2019-07-22

描きたいのに、描けなくなった

私は小さい頃から、絵を描くのが好きだった

画用紙なりチラシの裏なり

見たものを描きたいものを沢山描いた

小学最後には「漫画家になりたい!」なんていっていた覚えがある

その夢は結局叶わなかったが、

それでも絵を描くことが好きだった

いわゆる二次創作じゃなく、

私は自分物語を作る一次創作といわれるものにハマった

中学の頃は友人達世界観を決めて合同創作

高校になるとネットで発表したりして

大学にもなれば、凝った紹介ページや動画など作ったり

特に世界観を細かく設定するのが好きで、

創作世界地図だの街紹介だのに始まり

挙げ句の果てにはパンフレットもどきを作って遊んだ覚えもある

物語世界観だけでなく、キャラクター創作し描くことも好きだった

単発の一枚絵、作り上げた世界に住む創作キャラの絵

時たまツイッターピクシブなどで企画に参加したりして

つのまにか、沢山の創作好きさんと関わることができて

貴方の絵、とても好き」と言われて照れたりして

決して有名人になれたわけではない

でもとても楽しかった

ある日、ツイッター企画に参加した

各々創作キャラを持ち寄り、企画主が設定した世界観テーマのなかで、物語を作り上げていく企画

選ばれた勇者達と魔王

果たしてつのはどちらか、というストーリー

彼もまた、その企画参加者だった

彼と創作仲間として仲良くなった私は、

互いに自分創作キャラクターのことを話したり、いつしか合同で創作できたら面白いねと話していた

彼は絵より文章での創作を得意としていた

私は文章を書くのは苦手で、

正直なところ、絵では表現できるが、それを文章表現してみろと言われると本当に書けない

しかし、彼は例えば、と書いてみせた

本当に勉強になったことを覚えてる

そんな感じで1、2年経ったある日

とあるから私に連絡があった

貴方キャラクターと本当に似ているキャラクターが、

R18の創作世界観交流企画にいる」と

1つや2つの特徴が似ているなんて、アマチュアの、趣味範囲で描いてる一次創作好き達には良くあることだ

そんなものだろう、でも一応確認してみようと

教えてもらったサイトアクセスした

そこには、確かに私が何年か前に発表した、キャラクターのものがいた

名前も、性別も、性格

それだけじゃない 過去境遇服装病気その他諸々

色合いも何もかも

かに私が発表したキャラクターのものだった

とはいえ、と独断判断すべきではないと

そのキャラクターを使って交流したことがある方達にもお願いして確認してもらった

これは私のキャラクターのものと思うか、と

誰一人、Noとは言わなかった

本当に全ての設定がそのままそこにいたのだ

すぐさま私は管理者に連絡し、

私が既に発表したキャラクターであること

それを裏付け証拠や、数年前にピクシブでも発表しているとURL提示等々

管理者さんも確かに、と判断してくれたようで

速やかに登録されていたキャラクターは削除して頂けた

問題はそれを盗んだ人間

いったい誰が、しかもR18交流サイト

犯人はあっさり見つかった

そう、彼だった

追求したが、認めはしたものの納得できる理由謝罪もなかった

先に述べると、そのキャラクターピクシブでのみ発表していた

彼との交流ツイッターのみであり、そのツイッターにも私はピクシブアドレスは乗せていなかった

自身名前も変えていた

にも関わらず、彼はそのキャラクターを私のピクシブより使ったと述べた

適当大嘘発表元を伝えると、そこから盗作したと述べた

本当に嘘ばかりだった

よくよく調べると、彼は盗作ばかりしていた

時たま描く絵は、誰かの発表したイラストをなぞっただけだったり

創作世界観はまんまゲーム世界観そのまま

アニメにもゲームにもあまり興味がないか

知ってしまうと似てしまうかもしれないか

そう考え触れずにきた結果が、明らかな盗作に気づかなかった私の落ち度

でもなによりも、

自分で考え、悩み、やっとで作り上げたキャラクター

彼は自分の性欲のために、奪い使った

それもR18創作交流企画という、人を選ぶ企画

私が大の苦手な、分野で

そこからだ私は絵が描けなくなった

好きだった自分キャラクターを描けなくなった

奪われたキャラクターからまり、他のキャラクターも、世界も、景色

何もかも描けなくなった

でも彼は今も、奪い続けている

また別の私のキャラクターの特徴そのままを奪い、自分で作り上げたと発表している

他のイラストトレースするのも変わらない

ツイッターに固定していた、適当謝罪ツイートは既に消えた

私は絵を描くのが好きだ

今もそれは変わらない

変わらないのに描くことができない

ペンを持つと手が震える

気持ち悪くて仕方なくなる

描きたいのに描けない

でもいつかまた、自分の思い描く世界を描けるようにと

少しずつ描く練習をし始めた

それでも一瞬で私から描くことを奪った

あの創作者を

えーやという人を、私は許せない

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