そろそろ学生たちは就職活動の時期なので、季節ネタを書こうと思う。匿名で。
まぁ、タイトルの通りなのだが、就活には「面接」というものがあり、
その面接というものは、相手の立場になると簡単に突破できるという話だ。
はてなを見ているような人達は、恐らく面接が苦手なのではないかと思う(おい)
まず、就職活動において面接というのは1社につき2回~3回ぐらいある。
なぜこんなに面接回数があるのかと疑問に思ったことは無いだろうか?
その理由は単純明快で、要は偉い人達の面接回数を減らすためにある。
偉い人達は忙しい。よって時間がない。そのため下っ端がスクリーニングするのだ。
■ 面接官の分類
② 人事(下っ端)
③ 人事(管理職)
②について疑問に思う人も居るかもしれないが、面接官を派遣するビジネスでやってる人達のこと。
大手企業などではたまに見かけることがある。要は面接のプロである。
この話で言いたいのは、面接官タイプによって見るべきところ、合格にするポイントが異なるということである。
①「あー、めんどくせぇ、マニュアルに書いてる条件で選べばいいんだろ?」
「こいつは学歴がいいから+10、どもりすぎ-5、簿記3級+1、学生時代に取り組んだことがバイトかよ+-0」
「夕飯は焼き鳥にすっかな」
②「うわあ緊張するわ。まさか俺が面接官やることになるとはなぁ」
「あれだな、『どうしてこいつを合格にした?』って聞かれたら答えられる人物を通せばいいんだろうな」
③「最近、数年で辞める社員が多くて、現場から『すぐに辞める奴を入れるな』って言われてんだよな」
「精神力の高い人間を重視した方がいいのかもな。しかし圧迫面接すると悪評立つし難しいわ」
「あと役員面接で『どうしてこいつを合格にした?』って聞かれたら答えられる人物を通さないと」
④技術「おっ技術系か、技術の話ができないと話しにならないからな。ちょっと試してやろう」
営業「営業か?営業ってのは体力なんだよ。スポーツやってたか?会話力は?異性と付き合えない奴はダメだ」
⑤「ここまで絞ったんだから、もういいだろ。比較的悪いやつを不合格にする必要あるだろうけどな」
■ ①~③人事
おわかりだろうか?
①~③は下っ端や中間管理職なので上からの苦言を常に危惧している。
この人達は、基本的に自己保身で仕事をしているので、上からお叱りを受けないよう、合格にする基準も保身で選ぶ。
偉い人達も千差万別なので怒りポイントが異なるのだが、多数派が賛成するように選んでおけば良い。誰かが擁護してくれる。
このため、変なことを口走る人間は合格にならないし、一般的に悪い答えとされる回答を口走ると不合格になる。
声が小さかったり、特技がイオナズンだったり、志望動機が家に近いだとかだとアウトだ。
この手の人事面接等を通過したいなら、就活本よりも人事向けの本を読むと良い
人事が合格にする基準を知っておけば、あっさりと1次面接は合格できる。
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基本的に突っ込んだことを聞かれるため、その手の仕事に対する適正と知識があれば簡単に通る。
会話のしやすさを意識することと、自分の実績を予習しておいてアピールすけば良い。
■ ⑤役員
使えるか、使えないか、払う給与以上の仕事ができるかを見てくる。
経営目線が求められるので、金をどう稼ぐのかとか、コスト意識を持っていれば容易である。
あとは①~④と同じことを言っていればいい。
なお、ベンチャー系社長・役員の場合は④と似たようなことを聞いてくる
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さて、いかがだっただろうか?
Enjoy job hunting!!