2018-04-15

やっと童貞卒業できると思ったのに。

童貞卒業できないまま、社会人3年目を迎えた。

男子高を卒業し、理系大学に進学して院卒で技術職。新卒で入った会社中途半端田舎(日帰りで都心に行くことはできる)にあって、実家たまたまその近く。

金銭的には実家にいた方が良かったんだろうけど、貧乏自分の部屋が与えられるほど大きな家ではなかったから、流石に自分だけの空間が欲しくて、やっすいアパートを借りた。

そして会社アパートを行き来し続ける事2年。

この間、彼女がいた事がない。童貞だ。

中学の頃、少しだけ彼女と呼べる存在がいた。けれど、当時のボクはそこまで性的成熟してなかったのだろう。

ある時彼女から発せられた、

「周りの人って結構経験済みなんだって。○○ちゃんは××先輩としたって言ってた」

という言葉にただただ

「ふーん」

と答えてしまったせいだ。多分この時が生きてきた中で、唯一の卒業チャンスだった。

高校の時は彼女を作ろうなんていう発想すらなかったし、サークルなどに一切所属してこなかった大学時代も周りに女子ほとんどいなかった。

女友達もいた。けどたいてい彼女たちには彼氏がいたし、彼女たちとどうこう、とも考えなかった。

で、就職だ。メーカー技術職だと、女性が少ない。フロアを見渡して目に入るのは、事務職のオバさんだけだ。

一時期流行ったマッチングアプリも使ってみた。

一度だけ、マッチした女性食事に行ったこともあった。

必死でググって見栄を張って、恵比寿の小洒落ダイニングバーで会食。

高学歴語学も堪能、可愛らしい女性だった。女性経験がない割には会話は弾んだと思うけど、今にして思えば会話を途切らせまいと、必死で喋ってただけだった。

しかも、元来胃が弱くて少食なボクは、この日も緊張で胃が食べ物を受け付けず、コース料理を残してしまった。

男らしさとは真逆食事を終えて別れた後、ボクが彼女に送ったメッセージに返信が来ることはなかった。

それ以降、マッチングアプリ自分顔面だと、どの程度マッチするのかを確認するだけのツールになった。

たいてい、いかにも勧誘系な感じの人とマッチするだけ。

たまに、そうじゃない人とマッチして何通かメッセージを送りあっても、会うアポイントを取り付けるまでに面倒臭くなってしまう。

次第にアプリは開かなくなった。

実は院生の頃からアイドルにハマっていた。

から女性と触れ合いたかったらアイドルに会いに行けばよかった。

彼女たちはお金を払えば確実に会えるし、優しく接してくれる。

それに、彼女たちが頑張ってる姿をみると、こっちも頑張ってる気分になるし、ものすごく満たされた気分になった。

でも、片田舎からアイドルイベント会場に行くのは、元来出不精なボクにとってはしんどくて、社会人になってからほとんど行かなくなった。

そもそも土日は仕事疲れた体を休めるか、家事をするかで終わってしまう。

から、週末は基本的に家に引きこもっていて、暇な時間は、一人暮らしからこそできる行為にふけった。

自慰行為だ。週7日、毎日欠かさない。

AVを堂々と観られるのはとても解放的だ。

高画質で見たくて、某アダルト動画サイトからちゃんと購入している。

オナホールを隠す必要もないし、VRゴーグルで観られる映像も最高だ。

しかし、VRゴーグル弊害はあまりにもリアルなせいで、

「本物の女性の中はどんなに気持ちいいのだろうか」

と、考えてしまうところにあった。

そこで、どこかに筆下ろししてくれる人はいいか、と再びマッチングアプリを始めた。

プロフィール童貞である事を書いて、反応を見た。

けれど、マッチする何人かの女性ほとんどが冷やかし。

実際に童貞をもらってくれる人はいなかった。

しかし、1人だけLINEまで交換して会ってくれるという女性が現れた。

私の住むところから往復3時間以上はかかるところを指定されたが、童貞を捨てられるなら願ってもない。

意気揚々指定された場所に向かったが、約束の時刻を過ぎても彼女は現れない。

そして、居場所を尋ねたメッセージ既読マークが付く事はなかった。

冷やかしの中でも最悪のやつだ。

何もしないまま、ただ来た道を戻る中、行き場を失った性欲が、今、この文章を打っている。

もう、女の人が信じられない。

しんどい


追記

多分ほんとうに冷やかしだと思う。

じゃなきゃ「何日なら会えるよ」とか「やりたいなー」とか送ってこない。

  • 女は使えない

  • 普通の女のエッチは、子供でいるから一生モノだから、信頼関係築けないと無理やぞ。 エッチは抜きにして、一人の人間通しとして尊重し、尊重し合えるか、お互い、相手の好きなもの...

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