はてなキーワード: 推理小説とは
でもでも小五郎のおじさん、それって、匿名さん本人が本当にスターをつけてる、ってゆうのが前提だよね?
そもそもあの記事は、「やりかた」を書いただけだよ? 自分の記事がそうなったからといって、主張通りスターをつけるとは言ってないわけでしょ。あの記事がスター乱舞記事になったのも偶然だしさ。
だって推理小説じゃないんだよ。犯人は必ず登場人物の中にいるってルールがあるわけじゃないでしょ? おじさんの推理が、本当の匿名氏から目をそらす結果になってるんじゃないのかなあ?
そもそもさあ、匿名ダイアリーって、やろうと思えば、誰にでも変装できるわけでしょう? 「中の人」って、はてなの人でもないかぎり、絶対にわかんないじゃん。
そう、
つまり、
「名探偵」に成りすますことだって、できるんだよね?
昨日は大変な目にあったわ、と思ってみて、そもそも昨日がどんな日だったのか忘れていることに気がつきました。どうもこの頃もの忘れが激しいようで、夕方になると今日の朝のことまで忘れている始末で、例えば洗濯機に入れていた洗濯物のことを忘れて生乾きの服を夜に家の中に吊り下げて乾かさなくてはならなくなったり、昼にカレーライスを社員食堂で食べてくるから、とお父さんが言っていたのを忘れてハヤシライスを作ってしまったり、同じ週刊誌を発売日に買って、違う日に「あ、これ買ったかしら。面白そう」ともう一度買ってしまったり。そういうことがよくあるのです。お前はボケてきたんじゃないか、とお父さんは言い出すのですが、反論できないのが悲しいです。自分自身、やっぱりとぼけた人間なんだなあと、今日買ってしまった三冊目の月刊誌の最新号を見ながら、つらつらと思ってしまうのです。
ところで、初春を迎えたからかどうか、ともかく暦通りに世界ではなべてこともなく時間が過ぎているようで、二月になったこのあたりでは既に河川敷や土手にたんぽぽや菜の花が咲いているのが目立つようになってきました。時折雪が舞い散ることがあるのですが、雪に半ば埋もれて凍ってしまったたんぽぽというのもなかなか趣深いものがあります。そう言えば昔、推理小説で夏なのに島に雪が降るという出来事の起きる作品を読んだことがありました。あれは何だったかしら……向日葵畑に降る雪のことを想像すると、なんだかとても素敵な風景に思われてきて、わたしは思わず自分の膝の上に乗せた美代子に万歳をさせて、雪が降ったらお前はやっぱり炬燵の中で丸くなるのかにゃ? と話しかけてみました。美代子は軽く欠伸をして、わたしの体から離れようとするので首根っこをがっちり掴んでやりました。ネコの分際で人間に逆らうとはふてえ奴。
あ、あらわたしったら。すみません。
ともあれ、美代子とわたしはそうして縁側に座って外の光景を眺めています。そうすると空から何かが降ってきたので、また雪が降ってきたのかなあ、お前はなんでそんなに寒いのが嫌なんだいねえ、と美代子に話しかけていると、それが雪ではないことに気がついたのです。それは家の裏山に生えているダイオウスギの花粉でした。ダイオウスギといってもわたしの家の裏山にしか生えていない突然変異種のスギですから皆さんは御存知ないかとは思います。ダイオウスギの花粉というのは普通の花粉よりもずっと大きいのです。
なにしろダイオウスギ自体が普通のスギよりもずっと大きいのです。空に突き刺さるかと思うほど太くて鋭くて大きくて、わたしが五人いてやっと樹の幹を囲えるかどうかというくらいの樹です。近所の人からはダイオウスギが他のスギや木々の栄養を奪い取っているんじゃないかと何度も伐採されそうになりましたが、わたしが必死に思いを敢えて何も言わないという形で伝えるべく無言電話を町長の家に500回ほどかけたところ、やっとおとなしくなってくれました。そのことをそもそもダイオウスギを植えた死んだ祖先のことを考えると、誇らしくなります。美代子の体に生えている毛を毟り取りながらそんなことを思います。美代子はすっかりぐったりしてしまったようですが、毛を毟られるとびくん、と痙攣しギャン、と大きな声をあげます。可愛い子です。
スギから放たれる花粉が少しずつ積ってきます。そう言えば花粉症に悩まされる人がこの時期は多いとか。国民の一割の人が花粉症に悩まされていると聴くのですが、ダイオウスギの花粉はそれこそ手で摘めるほど大きい粒なのでそれが鼻の穴に入ることはあまりありません。あったとしてもマスクをして歩けばそれだけで十分防御できます。わたしは花粉症のニュースを見るにつけて、我が家の先祖が植えた突然変異体のダイオウスギを世界中に植えれば花粉症は壊滅するのではないかと思います。もっとも花粉そのものを全身に被ってしまったことでアレルギー症状を起こして毎年死者が出ることもあるし、宙を舞う花粉が眼に入ってよく学校帰りの子供たちが自転車で転んで川に落ちたりしています。帯に短したすきに長し、というものなのでしょう。
こう思っていると何故か、とても裏山に行きたくなりました。子供の頃のようにダイオウスギの根元に行って、空から降ってくる花粉を浴びたいと思いました。わたしは別にダイオウスギの花粉でアレルギーを起こすことはありません。もみ殻と同じで、ちょっと体が痒くなるくらいです。わたしは美代子の首根っこを掴んだまま、サンダルを履いて外に出ました。
外に出ると広場で何か火の手が上がっています。騒ぎになっています。火事? でも広場だから燃えるようなものなんかないと思うのですけど、一体なんなんでしょう。わたしは行ってみました。すると、広場で中学生たちが花粉が降りしきる中、暴れていました。中央に燃えるものがあって、それが子供たちに囲まれているという状態です。何かしら?
それはリムジンでした。中学生たちはリムジンを真ん中において、シートかどこかから火をつけて、そのリムジンの燃える中を囲んで踊っているのです。ブランキー・ジェット・シティの歌そのままの光景です。あらあら、足元にいくつか瓶がありますわ。火炎瓶もあるのでしょうけれど、男の子たちが飲んだテキーラの瓶も幾つか見られます。テキーラの瓶の中にはトカゲが入っています。あの子たちったら、酒屋に強盗に入って上物の酒を奪い取った後、リムジンを盗んで広場で火をつけて遊んでいるのですね。若いというのは羨ましいものです。すっかりおばさんになってしまったわたしにはそのやんちゃさがとても好ましいもののように思います。
あの子たちったら若いわ。素敵。好き、大好き!
わたしはさっそくその広場に行って、おばさんも混ぜて頂戴、と彼らのひとりが持っているテキーラを手に取ろうとしました。すると男の子のひとりが、クソババアは縁側で玄米茶でも飲んでろ、と言ってテキーラをわたしから遠ざけました。なんて素敵な罵りの言葉なんでしょう。こうした言葉が吐けるのも若さならでは。だったらわたしは大人としてこの子たちを調教、いや矯正してあげなくてはなりません。
大人を舐めるんじゃねえぞこのションベンタレが! とわたしは絶叫して、広場の隅っこにあった金属バットを(その広場は子供たちがよく野球場として使っていたので、そうしたバットがたまたま置いてあったのです)降り回し彼らの脳天をジャストミートさせました。ひとりだけ逃げようとするヘタレな野郎がいたからそいつには特別に手足の四本の骨が折れる音がするまで痛めつけてやったぜ、けっ、大人を舐めるなこの糞ガキが。
あ、わたしったらやだ。すみません。
いったい何の話をしていたのでしょう。すっかり忘れてしまいました。私は手に持っていた美代子を火の中に放り投げると、悲鳴を背後に夕食のピザトーストを作るべくまた家に戻りました。振り向くと花粉は倒れた中学生たちの身を包み、そして覆い隠してしまいました。日に触れた花粉が燃えて火の粉となって舞い散る光景が素敵です。お父さんのトーストに睡眠薬を仕込んでくたばったあとにまた来てゆっくり眺めようと思って、私は家路につくのです。明日はどんな日になるのでしょうか。そうです忘れてしまった昨日ではなく明日のことを考えましょう。私のおじいちゃんの口癖でもありました。明日が楽しみである。
推理小説には毒が染みこんでいる気がするよね
人が死なない推理小説。萌え絵はないけどラノベ寄り。寄ってちゃダメか。
ついでにこのURL先が参考になりそうだったのでいちおう。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1117964526
「別に何も言わないと思うんだ。」
その根拠を教えてくれませんか?
星氏はエッセィでSF小説の書き方を書いているけど、アイディアが出るまで七転八倒して、
盗作とか「焼き直し」の誘惑を退けるのに必死になったと書いているから、
俺は言うんじゃないかと思っている。
しかし、仮にこの平成20年に星氏が生きているとすると、
アイディア勝負の時代じゃない、アイディアを料理する腕の時代になっているから何も言わないと思う、
というのであれば、そうかもしれないな、と思う。推理小説がそうだし。
星氏が誰かのパクリをしたって、うーん、俺は聞かないなあ。そうなの?
筒井氏が仲間内の冗談話を片端から作品にしちゃったってのは聞いたことがある。
あと、私生活での星氏は毒舌家だったというし、結構根に持つタイプだったと聞くよ。
だからあなたがそう思う根拠を教えてくれると嬉しいです。
http://anond.hatelabo.jp/20080721222220
アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本
…
まあ、どのくらいの数のミスオタがそういう彼女をゲットできるかは別にして、「ミスオタではまったくないんだが、しかし自分の探偵小説趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らない日本の古典探偵小説の世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、戦前と戦後の日本の探偵小説のことを紹介するために読ませるべき10本を選んでみたいのだけれど。
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴う三大奇書は避けたい。
できれば短編、長くても中編程度の分量にとどめたい。
あと、いくら戦後を含むといっても高度経済成長期の雰囲気を醸し出す作品は避けたい。
古典SF好きが筒井康隆は外せないと言っても、それはちょっと現役だし、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
ミステリ知識はいわゆる「少年探偵団」的なものを除けば、シャーロック・ホームズ程度は読んでいる。犯人当ては苦手だが、頭はけっこう良い
という条件で。
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「本陣以前」を濃縮しきっていて、「本陣以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。長さも丁度いいし。ただ、ここで探偵小説批評トーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
このプロットの複雑な作品について、どれだけさらりと、ネタバレにならず単調すぎず、それでいて必要最小限の宣伝惹句を彼女に伝えられるかということは、ミスオタの「編者解説&訳者あとがき能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。
アレって典型的な「ミスオタが考える一般人に受け入れられそうな探偵小説(そうミスオタが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのものという意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。「ミスオタとしてはこの二つは“文学”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
ある種のSFオタが持ってる科学への憧憬と、新青年監修のミスオタ的な本格トリックへのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも海野的な
を中心として、昭和の香りのするとぼけた世界観を作り上げているのが、紹介してみたい理由。
たぶんこれを読んだ彼女は「八○屋○○だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。大阪圭吉が戦死したこと、彼の作品が戦前の推理小説としては破格の完成度を持っていること。戦後なら実写テレビドラマになって、それがお茶の間を賑わしてもおかしくはなさそうなのに、死んでからはその存在すら忘れられてしまったこと、なんかを非ミスオタ彼女と話してみたいかな、という妄想的願望。
「やっぱり本格探偵小説は男性読者のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは『牧師館の殺人』でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける水谷準の思いが好きだから。
断腸の思いで女流探偵キャラを作って、彼女が車椅子の障害者、っていうのが、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「社会的弱者」への視線がいかにも新青年的な左翼だなあと思えてしまうから。
カナカナ姫の性格を俺自身は詮索好きとは思わないし、限りなく魅力的とは思うけれど、一方でこれが乱歩や正史だったらきっちり狂人にしてしまうだろうとも思う。
今の若年層で岡本綺堂を読んだことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。乱歩よりも前の段階で、探偵小説の技法とかは捕物帳で基礎を築いていたとも言えて、こういうクオリティの作品が雑誌連載でこの時代に載っていたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなく探偵小説好きとしては不思議に誇らしいし、岡っぴきといえば銭形平次くらいしか知らない彼女には読ませてあげたいなと思う。
夢野の「近代の文学は総て探偵小説である」という思想をミスオタとして伝えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「狂気と近親相姦」的な感覚がオタには共通してあるのかなということを感じていて、だからこそ最近の妹萌えブームは『瓶詰地獄』以外ではあり得なかったとも思う。
「社会から逸脱して虚構的性愛を生きる」というオタの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「オタクの気分」の源は『瓶詰地獄』にあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。こういうゴシック風味の殺人事件をこういうかたちで密室化して、それが非ミスオタに受け入れられるか気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的に神津恭介を選んだ。
密室から始まって密室で終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、戦後の社会派ミステリの先駆けとなった作家の処女作でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。
「駄目だこの幻影城は。俺がちゃんとしたリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。
いやいや、日本こそ語る必要がなかったけど、外国こそ語らないと駄目なんよ。サブカルは。
外国ではマンガでいうと「ポパイ」のような暴力描写のものは駄目だし、(映画「バイオ・ハザード2」で子供を銃で撃たなかったり、映画「GODZILLA」でもアメリカ軍が負けるのは御法度とかいろいろある)
韓国では長幼の序を乱すようなもの、駄目でしょ。教師が悪役のとか。
ちなみに中国では結社の自由がないから工房とかスタジオのような形式はビクビクしながら作らないといけないらしいし。
フィリピンでボルテスVだっけ、マルコス政権下で強制終了させられたの。これ、オタキングのホラかな。
1970年代末期に小松左京が集英社文庫の「SFセミナー」で、SFこそ地球民主主義の基礎になると書いていたけど、
それから30年たってもそんな兆しはないし。
(話しは違うが中国や韓国では「金田一少年の事件簿」が読まれることはあっても推理小説が売れないってね。
確たる証拠とか人権とか論理的な推理というものに価値を認めない文化圏だし)
日本文化はマンガやアニメ以外でも童話から、幼少期から西遊記に代表される中国古典からサンタクロースに代表される北欧・キリスト教圏の文化まで違和感なく接しているけど、こういうのって世界的に見ると非常に希だと思うのよ。
そういった一切合切を「日本の子供文化」として括って、「オタク」ってのはその上に生まれて一口じゃ説明できないものになってるけど、外国人はその表面しか見てないでしょう。
タダでさえクリスマスを祝った一週間後に寺社仏閣で手を合わせる国民って奇妙だねって自分の文化を「外国人には理解できないだろうなぁ」って面白がって笑っているんだし。
エンタな作りだったし、非常に良かった。途中で寝なかったw
ポニョがアドリブの固まりなら、こちらはまるで推理小説の様に理屈で綿密に
構築されている様な作りだ。
イノセンスは、世界に広がりがなく、小さな事件で終わってしまってがっかり、
みたいな部分があったが、今回は違う。舞台装置たる世界設定が良く
できているというか、世界(認識)に対する説明自体が、「推理小説を解くように」
CGと手書きアニメのギャップは相変わらず。いや、さらにギャップが大きくなって
いる。具体的には、CG中心の時は実写的なカメラワークを使っている。チャレンジ
としては面白いかも知れないが、正直まだこなれていない/未完成感はあった。
ヒロインの最後の笑顔は、なるほど、そうやって人は年を取っていくのか、という感じ
だった。パンフまで買ってしまった。(ポニョは買わなかったんだが)
興味のある方は映画館で見るべきだと思う。
ドグラ・マグラ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card2093.html
瓶詰地獄 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card2381.html
創作人物の名前について http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card2138.html
少女地獄 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card935.html
江戸川乱歩氏に対する私の感想 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card2128.html
懐中時計 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card46823.html
探偵小説の真使命 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card2135.html
黒死館殺人事件 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000125/card1317.html
科学者とあたま http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2359.html
ジャーナリズム雑感 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2492.html
電車の混雑について http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2449.html
科学上における権威の価値と弊害 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card42693.html
量的と質的と統計的と http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2350.html
アインシュタイン http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card43074.html
化け物の進化 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2346.html
アインシュタインの教育観 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card43075.html
ニイチェに就いての雑感 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/card1766.html
純情小曲集 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/card1788.html
桜の樹の下には http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/card427.html
檸檬 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/card46349.html
山月記 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card624.html
悟浄歎異 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card617.html
李陵 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card1737.html
名人伝 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card621.html
セロ弾きのゴーシュ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card470.html
ツェねずみ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card1949.html
やまなし http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card472.html
グスコーブドリの伝記 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card1924.html
銀河鉄道の夜 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card456.html
農民芸術概論綱要 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card2386.html
注文の多い料理店 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card43754.html
夢十夜 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card799.html
こころ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card773.html
草枕 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card776.html
道楽と職業 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card757.html
吾輩は猫である http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card789.html
私の個人主義 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card772.html
田山花袋君に答う http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card2370.html
蟹工船 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000156/card1465.html
老妓抄 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000076/card447.html
狂童女の恋 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000076/card986.html
人間失格 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card301.html
小説の面白さ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card1604.html
如是我聞 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card1084.html
トカトントン http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card2285.html
お伽草紙 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card307.html
女生徒 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card275.html
駈込み訴え http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card277.html
斜陽 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card1565.html
グッド・バイ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card258.html
葉 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card2288.html
走れメロス http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card1567.html
侏儒の言葉 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card158.html
河童 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card69.html
藪の中 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card179.html
文芸的な、余りに文芸的な http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card26.html
あばばばば http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card14.html
蜘蛛の糸 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card92.html
夜長姫と耳男 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42614.html
堕落論 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42620.html
桜の森の満開の下 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42618.html
不良少年とキリスト http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42840.html
推理小説論 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card43189.html
教祖の文学 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42864.html
阿部定さんの印象 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42883.html
深夜は睡るに限ること http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card43159.html
青春論 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42624.html
風と光と二十の私と http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42615.html
日本文化私観 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42625.html
勉強記 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42623.html
風博士 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42616.html
「いき」の構造 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000065/card393.html
少女病 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000214/card1098.html
蒲団 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000214/card1669.html
セメント樽の中の手紙 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000031/card228.html
支那人の食人肉風習 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000372/card4270.html
支那人間に於ける食人肉の風習 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000372/card42810.html
最終戦争論・戦争史大観 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000230/card1154.html
十八時の音楽浴 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000160/card865.html
音楽の反方法論序説 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000059/card374.html
手袋を買いに http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000121/card637.html
あたらしい憲法のはなし http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001128/card43037.html
尾崎放哉選句集 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000195/card974.html
僕の読書法 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000040/card46359.html
大阪の憂鬱 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000040/card46499.html
読書子に寄す http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001119/card42753.html
小さなメディアの必要 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000117/card611.html
死者の書 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000933/card4398.html
平安朝時代の漢文学 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000284/card3340.html
公開書架(Open-shelf-system)につきて http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001227/card46210.html
善の研究 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000182/card946.html
絶対矛盾的自己同一 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000182/card1755.html
一握の砂 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000153/card816.html
役人学三則 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000922/card43242.html
言語体の文章と浮雲 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000051/card1446.html
在りし日の歌 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000026/card219.html
ルバイヤート http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000288/card1760.html
阿Q正伝 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001124/card42934.html
伽藍とバザール http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000029/card227.html
あのときの王子くん http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001265/card46817.html
まざあ・ぐうす http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000000/card546.html
ラプンツェル http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001091/card42309.html
アメリカ独立宣言 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001189/card45257.html
ガリバー旅行記 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000912/card4673.html
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なんか色々同情するな。
SFにハマった季節が来たときはそんな空想本ばっかり読んでいないで現実の本を読めと怒られた。
文学は空想だろw
増田の言う通りだよ。文学は空想だ。だからSFも当然文学だ。別に、たとえば”SF界の抒情詩人”ブラッドベリや、”哲学者”フィリップ・K・ディックだけが文学だと言うんじゃなくて、ハインラインだってアシモフだってJPホーガンだって、あるいはオレが中学時代少しエロい興味で読みふけってたバロウズだって(笑)文学だ。ちなみにオレも小学校のときは推理小説が好きだったし、純文学的なものは高校に入るまでほとんど読んだことが無かったな。高校時代には教師のすすめるままに読み狂った。まあ半分も分からなかったが。
…まあ、気の毒に思うのでもう少しサービスする。
今でも人を疑うのは好きではないが、そんなものは実戦経験で嫌でも身につく
「簡単に信用しない」といったのは「批判的(critial)にとらえて理解する」ということだ。「信用しない(distrust)」だけなら子供でもできるだろ。
「歴史」を学ぶことに文学を学ぶことと同じような効果がありうることは理解するが、それは歴史学本来の目的とは違って、単に歴史を「文学を読むように」読んだ結果ではないのか? また、部活動のような合目的的なある程度等質な人間集団で、真に「異質な他者・異文化との出会い」や「自分を遥かに超える思想体系との出会い」が得られるかどうかは難しいな。音楽系の部活動でなら、たとえば過去の偉大な音楽との出会いなどでいくらかそれに近い体験は可能かもしれないが、誰もが使っている「ことば」を媒介にすれば全体に対して正課の授業時間内でそれができるわけだろう。部活(のそういう効果)に意味があるのなら、より低コストにかつ誰にでも体験可能な形で、国語の授業時間内でそれを行うことにはもっと大きな意義があるんじゃないのか。
それに人を楽しませる文章は文学なのか?
時代小説、ラノベ、歴史書、SF、ファンタジー、推理小説は好きだが文学
少なくとも純文学とは言わないだろう
「純」文学というのは、文学の中のものすごく狭い(それも日本限定の特殊な)ジャンルに過ぎないので、その変な教師に教え込まれた変な定義は正直忘れた方がいい。実は、増田の受けた教育の中でもっとも有害なのがその頑なな思いこみだと思う。俗に、教え込まれた「内容」よりも自然と学び取る「根本姿勢」こそ教育の本質的な価値だというが、増田の場合、まさにその「根本姿勢」の部分でバッチリその変な教師の影響を受けている(だから気の毒に感じるのだが)。
再度言うが、上で書いたとおりSFは当然文学だしラノベだって文学に決まってる(疑うなら、どこの大学の文学部文学科の適当な研究室に電話して、気の済むまで聞いてみても良い、以下の内容も含めて)。大体「純文学」などというジャンル分け自体が、過去の歴史上のある特殊な「考え方」に過ぎないというのが、現在の一般の評価。純文学新人賞という主旨のはずの芥川賞にしてからが、最近は(大衆文学新人賞という主旨の)直木賞と見分けがつかん、というより正直受賞作は逆じゃねえのか、と言われるようになって久しい今日この頃。だから、生徒に「純文学こそ文学!」とかそういう価値観を押しつけてブンガクばかり論じたがる古い文学青年崩れの困った教師に教わった不幸には同情するが、とりあえずそれは忘れて、現代の「文学」観に目を向けるべき。たとえば、今や現代思想をまともに語れないようでは高等学校現代文教師というのはやってられないのだぜ。
その証拠に、昨今の大学入試の「現代文」というのがどういうものを取り扱っているか。小説(それも純文)なんてほとんど出ない。出るのは大抵現代思想関係で、ざっとキーワードを例示してみると「記号・身体・空間・言語論・メディアと情報・文化論・芸術論・経済・教育・日本論・近代主義・心理学・倫理学・宗教・歴史学・国民国家・テロ・文明の衝突・ポスコロ」……etcだ。大抵の国語教科書は、これらのテーマに可能な限り触れるようにしてるし、これ以外のマイナーなテーマ(たとえば少数民族問題・沖縄・差別・風景論・都市論・スポーツ・時間論・労働・高齢化社会…etc)を取り扱ってそれをウリにしようとしてる(さらに言えば、気の利いた会社なら、中学校の教科書から生徒が自然とこれらのテーマに触れるように仕組んでいたりする)。教師はそれを意識して、生徒の理解力と相談しつつ、何をどのくらいどういうシステムで学ばせるか考えてる。このへん詳しく知りたければ「教養としての大学受験国語」(石原千秋)でも読んでくれ。さらに、小説の読解についても、「この小説のテーマはなんでしょう?」なんて寝言を言って漫然と黒板の前でむにゃむにゃと自説を垂れ流してるようでは商売あがったりで、一行一言に込められた含蓄をあの手この手でどのくらい掘り起こせるか、読む作業の中にセンスオブワンダーを感じさせることができるか、たとえばわずか一つの比喩にどのくらいの意味と力が籠もっているかを解き明かせるか……それだけの文学理論の裏付けと力量が必要になる。これ全部「高校国語(現代文)」の仕事なのだな。
それに、「学校国語」で扱える領域なんて、実際に大人が出会う「国語や文学」の領域全体の広さに比べれば、庭の池みたいなもんだ。雑誌の編集後記だってエロ小説だって新聞記事だって漫画だって、「ことば」の介在するコミュニケーションの領域は全てが「文学」フィールドだ。その意味での「文学」教育というのは、メディアリテラシーの教育であり、社会学であり哲学教育であり、知的好奇心の喚起であり、ひいては大学以降のあらゆる高等教育の基礎を為す重要な資質(少なくとも読み書きという点だけを取っても)の育成なわけで、これから「知の大海」に漕ぎ出す生徒にとって国語が必修科目であるのは当然すぎるほど当然なことなのだ。
まあそんなわけで、困った「国語教師」との出会いには重々同情するが、「国語」という教科の意義を疑うなら、これらが全部無意味だということを示してくれるか、あるいはそれを全て外の教科で代替する(たとえば論理的思考力の育成なら英語科の授業内で全て行う、とか、ギリシャ哲学に始まり構造主義と記号論に至るまで全て倫理で教えるとか、メディアリテラシーは情報で、日本文化論は日本史の教師が、芸術論は芸術の教師が教える、とかしてくれると、かなり楽だが、多分嫌がられるだろう。なぜなら、これらを教えるための大前提としてあらためて『膨大な本を読まなくてはならない』から。だから結局、これらは国語の教師がやれということになってるのではないかと推測する。そんなわけでこれらの提案は余り現実的ではない。やれやれ。)現実的な対案を示して頂く必要があろうと思う。
どうだろう。増田の言ってるような狭い意味での「ブンガク」授業に価値がないということを否定しているのではない。むしろそこに関しては積極的に同意だ。こちらが言ってるのは、あくまで「国語」というのがもっと広い領域を扱っているということ、だからこそ「国語」を否定するのは間違いで、実際にそれは必要とされているのだ、ということなんだよ。
なんかトラバがずいぶん
その教師というか
小中高と出会う歴代国語教師はそんな感じ
小学校時代はつらかった
ほとんど全科目、その文学脳に教わることになるから
SFにハマった季節が来たときは
そんな空想本ばっかり読んでいないで現実の本を読めと怒られた。
文学は空想だろw
面白い本が他にもたくさんあると知ったのは少しあとの話。
ちょっともったいなかったなあ。
自分の場合は面白いと思う本は読み続けたので害はないと言えば無いのだが
未だに文学の良さは理解できない
こんな科目要らないだろ
想像だが、中学まではそんなに国語の成績も悪くはなかったんじゃないか?
「人の言うことを簡単に信用するな、欺されんな。」
「他人が何言ってるか分かるようになれ。言葉の裏に何があるか考えろ。」
「でもって、自分が何を言ったか、も、気付けるようになれ。」
「それが出来て始めて、お前は隣にいる『他人』と握手ができるんだぜ。」
一貫して国語の成績は悪かったよ
今でも人を疑うのは好きではないが、そんなものは実戦経験で嫌でも身につく
と言うかその「高校国語」とやらははむしろ歴史や部活の役割であって
自分から他人を楽しませることが出来るかどうかと言われたらそれなりに自信はあるし
それに人を楽しませる文章は文学なのか?
時代小説、ラノベ、歴史書、SF、ファンタジー、推理小説は好きだが文学
少なくとも純文学とは言わないだろう
あんたが「クズ」と切って捨てた作家が、本当の所どんな人生を送ってどういう考えの果てにその作品を書いたか考えたことはあるか?
考えたことあるが、アキバ加藤より遠いところに存在して、優先順位も低い
そもそも表現された文章を面白いとは思えないので作者にまで興味が持てない
国語教師もそうだったが文学好きには小説と現実の区別がついていないと思う
だから、空想のロマンスを実現しようとするから不倫したり、生徒に手を出したりするんだよ
で、うまくいかなくてひねた性格になって
算数が生徒より出来ないからって生徒に八つ当たりするなよ
不倫を弁護するつもりはさらさらねーが「頭の足りない不倫儲氏ね」じゃなくて人間がどうしてそういう馬鹿なことをしてしまうかに興味は?
不倫に至る理由に関しては興味はあるが
それを見苦しく正当化しようとするのは見てらんない
日本は中世か、というタイトルにしたのは、またもやあちこちで「魔女狩り」が始まりかけているからである。契機となったのは宮崎某による幼女殺人事件である。まずここで「おたく族」がやりだまにあげられた。「おたく族」とは少女マンガやアニメの総称である。年に何度か開かれるコミックマーケットのようなものに行って、先鋭化したマニア向けの同人誌などを買いあさる。情報交換などするときに「おたくの場合さあ・・・」といった口調でしゃべるので「おたく族」と呼ばれる。宮崎はこの「おたく族」だったのか、部屋の中に多数のアニメビデオや専門誌を置いていた。こうしたアニメやコミックの中ではロリコンものやパロディポルノに需要が多い。人気番組のキャラクターを使ってエッチなことをさせる。同人誌の多くははっきりと性器を描いた、完全なポルノである。ロリコンものにしても、現実の少女を使うとたいへんな事になるが、アニメやコミックですれば問題はさしあたって起こらない。そういう世界では、たとえば8歳の少女とセックスメカノイドとの激しいセックスが描かれていたりする。僕もそうしたコミック誌やアニメを見たが、これは確かに立つ。おたく族の青年が、もはや現実の女性にセクシュアリティを感じなくなる、というのも分かる気がする。ところで、おたく族を現実逃避だの男性性の欠如だの気味悪いだの小太り色白だのと陰口をたたくのは勝手である。そうした陰口は吐いた本人の品性の貧しさをあらわすだけで、実際に論陣を張れば、シャープで理知的なおたく族の前ではひとたまりも無いだろう。おたく族というのは実際、一本のアニメをより理解する為にフィリップ・k・ディックから南方熊楠までまで読んでしまうような、そういう人種だからである。ところがここに至って、宮崎某がおたく族であったという事実が、世のおたく族嫌いを有頂天にさせているようだ。「宮崎=おたく族」であっても、この場合逆もまた真なりとはならない。正しくは「宮崎=おたく族のうち一人」である。しかし、魔女狩りをする群集には理も否もありはしない。現実にあるロリコンアニメをつきつけては、どうだどうだと迫る。「おまえも、こんなことしてみたいといっつも思ってるんだろうが、えっ!?」
もちろん彼らはそう思っている。思って思って自分と戦った結果、道義的責任のないアニメの世界に安住場所を見つけたのである。
二次元の世界しか欲望の対象を持たない彼らは、およそこの現実の世界では一番犯罪を起こしにくい人種なのだ。嘘だと思うなら、この世の中からロリコンアニメをすべて撤収してしまうといい。その場合、幼女姦が増えるかを統計的に見れば分かるはずだ。その場合、幼女姦が増えたとして、その責任は誰がどうとるのか。同じことがホラーに対しても言える。宮崎の事件を契機にしてスプラッター・ホラーへの抑圧が始まっている。これはやはり宮崎の部屋に「ギニー・ピッグ」のシリーズが置いてあったことに端を発している。「ギニー・ピッグ」は僕自身は最初の一本目と、シリーズ中の「ピーターの悪魔の女医さん」というのを見た。ピーターの方は大笑いのブラックコメディ集である。一本目の方は監禁した女の子をなぶり殺しにする過程をビデオに収めた、という設定で、アメリカに実際ある「殺人ビデオ」の雰囲気を出そうと苦労している。スタッフは苦労しただろうが、見ているこっちはうそ寒くて鼻で笑うしかないような作品だ。
しかし、世の中で事件が起きると必ずこの手の反動が起きる。「ギニーピッグ」をかばうわけでも何でもないが、犯罪が起きるとマスコミはその犯罪の尻をどこかに持っていってつじつまを合わせたくなるようだ。知能犯罪が起きれば犯人の本棚からその手口のもととなった推理小説を探す。その結果、著者がコメントを求められて、「私の小説が動機となったのなら、残念なことだ」と述べたりする。
この場合「動機」は小説ではない。「金ほしさ」である。僕がもしこの作家の立場に立たされたらはっきりとこう反論する。
「犯人の反抗に対して私の作品が与えた因果関係を、誘導尋問によらず自白させてほしい。その上でそれが犯人の自分の犯行に対する他への責任転嫁ではという、なんらかの証明をしてほしい。加えて、犯人がもし私の作品に接していなければ犯行に至らなかったどうか。なぜ私の作品に接した多数の人間の中で、”犯人以外の”大多数は犯行に至らなかったのか。それを説明してほしい」
ロリコンものの場合も、一般のポルノの場合も、スプラッタホラーの場合も同じことである。何らかの表現行為に起因して犯罪が起こるというのは空論だ。すべての表現、たとえそれが芸術的に無価値な、便所の落書きのようなものであったとしても許容されなければならない。ただし、見たくない人は見ずにすむという「自由」の上においてだが。そういう意味ではスイッチを押せばどんな画像が出てくるか分からないテレビなどのメディアは、この条件を満たせない。しかし、映画やビデオや出版物はそうではない。パブリックなメディアとパーソナルなメディアを混同されては困る。その上に、異常者の犯罪と表現メディアを対にして考えては困る。そして、もっともっと困るのは、犯罪者とその家族をいっしょくたにして考えられることだろう。それこそ中世の「一連托生」の考え方なのだが、マスコミはそうした前近代的なことを平気でやってのける。今回の宮崎の事件にしても、僕は某誌の「誰も書かなかった真実」なるレポートをみて驚いた。
そこには宮崎のおじいさんの代にわたって家庭内のことが掘り起こしてあったのだ。おじいさんに愛人がいて夫婦仲が悪かっただの、お父さんの性格が「お調子物」だの、etc。そうした家庭環境が犯行の遠因になっていたかのような書き方だが、それはレポーターの大義名分に過ぎない。本質的にはこうした家人のことというのは「ご近所のヒソヒソ話」であって、オフィシャルに出されるものではない。犯罪者の家人だからこそさわってはいけない。殺された子供の親同様、この人たちもいやされようの犠牲者であるからだ。それをじいさんの女関係までさかのぼって掘り返すとはどういう神経なのかと思う。こんな事件のせいで、おたく族もホラーファンも犯人の親族も大迷惑をこうむってるわけだが、少なくともこうしたことだけは宮崎一人のせいではない。人間の中の魔女狩りの古い記憶、「はらい」や「みそぎ」の感覚、ならびに窃視願望がこうした見当違いの弾圧を起こさせるのだ。「時の勢い」というのは恐ろしいものだから一度はずみのついたこうした力は加速度持っていくことも考えられる。ホラーもアニメも誰かさんの総チェックを受けるようなことにになるかもしれない。
人間とはどうしてこう干渉や規制が好きな動物なのだろう。人の楽しみはほうっておけばいい。禁止しても放置しても、犯罪は起こるのだ。
なんてこった…
確かに2chまとめ系サイトで、ちょくちょくこのゲームの名前は見た。
「おおげさな・・・」と思っていたがしかし、
やられた。
何度も読み返して、肝心の日付もちゃんと考慮に入れていたが、まさかこうくるのか。
これに気付けた人は、いたのだろうか?
ひぐらしは1%だったそうだが、これはもっと低いだろうな。
いや、でも判る人はわかるんだろうな。
俺は推理小説の類はあまり読んだことがないからな。
まずは寝る。明日の朝、残りをちゃんとやろう。
http://anond.hatelabo.jp/20080306225620
ココは何者なんだ?
空は全て知っているはずじゃあ?
少年編の武は何者?
武編の少年は何者?
しかし何もかもうまい具合にはぐらかされてたんだな…
以下では、官の頂点にある旧大蔵省をとりあげ、行政権力の根を見ます。行政権の枠を決めるのは法です。法は国会が決める。国会議員は国民が、代議員制度で選ぶ。
国民主権で国民の権力が至高だというのは、形式論です。実体論では、国民は統治される者であり、中央官庁が統治者であると言っても過言ではなかった。
キャリア官僚を選ぶ国家公務員試験第1種(上級公務員試験)には、昨年
38,841名が受験し、合格は1,228名。32倍の狭き門です。(試験は、隋・唐時代の、官僚選抜の科挙の伝統を引く感じです)
約半数くらいは東大で、国公立、私立が続きます。毎年1200??1500名くらいのキャリア官僚が生産され、現在5万人が在庫されていると見ていいでしょうか。
合格者の一次試験、二次試験の順位で、省庁への順列的な割り振りが決まります。各省庁は、競い合って成績上位者の確保を運動します。なぜでしょうか? ここに官僚が生産する「商品」の特殊性が関係しているのです。
1回のペーパーテストの成績が、能力やその後の仕事の成果と、どう相関するか?民間企業では、ほとんど無関係というのが結論でしょう。
企業が販売するのは「商品」であって、文書作成や言語能力ではないからです。
官僚の作業能力、そして行政権力のもとになるのは、文書作成と法の解釈能力、及び利害の調整能力です。それ以外に、商品はない。
(3)彼らが「生産する商品は文書」である、と言っていいのです。
(1)マスコミや野党から突かれる隙のない論理で武装した文書を作って、
(3)説得的に説明し、調整するのが官僚の仕事であり商品です。
【上級公務員試験と入省年次】
上級公務員試験の成績順位と、入省年次がその後付きまとい、事務次官候補のエース組みが選ばれ、将来のポジションの序列を決めます。その意味での「実力主義」です。次官競争での落伍者は、天下る。
成績トップクラスの入省先は、大蔵省です。大蔵省のみは官僚の中の官僚で、特殊ポジション。
言語能力の優秀さで政治家と他の省庁を説得し、切れる頭脳で他を圧倒しなければならない。
(01年1月6日から、省庁再編で財務省になり、金融部分が金融庁に切り離されました。実態はさほど変わっていない。以下ではあえて大蔵省という、伝統的名称を使います)
なぜ、大蔵省がこの国で特殊ポジションであったか、理由があります。
(1)80兆円の省庁の予算編成、配分権を持つ。(主計局)
(2)国債の発行権を持つ。(主計局)
(3)残高414兆円の財投の配分権を持つ。(理財局)
(4)民間金融機関の認許可、指導権を持つ。(銀行・証券・保険局)
(5)税を決め、徴収する権限を持つ。(主税局・国税庁)
以上5つで、国家のマネーの出入りの急所、及び民間銀行マネーの急所を、押さえていたのが大蔵省です。
他の省庁は、大蔵省に対して、一段低い予算申請団体の位置です。
信じられない位の、権限の集中です。
大蔵省の官僚は国税庁を含めると8万人。1%の800名がキャリア官僚。どの省庁でもノンキャリアは、1%のキャリア官僚の支配下にある。画然とした、不文律の身分制度がある。
公式的には三権分立で、行政は法の執行であり、法と制度を決めるのは立法(国会)です。
ところが立法の実務、つまりほとんどの「法案、予算案の作成」は、各省庁のキャリアが行い、自民党の実力者との調整で決めますから、実質権力と言えるのです。
【予算委員会という場の機能】
最も重要な「予算委員会」で、予算の中味の審議が行われますか?そこで、予算が変わりますか? 決まったことを通す、形骸化した儀式です。テレビ中継を見れば分かりますね。
質疑の内容は、マスコミが取り上げた問題や、大臣、首相の発言の追求です。予算配分の調整が問題になった審議は、見たことがない。国会の各委員会は根回し、調整が終った後に、野党の顔を立て、国民とマスコミへに対するガス抜きの場になっている。
▼ここで蛇足的な逸話:民間銀行に対する恐怖型支配
ある銀行の支店に大蔵検査が入った。検査官に混じって1人、入省2??3年くらいのキャリア組みがいた。銀行にとって、大蔵検査は鬼より怖い。次長が応対した。新米キャリア官僚が、銀行業務のイロハも知らないような質問をした。
次長は「これはどこの銀行でも同じでして・・・」と説明した。キャリア官僚は、「他行のことを聞いているのではない。この処理の説明をせよ」と、怒り始めた。無知をさらしたことを恥に感じたためです。そのキャリアは、怒りで手を震わせていたという。
次長は、思わず「こわっぱ役人が・・・」と小声でつぶやいた。それが聞こえたのか、後日、銀行に、「貴行の**支店で不穏当な発言があった」と伝えられた。その次長は、数日後に銀行を退職した。
これに類する逸話は、多数です。当然、公式には明らかにならない部分です。法に基づかない、恐怖権力です。大蔵省の銀行支配には、恐怖権力が根にあった。
省庁にタテをつくと、他の認許可や検査、指導のどこで仕返しされるか分からない。これが、民間企業が行政へ恭順を示す理由になっている。法や税法は、字義通りの執行を行えば、企業を潰すことくらいはできるからです。生殺与奪の権がある。
私の狭い経験からも、十分に首肯できる話です。
(ソースは明かせません)
▼銀行の3分類
銀行の頭取と頭取含みの役員は、大蔵省系、日銀系、独立系に分けることができます。独立系に対する大蔵検査は、厳しくなる。(現在は金融庁)
大蔵権限の根は、銀行が破綻した時、国家が国民の預金を保証することです。つまり銀行は、民間企業として実態的には独立した法人ではない。真の株主は、大蔵省でした。
民間銀行が天下りを受け入れるのは、行政指導と認許可で有利な取り計らいを受けること、行政のインサイダー情報の、取得のためです。
銀行は、箸の上げ下げに至るまで監視されていた。
大蔵権力に90年代後期から陰りが見えたのは、大蔵省が銀行の不良債権問題の深刻さ、巨額さを見誤ったことに起因します。
1997年の第一次金融危機が起こるまで、大蔵省は不良債権の寡少見積もりをしていた。対策が後手に回り、銀行の信頼と民間の信頼を同時に失ったのです。
▼しかし今後の政策の、裏の意味を「憶測」すれば
【ペイオフの裏】
2003年4月から開始される「ペイオフ」も、大和銀行NY支店の米国債ディーリングの巨額損失隠し事件が表面化した1995年から、事毎に、大蔵省に反発してきた銀行への、意趣返しといった面を含んでいると感じますね。
【95年の大和銀行NY支店事件】
大蔵省(西村銀行局長)は、大和銀行に<損失隠し>を指示していたことは明らかになっています。しかし、米国SECに叩かれると、大和銀行が勝手にやったと押しつけた。行政のこうした時の指示は、口頭です。
大和銀行NY支店の損失隠しは、象徴的な事件でした。
【ここまで言うと、危険でしょうか・・・】
2002年4月からのペイオフの実施では弱体銀行に預金引き出しが起こり、日銀特融、または政府資金投入、合併が必要になり、再度、世論とマスコミをバックアップに官の権力拡大をする機会を狙っているように思えるのです。
信用金庫や地銀では、すでに、預金減少が現実に起こっています。
米国の銀行でも、事実上のペイオフは金融システムの混乱の害が大きいので実施していない。米国情報は、選択的に利用されます。
【不良債権問題の早期解決】
小泉内閣が掲げる不良債権の処理も、銀行の自己資本と利益での処理では不足することは、誰が見ても分かる。
金融のシステミック・リスクを避ける手段は、政府資金注入になる。分かり切ったことですね。
政府資金注入は、金融庁、大蔵省、日銀の権益、天下り先の拡大です。国民の金融資産を守るために「やむを得ず」そうせざるを得ないというふうになるのが、一番望ましい。
こうして、時代、時代の世論、マスコミ論調、学説を使い、予算をつけ権益の拡大を行うのが、省庁の自己肥大の基本手法です。
以上は「憶測」です。しかし憶測しか方法はない。
誰も、言わないからです。
世の中の事象は、実は、語られないことに重要なことがある。
ペイオフの後、不良債権処理の後、銀行の支配がどうなるかを詳細に見れば、憶測が正しいかどうかわかるでしょう。観察して下さい。
キャリア官僚の最終的な狙いを判断する時は、「推理小説の手法」が、役に立ちます。
「この政策と予算で、誰が、またはどのグループが最終的なゲインを得るか」との方法です。
(1)高齢化社会に必要な「福祉」→福祉予算の拡大(極めて強い)
(2)国土の「均衡」ある発展→公共投資・公的事業の拡大(弱い)
(3)不況対策→公共投資・公的事業の拡大(極めて強い)
(3)地方分権
(5)郵政三事業の、公社化から民営化
(6)年金への401K導入
これで、予算が動きます。具体策の起案は、官僚が行います。その時、世論・マスコミ・ガイアツをバックアップにした新たな公的セクターの、認許可、指導のための組織ができる可能性が高い。
現在、公的セクターでも就業人口が多い50代前半の世代の、今後の行き先が問題になっているのです。
(一部:30%)キャリア官僚は、組織拡大の戦略的技術者であると認識したほうがいい感じですね。
今後3年間で、77の特殊法人、及び2万6000の公益法人から選択して民営化される<骨太の方針>は決まっています。
2000年12月、森内閣の閣議決定で、民間への天下りが解禁されたのはご存知ですか?今後は、大臣が許可すれば、民間企業へ公然と天下りができるようになっている。
民営化された特殊法人、公益法人のトップに天下るための決定でしょう。有力議員が官僚に恩を売って、利権の範囲にあった特殊法人、公益法人の民営化をおこなうために、官僚との綱引きで政治的取引をした結果と言われていますね。
加えて、今省庁が狙っているのは、官の文書のデジタル化予算です。膨大な官の文書、図面のデジタルデータ化で、30兆円が見こまれている。当然そこには、民間会社の受注活動が絡みます。週刊ポストの「覆面座談会」で、キャリア官僚自身が発言している。<電子政府>の情報化予算を無駄だと言う人は、まだいない。
官であることが問題ですね。官が食うのは<税>ですから。