はてなキーワード: 金田一耕助とは
映画見てきた。その時に流れた予告編の感想を覚えてるだけ書く。
※見に行った映画本編は(空海―KU-KAI― 美しき王妃の謎)
◇ちはやふる―結び―
前作前々作見てない、原作途中で積み中なので少なくともすぐには見に行かない。
ちはやふる面白そうで気になってるのになんで見てないんだっけ?
と上の句公開当時見なかった理由完全に忘れてたけど予告見て思い出した!
彼結構活躍しているので苦手意識改めたほうがいいかもしれんな…うーむ
◇ラプラスの魔女
この予告最初に見たときは「櫻井くんの大学教授はないわー」みたいなことを言って見ないリストに入れていたんだけど、
私謎ディナも劇場版まで完走しているしやっぱり見るべきでは?と思い始めてきた!
オリジナル作品??かな?
キャスト(東出、真剣佑)はあまり興味惹かれないけど、車とかラリーの映像結構好きでアマプラのグランドツアー見たりするので気になるかも。
ストーリーとか詳細見てみるか決めよう。
予告はイチゴとルキアが出会って最初のホロウに襲われるシーン(画面が暗くて出来が良くわからなかった)
この時点で言えることは、あの、斬月が若干小ぶりですかね…?
イチゴ=福士蒼汰、ルキア=杉咲花(コレジャナイ感がすごい)。公式HP見てもそれ以上の情報なし。
いや~~どうなるんでしょうね!クソ実写化好きとしても十分期待を寄せられるというか見逃せない感じがしますね!!
そもそも話をまとめるのが結構大変だよね?藍染の正体が割れるまでというか尸魂界に行くまでも結構長いし。
楽しみだなあ。
(今日知ったこと:Microsoft IMEでソウルソサエティは漢字変換できる)
◇●◇●◇
あんまり新しい予告編がなかったから本編の感想もちょっと書く。ネタバレ注意
華やかなりし大唐!って感じだよ。
CGの黒猫も出てくるし、猫映画だよ。原題は猫メインだし。グロいことする化け猫だから鳴き声が聞こえるたび私は怯えてたけど、それでも猫好きなら萌えれるのかもしれない。
楊貴妃がね、女優さんめっちゃ美人。楊貴妃ハーレムでみんな楊貴妃が好き。理由は楊貴妃だから。(ふわっとポイント)
空海君はかしこキャラで、法術もすごく妖の気配を敏感に察知するのに、完全に妖が殺人を成し遂げてから止めたりするし。金田一耕助かよ。
結構肩透かしというか、ストーリーがなんか軽い。し突っ込みどころも多い。そんな映画。
以上。また映画見たら書くかも。
まあ、どのくらいの数のミステリ読みがそういう彼女をゲットできるかは別にして、「ミステリ読みではまったくないんだが、しかし自分のオタ趣味を肯定的に黙認してくれて、 その上で全く知らない新本格派の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、アニメのことを紹介するために見せるべき10冊を選んでみたいのだけれど。
(要は「脱オタクファッションガイド」の正反対版だな。彼女にミステリを布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴うシリーズものは避けたい。できれば一冊完結、長くても数冊のシリーズものにとどめたい。
あと、いくら基礎として本格派の知識が必要といっても古びを感じすぎるものは避けたい。古典好きが『Yの悲劇』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。そういう感じ。
彼女の設定は
ミステリはいわゆるNHKの「名探偵ホームズ」的なものを除けば、コナンの劇場版アニメ程度は見ている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「メフィスト以前」を濃縮しきっていて、「メフィスト以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。S&Mシリーズとしてもぎりぎり10冊、四季シリーズとして考えれば残り4冊だし。
ただ、ここで密室談義全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。この情報過多な作品について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に伝えられるかということは、オタ側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「ミステリ読みが考える一般人に受け入れられそうな新本格派(そうオタクが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのものという意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「ミステリ読みとしてはこのシリーズは“青春もの”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種のミステリ読みが持ってる安楽椅子ものへの憧憬と、我孫子竹丸のオタ的な考証へのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも我孫子竹丸らしくない
の二人をはじめとして、ミステリ読み好きのするキャラを世界にちりばめているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを見た彼女は「井上夢人だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。二人のコンビがその後続かなかったこと、「99%の誘拐」が実際の誘拐犯罪で参考とされたこと、なんかを非オタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱり新本格派はキャラクタあってこそだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「百鬼夜行」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける京極の思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも分冊で各800ページ以上、っていう長さが、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもオタ的だなあと思えてしまうから。
宴の長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが森や高田だったらきっちり400ページにしてしまうだろうとも思う。
なのに、各所に頭下げて迷惑かけて分冊した上で各800ページも書いてしまう、というあたり、どうしても「自分の物語を形作ってきたものが捨てられないオタク」としては、たとえ京極がそういうキャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
今の若年層で乱歩を読んだことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。金田一耕助よりも前の段階で、江戸川の哲学とかトリック技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティの作品がこの時代に書かれていたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくミステリ好きとしては不思議に誇らしいし、いわゆるコナンの劇場用アニメでしかミステリを知らない彼女には見せてあげたいなと思う。
横溝の「目」あるいは「話づくり」をオタとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。「ミステリはやっぱり大量殺人だよね」的な感覚がミステリ読みには共通してあるのかなということを感じていて、だからこそ八つ墓村の結末は犯人自殺(のようなもの)以外ではあり得なかったとも思う。
「最低五人は殺さないとミステリとしては失格」というミステリ読みの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「ミステリ読みの気分」の源は八つ墓村にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。こういうばか風味のミステリをこういうかたちで小説化して、それが非ミステリ読みに受け入れられるか気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9冊まではあっさり決まったんだけど10冊目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。
「すべてがFになる」から始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、YouTube以降のラノベの先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10冊目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。
「駄目だこの増田は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
追記
最後のは「涼宮ハルヒの消失」にして欲しかった。
その通りですね。書き直しました。
crowdeer 綾辻入れなきゃ始まらない、絶対うーんと言わせたい/かと言って「軽く紹介」するものじゃないだろうしなぁ。
ほんとうは、横溝正史やら江戸川乱歩は新本格ではないので、代わりに入れればよかったんですが、
綾辻行人や有栖川はほとんど読んだことないので。にわかですいません。
wideangle 『F』もなんか違うよねえ、と思ってしまう。
やはり最初を綾辻にするべきだったのでしょうが、前述の通りということで。