2018-06-06

今日見た夢(長い)

なんか宇宙人?に拷問されてる。心当たりはない。

宇宙人とは言語が同じなのに話し合いは出来なかった。持ってる技術が違いすぎた。

私の他に30人くらい拷問されてる。

たくさん拷問を受けた後全員「新人悪魔」と呼ばれ、ホールに連れてかれた。そこで30人程の「新人天使」と合流し、別の星に連れてかれた。

天使悪魔意味は私の知っている意味とは違うようだったが、詳しくはよくわからなかった。

場面は変わって私は普通に人間で、日本にある洋風屋敷に父、母、妹、私の4人で住んでいた。屋敷には使用人が沢山いた。

最近海外では、宇宙人が人を誘拐する事件が多発しているらしい。もう宇宙人に乗っ取られたような状態の国もあるとか。

何でも宇宙人人間と同じ視覚は持たず、代わりに「楽しいー!」とか「怖いー!」だとかの思いが高ぶっているものが見えるらしい。壁越しでも関係ないとか。

そのため人々は常に平常心で居られるよう、宇宙人の姿が目に入らないように家の中で窓もカーテンも閉めきって、テレビゲームもせずに静かに過ごしているらしい。

まだ日本には来ていないが、時間問題だと言われていた。

日本宇宙人が来た。

日本宇宙人が来ました」以降の報道は無くなった。

妹はバイトに行っていた。連絡したところ、今から帰るそうだ。

父は会社で待機するらしい。会社遠いもんね。

急いでドアというドア、窓という窓、カーテンというカーテンを閉め、屋敷にいる60人程を全て一部屋に集めた。※1

妹も帰ってきた。ドアの鍵が開く音がした時、宇宙人かと思ってびびった。

ブラインドを閉め忘れた大きな窓から、みんな外を見ていた。まだ宇宙人はいなかった。皆ヒソヒソと話していた。

平常心を保つためにはブラインドも閉めた方がいいが、私も外が気になったので閉めろとは言わなかった。皆窓の外を見ていた。心配そうな人と無表情な人が多かった。ワクワクしてる人もいた。

何となく宇宙人に見つかる気がした。

皆が一斉に窓の外から顔を背けて黙った。何かと思って外を見ると宇宙人がいた。私も皆と同じ方向を向いた。

やはり宇宙人に見つかってしまった。

ドアを壊して入ってきた。

部屋までやってきた数人の宇宙人は、一人一人に「お前の好きなことは何だ」と聞いた。

その答えにより、悪魔ルート天使ルートか決めているようだった。私は「意地悪なあの使用人は悪魔ルート確定だな」と思った。

どんな答えなら天使ルートにいけるのかも考えた。天使といえば澄んだ心か。澄んだ心っぽい答えといえば、人を助けること?ふわっとしすぎだろ伝わんねえよ。家族と過ごすこと?ボランティア寄付?いやもっと好きなことあるしなあ。寄付ボランティアなんて別にきじゃないし。嘘ついたら謎の技術でバレるよな。正直に言った方がいいのか?アニメとか、掲示板見ることとか…いや悪魔ルートだろこれ…

悪魔ルート拷問があることは知っている。悪魔ルート絶対行きたくない天使ルート拷問が無いとは限らないが、それでも天使ルート可能性に賭けたかった。

部屋の端から数人当てられていたが、全員悪魔ルートだった。

ある使用人までは。

その使用人が「アニメを作ることが好きです。仲間と趣味で作ってます」と言うと、宇宙人がピクッと動いた。すぐに別の使用人が「あ、俺も一緒に作ってます。音周り担当してます」と言った。宇宙人はその2人に天使ルートだと言った。

その後は「私もアニメ好きです。沢山見てて」だとか「ダンスが好きです。大会で優勝して」だとか、そんな答えが多くなった。ちらほら天使ルートになった人もいた。

あーやっぱ作り物する人は強いなあ。宇宙人の星にはアニメがないのかも?新しい価値のありそうな文化とそれを作れる人は欲しいよなあ。私はそんな事を考えていた。作り物をする趣味が思い浮かばなかった。イラスト…は昔描いてたけど最近描いてないし、プログラミング…は初歩の本で挫折したし、ツイッター…はみんなやってるしそもそも作り物じゃないし…

結論が出ないまま私の番になり「特にありません」と答えてしまった。悪魔ルートになった。

悪魔ルートの人が集められ、おどろおどろしい建物に連れてかれた。

こうなってしまっては仕方がない。私は拷問を受ける覚悟を決めていた。椅子にくくりつけられる順番を待っていると宇宙人がつかつかやって来て私に話しかけた。

「えーと君さ、あんまこういうとこ向いてないと思うよ。ここから先行ったら後戻りできなくなっちゃうから、本当向いてなくて潰れた人何人も見てきたし…」

えっ向いてる人とかいるの?

そもそもそっちが連れてきたんじゃ?

なんで私が断られた感じになってるの?

潰れるって潰してるんじゃないの?

ていうかこれから拷問する相手になんでこんな腫れ物に触るような感じなの?

もうハテナがいっぱいで、でもうまく言語化できなくて「あっはい。えっと、わかりました。どうもどうも…」とヘコヘコして帰ってきた。

帰った街に宇宙人は1人もいなかった。

屋敷には10人程使用人がいた。私と同じように返されたらしい。

腑に落ちないまま念のため屋敷の戸締りをしていると、いきなりお風呂キッチン排水から触手が飛び出してきた。明らかに宇宙生物の一部だった。

戸締りはしっかりしていたが、水道から侵入してきたらしい。

グロテスク言葉の通じなさそうなそれは、人を殺すためのデザインをしていた。

部屋に戻ると、やはり他の使用人も同じものを見たらしい。恐らく全員が同じ事を考えていた。

「あれに触れたら絞め殺される」


ここで目が覚めた。

私の人生みたいだと思った。

私っていつもこうだとも思った。

※1

目が覚めた後「屋敷人間を全て一部屋には集めない方が良かったかも?宇宙人に来られたら一部屋で全滅しちゃうじゃん…でも情報の共有はみんなで集まってた方がしやすいのかな」と思った。

(誤字脱字や表現修正しました)

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