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2010-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20100130203650

俺「コミュ派」だな。

ただし、「コミュ力」ってのはイケメンだのカワイイだのじゃないぞ。

結局PGだろうがSEだろうが、

「取引相手に分かりやすい話ができる」

「取引相手に好かれる」

「取引と相互信頼が持てる」

これ大事。

他の派閥が生き残れないとしたら、結局これがないから。

どんだけ高学歴だろうが、頭がよかろうが、

PGとしてやり続けるためには、コミュ力なきゃ無理。

唯一「…派」はコミュ力なくても続けられるけど、

自分にも会社にも、果ては客にも、絶対にプラスにならないから

自分や周りを犠牲にして、肉体労働としてのSEを続けて行くだけの存在になる。

派遣を転々としているのはこういうタイプが多い。

迷惑かけどおし&工数増大で、居られなくなる。

ブラックでもないかぎり、最も嫌がられるタイプ

あと、知識派vsコミュ派なんてありえん。

知識派は、自分の知識をひけらかす事が生きがいなのに、

コミュ派がいなかったら聞いてもらえないでやりがい失うよ。

知識派の敵対関係は自分とちょっとでもベクトルの違う知識派。(=鏡に映った自分

とか書いておいてアレだけど本来派遣は単なるコマだよ。

自分がXX派だろうが、関係ない。

派遣先派遣元の間でやりとりされる単なる労働力

労働力への評価は、その本人じゃなくって派遣元への評価でしかない。

Aさんじゃなくって、×人月計算の「1」でしかない。

ただ、実際は本来の意味での派遣って少ないけどね。

2010-01-27

バクマンが鼻について困る話

ttp://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-1426.html

クライアントの要望100%のものを作るのは、基本的には無理だ。もしそういうものが作りたいのなら、人月計算で対価を支払うべきだ。

 「**にしてくれ。」「了解です。3か月伸ばして、5人追加します。予算を下さい。」「OK。」

 これならまったく問題ない。

 「**にしてくれ。予算追加は無い。このままでは駄目だ。俺が駄目と感じるからだ。」

 これは、無茶だろ。最初に必要条件が示されていたならともかく。

 慈善事業ではないので、利益の無い仕事を懸命にやるのは、やっちゃいけないことだ。

 人を自分の思い通りに動かしたいなら、対価を払うのは当たり前。

2010-01-17

欺瞞と実態

【IT】深刻な情報処理技術者の不足、社会基盤を支える人材の育成を急げ--東洋経済 [01/14]

http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1263458599/

1 名前ライトスタッフ◎φ ★[] 投稿日:2010/01/14(木) 17:43:19 ID:???

賛否両論の渦巻いた事業仕分けの中でもとりわけ注目を集めたのが次世代スーパー

コンピュータだろう。学界、産業界からの強い反発を受けて、鳩山首相から

「凍結見直し」が示唆されたが、現政権国家戦略・百年の計のなさをはしなくも

露呈する結果となった。

民主党マニフェストにも「科学技術の育成」はうたわれている。しかしターゲット

不明なうえ、育成のために何をすべきかすらもまったく見えない。政策の骨格が見えず、

予算削減という目先の目的一つで政策自体がぐらつく。この政権に対する産業界

不信は根深い。

開発が中断し、ロードマップが途切れると、その遅れは二度と取り戻せない。単にその

期間分の遅れにとどまらない。産官学の共同研究は、いったん解体されると二度と同じ

メンバーを集められない。

さらに、スーパーコンピュータ開発の遅れは、他分野の研究にも多大な影響を及ぼす。

医療宇宙、気象など、さまざまな分野での解析・シミュレーションに不可欠な

インフラだからだ。インフラ脆弱では、世界のトップをうんぬんする以前の話で、

国際競争の中で生き残ることすら難しい。

資源の乏しいわが国にとって、唯一の資源人材であり、中でも「ものづくり」を

中核とした科学技術の力は、最も期待の大きい分野といっても過言ではない。しかし

科学技術開発のタイムスパンは長い。ハイビジョンテレビという民生技術でさえ、

技術方式が考案されてから一般に普及するまで30年の歳月を要した。量子コンピュータ

開発ロードマップも30年計画だ。長期にわたる技術開発だけに、現在科学者技術者

だけで終わる話ではない。研究開発の継続性を念頭に置いた、教育による人材の育成も

また、計画の中に織り込まれねばならない重要な要素だ。国家単位での長期的視点からの

下支えがなければ、企業努力だけではどうにもならない。

人材確保に苦しむ情報産業

国の財政支援によって育成すべきは、スーパーコンピュータのような最先端技術だけ

ではない。表面的には見えにくいが、今や情報産業経済社会インフラというべき

重要な存在だ。資金、生産・販売、コスト、労務人事、決済に至る企業活動のすべてが

情報化され管理されている。鉄道、航空など輸送の運行制御、高速道路ETCシステム

銀行オンラインシステムお財布携帯など電子マネー自動車家電製品電子シス

テムなど機器組み込みソフトに至るまで、情報産業バックグラウンドなしに経済

社会も生活も成立しえない。

IT産業のうちシステムソフトウェア開発等サービス関連の市場規模は5兆円(IDC調べ)。

自動車産業の十分の一にすぎないが、重要性において他産業に決して劣るものではない。

にもかかわらず、人材の確保が非常に厳しい環境にある。

情報処理技術者試験を管轄している独法情報処理推進機構IPA)の集計によれば、

情報大学出身者の半数以上が情報産業以外に職を求めている。卒業生数自体、年間

わずか2万1000人にすぎないのに、である。一方で情報学生新卒求人情報産業

一般企業を合わせると、毎年7000人の供給不足だ。

※続く

ソース 週刊東洋経済

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100114-00000000-toyo-bus_all

686 名前名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/17(日) 01:25:53 ID:rK1wYYKs

ピンポンパンポ~ン 定期的にお知らせします。

>>1-2の記事の「人材不足」とは「新卒不足」のことです。

新卒でなければ人材にあらず(>>143)だそうです。

143 名前名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/14(木) 20:42:03 ID:J4ojKbk3

だからさぁ、不足してるのは人材じゃなくて新卒の間違い。これがFA


320 名前名無しさん@毎日が日曜日[] 投稿日:2009/11/17(火) 14:23:09 ID:XvIqWccI

既卒という言葉がある。

既卒とは、就職内定がないまま大学卒業してもらったことを

一般的に人事部ではそう呼ぶ。

(中略)

はっきり言ってしまえば、殆どの企業で「既卒者は門前払い」となる。

それは、本人の学歴がどんなに素晴らしくても変わらない。

「計50社ぐらいは送りましたね。履歴書と送料で3万円は払ったかな」

近藤君は28歳のフリーターだ。現在は都内で進学塾講師バイトをしながら暮らしている。

月収は15万円ほど。家賃が6万だから、けして楽な暮らしではない。

実は、彼は東京大学法学部卒業という学歴を持っている。

(中略)

ネット企業就職説明会でエントリーしても、その後なかなか呼び出されないんです。

 でも、ネットで調べてみると同じ時にエントリーした人は内定を貰っている。

 10社以上回ってみてからですね、ようやく変だな、と思ったのは」

私自身、人事部に配属されて最初にやった仕事は、新卒応募者の中に紛れ込んでいる

既卒者の履歴書をチェックして引っ張り出すことだ。

取り除けた履歴書は、オフィスの隅の箱に入れられたまま、二度と人の目にすることは無かった。



・出典

若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本未来城繁幸

これは記事の文脈を読めば気付くはずですが、皆さんはボケレスされていることと思います。

奴隷が不足してるってことだろ?というのも違います。

下っ端の奴隷はむしろ余ってるので言及する必要すらないだけです。

本当に高度な技術者はITに限らず育成で何とかなるものではないので、やはり言及なしでしょう。

足りないのは新卒です。奴隷たっぷりいます。

新卒が不足すると困る理由は、大手IT企業年功序列を維持できないからです。

そして肝心の、新卒不足の理由は>>116、キャリア・パスに全く希望・魅力が無いということです。

ちなみに実質人材余りの理由は>>294の後半。これが奴隷化への意図的な布石意図まであったとしたら悪魔戦略でしょう。

116 名前名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/14(木) 19:20:32 ID:J4ojKbk3

262 名前名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/17(木) 01:34:58 ID:Lf+iFfjd0

IT系の会社は、社員がある程度歳を取ったら 『自発的に』 辞めてくれるような環境を作る。

みんな 『愛想を尽かせて』 辞めたり、『仕事苦痛になって』 辞めたりするんだけど、これ実は会社の意向なのよね。

この手の会社は平均年齢を若く保たないと駄目だから。

IT系は若い頃は他の業種より多少収入がいいんだけど、 これ実は未来自分の財布から(不効率な方法で)現金をくすねているだけに過ぎない。

新卒100人が独立系の上場IT企業に入ったとしよう。



     会社に残る 中小ITに転職 零細ITに転職 異業種に転向 独立開業 無職

35歳     40人       20人       10人        20人     5人  5人

40歳     20人        15人       20人       30人     5人  10人

45歳     15人        10人       15人       40人     10人 15人

50歳     10人       5人       10人          65人     10人 10人

定年        5人       0人       0人        75人    10人 10人

IT業界20年の俺が見た所、人数の推移はこんな感じ。

加えて言うなら、定年まで会社に残れる5人の中に、経営者親族が3人くらいは入っているw

独立して最終的に食えるのは、業界の1割ほどに過ぎない。

残りはほとんど未経験の異業種で恐ろしく低賃金で働かざるを得ない人生負け組として人生を終える事になる。

若い頃のプログラミング楽しいものだが、それを仕事にしてしまうと、かなりの高確率負け組が確定する。

この業界に入るなら、能力が上位1割(独立開業できるライン)に入る自信がなければ止めといた方がいい。


270 名前名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/12/17(木) 01:43:12 ID:ZfD4e96GO

262の言う通りだべ。何か読んだが、ITは30までに管理職になれないと辞めさせられる環境らしいしな。


342 名前名無しさん@十周年[sage] 投稿日:2009/12/17(木) 03:37:05 ID:miR7gPpU0

本当はアメリカと比べたくないけど、アメリカの場合は職種が専門家されていて、デベロッパー(あえてプログラマと書かない)だったらデベロッパーとして、ITプロとしてだったらITプロとして食べていけるけ。

日本の場合は、管理職にならないと給料が上がらない仕組みだから、ある程度の年齢になると、希望する/しないに関わらず管理職にならざるを得ない。(それが嫌なら独立するか)

これが日本にIT職が根付かない理由だと、個人的には思っているんだけど。


↑↑↑

だれがせっかくの新卒カード切ってこんな業界に就きたいと思うのかw

294 名前名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/15(金) 04:39:15 ID:5gPqY2Sw

>>160,167,226

人材不足じゃなくて新卒不足w

新卒でなければ人材にあらず、だってさw

>>172,206,228

その通りなんだろうが、記事の文脈では人材不足じゃなくて新卒不足を言ってますw

新卒を湯水のように使い捨てたいらしいですw

>>242

ピンって1割って意味だったらしいよw

1割ならすっごくすっごく良心

この国をダメにしたのは>>273

さらに日本のIT業界ダメにしたのは>>116と↓

165 名前名無しさん@毎日が日曜日[sage] 投稿日:2009/10/26(月) 20:13:06 ID:/5Ruvz1N

ほんの少し前まで未経験30男を採用する企業が実際にあったのよ

ブラック限定だったけど

で、その頃の情報ネットに飛び交ってるし、職安馬鹿職員共の頭にもこびりついてて、

こいつらは職安でその当時の情報を吹き込まれてるわけ・・でそれを鵜呑みにしちゃってるの

何故ITは一時的に極度の人手不足になったのか?

それは急激にIT化が進んだ為であり、あくまで一時的に人が大量に必要になった為。

今はIT化の波が一段落して逆に人余りの状況になっている。

そして、その人余りの状況に、この大不況がぶつかってしまった。

だから仮に何年先かわからないが、景気がよくなっても、残念ならITの需要はかつてのようには増えることはない。

そして人余りの状況に変わりはない。当然、30代の未経験者が仕事にありつけることはない。

ITなら就職できるというのは、情報として古すぎる。

457 名前:非決定性名無しさん[sage] 投稿日:2009/10/27(火) 00:40:22

顧客にものすごく工数がかかると錯覚させるのが元請けの戦略なんだよ

100人規模のプロジェクトで本当に必要な人材は上位20人のみ

他80人はいてもいなくても関係ない人材だからね

これで1人月100~200万×100人を顧客に請求していたわけ

その他80人に対して50~100万×80人を払えば差分は丸儲けの仕組みだったんだよ

このその他80人を埋めるための人材を提供していたのがIT人売りと言われる企業

スキルあろうがなかろうがどっちでもいいから未経験でも受け入れてもらえてたんだよ

466 名前:非決定性名無しさん[] 投稿日:2009/10/27(火) 07:56:43

多重下請構造の生み出した、無駄無駄のヒダの間で生きていたのが、人売り会社フリー

業界スリム化して、入り込む隙間が小さくなれば、そりゃ生き残れる奴は少なくなる

でもこれが本来の姿

二度と戻る事はない



奴隷から抜け出せない現象は、手配師やタコ部屋、“型にはめる”などのヤクザの手法が応用されているかもしれませんね。

一見カオスですが、不完全情報ゲーム下での均衡状態の一つなような気がしますが如何でしょうか。

IT業界に限らない日本低迷の理由は、硬直した年功序列新卒至上主義+ピーターの法則、一段階正義パターナリズム、そして>>273ではないでしょうか。

273 名前名刺は切らしておりまして[sage] 投稿日:2010/01/15(金) 03:36:03 ID:PYTcTri7

日本下士官は優秀だ。

 下級将校は熱狂的に戦う。

  しかし、将軍は無能である。

 特に金モールを吊った高級将校は低能としか いいようがない。」

    ゲオルギー・ジューコフ



以上、詳細は引用先をご参照ください。 ピンポンパンポ~ン。

2010-01-14

http://anond.hatelabo.jp/20100114123123

安心しろ試験項目数千は一人の担当分だw詳細テストだからな。

SIだと、どんだけだろうな、試験項目w

 

それはそれとして、日本SIer?だけど、

癒着の極みだからなぁ。

この道数十年の下請けのベテランさんを、新卒マネージしているさまを大企業で目の当たりにしてきたけど

そりゃぁ、なんというか。ベテランさんも、そうでない下請さんも

品質の良いもの』を作ろうとはおもわねーよなぁ。

一番ひどいのは、動かないとは思っていたけど、下請けだから、いわれたとおりに作ったら、やっぱり動かなかった

ってケースだなぁ。

そうかといえば、2-3人月程度のPJだけど、マネージメントに手がまわらないから、+2-3して丸投げしたら

納品日までは、問題ない順調っていわれ続けて、いざ納品日に、すみません。できていません。ほとんど・・・

みたいな、会社もあるしなぁ・・・大手でも・・・。

まぁ、大手の良いところは、そういう時にでも、ちゃんとフォローさせられることではあるんだが・・・

 

長くなったが、腐ってるよ。社会構造としては知らんが、物づくりの体制としては腐ってる

2010-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20100105083819

経験10年でも経験1年でも 1人月は1人月だからな(苦)

ヤツら本気で、同じだと思ってるんだぜ。

2009-12-09

http://anond.hatelabo.jp/20091208235852

まぁその通りだよな。

私は逆に依頼主に応じて見積もりを変える。

依頼主が仕様変更をたくさん出す人だとわかっていれば大幅に見積もりを増やす。

あと、やりたくない仕事内容だと見積もりを増やす。

人月なんてどうせ大体そんなもんでしょ的なもんで水増しするのなんて容易だ。

2009-12-08

Web制作見積

Web制作見積って案件規模とか人月で出すより、クライアント担当者が〇〇さんなら〇万円って感じで担当者ごとに出したほうがまだ正確な気がしてきた。

2009-12-07

THE SIer

俺の住む世界はアイティーとやらに支えられているらしい。

アイティーに関われば、俺の住む世界をさらに素敵なものにしていけるに違いない。していきたい。

そう願って、何も知らなかった文系新卒の俺が金融系のシステム会社に入って、もう一年以上が経つのだ。

昔、お遊びでゲームを作ったことはあった。RPGツクールなんかが好きだった。

だから自分システム会社に向いていると思った。

実際、資格取得を勧められて始めた勉強は楽しかった。

浮動小数点数オートマトンSQLスタック、木、論理式。

パズルみたいで楽しかった。コンピュータの中身が理解できて、わくわくした。

楽々と基本情報技術者資格を手にし、半年後にはほとんど勉強もせずにソフ開も取得した。

研修課題では同期の誰よりも速く、短く効率のいいソースを仕上げた。

現場に出て、本番機に触った。

30年間親会社を支え続ける偉大なシステムの中身を、わくわくしながら覗いた。

そこには、俺の求めていた世界とはまったく違うものが広がっていた。

俺が産まれる前から、入れ替わり立ち替わり何人もの手によって継ぎ足されたロジック

何千行にもわたって、似たような処理が何回もひたすら繰り返される似たようなモジュール何十本。

1993年に行う臨時処理のロジックが、今もコメントもなしに埋め込まれている。

仕様がわからなくなれば、キャビネへと走って、黄ばんだ方眼紙鉛筆で書かれた仕様書を探し、

そして修正履歴のみが書かれているのを確認して肩を落とす。

上司は俺に仕事をくれた。

半年後に臨時で行われる業務に対応するため、いくつかのモジュールについて、処理可能なユーザーコードひとつ、条件に加える。

与えられた期間は2週間だった。ずいぶん長いなと思った。

何枚もの設計書を書いた。つまり、方眼紙状のExcelテンプレートに同じ文章をコピペした。

追っていったモジュールはどれも、ヒープもソートメモリ管理論理演算も出番がなかった。

あるのはただ、IF文とMOVE文とばかりだった。ソースの難易度は使われている命令の数とは関係ないことを学んだ。

テストデータを作るため、階層DBを何回も辿ってデータアウトプットさせるモジュールを書いた。資格試験で学んだSQLは、無用の知識だった。

協力会社への仕事割り振りやユーザー対応に毎日忙しそうだった上司が、夜遅くまでの残業続きでくまのできた目を皿のようにして設計書をレビューした。

2日後、承認が出た。フェーズ設計から開発に移った。

ロジックを丸々コピペしてソースを修正し、コンパイルし、実行した。

コンパイルエラーが出た。

2週間はあっという間だった。

俺のせいで、半年後以降は使われないロジックソースにまたひとつ増えた。

今回の対応については、Excel方眼紙レポートをまとめて共有ドライブに入れておいた。

だが共有ドライブ検索には時間がかかるし、Excelシートの中身となれば検索から漏れることも多い。

きっと誰にも読まれないだろう。

バイト文字が使えない関係上、原則、ソースにはコメントはあまり入れられない。

数年後の新人はきっと、俺の書いたモジュールを見て「このロジックは何だ」と首を捻るんだろう。

数年後の俺はきっと、今回のレポートを共有ドライブから探し回って新人パスを教えてから、

協力会社管理に追われる作業に戻って目の下にくまを作るのだろう。

俺がやりたかったシステム開発って、こんなものだったのか。

俺は部署の中で、俺の望む仕事を探し続けた。

先輩たちは忙しくて誰も興味を持ってないけど、自動化できる作業はいくらでもある。

よく使われるExcelシートを改造し、定例作業をクリックだけでできるようにした。

ExcelVBAとはいえ、書いていて心地よかった。引数が明確な関数変数スコープと全角文字があったからだ。

COBOLで打つプログラムより、控えめに見て100倍くらいの生産性を発揮できていたと思う。

先輩たちは喜んでくれたが、ただし俺の仕事を、あまり仕事とは見なさなかった。

それでもよかった。業務時間外は俺は相変わらずスクリプトを書いていた。とても楽しかった。

VBAから入って、WSHなんてものを知り、やがてJavaScriptを学び、ネットで資料を探し、はてなを知り、はてブWeb技術についての記事を読みふけった。

知れば知るほどに、どんどんCOBOLが、メインフレームが嫌いになっていく。

先輩は誇らしげに言う。システムはたいしたことをやっていない。業務知識こそが大事なのだ。

ユーザーより詳しく業務を理解し、適切に提案し、設計する能力

協力会社を率いて、わかりやすい文書で指示を行い、スケジュールを調整する能力

人を動かすぶん、責任も大きくやりがいもある。優秀な人材こそが我が社の強みだ。

そんな人材が育つよう、我が社は安定して働ける環境福利厚生を整えている。

ああ、そうだよ。先輩、あなたは正しい。

俺だってメインフレームの信頼性のすごさはわかってる。

密なユーザーとの関係から生まれるシステム子会社としての強みも認識してる。

それだけじゃない。社内環境も悪くない。給料もいいし休みも取れるし先輩は優しい。

ここは、いい会社だ。

けど駄目なんだ。

30年前のシステムを枯れた言語でツギハギする仕事じゃ、俺の心はやっぱり満たされない。

ユーザーの業務知識ばかり身につけたって、俺自身の人生には、いいことなんてない。

俺が求めていたのは、この仕事じゃないんだ。

社内の誰も、TumblrTwitterもやっていない。ライフハックなんて聞いたこともない。

Joostモバゲー2ちゃんねる社会に与える影響について誰も語れない。

休日ゴルフや酒に興じている。自宅にPCを持ってない人までいる。

おかしいことじゃない。普通の人たちだ。

それどころか彼らは、仕事プライベートを切り分けている、立派な人たちだ。

でも、やっぱり俺の生きていきたい世界は、ここじゃないんだ。

たぶん俺がいるのは極北なんだろう。

ここが、人月計算Excelスーツ世界というやつなんだろう。

俺は80文字×32行の緑文字を見つめながら、遠い夢を見続ける。

今はただ、ネット越しに見つめるRDBAPIxp正規表現アジャイルRailswikiがまぶしい。

2009-11-25

事業仕分けスパコンの話を国の下請けクソミソソフトウェア開発現場

事業仕分けスパコンの話をクソミソソフトウェア開発現場から思う:

ぼくは下請けソフトウェア会社経営している。

たまに見積もりを出すとき、SIの会社から、こういう話をされる。

「あー、この案件、国の案件だからさー、見積もりはもっともっと、積んでもいいよ。高ければ高いほどいいし。おれらは、それにXX%乗せるだけだから、高いほうがいいんだよ。」

「と、いいますと?」

ぶっちゃけ、もう一桁、上でもいいよ。」

幽霊(実際いない人月)だいぶ、積みますけど。」

「ああ、いいよいいよ。」

1人月200万の幽霊エンジニア部隊が書かれた見積もりをぼくが書き、下請けSIerがそれに何割か上乗せした金額を上になげ、さらに何割か上乗せした金額を大手SI子会社の中受けSIer見積もりを書き、さらに元受の大手SIerが何割か乗せて、国に出す。つまり、最初のぼくの見積もりから累積的に上乗せするので、ぼくの価格が高ければ高いほど、みんなが潤うのだ。仮に30%づつのせたら、すでに倍くらいにはなってることになる。場合によっては、もっと乗せる人もいる。

国がカネを出す案件ならば高い見積もりを出せば出すほどいい。IT業界常識だ。彼らはわかってないから値段の理由なんていくらでも言いくるめられる。そんな空気がある。

スパコンもそうだと思う。公式サイトによると、富士通SPARC64TM Ⅷfx、8コア、128ギガFLOPSを使うらしい。

http://www.nsc.riken.jp/pamphlet2009/p5.html

これの前のSPARC M4000/M5000のCPUで2.5GHz*2のCPU「だけ」で一個400万。(ただし、Sun Microsystems製)

http://tinyurl.com/yjy3jqn

実際に搭載されるCPUは、これよりも性能が高く、これよりもっともっと高いんだと思う。もちろんスパコンなので、これを何百個も、何千個も使うんだろうけど、別にこんな価格性能比の悪いCPUを使う必要があるのか分からない。世界スパコンの多くは価格性能比がいいインテルAMDなのに、なぜか富士通SPARCなのは、謎だ。

http://japan.cnet.com/blog/kichi/2009/11/21/entry_27035470/

けど、高ければ高いほどいいのだ。

お国プロジェクトはそんなものだ。

廃止とか、凍結じゃなくて、適正価格かどうか調べる人の方が大事だと思う。

以下、Wikipediaより、

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%8E%E7%94%A8%E4%BA%AC%E9%80%9F%E8%A8%88%E7%AE%97%E6%A9%9F

他の世界トップランクスパコン建設費用とは桁違いの巨額の約1150億円(TOP500で現在世界2位のRoadrunnerでも118億円程度)の予算が投じられてスパコン世界ランク1位を目指す予定[1]である。

上乗せが上乗せを呼んでいるのかもしれない。

2009-10-29

プログラマー裾野広すぎ?

どうやら世の中には「オブジェクト指向なんていらねーよwww」という主張を持つプログラマーの層があるらしい。

それが、何か「より優れたパラダイムで代替されるべきだ」という主張であって、その代替案があるのなら良いのだが、

どうも単純に「必要無いと思うから」とか、下手をすると「理解できないから」とかいう理由で上記主張をしているようなのだ。

使いこなせるかどうかはさておき、そもそもオブジェクト指向ごときを「理解できない」というのは理解に苦しむ。

プログラマーは一応建前上でも知識労働に分類される。こういう人たちは知識労働に携わるための最低限の知能を持っていないんじゃないか?

そんな人たちが、そうでない人と一緒に人月単位抽象化されてそう変わらない値段で売られている。

工業製品として見れば歩留りが悪すぎて売り物にならない状況なんじゃないだろうか?

そのように極端にレベルを下げている人達は素直に(もっと頭を使わない)別の仕事に就いた方がいいんじゃないかと思う。

そうすれば需給バランスが回復し、他の(まともな)プログラマープライシング改善されると思う。

2009-10-15

デスマーチぷんぷん

プロジェクトマネージャー

プロジェクトリーダー

あと、プログラマー

たちが、立ち話で仕様打ち合わせしております

基本設計、詳細設計とかちゃんとやってないので

立ち話で仕様がころころ変わるみたい

10人月工程管理がPPT1枚なので、何時までに何を仕上げないといけないか?

が各人ばらばらの認識です。

そのため、みんながPCの前に集まって確認する頻度が高い。

当初上げた、工程もじわじわ遅れています。

進捗管理を、項目ベースでやってないのが敗因ですねぇ。

2009-10-06

29%の仕様書

10人月ソフトウェアプロジェクトにおいて

詳細設計仕様書の進捗が29%の時点で外注してしまいました。

10月1日から3ヶ月という契約人月での契約です。

人月の消費は既に始まっています。

はたして12月末に完了するのでしょうか?

私はそのプロジェクトには直接かかわっていません。

2009-10-05

デスマーチぷんぷん

組み込み系のプロジェクトで10人月ほどの規模があるのですが

リーダーさんは一切、テスト仕様書を作ろうとしません。

工程管理は、パワーポイント1枚のみ。

今も担当者に、この機能は今日中に終えないといけないから...

とか言っています。

文書化の粒度がまるで足りていません。

はは、どうなることやら。

私は、ユーザサポート係りで蚊帳の外にいます。

2009-09-07

ITゼネコン

こういう話は何度も出てるかも知れないけど、書かせてほしい。

IT業界しか知らないまま社会人を続け、下請け→元請けと呼ばれるSIの大手メーカー転職した。感じた事は「下請けと元請けで待遇が違いすぎる。」と言うこと。

下請けは結局派遣と変わらないんだなと思った。

基本人月いくらの人売り商売なので、いくら働こうが会社に入る金額は一定。社員給料を上げると言う事は利益を減らす事になる。だから給料は殆ど上がらない。

必要最低限な給料しか払わない。最低限な生活が当たり前。贅沢というのは年に数回しかできない。

元請けは社員が生活に困らないよう、色々な福利厚生がある。あと残業したら手当が出るのは当たり前。出張や転勤者にも大きな金額の手当が出ている。

保養施設は豪華だし、ジム旅行は割引が結構ある。

年収はなんだかんだ言って多少の年功序列はあり、30過ぎで子供を持つ頃には600万を超えるようになってる。

収入もそんな感じで安定しているので、社内では貧乏自慢や残業自慢みたいな卑屈な話は殆どない。彼女いるand既婚率も高い。長い休み海外行ったりゴルフしたりするの当たり前。家でパソコンなんか触らない。

下請けの頃は逆だった。

勿論仕事の質は違う。元請けは元請けなりの苦労も多い。

下請けは言わば基本単純労働。大事な決定は上の会社がしてくれます。自分で考えて行動する事も往々に求められるが。必要な専門知識:業務知識の比率は6:4か7:3くらい。

元請けは自分で考えて、顧客と良好な関係を築いて、仕事コントロールをして時間の使い方がうまくなることを求められる。必要な専門知識:業務知識の比率は1:9か2:9くらい。

一番大きいのは、元請けは将来の不安みたいなものが無い。これが精神衛生上だいぶ違います。

仕事は面白くないけど、この会社に居ればまともなサラリーマンで家庭を築いて一生を終えれるだろう、と言った安心感があります。少なくとも今はね。

同じ業界に居るのに、元請けか下請けかで大きな差が出る。資本主義社会ってのはそういうもんなんだろうけど、残酷な世の中だと思う。

2009-08-18

ばなな日記は削されたらしいが

冷蔵庫人月ベースコストで考えて適当計算すると、だいたい客が1%(以上)の確率で失敗して冷蔵庫代請求される可能性があるなら作業員を2,3時間待たせた方が安く上がりそうな感じだ。冷蔵庫たけーからな。まぁ失敗したときに連中がギャーギャー喚かないっていう保証があるなら別だけど。

2009-08-07

http://anond.hatelabo.jp/20090807023039

それはそもそも説明しなきゃいけないものなのか?

金を出すのはクライアントなんだから、システム屋に横からとやかく言われる筋はないと思うが。

なんで金払わないやつが口出しするの?

アートデザイン業に人月計算無意味だし。

システム屋とデザイナー超えられない壁

俺はWeb

サイトを作ったクライアントから、新しい業務基幹システムを導入するが、

ユーザーインターフェイスデザインをして欲しい。という仕事が入ってきた。

実際に使用するユーザー社員)にヒヤリングをして、システム屋から仕様書を提示してもらい、

簡単なラフデザイン見積もりを提出した。

クライアントはOK

しかし、システム屋からクレームが入る。

「たかがメニューの配置と、システムロゴボタンデザインごときでそんな見積もりは高い

人月計算してみろ。ぼったくりだ。」

とのたまう。

どうやら、予算を削られたのが不満らしい。

人月計算について調べたけど、俺の仕事時間だけで計算したら10万円/月もいかないらしい。

こういうケースは初めてなので、どう説明したらいいのかわからん。

2009-07-11

IT土方未来は無い2

いやぁ、http://anond.hatelabo.jp/20090706095857IT土方未来は無い」に思いの外ブックマークがついていて少々ビビリました元増田です。

「生かさず殺せ」がデフォルトのIT業界

なぜそうなんだろうか?

「好きな事やってるんだから待遇は問わないよね?」

多分、プログラマーの1/4~1/2は「自分プログラム通りにコンピュータが動くのが好き」だと思う。けっして「仕事内容が楽しい」のではないんだと思う。充実してるプログラマーは、たまたま仕事の内容がそれに合致しているに過ぎないんだと思う。

「好きな事やってるんだから待遇は問わないよね?」

だから、上司管理者、経営者の言うこれは全くのお門違いだ。上司管理者・経営者はその「習性」を利用して甘い汁を吸っているに過ぎない。現代の蟹工船。だから、プログラマーが潰れようが自殺しようが、痛くも痒くもない。そんな感覚すらない。それどころか「部下が自殺しちゃったよ、ワハハ」と自慢話になるだけだ。IT業界なんて、人を殺した分、昇進すると言われているくらいだ。

プログラムなんて、今や何処にでもあるわけですよ。それこそ炊飯器の中、携帯電話、車、飛行機人工衛星など。プログラムの入っていないものを探す方が大変だと思う。

さて、そんな中、例えば、医療器具とか、電車など、これらもプログラムで動いているわけだけど、プログラマーがちょっとミスまたは故意の仕掛をすれば、簡単に人を殺せますよね。インフラ麻痺させて困らせる事だって可能だ。

私の今までやった仕事だって、その気になれば簡単に東京中の電車を止めて大損害を与える事だって出来るし、脱線事故起こさせる事も可能。どっかの地方セキュリティシステムなんか、火事になったら通報もせず、人を部屋に閉じこめておく事すら可能。

※実際には最終的に「連動装置」が働いて、電車脱線・衝突は無理。でも「継電連動装置」ならプログラムの入る余地は無いけれど、昨今導入されている「電子連動装置」なら可能かもしれない。

プログラマーがその気になれば、りっぱなテロリストになれるんですよ。プログラマーなら自分が出来る事に簡単に気が付くと思うんだけどな。ちょっとバックドアタイマー仕掛けておくだけで、自分の好きな時に、好きな場所でテロを起こす事が可能なんだから。しかも、テロと思わせない方法で。

だが、プログラマー良心はそれをしない。

それほど、厳しい動作条件を求められるのに、期間も金額も雀の涙。

ブレーキの効かない車や、3日で壊れる車になん百万円も出しますか?ブレーキを踏めば止まるし、アクセルを踏めば動き出す、10年以上も耐久性があるからこそ、車には何百万円も値段が付いていても買うんじゃないですか?(税金・維持費は除く)

ちまたにあふれている「フリーソフト」「無料コンテンツ」これらも、いかん。これらのおかげで「ソフトはただ」「ソフトは安い」というイメージが出来上がってしまっている。ソフトにかかるコスト麻痺させている。

私個人としては、フリーソフト無料コンテンツというのは極力出して欲しくない、と思っている。確かに私自身だってフリーソフト無料コンテンツは利用させてもらってる。中には金を出しても良いと言うくらいのソフトすらある。ネット風に言えば「振り込めない詐欺」っていうんですか?

優秀なフリーソフトを提供すれば、それは、提供した本人は優越感・満足感に浸れるかも知れないけれど、それがソフト業界価値を落としめている事に気が付いて欲しい。

もっとも、無料コンテンツである、ここ「はてな匿名ダイアリー」に投稿してる時点でそんな事言う資格は無いのかもしれないな。

あるシステムを作っていたら、1回の入力操作に対して、4回くらいの入力が生じて困った事がある。何の事はない、スイッチ部分のチャタリングだったのだが、上司ハード屋に「スイッチ部分にコンデンサダイオードくらいつけませんか?」と提案。答えはNoだった。「だって、たかが10円程度じゃないですか」と言ってもNo。何で?と聞いたら、「ソフトはただでコピー出来るだろ?それに比べてすべてのスイッチダイオードコンデンサをつけるのは費用がかかる」と。

私のチャタリング除けのデジタルフィルタの作成値段は10円程度のコンデンサダイオードにも負けるんですか、そうですか。ちなみに、単品であって、量産品じゃないんですけどねorz

プログラムとは直接関係ないが、日本国産ロケットH-2も開発費は2000億円を予定していた。アメリカにその事を伝えたら「クレイジー」という答えが返ってきたそうな。2000億円ぽっちで出来るわけがない、と。

日本プログラマーも同じ状況にある。期間も費用教育も与えられないのに、完動品を求められる。

実弾を使用する訓練は可能な限りこれを避け、必要とあらば一撃必中。日本の兵隊と警察はそういうことになっとんの。」

と、言われるように、日本は昔からそうだったのかもしれないな。

あとIT土方の敵といえば、「人月」の神話ですな。効率を上げれば上げるほど、速度を上げれば上げるほど安くなるんだから得体が知れない。逆に、効率を下げ、ずるずるを引き延ばした方が金になる。するとなんですか、電車各駅停車が高くて、特急列車が安いんですか?と問いたくなる。

仮に「人月」しか素人にも分かる表現方法が無いとしよう。1人でやれば10ヶ月かかるところを10人でやれば1ヶ月で出来ると本気で思ってるんですか?

かといって、「人月」に変わる指標があるのかというと……。頭の悪い自分には思いつかないな。FPとか???

ま、上司が無能だと困るよ。誰も止められないんだから。無茶な案件受注してきて、ごり押しされても、誰も止められない。

こんな業界に誰が好きこのんで入ってきますか?

でも、不思議な事に、ターゲットはいくらでもいるんだよねぇ。ゴキブリよりすごい繁殖力。なんでこんな現代の蟹工船に入ってくるんだろ?いい加減、目を覚ませ。

前述したように人命や巨大インフラにかかわるんだから、プログラマー免許制であるといいと思うんだけどな。

あ?俺?免許制になったら職を失うだろうね、糞プログラマーだから。

あ、そうそう。最後に、2chにいいのが載ってたので転載

623 名前名無しさん@引く手あまた [sage] 投稿日: 2008/11/15(土) 02:56:26

向上心を見せた途端、それをベッキベキに破壊する物量の仕事なだれ込むのもポイント

やる気をみせたら、どいつもこいつも喜んで押し付けてくる

そうして身を守るためにやる気のないIT奴隷が出来上がる

真理だね。

2009-05-31

http://anond.hatelabo.jp/20090531141001

詳細が書いてあればあるほど、「その修正は前回の見積に含まれてなかった」という証明になると思うのだが?

詳細な見積を出した場合、クライアントからのゴネはその分的確になってくる。

そこまでやると、詳細仕様みたいな見積が届くよ?

しかも、そんなの幾ら何でも無料で出せる見積もりの範囲なんか遙かに超えてる

それ以前に、どういう手法で見積もるにしてもそこまで詳細な見積はちょっと無理だな・・・・・

例えば、だけど、有る画面の表示項目1個変えるだけでも

完全に想定外だと場合によっては性能問題と併せてDB設計変更まで行く可能性が有るし

DB設計変更まで行くと、修正箇所が全体の10%前後まで広がる可能性もある

そうすると、例えば2-3億で200人月規模なら、テストの進捗にもよるけど、2000万とかかかるわけだ

そう言うのを理解してくれるクライアントなら、詳細な見積で良い

けどね?訴訟になったら弁護士費用だけでもその位かかっちゃうし、その上全額貰えるかも分からない。

しかも、協力会社には責任が無いから全額払わないといけないなんてことになる

なら最初から10~50%程上乗せしておいて何もなかったら次回は割り引いてみたり、って風になると思わない?

経験的に言うと、大体、内部見積+10%位がかなりしっかりした会社でかかる金額

だから、内部見積で3億程度のプロジェクトなら3000万程度は仕様外の工数が入るよ

システム部がしっかりして無くて、他から横やりが入ったりすると大体+20-30%位か6000万~1億

そもそも、システム部が主導権がないと+50%位だな1億5000万前後

正確に出せって言われると、3億の見積が画面単位と大きめの機能単位程度で出てくるが

この位オーバーすると、担当者責任問われるんじゃない?

2009-02-28

IT業界のどこかでぼんやりしてるコボラーの独り言

新卒コボラーになってもうすぐ1年になるので、とりとめなくだらだらと狭い視野感想を書いてみる。就活の時期なので、入社前に思ってたこととの違いなんかも織り交ぜつつ。散々誰かがあちこちで同じようなことを言ってると思うけど気にしない。

開発の話。プログラミングは、かなり楽にできあがる。難しいことは全部既存のサブルーチンライブラリにお任せ。メインロジックだけ頑張って考えれば、文系人間でもなんとかなってる。良くも悪くも、やっぱり歴史があるんだなと思う。COBOL自体は文法も分かりやすいと思う。たまにこれもっと楽にできないのもっと早くできないのって思うことはなきにしもあらずだが。

古いプログラムはごっちゃりしているのもあるが、そこまでスパゲッティなものもない。仕様変更もそれほどには苦労してない。ありがたいことに新規開発にも携われている。COBOLもまだまだ健在なんだな。上司のつぶやき→「腐っても汎用機ですからね」

もう少し大きな話。ぶっちゃけプログラミングそのものは誰でもできるレベルだと思う。それよか苦労するのは、仕様の把握とか、文書の作成とか、そのプログラム使用する業務の知識とか。そっちの勉強の方が難しい。他業種の知識を、その他業種やってる人並みに付けることを求められてる。無理無理むずい。いやでも面白いとは思うけど。IT業界にいてこんな知識蓄えられるとは思ってなかったし。

適性の話。就活中によく目にした「文理不問」ってうたい文句、これ文系でも大丈夫だよって意味合いなんだろうけど、うちは逆にITバリバリやりたい理系大丈夫じゃないと思う。気遣う方向変えるべき。プログラム大好き!趣味ゲーム作ったことある!時代は××(何か最先端言語とか)だよな!って人は、うちの職場苦痛なんじゃないだろうか。実際、私の来る前に同業他社COBOLじゃないとこ)へ転職した人がいるそうで、動機とかが人月計算スーツの人に似てたりもする。

勤務の話。残業は、うん。まあまあ。決して楽ではないけど、毎日終電とか徹夜ひゃっほうとか休日返上とかはない。下を見れば恵まれてる方だと思う。忙しさは会社単位でも決まるかもしれないけど、同じ会社でも部署ごとに全然違ったりするから、最終的には運だと思う。サビ残が多い少ないを左右するのは意外と上司だったりする。これも運か。

今後の話。実力を付ければ、社内で異動とか転職とかもできるだろうけど、自分はしばらくは転職なんて考えないと思う。とりあえず安定はしているし、とりあえず学ぶことはまだあるし、とりあえず大丈夫だし。そうやって数年経った頃には転職先なんてないぞ、って色んな人が言ってるけど、COBOLやってるとことか、多少の知識を蓄え中の他業種とか、まあ探せばなんとかなるんじゃないか。楽観。案外、今の会社が続けばこのまま骨埋めるかもしれない。

あまり関係ないけど、「仕事楽しい?」って聞かれたら、返答に困る。楽しくはないよ仕事だし。でも苦痛ではない。そんなとこです。終了。

2009-02-21

http://anond.hatelabo.jp/20090221125053

私も人月商売やってるが(デザインではない),悩んでいる時間を請求額に含めるのは正当だと思う。それも成果物を生み出すために必要な過程なんだから。結果として出力されたものがコストに対して低品質なら,次から注文が来なくなるだけ。

モノやサービス価格に,純粋な原価以外のものが含まれるのが許容できない? たとえば家電の値段にだって,広告宣伝費交際費みたいなものから社内のトイレットペーパー社員健康診断みたいな費用まで積まれているわけだけれど,そういうのについてはどう思うか。

2009-02-12

http://anond.hatelabo.jp/20090212124851

日本だと40近くて転職は本当に自分の実力を試されると思う。

根気強く続けられるかどうかだね。難しいと思うけどがんばってできないとは思わない。

そういうレベルじゃない?

もともと、日本のIT業界プログラムに対する無知から、

質の悪くて、遅くて、保守しにくいコードを、お金人月)をたくさん掛けて作る方を経営者が選ぶという、なんつーか。談合文化だったから・・・

そんな業界だから、腕があるるベテランよりも、若くて安い人材の方が選ばれる。だから、転職はかなり厳しい。

それでも、運が良ければ腕を重視する会社に巡り会って、転職できるのでは?

2009-02-03

http://anond.hatelabo.jp/20090203100912

理論上は可能だろう。

プログラマ人月清算(稼働清算)ではなく、業務請負契約を結べば、成果物に対価が支払われる。

あとはそれなりの折衝能力が必要になり、それが無いと安く叩かれるだけだが、元増田の生活スタイル的に矛盾する気はする。

2009-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20090118143014

食費一人月2万は多いだろ。しかも子供だろ?家族で6万程度だよ。人数に比例して食費が増えるものではないよ。

http://www16.ocn.ne.jp/~suhozhp/syokuhi1.htm

あと生活保護受けてる場合は住めるマンションなども限定されてるはず。

そもそも税金も免除される場合があるしなぁ。

http://seikatuhogo.net/24/34/41/000031.php

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