立させ、
  18. ダンピング関税欧米並みにし、
  19. 国連で8割超えの得票を得て非常任理事国を決定させた。

内政においても、

  1. 政府銀行マネーロンダリングへの対応が甘い事を指摘した翌日から数件の経済ヤクザ逮捕が始まり、
  2. 安倍政権で行われ福田政権で止まっていた朝鮮総連アーレフ革マル派等のガサ入れを再スタートさせ、
  3. 朝鮮総連傘下団体の多数を摘発させ、
  4. 農林水産省利権地方政局国土交通省利権創価枠)の地方整備局の廃止・統合を指示し、
  5. 公益法人から1076億円を国庫に返納させることを決定させた。


しかもわずか一年の間に、である。

 その間、マスコミ麻生太郎について報道した事といえば、

この程度だ。一方、鳩山由紀夫が「日本列島日本人だけの所有物じゃない」等々と売国奴である事を公言しても取り上げすらしなかった。

editer id:mangakoji

民主党政権取られてしまいしたが…

ようやく激昂が治まって正常に物が言えるようになったので、ささやかな抵抗として「民主党」「政権交代」と狂ったように連呼するマスゴミが報じない事でも書いておこうかと。

マスゴミは「史上稀に見る白痴」という旨で麻生太郎を評したが彼と彼が率いる日本政府国民の大多数から見向きもされない中で、日印安全保障協力共同宣言に署名し、日中遺棄化学兵器処理問題を終結させ、李・明博大統領慰安婦問題と強制徴用問題の謝罪要求を放棄させる事を誓約させ、ポーランド大統領温暖化問題で連携を確認し、国連へ提出した「核兵器の全面的廃絶に向けた新たな決意」が圧倒的賛成多数で採択され、日本排他的経済水域の起点となる「国境離島」を含む無人島などの保全活用に本格的に取り組み、大陸棚拡張国連に申請・決定させ、新テロ特措法を成立させ、「竹島は固有の領土」とする答弁書閣議決定し、外務省HPの「竹島日本の領土」という宣伝資料を10カ国分に拡大させ、北朝鮮制裁の徹底を指示し、初めて政府主催拉致問題の集会を開き、IMF外貨準備高から1000億ドルを貸し出し「過去に例のない最大の貢献」と最上級のお褒めの言葉を頂き、ASEAN+3の通貨スワップ拡大を話していくことで合意し、二国間の経済支援要請をすべて拒否し、G7での行動指針を採択し、G20にて金融市場の透明化で共同合意し、空売り市場監視等を強化させ、改正金融機能強化法を成立させ、反ダンピング関税欧米並みにし、国連で8割超えの得票を得て非常任理事国を決定させた。

内政においても、政府銀行マネーロンダリングへの対応が甘い事を指摘した翌日から数件の経済ヤクザ逮捕が始まり、安倍政権で行われ福田政権で止まっていた朝鮮総連アーレフ革マル派等のガサ入れを再スタートさせ、朝鮮総連傘下団体の多数を摘発させ、農林水産省利権地方政局国土交通省利権創価枠)の地方整備局の廃止・統合を指示し、公益法人から1076億円を国庫に返納させることを決定させた。しかもわずか一年の間に、である。

その間、マスコミ麻生太郎について報道した事といえば、

漢字の読み間違い

カップラーメンの値段の間違い

・”ホッケの煮付け”

・ペンのキャップを口にくわえて原稿を読む

ホテルのバー通い

中川(酒)の”朦朧会見”

・給付金を貰うか貰わないかという問答

・慰労会の為に日本酒6本を買う

母親の命日に墓参り

この程度だ。一方、鳩山由紀夫が「日本列島日本人だけの所有物じゃない」等々と売国奴である事を公言しても取り上げすらしなかった。

2009-07-24

中国情勢 - 胡錦涛の長男(胡海峰)に汚職嫌疑と英紙テレグラフ報道

ナミビアEU捜査が拡大、賄賂ダンピング容疑

胡錦涛の長男は胡海峰(38歳)。精華大物理工学卒業

すぐに大企業・精華大学系の国有企業「精華ホールディング」の子会社副社長格で入社し、いまでは親会社の党書記。

この企業の傘下には、子会社、傍系を含め30もの企業がひしめくが、なかでも注目が威視公司(英文名NUCTECH)。核技術から転用した民生用器機を生産する。

同社はX線検査機のメーカーで港湾、飛行場での貨物ならびに荷物、手荷物検査に用いられる。中国の殆どの港湾と空港は、威視公司の製品が納入されている。中国国内のマーケットシェアは90%。

世界マーケットにも進出し、英国EUアフリカ諸国への納入実積も顕著である。最近フィリピンにも納品したばかり。

まず同社のダンピングEU委員会で問題視されたのは三月。

不当なる廉価のうえ、中国政府ソフトローンが付帯するという好条件で、英国港湾の入札に競りがち、競合メーカースミス社がEU委員会に訴えていた。

「これは不当な競争でありEU貿易ルール侵害している」と訴えたスミス社は英国最大のエンジニアリング企業である。

ナミビアでも同様な嫌疑が浮上。5600万ドルのX線機器の入札に、中国政府の特融(ソフトローン)が付帯し、条件は中国製を使うことだったので、ナミビア政府は1200万ドルを頭金で支払った。

ところが頭金を受け取った現地の代理店は、中国人の偽装だったことが判明した。

ナミビアは三名の「中国人」を賄賂などの容疑で逮捕した。

ナミビアの腐敗追及委員会は、「胡錦涛の息子が関与しているかどうか、訊きたいことが沢山あるので、ナミビアへ出廷すれば歓迎したい」(パウラス・ノア主任)。

ナミビアって、何処にアルか、ご存じですか。アンゴラ南アフリカの間に挟まった、旧ドイツ領南西アフリカのこと。ドイツが去ると南アが侵攻し保護下に。その後、独立。国土面積は日本の二・二倍もあるが、人口わずか210万人。オボンボ族など。

国内でも上海派太子党によって窮地に立たされる胡錦涛海外からも息子の汚職嫌疑で大いに信頼を失墜させられた格好である。

2009-07-13

在留特別許可の指針について

10年以上の不法滞在者で、子供が就学していれば、在留特別許可が出るという基準を作るらしい。

つまり、4年間不法滞在の末、祖国から妻を呼んで子供を作り、子供が6歳になって小学校に入学したら、その時点で合法滞在者になれるという事である。

この話は、一番最初の不法滞在の時点で間違っているのだが、間違いを放置した挙句に合法化してしまおうという、筋の通らない話である。

そもそも、日本血統主義であり、出生地主義ではない為に、日本国内で出生しても、国籍は付与されない。不法滞在者が出生地主義国籍である場合には、生まれた子供無国籍者となる事から、まともな親ならば、そのような事はやらない。まともでないのがゴネ得狙いで行い、それを認めてしまったら、まともな人が馬鹿を見る事になる。

在留特別許可は、法相国益資すると判断した時に例外的に認めるモノである。具体的には、スパイや脱柵軍人(cf.1976年,ベレンコ中尉亡命事件)といった例外的事象に対して運用する物であって、経済難民や不法滞在者の為の制度ではない。それによる利益が例外的処理を行う不利益を大きく上回ることが明白な場合でなければ、法治を捨て人治主義へと転換する事になりかねない。

不法滞在者が日本に入り込み、納税する気も最低賃金を守る気も無いブラック企業低賃金労働者として働く事から、ダンピングによって、まともな日本人労働者日本企業が消滅するジャンルが発生するのである。

不法滞在者や特定の職業差別されるというが、不法滞在者である事や、ブラック企業の非遵法性こそが、区別の原因である。区別を差別と言い換える事で被害者ヅラをしているが、このような厚顔無恥な行為を認めてしまっては、法治国家とは言いがたい。

ただし、たとえ3ヶ月とはいえ、国籍のばら撒きと売国を公言している政党法務大臣を取りかねない状態にある以上、なんらかの基準を作って、無責任なばら撒きをやれないようにしておく必要はある。作成して1週間で運用開始という慌て方に、事情が透けて見えるのであった。

国籍のばら撒きよりは、税金のばら撒きの方が、幾分かはマシなのだが、論外と最悪のどちらかという、どうしようもない選択肢しか無いというのが、困りどころである。

2009-07-10

付け焼刃の経済学史でブラック企業がのさばる素地を考えて現在日本の状況を極めて独善的に整理してみる その2

その後、スティグリッツクルーグマン新自由主義批判を行いますが、ここからは日本に焦点を絞って考えようと思います。

日本人は元々「ワーカーホリック」と呼ばれるほど異常に働いてきましたが、

そのこと自体は美徳とされ、大陸ヨーロッパで見られるような

「働きすぎは社会的有害」という概念は発達しませんでした。

なぜかと言うと日本経済成長のおかげで、ほぼ非自発的失業がない完全雇用に近い状況にあり、

「働きすぎによって他者の雇用機会を奪う」社会への悪影響があまり認知されてこなかったことが大きな要因のように思います。

しかしその中でも若い人たちの間で、特にバブル期頃から

自分らしさ」とか「がんばれば夢はかなう」といったような主張をan・anやHanako系の雑誌が行い

フロムAが「フリーター」なる造語をつくり「アルバイトでも正社員でもない第三の働き方」とポジティブに扱うなど、

「脱・社蓄的働き方」志向は芽生えてきていたように思います。(香山リカ調べ)

しかし残念なことに「社蓄」の皆様は自分たちの働き方を否定するような彼らの生き方

「いつまでも夢見てるんじゃない」、「早く大人になれ」などと非難し、

彼らの生活が困窮したときにも我らが日本人が大好きな「自己責任」論を浴びせました。

しかしバブル崩壊の大波が彼ら正社員たちにも大きなダメージを与えました。

企業正社員コスト削減の名の下に非正規労働者へと変えていき、労働者の平均賃金は上昇しなくなりました。

ここでケインズの主張に立ち戻ってみると

「むしろ賃金の引き下げが総有効需要の構成要素であるところの消費と投資を減少させ、雇用状況をかえって悪化させる」

という負のスパイラル日本不況をさらに悪化させた側面は否めないと思います。

ケインズ賃金引下げが総需要を引き上げる効果を持つためには資本限界効率が上昇する必要がある、としていたため、

フリードマンらにが将来にわたる所得が消費を決定付けるという仮説の下では総需要は増加する、と反駁されていました。

しかしながら、フリードマンらの「恒常的に得られる所得」というのはすなわち身分の安定がもたらすものです。

したがって所得が不安定化したばあい、消費が収縮し、貯蓄傾向が増し、投資が減少するのはありうべき事象でしょう。

こうなると負のスパイラルから、一度正社員の身分から脱落した人間、または正社員になれなかった人間

なかなか正社員の身分に戻ることができません。

本来は供給過剰に陥った社会需要を喚起して、失業者を正規労働者へと回収していかなければならないのに、

日本がとった策は既存の正社員層(建設など)の生命維持のみで

新たな産業への需要を喚起しませんでした。

経済が成長していかない状況になると、企業は新たな投資人材含む)を行うことに躊躇し、

利益を出すためにコストカットし、ますます投資と消費を減衰させました。

企業バブルの教訓から、労働者雇用の硬直性が不況時に大きなダメージをもたらすことを警戒し、

雇用の調整弁としての非正規雇用化を着々と進めていきます。

オリックス宮内氏に代表されるような企業側の圧力から、政府は1999年、2004年に構造改革の名の下に

労働者派遣法を改正し、対象業種を拡大し、製造業においても派遣が認められるようになりました。

2008年の金融危機以降、本来労働者の味方であるべき労働組合

正社員雇用を守るので精一杯、と派遣切りに対して何の行動もしてきませんでした。

これははっきり言って組合使用者の「共同犯罪」だと思います。

2008年の10月以降の失業者のうち、

正規雇用者は僅かに6000人、非正規雇用者は12万人以上といわれています。

非正規雇用者を雇用の調整弁として正規雇用者を守る、

労働組合がこのような事態を甘受していたのは明らかです。

このようにバブル崩壊以降、日本労働組合は自らの権利を守るために、

他者を犠牲にする、という戦略の上に使用者側と交渉をしてきました。

この状態こそが、ブラックに勤める正規雇用者を我慢させる要因だと思うのです。

正規雇用者(労働組合を構成)は自分たちが誰かの犠牲の上に守られていることを自覚しているため、

自分がその犠牲者側に回ることを極度に恐れているのではないでしょうか?

しかし正規雇用者がそのように思うのはあまりに当然で、非正規労働者は実際にその労働に対して十分に報われていません。

ここで注意したいのは非正規雇用者にとっての正規雇用者も、正規雇用者にとっての非正規雇用者も

憎むべき敵ではなく共に働く仲間である

という当たり前の事実です。

これを憎んでしまうと、非正規雇用者は正規雇用者の権利を奪おうとするし、

正規雇用者はますます非正規雇用者との関係をとろうとはしなくなるでしょう。

非正規労働者と正規労働者の利害が対立しているわけではなく、

非正規労働者が「不当な扱いを使用者から受けている」わけです。

そのことによる労働ダンピングによって正規雇用者もまた苦しんでいます。

非常に当たり前のことですが、労働組合の力とは組織率、数の力です。

非正規雇用者と正規雇用者は対立するのではなく、共闘すべき存在なはずです。

ここまでを整理しますと

日本戦後ずっと右肩上がりで成長してきたために、失業問題に大きく悩まされる時期があまりなかった

②それがゆえに社蓄の害が単に個人の人生観に回収され、社会的問題とならなかった

バブル後の増加した非正規雇用者の悲惨な状況を見て(または未必に協力して創出し)失業への強い恐怖を抱くようになった

失業への強い恐怖から、不当労働行為を甘んじて受ける(法律上は勝てても経済体力的に持たないという理屈もあるだろう)

という流れかと思います。

提言編に続きます

付け焼刃の経済学史でブラック企業がのさばる素地を考えて現在日本の状況を極めて独善的に整理してみる その1

素人です。

ですのでこの項に登場する経済学者の言説は大いに誤った解釈をしている可能性が高いです。

でも気にせず逝きます。

*クソ長くなったので先に結論部分をまとめます

前編:経済思想上のブラックがのさばる素地の形成について

労働市場自然状態に任せるとダンピングが起きる。

ケインズ理論欠点があったために、労働市場の積極的改善というその利点もろとも葬られてしまった。

ケインジアン亡き後、完全自由競争信奉が先進国を席巻した。

④その為労働力ダンピング失業率の高止まりが防がれにくい素地が築かれた。

後編:日本においてブラックがのさばっている理由についての考察

日本戦後ずっと右肩上がりで成長してきたために、失業問題に大きく悩まされる時期があまりなかった

②それがゆえに社蓄の害が単に個人の人生観に回収され、社会的問題とならなかった

バブル後の増加した非正規雇用者の悲惨な状況を見て(または未必に協力して創出し)失業への強い恐怖を抱くようになった

失業への強い恐怖から、不当労働行為を甘んじて受ける(法律上は勝てても経済体力的に持たないという理屈もあるだろう)

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まずブラック企業がのさばりやすい理由、つまり労働力ダンピングがおきやすい理由を最初に考えた(としてください)のはアダムスミスみたいです。

アダムスミスは「国富論」の中で以下のように整理しています。

使用者達は、暗黙のうちに、しかし恒常的かつ一様の団結を結んで、労働賃金を実際の額以上に上昇させまいとしている。

我々がこのような団結をめったに耳にしないのは、誰もが耳にしないほどそれが通常の、ものごとの自然の状態といっていいものだからである。」

また労働争議の段に際しては

「それまでの蓄えから、使用者は1年から2年耐えられるのが普通なのに対し、

労働者仕事がないと1週間で困窮するのがほとんどで1ヶ月耐えられる労働者は稀で1年持つ人はまずいない。

長期的にみれば、雇い主にとっても労働者が必要だとしても、その必要性は切迫したものではない」

こうした「交渉上の地歩の格差」がある以上、

あらかじめ使用者側にハンディを負わせないと(つまり自由を制限して)労働力ダンピングが起きてしまう、

アダムスミスは考えていたようです。

アダムスミスは良く知られているように自由放任を是とした学者ですが、

こと労働市場に関しては、積極的に自由競争市場を作り出す必要性を主張していました。

しかしアダムスミスの後、デヴィッドリカードらから連綿と受け継がれてきた

自由放任主義にはこの視点が欠けていました。

彼らは「供給需要を作り出す」というセイの法則を前提として

労働市場も自由競争させれば、労働需要供給は長期的には均衡する」と考えていました。

20世紀に登場したケインズはこのような自由放任主義に対し「貨幣改革論」の中で

現在の状況に対して長期的な視点と言うのは見当違いである。長期的には我々はみな死んでいる」と強く批判しました

(ひょっとしたらアダムスミス的な意味需要供給の均衡を労働者が待つことができないといいたかったのかもと私は思いますが、如何せん切り貼りなので文脈がわかりません)

ケインズリカード以降の古典派が、経済システムの調整不良の原因を貨幣賃金の硬直性に求め、

賃金体系を引き下げれば、生産物価格低下をもたらし、それが新たな需要をつくり、

生産量と雇用量の増加をもたらす、と主張していたのを批判して

「ある個別産業について賃金を引き下げれば、それは総有効需要にも影響を及ぼす。

古典派の主張はある産業における賃金引下げが総有効需要に影響を与えない場合にのみ有効であるが、

賃金引下げが総有効需要を引き下げないという保証はどこにもない」

とし、

「むしろ賃金の引き下げが総有効需要の構成要素であるところの消費と投資を減少させ、雇用状況をかえって悪化させる」

可能性すらあることを示しました。(つまり賃金引下げがもたらす総需要減と生産価格の現象がもたらす需要増の比較で、いつも需要増が大きいわけはないと言っている)

(一般理論

ケインズの登場後、しばらくは国家経済に積極的に関与する必要が問われ、

世界恐慌を乗り切るために世界中で(戦争を含んだ)公共事業が行われました。

時代は流れて、1970年代に入るとミルトンフリードマンらの影響を受けた新自由主義が台頭してきました。

彼らはケインズが主張していた現在の所得が消費行動を決定するという主張を限界資本効率がケインズの予想に反して逓増していたことを示し、

その乗数効果疑問符を投げかけ、金融政策による事態の解決が最も適切な行動だと主張しました。

政治的にも英国マーガレットサッチャー米国のロナルドレーガンという人物を得て、

マネタリズムはその全盛を迎えます。

英国米国ともに結果的にインフレ抑制に成功しますが、失業率が高止まりし、社会情勢は不安定化していきました。

彼らは労働市場ももちろん完全な自由競争にあるべきだと考えていました。

しかし現実には給与格差が大きく広がり、賃金に収縮性が生まれたにも関わらず

完全雇用が実現されるどころか失業率は上昇していったのです。

日本でも中曽根橋本小泉と連綿と新自由主義的「構造改革」は受け継がれてきました。

ここまでを整理すると、

労働市場自然状態に任せるとダンピングが起きる。

ケインズ理論欠点があったために、労働市場の積極的改善というその利点もろとも葬られてしまった。

ケインジアン亡き後、完全自由競争信奉が先進国を席巻した。

④その為労働力ダンピング失業率の高止まりが防がれにくい素地が築かれた。

という感じかと思います。

後編に続きます。

2009-07-09

http://anond.hatelabo.jp/20090708104839

http://www.sponichi.co.jp/entertainment/flash/KFullFlash20090610039.html

映画俳優組合組合員約12万人)は9日、待遇改善をめぐる交渉が難航していたハリウッド映画テレビ制作会社との新たな契約案を組合員投票承認、労使交渉が妥結した。旧契約は昨年6月末に失効、約1年越しで収拾した。

双方は映画ドラマDVD販売に伴う報酬の増額などをめぐり対立。昨年4月に始まった協議が決裂し、一時はストライキの可能性もあったが、不況の深刻化もあり双方が譲歩、今年4月に新たな契約案に暫定合意した。

メディアによると、新たな契約では、組合員ネット配信に伴う広告収入を配分するほか、年金の増額などが盛り込まれた。

アメリカじゃハリウッド俳優ですら団体交渉してダンピング回避してんのにな~

2009-07-08

http://anond.hatelabo.jp/20090708104839

とはいえ安易に独立してしまうと、なかなか仕事が回らず

新たなダンピング企業が一つ出来上がるだけのような気が。

我慢することの害

例えば旦那がDVモラルハラスメントの常習者で、ことあるごとに奥さんをぶん殴り罵倒していたとする。

この場合の構造シンプルで、旦那は加害者で妻は被害者だ。それ以外何もない。

で、妻が子供を産み、旦那の暴力が妻と子供に向かうとする。この場合は、旦那を加害者とすると殴られている妻と子供被害者になるわけだが、被害者の一人である子供から見れば、さっさと離婚や別居に踏み切らない母親DVを受けざる得ない環境に身を置かせ続けた母親も立派な加害者DVの共犯だったりする。

よくあるブラック会社の話もそうで、ブラック社員というのは理不尽仕事経営者から押しつけられ、残業地獄にあえいで苦しんでいる被害者なのだが、もうひとつ高い視点から見てみると、ブラック社員ブラック経営者とともにダンピングを繰り返し、定時に帰る社員に罪悪感を植え付け、健全経営を目指すホワイト企業倒産に追い込み、日本労働環境世界最悪まで悪化させている加害者だったりする。結局のところ残業をしまくる社員がいるから残業押し付け経営者が減らないのであって、第三者的な地点から見れば彼ら彼女らは単なる共犯なのだ。


そして、「被害者加害者」が反転してしまうややこしい構造、これらに共通するのが「我慢」「忍耐」というワードなのかなと思う。

「我慢」「忍耐」というのは、「強烈な負荷がかかっているにも関わらず、その負荷を取り除いたり遠ざけたりする努力をせず、現状維持をしている」という状態だ。

そして、我慢を選択する人というのは「負荷の大元を取り去る努力」をしないので、いつまでも負荷は存在し続け、その負担が第三者に向かうことになる。これが「被害者加害者に転ずる」構造だ。

DVを我慢する母親がいる

→父親がDVをし続ける

DV子供に向かう

サービス残業を我慢する社員がいる

経営者サービス残業押し付け続ける

サービス残業が全員に押し付けられる


また、負荷は直接的に第三者に向かわずとも、負荷を受けている人を通じて第三者に向かうこともある。

例えばすかいらーくかどこかでサービス残業を我慢し続けて倒れ、意識が戻らなくなってしまった人を両親が介護し続けているというような話があった。これについてもサー残を我慢し続けた人が「負荷の大元を取り去る努力」を行っていれば、両親も息子の介護という苦しい仕事に老後の時間をつぎ込まなくてもよかっただろう。両親はたぶん自分たちが被害者だとは思っていないだろうが、客観的に見れば「両親に重労働押し付けている」のはすかいらーくであり、ブラック社員だった息子なのだ。


「我慢」というのはこのように、自分人生だけでなく他人の人生までもを毀損してしまう恐ろしい行為なのだ。なら我慢なんかせずに、さっさと逃げるか戦うかをすればいいのだが、日本人というのは「我慢するのは大人の努め」「忍耐が出来ないのは子供社会人として未熟」という大東亜戦争を戦った皆さんのようなありがた~~~~いクソ価値観(別名「社会人常識(笑)」)を刷り込まれているので、強烈な負荷がかかり続けても逃げたり戦ったりすることも出来ず、潰されて鬱になったり自殺したりする。

それどころか、我慢せずに逃げる人を「無責任」「子供」「社会人として駄目」「どこに行っても通用しない」と罵倒し、我慢せずに戦う人を「金の亡者」「自分さえ良ければいいのか」「世の中を知らない」「KY」と叩きまくる人もたくさんいる。いるというか、私の皮膚感覚からすればそっちがマジョリティだろう。こうして何が正しくて何が間違っているのか判らない現場に放り込まれたブラック社員はどんどん疲弊していく。日本のどうしようもない閉塞感というのはこれが原因だろう。


これを踏まえた上で人生を楽しく生きるキーワードは「負荷を我慢」をしない、これに尽きるかと。私は元ブラック会社ダンピング社員だったので、サービス残業地獄のさなか「我慢出来ない自分が悪いのでは……?」というクソ思考回路も一通りトレースしてみたこともあるが、我慢せずにさっさと辞めて独立し、適切で人間的な労働環境を整えたら、それがいかに無意味馬鹿馬鹿しく、自分人生を毀損する害悪なものだったかがよく判るようになった。だって「負荷を我慢」なんかせずとも、楽しく、お金が稼げて、自分が成長できて人脈も作れる仕事なんか、世の中にたくさんあるのだから。同じ賃金を稼ぎ、同じだけ成長できるのなら我慢なんかしない方がいいに決まっている。昔の私はこんな単純なことも判っていなかった。

子育てなんかでも「我慢」を教えなければいけないというが、教えなければいけないのは「欲望に対する我慢」であって、今の日本人は「負荷に対する我慢」と「欲望に対する我慢」の区別がつかずにどんどん追い込まれているように感じる。「欲望」は我慢しないと性犯罪者、メタボリックシンドローム成人病多重債務者などに転落して人生終了だけれども、「負荷」なんかは全く我慢する必要はない。楽しく美味しく生きていく方法を探したほうがよほど建設的で、よほど充実しているのだから。


以下追記。

「負荷を我慢しない」方法はいくつかある。

  • 独立開業してしまう。
  • 海外就労ビザを取得して逃亡。ワーホリなんかを使って海外へ行って人脈を作ってもいいかも。方法は(マジで)幾つもある。
  • ブラック会社でも強引に定時に帰り続ける。1ヶ月も強行すればその他大勢は諦めて「あいつは早く帰る人だから」となり、クビにならない限り一生定時に帰れる。

これらはそれなりにリスクのある方法だが、「一生負荷を我慢し続ける」のとどちらがマシなのかを考える余地はあると思う。

ちなみに日本会社は99.99%がブラック企業なので「いい会社を求めてジョブホップし続ける」という方法は地獄めぐりになりかねないので避けたほうが無難大企業公務員であっても残業地獄からは逃れられない。俺の知り合いの某一部上場企業社員は、子供がいるのに毎日26時ぐらいまで仕事をしているらしく「子供が産まれてから寝ている顔しかほとんど見たことがない。あと10年はこんな感じ」らしい。

また「ブラック企業環境を変えてホワイト企業にしよう!」というのも不可能に近く、終わりなき闘争を強いられるので避けたほうが無難。仮に社員全員の価値観変革に成功したとしても、同業他社ブラック企業に食われて終わったりするので全く不毛トリンプの吉越氏はこの変革に成功した経営者だが、相当な意志と才能権力がないと出来ないので、一兵卒の状態でこの戦いに挑むのは辞めたほうがいい。戦わず逃げるのが賢明

2009-06-24

http://anond.hatelabo.jp/20090624205035

俺は逆に、どんだけやっても(周りからやりすぎと言われても)「俺仕事しすぎだなー」って思えないんだよね。

「あーダメダメ。もっとあれはこうするべきだったし、これはあーするべきだった。」みたいな感じ。

と書くと、今度は「奴隷根性乙」とか「ダンピング死ね」とか、別方向からdisられるんだよ。

こういうdisり方をする奴が「俺仕事しすぎだわー」とか思ってるってことなのかな。

2009-04-01

http://anond.hatelabo.jp/20090309121810

Webで確実に成立しているのは物販モデルでしょ。不況ダンピングはわかるけど、少ないPVでも、それなりの単価商品でも平気で買っていくわけだし。

オリジナル商品みたいに独占販売できて、競合しない、でも需要もそれなりにあるモノでやっていけば大丈夫ですよ。

2009-03-09

Webビジネスなんてできる気がしない

WebサービスWeb上のニュースサイトコンテンツの提供で、ちゃんとしたビジネスができる気が全然しない。

ビジネスモデルは?

たとえば広告? そもそも今までだってテレビCMの100分の1とか1000分の1とかで「安さ」がウリに近い状態だったのに、今年以降、今までよりさらに広告費が下がるよね。それなのに成果はより厳密に求められていく。コストはどんどん上がるのにそれに見合った対価はどんどんもらえなくなっていく。悪循環

コマース? この不況下、どんどんモノ買わなくなるでしょ。そしてそこそこ売れそうなものは価格.comなどでダンピングバトル突入リアル店舗なら地域で店の前を通った人に対して商売できるかもしれないけど、ネットには往来はないからね。こないところには全然こない。PVが1日10とか。

1人2人なら食えるのかもしれないけど、まとまったビジネスにはならないね。

有料サイト? 誰も登録しないでしょ? 1万人が100円/月払ってようやく100万円/月だよ。金払う人1万人集めるの大変だよ。そしてたぶん成功しちゃったら、似たサービス無料版が雨後の竹の子のように出てくるよ。

携帯公式サイト? なんか見てると、着メロがどうしたとか、そんなのばっかり。単に短期的に上手いこと儲けようと思ってるだけで、長期的に価値を提供できる気がしない。未来ないでしょ。

iPhoneアプリAndroidアプリ開発? 最初だけでしょ? アッという間に大量の類似品の山に埋まって終了。

こう考えると、WebサービスWeb上のコンテンツ提供で継続的にビジネスになりそうなのは、「WebサービスWeb上のコンテンツを提供したいBに対してシステムデザインを提供する」お仕事のみという皮肉なことになりかねない。そしてそれだって、WebサービスWeb上のコンテンツがちゃんとビジネスとして回らないと、どんどん先細りになっていく。注文してくれる先がなくなっていくんだから。

こう考えると、たとえば「1個モノを買ってお金を払う」っていう古くからあるビジネスモデルのなんと堅牢なことよ。

Web系」なんていう業界は近々なくなって、みんな単に他業種の業務改善のための土木屋になっていく運命なのかもね。あるいはどこかの企業マーケティングサイトばかりになるのか。

2009-02-28

http://anond.hatelabo.jp/20090228123230

使った量に応じて課金しないのが問題なんじゃないか?これなら他のを使うとコスト増にならない。包括契約新規参入を排除するためのダンピングみたいなものってことじゃなかろうか。

2009-02-24

http://anond.hatelabo.jp/20090224164924

トートロジーになるが

すなわちお前さんの要求水準が金額に見合ってねぇってこった。

 

世間とずれてんだよ。

 

あんたみたいなのがいるから、

制作費のダンピングが起こるんだ。

 

と考えてみてくれ。

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