というタイトルだけでは主語デカもいいところなので、もう少し具体的に書くと
「Xperia XZsからiPhone SE(第2世代)に乗り換えた感想」
である。
特にAndroidは本当にピンキリで、1万円スマホかハイエンドGalaxyかで色々違ってくるだろうし、iPhoneだって最新のホームボタンが無くなった系のメインストリームのモデルかどうかは結構重要だと思うので。
ちなみに筆者は今回iPhoneを買う数ヶ月前までの数年間はiPadアプリの開発に携わっており、そこで使ったテスト用のiPadと開発用のMacBookが、それまでWindowsとLinuxしか触ってこなかった自分にとって、生まれてはじめてのApple製品だった経緯がある。
なのでAndroid以外のスマホは触ったことがなかった反面、iPhone以外のApple製品を知らないわけではなく、かといって別にマカーというほど入れ込んでいるわけでもない人間だ。
なお筆者のAndroidスマホ時代は結構長く、ガラケーから乗り換えて以降かれこれ10年近く、合計3台のスマホを使ってきた。そのうちの2台はXperiaだったが。
とはいえiPhoneは、あのジョブズの神プレゼンとともに登場した当時からずーっと気になっていた。それなのに、日本語変換辞書の品質ガーとか、ジョブズ死んでからのデザインガーとか、今思えば、かなりみみっちい理由を抱えて乗り換えられないままズルズル来てしまった。
そんな自分がやっとiPhoneに乗り換えたのは、最終的にはSEの代替わりが決定打だったものの、半年ほど前に高齢の両親が揃ってガラケーから型落ちのiPhoneに乗り換え、それをごく自然に使いこなしているのを見てきたことや、職場に1人はいるような、自身のガジェット()にやたらこだわる先輩が、それまで見向きもしなかったiPhoneを使うやいなや「もうAndroidには戻れない」と言い出したことが後押しした。
ちなみに両親のiPhoneは母親の友達が、先輩のiPhoneは奥さんが使っていた流れでの購入だった。
そんなこんなで実際にiPhoneを買って、触ってみて色々驚いた。
最初にびっくりしたのは、触った感覚がMacBookのそれとかなり共通していたこと。
このタイミングでAppleのブランド戦略のヤバさを体感するとは夢にさえ思わなかった。
それから純粋にスマホとして見た場合、もう手にした瞬間から馴染む感じで、これは今までのスマホでは皆無の、全く新しい体験だった。
あと誰かが「Androidは男性的でiPhoneは女性的」と書いていたけど、それに便乗するように下世話な言い方をするなら、手に取るたび
という感覚がリフレインし、手にしているだけでなんとも言えない愉しさを覚えてしまう。
画面を開けば、これまたキビキビさとブレの無さが両立した、ナチュラルでしなやかな動作が、ごく自然な感覚の延長としての快適さをもたらす。
更に、驚きは持っているときだけでなく、単純に机に置いておくだけで妙に絵になる、独特の質感にも感心させられた。
iPhoneが高級機種なのは知っていたというか、そんなん値段を見れば誰でも理解できるが、その上でiPhoneは手に入れないと理解できない高級さがあると言っていい。
さっき日本語変換辞書ガーなんてみみっちい話と書いたのも、モノの体験はトータルパッケージングそのものであることを、iPhoneを触って痛感したからに他ならない。
それこそが、結構な大金を払って購入したことを絶対後悔させない経験というやつなのだろう。
というわけで、今後はiTuneで色々気になる曲を買いまくって、iPod的な使い方も試してみる予定である。
そういえば、「'80年代のギークはラジカセだコンポだウォークマンだビデオデッキだと色々買っちゃう→'10年代はiPhone1台で十分」という写真があったけど、これもAndroidじゃなくiPhoneだから意味があるんだと、今更ながらに思った。
うんち
オレ今先代のガラスがバッキバキになって悲しんでるんだけどSEは通販した?
横だけどガラス直したいだけなら交換用LCDを中華から買って自分で交換すりゃいいだけだろ 当然非純正だが品質的には問題ないしAmazonなら2000円前後、AliExpressなら1000円前後で買える、必...
乗り換えの人ってあれができないこれもできないやっぱりiPhoneはクソって話が多いのに、珍しいな
満足している人はわざわざネットに書かない定期