当時の気持ちを言い訳するつもりはありませんが、実に幼い好奇心だったと反省しております
相手は1つ年下の近所の女の子でした
中学に上る前の頃でしたが、いわゆる幼なじみといえる関係のその子は自分を兄のように慕い心を許してくれていました
親同士も仲が良かったことからお互いの家に行き来もしましたし、一緒にデパートや遊園地に出かけるなんてことも普通にありました
そうした関係の中、家族同士で行った旅行先で寝ているその子のパンツに手を入れました
すでに性行為というものの存在を認識していた頃で、自分がそういったものに急速に好奇心を抱いたことを記憶しています
その子に好意がなかったといえば嘘になりますが、それよりも単純に好奇心と興味が勝ったことによる行動でした
どれくらいの時間どのように触っていたか思いだせませんが、何を考えたのか最後にその子のパンツを脱がせたことを覚えています
その子には妹と弟の、わたしには二人の兄がいて、子どもたち同士で大部屋で雑魚寝していたのですが、朝起きた時に一体どんな反応をするのか、これも今にしてみれば単なる好奇心やいたずら心だったのだと思います
しかし、翌朝はそのことに触れられることもなく皆はいつも通りに過ごしていました
わたし自身もそのことについて特に感想を持ったわけでもなく、いつの間にか記憶は風化していきました
その子との関係は別々の学校に進学した中学生になってからも付かず離れずのまま続きましたが、お互いがお互いの生活に忙しくなって来た頃、ある日その子は別の街へと引っ越して行きました
それから数年でわたし自身もその街から離れ生活をしていましたので、その子の存在すらいつの間にか忘れていました
ここまで色々と煮え切らない表現で申し訳ないのですが、年代や詳細に自信がないのは、自分自身、実につい最近までこの出来事を忘れていたからなのです
それから時がたち、20数年ぶりにその子に会う機会が訪れました
親同士が街中で偶然出会ったことから食事でもどうかという話になったそうで、たまたま時間が空いていたわたしとその子が同席することになりました
これも単純な懐かしさから久しぶりに話をしてみたいという気持ちからの行動でした
齢30半ばを過ぎたわたしには今、妻と4歳の息子、1歳の娘がいます
当時付き合っていたなどという後ろめたさもないことから、わたしは家族を同席させることにしたのでした
久しぶりに会ったその子は地味ながらも清潔感があり、知性を感じさせる会話やそつない気遣いなど、今時には少しめずらしいような気立ての良い女性へと成長していました
当然わたしの子どもたちにも優しく接してくれましたし、妻ともわたしの昔話で楽しそうに盛り上がっていました
それほどの器量でありながら聞くとまだ独身とのことで、わたしは無責任にも結婚経験者としてのうんちくを垂れ流していました
それが多少しつこかったのか、急にその子はトーンを落としてボソリと申し訳なさそうに一言をつぶやきました
「実は、わたし男性が怖くて」
なぜならこの一言をきっかけに突然先述のシーンが頭のなかに蘇ってきたからです
言葉を返せないでいるわたしに気遣ったのか、その子はさらに胸をえぐるような言葉を続けました
「○○くん(私の名前)のことは大丈夫だよ。むしろほんとのお兄ちゃんみたいで安心できるし。」
「ただ、○○くんとか○○くんはちょっと苦手かも」
この時、わたしの中で全ての出来事がつながっていくことがわかりました
当然すぎるほど当然の話に気づけないでいた自分が恥ずかしくなりました
この子は傷ついていたのです
この歳になっても癒えないほど、心に深く傷を負っていたのです
それなのに、次の日からもわたしと普通に接してくれたのは、当時まだ小学生だったわたしではなく、わたしの二人の兄どちらかによる行為だったと考えていたからなのでしょう
この気立ての良い女性が幸せをつかめない原因は、紛れも無く、先ほどまで偉そうに結婚を語っていたわたし自信にありました
ただ、その子の一言で雰囲気が悪くなってしまったと思わせないようにすることと、重くのしかかる罪悪感とで必死に言葉を選んでいたことだけを記憶しています
家についてからわたしの娘が性的暴力の被害にあってしまうことを想像してみました
いくら考えても加害者を殺しに行こうとするわたしの姿しか思い浮かびませんでした
それがたとえ娘が兄と慕う心を許した相手であってもです
しかし、死して詫びさせることよりも相手の傷が癒えるまで贖罪を続けさせることしか考えられませんでした
この矛盾によって、わたしがなんと身勝手で心の弱い人間なのかを突きつけられることになりました
性的暴力の被害者は男女問わず想像以上にいるという話を聞きます
わたしにしてみれば、それは全く不思議な話ではありません
今回言及するにふさわしい話ではありませんが、わたし自身も学生時代までに、自覚しているだけで3度の性的暴力に遭遇しています
それは、異性からも同性からも、また、身近な人間からも見知らぬ他人からも受けたものでした
同じくそれは性的暴力の加害者も想像以上にいることを意味しています
そうした経験の中には、当時のわたしのようにそのことによって引き起こされる事態に対する想像力が欠けていることで、加害者になっていることの自覚がないものも含まれているからです
もしその時に戻ることができるなら、わたしは自分にどれだけ手を上げてでもそれが悪いことだということをしらしめることでしょう
先日その子の父親が急の病で亡くなったことを聞きました
いつもにこやかにやさしく物事を教えてくれる人でした
それなのに孫の顔を見れなかった無念を思う度、わたしの胸は再びえぐられるように苦しくなります
それからというもの、その父親の怒りと悔しさに歪む顔が頭に焼き付いたように離れません
未だにその子に対してお詫びができたわけでもなく、何かをしてやれたわけでもありません
ただ、その日から罪の意識と自分の心の弱さだけを重く引きずり続けています
その子が加害者に何を望んでいるのかは、今を持ってしてわかりません
わたしはもう家族の前ではうまく笑えなくなっているかもしれません
最後に何を言いたいのかを見失ってしまいましたが、無責任ながら数多くの被害者の心の傷が一日でも早く癒えてくれることと、このどうしようもないわたしの話がきっかけである日突然終わりなき贖罪を抱える自覚なき加害者が少しでも減ってくれることを祈っています
なるほど こういう奴の娘はむしろレイプしたほうがいいな 逆にお前が性的加害した女の父親も加害者だったのかもしれない こうやって世の中収支計算が合っていくんだなあ
幸せをつかむとか以前に被害者の痛みを全然わかろうとしていないじゃないか 自分のつらさみたいな話をしている時点でこんな下衆野郎は病院に送って二度と出てこれなくした方がいい
今すぐどこか高いところから飛び降りてください。頭からね。 あと飛び降りる時は巻き込まないように気を付けてね。
こいつも自分かわいさの懺悔しかしてない感あるけど、 これについてるトラバもトラバで犯罪者にならどんだけ石をぶつけても平気だと思ってるのが胸糞悪い
性犯罪被害者の苦しみが分からないなら、黙ってたらいいのに それとも石を投げられかねない後ろ暗いことでもあるの?
石をぶつけるっていうか死ねって言ってるんだけど
まぁでもそれをここに書いたことによって、昔のあなた側の誰かが何かを思うかもしれない。 誰にも言えない秘密を吐き出すことで楽になりたい気持ちもあるんだろう? ここでの批判は...
もし言う通り女性がその時から男性不信になっていたのだとしたら、父親なき今、元増田が心許せる最後の異性ってことなんじゃない? それを暴露するとなると、それこそ男性不信にと...
叩かれているけれど、加害者の意識とその気持ちの移り変わりを書いてくれたことは理解の助けになる。 しかし、誤解されている自分の兄たちに対して詫びる心は感じられなかった。 ...
あなたにはわかりますか? 素直で無垢な表情をした幼少時代の自分が突然目の前に現れてこちらに血のついた包丁を突きつけてくる気持ちがあなたにはわかりますか? わたしは加害者...
ああ、実際に被害者がいるということと、いないことの差がやっぱりわかっていないんだ。 そうやって自分の罪を薄めるのに必死なんだね。 加害者だからって被害を受けていいわけじ...
この元増田が怒りの矛先にされている原因は2つ 1.その犯罪的行為自体について 2.それに対する反省の変さについて の2点である。 1の過去は変えられないので、元増田がどうにかす...