子供に帰れ。
飯を食べて太れ。
お母さんに添い寝してもらえ。
また服買ったり、運動したり、バイトしたりしたいと思える日がくる。
必ず来る。
私も、就活鬱、自殺未遂、解離性記憶障害(たしかそんな名前の病気)だった。
最終面接までは何社かこぎつけたが、結局100社ほど落ちた。
詳しくは省くけど、あなたとよく似た状況だと思う。
いまだって、そう思ってる節はあるけど、ちょっと大袈裟だったと思う。
大学は休学した。
結局一年引きこもった。
ちゃんとご飯を食べれるようになってきた頃、リハビリがてら社会的に免責されそうな資格を撮ろうと思った。
特に欲しいと思った資格ではなかったけど、必死で頑張って色々忘れようとした。
いきなり始めると、ストレスがかかるらしくて、過食で10kg太った。
資格も取れた。
大学に復学して少したった頃、電車に乗っていたとき、突然それは起こった。
隣に座った60代位の紳士の指に、鈍く酸化した銀の結婚指輪がはまっているのをみた。
瞬間、その人の長い愛の歴史に気づいて、なんかよくわからんけど涙が溢れてきた。
アホなこととか考えて、涙を止めようとしたが止まらなかった。
次の駅で降りて、ホームで涙が止まるまでポカリを飲んだ。
あり得ないくらい景色が眩しくて、それから一週間くらい見えるものすべてに感動した。
生まれ直したみたい。いま考えるとおかしな話だけど。
大学生活最後のころから自活したくて、接客業のアルバイトをしている。
お客様のありがとうが染みる。接客業なんてあんなにやりたくなかったのに。
体脂肪率40%のくそでぶだが、最近ジムに通い出して、少し痩せた。
物欲もでてきて、昨日パルコのセールでワンピースを買ってしまった。
いまだって就活していたときの記憶は曖昧だ。ひとに話せる過去じゃない。
でも、生きている。自活できている。あと少しで正社員になれる。
結局、社会で受けた傷は社会で役立つこと、活動することでしか癒せないと思う。
■追記
まさかはてブされるとは思わなかった。人に言えない過去がすこし洗われたきがします。
就活した時は接客なんてブラックだと思っていたけど、そうでもない会社も存在し、巡り合えたことはありがたいと思っています。
その場で書いた文章で、自分語りばっかだった思うのでアドバイスをみっつほど。
空っぽになった人が、いきなりバイト用でも履歴書書いて面接に行くことはできない。
私は、少し前までは履歴書前にすると涙で視界がにじむし、呼吸が荒くなったり手が震えたりした。
いきなり社会に出るのは無茶なので、ほかの人が書いているような職業訓練所なり大学なりで慣らしが必要。
間違えても許される、毎日出席しなくても大丈夫なリハビリ環境として大学はもってこいなので、中退ではなくて休学にしたほうがいいと思う。
次に、ちゃんとごはんを食べたほうがいいと思う。
私は拒食になったので筋肉がなくなり、そのあと過食したので脂肪になって体についた。
くっそでぶになると痩せるのに苦労するし、見栄えも良くない上に、頑張る体力も無くなってさらに精神的に負担が掛かる。
せめて筋肉を生命維持カロリーとして削らないように飯はちゃんと食べるべき。飯は美味い。
私は羨望と焦りと劣等感で就職した友達との連絡を絶った時期があった。心配してくれた友達には申し訳ないと思っている。
そんな人間として終わっている私に、連絡をくれつづけた友達がごくごく少数だがいた。(私に見切りをつけた友達もたくさんいた。)
そうして最強ブラック接客業の社員となり、 再び欝を再発させて振り出しにもどるわけですね、分かります。