はてなキーワード: 装丁家とは
「出版」のボーダーレス化が進んでるし仕方ない面はあるか…。にしてもアホすぎるだろう増田が高校生ぐらいならしょうがないと思うが。
音楽と比較するのであれば、例えば作曲や演奏しているバンド=作家、プロデューサーが編集者、レコード会社=出版社。円盤を製造してる会社=印刷会社、ジャケットデザインなど=装丁家、みたいな感じなんだけど、プロデューサーがあかんくて売れない円盤なんて割と山ほどあったりするんだよね。同じように編集者や出版社がまともに働いてなくて売れないものも割とある。
一方で、音楽や映画はプロデューサーにも印税入るけど書籍編集で編集者が印税取ることないから編集者はひたすら気の毒ではあるね
子供の頃から両親に米粒を残すなと教えられてきたし、親戚に米農家がいるので米粒を残すことはなかったが、それを他人に強要したことはない。
結婚後妻が米粒を残すタイプの人間だと発覚し一度提案をしたら「わかった」といって残さなくなった。
その後親戚の米農家の手伝いをすると、「これをしたらもう残せないねー」と身をもって実感してくれた。
そして昨日……
妻「なにしてんの?!」
私「え?……漫画の帯を捨てているのですが」
妻「なんで捨てるの?!」
そう。私は漫画の帯を捨てるタイプの人間だ。コレクションとして持っているわけではないし、
帯が無いからといって作品自体の面白さが変わるわけではない。不必要な物だ。
しかし、妻はそうは思っていなかった。
妻「キミは米粒を残すなと私に言った」
私「は、はい」
妻「それと同じ!」
私「え?」
妻「装丁家に失礼でしょ!」
でも……捨てたい。
フリーマーケットでさ、マンガの主人公イラストが色紙に書かれていて、「作者の肉筆画!」って売られてたのよ。
買ったけど、他のファンから「贋作じゃねーか」と指摘された。
とりあえずこのイラストの真贋はおいといてさ、贋作だと仮定した場合、出版社って訴えられないんだってな。
出版社には書籍として製本されたものに権利があるから、ばらされてページをアップされたら訴えられるんだけど、キャラクターそのものの権利は無いんだってさ。
訴えるなら作者本人か、作者が組合みたいなものに加盟していればその組織がやるらしいんだけど、贋作イラスト色紙の作者や販売者を訴えるかというと、いちいちフリマを偵察してまわるわけでもないから実質放置。
俺のように信じて買ったものが「こんな色紙を買ったんですが、描いた覚えあります?」と質問しても、
「描いた覚えはありません。そんな悪い人がいるなんて、残念です」で終わり。
誰も俺を助けてくれない。(笑)まぁ作者に真贋を鑑定して貰ったわけでもないから贋作確定とは言えないが。
悪徳業者ウマーだよなー。
他にも著作権侵害に怒っているやつ、本やCD、レコードのジャケットをネットにアップしている奴に怒っているのは、まぁ俺は見たことがない。これ、装丁家への著作権侵害だろうに。ヤフオクで商品画像の流用に怒っているのなんて、マナーの視点だろ、可愛いもんだよ。撮影者としての権利を主張している人は少数だろうな。
他にも「権利者の権利を守れ!」って言ってる奴のどれくらいが「権利者の権利を強固にしろ!」と言っているのかが興味有る。「守れ」ってのは損してる分を取り戻せって意味だけど、「強固にしろ」ってのは自分だって今以上に金を払わないといけなくなる場合もある。さて何人言ってるか。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/070522/index.html
装丁家の鈴木成一氏がデザインの落としどころに悩んでいるとき。
正解の形が見えず、苦悶(くもん)するときもある。そんなとき、鈴木は、出来損ないの表紙を本に巻き、それを机に立てたまま、あえて別の仕事に没頭する。狙いは自分を無意識にすること。別の仕事に没頭し、ふとした瞬間に出来損ないの表紙が目に入る。その瞬間に何を感じるか、その感覚を探るのである。
悩んでも出てこないときに悩むのをやめることを選択するのってなかなか勇気がいるけど、こういうのって大事なんだなー。