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はてなキーワード: 既得権とは

2007-06-20

我々は還流権の問題でも補償金問題でも退却を余儀なくされた。

しかし、これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ!

既得権者たちに比べ、我がネットワーカーの財力は300分の1以下である。

にもかかわらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か?

諸君!我らがテクノロジーサイバースペースのもたらす自由が正義だからだ。

これは諸君らが一番知っている。

我々は、テクノロジーが可能とした新しい表現の自由を法に縛られ、デジタルアンダーグラウンドに追われた。

そして、一握りの既得権者たちがサイバースペースにまで広がってきたコンテンツビジネスを支配して50余年、 サイバースペースに住む我々が自由を要求して何度踏みにじられたか。

ネットワーカーの掲げる人類一人一人の自由のための戦いを神が見捨てるはずはない。

私の学説! 私のオンラインでの提案や提言は無視された。

何故だ!?

「異端だからさ」

新しい環境の指導権を、その環境をよく理解する者たちが得るのは、歴史必然である。

ならば、我らは襟を正し、この戦局を打開しなければならぬ。

我々は空漠たるサイバースペースを生活の場としながらも共に苦悩し、錬磨して今日の文化を築き上げてきた。

かつて、ジョン・ペリーバーローは、人類革新ネットワーカーたる我々から始まると言った。

しかしながらリアル・ワールドの老人共は、自分たちがコンテンツ支配権を有すると増長し我々に抗戦する。

諸君のNapsterも、Winnyも、Youtube既得権者たちの無思慮な訴訟の前に違法化されていったのだ!

この悲しみも怒りも忘れてはならない!それを、47氏は!タイーホをもって我々に示してくれた!

我々は今、この怒りを結集し、既得権者たちに叩きつけて、初めて真の勝利を得ることができる。

この勝利こそ、違法化されたアプリケーション開発者ユーザー全てへの最大の慰めとなる。

国民よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ!国民よ!

我らネットワーカーこそ選ばれた民であることを忘れないでほしいのだ。

ネットワークなしで生きられない我らこそ、サイバースペースをよりよく統治であるのである。

ジークサイバー






Inspired by Gihren Zab

Special thanks and deep respect to Adolf Shirater   http://anond.hatelabo.jp/20070617215938

Thank you for reading this speech...

No copyrights reserved.

Please feel free to copy and paste this speech anywhere you want.

Sieg Shirater!!

2007-06-17

平成十九年六月十五日白田秀彰演説記録

前口上

ThinkCに参加した人たちからは評価が高い白田氏の演説だけど、ギレン・ザビの演説級だと僕は思う。たくさんの人が知った方がいいと思うし、もっと評価されていいはずだ。一部で議事録もあがっているようだけど、現場の勢いはあんなものではなかったから僕の記録を公開することにした。それに今回のフォーラムは公開されないと聞いたから。

もしかしたら実際の発言とは多少異なっているかもしれない。そこのところは僕も危ぶんでいる。とはいえ、面白さとか迫力とかだったらある程度までちゃんと再現できてると思う。以下の記録を読んでくれて、白田氏の熱さが伝われば幸い。

演説記録

【第一発目】

...「制度改正ができるものならやってみろ」ということでしたが...

そんなこと10年前からやってきたんですよ!

博士論文で、著作権制度が産業保護奨励政策としての独占にすぎないことを明らかにした(1)。

博士論文の内容をくだいて一般向けにした、わかりやすい解説も書いた(2)。

あちらこちらの講演で語った。

雑誌記事で一般に訴えた。

オンライン記事でみなに訴えた(3)。

審議会に出て言いたいことを言ってきた。

ロージナ茶会という組織も作った──茶会はすでに解散してしまいましたが──。

パブリック・コメントも出した(4)。

私一人でできることは、ずっとやってきたんだ!

それでも、誰もついてきてくれないから...

いまだに、こんな議論を続けなければならないんじゃないですか。

法律論では、なんにも先に進まないことは、もうわかってますよ。

...この会場の誰が、私を援けてくれるんですか?

誰が、私と一緒に著作権制度の議論に本気で取り組んでくれるんですか?

最近は、茶会のメンバーですら、私の書いた記事にコメントくれなくなった(苦笑。

そこら辺(運営側)の人たちも、最近さりげなーく私の発言を無視するようになった。

それでも、一人でも、一歩でも先に進まなければいけないから、

こうしてここで喋っているんですよ!

【第二発目】

会場から「白田の主張は偏ってるんじゃないか」というご指摘がありましたが...

そんなことは百も承知でやってんですよ!

日本の学界の主流である、ドイツフランス著作権理論がどんなものかは、よく知っています。

しかし私の博士論文では、イギリス著作権制度がそれらに先行し、強い影響を与えたことを明らかにしている。私の研究では、産業保護策としての独占の付与が先んじ、その後、著作者の財産権だの、著作者の人格権だのといった主張がくっついてきたことを明らかにしている。

私はその研究に5年かけたんだ。貴重な若い時間を費やしたんだ。

だから、著作権制度が所有権人格権を本質とするという主張については、賛成できない。さらに言えば、知的所有権のみならず所有権という概念それ自体があやふやであることもまた、岩波から出た論文集の中で指摘している(5)。

もちろん、こうした考えは学界では異端だろうし、支持者もいないだろうことは知っている。

しかし... 世間の大勢が、著作権は「天才を保護する権利だ」とか「創作者の心情を保護する権利だ」などと言ってるからといって、自分が5年かけて確認したことを、「著作権制度は、本質的に産業保護目的とした独占にすぎない」という自らの主張を、曲げることは学者としてできない。世間の大勢を慮って自説を曲げることを曲学阿世という。首をくくられても自説を叫ぶのが学者なんじゃないですか?

いいですか... 社会ほとんどの人が「著作権は天才の権利だ」と信じて、それを強化拡大しようとする側にいるとき、シーソーは、圧倒的に権利強化の側に重く傾く。そのとき、たとえ100mの空高くはじき飛ばされようと、誰かがシーソーの反対側に立たなければ均衡など維持できないではないですか。

ローレンス・レッシグは、憲法学者でありながら、なぜ著作権制度について問題意識をもち、闘っているのか!

彼の本、『コモンズ』には、こういう一節があった。

──連邦議員が、少数の利益既得権ではなく、一般的な福利を尊重すると考えることが頭がおかしいのなら、連邦最高裁が、形式的な法律の適用ではなく、われわれの自由や幸福について配慮すると考えることが頭がおかしいのなら、いますぐキチガイを増やさなければならない──

というものだ。したがって、私は百も承知で偏った議論を展開している。それは、それが全体としての均衡を維持するのに必要だと考えているからだ。

  • footnote

(1) 白田氏の唯一の学術論文である『コピーライトの史的展開』 知的財産研究叢書2, 信山社 のことらしい。

(2) ネットワークでは良く知られた『もう一つの著作権の話』青空文庫 のことのようだ。

(3) このあたり、氏のWebサイト『白田の情報法研究報告』でだいたい読める。

(4) 「知的財産推進計画2006」の見直しに関する意見募集にも提出している

(5) 知的所有について, 『[rakuten:book:11350650:title]』 第3巻 情報, pp. 85--105 のことらしい。

連邦最高裁が「自由や幸福について配慮すると考えることが頭がおかしい」という部分についてだけど、実際の記述は、『Free Culture』p. 313 にあった。引用すると以下のとおり。

でも、政府の役割が「バランスを追求する」ことであるべきだというのがバカげていると言うのであれば、わたしはバカの側に分類してほしい。というのも、そうなったらこれがかなり深刻な問題になってきたということだからだ。もし政府バランスを追求しようとせず、政府が単に最強のロビイストたちの道具でしかないということが誰の目にも明らかになっていて、政府に別の基準を要求するのがバカげていて、政府ウソではなく真実を語るよう求めるという発想がおめでたいのであれば、世界最強の民主主義だったはずのアメリカは、いったいどうなっちゃったというのだ。

政府高官が真実をしゃべると期待するのは頭がおかしいのかもしれない。政府の政策が、強力な利益団体のお手盛り以上の何かだと信じるのは頭がおかしいのかもしれない。歴史を通じてずっとアメリカ伝統であったもの――自由な文化――を守ろうと論じるのは頭がおかしいのかもしれない。

それが頭がおかしいのなら、キチガイをもっと増やさなきゃいけない。それもすぐに。

2007-06-15

既得権益を擁護する

テレビ局とかの話題で良く出てくる「既得権益」という言葉。100%悪者つーか倫理的に「良くないもの」という風に使うのが通常だけども、どうなんかねソレ。

マスコミなんか典型的で、できあがったシステムを維持するのに汲々とするのは、端的に浅ましいという見方もあるけれど、逆から見れば、もう一度ゼロから同価値のシステムを築く自信が構成員の誰にも無いからなんじゃないかと思うのさ。なんつーか、死ぬほど金にがめつい老人とかそういう感じ?

もう財を生産する能力のない老人にとっては、目の前にある財産が自分の全てなわけだ。失ったら最後、ばりばり働いて取り返すとか、一発逆転目指すなんて考えも能力も残っていない。自分がそうだったら、と想像すると、そりゃがめつくもなるわーだって俺いっぱいいっぱいだしーとか思うわけさ。端から見ればみっともない真似以外の何者でもないけれども、個々人が権益を守ろうとするのは当人からすれば極めて合理的な行動なわけで。

とはいえ、独占寡占が社会全体の厚生を損なうのはイカンので、擁護するだけでなくこちらも対抗策をとらねばいかんね。

結論としては、若年労働力も、人からどんなに後ろ指をさされようが経済合理性のある行動をとろうぜという。

例:

http://anond.hatelabo.jp/20070615191735

既得権益にしがみついてるひとたちは、例外にちがいないね。

2007-06-12

まぁなんだ

偉いかどうかはともかく、超えられない壁はあるよね。なんか。

まぁ、男性女性付属品だと思いながらオナニーすると気持ちいいよ。

オナニーの時以外はそんなこと考えないけどさ。

 

女性がかよわいのは、今の社会の構造がそうだったり…とか。

男性既得権益があるからであって、それ以上のものじゃない。

頑張れ女性

 

男性既得権益を守ろうとして、女性はがんばってそれを壊して、

「あれ?女性を入れた組織のほうが強いじゃん。」

って思わせたら革命成功だし、逆に

「やっぱりダメだね、上手くいかない。」

って思われている限り、わだかまりは残り続ける。

 

まぁつまるところ現状維持でいいんじゃないかと。

2007-06-01

http://anond.hatelabo.jp/20070601174017

時代の変遷。

常識の変化。

団塊の世代退職でいままでフタをされてきたもののフタがいろいろあいていくと思うんだ。

逃げ切りは許さない。私腹を肥やしたやつは徹底して責任を追及するぜ。

一昔前まではこんなのありだったとおもうんだ。

そういうことをやるやつらはやるやつら。

やらないやつはやらないで居たと思うんだけど冷遇されてきた。

国土の問題も緑十字も緑資源もなんだかんだ既得権ががっちりしたフタの圧力と内圧差が激しいところから吹きこぼれる。

これが後世のお仕事

それにしてもまったく負の遺産ばかりのこしやがって。

2007-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20070530114341

昔: 権力<-->庶民

今: 権力<-->庶民<-->若者

って階層が分かれたんじゃない?

あと、

利権を握る既得権者だと思われるもの
昔→公的機関
今→公的機関マスコミ保護された「弱者

だと思う。

誰か教えてくれ

どーも昔の、団塊からちょっと下くらいのいわゆる左翼リベラルと、今の若いもんが中心らしいいわゆるネット右翼の本質的な違いがわからん。

  • 改革
    • 昔→既存権力を打ち壊せー!
    • 今→既存権力を打ち壊せー!

要するに、「体制」が本当のことを隠し、俺たちを虐げてる!!っていう中2病っぽいのは変わってなくて、体制に何が代入されるかの違いなんじゃないの?

2007-05-18

グーグルに対抗する為、電通は貨幣を量産する」の補足

http://anond.hatelabo.jp/20070516011411

もともとこれは、mixi日記用の文章だったんだけど。

マイミクからの反応があまりにも薄くてつまんなかったため、増田に投下。

そして反応が良すぎて戸惑う。

2日して沈静化してきたので、いくつかの補足と、書いた意図をちらほらと。

オファー広告」についての情報

宣伝会議』5/15号p66に、少しだけ載っていた。

2/28にポイント付与型モバイルCM効果検証を行ったとの事。

広告ポイント付与

広告を見たことに対するポイントの低さなどを指摘されましたが、それが低いことは確実です。

懸賞法(景品表示法っていうんですか?)あたりで、確かそういうのが決まっているはず。

それともう一つ御指摘頂いたのが、「ポイントのためにクリックされても広告として意味なくね?」という話。

これは、その通りだと思います。

でもそれはモバゲータウンなどのサイトにも言えるわけで。

何故その点を指摘する人が出てこないのかが、今まで非常に不思議でした。

みんな気付かないのかなーと思ったんですが、そういうわけでもないんですな。

まあ、一応「広告を見ている」ということには変わり無いから、全く効果が無いというわけでもないんだけど。

とりあえず、電通がこれを始めてもクライアントさんは騙されないでほしい。

(と増田で書いたところで、ナショクラのオジサマ方に届くはずもないんだけど)

ポイント交換とその市場

記事に書いた「PeXによるポイント交換」は、できるということが確定したわけではありません。

ここは予想の範囲です。

でも、出来たら電子マネーにも換えられて、便利だけど怖いよね。というお話。

信じちゃった人、ゴメンナサイ。

でも、電子マネー・仮想通貨ポイントあたりの市場が今後活性化してくることは間違いないと思う。

そしてそこを電・リクが持っていこうとしていることも。

正直すげー悔しい。

AdSenseとその代替

一番言いたかったのがこれ。

AdSenseは他の広告配信システムに取って代わられる恐れがある」ということ。

特に日本では、まだまだ一般の人のネットリテラシーは低く、企業のお偉いさんなんかは、昔から馴染みのある電通社員が

「こっちの方がクリック率がいいんですよ、ユーザーwin-winなんですよ」とか適当なこと言えば、

AdSenseをすぐに電通モデルに変えてしまいそうだ。

個人サイト運営者だって、AdSenseより多く自分の懐に入ってくるモデルがあればそちらに切り替えるだろうし。

電通は、日本ではAdSense代替の最有力候補ではあるけれど、そこを狙ってくるのは電通だけではないかもしれない。

ちょうど同じような話が、AdInnovatorに出ていた。

但しこれは電通ではなくてオープンソース広告ネットワークの話。

http://adinnovator.typepad.com/ad_innovator/2007/05/google100.html

自分はグーグル大好きで既得権益大嫌いなので、どちらかといえばグーグルを応援したいのです。

電通グーグルを意識しても、グーグルという会社は多分電通を意識しない。

でも、そこが危険だと思った。

グーグルは、収益構造から見れば広告会社なんだから(「いやそれは違う」という批判もあるんだろうけど)

対抗勢力がいつ出るのか分からない、という危惧はしておくべきだ。

まあ、あの記事は、ただのグーグル好きな学生が、グーグル中の人に対して警鐘を鳴らしてみたかったんだと思ってください。

グーグルの人、見てくれたかな。

見てくれたらいいな。

元々グーグルの人ってはてな好きな人とか居るんじゃないかと思って投下したんですが、

もしかしたら海外のサービス使ってる方のほうが多いかもしれないですね。

最後に

増田にちょろっと書いた記事を多くの方に読んでもらえ、リアクションが返ってくるのがとても嬉しかった。

読んでくれた方、批判して頂いた方、有難うございました。勉強になりました。

こんな短期間にいろんな人に思ってることを伝えられるインターネットはやっぱりすごい!

そう実感した2日間でした。おわり。

2007-05-16

グーグルに対抗する為、電通は貨幣を量産する

ネット広告周りで話題の日経ビジネス第2特集「電通が挑むメディア総力戦」を読んだ。

グーグルに負けない」という挑戦的なタイトルで、グーグルAdSenseに対抗するサイト配信型広告モデルを自社で始めるという内容。

グーグルアメリカテレビラジオ新聞雑誌といったマスメディアを取り込んでいることも意識している。

グーグルという会社によって、電通が変わろうとしている。

電通が動き出した今、日本という市場グーグルに勝ち目はあるのか。

15日の日経新聞15面に、電通がPeX(http://pex.jp/)に資本参画したという記事が出ている。

PeXは、ネットを介してポイント交換サービスを提供する会社だ。

その意図を推察するに、これはどうやら上記のグーグル対抗広告モデルに深く関連している模様。

以下の電通プレスリリースで、「オファー広告」なるものが発表されている。

http://www.dentsu.co.jp/business/teritory02/media/offer.pdf

これは平たく言えば、広告を見た人にポイントをあげるという仕組みで、更に人によって貰えるポイントを変えることができますよ、ということらしい。

広告を見た人にポイントをあげるという仕組みは、モバゲータウンhttp://www.mbga.jp/)や、

無料着うたサイトゴルゴンゾーラhttp://pc.zola.jp/)等、主要ケータイサイトが成功を収めている。

ケータイサイトポイントが自社が提供するコンテンツとの交換しか出来ないのに対し、

電通の「オファー広告」ではPeXのポイント交換の仕組みを利用して他各社のポイントとの交換が可能になる可能性が高い。

昨今ポイントや仮想通貨市場が交換システムにより通貨化していることを考えると、

事実上電通がこれをすることによって「広告を見れば金がもらえる」という仕組みが成り立つことになる。

広告を見れば、ポイントで様々な商品を買うことも、色々なサービスも受けられる。

電通は、貨幣をつくろうとしているわけだ。

電通がこの仕組みを完成させた時、グーグルはどうなるだろうか。

テレビ局新聞社出版社等の媒体社、それと電通が作るナショナルクライアントサイトにはAdSenseの代わりに電通広告モデル採用される。

グーグルAdSense分の収入(ほぼ半分)を失うことになるだろう。

こうなると、グーグルに残るのは検索連動型広告だ。

AdWords検索連動型広告は、検索サービスを持っているグーグルの強みで、電通にはなかなか真似できそうにない。

日経ビジネス電通は「最終的にはグーグルの取り扱いも電通が行いたい」というようなことを言っていた。

恐らくこれは、この部分を意識してのことだろう。

この部分をどうするかが、グーグルでの課題になるかもしれない。

もし電通グーグル提携できなかった場合、次はYahoo提携かなーという気もする。

Yahooとの提携というと、リクルートとか使うのかなぁ。

既得権益の肥大化、こわいなぁ。

追記:http://www.dentsu.co.jp/news/release/2007/pdf/2007019-0307.pdf

この辺りを見るに、電子マネー・仮想通貨ポイントあたりをまとめて、電通リクルートが全部持っていくつもりらしい。

リクルートが関与することで、リアル店舗電通ポイントを貨幣と同じように使うことが出来る。

リクルートポイント事業に絡むべきだとは常々思っていたが、こういう形で来たか。

自分で書いて本当に怖くなってきた。

2007-05-07

実名でブログやってる奴ってなんなの?

過去の蓄積が」なんて言ってるけどさ、その「過去」ってなにさ。蓄積されるほどの過去を持ってるのって、どうせ(日本の)インターネット黎明期からHP持ってた人とか、オフラインでも有名な肩書きを持ってる人とかだけじゃん。そーいう奴らが過去を利用したいから実名で書いてるんでしょ。

じゃあ新参者はどうすればいいの。いまから書き始めたって、ネット黎明期から書いてる人には追いつけないでしょ。オフラインで頑張って何か肩書きを持てってことですか。

実名ブロガーなんて、既得権益にしがみつく利権屋と一緒じゃん。しねばいいと思うよ。

2007-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20070505143559

地下水とか帯水層の枯渇、減少でちょっとググって見たけど

あんままとまってるサイトないな。

増田でやるにもせめて問題を纏めておいてくれ。

地下水 枯渇とかで検索するとおまえさんの増田での書き込みが上位にきているような現状になっちまってるぞ。


地球温暖化が進めば水蒸気塊も増えて降水量も増えて万事おっけーなんじゃない?

自然系なんてホメオスタシス適当にはたらいて問題はないようにおもう。

ただ土地ごとの環境は変わっちゃうだろうから、既得権益をもっている人は戦々恐々かもしれないけど。

アメリカ農業ができなくなってツンドラ地域が農作可能になったりと…。

国の盛衰構造は変わりそうだ。

そういう意味では戦争はおきるかもしれないけど、それより先に起こるのは資本の移動だよ。

2007-04-15

義務教育でもある程度教えてるだろ

http://anond.hatelabo.jp/20070415184507

いったいどうして税金の授業が皆無なのか理解に苦しむ。

そもそも皆無じゃないだろ。本当に授業受けてた?

株式投資「だけ」を小学生中学生に教える風潮があるが、

それ「も」教えてるのなら知ってるが、「だけ」を教えるべきという風潮なんか見たことも効いたこともない。

お金を稼ぐ上では既得権というのが重要である。

長く商売をやってると信頼が積み重なるから新参者より有利なのも既得権かな?

2007-03-14

なんか、書く。

はじめて増田で書く。

ああそうか、ログインしないとダメなんだ。これじゃリファラでばれるのも無理ないわな。まぁ、サブアカとか使えばいいんだろうけど。

さて、「政治家」について書く。

オレは最近NHK国会中継をながら観てるんだが、どうやら政治家というのは「エリート」が多いらしい。

ここで言う「エリート」というのは、一般的な意味で言うエリートではなく、「オレ達の社会ルールを逸脱したヤツラ」という意味でのエリートだ。

こういうヤツラは親がエリートというヤツが多い。親が~だから・・・という理由でその子供も親の職業に近い職になるというのはごく自然な話だ。だが、ヤツラのソレは「職業」というレベルじゃない。ある種「階級」みたいなものだ。

ヤツラの何が「オレ達の社会ルールを逸脱」しているか?

オレ達は、「食う」「寝る」「仕事する」だ。アイツらも生物だからオレ達みたいに「食う」。そして「寝る」。だが「仕事」はしない。オレ達は「仕事」をして「食う」糧を得て、「寝る」が、アイツらは違う。

アイツらは「食う」糧を得るために仕事をしてるんじゃない。アイツらは自らを「宣伝」するために「仕事」をしている。そう、次の階級に上がるために。その「宣伝」のためにはオレ達をも利用する。次の選挙に受かるために、オレ達を「データ」として扱いながら、国会という閉鎖的空間で一部の現場だけを見て、あらかじめエディターが書いた文章を暗唱し読み上げる。それが延々と繰り返され、最終的に既得権益者や政治家が自分達だけを「特別」化する。

~あとがき~

ああーダメだ。最初の方はスラスラ書けたが、後がダメだ。誰か「政治家」について書いてくれないかな~

あしかも、インターフェースのfont-sizeが80%だからなのか、編集してるときとものすっごい印象が違う。

2007-03-12

格差の話で思い出した人の話の周辺についカッとなった

格差の話で思い出したんだけど

以下から始まる当記事ですが、どうやら注目されているようだ(?)。せっかくなので、話の流れが読みやすいように言及記事を要約しておく。元の記事の作成者さま、著作権などで問題があったら何かしらの方法でお伝えいただきたい。

格差や下流というものの実感がない。年収200万以下と聞いて理由がわからない。

普通の家に生まれ、公立の小中学校に通い、高校受験は公立に落ちて私立の男子校に行き、大学受験も落ち、浪人した。ゲーセンばかり行き、週に授業を4時間(コマ)しか受けない生活をしていたら、センター試験で酷い点を取り、それから1日に18時間ぐらい勉強してMARCH(明治 青山 立教 中央 法政)の下位に合格

インターネット流行り、毎日チャットネットゲームをして夜型の生活をし、毎日バイトして、パチンコしていた挙句留年。3年の年明けぐらいに就職を意識して危機感を感じ、就職対策の勉強を必死でやり、大学主催就職セミナーや体験面接に全部出て研究し、早期に面接を実施する企業を練習台にするような就活結果、社員6000人くらいの大きな会社就職

4月から4年目で、今年収が500万ぐらい。

流されて生活してて失敗ばかりしていて、頑張ったのは浪人ラストスパート就職活動のみで、それでこれだけ貰ってるから、自分より収入が低い人がいる理由が理解できない。周りの友達もそんな感じ(要約注:友人たちの年収は、500万円なのか、それより低いのか、どちらなのか読み取れなかった。「そんな」ということは校舎かもしれないが、細かい文法にこだわって書かれた記事でもなさそうだから)。

毎日早くから仕事して家には寝に帰ってるだけくらいの生活で年収200万と聞くと理由がわからない。本当なのか疑ってしまう。

もしかしたらこういう俺みたいな人間が格差を生み出してるのかもしれないなぁ、とちょっと思った。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http%3A//anond.hatelabo.jp/20070312004915

まぁ、そういう意味での既得権者ってのは多いんだろう。っつーか、はてな界隈で文章ものして目だってる人の多くにもそういう既得権者のにおいがする人は多い気がするのは、偏見

既得権ってなんだよ?実際にリアルタイム生産行為を「実際に行いながら」生きてるんだよ、「いま社会貢献」してるんだよ。そんな奴と「これから何かやるかどうかわからない奴」に同じ評価がなされるとでも思ってんのか?

MARCHに引っかかってる時点で”上位”に属していることに気づいていないあたり、もちょと想像力働かせようよ

この人は「生まれつき天才でほっといたら勝手大学に受かった」わけじゃないんでしょ?朝青龍じゃないが、「勉強して頭をよくしたら悪いのか?」って感じ。

運と努力タイミングと。。。 この人大学行かなかったらどうなってたんだろ。下つってもMARCHは需要があるし

たらればはマジでどうでもいい。この人は理屈の上で生きてるんじゃないんだ、「実際に勉強」して「実際に大学に入った」んだ。運とタイミングが良い奴は、運とタイミングが悪い奴に対して悪いことをしてるのか?あと蛇足かもしれないが(こういう蛇足は絶好の揚げ足取りポイントだぜ、みんながんばれ)、脳科学心理学で言えば、運やタイミングは、肯定的な思考回路や「実際に行動してみる」みたいなものにくっついてくるんだ。茂木ケンイチローの本にだまされてみればいい。

なんだかんだいっても、ここぞというときに頑張っている人は強いかも。

かも、じゃない。実際に行動してる=強い、なんだ。少なくとも“下流”ではない。“上流”に行くにはもう少し工夫がいるだろうけどな。

浪人留年を親が許してくれるって時点で十分恵まれてるよな。この文章にそれ以上の感情や感慨は何も抱けないけど。

これが一番腹たった。大学生だろ?で多分文系なんだよ。はっきり言って、授業出なくても単位がとれる。ちょっと工夫してバイト選びすれば年間100万円くらい楽に稼げるんだ。大学生にもなって親の許可がないと行動が取れないのは、それはまぁ育ち方だから本人の責任とも言いづらいが、所与の環境言い訳にしてる限り“下流”は抜け出せないだろうよ。これは俺の経験則だから論理的に納得させることはできないけどさ。

  • 13日昼に追記:誤解させてしまった、これは素直に謝る。申し訳ない。引用したこの↑コメントを書いた人のことを“下流”だと思って書いたわけではなく、このときは自分自身のことを“下流”だと思っている人たちにおける一般論のつもりで書いたのだと思う。また、文系大学生というのは言及した記事の書き手のことを指している。私のこの書き方では誤解させて当然だ、ネット上に文章を公開する前には丁寧な推敲をして、誤解させうる要素を可能な限り取り払うべきだった。インターネットでものを書くことにあまり慣れておらず、本当に失礼なことをした。誠に申し訳ない。私の人生でこれ以後同じようなことを二度と繰り返さぬよう努力することをここに誓う。

リアル植木等か。 ま、これはこれで仕方ないと思う。文章から下流を見下す臭いがない分健全かも。 俺は逆に上場企業就職しても薄給の友人が目の前にいるから実感したわけで。

下流を見下してない、これは本当に大切なことだと思う。俺はいまカナリ頭にきてるから文章が荒れてるかもしれないが、人を選ぶときに過去は問わないことを信条にしてる。現在、いま、話をしているその瞬間に「工夫」や「行動」をしているか、体が動いているか、顔の筋肉を使っているか。一時間後に自分の思いをカタチにするための最適な行動を自分の頭で考えて、「めんどくさい」とか「周りから見たら痛いだろうな」とかそういう意識をどうにか振り払って、「実践」をしているだろうか。そればかり考える。評論家ダメだとは言わない、行動を伴う評論家は強い。しかし名が知れている評論家を全て見渡しても、行動を伴わない評論家ほとんど居ないんだ。

…なんか生まれて最大の速度でタイピングしてるかもしれない。日本酒って凄いな。

この人は、自分の世渡りの技術デフォルトだと思っているのかもしれないが、この人の要領や世渡りは結構いいもんだと思う。

また所与か。「生まれつき」とか「育ってくる間に身に着けた」とかか。過去しか見ないのか。あなたに現在未来は無いのか。要領や世渡りを何かしらの方法でいまから身に着けようとは思わないのか。単純にめんどくさいだけなんじゃないの?そんなの言い訳にもならない。言い訳なんて聞かないけど。俺は、今からどうするかしか興味は無い。

こんなもんだろうと思う。私事だけど、学生時代にバイトしてなかったら「大学に行かない世界」は多分未だに理解できなかった。 こういう物がそこかしこにある事、それにより視点は幾らでも変わる事の認識は大事。

俺の受けた印象と近い。視点(価値観)が固定的なものでないと表明していて、その点は特に強く共感する。

よく読むとこの人ポイントを押さえて努力してるし結果もだしてんだよね。だから有能な人なんだと思う。さらに読むと中流以上の家庭なんだなってことが判る。これぞ格差社会

俺の中で「能力」の定義は「現在進行形で成果を出し続けていること」だ。過去タイミングよく努力して成果を出してきた人はこの意味での「能力」を「持っていることが多いという傾向にある」のは事実だと思う。しかし中流かどうかは知らない。嫌な奴だったが、大学の同級に生活保護家庭の奴が居たが、そいつはスロットで稼いで学費を捻出した上に家にカネまで入れていた。親の収入と子の「デキ」に、マクロデータ上で相関があるのは事実だが、それは個人個人を見るときに考慮すべき話ではない。個人の力は凄いんだ。凡人だってちょっと変なことを延々しつづけて生きていれば、それだけで歴史に名を残せるんだ。

ビジネス, 人生 ウサギとカメのカメの話。格差の下に沈んでるのは、驚くほど早熟のウサギなんですよ。

早熟?欠陥を持った自意識のことかな?「自分は考えすぎる」と思っている奴ほど、はっきりいって世間知らずで考えたらずだ。同じ方向性でしか思考ができないことは恥ずかしいことなんだが、小学校でヘンテコな定義の「平等」や「個性」といった言葉洗脳されてしまうと結構あぶない。しかし「いま」「実際に」「体を」「動かして」「実践」すれば人生は変わる。生きる方向は自分で考えればいいし、自分らしさとかそーいう言葉に不安を感じるんなら、どっかの偉人の伝記買ってきて、それをそのまんまパクって実践してみればいい。カーネギーの人を動かすでもいい、GTDでもいい、なんでもいいから、自分の外から「具体的な手順」を探してきてそのまんまパクって実践してみればいい。ダメだったら諦めて別のことをやってみればいい。何もしなけりゃ人生が変わる可能性は低い。宝くじに当たるようなこと期待して生きてるんだとしたら、それは「バカ」だって客観的に認識したほうがいい。できることなら主観的にも「これはバカげてるんだ」って感じたほうがいい。

その大企業を辞めて、中小企業就職しなおせばわかると思うけど。

こういうタイプの奴が中小企業就職したらどうなるかわかるかい?周りがしていない努力と工夫を実践することで、すぐアタマひとつ抜けた奴になるのさ。成果が出せていないのは「工夫」と「実践」が足りないだけだ。わかってないのはおまえだ、と言いたいけど別に俺は自分がそこまで言えるような立場にないな。

この感覚はわかる。そういう体感と、情報のギャップに違和感とか覚えず感覚だけ信じていられれば、自分が転落するまでは幸せ人生が送れると思ふ。

転落?なにか失敗したとしても、この人は挫折とは感じないだろう。問題を単純化して、作業をこなすようにそれらを解決していくだろう。体感は固定的なものでもないし、外部的な情報(たぶん社会とか、環境とかのことだろう)は、自分が働きかけていくことで変えていけるもんなんだ。これも経験則に過ぎないけどな。

格差社会 ポイントとして、(1)スタートで恵まれている、(2)それほど有能そうではない(アンテナ想像力)、(3)年収が少ない人にも問題があるのかもしれない、(4)能力的問題はないが家庭事情や運などがある ほか

3だよ。スタートや家庭や運なんて、関係ないとは言わないが、「いま行動を変えれば」近い将来が変わるだろう。

あー。この感覚わかる。この場合でだしの「普通の家」って時点で多分恵まれてるんだよな。

だんだん冷静になってきた。まぁ正直、「自分を変える」タイミングに恵まれているのは親が「有能」な場合が多いだろう。傾向があるにすぎないけどな。

満たされている人は、不幸に対して無知残酷なもの。

無知はオメーだ

その大企業をためしに辞めてみるのがオススメ

過去も実力のうちだろう。就職活動で使った労力によって今の立場があるんだ。そして、今の能力を手にしているんだ。うえで書いたとおり、辞めても彼はニートにはならないだろう。だって彼は、行動しちゃうんだもん。体が動いちゃうの。いままでの経験で培った能力までも含めて「既得権」って言うつもりか?「いま」「体を動かして」「実践」している彼の個性そのものを「既得」だって言うのなら、そりゃあもう、どーしようもないわね。

「機会の格差」ってやつはかくほどに不可視なのか

機会なんて自分からいくらでも得られるだろう。世の中の多くの上級企業は、全ての社会人に開かれたセミナー勉強会なんかを開いている。人脈だって作れる、スキルだって身につく、知識や知恵モチベーションだって得られる。ただし、自分が「実際に」「参加」すればの話。しないんじゃ、仕方ない。言い訳のしようがない。してみればいい。してみればいいじゃん。してみようよ、実践。チャンスはさぁ、タダでごろごろ転がってるじゃん。現実を確かな自分の目で見てみたらいい。

世の中にはびっくりするほど無能な人間が結構いる、ということを分かっていなければならんよ。そういう人間ネットで発言したりしないし、知識人はそこを見ようとしない。格差の問題ではなく無能者の福祉の問題だ。

完全に同意だ。教育で最低限のコミュニケーションの手順ハウツーさえも教えないのは日本の欠陥だろう。しかし国に頼らなくても最近社会企業家くんたちが居たりする。まことに頼もしいものだ。

きっと巧妙に隠されてる、もしくは自分が見ないようにしてる かもです。よく見てみたら、電車に乗っている人たちの中とか、町歩いてる人とかに、いるとおもいますよ。

どこにいるかわからないというのは、元のエントリーを書いた彼の見落としだろう。たとえば場外馬券売り場、パチンコ屋。ただ、家にこもってる奴が目に付かないのは当たり前のこと。

日本経営新卒採用絶対主義なので。新卒時の就活で成功すれば"終わりよければすべて良し"となり、逆に失敗すればそれまでうまくいっていてもすべてご破算

世間知らずだと思いますよ。自分の経験からくる知識が全てだと思わないほうがいい。

就職のときに逆転してるパターン。3年目で年収500は優良企業でしょ。公務員とかでもそうはいかない。/他はおいといても受験就職努力しているのは効率いいな。

受験就職で労力を払うというのは、普通人生から考えて妥当タイミングだろう。妥当タイミング妥当努力をすれば、妥当な生活を得られるのは当たり前のことじゃないか?私の恩師は「必要なときに必要なことをすれば、あなたに必要なものはたぶん得られるんじゃないですかねえ」なんて言っていた。

頑張ったらうまくいったからといって、頑張れば「誰でも」うまくいくとは限らない。椅子とりゲーム状態では全員が同じくらい頑張っても座れない人が出てくる。

がんばらなければ普通はうまくいかない。「頑張る」気力があれば、価値観に重大な欠陥が無い限り“下流”には落ちないだろう。仕事椅子とりゲームではない。椅子を作ろうとする人間はチャンスを自分から作り出せる。これはちょっとした意識の違いにすぎなくて、一冊の本によって変わりうるような部分だ。「マニュアル人間」なんて言葉にだまされて「啓蒙本を読むような人生は嫌だねー、プwww」とか言ってる限り、それは自分に限界を作ってるだけだ。本を一冊読むくらいで完全に崩壊してしまうようなチンケな個性しか持ち合わせていない人間など居ない。ためしにやってみる、これくらいの行動力はちょっとした意識の切り替えによって拾うことができるものだ。

こんなにネチネチと書き綴ったのは人生で初めてだ。他人のことにすぎないけど、でも私はアンタラと同じ社会に住んでる。私が社会貢献すればあなたたちが良い暮らしをできるし、アンタラが社会貢献すれば私の暮らしが良くなる。社会でのポジションを相対的なものだと思わないほうがいい。他者がある地位を得ているから自分がその地位を得られないんじゃない、よそはよそ、うちはうち。

家庭内の家事にでもたとえてみようか。4人家族のひとりが家事万能でぜんぶこなしちゃう家と、1人が家事万能、ほかの3人も向上心を持って家事を担当してる家と。アンタはどっちの構成員になりたいのか。

最低限のルールにしたがっていれば、行動をする限り、また100人居る中で最悪くらいのよっぽどの環境に居ない限り、アンタに絶望は無い。

[追記][これはひどい]

風呂はいってあがって読み直したらなんかウソばっか書いてあるな、この記事。啓発本てw読んだことねぇwあったとしてもヤンサンに連載してる山田玲司絶望に効くクスリくらいかw中谷アキヒロとか立ち読みしたことあるけど、うん、あれはキモい。彼の本が啓発本なのかどうか知らんが。

まぁグズグズして何もできないようなひとは、一冊くらい読んでみてもいいかもしれんけどさ。読みすぎて目が据わったような表情になると宗教くさくなって周りからキモがられるから、成功から離れたりしちゃってなw

ただまぁ、いまでも同じ主張をしたいことっつったら、流行りみたいだからどうしようもないのかもしれんが、「痛い」とかいう概念で「いま」の「行動力」を制限しちゃうのは割ともったいないぜー、って部分だな。行動を伴わない思考のみからは何も生まれないってことくらいは理解しとかないと、だまされる。誰かしら尊敬できる有名人とか居るだろうけど、その人のことをよく観察したほうがいい。もしかしたらそいつ、甘美な言葉を発してアンタから好意を受けることで儲けてるのかもしれない。そいつが主張してるようなことを、そいつが実際にやってるか、確認してみたほうがいい。価値観にもリテラシー意識を持たないと、いろいろね。だまされるからね。

あと、なんか上でコメントにいろいろ文句つけてるけど、文脈理解してなかったり前提を誤解してたりするようで申し訳ない。思い込みから生まれる非難はみっともないですね。気をつけます。

[ハテブ]

くれくれ論批判か。たぶんオレの現在いる環境のほうがこの人や元エントリの人より良いわけだが・・。 格差うんぬんについては長くなるので ⇒(リンク先も全部読んでね) http://muse-a-muse.seesaa.net/article/35314889.html

現在いる環境とかどうでもいいっつってんのに。こいつほんとにいい立場に居るのか?未来志向の人間がこんなこと言うとは思えないな。「リンク先」は人に読ませる気のある文章だと思えない、私流に言い換えれば工夫をしようという意識の感じられない文章だ。10行読んで前提が見えなかったので、申し訳ないが「読んでね」という依頼は丁重にお断りします。ごめんなさい。

日本酒」と書いている時点で「この人は自分の発言責任から逃げているな」と感じました。

発言責任を明確にして恥ずかしくない文章ならば、ハナから実名で世間に公表してます。別に酒飲んでたから書いたわけではありません。一部の考えなしなフレーズはそうかもしれないが、別にコレを書いたのがリアルでの私であると特定されたとしても、私は胸を張って「そうです、書いたのは私です」と認めます。内容が内容だけに、バレたら恥ずかしくはあるが、無責任に基づいてなした記述ではありません。

自分の見た世界が社会の全てだと思い込んでいるのではないかというような反応もあるけれど、そんな思い上がりはしていないつもりだ。「出発点」とか「能無し」とか、そんな概念は取っ払う工夫をしたほうがいい。現時点まででどうかは関係ない。どれだけ経営が苦しい企業でもどんな変わった共同体でも、そこが何かしらの価値をもつ集団である限り、集団に対して「貢献しよう」と「頭を振り絞って考えながら」「思いついた」「行動」を「逐一」「実践しようという姿勢」を「見せている」人間を排除したりはしない。頑張っているのに排除されたとしたら、それはおそらく、あなたの価値観根本的に社会に不適合であるか、その集団がそもそも存在価値が無いかのどちらかだと考えればいいだろう。

どちらにしろ、その時点からの自分がとる行動によって、その時点以後の人生は変わる。そこに気づけるか気づけないかが分かれ目だ、とかじゃない。そんな考え方の人間がいるということを「いま、あなたは目の当たりにしている」のだから、いまこの瞬間のアンタにとって妥当な行動は、「ほんとにそうかな?」と公平な視線で考慮してみることだろう。その上で「こいつが書いてることは宗教的で洗脳行為のようなものだ、絶対に自分は認めない、自分は自分の考えに基づいて生きる」と思うのなら、そうすればいい、そうしてくれれば私は嬉しい。それこそが私の本望だからだ。

[手間を割いてくれた方へ返信]

anond:20070313212237

2007-03-11

喪前ら本当にIPv4が大好きだな

http://slashdot.jp/security/07/03/09/232245.shtml

とか見てるといまだに「IPv6イラネ」って論調が有力だけどさ…

  • IPv4アドレスの空きが無くなってから移行すりゃいいじゃん
    →それじゃ遅いっての。

なんにせよ、1IPアドレスを月何千円で売るような既得権益にしがみつく連中どもは淘汰されて欲しいと思ってるので、早くIPv6時代になってほしい。

既存の既得権益を利用して他の既得権益をぶっこわそうと思うんだ

http://anond.hatelabo.jp/20070311131148

俺が持ってる既得権益なんてたいしたことないけど、つながる人達がそれなりに持ってる。

だから彼らを利用して既存の既得権益をぶっこわそうと思っている。

そうすると、いままで既得権益で黙っててもウハウハだった人が地におちるわけだ。

でも、結局新たに既得権益を得る人が居る。

座して食らわば山も虚し。

格差に苦しむ人はその格差をひっくりかえしてくれそうな人を探してついていくといいよ。

低く身を伏せれば見える世界もあるだろう。

ひっくりかされると困る人はその人を潰そうとするけど、そうじゃなくて一枚のればいい。

2007-03-08

サヨク学生のオレが思うに…

想像力はベッドルームと路上から - 銃口を突きつけられているのは「彼等」ではない。「貴方」だ。??「論座」4月号『「丸山眞男」をひっぱたきたいへの応答』雑感

赤木氏の『「丸山眞男」をひっぱたきたい』という意思表示は、明確な「悪意の表明」である。そして「戦争」という手法の導入は、その「切実さ」を表す為のロジックに過ぎない。

だからこそ、それに対する「応答」は、「戦争の本質」や「論旨の稚拙さ」ではなく、まずその「悪意」に対する応答でなければならなかったのだ。

しかし愚かなことに、その「応答」に立った人々は、その本意も切実さも理解せず、「悪意」の対象が自分であることも認識しないまま、ただただ常識論を返すだけである。


シマネコの人が「敵」と見ているのはやっぱり「左翼」じゃなくて「既得権者のオヤジ」(これには勿論「論座」に応答を寄せた知識人達も含まれる)なんじゃないかなあ。

だってシマネコの人が「悪意」を向ける対象が「左翼」だとすると、それにはinumashさんも(広義では)含まれるはずと思うのだけど、問題となっている「「丸山眞男」をひっぱたきたい」は、どう読んでもシマネコの人がinumashさんに「銃口を突きつけたい」と思ってるようには読めないし。

「流動性」という言葉の使い方についてもそうだが、あの人は常識的な字義から外れたオレ定義の用語を使うので、彼の言う「左翼」にはinumashさんのような彼自身よりも年下の「左翼」は含まれていないのではないか、と思う。多分そのことに彼自身自覚的でないのだろうけど。

で、周囲に韓国人の知り合いとかがいる俺としては、今の保守勢力のやり口は単純に不愉快だから、イデオロギー的に「左翼」と自己規定せざるを得ないわけなんだが、でも学校じゃあ仲間と「就職ヤバスwwww」とか言ってるだけの存在なわけで、「お前が俺を苦しめてきたのだ!」と(シマネコの人から)銃口を突きつけられても正直困る、というのがある。そりゃのんきに学生やってるだけ彼より俺は恵まれているとは言えるのかも知れんけど、例えば俺が就職に失敗してフリーターになったらあんたと立場変わらないじゃんと。

自分が既得権者であるにもかかわらず、シマネコの質問にまともに答えられないどころか「今すぐ俺の研究室に来い!」とすら言えない左翼オヤジは救いようの無い馬鹿揃いだとは思うが、だからと言ってその事実が「左翼」全てへの攻撃に転化されるとなると、正直モニョモニョした気分になるのだよな。赤木氏自身が本質的には真性左翼であるだけに。

2007-03-02

就活】平均年収就職活動

PRESIDENT 12月号 111ページ 全公開!日本人給料

職業 平均年収 人数

プロ野球選手 3743万円 752人

弁護士 2101万円 2万人

歯科医師 1329万円 9万人

医師 1227万円  26万人

警察官 840万円 23万人

優良上場企業サラリーマン 808万円 96万人

農家 765万円 368万人

地方公務員 728万円 314万人     

国家公務員 628万円 110万人

上場企業サラリーマン 576万円 426万人

プログラマー 412万円 13万人

サラリーマン平均 439万円 4453万人    ←サラリーマンの平均

ボイラー工 403万円 1万人

百貨店店員 390万円 10万人

大工 365万円 5万人

幼稚園教諭 328万円 6万人

警備員 315万円 15万人

理容・美容師 295万円 3万人

ビル清掃員 233万円 9万人

フリーター 106万円 417万人   


週刊東洋経済 2007年5月19日

40歳当たりの【時給】

1位 フジテレビ  7747円(年収1586万)

2位 航空機パイロット 7030円(1268万円)

3位 電通     6699円(1369万円)

4位 弁護士(男) 6666円(1278万円)

5位 会計士税理士 6451円(1236万円)

6位 放送業平均  6208円(1271万円)

7位 三菱商事   5998円(1260万円)

8位 医師(男)  5995円(1293万円)

9位 証券先物業  5963円(1204万円)

10位 不動産鑑定士 5677円(1138万円)

11位 野村ホールディングス 5336円(1119万円)

12位 航空機キャビンアテンダント  5531円(909万円)

13位 医師(女)      5477円(1095万円)

14位 広告業上場企業平均)5429円(1110万円)

15位 三菱UFJグループ  5336円(1135万円)

16位 大学教授(男)    5169円(1003万円)

17位 新日本石油      5136円(1161万円)

18位 放送業(未上場含む) 5036円(1031万円)

19位 歯科医師(男)    4994円(979万円)

20位 三井不動産      4902円(1039万円)


ブラック企業就職偏差値

志望大学へ!〜短期間で効率よく偏差値を上げる方法〜 100種類の年収ランキング

[特集]日本人の全給料??最新版! - MSNマネー

成功する就職活動-大企業編:平均年収高い会社100社 - livedoor Blog(ブログ)

livedoor ニュース - 年収平均6000万円!ゴールドマン・サックスの秘密

東京都の交通・清掃関連職員と東京大学教授の給与がほぼ同水準 小学校の給食のオバサンは、定年間近にもなれば年収900万円!民間企業の食堂のオバサンは時給数百円

はてなブックマーク - asahi.com: バスレーン監視 年収1000万円 大阪市交通局??-??関西

札幌市バス、平均年収1000万円突破

みどりのおばさんの年収は800万円【2時間半労働】

公務員って最高じゃん?

最高の知識 公務員の給料

地元の役所で非常勤をしていたのですが、その部署の勤務が余りにひどくてショック... - Yahoo!知恵袋

本音と建前

私は「給料」と「給与」の意味の違いをあらためて理解しました。

役所では月額の基本給だけを示したものを「給料」、

諸々の手当を含んだ総収入を「給与」として使い分けています。

そして、新聞記事などで取り上げられる数値のほとんどは「給料」なのです。

代替案のある生活 > なぜ、東大が一番なのか? : ITmedia オルタナティブ・ブログ

権力が与えられている人には、高い給料は与えられないものだ。」



日本最大の既得権益集団はテレビ局である。政治家に媚を売り新規参入を妨害する

電波利用料で見ると、総額540億円のうちの93%以上を携帯電話の端末と基地局で占めています。一方で、放送局は1%しか負担していない。

上場企業平均給与ランキング上位を独占するテレビ局が守旧派なのは当然: 実践ビジネス発想法

ハコフグマン: テレビ業界のカースト制

テレビ業界という格差社会 - 池田信夫 blog

立花孝志NHK情報

2ch検索 : 立花孝志を検索しますた。

生涯賃金 給料 給与 年俸 俸給 裁量 ボーナス 格差社会

2007-03-01

学園祭

諸君。

わたしは学園を愛している……。

その愛する学園は、浅薄にも程がある経営判断によって、経営統合という事態を免れざるを得ない状況となり果てた!

少子化の加速、思想の変遷、社会情勢の変化等、本校を取り巻く環境が悪化したことも加味されて然るべきだが、懐古主義という、我々の未来を阻む保守的な教育現場の自堕落思想が産んだ、自己崩壊であることを、合併校が表わしているではないか?

体制は、我々にその責任の一端を課そうとしている!

己の怠惰思想と所業を棚に上げ、既得権益を学校の存続という美辞麗句にとし、我々を欺くことで、学園祭を中止にしようと企んでいる!

我々が望むものは何だ!?

謝罪ではない……妥協ではない!

………………学園祭

そう、学園祭あぁ!

かつての偉い人はこう言いました。「書を捨て、街に出よう」!

また或る人は言いました。「ホラホラ、これが僕の骨だ」。

そして或る少年は激しい戦いの後、こう言いました。「僕には、まだ帰れる場所があるんだ……」と。

我々が望むものはおいしい食事でも、成金たちが出す小銭商売の服でもない。

学園祭なのだっ!!!

最高にキラキラワクワクする学園祭を渇望しているのだ!!

学園祭を、21世紀最大の学園祭大学園祭を!!

一秒前では想像もできない、創造性とイノベーションに富んだ、大学園祭を!!

聖櫻学園高校生徒全員の一大全学園祭共闘集団連合となり、あらゆる妨害、謀略に対峙しようではないかっ!?

我々生徒会は、学園祭中止という体制側の一方的且つ横暴な要求に対し、断固として、確固として、徹底的に闘うことをここに宣言するっ!!







一揆だ! 一揆だ! 一揆だ! 一揆だーっ!!

うぉぉぉぉぉ! 打ち壊しだぁぁぁぁ!!

2007-01-04

電波床屋談義:文系政治限界

■「安倍さんには芸がない。日本人は時々狂ったように抽象的なことを言い出す」(塩野七生日経インタビュー)‥‥女史この他にも名言を大連発!

http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C478131471/E20070104113125/index.html

美しい国」というスローガンは,抽象的で困るな。なんとでも好きなように解釈できる言葉だ。安倍首相のホントの狙いは「美しい日本を守るために既得権者を守りましょう」ということではないか。もしくは「美しい日本を守るために現状をいじらず何もしないで寝ている総理がいい総理なのです」ということか。


 単に重箱の隅をつついているような内容はどうでも良いのだけれども、「『美しい国』というスローガンは失敗」というのは同感。要するに、「美しい国だから国を愛して欲しい(愛国心を持って欲しい)」とか、そういう意味も含んでるんでしょう、よく分からないけど。でもさ、「恋愛精神病の一種(by涼宮ハルヒ)」な訳ですよ。打倒恋愛至上主義(by本田透)な訳ですよ。それならば、『親しみの国、日本』を目指した方が良くね?夫婦愛も、「恋愛」から「親しみ」に変わるのが科学常識になっている訳じゃないですか。愛にロマンを感じるのは自由ですが、情緒性より、実効性圧力(by草薙素子)を重視して欲しい訳です、一般庶民としては。安倍さんには、実直的理念が向いていると思うし、『美しい国』なんていうどれくらいの人間が共感するのか分からない高邁な理念よりも、私としては、もっと日本という国に「親しみ」を持ちたいし、みんなにも持ってもらいたい。日本に親しみを持って欲しいことに対して、反対する人はまずいないんじゃないですかね?

もう一つ。

日本経団連ビジョン「希望の国、日本

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_3032.html

御手洗ビジョンというわけですが、なんだか美しい作文が並んでいて、精神論が多くて、いまいちよく見えない感じがします。


 どのくらいの人がちゃんと読んでいるのか分かりませんけど、私も5分くらい流し読みしました。が、まあ、そこそこ妥当な机上の空論が書いてあるんでしょうね、といった感じ。でも、スローガンの『希望の国、日本』は失敗だと思います。まあ、経団連年寄りのセンスなんて期待するな、ということなんでしょうが。『希望の国』という言語センスは情緒性に富む文学な表現としてすばらしいのかも知れません。でも、実態は、「さっぱり分からねえ(by孫悟空)」な訳です。

具体的に言うと、13ページから。

希望の国」の国柄は以下に説明する3点に要約できる。

1.精神面を含めより豊かな生活

2.開かれた社会、公正な競争に支えられた社会

3.世界から親しみをもたれる社会


2は、「公平だからみんなにチャンスがある」みたいなニュアンスにおいて、『希望の国』となんとなく関係ありそうな気はするんですが、1と3は『希望の国』とどういうつながりがあるのよ?無理矢理結びつけてんじゃないの?みたいな感じ。本当に『希望の国』を要約したのかよ?みたいな。

というか、情緒性とか文学性とか邪魔なんですよ。

私だったら、もう少し分かりやすく、『可能性の国、日本』とでもしますよ。まあ、ニュアンス的にはほとんど一緒ような感じですが、日本希望を感じない理由というのは、日本の可能性のなさに閉塞感を感じ、絶望しているからでしょう?winny裁判のように、テクノロジーの可能性を否定されたり、怪しげなネット財閥が潰されたりするから、「既得権益には勝てない、働いたら負けだ」という絶望を生むんでしょう?労働者の鼻面に「希望」という幻想ニンジンをぶら下げて、死ぬまでこき使い、労働者の流動性は認めても、社会階層を事実上固定させようと経団連が考えていると誰もが邪推するとか私は思いますが。実力主義をうたいながら、下克上を認めないシステムな訳ですね。で、日本では暴力革命は起こらないと踏んでいる。

違うというなら、「あなた達には、こういう可能性がある。今のところ、大体、成功率は50%くらいだ。しかし、その可能性を上げるための法案が提出される予定がある。また、そのことを説明する文書をサイトに載せた。そこには、経団連ポータルサイトリンクから行ける」みたいな現実的な提案や客観的な話を聞きたい訳ですよ。政治的な都合で、無理矢理整合性を合わせたような話はどうでも良いんですよ。

つまり、「我々にはどういう可能性がどれくらいあるのか。どこにベット(賭ける)すべきなのか。その可能性を広げるためにどういうことをやるべきなのか」が知りたい訳ですよ。リストラされて浮浪者になったオジサンにしても、30過ぎて焦っている女性にしても、同級生の少ない子供達にしても。大体、「希望」って、主観的なものですが、必要なのは、客観的な数値でしょう。『可能性の国、日本』というキーワードからトップダウン式に考えていけば、優秀な人ばかりでしょうから、日本にはどのくらい可能性があるのか、ある程度、客観性のある数字を出して、国民の目から見てもそれなりに説得力のあり、それなりに希望の持てるビジョンを具体的に示していけると思うんですが、甘いでしょうか。


・・・いずれにしても、偉い人が年寄り文系しかいないから、情緒的で美麗美句のゴニョゴニョした、中身があるのかないのか分からない政治的に調整されたような文章になるとしか思えないんですが。権威なんてどうでもいいから、私のような馬鹿にでも分かる(納得できる)スローガンを分かりやすく提示して欲しいですよ(もちろん、「分かりやすさの罠」もあるし、その辺はある程度割り切る必要があると思いますが)。小泉さんは、私のような馬鹿でも分かることしか言わなかったから、人気が出た訳でしょうし。中二病じゃあるまいし、背伸びする必要はないと思います。もちろん、政治はそれほど単純なものではないんでしょうが、訳の分からないものを出されても、訳が分からないとしか答えようがありません。

以上、電波床屋談義終わり。

2006-11-18

[]1回1956万円のやらせミーティングを受注したのは電通

やらせタウンミーティングの出席者(席に座っていただけの人を含む)一人あたりの推定税金支出額は、4万8923円。ただ出席して意見を聞くだけで、税金が4万8923円も使われていたという事実社民党議員の調査により明らかになった。

どう考えても税支出が高すぎる。

税金を使って政府にとって都合のいい「動員」をかけ、世論捏造・偽装するために税金不正に使っていたと考えるよりない。

 

保坂展人のどこどこ日記 タウンミーティング 平成13年度の随意契約とは(追記あり)

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/1f0f8381855311187578cb488a3edd80

昨日、私は塩崎長官の言うところの内閣府と10数回電話やりとりをした。平成13年度から始まった「タウンミーティング」の契約書・単価内訳表・仕様書のうち平成14年度以降、18年度までの書類を提出してもらった。ところが、総額を見ると、平成13年度が9億3,932万9495円(平成13年度??17年度の5年間で同事業に費やした費用19億6,758万円の %)と金額が突出している。そこで、内閣府に数日前から要求しているが、なかなか出てこない。平成13年度以降の文書をたびたび請求し、昨日は内閣府まで出向いて担当者に直接要請した。

この時期、タウンミーティング担当室にいる人たちは本当に大変だと思うが、すでにある資料をそのまま出すのは、手間人手だけの問題で、他から応援を得てコピー取りをするなど作業をすることが出来る。ところが、「これは出せる」「これは出せない」と取捨選択をしていると、あるいは「微妙」として上司の判断を仰ぐということになると、とたんに時間がかかるようになる。塩崎官房長官が、責任あるリーダーシップをふるって、資料提出はすみやかに国会の要求に応えるように指示しないと、官邸は「改革」の名に値しない旧態依然既得権益擁護の権力集団でしかないと批判されても反論することが出来ないだろう。

(追記)そして、丸3日間をかけて滞っていた平成13年の9億3,932万9495円分の契約書と仕様書内閣府担当官が持参してきた。妙に手持ちの封筒が薄い。イヤな予感がした。毎回で恐縮だが、な、なんと「契約書」が2枚、「仕様書」が2枚のペラペラなものだった。平成14年以後が公開入札で落札した企業が作成した契約書には、単価内訳表がついていて、例の「その他の協力者5,000円」などの記載もあった。

しかし、株式会社電通代表取締役」と「内閣府大臣官房会計担当審議官」が取り交わした契約書は「契約金額」だけが記されて、仕様書には開催場所・回数だけが書いてある。平成13年度の9億3,932万9495円仕様書に記されている48カ所(47都道府県北海道だけ2回開催)で割り算してみると、なんと1回で1956万9364円になる。仕様書には300人から500人集めると書いてあるから中間をとって400人の国民を集めてタウンミーテイングを行うのに4万8923円をかけることに最初からなっていたわけだ。内閣府にこの事前契約通りの支払いをしたのか確認すると、「その通り支払いました」とのこと。それなら、実施内容が分かるもっと詳しい資料を添付してほしいと要望した。それにしてもA4版でわずかに4枚の紙を出すのに時間がかかったのではなく、「出すか、出さないか」を逡巡した資料があったのではないかと考えられる。

 

実際にやらせ茶番をしたのは小泉内閣だが、情報を公開するかどうかの判断をしているのは安倍内閣だ。安倍内閣責任が問われる。

 

電通

http://www.dentsu.co.jp/

役員一覧

http://www.dentsu.co.jp/profile/index.html

代表取締役社長 俣木盾夫

取締役副社長 中村松本宏 ??嶋達佳

専務取締役 丸山功 林守

常務取締役 松田公春 高橋治之 森一

若杉五馬 釜井節生 田井中邦彦

荻谷東一 石井

取締役 山内豊彦 若林清造

常勤監査役 ??橋紘二郎 新山迪雄

監査役 島田晴雄 根來泰周 摩尼義晴

上席常務執行役員 小山範親 城重剛彦 名和忠彦

田中達也 橘益夫 延原和良

常務執行役員 岡本新蔵 藤原町田哲夫

松下杉山恒太郎 樋口文雄

中本佳秀 鶴田友晴 岸田章一

倉見晴夫 西村博

執行役員 柴田光朗 西川省三 中本祥一

小岐須直俊

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