「シフトショック」を含む日記 RSS

はてなキーワード: シフトショックとは

2021-05-01

Amazonレビューにかってに突っ込む

ここから引用

スーパーカブらしく

2021年4月8日日本レビュー済み

CM雰囲気が良かったのでとても期待していましたが、原作の悪いところをほぼそのまま踏襲してしまっているのが残念です。

あと主人公の声の演技が棒読みすぎるのが酷いと思いましたが、台詞ゴルゴ13並に少ないので多少はなんとかなりそうです。

人殺しカブの見た目がかなり綺麗という設定があまりに謎すぎてどう殺したらそうなるんだろうと思うなど、整合性のとれていない描写が多くあります

1番残念だったのが、肝心のスーパーカブ描写がかなり疎かだと感じた事です。

スーパーカブが初めてのバイクだったら、慣れないアクセルワークからくるエンジンブレーキの大きさとフットブレーキの混乱でロクに停止することも曲がることもできない気がします。シフトショックの大きさもそうです。

トラックの追い越しに恐怖を覚える描写がありましたが、単なる原付あるあるの域を出ないと思います。どうせならスーパーカブしか出来ない映像表現へのチャレンジをして欲しかったです。

ヘルメットグローブ免許の本までくれるバイク屋さんが、果たして燃料コックという安全に関わる最も大事な部分の説明を怠るのでしょうか。ただ原作再現や予定した演出のためにキャラクターが動かされているだけの印象を受けました。

かいイチャモンですが、スーパーカブというタイトル作品スーパーカブらしい描写が明らかに欠落している事にどうしても違和感を抱いてしまいました。

ホンダネガティブ描写許可しないのであれば仕方ないとは思いますが。せっかく一生に一度しか無い初めてスーパーカブに乗る瞬間なのに勿体ない気持ちになりました。絵や音楽の質の高さに対して内容が伴っていない感じもまたチグハグな印象です。

原付技能講習で運転したスクーターと同じ感覚で乗ったら、まず発進すらしない、1速に入れた瞬間吹っ飛んだ、ガクガク揺れるトルクに驚いて2速に入れられない、フットブレーキに集中しすぎてアクセル戻し忘れる、ブレーキペダル踏み込んでるのを忘れて吹かしてるのに全く発進しなくて焦る、そもそも左のハンドルブレーキレバーが無くて足下にあるのを知らなかった、自転車の時は感じなかった右折の恐ろしさ…

自転車スクーターとは全く別の代物、こんなもの自分に乗れるわけがない…

以上スーパーカブ人生初のバイクだった事がある自分体験談です。

ここまで演出しろとはさすがに言いませんが、そういったスーパーカブもっと基本的な特徴を丁寧に描写してくれた方が、主人公のドキドキ感や恐怖に説得力が生まれたと思います。初めて乗ったときのギクシャクの理由が上達につれてだんだんと分かってくる。スーパーカブを題材にするなら、そんなストーリー展開の方が感情移入もしやすスーパーカブに興味を持ちやすいのではないかと思いました。

2速で20キロまで加速したけど、エンジン音がうるさくなってきたから3速に上げようとして、モタモタしてる間に後ろのトラックに気がつかず追い抜かれて驚く。とかをやってくれたら、あぁスーパーカブだなぁと思えた気がします。

それらをすべてスルーして安易に済まされたのが非常に残念です。女子高生が初めて乗る非日常モーターサイクル制御の難しさとその怖さ、新しい世界の刺激。それらにもっと共感できるアニメを期待しています

1話だけ見た感想としては、ホンダである必要スーパーカブである必要女子高生である必要山梨である必要バイクである必要も一切無しでした。一億台突破記念作品と言うからには、もっと真摯スーパーカブというバイクと向き合って作品を作ってほしいです。

最初不安だったけど少しずつバイクを信頼できるようになり、やがて人車一体の走りができるようになる。そんな物語を期待している私はもしかしたら、制作からすれば想定していない存在、メインターゲットでは無いのかもしれないと薄々感じて来てはいますけど。

なんでそう描いた、なぜそうした、という違和感が設定から演出まで何から何まで多すぎて、例えて言うなら高級食材と高級調味料を使って、料理人ではなく素人調理したような、そんな感じの印象を強く受けました。

追記

せっかく田舎が題材なのですからエンストのシーンはあっさり主人公解決しないで、田んぼのおじいさんが助けてくれたりとかすればよかったのにと思いました。初めて気がつく単純な構造、おじいさんが扱い方を知ってるくらい形を変えずに残っている歴史ある車体、初めて感じるカブという国民バイクへの敬意とか、そういう描写があったら個人的に凄くワクワクしたんだけどなぁと、考えれば考えるほど不満がどんどん出てきてしまいました。

ホンダ公式サイトアニメほとんど宣伝してないのでそこまでの立ち位置なのかなとは思いました。これからコラボバイクみたいなのが発売するのか、もしくは角川が勝手カブ宣伝してるだけなのかわかりませんが、さすがにホンダはもう少し作品調査してから許可を出すべきだと感じました。

作者のツイッターアカウントを見ると、根本的にここに書いたような事を描く気は最初から無いようでした。ホンダ公式安全運転関連ツイート上から目線引用リツイート原作本編にも登場したらしいカブ半クラという危険運転技術を紹介していましたが、そもそも半クラをしなくて良いように開発されたのがスーパーカブが搭載する自動遠心クラッチですから、そのメカニズム全否定する発言などからも、おおよそスーパーカブのおかげで小説を書きアニメ化までさせてもらったリスペクトの欠片も見えず、バイクマウント取りたいだけとしか思えないような知識を延々と語っているだけでした。

とりあえず一言言いたいのは、そんなに半クラ自慢したいならマニュアルミッション車に乗ればいいのにということでした。

それは原作数巻読んでみた感じも同様で、スーパーカブ関係ない描写ばかりの理由に繋がります原付スクーターか他のマニュアルバイクストーリーを描けば良いのではないかという内容ばかりで、バイク用語一つ取っても、いくらでも掘り下げられる事を言葉であっさり仕上げて終わりです。

なるほどこの作者あってこの作品なんだと違和感の正体がわかってなぜか安心しました。

以上の理由から、視聴するに堪えない作品だとわかったので観るのをやめました。

長文の批判になってしまいました。お気持ちを害された方がいらっしゃいましたら本当にすみませんでした。

A.自分で書け

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん