文章が長すぎたからか、終盤が正しく表示されていないようなので終盤だけを追加で。
個人的に一番よろしくなかったと思っているのはこの部分。つまり指摘を受けた後の対応が悉く悪手だったと思っている。
まず最初に動画の削除に至る経緯について、動画でも説明がなく、見る人しか見てないツイッターで発言を遡ることでやっと分かる状態になっていた。ツイッターのことを知らなければもはや何がなんだかわからないである。
それにより混乱する視聴者が続出、それだけではなく断片的かつ一部側面のみを強調した情報しか確認できなかった人(なんか文句言われたから消したらしいよ、程度しかわからなかった人)などは指摘者に文句を言うものまで出てきてしまった。ここで二次被害を出してしまっている。
それだけではなく、きちんと説明されなかったことにより何が問題だったのかが視聴者に伝わらなかった。これでは既に動画を見た人が動画のルールを外に持ち出してしまうのではないか、という本来一番危惧されていたであろう点に対しての対処ができない。
動画の削除はルールの誤解が広まることを防ぐには効果があっただろうが、既に誤解をさせてしまった人への対処としては不十分だった。
ここで経緯の説明があれば今ほど問題が大きくならなかっただろう。
そして、まとめを見てもらえれば分かるかと思うがこの動画削除の件についての説明は数日間放置されていた。この全体的な対応の遅さも問題だったと言える。
この点については、後に出された文章で体調不良ですぐに対応ができないことなどが説明されている。そこは仕方がない。別にプライベートより何より動画の問題を優先しろ仕事も体調も知らんとかそういう話をするつもりはない。
ただ、理由がありすぐに反応できないならまずその旨を伝えて、後で詳しく説明するのでそれを待ってほしいとだけ言えばよかった。
最初に(動画の削除から時間がたってからやっと出された)文章には経緯の説明はなく、「語迷惑をかけてすみませんでした、現在体調が悪くすぐに反応できません」という内容を、しかも関係のない話を混ぜて何行にも何文字にも渡って書いているものだった。
おまけに体調が悪いから反応ができない、はずなのに同じタイミングでイラストが上がり、そしてイラストには熱がありしんどいという旨のコメントもあったという。
これに対して「体調が悪いはずなのに絵を描く元気はあるのね」と冷ややかな感情を持った人、「体調が悪いのは分かったけれどそれを言うだけでいいのに無駄に長いし関係ないことを言い出すし、これって言い訳したいだけなんじゃないの?」と思った人などが出る。そりゃそうじゃ。(CV・オーキド博士)
仮に指摘がきちんと伝わっていなかったとしても、それと熱があるのにイラストを上げたり説明がまわりくどすぎて何を言っているのかが分からないのとは無関係だ。態度が悪い、と思われてしまうのは無理もない。
そうして後日改めて修正されたという動画が上がる。私が確認したのはこの修正動画の方のみである。
そして修正動画を見た意見としては、何が修正されたかは分からないが、少なくともこの動画では「動画を見てルールを誤解してしまった人が他でそのルールを元に動いて迷惑をかけてしまう」という問題点の改善はできていなかったのではないかと思う。
ハウスルールが用いられていたのはキャラの作成部分である。そして、動画への注意書きなどが追加されていたのは本編以降。本編だけを見て誤解する人がいてはいけないので本編への注意書きはもちろん重要だが、本来一番注意が必要なのはキャラメイク動画ではなかったのだろうか。
このキャラメイク動画には、ハウスルールについての説明が不足していることは変わっていなかったし、動画の説明文にも特に補足はなかった。
「キャラ作動画だけを見て、これでキャラ作ができると思い、キャラ作をしてしまう」人への対処は結局されないままだったのである。
もちろんそんな不届きなことをする人がいれば、その人が一番悪いのは間違いない。けれど、誤解する方が悪い、ルールを持ち込んだ視聴者が悪い、動画を作った人には一切責任がない、とするのはあまりにも無責任がすぎると思う。
きちんと注意がされていれば「注意をしているのだからそれでもきかなかった人が悪い」と言えるが、注意がなければ「事前にちょっと注意をするだけで事故は防げましたよね?どうしてそうしなかったんですか?」と言われても反論ができなくなってしまう。投稿者は悪ではなくても責任感が薄かったと言える。
このように、指摘がされてからの投稿者の対応は悪手の連発だった。
正直なところ、裏が取れる状況ではないためなんとも言えない。
動画を見てキャラクターを作りましたという発言すら、ソースが見当たらないので現段階では投稿者に文句を言うために作られた創作だったかもしれないし、実際に困ったちゃんに囲まれて頭を抱えたGMがいたのかもしれない。
確証がない状態で軽率なことは言えないため、このあたりの話については今回は触れない。
卓動画を投稿する時には、一言注意を沿えるようにすればよいと思われる。テレビや漫画、小説、ゲームなどにおける「この物語はフィクションです」という一文を思い出してほしい。
また、視聴者側は動画と実際のゲームは分けて考えるようにしていきたい。動画作品として物語を楽しむのと、実際にプレイをするのとは楽しみ方が違うものである。
そして危うい動画が投稿されたとき、指摘は必要だが必要以上に感情的にならないようにした方がいいだろう。丁寧なのと感情的なのは別である。個人の感情は押さえて、純粋に問題点と改善点だけをあげるようにしたい。
何か指摘されたとしても、投稿者は必要以上にうろたえる必要はない。人間間違いをおかさない者はいない。必要なのは、間違ってしまったと分かったときに、どう対応するかだ。
指摘された理由を明らかにして、それにどう対応するかを明確にする。初動はなるべく早く、すぐに対応できない場合は対応が遅れる旨を周知すれば普通は待って貰える。
そして、言い訳はしないこと。理由を説明するのと言い訳は違う。
どのケースにしても、どう伝えればいいか、どう書けばいいか困った時は身近な人に推敲に協力してもらってもいいかもしれない。書いた文章を一旦寝かせ、時間をおいてから見直すのもいい方法だろう。
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