「コールドチェーン」を含む日記 RSS

はてなキーワード: コールドチェーンとは

2024-06-09

アメリカ食べ物

anond:20240608112012

まずいまずいと言われるが、私はアメリカ食生活を楽しんだ方だと思う。飲食店は気に入った店を月に数回利用する程度で、ほぼ自炊していた。

野菜

洗浄済みのサラダ菜の巨大パックにお世話になった。安価果物トマトアボカド缶詰の豆。冷凍ブロッコリーは潰してパスタに。豆腐普通に売られている。キャベツ大根白菜ネギモヤシ蓮根ゴボウえのき等は韓国スーパーで買える。

肉類

肉は安い塊を買って煮込むかローストしておく。ちょっと奮発すればスペアリブ(丸ごと)、羊、鴨肉もスーパーで買える。ポーランド系精肉店を見つけてからポーランドソーセージにどハマりした。安いし生で齧れてめちゃくちゃ旨い。

魚介類

魚は厳しかった。冷凍エビスモークサーモン以外は普通スーパーでは難しい。韓国スーパーでも少しマシという程度。日本コールドチェーンのありがたみを思い知る。スーパー真空パックサーモンタラ匂い消しの香草と一緒に焼いたりした。どこにでもある瓶詰めの酢漬けニシン押し寿司にしたのは我ながらいいアイデアだった。

乳製品

断然良かったのが乳製品スーパーで買えるおろしたてパルミジャーノに慣れたらクラフトパルメザンには戻れなくなる。バターは言うに及ばず、ブッラータブリー、ゴルゴンゾーラなど本当に旨かった。安いうまい冷凍ピザ、500g近いパックがスタンダードの各種アイスクリーム乳製品恩恵だ。

パン

日本食パン存在しない。パン屋は町まで出ないとない。スーパーで買えるマッズい薄切りトーストパンホットサンドにすれば食える。ベーグルも安いが私は好きでないため何とも。高級スーパーサンフランシスコサワードゥは直径20cm以上あるが4ドル程度で買えて無茶苦茶うまかった。

調味料スナック

マヨケチャップの美味さも無視できない。もともとキユーピーの酸っぱさが口に合わなかったので、アメリカのフワッとしてマイルドマヨに衝撃を受けた。カレールー韓国スーパーで安く買える。スナックは1袋がデカい。ポテチトルティーヤシリアル系は種類豊富なので好みの味を探せる。

甘いもの

一番飢餓感を覚えたのはスイーツかもしれない。ドーナツはともかく、売られているケーキが甘すぎる。乳製品が安いのをいいことに、これは自作でしのいだ。冷凍パイ生地タルト生地が安くて旨いので、アップルパイパンプキンパイチェリーパイ簡単に作れる。クリームチーズマスカルポーネチーズケーキティラミス作ってみた

その他ハマったもの

スーパーでお手頃に買えるものを挙げる。ドライフルーツナッツアーモンドミルクアーモンドペースト。瓶入りカレーペースト冷凍餃子やMochiと呼ばれる雪見だいふく等、冷凍食品各種。日本ほど多くないが、季節に出回る野菜果物。生のクランベリー日本では手に入らない。搾りたてサイダーノンアルコール100%林檎ジュース)は秋のご褒美。まだまだあるがこの辺で。

2024-04-15

anond:20240415174041

https://www.sdgs-ship.com/premium_corporate_member/jp_subject_detail/20171002-1

ナイジェリア] 低温流通体系の欠如による食品ロス

しかし、物流システム道路等のインフラ整備が整っていない事から、収穫後の農産物の大半が失われています。 例えば、ナイジェリアアフリカトマト生産量が2番めに多く、年間150万トンを生産していますが、収穫後50%は傷んで破棄されています。主な原因として、収穫の際にトマトの入ったバスケットを重ねている点、収穫後のトマトを保管しておく倉庫が足りない点、そして低温流通体系(コールドチェーン)が無いため長距離移動の際にトマトが傷んでしまう点があります


まぁ消費者よりも流通とか製造みたいな企業側の問題がでかいわな

2021-07-03

ワクチンの状況がさっぱりわからないので数値をまとめたい

7月以降のワクチンの不足の話題が連日はてなを賑わせている。

私の住む自治体でも7月より、65歳未満かつ基礎疾患がある者を対象とした摂取が始まるが、それ以外については広報されていない状況である

一方ワクチン接種の実績は、漸く100万回以上を安定して摂取されるようになっている。このペースが維持できるなら、10月頭には、集団免疫効果が得られる接種率六割が見えてきている。

是非ともこのペースで推進してほしい所に、ワクチン供給量減少の報道である

おそらく、需給を基にしたサプライチェーンマネジメントが失敗していると思うのだが、報道や、政府が公開する情報が断片的で、全体として何が起きているのかさっぱりわからない。

なのでこうやってまとめて考えを整理する。

筆者とこの記事について

マネジメント専門家でも調べものが得意でもロジスティクスに詳しいわけではない。

この記事を見る人がいて、間違っているところや、ふさわしい一次情報元がありましたらご指摘いただけるとありがたいです。

契約済みのワクチン総量

[1] https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_16195.html

[2] https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA14D210U1A510C2000000/

5000万回分追加はニュースにはなってるけど、厚生労働省のページからは見つからなかった…。

モデルナは追加5000万回分の交渉に入ったニュースはあったが、その後どうなったんでしょう

日本政府へのファイザーワクチン供給スケジュール
ファイザー6月末までに1億回分[1] 7月9月に7000万回分
モデル9月末までに5000万回[2]

[1] https://www.cao.go.jp/minister/2009_t_kono/kaiken/20210623kaiken.html

[2] https://www.cao.go.jp/minister/2009_t_kono/kaiken/20210622.html

自治体へのファイザーワクチン供給スケジュール

【出典】https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_supply.html

医療従事者向け

※1バイアル5回接種で一箱当たり975回分で計算

日付箱数回数(万回)累計(万回)
3月1日50049 49
3月8日50049 98
3月22日70068 166
3月29日70068 234
4月12日1400137 371
4月19日1400137 507
5月3日1200117 624
5月10日2200215 839
住民向け

※ 第5クールからは6回分取得できる注射同梱ということだが、全自治体で利用できているとは思えないので、引き続き1バイアル5回接種計算

日付箱数回数(万回)累計(万回)医療者向けとの累計(万回)
第1クール[4/5-4/11]1001010848
第2クール[4/12-4/18]50049 59 897
第3クール[4/19-4/25]50049 107 946
第4クール[4/26-5/9]5741560 667 1505
第5クール[5/10-5/23]160001560 2227 3065
第6クール[5/24-6/6]160001560 3787 4625
第7クール[6/7-6/20]135001316 5103 5942
第8クール[6/21-7/4] ★いまここ160001560 6663 7502
第9クール[7/5-7/12]110001073 7736 8574
10クール[7/19-7/26]106001034 8769 9608

7/3日時点で、地方自治体へ6663万回分が供給されている。

接種実績(7/2現在)

【出典】 https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html

医療従事者向け10,882,527回1088万回
一般接種35,366,445回3537万回

※1 一般接種実績はVRSに基づく

※2 一般接種実績はファイザー/モデルナと区別された値かわからなった(open dataにそのような欄は無かった)

モデルワクチンの接種実績

【出典】https://www.cao.go.jp/minister/2009_t_kono/kaiken/20210623kaiken.html

6/23時点で3,300万回分(申請込み)

わかったこ
1. 輸入済み数と供給済み数の差

輸入済みのファイザーワクチンは1億回分だが、地方自治体への配送済みワクチン数は6663万回分である

スケジュールよりも多く供給している可能性も考えたが、河野大臣も「1億回分が供給され」という書き方もしているので

配送数が1億回分ではないと考えられる。

一般接種の実績は3537万回分であるが、VRSへ入力していない自治体がいる・モデルナも含みそうなので、

これがファイザーワクチン消費量とは言えない。

雑にVRS入力漏れモデルナを相殺して考えると、自治体在庫は差の3126万回分である

ここで、現時点でのワクチン接種実績は、平日110万回, 休日100万回を記録していることから

7月にペースを維持するためには、3320万回分が必要にある。

7月に送付されるワクチンは合計2100万回分になるため、在庫自治体に偏在しているので、

安全在庫数を割る自治体が発生してしまう状況になっていると思われる。VRS入力漏れがどの程度発生しているか不明だ。

安全在庫数をどう見積もったら良いのか、私には土地勘がないので、詳しい方求む

2. 輸入~配送リードタイム

上記ファイザー配送計画をみるとわかるように、全クールを終えても累計は1億回以下である

すなわち、7月末までに送付されるワクチン数は、7月の輸入数を反映していない。

3. 8月以降の送付量

この状況で、7/2現時点でのワクチン接種実績は

1回接種数:24,823,889

2回接種数:11,762,355

2回目接種を達成するためには、7月中に1306万回分の確保が必要である

よって、現時点での在庫で1回接種に回せるワクチンは1820万回分である

ここで、7月に1度目の接種を行いたい場合、4週間後に2度目の摂取が行えるかどうかが問題になる。

現時点では8月以降の配送計画が発表されていないため、在庫追加を前提とした予約が取るのが難しい状況になってしまう。

考察
1. 輸入計画の前倒しの必要

現在発表されている7月自治体への供給数は、当初計画から変更されていない。

すなわち、現在のペースを維持するためには、当初計画よりも供給量を増加させる必要があったことになる。

ここで、7月末迄に送付されるワクチンの総数が7月の輸入数を反映していないことから供給増のためには、

6月中の輸入量を増加させるか、7月輸入分を増加させ、自治体供給に加える必要があったことが分かる。

何れもファイザー社との交渉必要であり、ファイザー社のリードタイムを考えると、前者は現実的ではない。

後者を行うにしても、流石に6月上旬には交渉締結に動く必要があったと思われる。

2. ワクチン接種実績把握の遅れ

ここで、VRSへの入力遅れによる、実績の把握の遅れが影響してくると思われる。

終値では、6/9の地点でデイリー100万回に近い値に達していたが、数値が確定したのは

6/24であった[1][2]

すなわち、動くべきタイミングでは実態がつかめておらず、分かったときには不足が確定していたと思われる。

政府は成果として発表していただろうが、青くなっていた厚生労働省職員もいたであろう。

[1] https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA213OT0R20C21A6000000/

[2] https://vacprogressbar.com/note.html

3. 7月以降のワクチン輸入

9月末までに7000万回分という数字はあるのだけど、月あたりどれくらいかからない。

10クール以降の計画が未だに出てきていないことから7月の輸入数は遅れるか、かなり少ないのではないか疑念がわく

雑感

完走した感想ですが、コールドチェーンがネックになっているのかなと思っていたのですが、どうもファイザーからの輸入数が焦点になりそうな可能性が高いです。

輸入計画がどうなっているか、どなたか調べてもらえると嬉しい。記者会見から起こすのは箱だったりバイアルだったり回数だったり週だったり月だったり単位バラバラ挫折した。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん