はてなキーワード: キンチョールとは
はじめて福井県に行った時、福井に何の知識も印象もなく行ったんだけど
カフェで隣に座ってる綺麗な女性二人組が、超絶なまって喋っていたので、え?ここ東北?とめちゃくちゃびっくりした。
「あたしーあの人とーキンチョリンコしちゃった。キンチョリンコよキンチョリンコ」と喋っていたそのアクセントだった。
(要するにドラマやなにかで、どこのということでもなく「訛ってる」という状態を大げさに表現しようとしたらそうなるって喋り方だった)
後から福井は無アクセント地域で、端と箸と橋の区別もないとか知ったけど、
全然そんな知識もなく突然その喋り方に触れて、本当にカルチャーショックだったなあ。
俺がNGしてるだけだったwwwwwwwwwwwwww
だけどさ、こういうほぼ無意識のレベルで不快なものを遠ざけて暮らせることこそ豊かさなんだろうね。
たとえば下水には大量のうんこが流れてるけどそんなの普段意識しないじゃん。
でもボットン便所使ってた頃はボットンの下には無数のうんこが溜まってることをトイレ行くたびに意識するハメになった訳でさ。
他にも夏場の蚊やハエも今はキンチョールでシュっとするだけで全く居なくなるけど昔はハエたたきや蚊帳で頑張って遠ざけてた訳じゃん。
そういった不快な物を簡単に遠ざけられる技術が発達していくのって素晴らしいよね。
嫌な事から目を逸らしてばかりいないで向き合えって決め台詞が好きな人はいるけど、向き合わなかったら追ってくるような類じゃなければ視界から外せた方がいいんだよ。
別にどこでもよかった。伊豆とか箱根とか、地名しか知らない俺にはその違いがわからぬ。
経路はちゃんと調べなかった。東海道線っぽいね、東京駅スタートでいっか。昼出れば夕方のチェックインに間に合うだろう。カバンに最小限の着替えとiPad、予備バッテリーを詰め込み、出発。
そしてすぐ不測の事態に陥る。東京駅は人でごった返しており、普段利用しないs(ry 要するに迷った。広いし尋ねられそうな駅員いないし案内の地図見当たらないし、あぁGoogleマップ、JRあっちのほうか。なんとか改札抜けて、列車の中で駅弁食うか〜旅行っぽいしと思いついたところでヒヤリときた。
財布忘れた。
戻る?いやねえよ。なんとかならないのか。冷静になれ。お、iPhoneの背につけたVIEW・Suicaカード。お、ジーパンのポケットに800円くらいあるわ。宿代は予約時に払った。これはいける!
そんなこんなで電車に乗る。特に書くことはない。途中から海が見えておおーとなったくらい。目的地近くの駅について、あ、やべ、と思ったけどSuica使えた。ふぅ。旅館へ向かう道のすぐ隣が海だったので砂浜を一人で歩いて無事チェックイン。
浴衣に着替えて露天風呂へ。あれはよかった。これだけでも来てよかった。そして夕食。旅館は古め小さめだったからか、落ち着いた感じの30前後の男女がほとんどだった。そうだよね、普通そうだよね。あるべき姿みたいなのを見せつけられ、どんよりする心。
部屋に戻って、布団を敷く。和室。畳。この匂いがよい。ああ、普通はここでお酒を飲むのか。まぁ、いいや。。..!!
小学生の手のひらくらいあるだろうか。俺の動作が緊急停止。思わず口ずさむ「ウェーイ…」。押入れの中だったので、とりあえず封印。近くにいた管理の婆さんに報告。渡されるキンチョール。え、俺やんの?と躊躇したら婆さん俺の部屋へ。盛大に部屋にスプレー振りまいてクモと格闘、ティッシュで掴んで帰ってった、、。たぶん、俺には男らしさが足りない。
荒らされた部屋の真ん中に立ち尽くしながら、どんよりする心。
iPhone充電しとくか〜そういえば昨日書いた日記((また一人でバーに行ったら絵に描いたような展開になった))どうなったかな。ふと見えるネガティブコメント。やっぱりだめだった…?見るのこわい。とりあえず今日はやめとこう。またどんよりする心。
さて寝るか、じゃなくてこの旅行はまた別の目的もあって。クソ重いのに持ってきたiPad。こいつでアニメを見る。友人が勧めてきた「ひぐらしのなく頃に」。ご丁寧にも全話詰め込んで本体ごと貸してくれた。
布団に入ってiPadを壁に立てかけ、視聴開始。なんか怖いぞ。。4話になって、ドアに手を挟まれるところでビクッてなった。おいなんだよこれ。。
しかし怖いもの見たさで次へ。なんかあれ、時間戻ったけど?ああ違う世界線なのかな。。..!! 7話なにこれヤバい無理、直視できなかった。はしごのところ。。なんとか8話まで見て、一段落したから、もうやめた。さらにまたどんよりする心。怖いけど寝る。
朝起きてまた露天風呂入って朝ご飯食べてチェックアウト。帰りは初のロマンスカーで帰りました。快適。来る前はここでもアニメを見るつもりだったけど、まぁ、無理だったよね。途中でランチ休憩したときに、なんか、疲れて動けなくなってた。ご飯食べる手が進まないし、なんかちょっと震えてるし、珍しく残してしまった。何しに来たんだろう、俺。。
帰りに例のバーに立ち寄って、マスターのしおりさんが一人いたのでシローさんの分含めおみやげを渡して来ました。二人で話しながらくつろいでいると、また知らない人が来て喋って、ほどほどで帰りました。
空き缶を捨てるタイミングを逃したら、ゴミ箱に虫が多数ついているのが発覚。
ゴミを捨てようとした彼氏が発見して、大騒ぎしながら袋を2重にして捨てに行った。
私は食器を洗っていて手を離せなかったので彼氏にまかせていたら、キンチョールをかけてフタを閉めてるので
「これこの後どうすんの?虫ついたままでしょ?」と聞いたら「●●(私の名)が水洗いしといて」
はぁ!?何言ってんの私だって気持ちわるいよ!前も同じようなことあった時私黙って掃除しといたんだけど!!
それにどっちかといえば虫退治とかは男の仕事じゃん?男らしさの見せ所と言うか嫌がる彼女のために「いいよ俺がやっとくから」とか言うべきところじゃん?
なのに何でいつも自分が嫌な事はこっちに押し付けんのよ!
と口喧嘩になると
「●●より俺の方が虫怖いんだよ!!!」と吐き捨ててシャワーを浴び始めたのでむかついて
不機嫌丸出しで(気持ち悪いのと口惜しいのとで泣きながら)掃除始めたら向こうも気分を害したらしく黙って仕事に出て行ったので
「最低」とだけメールを送った。
どっちもどっちである。
引っ越して3年目のワンルーム。けっこう綺麗に使っていたのでゴキブリは久しく目にしなかったのだけど、階上に住む友人の部屋で出たという話を聞き、3日前、キッチン中心にホウ酸ダンゴを設置しておいた。
そしたらさっき用事から帰宅して薄暗い台所を通り過ぎると、コンロのあたりで濡羽色のうごめく物体に気付く。数年と見ていなかったゴキブリだ。ホウ酸を食って脱水症状が起きたんだろう、観念して台所の上に出てきたようだ。
すぐさまキンチョールを噴射する。居間へ来ようとしたので台所で決着させるべく噴射の力で追い込むと、ひっくり返った。
それから15分くらいバタバタしている。まだバタバタしている。反り返ってみたり横にねじってみたりと、柔道の寝技をかけられた選手が何とか抜けようと必死になっている様子と重なった。