フリーマーケットでさ、マンガの主人公イラストが色紙に書かれていて、「作者の肉筆画!」って売られてたのよ。
買ったけど、他のファンから「贋作じゃねーか」と指摘された。
とりあえずこのイラストの真贋はおいといてさ、贋作だと仮定した場合、出版社って訴えられないんだってな。
出版社には書籍として製本されたものに権利があるから、ばらされてページをアップされたら訴えられるんだけど、キャラクターそのものの権利は無いんだってさ。
訴えるなら作者本人か、作者が組合みたいなものに加盟していればその組織がやるらしいんだけど、贋作イラスト色紙の作者や販売者を訴えるかというと、いちいちフリマを偵察してまわるわけでもないから実質放置。
俺のように信じて買ったものが「こんな色紙を買ったんですが、描いた覚えあります?」と質問しても、
「描いた覚えはありません。そんな悪い人がいるなんて、残念です」で終わり。
誰も俺を助けてくれない。(笑)まぁ作者に真贋を鑑定して貰ったわけでもないから贋作確定とは言えないが。
悪徳業者ウマーだよなー。
他にも著作権侵害に怒っているやつ、本やCD、レコードのジャケットをネットにアップしている奴に怒っているのは、まぁ俺は見たことがない。これ、装丁家への著作権侵害だろうに。ヤフオクで商品画像の流用に怒っているのなんて、マナーの視点だろ、可愛いもんだよ。撮影者としての権利を主張している人は少数だろうな。
他にも「権利者の権利を守れ!」って言ってる奴のどれくらいが「権利者の権利を強固にしろ!」と言っているのかが興味有る。「守れ」ってのは損してる分を取り戻せって意味だけど、「強固にしろ」ってのは自分だって今以上に金を払わないといけなくなる場合もある。さて何人言ってるか。
要するに、当人が描いた覚えのない絵を「勝手に描いたことにさせられる」って事だろう?それって「著作者人格権」あたりには引っかからないのか? たとえば、正視に耐えないほどの...