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2024-02-12

桂馬って何がモチーフなの?

おかしくね?

ピョンピョン飛び跳ねるとか?

歩兵は分かる。最初に決められた配置の中で前進しか許されない。

銀と金は分かる。現場指示の権限があるので横に動いたり撤退したりも可能

王が自由に動けるのも分かるよコイツ権限一番強いもの

飛車はつまる所は戦車だろ?一直線に突っ込んでいくだけしか出来ない。

ここまでは分かる。

文句はない。

んで、角はなんなん?飛車と90度動きが違うわけだが、コイツは何?ていうか飛車戦場で90度グルって向きを変えれば一直線に突っ込めるやろ。なんで斜めは駄目なんだ?

香車も良く分からんコイツも車でいいのか?なんで一直線にしか動けない?実際には人間大砲とかなのか?

そして桂馬。全く理解できない。騎馬の動きって割りと直線的では?飛び跳ねる動きは確かにあるが、馬防柵で跳ね返されているようなイメージの方が強いんだが?

2024-01-29

anond:20240129172844

二歩禁止された理由としては、次のようなものがあります

  1. 飛車先の歩の前に別の歩が打てると優劣がはっきりしすぎるために面白くなくなる
  2. 千日手が容易になる
  3. と金攻めの破壊力が落ちる

2024-01-19

anond:20240118190733

AIでも対応できない要素をいれれば良いだけや。サイコロ振って、出た目の数だけ飛車が進めるとか。

麻雀ポーカも、賭け事は乱数支配する世界だ。将棋として成り立つかわわからん・・・

2024-01-17

anond:20240117131939

いやまあAI研究から離脱した棋士はいるけどね?

たとえば藤井聡太とか伊藤匠とかさ、序盤にあん時間使わないじゃん?

あれって要するに序盤の定跡を暗記してるわけでしょ?

ほんでその定跡は強いAIから導きだされてるわけじゃないの?

このあいだの渡辺明の出てる動画とか、序盤研究を語るやつとか知らない?

象徴なのは今年度の竜王戦第4局だけどね、「飛車位置記憶違いを起こし、取り返しがつかなくなった(https://www.yomiuri.co.jp/igoshougi/ryuoh/20231120-OYT8T50044/)」ってすげー解説だと思わない?

要するに暗記ミスって話じゃん。将棋は暗記。少なくとも序盤はそう

それがレーティング2位なんだから

中継の解説とかもさ、AI評価値見て終盤で「あれれ」とか、「この手は見えませんね」とか解説しちゃってんじゃん

王座戦第4局の逆転もさ、しばらくして永瀬拓矢も気づいたわけだけど、解説AIで気づいた話しぶりだったじゃん

でもそれをド素人のさ、駒の動かし方もわからんようなやつがしたり顔で「逆転した」とか言うわけ

意味わかんねーだろ

こっちはさ、プロに一流の、おれの知らない将棋の手の意味を教えてほしいわけ

それがさ、プロじゃなくてAIに教えてもらってんだよ

そしたら評価値があればいいじゃん、ってなっちゃうだろ

ほんで評価値にも質があるわけでさ。いい質の評価値出すやつが欲しくなんだろ

いまさらAIは弱くならないわけで。

そしたらAIをどう取り込むか、どううまく付きあっていくかが大事になるだろ?

別に「こうしないといけない」とかじゃなくてさ、AIに主導権握られて、それでしか研究でも評価配信でもコントロールできないって大丈夫か?って心配になってんだよ。こっちはさ

2023-11-18

囲碁わからん

9路盤は打てる、13路盤になると怪しくなる。19路盤は本当にわからん。

手筋やアジわからん

定石を見せられてもなぜそれがいいのかわからん

アテられた時の逃げる方向がわからん

プロ棋譜を見て、なんでそこに打つの?がわからん

絶対に手抜いたらダメでしょっていうところで手を抜いてる(ように見える)

将棋はなんとなく角道飛車道とか駒得とかを考えればわかる。プロ棋譜では全くわからない手もあるけど。

でも囲碁はそれが顕著。序盤中盤の手の半数は手の意味がわからない。

相変わらず囲碁わからん

2023-11-10

飛車と角を取られてから勝利をもぎ取った

作戦負けしてたので無理やり力戦へ

おおおおおおお

根性でやったら勝ったわ。

多少の不利は

相手の指したい手を誘導すれば余裕

2023-10-29

anond:20231028131037

地下鉄飛車とか俺が愛用する36玉戦法とか、マイナー戦法がいずれ評価されるようになると信じている。

AIは実戦の記譜で構築されているので主流戦法が軸。

マイナー戦法の良し悪しはそもそも開拓だと思う。

2023-10-28

将棋界のゾルラーク

https://anond.hatelabo.jp/20231027224113

将棋にはゾルラーク的なものがいっぱいある。猛威を振るったけど対策研究されて下火になった、あるいは陳腐化した戦法たち。

横歩取り3三角 / 横歩取り8五飛

横歩取り戦法で一時期猛威を振るった後手番の戦法。先手番が3四飛車で歩を取った後に、3三角として飛車を2筋に戻りにくくする戦法。

飛車が序盤から高いところで動くので空中戦法とも。90年代後半から2000年代タイトル戦でよく指された戦法。

佐藤天彦はこの戦法で名人になったと言っても過言ではない。

後に先手番の対策が進んで、後手番が不利になったこともあり横歩取り自体が下火になった。

居飛車穴熊

穴熊自体江戸時代からある古い戦法だけど、居飛車穴熊は意外と新しくプロが使うようになったのは1970年代

振り飛車側の振り飛車穴熊美濃囲いに対して更に硬さで対抗する戦法。

渡辺明はこの戦法と上記横歩取り戦法で若くして竜王になった。

振り飛車側も下記の藤井システムを始めとする対抗策を開発したが、それでも長いこと主流戦法だった。

振り飛車自体が指されなくなったことに加え、将棋の質自体が玉の硬さから盤面のバランスや広さが主流となったことにより下火に。

藤井システム

四間飛車の戦法。藤井システム藤井藤井九段から藤井聡太ではない。そもそも藤井聡太が生まれる前の戦法。

四間飛車本来玉を早い段階で美濃囲いなどに囲って戦うものだったけど、居飛車穴熊戦法に対抗するために四間飛車から居玉のまま美濃囲いの形に進み、角筋を使って居飛車穴熊妨害する構想。

開発者藤井猛の竜王3連覇原動力ともなったが、居飛車側の対策が進んで使われなくなった。

ゴキゲン中飛車

後手番が角道を明けたまま飛車を序盤に5筋に振る戦法。開発者近藤正和七段がいつもニコニコごきげんだったからこの名前に。

それまで振り飛車といえば角道を止めて戦うのが当たり前だったが、序盤から角交換も厭わない攻撃的な戦法で革命的だった。

この戦法の恩恵を最も受けたのは久保利明九段で、先手番の石田流とあわせてタイトル戦や順位戦での活躍原動力となった。

これも居飛車側が超速▲3七銀や超急戦など対策を開発、トップ棋士振り飛車党減少もあり下火に。

そもそも振り飛車自体ゾルラークになりつつある。

 

ちなみにこれらの戦法は、羽生会長が全盛期によく指していた。一方で藤井八冠は公式戦ではほぼ指したことがない。

AI以降の将棋ゾルラーク的な戦法開発というよりも、以下の序盤から終盤にかけて間違えないかという方向になっているので、

もうこういう画期的な戦法や新手は出てこないだろう。藤井聡太が藤井と名の付いた新手を出すことはおそらく無い。

余談だけど将棋界のクヴァールは升田幸三だと思う。

追記

藤井八冠は公式戦ではほぼ指したことがない」なんて書いたけど、対抗型の居飛車穴熊は指していて負け無しだった。

あとこれらの戦法はプロの棋戦ではゾルラークだけど、女流アマチュアではまだまだ主流戦法。

将棋ウォーズじゃゴキ中も居飛車穴熊ガンガン指されてる。アマチュアプロほど精密じゃなくて穴だらけだからね。

ただ横歩取りはあまりない。理由は難しいから。24は知らん。

2023-10-19

将棋で角換わりをさした後、どうする?問題

とりあえず相手の攻めを受ける

自分攻撃する

この2パターン

待ちはやめよう

45の地点をみて

桂馬を跳ねるか

歩兵をつくかを選択する

で、飛車先の歩兵を持つ駒に

その歩兵相手の桂頭に打ち込み

なんかいい感じに勝つ。

駒がなるか

相手陣形を見出すか

これはもう相手の駒組みによってやれることが

違ってくる

プロ棋士の手筋たくさん覚えておいて

これは?これは?これは?

成り立つか検討していくっきゃない。

2023-10-14

盤面を見ない将棋を指しながらセックスするAVが見たい!!!!!!

藤井聡太に乗っかるには、これしかないと思う!!!!!!

セクシー俳優さんたちが、

「9七角成……、ああイキそう!!」

「同飛車、イケ!いっていいぞ!!」

とかそういうのいいながらセックスするんだよ!!!!!!

2023-10-01

anond:20231001002948

えっとこれはね。

敵陣まで行くと強い装備を与えられるため周囲に対しての攻撃力が上がるという解釈ですね。

装備は結構重いのでみんな金と同じ動きになる。

飛車角だけは馬に乗っているため移動能力は衰えない上に周囲に対しての攻撃力が上がります

anond:20231001002948

金は軽装兵(近衛騎士)、銀は重装兵(護衛兵士)。

「銀」は自陣では王の護衛が主目的から重装を脱がないが、敵陣では敵王を討つために重装を脱ぎ捨てて行動する。だから金将と同じ扱いになるわけだ。

でもって、

香車」…分かるな?「車」だ。敵陣に入ったら車を捨てて自由に動き回るんだよ。

桂馬」…同じく分かるな?「馬」だ。敵陣に入ったら馬を捨てて……(以下略

「歩」…「敵陣に入るまでは真っすぐ歩いてけ」って命令されてるんだよ。敵陣に入ったら命令から解放されて……(以下略)ただし「王」を打ち取っちゃいけない。雑兵からな。

飛車角」…これは「大ゴマ」で移送装甲車複数兵士が乗ってるとこを想像してくれ。敵陣に入ったら下車して散開するんだよ。強力だね。

まあそんな感じだ。王と金将が成らない理由も、これで理解できたか? つーか、こんなことでいちいち悩んでたらゲームできなくないか? 社会生活とか大丈夫か?

2023-09-29

anond:20230929164311

守るだけなら歩でよかったし、その手を永瀬さんが見えてなかったはずがないと思うよ

でも完全に守りの一手なので、それで相手に手を渡したくなかったんだと思う

攻守に効く手を思ってあれになったんだと思うよ

でも結果ちょっと欲張ったミスというか、時間もなかったし見落としだったんだろうね

それが藤井君のプレッシャーのせいだったと言えばそうだと思うけど

あの飛車より、次の一手で歩で角道ふさいだのがダメだったよね

あれで金とられちゃって完全に終わってしまった

見落としてた手で頭真っ白になっての1分だったろうからしゃあないんだけど

永瀬さんほどの人でもああなるのかーと

将棋は恐ろしい

anond:20230929161434

3局の飛車打ちで俺は泣いて、失着に気付いて焦って動かした歩で俺はむせび泣いた

藤井君の八冠を見たくないわけではないけど、誰かが死ぬ気で藤井君を止めるとこを見たいぞ

誰も藤井君には勝てないじゃん、単発ならともかく番勝負で勝つことは無理じゃん、ってのはあまりにさみしい

2023-09-02

イルカが出てきたので思わず「お前を消す方法」と入力して続きを書いてもらった

お前を消す方法があればそれを教える」と言った。 ピッと鳴ってピッと消えた。 今日は昼から久々の休みテレビを見ていたら、藤井聡太が史上最年少で竜王位を獲得した。 そう聞くと、将棋ファンの僕としては嬉しい。藤井聡太はやっぱり強い。でも将棋って凄いのかな。テレビでは藤井聡太飛車を取ってばかり。なぜ竜王は取らないのか不思議で仕方が無い。本当の凄いのは

Anond AI作成

2023-07-26

https://anond.hatelabo.jp/20230725231257

その2つは有名かつ王道から初心者に薦めやすいんだと思う。古臭いのもめちゃくちゃ同意する、ちょっと昔のミステリはノリがキツいとこある。そしてめちゃくちゃ面白いかと言うと、面白いと言えば面白いけどそこまででは……という感じでもある(今の色々な作品が飽和している時代に読むと尚更)。

じゃあなぜそのあたりを最初に勧めるかと言うと、初心者にはまず王道を知ってからその他の作品を読んで欲しいと思うから、あと単純に有名作だから勧めやすいっていうのが理由じゃないかなあ

そういうわけで、挙げられた作品否定するわけじゃないけど、増田はまだ(増田にとって)いい作品出会えていないだけだと思うので、楽しむ方法とかは考えずに素直に作品を読めばいいと思う

それだけじゃなんだから初心者からとかそういうのを置いといて個人的に好きな作品を挙げておく(これを勧めて増田ミステリがっかりしたら申し訳ないな……と思いつつ)

麻耶雄嵩『翼ある闇 メルカトル鮎最後事件

麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』

歌野晶午密室殺人ゲーム王手飛車取り』

早坂吝『虹の歯ブラシ 上木らいち発散』

2023-07-25

逆に聞くが「おもしろミステリ」って何?

https://anond.hatelabo.jp/20230725215629

これ書いてる増田ミステリ全然読まないのね。で、知人から「まずは『十角館の殺人』とか『殺戮に至る病』読め」って言われて読んだのよ。

正直言うがこの2つ面白いか? キャラクター観が激古くて読むに堪えないって感想がかなりでかい

もちろん、大ネタトリックはそこそこ驚いたので悪くはなかった。でもそれにしたって描写がかなり厳しいと思っちゃったんだよ。

まあ本音を言えばタイトルアオリよ。自分がどうやら小説を読むときキャラクター描写ストーリー偏重しすぎるきらいがあるので、例にあげた2つのおもしろさがわからないのは当たり前というか、どちらもそういうのを狙ってる作品じゃないよね。だからおもしろく思えないのは単にnot for meってのはわかる。

でもなお思っちゃうのはさ、世間的になんであんなにこの2作品が褒められてるのかが逆にわかんなかったんだよ。

で、逆張りでもなんでもなく知りたいのよ。ミステリファン的に

この辺でアドバイスあったら教えてくれないか? 世間的に褒められてる作品理解できないの、多分自分のレセプターが歪んでる可能性があるのでラーニングしたいんすよ。でもミステリに関する知識マジでいからとっかかりがなくてすごく困ってる。

追記

めっちゃコメントきてるありがとう!めちゃくちゃたくさん反応もらって追いきれてないけどすげえ助かる!整理するんで少し待ってくれ!

追記2

いきなり訂正なんだけど俺めっちゃミステリ読んでたわ! みんなが挙げてくれてた作品だとこんな感じだわ!

でも上に挙げた奴あんまりミステリミステリって気持ちで読んでなかったわ!

最初書かなかった事情を書くとさ、こないだたまたま見かけたおすすめミステリ100冊みたいな文章の冒頭に「『十角館の殺人』読んでないならまず読め。こんな文章読んでる場合じゃないんよ」って書かれてたから『十角館の殺人』読んだらピンと来なくて困ってたんだよ。「ミステリとは一体なんなんだ……?」みたいな気持ちですよ。でも全然読んでた! ごめん! 俺が間違ってた!

これはみんなが色々教えてくれて少しわかったと思う。そもそも本格ミステリ」と「新本格ミステリ」というジャンルの間に「社会派ミステリ」ってのがあったんだな。その反動新本格が出てきた。なんか「『本格って単語がついてるミステリ』がわからないならミステリのことがわかってない」みたいな気持ちになってたけどそんなことなかったんだな……。

十角館の殺人とかも、描写がちょい厳しいなってのも時代的なこと考えたら理解はできる。こないだヤマシタトモコの古い作品読んだら「ホモ」って言葉連呼されまくってて「マジで?」ってなったの思い出した。10年程度で感覚全然かわるし30年あれば言わずもがななんだよな。

いやさ「本格ミステリ」とか言われてる作品がピンとこなかったらちょいビビっちゃったんですよ。だって「本格」がわかんないなら「ミステリ」って何? って感じじゃん? でもあんまり気にしなくてよさそうだな。いろいろなミステリがあっていい! そういうことか!

自分が好きなSFとかが「SFとは認めん!」みたいなこと言ってる作家多かった経験からすげえジャンルに対して身構えていたんだけど、当たり前だがいろいろな楽しみ方があるんだな……。ありがとう。そこマジでわかってなかった。ミステリファンは全員「本格ミステリわからんやつはミステリことなんもわかってない」くらいに白眼視されると思ってた(冗談じゃなく本気で思ってた)。これは俺の偏見だったわ。本当にすまん。

どうやら世間的には日常ミステリとかキャラが経ってる新本格とかたくさんあるっぽい。みんなが面白いって言ってくれた作品追っかけてみる。ありがとう!!!

とりあえずみんなが言及してくれたレコメンド列挙した。

多いわ!!!

lady_joker 100文字では書けないのでこっちに書いた。推敲していないので、チビを迎えに行ってから直すかも https://anond.hatelabo.jp/20230726161801

fushigishiatsu 増田友達になりたい、という文章を書きました。https://twitter.com/3216/status/1684044848628916224

フレンド!!!

あと面白かったのがこの方のブコメ

bokmal 子供の頃親の本棚エラリー・クイーンを読んだらおもしろすぎて、小遣いで古本買い集めたけど、大人になってから読むと「おもしろいけどそこまでか…?」てなった。子供ゲームブックと小説区別しないしなー。

気のせいじゃなければエラリークイーン挙げたのこの方だけ?

2023-05-19

女は24歳までに結婚相手を見つけておけ、24歳までに婚活しろ

これはもう確たる真実。初婚年齢の平均は27歳。

でも27歳で婚活始めるのは遅い。大体付き合って2~3年は結婚まで時間が欲しいだろう。

何もない平凡な女性が、人生の中で一番価値が上がるのが24歳。

まり言い換えれば、24歳以降に婚活をしているのは縛りプレイしているのと一緒。

自分と同じくらいの容姿、同じくらいの学歴職業24歳が、自分よりいい男と成婚していくことに耐えられるか?

常に自分飛車角落ちで戦っている無力感に苛まれアラサー悶々とした気持ちで過ごし、焦って顔もブサイク年収の格下と結婚するだけ。

自分磨きをしようが1年ごとに落ちていく自分価値と向き合い、見下していた男もいつの間にか格上に。

女はクリスマスケーキではない、クリスマスケーキを食べるのはあくまで女なのだ

2023-03-13

勝負師羽生善治

 第72期ALSOK王将戦7番勝負は、藤井聡太王将羽生善治九段を4勝2敗で破り、王将位の防衛を決めた。本当に、本当に面白かった。手に汗握る、ヒリヒリするような名勝負連続名実ともに歴史に残ることとなったこシリーズを振り返っていきたい。

 棋士は「勝負師」「研究者」「芸術家」の顔を持つ。そう唱えたのは永世名人谷川浩司である。この3要素は、どれか1つが10割というものではない。一流棋士は、これら全ての要素を持ち合わせ、盤上において切り替えながら戦っていく。それが、一流棋士の一流棋士たる所以である。そうはいっても、棋士によって個性、より強く出てくる要素というものは確実に存在する。私見だが、藤井聡太にとってのそれは「研究者」、羽生善治にとってのそれは「勝負師」だと考える。そして、羽生の「勝負師」としての側面が、何よりもこの番勝負を白熱させたように思う。

 6局が指された番勝負で、羽生勝利した第2局と藤井勝利した第5局は特に名局だった。第2局は羽生の先手番で相掛かり。59手目、盤上のそっぽに放たれた金が驚きの一手。どこから飛び出てきたのかという異筋の金打ちだが、浮かび上がってくるとこれがべらぼうに厳しい。簡単に指せる一手ではないが、羽生はこの手をノータイムで着手。凄まじい事前準備、乾坤一擲番勝負に懸ける決意をみた一手だった。しかし、この一手だけでノックアウトされる藤井ではなく、将棋はその後も難解な進行を辿る。羽生の本当に凄かった一手は、その後の銀打ちだ。盤上の中央で威張る藤井の馬にアタックする一手。理屈としては分かるが、それにしても怖い。この手を指すと、自らの玉頭に風穴が空く。無傷では済まされない変化だが、それでも羽生は果敢に飛び込んでいった。対する藤井、「許さん」とばかりに猛攻に出る。銀をかち込み、馬と角の睨みで羽生玉を一気に仕留めにかかる。危険まりない羽生玉だが、ここでほとんど唯一といってよい、絶妙な凌ぎの手順が存在していた。そして、羽生はそれを読みきっていた。これが本局のハイライト藤井の猛攻を正確にかわし続けた羽生が、シリーズ勝利ものにした。何という勝ち筋か。銀打ちの一手は、藤井をこの変化に誘い込んだ渾身の勝負手だったのかもしれない。羽生最後に放った香車は唯一の正解手である。持ち駒も打ち場所も多いが、ここにこの駒を打たなければ助からないのだ。傍目には怖すぎる変化にも果敢に飛び込んでいった勇者羽生投了図は、勝負師が生んだ最高の芸術であり、羽生の名局である

 第5局は藤井の先手番。戦型は羽生誘導して横歩取りとなった。飛車角が空中を乱舞するスリリングな戦型で、かくして本局も華々しい展開となる。激しいやり取りがあり、羽生陣は空中分解の寸前。玉が露出し、またしても危険まりない状態となった。戦況は藤井有利から優勢へ。このままじっくり勝ちを固めてもよさそうなところだったが、本局の藤井アクセル全開。防御を完全に放棄する驚愕の手順で、一目散に羽生玉に襲い掛かっていった。このまま押し切れば藤井の快勝譜だったが、その先で羽生が放った金が受けの妙手。藤井の攻めから逃れるために作った即興の囲いだが、この懐が妙に深い。アクセル全開だった藤井の手はパタリと止まり、戦況は混戦へともつれていった。本当に、妙なところに懐はあるものだ。将棋の奥深さ、恐ろしさ。羽生がどこまで狙っていたのかは分からないが、藤井の快勝に思われた一局は一気に混迷を深めていった。形勢は逆転し、むしろ羽生がよくなった局面もあったようだが、あまりに難解で、羽生はこれをつかみきれなかった。最後藤井が抜け出し、シリーズを一歩リードする3勝目。攻めの藤井と受けの羽生。互いの特徴がよく出た名局で、深淵羽生の受けは藤井の手をも止めさせた。藤井にとっては薄氷勝利だったといえるだろう。

 最終的には、4勝2敗で藤井が制した番勝負しかし、星の差以上に競っていた、紙一重局面が多かったように感じる。ここで冒頭の話題に戻るが、これは「研究者」と「勝負師」による名シリーズだったように思う。藤井は「研究者」。盤上の真理、最善を追求し、そのためには持ち時間を一気に注ぎ込むことも惜しまない。相手の戦法は全て受けて立ち、相手によって戦い方を変えるということをしない。横綱王者の戦い方である。一方の羽生は「勝負師」。もちろん将棋研究も超一級品には違いないのだが、羽生相手によって戦い方を変えることも多いように思う。相手を見て、その相手有効と思われる勝負手を果敢に仕掛けていく。勝負への抜群の嗅覚であり、勝負勘。「羽生マジック」と呼ばれる絶妙手の数々はまさにそれで、時には善悪を超越した一手で勝利をつかみ取ってきた。そして、本シリーズでもそんな「勝負師」としての一面を遺憾なく発揮した。特徴的だったのは羽生の戦型選択である。今期の藤井は、先手番で圧倒的な勝率を誇り、なんと一時は28連勝を記録。特に角換わりは絶対的エース戦法であり、付け入る隙がないという強さを誇っていた。これを踏まえた羽生は、後手番で戦型を工夫していく。第1局は一手損角換わり、第3局は雁木、第5局は横歩取り。苦しいとされる後手番で、羽生藤井絶対的エース戦法を避け、様々なコースボールを散らすことを選択した。何を投げるかというところから勝負は始まっている。球種の多さで、狙いを絞らせない。羽生勝負術は、「次は何を繰り出すのか」と将棋ファンを魅了し、この番勝負を白熱させた。もちろん、角換わりを避けたからといって簡単に勝たせてくれる藤井ではない。どこにボールを投げてもその応手は的確で、結果として羽生藤井から後手番で白星を挙げることはできなかった。それでも、羽生が後手番で繰り出した3種類のボールはどれも見応えがあり、複雑なねじり合いを生んだ。後手番で必死に食らいつきながら、先手番の2局では会心の内容で勝利をもぎ取った。心から、素晴らしい番勝負だったと思う。

 防衛を果たした藤井王将は、羽生九段との番勝負について問われ、「羽生先生の強さだったり自分課題を感じたところがあった」と振り返った。藤井インタビューで対戦相手名前を出すことは非常に珍しい。なぜなら藤井は、前述のように盤上の真理を追究するタイプであり、対戦相手がどうこうというタイプではないかである。今回、藤井が「羽生先生の強さ」と述べたのは、それを肌で強く感じたところがあったのではないかと推察する。羽生の強さ。すなわち、勝負術であり勝負勘。これまで何度も目にしてきたつもりだったが、本シリーズではその真骨頂を見せられた気がした。そんな羽生相手防衛を果たした藤井王将のことを、心から讃えたいと思う。

 五冠を堅持し、さらなる頂に向かって突き進む藤井王将将棋界の絶対王者であることは全く疑いようがない。その他の棋士は、極めて厳しい戦いを強いられている。しかし、厳しいからといって戦うことをあきらめてしまえば、その時に将棋界は終わる。今回、52歳の羽生がこれだけの戦いをみせた。勝負を仕掛けた。このことが、将棋界に良い化学反応を起こしてほしいと願う。選ばれしプロ棋士たちには、藤井という絶対王者に対し、果敢に「勝負」を仕掛けていってほしい。必死に戦い続けてほしい。そのように願う。

 羽生さん。敗れはしたが、あなたは本当にかっこよかった。藤井王将は、その勝負術に正面から触れ、この番勝負で吸収した。今後は「勝負師」としての要素も強め、さらに手が付けられなくなるほど強くなるのではないか。そういう確信に近い予感がある。それでも言う。さらに強くなった彼に再び挑むのは、あなたであってほしい。

2023-02-27

anond:20230227182051

囲碁はどの石の価値が高いのかわかりにくいし、どれだけ勝ってるのかもわかりにくい。

それに比べて将棋飛車や角みたいな大駒取られたら不利ってわかるからわかりやすい。

囲碁の有利がわかりやすいってのは囲碁の出来る人の意見初心者意見ではないと思う。

将棋囲碁も両方わかりにくいけど将棋のほうがましって感じ。

2023-02-26

囲碁将棋もよいが、チェスはいかがでしょうか。

私は昨年末より、チェスを始めた。

チェスが好きなので、チェスについて書く。

文章力は低いのでご了承ください。


チェスを始めたきっか

元々、対戦系のゲームが好きで、囲碁将棋にも興味があった。

ハチワンダイバーを読んで興奮し、ハム将棋棒銀ボコして悦に浸ったりしていた。

しかしながら、オンラインの対人戦(24やウォーズ)に潜ると自分より圧倒的に強い人しかおらず、何もわからないままボコられ、楽しさを感じる前にやめてしまった。

その後、天鳳というオンライン麻雀にドはまりしたり、格闘ゲームLoLの観戦勢をやっていた。

天鳳で七⇔八段を何度か繰り返した後、自分のなかで「麻雀はもういいかな」という気持ちが生えてきた。

麻雀楽しいが、どれだけ選択を考え抜いても運に振り回されるゲームなので、頑張れば頑張るほどつらい気持ちになってしまった。


ある日、Netflixで「クイーンズギャンビット」という作品流行り、チェスに興味を持った。

チェスも昔ほんの少しだけやったことがあり、ギコチェスボコられたりする程度の知識はあった。

YouTubeで「チェス ルール」「チェス 初心者」等で検索してみると、日本チェス連盟動画が出てきて、そこから色々動画を見漁ってるうちにチェスに引き込まれた。

https://www.youtube.com/watch?v=G5dyh24BTr4

今はChess.comという最王手オンラインチェスサイトプレイしている。


チェスの楽しさ

将棋と比べて、プレイヤー人口ものすごく多い。

ソース不明だが、Google検索すると約5億人くらいらしい。

故に、カジュアルプレイヤーも数多くおり、初心者オンライン対戦に潜ってもちゃん初心者マッチする。

自分はR900程なのだが、いつプレイしても大体800~1000くらいの人と対戦できて、大体ものすごい接戦になる。

これは将棋にはない良い点だと思う。


チェスルール将棋比較して)

1.「取った駒を使えない」

終盤になるにつれて、盤上の駒がどんどん少なくなっていくので、将棋よりもわかり易さがある。(簡単ということではない)


2.「囲い」というものがない

キャスリングというルールによって、一手で王様の守りが完成するので、覚えることが少なくてよい。


3.駒の足が早い

将棋の歩にあたるポーンは、初期位置に居る場合に限り前方に2マスまで進める。手っ取り早くていい。

ルークが2つ(飛車)・ビショップが2つ(角)・クイーン飛車+角)・ナイト(8方向に動ける桂馬)と、ダイナミックな駒が多く、すぐ戦いになる。


私が日々やっていること

・Chess.comのデイリータクティクス(次の一手みたいなやつ)を消化

YouTubeにあがる日本語のチェス動画を見る

日本チェス連盟のOpenRecチャンネル配信を見る(月額500円だが質・量ともに大満足、初心者初級者向けのコンテンツも充実している)

チェスに関する本を読む

海外大会結果や棋譜を見る

Redditのr/Chessを読む

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