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2010-06-29

http://anond.hatelabo.jp/20100629121534

同感です。

仙台札幌じゃ同じ地方都市でもかなり性質が違います。札幌では車とめるのにあまり困らないどころか車ないと不便なのに対して、仙台では言われたとおりですね。

東京にいる人にとっては、東京以外はすべて似たり寄ったりの田舎という認識しかないのかもしれませんが、問題はそんなに単純ではないですよ。

http://anond.hatelabo.jp/20100628150700

全部読んで気になったこと。

この車論争に限ったことじゃないが、比較モデルが両極端すぎるのはネットではよく見るパターンだ。

東京以外は田舎というのは言葉ではそうなのかもだが、交通モデルとしては中途半端田舎もあるはず。

  1. 車で20キロ以上先にあるショッピングセンターに週二回買いだめしに行くような田舎
  2. 一応市でコンビニ程度なら歩いていけるがバスは一時間に2本しかない、電車JRしかない、私鉄地下鉄は無いような田舎
  3. 札幌くらいの田舎とも都市ともいえない中途半端都市

田舎といってもライフスタイルがかなり違う。

全部に住んだことがあるが、1はそもそも近くに用事がないから出かけるつまり車で遠くに行くだ。歩く道中になにもないのだよ。

2は、一人なら自転車が便利だ。公共交通機関だと数十分待つことも多くて路線も少なく結局歩くので使い勝手が悪い。数人や家族で出かけるならもっぱら車だ。

3は、通勤は勤め先に駐車場があれば車、なければ自転車公共交通機関。数人や家族で出かけるならもっぱら車。冬には自転車使えないから車と地下鉄移動が多くなる。

車にとって最適化された都市なのか、逆に車以外の選択肢がどの程度あるのかも問題にされるべきじゃないか。例えば他の人も指摘してるが、札幌は行動範囲圏が広いし、道路も広いから車に向いてる。加えて、人が住んでる範囲が広い割に交通網が貧弱。東京23区以上の面積に人が住んでるのにあの程度の公共交通機関網しかない。

2010-06-28

http://anond.hatelabo.jp/20100628150700

自家用車に比べれば安い。維持費を考えると、自家用車は年間50-60万は普通にかかる。

これ読んで思ったけど、

田舎(というか東京以外?自分はずっと札幌住まい)は

遊びに使うお金が、東京に比べて圧倒的に選択肢が少ない、遊び場所が少ない

だから冬はウインタースポーツ、夏は海や山に行く機会が多いし

ドライブ(移動)自体を遊びとしてるひとが周りに多いし自分もそう。

車にかかるお金を遊び代として認識してるというか。

近くまででも車に乗るというより、遠くに行く機会が多いつーか。

車があるのが当たり前すぎて、維持費が~とあまり考えた事なかった。

でも、東京の人はその分文化的なことにお金使うイメージ

元増田さんの感覚が正しいかは都心に住んだことがないとわからないのでしょうね。

仕事づきあいのある人に、東京以外は人の住むところじゃないとよく言われる。

住んでいる人にとっては実際そうなのかもだけど

住んだことのないずっと田舎にいる人にはわかりようがない感覚だよ。

http://anond.hatelabo.jp/20100628170855

土地文化や気質もあると思う。

車がないと生活できない(最寄のコンビニまで5km以上とか)は別として、

北海道は車なしで生活できる条件の土地でも車所有率がかなり高い。

高校卒業ごろになると皆免許取り出す。

そのためにバイトする子もいて、とりあえず免許もっとけってのがデフォになってた感じ。

今はどうか知らないけど所謂団塊ジュニア世代で受験戦争といわれてた時代の進学校でそんなだったからなあ。

だから友達も車もってるのが普通で、どこか遊びにいく=車で遠出。海や山やらいく=車。

家族連れでキャンプ行くにしても車前提だし、車もってない人は乗せていってもらうって感じになっちゃう。

一人暮らししてううちは無くてもいいけど、子供いるようになると車ないとやっぱ

この辺の土地柄では損させちゃうかなーって気はする。

行動範囲圏の感覚の違いもあると思うよ。

札幌民だと、100~150km範囲内は札幌近郊の感覚だし、かなり軽いフットワークでいく。

高速とおらなくても下道で同じ位速度でるし、車で一時間で移動できる距離が段違い。

田舎か、都会か、だけじゃなくてそういう面もかなり土地柄に関係あるんじゃないかな。

2010-06-07

銀行業務でもっと金を稼ぐにはどうしたらいいか。

1、有望な会社にどんどん金を貸す

2、貸倒れを減らす

ぐらいか?

北海道か。最近有望な事業あったっけな。

コールセンターアウトソーシングとかって北海道でもやってるのかな。

畜産的には最近の情勢から考えるとやや有利か。

土地だけは余りまくってるから、大量に土地が必要な事業があれば他の地域に対してアドバンテージを持てるんだが。

まあ、農業ぐらいかなあ。松茸みたいに養殖不可能で高価、土地を大量に必要とする(かつ年間平均気温が低くても育成可能な)品種があればな。

そういえば、初音ミククリプトン札幌会社か。

http://anond.hatelabo.jp/20100607214034#tb

たまにはすすきのに出て激安ソープ行きたいんですが。

などというから札幌在住か?と思いつつも、

この時期なのに暖房がいるとか(略)

そのくせ湿気は強く、(略)

っていうから、やっぱり違うのか。

でも、旭川からススキノの激安ソープに来るくらいなら、旭川風俗探した方が安いような。

 

訂正。旭川ってかいたけど、潮風云々って書いてるから違うな。

苫小牧がそこまで寒いとは思えないから……釧路

2010-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20100511154318

俺は千葉船橋あたり)出身で札幌に住んだ経験があって今は東京在住だけど、

当分は東京以外の地方都市に住むつもりは1ミリも起こらない一方で、東京に対する憧れとかいうものもない。

憧れとか良いとか悪いとか言う前に、現状の日本では東京以外は選択肢に入りようが無くね?

http://anond.hatelabo.jp/20100511154318

関東以外の都会(例えば大阪神戸札幌など)の出身の人で、進学や就職東京に住んでいる人はすぐ「東京の○○なとこが嫌い」「××(自分の出身地)だったらああでこうでなのに。やっぱり××が一番!」と東京の悪口を言う。

名古屋出身だけどこういう風に思ったことも言ったこともないなぁ。やはり名古屋は都会じゃないのかwww

友人と話していて思うこと

関東以外の都会(例えば大阪神戸札幌など)の出身の人で、進学や就職東京に住んでいる人はすぐ「東京の○○なとこが嫌い」「××(自分の出身地)だったらああでこうでなのに。やっぱり××が一番!」と東京の悪口を言う。

そのたびに「じゃあご自慢の地元帰れよ、そんなに東京が嫌いなら」と思ってしまう。

でも友達だから、地元帰れ=会いたくないと思われるの嫌でいつもイライラしながらも言うのをがまんする。

自分田舎でも都会でもない関東千葉とか埼玉とか)出身のため東京すばらしい!万歳!と東京に憧れとコンプレックスを抱いているのでこういう人たちの気持ちがまったくわからない。

彼らの思考回路を知りたい。ほんとうに。

2010-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20100316210153

自分出版社を創ろうとおもったら上京してから創る。

他の出版社作家も皆東京に住んでいてその方が格段に商売がしやすいんだから当たり前。

その地方向けの出版物に特化するなら別だけど(タウン誌出版社はその地元企業が多いね)漫画でそれは無いわな。

地方出身の漫画家も多いよ。デビューしてから上京する人も居るしデビュー前から上京する人も居る。その方が仕事しやすいから。

だよね。地方ではサブカルは受けない。迫害されるから。

で、人口が全く違う東京札幌を比べる意味は?

有名人が来なければ盛り上がらないのは当たり前じゃないの?

いやあ。人口人口密度が関連するような話は、なるべく避けるように言葉を選んだつもりだったんだけども。

同じミクのライブでも、東京では自発的に盛り上がるけど、札幌ではガン見なんだだよねって事を主に言いたかった。ただ、札幌ライブでも、ほんの一部ではサイリウム振ってる人もいたんだよね。多分東京からのお客様。楽しむ事をよく分かっている人。

2010-03-22

ttp://twitter.com/nobuogohara/status/10867798169

小林千代美衆院議員の陣営が北教組からの違法献金を受けたとして陣営の会計担当者北教組幹部ら4人が逮捕されていた事件で、先ほどから、北海道新聞共同通信毎日新聞からコメントを求められています。札幌地検北教組側の2人を起訴猶予にして釈放したそうです。またしても検察の大失態です。

2010-03-16

http://anond.hatelabo.jp/20100316131729

東京日本の国土のうち極わずかしか占めないんだよねえ。

地方は、自分出版社を創ろうとする人間がほんの1人も居なかったのだろうか。

不思議だねえ。


昨年やの秋や今年の3月9日に、東京では初音ミクライブが行われたわけだ。11人の有名Pも参加して会場は熱気ムンムンで大成功に終わった。

一方、雪まつりの時に札幌で行われたライブでは、有名Pも当然参加できず、(一部をのぞき)観客はガン見だった・・・これは、最近放映された、札幌テレビかどこかのミク特集で確認できる。著作権的にまずいからあえて動画へのリンクは貼らないけど、知りたい人はどうにかして検索するとよし。

どうあがいても、地方は、モノの楽しみ方を分かってない。

サブカルに対する一番の敵は、地方なのかも知れない。

2010-03-12

ヤンキー先生日教組をメッタ斬り「議席を金で買っている」

ttp://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100309/plt1003091228001-n2.htm

民主党最大のアキレス腱になりつつある北海道教職員組合北教組)による裏金事件。参院予算委員会北教組偏向教育など、数々の信じがたい実態を暴いた“ヤンキー先生”こと自民党義家弘介参院議員(38)が夕刊フジの直撃取材に応じ、「鳩山政権は、子どもたちを犠牲にして、選挙で票を取る道を選んだ」と吠えまくった。

 「偏向した考えを変えないとか、違法行為があることは許されない」。鳩山由紀夫首相は3日の予算委の中で、義家氏が突きつける資料や証言を前に、こう唸るしかなかった。

 義家氏が明らかにしたのは

(1)現職教員の証言として、北教組が支援者集めのノルマを課せて組織的に民主党選挙運動をしている

(2)勤務中に学校FAXを使い、「日の丸君が代反対」運動といった組合の連絡事項のやりとりをしている証拠書類

(3)校長や超過勤務拒否の「裏マニュアル」の存在

(4)「竹島韓国領」という、政府見解と反する教育を推進する内部資料

(5)2006年、民主党輿石東幹事長代行を支援する山梨県教職員組合幹部が政治資金規正法違反罪で略式起訴され停職処分になったのに、昨春に小学校教頭に昇進した例-などだ。

 義家氏は「勤務中に組合活動するのは職務専念義務違反教職員政治活動をするのは教育公務員特例法違反だ。鳩山首相違法であると認めるが、罰則規定については『検討する』というだけ。『やらない』ということだ」と批判。「子どもたちよりも、票が大事ということを認めたも同然だ」と皮肉った。

 北教組問題では、民主党小林千代美衆院議員北海道5区)側に裏金が流れていたことが札幌地検の調べで明らかになっている。しかし義家氏は「北教組北海道の全議員を支援していた。しかも昨年の総選挙民主党に順風満帆で、お金がかからなかったはずの選挙過去にもっとあったのではと思うのが自然だ」と指摘。

 さらに、「これは北教組だけの問題ではない。日教組、つまり全国的に同様の問題がある」としたうえで、「現場の若い教員に聞くと、『動員などの選挙活動はせずに子どもと向き合いたいのに、組合員上司に逆らえない』という。それに、違法であると知らないケースが多い。小沢一郎幹事長に逆らえない民主党と同じ空気だ」と話す。

 今回、義家氏が明らかにしたのは、日教組問題の氷山の一角。義家氏は「民主党が、首相違法行為偏向教育をしていると認める団体とべったりなのは不健全だ。しかも、公金をもとにした裏金までもらっていたという。議席を金で買っているようだ。こうした人たちが法律を作り、教育という子ども未来を形作るのは危険だ」と警鐘を鳴らし、こう続けた。

 「今後も、現地調査などをして、日教組の実態を国民の前で明らかにする。さらに、日教組議員のトップである輿石氏を、夏の参院選自民党候補が破ることができれば、国民は目を覚ましてくれるのではないか」

2010-03-03

公共事業やろうよ

借金はどうせ返せない

日本借金はまともにやっていては返せない。増税でどうにかなるようなレベルではない。インプレデフォルトしかない。これはもはや日本国民の共通認識だ。こんな借金、まともな方法では返せるはずがないって俺の94歳のひいばあさんもわかってる。

返せないことがわかっているが、できるだけ先延ばししよう。それが今の日本の政治家、官僚マスコミの共通認識だ。だれも面倒なことを起こしたくないし、面倒に巻き込まれたくないんだ。それに、政治家官僚マスコミも、決定権を思っているのはみんな年寄りだ。自分は逃げ切れる、そう思ってるんだ。

若者の命が懸かっているんだ。さっさと破たん処理をすべきなんだ。ずるずる引き延ばして傷を深くしてはいけない。戦前のように、モラルが低下し、狂信的な団体が支持を受けるようになっては取り返しが付かない。大切なのは、短期的に処理すべき、ってことなんだ。仕事がないっていうのは、命の問題なんだ。仕事がなくなればモラルも低下する。こうしている間にも、貧困で命が失われ、モラルが低下していくんだ。

老人の面子のために若い人の仕事が失われているというのが今の状態なんだ。

若者には責任はない

普通若者はほぼ丸裸の状態で社会に出る。若者には資本もないし経験もない。学校勉強したことや職業訓練勉強したことなんてほとんど使い物になんかならない。若者仕事をしながら成長していくものなんだ。若者に生きていけるだけの糧を与え、仕事を与える。それは社会の、そして国の義務なんだ。そして、この義務は、バランスシート上の義務でしかない国債の支払いなんかよりも優先度が高いんだ。この国の憲法に、借金を返せとは書いていないが、働く権利は保障されていることを忘れないで欲しい。そして、丸裸の若者には責任なんてこれっぽっちもない。

国は、そして社会は、若者仕事を作る義務がある。そしてこの義務は、どんな義務よりも優先される義務だ。まず、これを共通認識にすることから始めなければいけない。国や社会節約してはいけない。どんどんお金を使って、どんどんお金を回さなければ、若者仕事は生まれない。節約で生きていけるのはたっぷり溜め込んだ年寄り年金生活できる年寄りだけだ。仕事のない若者は、引きこもるか、犯罪に走るか、身体を売るか、これくらいしかないんだ。

財政破綻したって良いじゃないか。借金が返せないからって、社会に大混乱が起きると思っているのか。この国はジンバブエとは違うのだ。治安画悪化することはないし、生産活動だって維持できる。短期的な混乱はあっても、1年もすれば急激に回復する。この国の総合的な能力は、今でも世界一だ。

ジンバブエ日本

ちょっとジンバブエの話をしておこう。日本ジンバブエと同じ状態になると勘違いしている輩が多いんだが、それは間違いだ。ジンバブエ日本の状態は、まるで違う。ジンバブエにはそもそもまともな産業がなかった。治安も悪いし、統治機構が十分じゃなかった。教育レベルも低いし、そもそも無政府に近い状態だった。こんな状態だから、ジンバブエ財政破綻しても、破綻する前と状況は大して変わっちゃいないんだ。まともに流通していなかったお金が紙切れになったってたいしたことはないんだ。最初から破産状態だったところにバランスシート状の財政状態が悪化したから本当に破産したってだけ。実生活上、そんなに大きな意味はない。

翻って日本だ。日本バランスシートがかなり厳しい状態なのはご承知の通りだ。しかし、日本破産状態かといわれればそうではない。世界に誇るべき優良企業が多数あり、世界最高の製造技術があり、高い教育を受けた人間がたくさんいる。底辺の人たちでさえ文字を読むことができるんだ。治安も極めて良好だし、この国ほど法を維持するコストが安い国はないくらいだ。そんな日本が仮に財政破綻しても、ジンバブエと同じ状態になんかなるはずがない。この国は、まだまだ富を生み出すことができるのだから短期的な再生は可能だ。

短かい間、我慢すればいいだけなんだ。年10%程度のインフレが起きればあっという間に借金は片付く。インフレが起きるとねずみ算式に借金は減るんだ。

スタグフレーションには気をつけろ

このとき忘れちゃいけないのは、インフレの時は緊縮財政をするのはご法度ってことだ。国はじゃぶじゃぶとお金を使わないければならない。緊縮財政などしてしまうと、金がまったく回らない状態(いわゆるスタグフレーションってやつ)になる。スタグフレーションは悲惨だ。スーパー食べ物があふれているのに餓死者がでるなんてことになる。スーパーは略奪の対象になる。治安が崩壊する。

やることは簡単だ。できるだけ早くインフレにして、同時に国は金をじゃぶじゃぶ使う。使い道は投資、開発だ。1に高速道路、2に北海道開発、3に自然エネルギー開発。いずれも、将来、必ず元が取れるものだ。

高速道路をつくろうよ

道路網はつながって初めて意味がある。寸断された状態ではまったく意味がないんだ。道路は「人」が移動するだけではない。「物」が流れるのだ。表には見えないが「物」がメインといってもいい。「物」を生産している田舎にこそトラックガンガン走れる道が必要なんだ。交通量は、車の台数で計るものではない。物がどれほど流れているのかで計るものなんだ。

北海道を4分割

次に、この国にはフロンティアが必要だ。丸裸の若者には、頭が悪くてもなんとなかる拡大一辺倒になっている場所が必要なのだ。北海道にはまだまだ開発できる場所がたくさんある。平らな土地の面積や背後の農地面積を考えれば、最低でも札幌圏は500万人規模、旭川圏、帯広圏、函館圏は100万人規模まで成長するポテンシャルがある。北海道をそれぞれ、旭川県、札幌県、帯広県、函館県に4分割し、それぞれが競い合う形で成長させれば、新たな人と物の流が生まれ、経済は確実に拡大する。

たとえば、旭川で夏のオリンピックを、帯広冬季オリンピックを開催する。函館では万国博覧会を開催する。帯広旭川圏、帯広圏、函館圏がそれぞれ成長すれば、北海道内での生産活動や取引活動が増大し札幌圏はさらに成長する。北海道で新たに300万人規模の雇用を創出できるはずだ。ここでポイントなのは、北海道は「新しい土地」だっていうことだ。若い人がすぐに主役になれる土壌があるってことなんだ。

グリーンニューディールもおまけに

最後に自然エネルギー風車メガソーラー。電力の半分くらいは自然エネルギーで自給すべきだ。田舎耕作放棄地なんかメガソーラーにぴったりだし、日本海側の風の強い地域風車をどんどん立てればいい。大手電力会社のような半官企業の巨大資本でなくても建設できる。それこそ、市や県が計画的に作ればいいのだ。

最後に

この国に、やるべき公共事業はまだまだたくさんある。10%程度のインフレを起こしながら財政破綻するまでガンガン投資すればいい。きっと財政破綻する前に、失業率は劇的に改善し、借金は完済しているはずだ。でも、どうせできないだろうけど。

このままずるずる引っ張ればあと10年くらいは若者仕事がないままだろうな。最後は国が制御不能に陥ってハイパーインフレスタグフレーションになる。そしたら、暴動が起きて、治安崩壊。その後には、狂信的集団が台頭する。歴史は繰り返すか。

あーあ、なんだろうね、この閉塞感。

2010-02-21

カーリングについて自分が知っているいくつかのこと(続きあり

土曜の午後という多くの人が見ている時間帯に、地上波中継で「わかりやすいゲーム」で

勝てた事の意味というのはとても大きかったと、日本チームの勝利に心から酔いしれた。

ただ、Twitterなんかを見ていると、素人自分でもいくつか答えられそうな話題があったので、ちょっとそれらをまとめてみようと思う。

(技術戦術については、それっぽく話す事もできるが自分には無理)

ラウンドロビン後半戦に向けて、観戦者にとって何かの足しになってくれれば幸い。

(2/23 多くの皆様にお読みいただきありがとうございます。お礼を兼ねて続きを書きましたので、よろしければご覧ください。)

解説の小林さんの絶叫について

ずいぶん話題になったあれだが、別に意味もなくかっこつけて「Yeeeeees!」と叫んでいたわけではない。

ハウスサークル)の中央に、その後ろにある石を弾いて散らす事なしに自分の石を持ってくるには、

投擲時の力(ウエイトという)を弱めにして、スイープ(ブラシワーク)で距離を調節しなければならない。

「Yes」というのは、石の進路を掃いて距離を伸ばすためのかけ声で、弱めのウエイトであそこまで

石を伸ばすには、通常2人で行うスイープを3人にして、さらにいつもよりもハードに行う必要があった。

中国女子チームは、必要とあれば4人全員でスイープする。これは見どころのひとつ。)


であればこその、「激しくスイープしろ」という意味の指示を、自分スキップになったつもりで

行っていたのであって「近年のテレビ的な過剰なキャラクターづくり」「我を失った絶叫」というわけではない。

各局のテレビ報道今日スポーツ新聞なんかを読んでも、その辺に触れた記述はなかったのが残念だった。


ちなみに、ショット後の選手のかけ声は、

「Yes」「Yeah」「Yap」が「スイープしろ」(ストーンをまっすぐ、遠くまで)

Clean」が「ごみほこりをはく程度の軽いスイープ」(髪の毛一本でストーンはあらぬ動きをする。)

「Whoa」が「スイープするな」(ストーンのウェイトが強い、あるいはもっと石を曲げたいとき)

「Hurry」が「全力スイープ」

となる。だいたいどの国も英語のコールをするけど、これから日本が試合をするロシアロシア語のコールをする。

「Hurry」は小林源文漫画の読者ならおなじみの「Давай」(ダヴァイ)になる。

解説の小林さんの「中立」について

これも別に装っているのではなくて、カーリングというのはそうしなければならないと要求するもの。


世界カーリング連盟のホームページにある「THE RULES OF CURLING(PDF)」の冒頭には

「The Spirit of Curling」というのがある。ルールブックの冒頭にあるくらいで、ルールの上位概念というか、

法律に対する憲法のような存在だと理解すればいいだろう。これを引用する。

Curling is a game of skill and of tradition.

A shot well executed is a delight to see and it is also a fine thing

to observe the time-honoured traditions of curling being applied in the true spirit of the game.

Curlers play to win, but never to humble their opponents.

A true curler never attempts to distract opponents, nor toprevent them from playing their best,

and would prefer to lose rather than to win unfairly.

Curlers never knowingly break a rule of the game, nor disrespect any of its traditions.

Should they become aware that this has been done inadvertently, they will be the first to divulge the breach.

While the main object of the game of curling is to determine the relative skill of the players,

the spirit of curling demands good sportsmanship, kindly feeling and honourable conduct.

This spirit should influence both the interpretation and the application of the rules of the game

and also the conduct of all participants on and off the ice.

日本カーリング協会の公式訳や、Wikipedia日本語版の訳などもあるが、こういうのを置いておくとid:dankogaiが嬉々として訳しそうな気もする。


ともあれ、ここで述べられているのは「カーリング伝統」であり、これは「守るべきもの」として謳われている。

その中に「A shot well executed is a delight to see」とあり、「Curlers never to humble their opponents」とあり、

そして「This spirit should influence the conduct of all participants on and off the ice.」とまとめられて

いるからには、「マイナースポーツとしてのカーリング」を解説する上で、そこから外れた態度を取る事はありえない。


あれは小林さん個人の信条スタイルというのを超えて、「あのスタイルでなければカーリングの解説にはならない」、

「あの解説スタイルそのものがカーリングメタ的な解説である」ということを示しているわけだ。


個人的に、ゴルフとよく似たこの「プレイヤー自らが審判である」という意識は興味深い。

同じスコットランド発祥のスポーツスコットランド人の気性と関係するのだろうか。

男子の競技はやってないの?/男女差ないんじゃね?

長野五輪日本男子チームが多少注目されたのを覚えている人がいるかもしれないが、男子はもちろんやってる。ただ、日本代表が出てないので放送してない。

#ちなみに長野の時のスキップ敦賀信人さんは今でも現役のカーラーで、日本カーリング協会強化指定チーム「Iceman」のスキップ

#当時は少年面影が残る20歳でしたが、今では立派な漁師の貫禄が身につきました。


ただ、NHKはインターネット中継で男子準決勝(26日)と決勝(28日)を生中継してくれるので、興味があればぜひ。

男子と女子の差は、ストーン投擲時のウエイトの強さと、スイープの強さにはっきりと表れる。

つまり、膠着した場面をハードヒットで打開できる可能性が高いので、より積極的かつ攻撃的なゲームが見られる。


参考までに、YouTubeからいくつか動画を。

トリノ五輪男子決勝でカナダマークニコルスが見せたショット。石を二つ動かして目的ストーンテイクアウトし、

 かつその他の石を動かさない、これは単に力を乗せるだけではダメで、コントロールが必要になる。

 このウエイトを乗せかつコントロールすることが女子では難しい。

 バンクーバー五輪日本イギリス戦の8エンド、イギリスサードのジャッキーロッカートの1投目を小林さんが

 「男子並みのショット」と評した理由は、ここにある。

 09年男子カナダ選手権で、カナダ男子最高のスキップ、グレン・ハワードが見せた一投。

 やや長いので、時間のある人向け。上の動画のグレン・ハワードのチームと、チームハワードと並び立つカナダ屈指の強豪、

 ケヴィンマーティンのチームの対戦。バンクーバー五輪には、チームマーティンがチームハワードを破って出場している。

なんで日本チームはサッカーのように選手を選抜した代表ではないのか?

けっこうこの疑問は多いんだけど、いくつかの観点から答える事はできる。

まず、昔の全日本女子バレーチームのように、日紡貝塚日立の強さが抜けているような状態なら、

単独チームをそのまま代表にしたほうがチームの熟成の意味では優れている。

ただ、個人的にはこれは皮肉だなと思うのだけれど、チーム青森はもちろん単独チームではあるのだけれど、

ある意味では「選抜代表チーム」であって単独チームの強みを活かした熟成があるのかというと、個人的にはちょっと、

と見える部分がある。


カーリングにおける熟成というのは、それこそ10年単位のものなのであって、2002年ソルトレーク日本代表だった

シムソンズ」も、彼女たちが中学生のときに結成された10年来のチームだった。

トリノ五輪時のチーム青森が、どん底に落ちそうになりながらも復調したのは、シムソンズ以来の長い信頼が、

小野寺歩林弓枝の間にあったからというのが大きい。

また、長年にわたって「シムソンズ」「チーム青森」の最大のライバルだった「チーム長野」(Pictic)にしても、

これも最終的には10年以上の長きにわたってひとつのチームを組み続けたというのが大きい。

そこへいくと、今のチーム青森は、最大でも目黒萌絵本橋麻里の5年であって、後のメンバートリノ五輪後の加入。

そんなにチームとしては熟成されていない。

もちろん、他の国内チームとは比べものにならない手厚い支援体制の下、長期の合宿も組んで補ってはいるけれど。


チーム青森の「選抜チーム」としての特徴は、あまり年の離れていない複数のスキップ経験者がひとつのチームに

なっているというところにある。これがなかなかチームとしての意思決定に大変なところがある。

とりわけ、トリノ後の最初の一年は、ほとんどキャリアに差がなく、嗜好する戦術がそれぞれ全然違う目黒、本橋、

山浦麻葉の3人の息が合うのにかなり苦労した。

スキップ目黒ショットのときには、副スキップの本橋がショットの目安となる位置を指示するのだけれど、

それが二人で相談したときと全然違う場所に指示をするものだから、慌てて目黒がもう一度コートを逆戻りして

再確認して無駄時間を浪費したりとか、そんなことを世界選手権の試合の中でやったりしていた。


その辺はだいぶ改善されてはいるのだけれど、今でも目黒と本橋の息があってるかといえば、必ずしもそうじゃないような。

本橋の投擲の時に、スイーパーに対する指示が目黒と本橋で正反対のことがしょっちゅう試合中にある。

これは、実況を見ているときに注意してみると面白いと思う。

スイーパーも困るだろうと思うが、当然ながら目黒に従うわけで、そしてだいたい目黒があってる。


ちょっと話はずれたのだけれど、かように高レベル選手になればなるほど、チームとして熟成させるのは難しい。

スコットランドイギリス国内3協会では最強の協会なので五輪ではイギリスとして出てくる)は世界選手権では

選抜チームを組むのだけど、大会中に息が合わなくて選手が帰国して残りの試合を3人で戦った事もあった。

ルール上は認められている)

だから、同年代の選手で組むときは10年以上の長い信頼関係を結ぶか、若くて優秀な選手を入れるときは

圧倒的なカリスマを持ったベテランと組む、というのが強豪チームの常。

チーム青森はこのどちらでもない、「常設チームながら選抜チームっぽい」ところが面白いのだけれど、

つまりサッカーのような代表チームを組まないのはこのため。

なんで日本チームは欧米選手に比べて若い?/なんでチーム青森なのに北海道長野選手

実はこの疑問に対する答は共通で、要するに「エリート選手として競技を続ける環境日本にない」ということに尽きる。


またひとつ動画を。

2005年から今年までの6年間で、女子カナダ選手権を4回優勝、1回準優勝し、世界選手権で金1、銀1と、

現在カナダ最高のカーラージェニファー・ジョーンズのチームが初めてカナダ選手権を取ったときの、その最後のショット

wikipedia英語版の彼女の項目では「The Shot」(カーリング史上最高のショット、くらいの意味だろう)と書かれている。

#恐ろしいのは、このチームが五輪代表選考会で敗退してしまうカナダの層の厚さなんだが。


さて、この見目麗しいスーパーカーラーJJの職業弁護士だ、と聞くとなんだその漫画に出てきそうな嘘っぽいキャラクターは、

と思うんだけど、だいたい強豪国の女子選手は、収入のある自営業であることが多い。

地域社会におけるスポーツクラブ単位での活動ということも合わせて、そういう時間自己管理できる職業だからこそ、

カーリングにおいて技量を磨けるということはあるのだろうけど。


ひるがえってわが国のことは今更説明するまでもないけれど、アマチュアスポーツエリート育成は学校部活動実業団スポーツ

頼ってきた中で、マイナースポーツカーリングを支援する企業などこれまであるわけもなく、就職したり結婚したりすれば必然的に

女子選手は第一線を退かざるを得なかった。

ソルトレーク五輪のあとで、シムソンズが20代半ばのカーリング選手としてはまだまだ青二才の年代で解散を余儀なくされたのもそのためだった。


ちょうどその頃、多分に偶然ではあったのだろうと思うけど、2007年世界選手権をやるということになった青森市が、

どうせやるなら地元から、ということで、シムソンズの中で現役続行を希望した小野寺と林を引っ張ってきた。

カーリング競技を行う事を前提として職を得る、と言う事自体が当時としてはとても珍しい事だったのだけれど、

それにしても「青森市嘱託職員」という立場の二人の月給は、およそ月給と呼べる額ではなかったらしい。


そんな環境でさえ、まだ恵まれていたといえるのは、ライバルチーム長野(Pictic)を見ればわかる。

こちらは、「就職結婚もあきらめて」アルバイトで生計と強化費を捻出して、五輪出場権をかけてチーム青森

長年にわたって戦い続けてきたわけだ。

とくにトリノ五輪の後は、職という安定した身分でも強化体制の違いでも青森に圧倒的な差をつけられながら、

それでも互してきたこと自体が奇跡的ではあるのだけれど、最後には息切れしてしまった。

(結局チーム長野は、中心となる3人に加えた、4人目のメンバーを固定できなかった。これが大きかった。)


ともあれ、今のチーム青森は、「エリート選手としてカーリング競技を行うこと」を前提として職を得られた、

自分の知る限りにおいて日本女子では初めてのチームではないかと思う。

(もちろん、実業団単位で組まれた女子の強豪チームもあったけれど、「仕事のウェイトの大きさ」が圧倒的だった)

天才少女が、カーラーとして全盛期を迎える30代半ばから後半まで、ひとつのチームを組み続けたまま、エリートとして

競技を続けられる状態自体がこれまでなかったということ、それが日本チームが欧米のチームに比べて圧倒的に若い原因である。

今、技術戦術面で、素人ながらに見ていても海外のチームと比べて足りないように見える面があるとするなら、

それは競技生活と練習にかけてきた時間の差でもあるのかもしれない。

そして、だからこそこういう環境のある青森に、北海道から選手が来る。


もっとも、だからといって、北海道選手を取られてばかりで手をこまねいているとか、青森県が他県から

引っこ抜いてくるばかりかというと、そうではない。

北海道では、一年間通して使える専用カーリング場が2012年に、初めて札幌市にできる。

北海道で、大人の女性が職を得ながらカーリングを続けようと思えばやっぱり札幌が一番有利だし、

その札幌に専用のカーリング場ができるのは、これは北海道カーリングの悲願でもある。

青森県は、本橋が在学していた明の星短大を有する明の星学園が、青森明の星高校にカーリング部を作っているし、

まだまだ歩みはゆっくりだけど、ジュニアからの強化を図っている。

やっぱり、いずれは青森県カーリング場で育った選手チーム青森に入れたいんだろうね。


(追記)

ちなみに、チーム青森の現メンバーの勤務先は次の通り。


目黒と山浦の二人が青森県下で有数の企業に入り、近江谷が高卒で非常勤ながら市役所勤務というのは、

官民一体の就職支援といえると思う。

30近くなって青森に加入した石崎に、これも契約社員ながら職が斡旋されたというのも、近年の就職事情を考えれば

やはり支援の賜物だと思う。

チーム青森メイクきれいなのは、木浪学園の指導と支援によるもの。のはず。

本橋のNTTLSとの契約は今年の6月まで。彼女実質的プロカーラーと言っていい立場。契約は延長されるのだろうか。

ファンができること

トリノの後もそうだったんだけれど、カーリングがあれだけ露出していたのに、それが普及・強化につながらないのは、

ひとえに「プレイできる環境がない」からに尽きる。

トリノの後で「カーリングを体験してみたい」という問い合わせが施設に殺到して予約半年待ちなんていうニュース

あったけど、日本カーリングができる施設はあんまりない。

少なくとも、通年で使える専用のカーリング場というのはまだない(上記の札幌の施設は、その意味でも大きい)。

岡山福岡で、共用ながら通年カーリングができるというのは意外のようにも思う。


全国のカーリングができる施設等一覧


なんでまあ、「実際にプレイする」のは一番だし、なにより楽しいのだけれど、いかんせんまず場所がないし、

上手くなるのに練習が必要なのに練習もろくにできない、となると、なかなか草の根の強化は難しい。

となると、まずはお金なのかなあ、手っ取り早いのは。

チーム青森単位でも、日本協会単位でも、いろいろ募金をつのってはいるので、調べてみてください。

見てみたい

五輪以外でも世界レベルの試合を見てみたい、という人もいるだろうね。

日本国内でそれを満たすほぼ唯一の手段は、CurlTVかな。

海外遠征中のチーム青森の試合なんかも、有料だけどストリーミング配信で見たりする事ができる。

3月にカナダで開かれる世界選手権も、ここで見られる。

#と言いたいところなんだが、日本テレビ局放映権を買うためにリージョンブロックがかけられる。

日本戦でさえ全部放送しないんだから、解放しろと思うんだけど。


生で見たいとなると、3月6日から10日まで北海道北見市常呂で今年の日本選手権が男女共催で開催される。

簡単に行ける場所ではないけれど、北海道オホーツク観光を兼ねて行ってみてはどうだろう。

チーム青森の帰国後国内初戦だしね。

他のチームを知りたい

本当の意味日本女子のカーリングの強化、ということになると、チーム青森に互す実力と体制を持った

チームが複数出て、国内で日本リーグを毎年行えるくらいのことができればいいんだろうけど、それは

ここ数年レベルでは望み薄。これまで青森と覇を競ったチーム長野も、代表決定戦の敗戦以降は

活動しておらず、少なくとも日本代表を狙うような活動は当面休みっぽい。

だけれども、女子に関してはジュニア世代でチーム青森を追うだろう優秀なチームが複数あるので、それを紹介したい。

(カッコ内は全国大会に出てくるときのチーム名)


WINS(チーム常呂高校)

2009年度の日本カーリング協会強化指定チーム(B代表相当)で、2009年日本選手権準優勝。

バンクーバー五輪代表決定戦にも進出し、BS-TBSでも取り上げられた目下一番の注目株。

スキップの吉村紗也香さんがかわいいと、そっちでもちょっと話題になったりする。

今年の3月で常呂高校を卒業した後は、4月から全員が札幌国際大学に進学してカーリングを続行。

北海道を拠点としてチーム青森に並ぶ強豪チームを作ろうという北海道の期待も背負う。

ロビンズ(JJ常呂

同じ常呂の同じ高校3年生でも、全国に名前を売ったのはこちらのチームが早かった。

2006年中学2年の時に日本選手権に出場すると、予選リーグではチーム青森に続く2位。

決勝トーナメントではチーム長野に完敗して3位に終わったけれど、小さい身体で大人と互角以上に

渡り合い、テレビカメラの前でも物怖じせずに話す肝っ玉とか、個人的には期待していた。

高校に入ってからはWINSに抜かれた感じもあったけれど、それでも常呂町のリーグでは

海千山千のおじさんカーラーの中で上位に来るように、実力はある。

今日まで開催されていた北海道選手権でも優勝したし、地元開催の日本選手権WINSとどちらが上位に来るか楽しみ。

AIM(御代田ジュニア

長野県御代田を本拠地にするこれも高校3年生のチーム。

昨年12月日本ジュニア選手権では上記WINSを破って優勝し、今年2月の高校選手権でも優勝。

毎年軽井沢で開かれるアジア唯一の国際競技大会軽井沢国際」には今年ジュニアながら

日本代表として出場して4位。

こちらも高校卒業後は全員が城西大学に進学して競技を継続

中部電力

AIMと並ぶ長野女子カーリングの期待のジュニアチーム。

日本ジュニアではAIM、WINSに続く3位だったが、日本選手権へはAIMを抑えて中部ブロック代表として出場。

もし日本選手権を観戦に行くのだったら、WINS Permalink | 記事への反応(9) | 22:17

2010-02-18

ttp://homepage.mac.com/dorichan/iblog/B967545526/C1452158473/E20100212144856/index.html

今回の国母君の服装問題と似たようなことがソルトレイクオリンピックの時にもおきました。

僕の目から見ても今までで最高の滑りをした中井君の得点がいまいちで、メダルの期待があったのですが、アメリカに金銀銅を持って行かれ5位入賞で終わりました。当時高校生で元々シャイ中井君、このときの得点は本人にも納得いかずふてくされモードで宿舎に帰りたいと僕に訴えました。競技が終わった選手記者団のうじゃうじゃいるジグザグの通路を通り取材を受け、それから選手控え室に戻るというのが通常です。が、かなり落ち込んでいるので僕が彼をガードしてすべての記者を退け、控え室に戻らず車を出して宿舎に戻りました。

宿舎では自室に帰らず誰とも話をせずただコーチ部屋のソファーに膝を抱えて座っておりました。

中井君に取材を受けるように伝えてくれとの担当理事から電話がかかり、中井君に話すと、いまはそっとしておいてほしいと。その気持ちはすごくよく分かり、取材拒否の旨を担当理事に伝えました。

すると夕刻担当理事がコーチ部屋に来て直接説得。「取材を受けることも選手仕事だ」とか、「誰のおかげでここにこれたのか」とか最後は「俺に恥をかかせるのか」などなど、、、、、中井君は沈黙スタッフも全員何も言わず。僕だけ「理事、今日は勘弁してやってください」と、すると理事は「よしわかった」と部屋を立ち去りました。

その後コーチ全員理事の部屋に集合との連絡が来て部屋に行くと

「おまえらは選手に何を指導しているのか」「俺がどれだけ頭を下げて金をかき集めてここに来させてやっているのに恥をかかせやがって」とコーチ全員の前でしたが唯一口答えをした僕に対しての叱責でした。

解散の時に、「今晩、打ち上げ行くぞ」と、そして「古川、おまえは来ないよな」と、、、、

そのとき僕は、ああこれでクビだなあと直感しました。

僕は、その後中井君にどうしても今日の結果を納得してもらいたくジャッジに話を聞こうと、一人だけいる日本人のジャッジに連絡を取り夕食の約束を取り付け、いやがる中井君と友人の村上君をつれてチームの車でジャッジの泊まるホテルへ。ちょうどそこに全日本技術員会の委員長もいたので(中井君が信頼していた数少ない大人)同席してもらいソルトレイク市内のレストランに行きました。

ジャッジは今日の採点を細かく中井君に説明してくれ、深夜の三時デニーズコーヒーを飲む頃には今日の滑りの問題点を納得して理解してくれました。

ソルトレイクから帰国後、経費の精算をしに全日本スキー連盟に行き、次の大会札幌でのワールドカップの書類と経費を預かっていこうとしたら書類に僕の名がありません。事務局の人もおかしいなあと。

そうなんです。クビにするのも面と向かって言わず書類上で名が消えていくのです。

大会終了後、勝てなかった選手はお偉いさんたちにとってはもうゴミです。だれもシャイ高校生の競技後の気持ちなど考えない。だれもそれをケアしようとしない。日本スポーツ世界なんてこんな程度です。世の中が変化しスポーツ世界も変化しているのに、いまだにアマチュアリズムスポーツマン精神、たてまえや、お偉いさんのメンツの方が一競技者より優先されます。まだ若い一選手日本というものを背負わせるのは重すぎると思います。スポーツマン精神競技者のなかから生まれるものなのにいつのまにか一般大衆価値観で決められてしまっているようです。

国母君の服装のみだれって何処が基準なんでしょうか?ユニフォーム日の丸をはぎ取った訳じゃないし、一個人の価値観を押しつけすぎ何じゃないでしょうか?

世界の頂点に立てるような選手普通価値観を押しつける方が無理ってものです。

日本選手団公式服装着用規定「(着用の規定)第2条 日本選手団に認定された者は、自覚と誇りを持って公式服装を着用しなければならない」

僕がナショナルチームから去った頃に国母君の活躍が目立ってきました。当時はちっちゃいのにずいぶん飛ぶなあという印象でした。

直接話をしたこともありませんが、

犯罪を犯した訳じゃないし、競技とは直接関係ない服装規定なるルールやくだらないお偉方のメンツなど適当にいなして自分スタイルのすばらしい演技をしてもらいたいと思います。

2009-12-18

有道出人「いい加減日本ボーナス制度廃止しようぜ」

こんなのがあったので訳してみた。駄訳失礼。

http://www.debito.org/?p=5480

やぁブログ最近日本では公務員の冬ボーナスが10%から15%ほどカットされた事がニュースで取り上げられ話題になっている。

http://search.japantimes.co.jp/cgi-bin/nb20091211a5.html

日本の“ボーナス制度”について知らない人のための簡単な説明:フルタイムで働く社員には、通常の月給とは別に、半年に一度月給の数倍の額の“ボーナス”が支給される。大体月給の二ヶ月分から六ヶ月分を年に二回、つまり平均して年収の三割程の支給になる。これは長年日本で行われてきた制度で、毎年6月と12月になると、日本戦後経済銀行口座に百万円が振込まれた家族によって非常に豊かになる、という具合だ)

公務員なんて高給取りだし、カットして当然だろ。ザマーミロだ」と思う人もいるだろう。しかし、問題なのはこれが他の企業自分たちの社員給料カットする口実となってしまった事だ。自分が務めている大学は、私立であるにも関わらず国家公務員ボーナスカットを理由に、今年とこれからの分をカットすると言ってきた。具体的には、4.5倍から4.15倍へと減らし、公務員ボーナスが回復するまでこの数値は修正しないという。

つまり今年の冬ボーナスは去年と比べて実質15%、現金でいうと12万円のカットという事で、もうとにかく腹が立った(ちなみに僕の年収2003年から2008年で200万も減っていて、今回もその流れの一環という事になる)。そのせいで、1997年に建てた家のローン(ボーナス時に3回分支払わないといけない)と保険金で、昨日初めてボーナスの全額が消えるという事態になってしまった。これ以上カットされたら、ボーナスの時期は完全に赤字になってしまう。

もちろんこれはボーナスが出ればの話だが。これがこの「ボーナス」という制度のどうしようもない所だ。これが高度経済成長期なら、会社は3~6ヵ月分の給料を保持しておく事でその金利分を儲けて、それを手元に残しつつ保持していた給料を一度に支払うという事が出来て、何の問題もないのだが、日本銀行はもう金利を出さないので、インセンティブとしては成り立たなくなってしまった。

これが成熟期の経済となると(ゼロ経済過去20年分のGDPマイナス分にも言える事だが)、このボーナス制度はもはや理にかなったものではなくなる。企業がその四半期に成績が悪いと感じたからという理由で、社員給料の三割分を支払う事を拒否できるというのなら、ストライキや暴動が起こってもおかしくはないはずだ。しかし日本組合は力がなく交渉も期待できるようなものじゃない(韓国なんかとは違って)。未だにボーナス制度を廃して基本給の底上げ・平坦化を訴える声を聞いた事がない。

作人友人から聞いた話によると、今年の12月でボーナスがアップしたのはたったの14%だとワイドショー報道されたそうだ。他の86%は変化しなかったか下がったか、もしくはボーナスそのものが支給されなかったかのどれかである(これについてはソースを探したけど見つからなかった。Debito.orgの読者の皆さんも何か情報があるかどうか探してみてください)。もしこれが本当で、みんなこの糞制度のせいでお金を取り上げられているのなら、これはもはや労働問題に限った話ではない。国内消費が落ち込み、それに続いて国内需要も上昇してしまうというデフレスパイラル突入するという事になり、そんな中でも企業は必要性からではなく、ただその選択肢があるという理由だけでボーナスカットしていく。

日本銀行ももう借り換えローンを取り止めた事を考えると(自分とこの北洋銀行は問い合わせたところもうやってないとの事)、このデフレスパイラルというのは、たとえ支払い金額が変わらなかったとしてもお金がどんどん取られていってしまうという事になる(でも実際は支払い額は過去2年で月1万もアップしている。まさに泣きっ面に蜂だ)。銀行は何故ローンの債務不履行が増えているのか懸念しているそうだが、さっさとそのがめつさを捨てて、給料の下落に合わせて保険料を下げろと言いたい。しかしそんな先例がない以上、そんな事が将来起こり得るなんて考えられないだろう。こうしている間にも、日本はどんどん泥沼にはまっていき、リチャード・カッツ氏が言ったようなこの「酸敗したシステム(the system that soured)」は、もっともっと酸っぱくなっていくという訳である。

ボーナスなんてものは廃止しろ。こんなの、企業の気まぐれで社員給料の三割が取り上げられる制度にすぎず、日本消費者達を苦しめている動きに対して火に油を注ぐものでしかない。有道出人、札幌より。

2009-11-29

OD問題に憶う ---土方克法

就職博士 (OD) の問題がついに新聞紙上に姿をあらわした。昨年秋の札幌学会で、当地の若い人達OD問題のビラを配っていたが、内容は”われわれをどうしてくれるのだ”ということであった。筆者の大学では、1967年物理系の学科ができたが、教官定員はアッという間に優秀な人達で埋められてしまい、もう空き定員はない。その後いろいろな方面から就職の照会があるが、ない袖は振れず、如何ともし難い。このようにして、われわれも事の重大さを数年来感じてきたが、何等の有効な対策も講ぜられぬまま今日に至ったのであろう。素粒子関係では未就職者の数は600名とか1000名とか聞く。この人達は本職ならざるアルバイトをしたり、周囲の庇護のもとに生活しているのであろう。現在のわが国は数千名のODを養う経済的余裕があるのかも知れない。しかし、たいていの人はODとなって何年か後には”おれをどうしてくれるのだ”という不満をもつにちがいない。いや既に各所でこの問題が表面化しておればこそ、新聞種にもなるのだ。

筆者の近所にはいわゆる教育ママがたくさんいて、小学校のうちから一流大学を目指して子供をしごく。愚妻もその1人であって、大学非常勤講師手当を上回る額を月々進学塾に貢いでいる。このまま大学までずっと勉強を続けるのが母親の念願なのであろう。大学で勉学をするのは当然なことだが、最も熱心に勉学を続けた人のなれの果てがODではないか。筆者は時々愚妻に”子供ルンペンに仕立て上げるつもりか”と言う。しかし、大学入学以後のことまでは考えが及ばないようで、あまり効果がない。

たしかに物理学若者の心を魅了するものをもっている。筆者の教壇からの経験をいうと、1年のクラスでは話が熱力学第2法則とか相対論のくだりになると、日頃ゴソゴソ私語を交わしている学生でもフト熱っぽい眼をする瞬間がある。”私は物理学にだけは強い幻想をもっている”と言ったある全共闘学生を忘れることができない。”1次元振動子の理論はよくできすぎている”と溜息をついた学生もいた。同じ意味で、群論量子力学への応用とか、Dirac方程式などには何者にも替え難いBeautyがある。ところで本講座『現代物理学の基礎』の各巻を執筆される方々は、物理学をいかに美しく展開するかに薀蓄を傾けておられるであろう。そして多くの学生を魅了することであろうが、彼等に対してわれわれは責任を感ずべきではないだろうか。少なくとも彼等が物理学への興味を失うことなく、正常な姿で生活できるようにと願うのは自然の感情であろう。筆者は博士課程、とくに理論方面に進む希望学生に対しては、OD現実を説き、物理学の汚い半面を強調して、その夢を醒ますことをまず試みる。それにもかかわらず、素粒子とか生物物理を志す学生はあとを絶たないのである。

しかし、思ってもみるがよい。なぜOD問題が生じたのか。講座増を希望したのはわれわれである。教官定員が増え、万年助手が昇格し、研究室が活気を帯びたのも束の間、学生は年々入ってくる。これらの学生産業界には出てゆかない。そこで再び教官定員増を要求する。しかし政府はある学生数に対して教官を配置するという方針を墨守しているから、この悪循環は急速に発散して今日の事態となったのではないか。すなわち、非は数年先のことを考えずに(または考えていながら)教官の定員増を要求した大学側にある。

一昔前の話になるが、筆者が米国の某大学で、物理学科の学生1人1人に、学位を取ったらどこへ行くかを問うたところ、1人の例外もなく、"Industry" と答えたのに驚かされたことがある。学位を得て産業界に入れば指導的地位を約束されるそれに対して日本産業界は、修士を受け容れる体制はできたが、博士となると”固まりすぎて融通性がない”という理由で敬遠する。わが国の産業界はまだ博士を必要とするほど発達していないというのは一面のいいわけで、これも大学側に責任があると思う。米国大学では博士たるものは1つのテーマについて研究を仕上げると共に、年に何回か行われる試験によって物理学全般の知識についてチェックされる。また学部下級生の講義実験指導をする "Teaching Assistantship" の制度もひろくゆきわたっていて、これがどのくらい彼等の学問社会性を育てるのに役立っているかわからない。一方、日本博士課程では3年なり4年なりの間自分の専門に閉じこもり、社会とは隔絶して研究をしていればよい。このようにして彼等は”固まって”しまい、物理学の極めて狭い分野の専門家となるのである。われわれの世代も実はこのような道をたどったので、あるいは、物理学者社会に眼を奪われるのはもっての外、就職に頭を悩ますなど言語道断と言われる方もあるかもしれない。現に某大学学生就職に無関心であると非難された教授が、多分売り言葉に買い言葉であろうが、君達が大学院に入ったのは学問をするためか、就職をするためかと開きなおったそうである。たしかに就職など世俗のことにわずらわされることなく学問ができたらそれにこしたことはない。そこで筆者はこのような理想的な環境として、またOD問題の解決策として次のことを提案する。

それは宗教的教団に似たInstituteを作ることである。名づけて日本素粒子教団、生物物理教団等。この教団に属する人は、世間から僅かな喜捨を仰ぎ、粗衣粗食に甘んじ、妻帯の望みも絶ってひたすら学究生活をする。たまたま在家のわれわれも修業をしたければ年期を限り、なにがしかの費用を払って入団できる。このような教団は古代にもあったようだし、僧侶階級をみてもわかるように、比較的永続きし、しかもすばらしい業績を挙げうるものである。もしかするとOD問題は古代からあったのではあるまいか。

しかしODの中には一応の社会的なセンスをもち、このような教団に属するよりは、世間の人と混ざって生活し、積極的に世のため人のために尽したいと思っておられる人もいるにちがいない。その方々に筆者の日頃思っていることを述べて同憂の士をつのる。われわれは実は手がなくて困っている。現に筆者は、1年・3年・4年・大学院と週10時間講義を持っているが、年々新たな講義をしようとすると並大抵のことではない。しかも、どの大学でもそうだが、1年生は大教室で講義を受けさせ、入学当初から大きな幻滅を与えている。この1年生への講義ほど、物理学者にとって大切なものはない。つまり受講生の大多数は、将来物理学を専攻しない学生であり、これらの学生教育こそ物理学社会全体に正しく理解される足がかりとなるはずである。物理学が正しい姿で社会に浸透すれば、物理学者の発言権も強まり、ひいてはわれわれの社会的地位の向上にもつながる。それなのにわれわれは、その教育に手を抜いている。少なくとも上級生の教育ほど力を入れていない。これは間違っていると思うが、人手が足りないから致し方ない。若しも教官の数が、学生数が現在のままで倍になり、昔のように少人数の講義ができたら、どんなに幸せであろう。さらに少数の学生が1人のTutorまたはAdviserの指導を受けるような制度でもよい(英国大学またはモスクワ大学のように)。そしてODを全国の大学に吸収するのである。しかし、これを実現するには、学生数に対して教官数を算定する政府の基準を改めさせ、さらにはその根本にある考え方を変えさせなければならない。これを行うだけの政治力物理学者基礎科学者)にはないものだろうか。 OD問題をこのままで放置し、破局的状況に持ちこんで、政府をして嫌でも対策を講じざるをえないようにするのも1つの方法ではあろう。しかし筆者は歳のせいか、できるなら破局的状況は避けたいと思うのである。

(ひじかた・かつのり、電気通信大学物理工学科)

岩波講座 現代物理学の基礎、量子力学II(1972年付属の月報

2009-11-26

維新政党・新風の前北海道代表を詐欺逮捕

偽造通帳で融資金だまし取った疑い 新風の前道代表逮捕

 札幌中央署は26日、詐欺の疑いで、札幌市東区伏古4の4、会社社長千代信人容疑者(45)を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年4月から5月にかけて、経営する健康食品販売会社名義の預金通帳などを偽造。日本政策金融公庫札幌支店から、運転資金名目で融資金計500万円をだまし取った疑い。

 同署によると、千代容疑者融資を受ける際、同支店に通帳3通を提出。実際の残高は計約2千円だったにもかかわらず、715万円の残高があるように偽造していたという。

 千代容疑者は、維新政党・新風の前道本部代表。2007年の参院選選挙区などに計4回出馬、いずれも落選した。

北海道新聞 2009/11/26 13:59)

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/202125.html

 

 

千代信人blog

http://nobuhito.jugem.jp/

 

2009-11-16

酔っ払いがいる席では

強引に話題を変えても、かまわない

全然わかってないんだから

「とにかく、民主党政権が、あーたらこーたら」

「そうそう! その通り! この間、札幌行った時に食べたラーメンがね!」

ここからラーメンの話に突入

2009-11-03

富士山静岡空港を使って思ったこと

静岡県に住んで2年になる。出張がてら富士山静岡空港を3回くらい使ってみた。今年開港したばかりのあたらしい空港だ。

 

感想としては、この空港ビジネス客のこと一切考えてないということですね。というのも、書類やパソコンを置くデスクがない。あと、今どき、電源プラグがない。

 

この空港は、クルマジャンキー静岡県らしく、自家用車でのアクセス(だけ)が想定されている。結果、連絡バス飛行機との接続が悪く、空港で2時間近く待たされるなんてことがざら(東名高速はすぐ渋滞するので、ぎりぎりのバスでは危険すぎる)。というわけで、県外からのビジネス客はラウンジどころかコンビニ寿司屋しかないような空港で、ベンチに腰かけて待つしかない。作業のできるデスクくらい作ろうよ。

 

さらに、上述のとおり電源がない。たまたまないわけではなく、無断借用を警戒して、利用客のいる空間からコンセントプラグ)をほとんど追放している。確信犯羽田札幌中部福岡無料の電源が豊富にあるし、佐賀愛媛小松女満別などは、職員に言うと「不便な空港すみませんね~」と言われつつ、電源を貸してもらえた。

 

ところが、富士山静岡空港の職員は違った。

 

掃除用のコンセント勝手にお使いになる方が多いので、その都度、注意しております」とのこと。

 

その物言い違和感を覚えた私が、「今どき、空港の電源使用は必須のサービスだと思いますけど?」と聞いたところ、

 

「みんなの空港ですので、一部の方だけを優遇することはできないという、公共のルールです」と自信たっぷりに言われた。

 

 

静岡県ネイティブはこの手の高飛車役人的な奴が多くて私はいつもうんざりしているんだが、それはともかく、

 

「では、空港使用料を払っていない、空港見学の住民がトイレを使って水を流しているのも注意なさっているんですか?」とお聞きすると、

 

「この空港の決まりごとですので!」と繰り返すだけの壊れたレコードになってしまった。

 

 

 

いや、無許可で電源を使ってはいけないのは分かるよ。私もそれはしない。

 

ただね、空港での電源開放が「一部の方への優遇」になるという発想はどうなのかなと。

 

私は、空港での電源使用は最低限のインフラに含まれると思います。特に、こういうフライト前後にやたら待たされる空港では。実際、静岡空港の複数の職員は、電源プラグがないというクレームをよく受けていることを認めた。

 

富士山静岡空港(というか静岡県庁)のおかしいなと思うところは、クレームが多い案件改善点として上にあげるのではなく、「ルール違反者」として処理したがるところ。別に、空港温泉を作れとかムチャクチャ言うてるわけじゃないのにねえ。

 

そのようなわけで、富士山静岡空港の真意がどうであれ、この空港ビジネス用途で使うのはやめたほうがよいなと思った。

 

 

 

あと、コンセントを無断使用していたわけでもなく、ただ利用の有無を問い合わせただけの人間にまで「説教」口調で話しはじめたのがいかにも静岡県民らしいと思いました。この県は全般に、接客下手なんだよな。これは余談だけど。

 

 

うつくしきもの

ヤバいほど透明な葉っぱの木

都市の中で、場違いなほどボロいアパート

ガラス張りのビルの谷間から夕日が見える

地域限定JA自販機

もはや誰が何のために建てたのか分からなくなった祠

空間のサビついた古い港

無駄に複雑な構造図書館

夜中にふと聞こえる、冷蔵庫コンプレッサーの音

誰も通らない山道で忘れ去られたカーブミラー

小さなカプセルホテルの広間で1台だけ稼動しているコリントゲーム

旅行カバンの中でグズグズになってた、7年前の青春18きっぷ

地域を特定するならば、おおさかで「はい300万円!」ってお釣りをくれるおっちゃん

札幌すすきの界隈の静かな静かな朝

勝鬨橋の柱にぶつかる波の音

JR京都駅に行った事がある。人の邪魔にならないようなところでじっくりと駅の構造を観察すると、なんと美しいことか。

2009-10-16

整備新幹線 年内着工認可見直しも 国交相が示唆

整備新幹線 年内着工認可見直しも 国交相が示唆

 前原国土交通相は15日の記者会見で、全国新幹線鉄道整備法(全幹法)の改正を視野に、同法に盛り込まれた整備新幹線の整備方針の見直しを検討する考えを明らかにした。

 北海道新幹線札幌長万部)、北陸新幹線白山福井)、九州新幹線長崎駅部分)の3路線の新規着工を年内に認可するとした自公政権時代の政府与党合意にも、「我々は基本的に縛られない」として、年内認可を見直す可能性も示した。

2009年10月16日 読売新聞

http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20091016-OYS1T00242.htm

2009-10-15

上野から札幌まで鈍行電車で行ったら、1日近くかかるらしい。

http://allabout.co.jp/travel/railtravel/closeup/CU20070819A/

ロングシート座席しかないところが大半なので車内で駅弁を食うことも難しいと書いてあった。

ヤフー知恵袋でも車内で飲食をするのはマナーに反することと書いてあったので仕方ないんだろうけど・・・

こういう人でも食べてはいけないんだろうか。

意見を聞かせてほしい。

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