2012-11-13

リア充を見るのが辛い。

テレビをつける。

芸人アナウンサーも、間違いなく自分より優れた人間だ。

クイズ番組で頭の悪い解答をしていたり、バラエティや討論でどれだけアホくさい主張をしてたとしても、

そいつは間違いなく俺よりも充実した人生を生きている。

勝手想像してしまうんだよ。

「この箱に映ってる連中は全て、学校時代は(カーストとして)半分より上にいて

人並みに恋愛を楽しんでいたり体育の授業がある日の朝に憂鬱な気分になったりせずに

日々を過ごしていた。

もしも半分より下のカーストだったとしても(爆笑問題太田とか)

そいつは血反吐吐くほどの努力を積んだ人間なんだよ・・・」てな感じで。

そう思って、何かにつけて劣等感を抱いてしまう。

最近まで、俺はテレビを見ても「あーあ、また洗脳してるよ。電通の策略!作られたブーム!」

って憤って「洗脳箱」と勝手に命名して完全に馬鹿にしくさったテレビが。

今では「劣等感増幅箱」です。

自分よりも遙かに年収コミュニケーション能力恋愛経験が上の人間が、

どのチャンネルにも絶えず映っている。

ぶっさいくな男のアナウンサーでも年収1千万以上あって夜は美人セックスしまくっている。

役不足」という言葉誤用して使った頭の悪そうな芸人も、いたる番組でみるから

年収ウン百万か数千万かしらんが俺よりは遙かにもらっているし綺麗な彼女セックスセックスセックス

ひょっとしたら彼女も数人いるかも?とか想像しつつ、

そんなちっちゃな言葉揚げ足取りをする自分に激しく自己嫌悪したのち、害のなさそうなチャンネルにする。

ドラマ。みんな勝ち組だ。役者だ。モテモテだ。年収1千万美人イケメンセックスだ。

ニュース。みんな勝ち組だ。この男性アナイケメンだ。中学童貞捨てて大学リア充生活で今夜も美人セックスするのか。

バラエティ。こいつらの平均経験人数は18人だ・・コミュ力あるし金もあるだろうな。友達も多そう。学校時代は間違いなく人気者。

野球中継年収千万。いや数億か。美人中の美人セックスしまくってるんだろうな。高校時代から人気者なんだろうな。

チャンネル回したときの俺の思考。

どんな番組を見ても劣等感しか抱けないため、一日の平均視聴時間10分。

朝と夜のニュースハイライトだけだ。

映画も同様だ。

十数年前、

小学校時代ドラえもん長編(何かすら忘れた)を見て以来映画は見てない。

嫌なんだ。スクリーンの中のイケメン・イケ女を見ると自分人生のあまりのしょぼさで胸が苦しくなるんだ。

彼等は間違いなく充実した人生を歩んで数億の年収をもってて夜は素晴らしいセックスをしているんだ。

なんであれで感動できるんだろう。劣等感を刺激されてゲンナリするよ。

そして何より、こんな性格から盛り場を歩けない。

中学生カップルが手を繋いでいたり二人乗りしていたり。

またそれを見て「俺の勝っているのは年齢だけだ。それ以外は全ての面でなにもかも君たちより劣っている。」

なんて考えたり。

そういうわけで、自分より明らかに劣ったキモヲタとかすれ違うと

そいつに聞こえる大きさの声で「きもっ」とつぶやくことがある。

服装だけは普通からな(死ぬ気で脱ヲタしたわけだが・・・。)。

普段劣等感を感じてやまない人間が下を見つけてこれ見よがしに馬鹿にする、

という死にきれない構図。

彼女とか結婚は半分諦めてる。

から人生経験の差を、リア充との差を縮めるのは難しい。

風俗行くくらいなら死ぬ

「30近くで未婚なら劣等感で日々が辛いか死ぬ

なんて思っちゃう

でも結婚願望はあるし「幸せな家庭を築きたい」なんてふと思うこともある。

とは言え、こういう人生を生きて、こういう非常に歪んだものの考えをしていると、

何を見ても劣等感しか抱けなくなる。

ただし、それはほとんどが対人限定の劣等感

漫画音楽趣味として非常に楽しんでる。ゲームもいいね

ただしそれを作ってる人間は決して見たくない。

漫画家はたいがいブサイクだろうが年収千万で美女とセックスしてるから

深く考えるとドツボにはまる。

音楽アーティストは、たいていイケメンから

本人らの写真できるだけ見ないようにしてる。

ファミ通ゲームクリエーターとの対談がよくあるが、

どいつもこいつもイケメンだらけだ。

不細工なクリエーターでも年収千万で美女とセックスしてるから鬱になる。

音楽漫画ゲームともに作品を味わう限りは劣等感を感じないのだが

作者がしゃしゃり出るとそういうことを考えて鬱になる。

から俺は、数ヶ月前からギター漫画描きを始めた。

コード覚えたり機材買ってPC編集したり。漫画は模写してるだけだが。

仕事の合間に少しずつやってる。いつか公開したい。

それで食っていくつもりなんてない。

2chとかニコニコ感想聞けたら十分。

劣等感克服への道は果てしなく遠いぜ・・・

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん