2015-07-25

沖縄で起きていること〜民主主義暴走言論弾圧

 

2014年の暮れにおこなわれた沖縄知事選基地反対派の翁長氏が勝利したのを境に、沖縄という地域は決定的に変わってしまったように思われます

 

民主主義暴走

基地反対派は「オール沖縄」という標語を掲げていますが、実際は全然そんなこと無いわけです。

反対派の翁長雄志 51.7%

賛成派の仲井眞弘多 37.3%

このように確かに差はついていますが、とてもじゃないけど「オール沖縄」とは呼べない得票率です。

選挙で勝ったからといってこの4割近い民意を完全に無視してオール沖縄連呼する反対派の態度は、まさに最近リベラルメディア政府自民党に対して頻繁に使う「民主主義暴走」とは言えないでしょうか。国政では「少数派にもっと配慮しろ!」と与党批判し、同じ口で沖縄基地問題では反対派を完全に無視して「オール沖縄!」と叫ぶ。このダブルスタンダードはいったい何なんでしょう。

 

以前のタイムス・新報(沖縄大新聞)はもう少し基地賛成派にも配慮してました。基地が無くなる事で生計が成り立たなくなる人もいるし、また必ずしも基地は悪い面だけでなく国家安全保障面で重要存在であるという論陣を(たまーーに)社説等で張る事でそれなりにバランスを取ろうとする姿勢垣間見えていました。それが去年の12月知事選を境にガラッと変わってしまった。紙面には感情的檄文跋扈し、それを読んだ県民も高揚し、一種のお祭りムード沖縄に漂っています

 

 

言論思想弾圧

まあそんなことは正直どうでもいいって言っちゃえるぐらい、こちらの言論弾圧問題の闇が深いように思われます

オール沖縄」という言葉に惑わされて沖縄県民一丸となって基地に反対しているという印象をお持ちの方もいるでしょうが、それは大間違いです。知事選では35%近くは基地賛成派の候補に投票しており、また中国に近い離島では議会・島民共に圧倒的に賛成派が多数を占めています。2014知事選以前は、賛成派と反対派は反対派が優位ながらもそれなりに拮抗した存在であり、お互いにお互いの立場をある程度尊重し合う間柄でした。

知事選後に何が起きたのかというと、大まかに分類すれば以下の2つです。

 

1.ネット基地に許容的な態度を示した人への反対派からの徹底的な攻撃

草の根レベルではありますが、選挙で勝利した側が負けた側の言論を封じようとする動きが加熱しました。

twitter米軍基地好意的なことを書こうものならイナゴのごとく罵倒tweetが大量に飛んできます

飲食店の店主が基地賛成派だからといって食べログ批判的なレビューを書く人まで現れる醜悪極まりない事案も。

 

2.基地賛成、または自衛隊を誘致しようとする自治体への攻撃

中国本土に近い側の島では安全保障上の観点から米軍基地への賛成ならびに自衛隊基地を誘致しようと議会レベルで推進しているのですが、それに対して沖縄メディアがよってたかって攻撃しています。「オール沖縄理念を踏みにじるものだ」という文面を見た時はさすがにクラクラしました。

 

確かに民意は大切で、そして基地への県民投票となった2014知事選で反対派が勝利したのも事実です。しかし、だからといって基地賛成派の存在のものを消し去ろうとする今の沖縄メディア県民の言動は異常と言わざるをえません。もはやこの県に言論思想の自由存在しなくなってしまいました。日本で最も民主主義への理解が遅れた後進的な県に成り下がってしまいました。

 

そういう風潮を作っているのはタイムスと新報という二大新聞に依るところが大きいです。県外では朝日毎日ネットハフィントンポストなどがその役割を担っています。繰り返しになりますが、このメディア政権与党に対しては「少数意見無視するな」「民主主義暴走だ」と言い、翻って沖縄では先頭にたって民主主義暴走言論弾圧を押し進めています。クラクラする。

 

どこぞの作家沖縄新聞は潰した方がいいとか言ったらしいですが、まあどちらか一つは潰れてもう少し中道よりの新聞根付かない限り、沖縄県民の知性レベルはいつまで経っても中世まりなのかなと暗澹たる気持ちになります

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