はてなキーワード: ダークナイトとは
いやほんとね、ゲームが売れない売れないと言われてる原因の、半分とは言わなくても2~3割くらいは宣伝戦略のクソっぷりにあると思うわけよ。俺の主観だけどさ、「お前本気でこれで売れるとか思ってねーだろ!」と担当者の襟首をねじり上げたくなってくるような広告とかやってる奴いるじゃん。あれ何なの?ぶっちゃけPS3のアレとかさ。
Xbox360の「イチキュッパだし!」とかさ。
http://www.xbox.com/ja-JP/movie/cm2009/
CM見ただけでどんな内容/性能/機能なのかって、分からない奴の方が多い気がするんだが、どうなんだ。
たとえばPS3の場合さ、BDが再生出来るという当たり前の機能すらCMではまともに放送したことねえんだよ。ありえねえだろ?
この際WiiのCMとか思いっきりパクれよと。こんな感じでさ。
本気で普及させたいならこれくらい馬鹿丁寧に説明しなきゃならんと思うんだが。PSPだって、PSストアの存在知らん奴とか未だに多い、というか中高生で知ってる奴に一人も出会ったことないぞ。
■DVD
君の手がささやいている 第2章
君の手がささやいている 第3章
レッドクリフPart1
未来世紀シェイクスピア 02/ロミオとジュリエット
ラスベガスをぶっつぶせ
暗黒街の顔役
キング・コング 〔2005年〕
ナイトミュージアム
プラトーン 特別編
ダイ・ハード4.0
悪い奴ほどよく眠る
西部魂
ルワンダの涙
ハゲタカ 1
叫(さけび)
007カジノ・ロワイヤル
ボブ・ロバーツ
名探偵登場
招かれざる客
ブレックファスト・クラブ
ザ・インターネット2
イッツ・ブラック・エンターテインメント!
ジミ・ヘンドリックス 〔スペシャル・エディション〕
腰抜け二挺拳銃
レポマン
荒野のストレンジャー
疑惑の影
エドtv DELUXE EDITION
宇宙戦争〔2005年〕
遊星からの物体X
ミステリー・メン
ブルース・ブラザース2000
光る眼
さまよう魂たち
ヘルハウス
オペラ座の怪人〔2004年〕
夢
悪魔を憐れむ歌
HANA―BI
明日に向って撃て! 特別編
ザ・ガーデン
シザーハンズ 特別編
ロッキー・ホラー・ショー 特別編
書を捨てよ町へ出よう
ワイルド・ワイルド・ウエスト 特別版
2300年未来への旅
裸のランチ 特別版
痩せゆく男
ワイルドバンチ 特別版
虚栄のかがり火
カサブランカ 特別版
理由なき反抗 特別版
A2
ユーリ・ノルシュテイン作品集
イジィ・トルンカ作品集 vol.1
狂気のクロニクル
蟲師 其ノ1
リトルロボット/インベーダーがやってきた
スペース・レンジャー バズ・ライトイヤー/帝王ザーグを倒せ!
あらいぐまラスカル vol.1
ウォーリー
病気/笑いの不条理劇
ゲゲゲのげ/逢魔が時に揺れるブランコ
先日、DVDにて「ダークナイト」を見た。凄く良く出来た映画で、シンプルにいろいろな物が詰め込まれている。なるほど、これは評判いいはずだなあ、と感心した。
普通の映画で、これ程までにいろいろと詰め込もうとしたら、やたら説明臭くなったり嘘臭くなってしまう。しかし、不思議とそういう違和感は感じなかった。その理由をなんとはなしに考えていたが、これは「アメコミ映画」という点が、大きなアドバンテージになってるのかな? と、ふと思った。
この映画は、「バットマン」というアメコミが元になっているそうだ。恥ずかしながら見た事はないが、「アメコミである」という事だけは知っていた。そのため、いわゆるSF的な設定や、テーマを過剰に表すような極端な人物造型も、「アメコミだもんね」と許容してしまっていたような気がする。
このような極端な設定や人物は、物事を単純に考えるための「モデル」としてとても優れている。頭の中で図式が簡単に出来上がるのだ。そして、図式がシンプルであるので、投げかけているテーマ(問い)もシンプルに伝わってくる。非常に明快なのだ。
普通の映画でこのようなモデル化を行おうとすると、たちまち「安っぽい」「嘘臭い」「ありえない」というような面が先に立ってしまい、モデルを使って提示された問いを、「考えよう」という気すらなくなってしまう。
その点、ダークナイトは自然に問いが頭に入り、「あーそーだよねー」なんて自然に問いに関して考えを巡らせてしまっていた。
もちろん、監督や役者の力量の問題も大きいだろう。バットマンの設定等は、嘘臭さを消すために(というか、SF好きの偏執的な書き込みかもしれない)、細かく描写されている。また、その描写が後の伏線であったりと、いろいろと「理由付け」をしている。
しかし、そういった点を考えても尚、普通の映画よりは、「アメコミ映画」であることのアドバンテージが大きいのだと思う。
他人に何かを伝える際には、シンプルで相手に受け入れられるモデル作りをうまくする事が大切であり、モデル作りのためには、相手の持っている情報を利用する形で進められるのがベターなのかなあ、なんて事をぼんやり考えてました。
なんにせよ、面白かったです。
http://www.excite.co.jp/News/column/20090128/Getnews_4200.html
Amazon ukがポンド安でめちゃくちゃ安いからネット通販するといいよという記事です。
記事にもあるように,海外はDVDやBDがもともとの価値的に大分安い。(というか日本がぼった)
そこにポンド安がきちゃったもんだから,超激安と言っても過言ではない。
前々からイギリスやアメリカから個人輸入で買い物してたんで,もう少し耳よりな情報を書いてみます。
輸入DVDでは2点クリアしないと日本では見れないけど,輸入BDは1点クリアで良い。
元記事では攻殻のDVD-BOXを比較していますが,記事にもあるように
イギリスと日本はDVDリージョンが同じですが,映像形式が違います。(イギリスがPAL,日本がNTSC)
普通のDVDプレイヤーではリージョンが同じなのでディスクの再生自体はできますが,映像が読めません。
パソコンは映像形式が関係なのでリージョンさえ同じなら見ることが出来ます。
しかし,BDは違います。
BDは映像形式にPALやNTSCという規格自体が存在しません。
つまり,リージョンさえ一緒ならディスク再生&視聴が可能です。
なので,日本語字幕 or 音声がつきのBDを海外から買うと激安です。
だいたい日本の定価の3分の1程度で購入できます。
残念ながらBDであるのは,アニメのアップルシードとイノセンスくらいです。
じゃあどうするの?てか,そもそも,海外で売られてる海外の作品には日本語なんてないでしょ?と疑問がでるでしょう。
しかし,作品によっては日本語字幕 or 音声 or 両方が存在しています。
例えば,ダークナイトはパッケージには書いてませんが日本語音声&字幕が入ってます。
他にもマトリックスも両方入っています。
そう言った情報は,amazon.jpのブルーレイフォーラムの輸入盤の音声情報トピや輸入BDを売ってるお店を見るとわかります。
イギリス盤とアメリカ盤で収録音声が異なる場合があるので,そこは十分確認してください。
また,英語わかる!という方は再生できるどうかのリージョンコードさえ調べておけば大丈夫です。
その情報はhttp://bluray.liesinc.net/index.php?region=bでわかります。
注意点として
DVDと異なり,BDはイギリスと日本はリージョンが違いますので
イギリスから買う場合は要リージョン確認です。(ソフトによってはリージョンフリーのがあります。)
逆にDVDの時はリージョンが違ったアメリカとは,BDでは同じリージョンになっています。
ですので,アメリカのアマゾンから買うのもオススメです。(というかこっちのがいいと思う)
僕は先日,アメリカのアマゾンでマトリックスのBDBOXを買いました。
いつも不思議に思うんだが、何かにつけてアメ公の映画は思慮が足りないだとか、「また日本の漫画が原作か」みたいな言い草でハリウッドの映画を一笑に付す人居るよね。
俺の職場にも一人居たんだが理由を聞いてみると、かめはめ波の構え方について片手で撃っていたのが気に入らなかったらしい。それ以来B級映画としてレッテルを貼っているようだ。あのPVは確かに技術的なレベルではおかしなことをやってる(たとえばドラゴンボールが愛される理由の一つが簡単に真似できるあのポーズにある、といった知識がジェームズ・ウォン氏には無いことがわかる)が、外国人があのレベルまで掘り下げて日本の漫画を読んでいるというのは俺からすれば賞賛に値するし、あんなジャパノフィルが制作陣に居たら俺は安心して視聴ができる(監督としては何とも言えんけど)。あのPVについてここでどうこう言うつもりは無いので置いとくとして、俺が言いたいのは、なぜ人はドラゴンボールを外国人が映画化すると容赦なく辛口になり、ともすれば重箱の隅をつつくことに尽力するんだろうかということ。
プロで三週原稿を落とさなければ優秀な冨樫と評される世界がある一方、原作を100%再現して突っ込みどころの無い映画を作れない人が三流だと言われる世界なんだろうか。みんな悟空を超イケメンヒーローか何かと勘違いしてないか。ただのおっさんだぞ。
あめちゃんのCMじゃないけど、彼らにとってドラゴンボールはどうやら特別な存在らしい。No.1であるべき悟空を、うだつのあがらなさそうな垂れ目の外人が演じると許せないんだろうか。欧米人に対する劣等意識が根底にあることは間違いないとは思うけど、それにしても何の批評にもなっていない脊髄反射ブコメを見てると情けなくなってくる。威勢よく啖呵切ってる奴がいるかと思うと、そいつのダイアリーは大抵『ダークナイト』を絶賛中だったりするし、あんな脊髄反射コメを1行書いただけで鬱憤が解消できるのだとしたら随分と人生楽にやっていけるだろうな。反論はできないけど、なんか気に食わないからとりあえず「悟空役の垂れ目が気に食わない」だとか適当に本筋とは別のところからダメ出ししときゃ気が晴れるっていうのもお手軽な精神構造だなぁ。羨ましいよ、「こいつ垂れ目」って6文字書いておくだけで気持ちに折り合いが付くんだもん。俺の場合製作中止にでもならないと悔しくてSparking!
今、トイレに行きたいんだけど近くにセーブポイントがなくて困っています。
うんこもれそうでテンションあがってるからわけわからないことを書かせてくれないと困る。
主に、括約筋的な意味で。
でね、うんこって偉大だと思うわけ。最初食べ物なわけ。栄養。ニュートリション。
入り口から入ったライトサイドの結晶が出口から出るとダークサイドに堕ちてるわけ。
もうね、ルークもびっくり。アイアムユアファーザー。で穴に落ちてパイプの先で回収されて終了。
何の話だっけ。
エピソード7って出るの?
出せよルーカス。うんこのごとく。スターウォーズっていろいろな文化や技術が詰まってるよね。
宇宙人やメカのデザイン、CG,音楽、パロディ。ジェダイって時代劇からとってるんだぜ。ジダイ。
言語学的にも興味深くて、ジャージャーはジャマイカ人みたいな英語しゃべるし、
結構惑星ごとにしゃべる言葉の発音とかそろえて区別してんのな。
映画って、音楽、美術、演劇、ビジネス、学問とか諸々の人類の文化の結晶って気がする。
高度なテクニックが合わさって最終的に美しいハーモニーを奏でるというか、うんこもれそうというか。
何の話だっけ。
そうそう、うんこです。アウトプット。成果物。エクスポート。圧縮してファイルを送信。ゴミ箱へ。
でね、今うんこもれそうなんですよ。
そこで問いたい。お前らは、いつなんどき、どのようなうんこをするために生きているのかと。
毎日いろいろ食べるじゃん。で消化するじゃん。そのあとどんなうんこしたいの?
はてぶを眺めていて思うんですよ。毎日いろんな人がブクマしていい感じに良エントリが集まってる。
で、それを毎日何百ページか読むわけです。トイレで。iPhoneで。
それらを咀嚼して、俺も純度の高いエントリをかかなければって思ってブログの編集画面を呼び出すんだけどいい感じのテンションで書けない。もし書けたら、そしたら俺、いいうんこをしたことになると思うんですよね。
で、いつまでも閲覧してばっかで自分では何も書かないと、便秘になっちゃうよ!?どうしよう!!?コーラック200粒飲んでピンクの便を噴出しながら西へ飛べ!ああうんこもれそう。
ほら、映画とか好きじゃん俺。前評判の高い新作はたいてい公開一週間で見に行くし、Tsutaya discasで狩り放題プラン入ってるじゃない。いっぱい見てるわけ。そんでね、それらを咀嚼して、良質のうんこを出すべきだと思うわけ。俺も。
個人で映画作る予算とかないから、別のもの、たとえば文章だったりとか予算のかからなそうなうんこひねり出そうとかがんばってみてるわけ。象がどデカいうんこしてる動画みてたら、俺もうんこしなきゃいけない気になってくるっていうか。どこに出したらいいの。
音楽も結構聴くんだけど、それは初音ミクにうんこ出してもらったりしてるわけ。
ニコニコという名の便所に、俺の集めたうんこを凝縮して最後にミクの糞を乗っけてうpするわけ。
雌豚閣下とかニコニコアーティスト(笑)とか、結構いいうんこしてると思う。極太。ワールドイズマインとかTOTOもびっくりだね。
あとはなんだろうなー。あれだな。仕事(笑)とかも、他人のうんこの出し方研究して糧にする。
ああ、あいつはクラウチングスタイルなのかとか、そういうふうにうんこすればトイレも綺麗に保てるのねとか。あんまりアウトプット出せてないからもっときばっていく必要があるんだけども。
ライフハック(笑)とかn個の方法(笑)とかもうんこだと思うのよね。
「俺こういうふうにやってみたら大量に出たよ」とか。やり方共有すればみんなの役に立つじゃん。
きれいな公衆トイレマップ作ったりしてね。トレペの折り方とか共有したりしてね。
でなんの話だっけ。うんこ。
今まで俺はどんなうんこしてきたかなあって思うのよ。ちゃんと「今日のうんこメモ」、つけてる?
つけてないのよなー。たまにでかいの出るから、そんときは写メとって友達に見せたりするんだけど。
もうちょいアベレージっていうか平均値を上げてきたいし、コンスタントにでねえかと思う。
繊維足りてないのかな。乳酸菌とってるぅ?
で、なんだっけ。
映画の話か。ダークナイト二回見たよ。クリスチャンベール、デカイうんこ出しすぎじゃね?なんか老けてた。
老けてたといえば最近のスティーブジョブス、細くね?やばくね?うんこも細そうじゃね?Boom!
そりゃさ、一度の人生でmac,ipod,iphoneなんてでかいうんこ三つもしたら、腸も痛むわ。
でもまあ、この世に生を受けたならば、それなりのうんこ残すべきだと考えるわけ。
たまに恐竜のうんことか化石で発掘されるじゃん。それを目指したいよね。
ピラミッドとかも何千年も残るでっかい石のうんこだし、現代の中東ではドバイなんかもううんこまみれ。
いつ、どんなうんこすりゃいいのよ。
男は女みたいにでかい糞をして後世に残すことができないから、どういう糞するかが問題なわけですよ。
jkondoは京都にいい感じのうんこ残した。アメリカでもちょっと脱糞したみたいだけど、いったん流しちゃったみたい。
hankakueisuuでぐぐってでるブロガーもいい糞出してると思う。引きこもってても糞が世間に公開できる。いい時代だ。
ホリエモンとか結構溜め込みすぎて、「お前そんなに便秘なのずるくね?」とかいって脱糞させられてくさいメシ食ってたけど。
何の話だっけ。
ちょっとトイレいってくる。
ただいま。申し訳ないねなんだか。テンションあがっちゃって。
何の話だっけ?
この際、恥を忍んで聞いてみるぜ!
オイラはあまり映画館に行かない。年に数回程度。
いつも大黒屋(金券ショップ)で前売り券を買って安くあげてる。
そんなオイラがビビっているのが、安い前売り券って使いづらくなってない?ってこと。
大都会東京でも最近シネコンが増えてきて、ネットで予約とか、全席指定とかやってる。
でも、前売り券でそれができるかよくわからん。
web見ても、そこには触れないような話になってるっぽくて、「オイラはどうやって席を取ればいいのだろう・・・?」状態。
あれか、シネコンといえど、ちょっとづつ違うから、そのシネコンによっては「はぁ?前売り?そんな貧乏人は数時間並べや」とか「前売り様はお断りしてます」とか「当日支払いにして、現金の代わりにOK!」とか色々なのか?
なんだか、そこまで本気で行くわけじゃなくて、彼女と話題づくりのために話題作(笑)を見に行きたいだけなので、いちいち窓口まで行って聞くのもなぁ…。
ちなみにダークナイトは良かったです。
ガクブルでした。
911から七年
何が起きて世界がどうなったか
僕の良く行くサイトの人たちはわかっている感じがする
でも、あまりにも当たり前すぎて、わざわざわかりやすく言語化する人は見かけない
パトレイバー2が公開されて、911があって、伊藤計劃の虐殺器官が発売され、そしてダークナイトが公開された
みんなきっと同じ文脈として理解してるはずなのに誰も語りたがらない
ここで簡単にまとめたいと思う
911が世界に示したことは現代社会では戦争に「前線」なるものは存在せず
人はいつでも隣人を殺せるという簡単な事実だった
「前線」
これが昔の戦争なら軍需施設を攻撃しないと意味がない効率の悪い攻撃だった
わざわざ戦意を挫くために教会を爆撃した国もあるがそれはもちろん特別なケース
しかし今の時代の戦争はただ単に破壊すること殺すこと自体が目的だ、対象は軍事施設に限らない
そこには兵士たちの前線も国境もなく内部から内部への攻撃が行われる
911以降アメリカはイラクに侵攻し現在も駐留していて毎月何人かは死んでいる
死んでいるのはウェストバージニアの貧民とグリーンカード目当ての外国人だが
それでも十分大きなコストをアメリカは払っている、なぜこんなことをしてるのか?
石油のため?いや違う、強制的に兵士たちの前線を作り出すことで本国を守っているのだ
テロリストがアメリカでテロを起こす難易度は以前よりはるかに難しい
単純にアメリカ人を殺すならわざわざ本国まで行かなくてもイラクに行けば殺せる
こうしてハマスのテロリストたちはアメリカによって飼い慣らされたのだ
「人は隣人を殺せる」
ちょっと前の秋葉原の事件、最近起きた反撃したら意識不明で傷害罪の事件
ダガーナイフが悪いだとか正当防衛なのに捕まえた警察が悪いとか言うけど根本的なことを見失ってる
通り魔は防げない、人は隣人をいつでも殺せる、駅のホームで、街中で、エレベータで、家庭で
本人が捕まる、あるいは死ぬ覚悟さえあれば人はいつでも隣人を殺せる
それを防ぐことは誰にも出来ない
ただ、そんなおかしい奴は何十万人に一人だから社会的リスクとして含めようというのが現代社会だ
交通事故の死者は道路と車を基盤にした社会の必要な犠牲と同じことだ
おかしな奴が車で轢き殺し刃物を振り回しても、学校で銃を乱射してもせいぜい3,40人しか殺せない
その程度では社会に与えるダメージは少ない、何年に一度は起きるただの不幸な事故ですむ
だがみんなそれを貴い犠牲とは思わない、防ぐことが可能な事故と言い張って社会が悪いことにする
みんな口に出すことが怖いのだ、人は他人を殺せるという当たり前の事実を
「ダークナイト」
ジョーカーは言った
俺の好きなものは「ダイナマイト、ガソリン、ガンパウダー、皆安いものばかりだ」
人を殺すのに必要な火薬の量は僅か2g程度で十分らしい
これが命の値段、確かに安いものばかりだ
多額の費用と高度な教育を受けた人間を使役して失敗作の毒ガスを作るよりよっぽど効率が良い
ダークナイトはこの時代がテロという国家対組織の戦争から個人対社会の戦争に移行したことを示している
バットマンは個人で強大な金の力をもって戦いを挑むがジョーカーは違う、ただ一つ狂気だけをもって戦う
もちろんジョーカーにも仲間はいるが顔の無い雑魚ばかりだ、同志とは違う
ジョーカーはたった一人で国家より更に強大な社会に戦争を挑んだ末に敗れた、バットマンではなく市民に
だがこれは映画だ、私達はジョーカーに、狂気を超えた本物の正気に勝てるのだろうか
僕は怖い、満員電車が怖い、街の人混みが怖い、暗い路地が怖い、大きな建物が怖い
自分が殺される僅かな確率におびえているんじゃなくて、だれかがそこで戦争を始めたら、たった一人で戦争を始められるという
世界がこの簡単な事実に気がついてしまったら、モヒカンの徘徊する、あるいは感情を抑制する未来が待っている気がする
それが一番怖い